JPS607219B2 - エンジン・ノツキング・メ−タ - Google Patents

エンジン・ノツキング・メ−タ

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JPS607219B2
JPS607219B2 JP51077371A JP7737176A JPS607219B2 JP S607219 B2 JPS607219 B2 JP S607219B2 JP 51077371 A JP51077371 A JP 51077371A JP 7737176 A JP7737176 A JP 7737176A JP S607219 B2 JPS607219 B2 JP S607219B2
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JP
Japan
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signal
circuit
knocking
gate
cylinder
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JP51077371A
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隆幸 加藤
和正 鷲見
政則 宮下
修 野村
省三 内藤
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Priority to US05/811,207 priority patent/US4163385A/en
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Publication of JPS607219B2 publication Critical patent/JPS607219B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/08Testing internal-combustion engines by monitoring pressure in cylinders
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L23/00Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid
    • G01L23/22Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines
    • G01L23/221Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines for detecting or indicating knocks in internal combustion engines
    • G01L23/225Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines for detecting or indicating knocks in internal combustion engines circuit arrangements therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンの異状燃焼時に発生するノッキング
を自動的に測定可能とするヱンジン・ノッキング・メー
タに関する。 エンジンの点火進角特性などの性能を把握し、エンジン
性能の向上をめざす上でエンジンの異状燃焼時に発生す
るノッキングの判別は重要である。 特に、ガソリンの無鉛化が実施されてゆく中では、ノッ
キングの判別は欠くことのできない事柄である。従来で
は、経験に富んだ人達により、自分の耳でノッキングを
聞き、その各種の判別を行っていた。かかる方法は、エ
ンジンに何ら改造を加えずノッキングの判別を行ってい
る点で優れているが、微小な音の変化までは判別できな
いこと、更には、エンジンの高速回転時に発生する大き
な騒音下での、ノッキングの判別の困難さ等の欠点を有
する。一方、ノッキングを自動的に測定する方法もある
。第1は、加速度検出方式による方法である。 即ち、エンジンの剛体を伝わる振動を加速度計で検出し
、もってノッキングによる異常振動を判別測定する方法
である。かかる方式は、上述の人間によってノッキング
を判別する方法に比して自動化したという点で若干の進
歩はあるが、加速度計の取付位置によって検出感度が大
きく変化する欠点を持つ。更に、高速回転時には、エン
ジン自体の振動とノッキングによる振動との判別が極め
て困難となる欠点を持つ。第2は、燃焼室内圧力検出方
式による方法である。 この方法は、半導体歪ゲージなどを応用したエンジン指
圧計などにより、シリンダ内の燃焼圧力信号に重畳する
ノッキングによる異状圧力変動を検出する方法である。
この方法は、ノッキングの判別を精度よくできる点で長
所を持つが、エンジン指圧計の特性および構造上、取付
けが困難で作業性が悪い。更に価額も高い。第3は、圧
力検出点火プラグ方式による方法である。 これは、プラグの座金の部分をセラミック系の圧電素子
とし、シリンダ内の圧力変化に応じて点火プラグに加わ
る圧力が変化することを積極的に利用するもので、上記
プラグに加わる圧力変化を圧電素子のピェゾ効果により
電気信号として検出しようとするものである。この方式
は、圧電素子が小型であるため、エンジンそれ自体の改
造は全くなく、然も容易に脱着でき、価額も安価のため
、比較的、有効な方法とされている。しかしながら、圧
電素子は、その機能上出力インピーダンスが1ぴ○以上
と極めて高いため「点火ノイズなどの混入が大きく、ま
たエンジン自体の振動も容易に検出されることから、ノ
ッキング信号中へエンジン振動ノイズ、点火ノイズなど
の他の不必要なノイズが混入する欠点を持つ。特に、エ
ンジンの高速回転時には、大きくS/Nが低下する欠点
を持つことになる。以上各種の従釆の方法及びそれらの
長所、諸欠点を述べた。 しかしながら、従来では、比較的有効な方法とされてい
る圧力検出点火プラグ方式でさえもノッキング信号中へ
不必要なノイズが混入するのを防止する有効な信号処理
手段がなく、上記のいずれの方法においても理想的なノ
ッキングの判別ができない、という問題があった。そこ
で本発明者等は、上記従来の欠点、特に各センサによっ
て生ずる欠点はそのまま認めて、上記センサによって生
ずる欠点を信号処理過程で解決すべく、シリンダ内の圧
力を電気信号として検出し、この検出波形を解析した。
なお、シリンダ内の圧力の検出の仕方は、圧力検出点火
プラグ方式によった。第IA図は、正常燃焼時に検出し
てなる燃焼圧力波形を示す図、第IB図はエンジンにノ
ッキングが生じた異状燃焼時に検出してなる燃焼圧力波
形を示す図である。図に於いて、符号Aは、シリンダ内
の圧力波形を示す信号、符号Bは点火ノイズ波形を示す
信号、符号Cはノッキングによる異状圧力波形を示す信
号、符号Dはコンタクトポイント作動ノイズ波形を示す
信号、符号Eはエンジンの機械的な振動ノイズによって
出力してくる振動ノイズ波形を示す信号、を表わしてい
る。かかる図より明らかなように圧力検出信号は複雑で
且つ種々なノイズを多く含んでおり、エンジン・ノッキ
ング信号とノイズとのS/Nは極めて悪い。 しかし、上記圧力検出信号を検討してみるに、ある一定
の規則性をその一部に持っていることがわかった。即ち
、エンジン・ノッキング信号の周期は、ノッキング発生
によって生ずる衝撃波がシリンダ内で反復する時間によ
って決まり、シリンダの内径によってその時間はほぼ定
まってくるためノッキング信号は特有の周波数帯を持つ
。現在使われているエンジン、例えば自動車用のエンジ
ンでは、大体7KHZ〜10KHZの帯域に存在する。
更に、ノッキング信号の振中はノッキングの強さにほぼ
比例して変化し上記第1図の波形では、数1皿V〜数1
0肌Vの範囲におさまっている。本発明は上記問題点を
解消すると共に上記知見に基づいて成されたもので、ノ
ッキング固有の周波数帯城の信号を用いると共にノッキ
ング発生区間内の信号のみを用いることにより、ノッキ
ング信号中へエンジン振動ノイズ等が混入するのを防止
し、自動的に全気筒または特定気筒のノッキングを検出
できるようにしたノッキング・メータを提供することを
目的とする。 上記目的を達成するために第1の発明は、エンジン全気
筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検出して各気筒毎の
検出信号を出力する第1の手段と、前記検出信号の中か
ら特定気筒に対応する検出信号を取り出すか全気筒に対
応する検出信号を取り出すかを選択して選択した検出信
号を取り出すためのスイッチ手段と、前記スイッチ手段
により取り出された信号を時間軸において加算する加算
手段と、前記加算手段により得られる信号の中から予め
求められたノッキング固有の周波数帯城を有する信号の
み取り出しノッキング信号として出力する第2の手段と
、エンジンクランク軸に取り付けられて各気筒毎に予め
設定されたノッキング発生区間に対応するクランク角度
範囲を検出するクランク角度検出手段と、前記クランク
角度検出手段により得られる信号に基づいて前記クラン
ク角度範囲でゲート信号を発生する第3の手段と、前記
ノッキング信号と前記ゲート信号とに基づいて該ゲート
信号の発生区間内に存在する該ノッキング信号のみを通
過させるゲート手段と、前記ノッキング信号の通過毎に
前記ゲート手段を通過した信号の最大値をホールドする
第4の手段と、前記第4の手段により得られる信号の振
幅値を表示する第5の手段と「を含んで構成したもので
ある。 次に第1の発明の作用について説明する。 第1の手段はヱンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気
筒毎に検出して各気筒毎の検出信号を出力する。次に、
スイッチ手段により特定気筒に対応する検出信号または
全気筒に対応する検出信号が取り出される。続いて、加
算手段によりスイッチ手段によって取り出された信号が
加算される。例えば、特定気筒に対応する検出信号のみ
がスイッチ手段により取り出された場合は、特定気筒以
外の検出信号は取り出されないため加算手段の出力は特
定気筒に対応する検出信号のみを含むことになる。第2
の手段は加算手段により得られる信号の中からノッキン
グ固有の周波数帯城を有する信号のみを取り出す。これ
により、ノッキング固有の周波数帯城以外の周波数を持
つノイズが除去される。第3の手段は、クランク角度検
出手段により得られる信号に基づいてノッキング発生区
間に対応するクランク角度範囲でゲート信号を発生する
。 ゲート手段は、ゲート信号発生区間内すなわちノッキン
グ発生区間内に存在する第2手段の出力(ノッキング信
号)を通過させる。これにより、ノッキング発生区間前
後に発生するノッキング固有の周波数帯城の周波数を持
つノイズが除去される。そして、ゲート手段を通過した
信号は、第4の手段により最大値(ピーク値)がホール
ドされ、第5の手段により第4の手段から出力された信
号の振幅値がノッキング強度として表示される。従って
、第1の発明によれば、ノイズに影響されることなく、
全気筒または特定気筒のノッキング強度を自動的に検出
できる、という効果が得られる。 また、上記目的を達成するために第2の発明は、エンジ
ン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検出して各気
筒毎の検出信号を出力する第1の手段と、前記検出信号
の中から特定気筒に対応する検出信号を取り出すか全気
筒に対応する検出信号を取り出すかを選択して選択した
検出信号を取り出すためのスイッチ手段と、前記スイッ
チ手段により取り出された信号を時間軸において加算す
る加算手段と、前記加算手段により得られる信号の中か
ら予め求められたノッキング固有の周波数帯城を有する
信号のみ取り出しノッキング信号として出力する第2の
手段と、エンジンクランク軸に取に付けられて各気筒毎
に予め設定されたノッキング発生区間に対応するクラン
ク角度範囲を検出するクランク角度検出手段と、前記ク
ランク角度検出手段により得られる信号に基づいて前記
クランク角度範囲でゲート信号を発生する第3の手段と
、前記ノッキング信号と前記ゲート信号とに基づいて該
ゲート信号の発生区間内に存在する該ノッキング信号の
みを通過させるゲート手段と、前記ノッキング信号の通
過毎に前記ゲート手段を通過した信号の最大値をホール
ドする第4の手段と、前記第4の手段により得られる信
号のレベルと予め設定された設定レベルとを比較し該信
号のレベルが該設定レベルを越えたときもこ信号を発生
する第6の手段と、前記第6の手段により発生された信
号を予め設定された点火回数期間中に計数して計数値を
表示する第7の手段と、を含んで構成したものである。 すなわち、第2の発明は「第1の発明の第5の手段に代
えて、前記第4の手段により得られる信号のレベルと予
め設定された設定レベルとを比較し該信号のレベルが該
設定レベルを越えたときに信号を発生する第6の手段と
前記第6の手段により発生された信号を予め設定された
点火回数期間中に計数して計数値を表示する第7の手段
とを設けたものである。次に第2の発明の作用について
説明する。 第1の手段はエンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気
筒毎に検出して各気筒毎の検出信号を出力する。次に、
スイッチ手段により特定気筒に対応する検出信号または
全気筒に対応する検出信号が取り出される。続いて、加
算手段によりスイッチ手段によって取り出された信号が
加算される。例えば、特定気筒に対応する検出信号のみ
がスイッチ手段により取り出された場合は、特定気筒以
外の検出信号は取り出されないため加算手段の出力は特
定気筒に対応する検出信号のみを含むことになる。第2
の手段は加算手段により得られる信号の中からノッキン
グ固有の周波数帯城を有する信号のみを取り出す。これ
により、ノッキング固有の周波数帯城以外の周波数を持
つノイズが除去される。第3の手段は、クランク角度検
出手段により得られる信号に基づいてノッキング発生区
間に対応するクランク角度範囲でゲート信号を発生する
。 ゲート手段は、ゲート信号発生区間内すなわちノッキン
グ発生区間内に存在する第2手段の出力(ノッキング信
号)を通過させる。これにより、ノッキング発生区間前
後に発生するノッキング固有の周波数帯城の周波数を持
つノイズが除去される。ゲート手段を通過した信号は、
第4の手段に入力されて最大値(ピーク値)がホールド
され、第4の手段により得られる信号のレベルは第6の
手段によって予め設定された設定レベルと比較される。
そして、第6の手段は、第4の手段により得られる信号
のレベルが設定レベルを越えたときに信号を発生し、第
7の手段は、第6の手第により発生された信号を予め設
定された点火回数期間中に計数して計数値をノッキング
発生頻度として表示する。従って、第2の発明によれば
、ノイズに影響されることなく、全気筒または特定気筒
の所定点火回数毎のノッキング発生回路すなわちノッキ
ング発生頻度が自動的に検出できる、という効果が得ら
れる。 更に上記目的を達成するために第3の発明は、エンジン
全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検出して各気筒
毎の検出信号を出力する第1の手段と、前記検出信号の
中から特定気筒に対応する検出信号を取り出すか全気筒
に対応する検出信号を取り出すかを選択して選択した検
出信号を取り出すためのスイッチ手段と、前記スイッチ
手段により取り出された信号を時間軸において加算する
加算手段と、前記加算手段により得られる信号の中から
予め求められたノッキング固有の周波数帯域を有する信
号のみ取り出しノッキング信号として出力する第2の手
段と、エンジンクランク軸に取り付けられて各気筒毎に
予め設定されたノッキング発生区間に対応するクランク
角度範囲を検出するクランク角度検出手段と、前記クラ
ンク角度検出手段により得られる信号に基づいて前記ク
ランク角度範囲でゲート信号を発生する第3の手段と、
前記ノッキング信号と前記ゲート信号とに基づいて該ゲ
ート信号の発生区間内に存在する該ノッキング信号のみ
を通過させるゲート手段と、前記ノッキング信号の通過
毎に前記ゲート手段を通過した信号の最大値をホールド
する第4の手段と、前記第4の手段により得られる信号
の振幅値を表示する第5の手段と、前記第4の手段によ
り得られる信号のレベルと予め設定された設定レベルと
を比較し該信号のレベルが該設定レベルを越えたときに
信号を発生する第6の手段と、前記第6の手段により発
生された信号を予め設定された点火回数期間中に計数し
て計数値を表示する第7の手段とを含んで構成したもの
である。 すなわち、第3の発明は、第1の発明に、更に、前記第
4の手段により得られる信号のレベルと予め設定された
設定レベルとを比較し該信号のレベルが該設定レベルを
越えたときに信号を発生する第6の手段と前記第6の手
段により発生された信号を予め設定された点火回数期間
中に計数して計数値を表示する第7の手段とを設けたも
のである。次に第3の発明の作用について説明する。第
1の手段はエンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒
毎に検出して各気筒毎の検出信号を出力する。次に、ス
イッチ手段により特定気筒に対応する検出信号または全
気筒に対応する検出信号が取り出される。続いて、加算
手段によりスイッチ手段によって取り出された信号が加
算される。例えば、特定気筒に対応する検出信号のみが
スイッチ手段により取り出された場合は、特定気筒以外
の検出信号は取り出されないため加算手段の出力は特定
気筒に対応する検出信号のみを含むことになる。第2の
手段は加算手段により得られる信号の中からノッキング
固有の周波数帯城を有する信号のみを取り出す。これに
より、ノッキング固有の周波数帯城以外の周波数を持つ
ノイズが除去される。第3の手段は、クランク角度検出
手段により得られる信号に基づいてノッキング発生区間
に対応するクランク角度範囲でゲート信号を発生する。 ゲート手段は、ゲート信号発生区間内すなわちノッキン
グ発生区間内に存在する第2手段の出力(ノッキング信
号)を通過させる。これにより「ノッキング発生区間前
後に発生するノッキング固有の周波数帯城の周波数を持
つノイズが除去される。そして、ゲート手段を通過した
信号は「第4の手段により最大値(ピーク値)がホ−ル
ドされ、第5の手段により第4の手段から出力された信
号の振幅値がノッキング強度として表示される。また、
第4の手段により得られる信号のレベルは第6の手段に
よって予め設定された設定レベルと比較され、第6の手
段は、第4の手段により得られる信号のレベルが設定レ
ベルを越えたときに信号を発生し、第7の手段は、第6
の手段により発生された信号を予め設定された点火回数
期間中に計数して計数値をノッキング発生頻度として表
示する。従って、第3の発明によれば、ノイズに影響さ
れることなく、全気筒または特定気筒のノッキング強度
およびノッキング発生頻度が自動的に検出できる、とい
う効果が得られる。 そして、上記目的を達成するために第4の発明は、エン
ジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検出して各
気筒毎の検出信号を出力する第1の手段と、前記検出信
号の振幅レベルをそれぞれ調整する第8の手段と、前記
第8の手段により得られたそれぞれの信号の中から一定
振幅以下の信号をそれぞれ除去する第9の手段と、前記
第9の手段により得られた信号の中から特定気筒に対応
する信号を取り出すか全気筒に対応する信号を取り出す
かを選択して選択した信号を取り出すためのスイッチ手
段と、前記スイッチ手段により取り出された信号を時間
軸において加算する加算手段と、前記加算手段により得
られる信号の中から予められたノッキング固有の周波数
帯城を有する信号のみ取り出しノッキング信号として出
力する第2の手段と、エンジンクランク軸に取り付けら
れて各気筒毎に予め設定されたノッキング発生区間に対
応するクランク角度範囲を検出するクランク角度検出手
段と、前記クランク角度検出手段により得られる信号に
基づいて前記クランク角度範囲でゲート信号を発生する
第3の手段と、前記ノッキング信号と前記ゲート信号と
に基づいて該ゲート信号の発生区間内に存在する該ノッ
キング信号のみを通過させるゲート手段と、前記ノッキ
ング信号の通過毎に前記ゲート手段を通過した信号の最
大値をホールドする第4の手段と、前記第4の手段によ
り得られる信号の振幅値を表示する第5の手段と、前記
第4の手段により得られる信号のレベルと予め設定され
た設定レベルとを比較し該信号のレベルが該設定レベル
を越えたときに信号を発生する第6の手段と、前記第6
の手段により発生された信号を予め設定された点火回数
期間中に計数して計数値を表示する第7の手段と、を含
んで横生したものである。 すなわち、第4の発明は「第1の発明に、前記第4の手
段により得られる信号のレベルと予め設定された設定レ
ベルとを比較し該信号のレベルが設定レベルを越えたと
きに信号を発生する第6の手段と前記第6の手段により
発生された信号を予め設定された点火回数期間中に計数
して計数値を表示する第7の手段とを設けると共に「更
に、第1の手段により得られる検出信号の振幅レベルを
それぞれ調整する第8の手段と第8の手段により得られ
たそれぞれの信号の中から一定振幅以下の信号をそれぞ
れ除去する第9の手段とを付加したものである。ところ
で、第1〜3の発明のようにシリンダ内の圧力を各気筒
毎に検出する場合は複数のセンサが必要になり「検出感
度が全て同一の複数のセンサを使用することは困難とな
る。 また、第1〜3の発明のように電気回路の簡略化を図る
ために加算手段によって検出信号を加算する場合には、
それぞれの検出信号に含まれているノイズ成分まで加算
されることになり、SノNが低下することになる。この
ため第4の発明では、第8の手段によりそれぞれの検出
信号の振幅レベルを調整し、第9の手段によりそれぞれ
の検出信号から一定振幅以下の信号を除去してノイズ成
分が加算されないようにして、第3の発明と同様に信号
処理してノッキング強度およびノッキング頻度を表示す
るようにしている。従って、第4の発明によれば、電気
回路を簡略するために一つの信号でノッキング検出する
場合、更にS/Nが良好になり、ノイズに影響されるこ
となく、全気筒または特定気筒のノッキング強度および
ノッキング発生頻度を自動的に検出できる、という効果
が得られる。 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 本実施例は、次の主な電気回路手段を備えている。(1
〕 インピーダンス変換手段・・・ 先に述べたように、氏電素子の出力インピーダンスは非
常に高い。 従って、実際に行うノイズ除去等の信号処理系統との間
でマッチングされることが必要となる。このマッチング
のためのインピーダンス変換手段を必要とする。このイ
ンピーダンス変換手段としては演算増中器を応用した電
圧ホロワー回路或いはFETトランジスタを応用してな
る入力回路等がある。
【2} 振中調整手段・・・ 前述の如く、シリンダ内の圧力を検出するセンサはいく
つか考えられるが、これらの圧力検出センサをエンジン
の気筒数に合わせて、複数個使用する場合には複数個の
センサの検出感度が全て同一のものを使用することは困
難である。 特に本実施例にかかる圧力検出プラグタイプのセンサで
は感度のバラッキが大きい。従って感度の異なるセンサ
からの圧力信号をそのまま用いることは、測定に対して
大きな誤差を与えることになる。幸いにしてこの問題は
電気回路によって容易に解決される。すなわち各気筒に
夫々取付ける圧力検出プラグの出力信号を夫々増中度を
自由に可変できる増中回路によって補正してやればよい
。従って、本実施例にかかる振中調整手段はエンジンの
ノッキングを正確に測定するために重要な作用を果たす
。‘3’クリツパー手段・・・ 複数個の圧電素子を使用することによって、信頼性の高
いノッキング異常判定を行うことが要求される。 こうした複数個の圧電素子を使用する場合「各々の素子
から出力されるノッキング信号を含んだ圧力検出信号は
、電気回路の簡略をはかるため、共通となる一つの電気
回路で処理することを必要とする。この処理は例えば時
間軸を異にした総加算という処理である。従って、1個
の圧力検出信号は、時間軸全域に各種のノイズ信号を含
んでいるため、複数個の圧力信号を加算すると、ノイズ
成分まで加算されることになり、S/Nを低下させる。
これを除くために、各圧電素子からの各圧力検出信号毎
にクリッパを必要とする。幸いなことに、ノッキング信
号を含む圧力信号のレベルは所定の範囲にあるため、事
前に検討しておくことによって、適切なクリッパーを行
うことができる。‘4〕セレクタ・スイッチ手段・・・
複数の気筒を有するエンジンでは、複数個の圧力検出プ
ラグを夫々の気筒に取付けて、エンジンのノッキングを
測定するが、夫々の圧力検出プラグの出力に対して本発
明にかかるノッキング・メータを用いることは装置の簡
易化などの点から困難であり、また無駄な費用を費やす
ことになる。 そこで夫々の圧力検出プラグからの出力信号は総加算さ
れて1つの電気回路で処理されるが、この総加算の以前
に夫々の圧力検出プラグからの出力信号に対して、各気
筒に一致させたスイッチ手段を挿入すれば、各気筒別の
ノッキングの測定も、全気筒のノッキング測定も自由で
きる。本発明にかかるセレクタ・スイッチ手段により、
ノッキングの発生する気筒も容易に発見できる。眼 帯
城穂波手段・・・ 前述した如くエンジン・ノッキング信号の周波数はエン
ジンの型式によってある一定の範囲を持つ。 例えば、自動車用のエンジンでは7KHZ〜1皿日2と
なる。一方、燃焼圧力信号の周期はエンジンの回転数に
よって異るが、大略数10Hz〜数100HZの範囲と
考えられる。また、点火ノイズ、ポイントノイズなどは
10KHZ以上の周波数成分である。更に、圧力検出信
号に全体に重畳するエンジンの振動ノイズは極めて広い
周波数成分より成る。従って、これらの複雑なノイズが
重畳されている圧力検出信号からノッキング信号のみを
検出するには、帯城櫨波手段を設けることによって可能
となる。‘6)ゲート手段… 以上述べた各回路手段の働きにより、エンジン・ノッキ
ング信号を含む圧力検出信号のS/Nはかなり向上でき
るが、圧力信号中には、ノッキング信号の周波数成分と
同一のエンジン振動ノイズ、電気ノイズなどが多く含ま
れている。 更に、ノッキング信号は、エンジン・ノッキング現象の
性質上、クランク角の上死点後、ある定められたクラン
ク角の範囲内で発生するところから、固定されたエンジ
ン回転数では、適当な時間的同期をとることにより、ノ
ッキング信号のみをゲート手段で分離可能となる。従っ
て、圧力信号中にランダムに混入する種々なノイズはゲ
ート手段により除去でき、ノッキング信号分のみを分離
できる。{7)ノッキング信号レベル判定手段・・・上
述のゲート手段の作用により、いくつかのノイズは除去
できるが、ゲート回路を通過するノッキング信号中には
それと時間を同一として混入するエンジンの振動ノイズ
分も含まれている。 従って、エンジン振動ノイズとノック信号との分離を行
うために、レベル判定手段によって、固定エンジン回転
数では、一様に発生する振動ノイズ分以上の圧力信号、
即ち、ノッキング信号を検出し、ノッキ‐ングと判定で
きる。しかし、エンジンの振動ノイズは、その回転数に
比例して大きくなるため、ノッキング判定レベルはエン
ジン回転数に比例して変える必要がある。また、当然の
ことながら、振動ノイズ以下のノッキング信号の判定は
困難となる。{81 ゲート信号検出手段… 前述したゲート手段のゲートを駆動させるゲート信号は
エンジンのクランク、ブーIJ‘こ取付けるクランク角
度検出センサによって検出されるクランク角度信号を電
気回路で処理することによって得ている。 この方式によればエンジンの回転数に関係なく安定した
一定のクランク角度を有するゲート信号が得られるもの
である。この手段が本発明の主要な要件となっている。
以上8つの主な電気回路手段を具えることにより、第I
B図に示した複雑な圧力信号から、ノッキング信号のみ
を精度よく検出できる。この検出されたノッキング信号
よりノッキング強度を検出し該検出してなるノッキング
強度を記録計などで指示することにより、ノッキング強
度を表示し、更に、特定点火回数中に発生するノッキン
グ信号を計数することにより「その頻度を表示でき、従
来にない有効なエンジン。ノッキング・メータを提供で
きる。以下、図面により本実施例をより詳細に説明しよ
う。自動車では、4気筒、6気筒等の各種のエンジン形
態を採用している。 以下の説明では、6気筒用のエンジンに対するエンジン
。ノッキング・メータの実施例を述べるものとする。第
2図は、ブロック図による本発明の実施例を示す。第3
図は該実施例の各部信号波形図を示す。圧力検出点火プ
ラグ群1は1気筒毎にシリンダヘッドもことりつけられ
ている圧力検出点火プラグ100,101,102,1
03,104,105より成る。圧力検出点火プラグ1
00,101,102,103,104,105はシリ
ンダ内の燃焼時の圧力を検出し、第3図肌〜血に示す如
き圧力検出信号100a,101a,102a,103
a,104a,蔓06aを出力している。インピーダン
ス変換回路2はアダプタ2Aと複数個の電圧ホロワー回
路2Bとより成り、上記各圧力検出信号100a,10
1a,102a,103a,104a,105aを入力
とし、圧力検出点火プラグの圧電素子各科こ対するイン
ピーダンス変換を行う。 振中調整回路3は、複数個の反転アンプ3Aとアンプ3
Bと反転スイッチ3C及び、該反転スイッチ3Cの出力
信号により励磁されるコイル3Dと、該コイル3Dによ
ってオン、オフされる複数個のスイッチ3Eとより成り
、インピーダンス変換回路2の6つの出力信号を入力と
し、各々の信号レベルが同一になるようにレベル調整を
行う振中調整機能と、更に圧力検出プラグから出力され
る圧力検出信号100a〜105aの極性を自在に選択
できる反転増中機能とを持つ。 クリッパ回路4は複数個のダイオード4Aとセレクタス
ィッチ4Bとより成り、エンジンの気筒毎の該レベル調
整された信号を別々に伝達あるいは全気筒の信号を同時
に伝達する機能をセレクタ・スイッチ48によって行い
、該レベル調整された信号に対してSノN向上のために
あうかじめ定められた信号レベルよりも小さい信号をカ
ットするクリッパー機能をダイオード4Aによって行っ
ている。 加算回路5は該クリツパーされて得られる6つの信号を
検出時間毎に総加算する加算機能を持つ。この加算機能
の出力信号が加算回路5としての出力信号5aであり、
第3図G凪)の如き信号となる。増中回路6は該加算回
路の出力を一定の増中度で増中する機能を持つ。 帯域櫨波回路7は、増中回路6の出力信号を入力とし、
該信号の中から所定帯城の周波数以外を除去する機能を
持つ。 本実施例の中では、7KHZ〜10KHzを猿波帯城と
している。帯城櫨波回路7の出力信号7aは第3図虹V
)の如くなる。半波整流回路8は該帯域櫨波回路7の出
力信号7aを入力とし、正の信号成分のみを増中する機
能を持つ。ゲート回路9は、圧力信号中のノッキング信
号の周波数成分と同一のエンジン振動ノイズ、電気ノイ
ズ等を除去する機能を持っている。即ち、半波整流回路
8の出力信号8aを入力とし、カウンター回路23より
得られるゲート信号23aによって上記圧力信号8aが
分離される。ゲート信号23aは第3図VIこ示されて
おり、一定のクランク角の時間中を持つパルス信号より
成る。このゲート信号23aは、クランク角度信号セン
サ20によって得られるクランク角度信号20aを増中
回路21で増中し、その出力を波形整型回路22によっ
てパルス変換し、その出力信号22aをカウンター回路
23に入力することによって得られる。又、カウンター
回路23には一次電圧信号センサ24かち得られる信号
24aを波形処理後入力されると共にカウンタ機能のク
リアー動作を行うクリアー信号28aが入力されている
。以上の構成の中で、クランク角度検出センサ20はエ
ンジンのクランク角度信号を非接触で検出できる電磁ピ
ツク・アップであり、エンジン・クランク軸に取付ける
クランク角円板により検出している。 この検出信号20aは第3図mで示さる。増中回路21
と波形整型回路22によりクランク角度センサ20より
得られる検出信号20aを受けてパルス信号22aを出
力する構成となっている。このパルス信号22aは第3
図Wで示される。カウンター回路23は該波形整型回路
22の出力信号22aと、一次電圧信号24aを増中回
路25で増中し、その出力を低域猿波回路26により、
一次電圧信号中に含まれる高周波成分を除去し、その出
力を波形整型回路27によりパルス変換し、その出力パ
ルスの立上り部で動作し、一定の時間中を有するパルス
信号に変換するモノステープルマルチ回路28によって
得られる信号、即ちクリアー信号28aが入力されて、
ゲート信号23aとピーク・ホールド回路10に入力さ
れるリセット信号23bとを出力する機能を持つ。 この一次電圧信号24aは第3図1、クリアー信号28
aは第3図0、リセット信号23bは第3図ので示され
る。ノッキングの発生する時期は前述した様に、クラン
ク角の上死点後loo〜30oの付近の間である。 従って、上記カウンター回路23のゲート信号23aの
時間中は1び〜300の位相に相当する時間中を有する
。尚ノッキングの発生する時期はエンジンの回転数に関
係なくほぼ一定のクランク角度内に存在することが確か
められているので前記クランク角度信号20aによって
得られるゲート信号23aはクランク角度loo〜30
oの時間中に設定すれば、エンジン回転数が変化しても
自動的にゲート信号23aは一定クランク角度の信号と
なる。ゲート回路9の出力信号9aは次のピーク・ホー
ルド回路1川こ印加する構成となっている。 ゲート出力信号9aは第3図QV)に示されている。ピ
ーク・ホールド回路10‘まゲート出力信号9aを入力
とし、該信号のピークをホールドする機能を持つ。この
ホールドする期間は、前記カウンター回路23によって
得られるリセツト信号23bによって定まる。即ち、ピ
ーク・ホールド回路1川こよってピーク・ホールドを行
い、該ホールドされてなるピーク信号をリセット信号2
3bによってリセットされる。従って、ホールドされて
なる期間はホールド開始時からリセツト時までの間とな
る。リセット信号23bを発生する機構について説明す
る。前述したようにクランク角度信号20aは、第4A
図に示す如くエンジンの本体38にとりつけてなるクラ
ンクプーリー34に取付けるアルミ板のクランク角円板
35と円板35上の設定クランク角度に取付ける磁性体
のピン36とステー37に支持されている電磁ピックア
ップ型クランク角度信号検出センサ20によって得られ
る。 該ピン36を設定した場合の一例を第4B図に4気筒、
第4C図に6気筒用のエンジンについてそれぞれ示して
ある。第4C図の6気筒エンジンについてピン36の設
定は1oo,30o,800,1300,150o ,
200o ,2500270o ,3200である。こ
のピン36によって得られるクランク角度信号20aは
前記第3図mに示す通りであり、エンジンの各気筒当り
3個のクランク角度信号20aとなる。このクランク角
度信号20aを増中回路21および波形整型回路22に
よってパルス信号22a(第3図W)に変換し、このパ
ルス信号22aを前記カウンター回路23により、ゲー
ト信号23aとりセット信号23bに分離する。すなわ
ち第3図m,Wに示す第1気筒について説明すると、ク
リア信号28aによって0にセットされるカウンター回
路23に信号22aが入力されると100と30oのク
ランク角信号によりゲート信号23aが出力され、80
oのクランク角信号と前記クリア信号28aによりリセ
ット信号23bが出力される動作を行うものである。同
様に6気筒エンジンの点火順序に従い、第5、第3、第
6、第2、第4の各ゲート信号とりセット信号が出力さ
れる。以上のリセット信号23bによってリセットされ
るピーク・ホールド回路10の出力信号10aは第3図
QW)に示される。ピーク・ホールド回路10の出力信
号10aが印加される低域櫨波回路11は、該信号10
aの高調波を除去する機能を持つ。 この世力信号は第3図戊肌)に示される。該低域櫨波回
路1 1の出力信号亀 laは増中回路12に入力され
適当な信号レベルに増中され、その出力は低域櫨波回路
13に入力され、適当な時定数を持つ信号に変換されて
出力される。 この低域猿波回路13の出力信号がノッキングの強度を
示す信号となり、アナログ・メータや記録計などによっ
て表示されることになる。一方、ノッキング・レベル判
定回路14は、ピーク・ホールド回路10のピーク・ホ
ールド出力信号10aを受けて設定レベル以上のノッキ
ング信号かどうかの判定を行い、設定レベル以上のノッ
キング信号があれば、パルス信号14aを発生する構成
となっている。 このパルス信号14aは3 ■血)に示される。アンド
ゲート回路15は、上託しベル判定回路14の出力パル
ス信号14aとカウンター回路23から得られるゲート
信号23aとのアンド論理を行っている。このゲート回
路15の出力信号15aは、ノッキング発生の回数パル
スとする。この出力信号15aは第3図雌X)に示され
る。カゥソタ16は、アンドゲート回路15より得られ
るパルスを順次カウントする構成となっている。 更に、該カウンタ16は後述するカウンタ29の出力信
号によってクリアーされるクリアー機構を持つ。表示回
路17は、ドライバー回路17Aと表示部17Bとより
成り「当然のことながら、カウソタ16の計数内容、即
ち一定点火回数中に発生するノッキング信号、いわゆる
ノッキング発生の頻度を表示する構成となっている。カ
ゥンタ16をクリアーするクリアー信号は前記一次電圧
信号24aを波形処理した後、モノステ−フルマルチ回
路28に入力し、一定時間中を有するクリア信号28a
をカゥンタ29により一定のパルス数を計数した後出力
される信号である。すなわちエンジンが100回点火さ
れる毎にパルスを1個発生するカウソタ回路29の出力
信号によりカウンタi6をクリアーする動作を行う。従
ってカゥンタ16はエンジンの100回点火中における
ノッキングの発生回数を頻度として表示されることにな
る。次に前記一次電圧信号24aを波形処理した後、波
形整型回路27によってパルス変換されたパルス信号は
モノステーブル・マルチ回路32Aと低域穂波回路32
Bから構成される周波数−電圧変換回路32に入力し、
パルス数に比例した直流信号に変換する。 この出力信号は増中回路33に入力し「適当な信号レベ
ルに増中されて出力される。従ってこの増中回路33の
出力信号はエンジンの回転数に比例した直流信号として
出力され、適当なメー夕や記録計によってエンジン回転
数として表示されることになる。またカウンタ回路29
から出力される点火100回毎のパルス信号はモノステ
ーフル・マルチ回路30‘こ入力され、一定時間中の信
号に変換し、その出力はィンヂケータ31に入力されて
発光ダイオードなどを点灯させる。次に前述した増中回
路6の出力信号は半波整流回路18に入力され、その出
力はメータ19によつて表示され、圧力検出プラグから
出力される信号のレベルを表示するものである。 以上、実施例の各部構成の特徴と機能を若干の相互関係
を持たせて説明してきた。 以下、全体の動作を説明しよう。但し、各部構成の説明
と蚤復する部分があるため簡単な説明にとどめることに
する。6気筒のエンジン(No.1,No.2,No.
3,No.4,No.5,肺.6と表わす)構成となる
本実施例では、例えばNo.1→No.5→No.3→
No.6→No.2→No.4→…という順序で順次点
火燃焼を行わせてゆく。 今、圧力検出点火プラグ100,101,亀02,10
3,1 04,1 05の夫々がNo.1,No.2,
No.3,No.4,舷.5,M.6にとりつけられて
いるとすると、圧力検出点火プラグからは、第3図肌,
幻,K,血,皿,Xの如く圧力検出信号100a,10
1a,102a,103a,104a,105aが得ら
れることになる。該圧力検出信号100a,101a,
102a,103a,104a,105aは夫々インピ
ーダンス変換回路2に入力する。該変換回路2は、圧電
素子自体の持つ高インピーダンスに対してインピーダン
ス変換を行い、その出力を振中調整回路3に入力させる
。第2図に示すように、6つの信号が夫々並列に印加す
る構成となっており、従って、該振中調整回路3では、
各気筒毎の圧力検出信号のレベル調整(ゲイン調整)を
行う。この振中調整回路3の出力はあらかじめ定めたク
リッパーレベルVcを有するクリッパ回路4に入力し該
レベルVcよりも小さいレベルの信号を除去する。クリ
ツパ回路4の出力は気筒毎のスイッチを介し、加算回路
5に入力され、夫々の信号を総加算する。この加算は時
間軸に沿って行われるため各点火サイクル毎に加算信号
が得られる。該加算回路5の出力、即ち加算回路5aは
第3図の血に示されるようになる。帯城榎波回路7では
、加算回路5の出力信号5aを増中回路6で増中した後
7KHZ〜1岬HZの帯城にある周波数のみを通過させ
、それ以外の周波数は除去させている。 従って、該帯城櫨波回路7からは、ノッキング信号を主
体とし、それ以外の若干のノイズの持つ渡波帯城に相当
するノイズ信号とを含めて信号7aが第3図00のに示
すように出力される。この世力信号7aは半波整流回路
8により正極性の信号のみに変換しゲート回路9に印加
される。カウンタ回路23の出力ゲート信号23a(第
3図Vに示す)が上記ゲート回路9の制御入力として印
加されている。従って、ゲート回路9からは、ゲート信
号23aが正の電位になっている間、その間の信号7a
を選択して出力することになる。このゲート信号23a
は、次のようにして得られる。第4C図に示すクランク
角度円板35に設定するピン36と、クランク角度信号
センサ20とによって得られるクランク角度信号20a
を増中回路21、波形整型回路22、カウンター回路2
3の電気回路と、該カウンター回路23に一次電圧信号
24aを増中回路25、低域櫨波回路26、波形整型回
路27、モノステーフル・マルチ回路28の電気回路に
よって得られるクリアー信号28aが入力されることに
よって、カウンター回路23からゲート信号23aが得
られ、前述したゲート回路9の制御入力に入力されるも
のである。 かくしてゲート回路9より得られる信号9aは、第3図
広V)となる。この信号9aはピーク・ホールド回路1
01こ入力され、最大値のホールドが行われる。このピ
ーク・ホールド回路10によってホールドされてなるピ
ーク信号は前記カウンタ回路23によって得られる信号
23bによってリセットされる。このリセット信号23
bは、各エンジンの点火サイクル毎に同期して出力され
る。リセット信号23bは第3図のに示される。上記ピ
ーク・ホールド回路10より得られるホールドされてな
るピーク信号10aは低域櫨波回路11、増中回路12
、低域渡波回路13を介して、ノッキングの強度に対応
した信号が得られる。これをメータや記録計で表示させ
ることによって、ノッキングの強度を指示することにな
る。一方、ピーク・ホールド回路10の出力信号10a
は、ノッキング・レベル判定回路14にも入力され、そ
の結果設定レベル以上のノッキング信号があるかどうか
判定される。設定レベル以上のノッキング信号がある場
合には、出力パルス信号が発生する。このパルス信号は
前記カウンタ回路23より得られるゲート信号23aと
共にアンドゲート回路15に入力される。この結果、ア
ンドゲート回路15からはノッキング発生の回数に対応
したパルス信号が得られ、次いで、カウンタ16に該パ
ルス信号が入力されて計数されてゆく。カウンター6の
計数結果は、表示回路17に表示される。この表示内容
は、当然のことながら、一定点火回数中に発生するノッ
キング信号、即ち、ノッキング発生の頻度を示すことに
なる。尚、カウンター6へ前記カウン夕回路29からの
出力信号29aが入力されているのは、クリアー信号と
してである。以上の実施例の中で、圧力検出点火プラグ
ーは、他の手段によって代替させてもよい。 例えば、加速度センサやエンジン指圧計などのセンサを
利用することも可能である。更に電磁ピックアップにつ
いても同様である。例えばエンジンの駆動軸にスリット
円板などをとりつけ、光電式ピックアップなどによりエ
ンジンのクランク角を検出し、エンジン。ノッキングの
発生するクランク角近辺からクランク角信号を検出する
ようにすれば、上記実施例で示した如き、ゲート回路9
のゲート信号として印加することができる。以上の実施
例を回路構成に基づきより具体的に説明する。 第5図は、圧力検出点火プラグ群1とインピーダンス変
換回路2と振中調整回路3と、クリッパ回路4、セレク
タ・スイッチ4Bと加算回路5の具体的回路構成を示す
。 インピーダンス変換回路2は、圧力検出点火プラグ群1
内の圧力検出点火プラグ100,101,102,10
3,104,105の夫々毎にインピーダンス変換要素
を持っている。各変換要素は同一構成である。圧力検出
点火プラグ10川こ対する変換要素は抵抗200,20
1、ダイオード202,203、演算増中器204より
成る。圧力検出点火プラグ101,102,103,1
04,105に対しても同様に、抵抗205,206、
ダイオード207,208、演算増中器209、抵抗2
10,211、ダイオード212,213、演算増中器
214、低抗216,216、ダイオード217,21
8、演算増中器219、抵抗220,221、ダイオー
ド222,223、演算増中器224、抵抗225,2
26、ダイオード227,228、演算増中器229よ
り成る。各変換要素の機能はすべて同じである故、圧力
検出点火プラグ10川こ対する変換要素のみの説明とす
る。抵抗20川ま圧力検出点火プラグ100の2つの出
力端子(正極、負極)間に接続されている。抵抗200
の一端はアースされ、他端は抵抗201を介して演算増
中器204の一方の入力端子に接続されている。演算増
中器204は、該入力端子の他にもう一つの入力端子を
持っている。この入力端子には演算増中器204の出力
端子が直接接続されている。抵抗200と演算増中器2
04とで霞圧ホ。ヮー回路を形成している。また、抵抗
201とダイオード202,203とは、異常な点火ノ
イズなどを制限するためのノイズリミツタ機能を持って
いる。ダイオード202,203の夫々の一端で矢印の
設けられている部分は、バイアス電圧の印加されること
を示している。このバイアス電圧は、ノズルのレベルに
応じて設定されている。かかる構成によれば、電圧ホロ
ワー回路によってインピーダンスの変換が行われ「更に
、所定のノイズをノイズリミッ外こより除去できること
になる。かくして得られる演算増中器204,209,
214,219,224,229からの出力信号は振中
調整回路3に印加されてゆく。振中調整回路3は各演算
増中器204,209,214,219,224,22
9の夫々の出力信号に対応した反転増中用演算増中器と
樋性切換えスイッチと振中調整用演算増中器を持つ。 演算項中器204に対する振中調整回路3の各要素は、
抵抗300,301,304,305,306,307
、演算増中器302,308、切換えスイッチ303か
ら成る。同様に演算増中器209,214,219,2
24,229の夫々に対しては抵抗309,310,3
13,314,315,316、増中器311,317
、切換えスイッチ312、抵抗318,319,322
,323,324,325、増中器320,326,切
換スイッチ321、抵抗327,328,331,33
2,333,334、増中器329,335、切換えス
イッチ330、抵抗336,337,340,341,
342,343、増中器338,344「切換えスイッ
チ339、抵抗345,346,349,350,35
1,352、増中器347,353、切換えスイッチ3
48より成る。各要素の機能はすべて同一であるので、
演算増中器204に対する振中調整回路の要素について
のみ説明する。抵抗30川ま演算増中器204の出力端
子に接続されている。抵抗300の他の一方は演算増中
器302の一方の力端子に接続され、この入力端子から
抵抗301を通して、増中器302の出力端子に接続さ
れている。増中器302の他の入力端子はアースに接続
されている。増中器204の出力端子は直懐切換スイッ
チ303のノーマリー・クローズ(以下N.Cと称す)
接点に接続される。増中器302の出力端子は直援切換
スイッチ303のノーマリ・オープン(以下N.○と称
す)接点に接続される。この切換スイッチ303は圧力
検出プラグ100の出力信号が正極性の場合、N.C接
点と共通接点(以下COMと称す)が接続され、演算増
中器204の出力信号は直接次段の抵抗304に入力さ
れる。しかし、圧力検出プラグ100の出力信号が負極
性の場合は、インバータースイッチ354を閉じること
により、リレー356が作動し、功換スイッチ303の
接点はN.○とCOMが接続され、N.CとCOMは切
離される。従って演算増中器204の負極性の出力信号
は反転増中器302を介して樋性が反転され、正極性の
信号がN.○とCOM接点を通じて抵抗304に入力さ
れる。従って、当反転増中機能により「圧力検出プラグ
100の極性を自由に選択でき、一定の樋性の信号を次
段へ入力することができる。抵抗304は抵抗305に
接続される。 抵抗305は演算増中器308の一方の入力端子に接続
され、該入力端子から抵抗306,307を介し増中器
308の出力端子に接続される。増中器308の他の入
力端子はアースに接続される。抵抗307は可変抵抗器
から成り、本発明にかかるエンジン・ノッキング・メー
タでは装置の前面パネルに取付けて、外部から容易に調
整できる機能になっている。切換スイッチ303のCO
M接点に出力される前段からの正極性の信号は演算増中
器308により、増中度を自由に設定できる。すなわち
、抵抗305と抵抗306,307による抵抗比によっ
て増中度は決定せられ、更に抵抗307によって、その
増中度を自由に変えることができる。従って圧力検出プ
ラグ100の感度の差を、この振中調整回路3によって
自在に調整できるもので、夫々の圧力検出プラグ101
,102,103,104,105も100と同一の要
素を持つ振中調整回路3により夫々の感度のバラッキを
調整でき、振中調整回路3の夫々の出力端子には振中の
揃った信号が出力されることになる。この機能は周知の
如く、感度のバラッキの大きい圧力検出プラグを応用す
る場合には夫々の出力信号の振中レベルを合わせて感度
を揃えるために極めて重要な要素となりしかもエンジン
・ノッキングを一層正確に測定するための手段の1つと
なっている。振中調整回路3の夫々の出力端子は加算回
路5の入力抵抗に接続される。 加算回路5の入力抵抗となる抵抗と加算用演算増中器の
入力端子との間にクリツパー回路4および電子スイッチ
401と電子スイッチ405とで構成されたセレクタ・
スイッチが接続されているので、クリッパー回路および
セレクタ・スイッチについて先に説明する。演算増中器
308の出力端子は抵抗500を介してクリツパ回路4
のダイオード400のカソード端子に接続される。ダイ
オード400のアノード端子はセレクタ・スイッチの電
子スイッチ401の1つのスイッチ入力端子に接続され
、電子スイッチ401の出力端子は加算回路の演算増中
器507の入力端子に接続される。同様に演算増中器3
17の出力端子は抵抗501に接続され、更にダイオー
ド402を介して電子スイッチ401の第2の入力端子
に接続され、その出力端子は加算回路の入力端子に接続
される。演算増中器326の出力端子は抵抗502に接
続され、更にダイオード403を介して、電子スイッチ
401の第3の入力端子に接続され、その出力端子は加
算回路の入力端子に接続される。 演算増中器335の出力端子は抵抗503に接続され、
−更にダイオード404を介して電子スイッチ405の
第1の入力端子に接続され、その出力端子は加算回路の
入力端子に接続される。演算増中器344の出力端子は
抵抗504に接続され、更にダイオード406を介して
電子スイッチ405の第2の入力端子に接続され、その
出力端子は、加算回路の入力端子に接続される。演算増
中器353の出力端子は抵抗505に接続され、更にダ
イオード407を介して電子スイッチ405の第3の入
力端子に接続され、その出力端子は加算回路の入力端子
に接続される。夫々の演算増中器308,317,32
6,335,344,353に対応するクリッパ回路4
とセレクタ・スイッチの要素は同一であるので、演算増
中器308の出力端子に接続されるクリッパ回路4、セ
レクタ・スイッチについてのみ説明する。演算増中器3
08から出力される負極性の信号はダイオード400の
動作電圧以下の信号レベルが除去される。周知の如く、
ダイオード400がシリコン・ダイオードの場合ではそ
の動作電圧が約0.7Vであり、ゲルマニウム・ダイオ
ードの場合では約0.4Vである。従って入力される信
号はダイオードの動作電圧分だけ除去されることになる
。この機能は複数の信号を加算きて処理する場合におい
て、特にノイズを含む信号の加算処理に対しては「一定
レベル以上の信号成分のみを加算する作用を行うため信
号のS/N比向上に大きく役立ち、極めて重要な要素と
なる。ダイオード40Qの出力端子には一定レベル以上
の負極性の信号が出力されセレクタ・スイッチの電子ス
イッチ401の第1の入力端子に入力される。 電子スイッチ401はスイッチ408を操作することに
より導通あるいは不導通となる。電子スイッチ401の
第1の入力端子と出力端子間は通常不導通となっており
、ダイオード400からの出力信号は加算回路に入力さ
れない。スイッチ408を押すと、電子スイッチ401
の第1の入力端子と出力端子は導適状態となり入力信号
は加算回路に入力される。同様にスイッチ409を押す
と電子スイッチ401の第2の入力端子と出力端子が導
通し、ダイオード402の出力信号は加算回路に入力さ
れる。 スイッチ410を押すと電子スイッチ401の第3の入
力端子と出力端子が導通し、ダイオード403の出力信
号は加算回路に入力される。 スイッチ411を押すと電子スイッチ405の第1の入
力端子と出力端子が導通し、ダイオード404の出力信
号は加算回路に入力される。スイッチ412を押すと電
子スイッチ405の第2の入力端子と出力端子が導通し
、ダイオード406の出力信号は加算回路に入力される
。スイッチ413を押すと電子スイッチ406の第3の
入力端子と出力端子が導通し、ダイオード407の出力
信号は加算回路に入力される。すなわち、電子スイッチ
401および電子スイッチ405の夫々の機能により各
気筒に取付ける圧力検出プラグ100,101,102
,103,104,105からの各々の出力信号を自由
に選別し、気筒別に加算回路に入力できる。すなわち、
エンジンの気筒別のノッキングを電子スイッチ401と
電子スイッチ405とで構成されるセレク夕。スイッチ
の機能によって測定できるものである。また全気筒の信
号を同時に加算回路に入力する場合は前面パネルの押ボ
タンであるスイッチ414を押すと、電子スイッチ40
1,405の全ての夫々の入力端子と出力端子は導通し
、全気筒のノッキングを測定できるものである。電子ス
イッチ401,405を操作するスイッチ408,40
9,410,411,412,413の一方の接点は夫
々電子スイッチ401,405の制御入力端子に接続さ
れ、制御入力端子からは同時に夫々抵抗417,416
,415,420,419,418を介してバイアスが
供給されている。またスイッチ408,409,410
,411,412,413の他の一方の端子は夫々、ア
ースに接続される。更にスイッチ414は2蓮の構造を
有し、その一方の端子はダイオード421,422を介
して電子スイッチ401,405の夫々の制御入力端子
に接続されている。またスイッチ414の他の一方の端
子はアースに接続されている。夫々の電子スイッチ40
1,405からの各出力端子は加算回路5の演算増中器
507の共通入力端子に接続これ、夫々の入力抵抗とな
る抵抗500,501,502,503,504,50
5と共通入力端子と増中器507の出力端子間に接続さ
れる抵抗506とによって加算回路を構成する。 この加算回路5によって各気筒毎に出力される信号が総
加算されて加算出力を出力したりあるいは各気筒別の信
号を出力する動作が行なわれる。次に、第6図に、増中
回路6、帯域櫨波回路7、半波整流回路8、ゲート回路
9、ピーク・ホールド回路10、低域櫨波回路11、増
中回路12、低域猿波回路13、ノックレベル判定回路
14、アンドゲート回路15の各部構成及び各部間の接
続構成を示す。 加算回路の出力端子は抵抗600を介して増中回路6の
演算増中器602の入力端子に接続される。 更に増中器602の入力端子から抵抗601を介してそ
の出力端子に接続されている。また演算増中器602の
他の入力端子はアースに接続されている。従って抵抗6
0川ま演算増中器602の入力抵抗となり、抵抗601
は帰還抵抗となり、抵抗600と601の比によって決
まる増中度を有する増中回路を形成する。前記加算回路
5の出力端子から出力される信号は、この増中回路6に
より、一定の増中度で増中され、その出力端子から出力
される。 次に増中回路6出力端子はコンデンサ701を介して帯
域猿波回路7に入力される。 帯城櫨波回路7は、コンデンサ701,703,704
,707、抵抗702,705,706,708,70
9、演算増中器710から成る第1段目の帯域穂波回路
と、コンデンサ711,713,714,717、抵抗
712,715,716,718,719、演算増中器
720から成る第2段目の帯城櫨波回路とコンデンサ7
21,723,724,727、抵抗722,725,
726,728,729、演算増中器730から成る第
3段目の帯域様波回路とから構成されている。第1段、
第2段、第3段の夫々の帯城濠波回路の要素および接続
関係は同一であるので、第1段目もこついてのみ説明す
る。増中回路602の出力端子はコンデンサ701に接
続され、抵抗702を介して演算増中器710の入力端
子に接続されている。 該入力端子からコンデンサ703,704、および抵抗
705,706を介してその出力端子に接続されている
。またコンデンサ703と704の接続点から抵抗70
8を介してアースに接続され、抵抗705と706の接
続点からコンデンサ707を介してアースに夫々接続さ
れている。更に演算増中器の他の入力端子はアースに接
続されている。 以上の構成により、コンデンサ703,704、抵抗7
08の組み合せにより高城櫨波器を、抵抗705,70
6、コンデンサ707の組み合わせにより低域櫨波器を
形成し、両方を合わせて帯域櫨波器が構成されているも
のである。 以上の構成から成る3組の帯城猿波器から構成する帯城
猿波回路7の動作を以下説明する。前述した如く、圧力
検出プラグ100,101,102,103,104,
105から出力される圧力検出債号100a,101a
,102a,103a,104a,105aの夫々には
第IB図に示した如くノッキングによる異常圧力信号の
他に、ノッキング信号成分に対してはノイズとなるシリ
ンダ内の圧力信号、点火ノイズ信号、ポイントの作動ノ
イズ信号、エンジンの振動ノイズ信号が含まれている。
しかし、ノッキングによる異常圧力信号の周波数はこれ
らのいくつかのノイズ信号の周波数とは異るため、前記
帯城櫨波回路により、ノイズ信号の周波数成分を除去す
ることが可能となる。前述した如くノッキングによる異
常圧力信号の周波数は大体7KHZ〜1肌HZの範囲内
に存在するため、帯域櫨波回路の低域しや断周波数を7
KHz、高城しや断周波数を10KHZに設定し、大き
な減衰特性を有する帯城猿波回路を形成すれば、7KH
Z以下および10KHZ以上の不要な信号成分は完全に
除去できる。しかるに本発明のノッキング・メータにお
ける帯域猿波回路は、中心周波数を8.靴HZとして低
域しや断周波数を7KHZ、高しや断周波数を10KH
Z帯城猿波回路の減衰特性を−5Mb/octに設定す
ることにより極めて効率良く、ノイズ成分を除去できる
。この帯域嬢波回路7の第3段目の演算増中器730の
出力端子は次段の半波整流回路8に接続される。 半波整流回路8はコンデンサ800、抵抗801,80
2、ダイオード803,804、演算増中器805から
成る帯城櫨波回路7の演算増中器730の出力端子はコ
ンデンサ800に接続され、更に抵抗801を介して演
算増中器805の入力端子に接続されている。 また入力端子から抵抗802、ダイオード804および
ダイオード803を介して、出力端子に接続されている
。演算増中器805の他の入力端子はアースに接続され
ている。以上の構成から成る半波整流回路は、前段帯域
穂波回路7から出力される交流信号のノッキングによる
異常圧力信号の正極性の成分のみを次段のゲート回路9
へ供給する作用を行う。又抵抗801と抵抗802との
抵抗比による増中度を持たせる機能を有する。当半波整
流回路8の目的は次段のゲート回路9へ不要な負極性の
信号が入力されるのを阻止する作用と、前記帯城櫨波回
路7から出力されるノッキングによる異常圧力信号の振
中を増中し、後段の電気回路で処理しやすい振中を有す
る信号に変換する作用を行っているものである。ゲート
回路9は、C−MOSを応用したゲート素子900、抵
抗901および演算増中器902とより成る。 前記半波整流回路8は抵抗802とダイオード804の
接続点を出力端子としてゲート回路9のゲート素子90
0の入力端子1に接続される。 ゲート素子900の出力端子0は抵抗901を介してア
ースに接続されると共に、直接演算増中器902の一方
の入力端子に接続されている。演算増中器の他の入力端
子は直接その出力端子に接続される。またゲート素子9
00のゲート制御端子G,,○2は後述するカウンター
回路23の出力端子に接続される。この構成によればゲ
ート素子90川まスイッチ機能を持ち「演算増中器90
2は電圧ホロワー回路の機能を持つことになる。以下ゲ
ート回路9の動作を説明する。ゲート素子900の入力
端子1には、半波整流回路8の出力端子が入力信号とし
て印加され、ゲート制御端子G,,G2には、カウンタ
ー回路23からの出力信号23aがゲート信号として印
放されている。 この二つの信号に対して該ゲート素子900はアナログ
スイッチ機能の働きを行う。ゲート素子900の出力端
子0からは「出力信号9aが得られる。ゲート制御端子
に印加されるゲート信号23aは、ノッキング発生時の
信号をひろうための信号であり「第3図に示される如き
タイミングを持っている。従って、このゲート信号23
aが正電位の期間中の半波整流回路8より得られる信号
のみが出力信号9aとして得られることになる。このゲ
ート素子900の出力信号gaは演算増中器902によ
る電圧ホロワ−回路によりインピーダンス変換され、次
段ピーク・ホールド回路10‘と入力されることになる
。 このゲート回路9の目的は前記帯城櫨波回路7の周波数
帯減すなわちノッキングによる異常圧力信号の周波数と
同一周波数のノイズ成分が信号の全時間軸に含まれてく
るため「 ノッキングによる異常圧力信号が存在する時
間のみの信号をゲート回路9により通過させ、他の時間
軸に含まれるノイズ成分を除去するためである。又演算
増中器902から成る電圧ホロワー回路は前記ゲート素
子900が不導通の合次段ピーク・ホールド回路10へ
の入力インピーダンスが無限大となり、不要なノイズが
混入する恐れがあるため、ゲート素子900とピーク・
ホールド回路10とのインピーダンスを低下させる作用
を行っている。このゲート回路9の出力は上記演算増中
器902の出力端子より取り出され「ピーク・ホールド
回路10の入力信号となる。ピーク・ホールド回路1O
Gま、ダイオード1000「コンデンサー001及び演
算増中器1004、ゲート素子1002、抵抗1003
とより成る。 ゲート素子1002のゲート制御端子は後述するカウン
ター回路23の出力信号23bが印加される構成となっ
ている。更に該ゲート素子1082の出力端子0‘ま接
地され、入力端子は、ダイオードIQOOのカソード端
子に接続されている。前記ゲート回路9の演算増中器9
02の出力端子はダイオード1008のアノード端子に
接続され、そのカソード端子は抵抗1003を介してピ
ーク・ホールド回路10の演算増中器1004の入力端
子に接続されている。 またダイオード10QOのカソード端子はコンデンサー
QOIを介してアースに接続されている。該演算増中器
1004の他の入力端子は、その出力端子に直接接続さ
れている。 以上の構成から成るピークホールド回路10の動作を説
明する。前記ゲート回路9の出力端子から出力される正
極性のノッキングによる異常圧力信号はダイオード10
00を通じてゲート素子1082が不導通の間コンデン
サl001に蓄えられる。すなわち演算増中器1004
の入力インピーダンスを無限大近くに大きく設定してあ
るので、コンデンサ1001に蓄えられる信号は放電す
ることなく信号の最大値まで蓄えられることになる。従
ってコンデンサー001に蓄えられた信号の最大値がゲ
ート素子1002が導通してコンデンサ1001が短絡
されるまで保持されることになり、演算増中器1004
の入力端子に出力され、ピーク・ホ−ルド回路の作用を
行う。またゲート素子1002の制御入力端子には後述
するカウンター23から出力されるリセット信号23b
が入力され、このリセット信号23bによってピーク・
ホールド回路10のリセット作用が行なわれる。以上の
ピーク・ホールド回路10の出力端子は、演算増中器1
004の出力端子より導出されている。 またゲート素子1002のゲート制御端子G,,G2に
印加されるカウンター回路23の出力23bは、該ピー
ク・ホールド回路に対してリセット機能を持ち、またホ
ールド回路10の出力端子は低域櫨波回路11およびノ
ック・レベル判定回路14にそれぞれ接続される。低域
猿波回路11は抵抗1100,】101,1103、コ
ンデンサ1102,1104、演算増中器1105から
成る。 ピーク・ホールド回路10の演算増中器1004の出力
端子は抵抗1100に接続され、更に抵抗il03を介
して演算増中器1105の入力端子に接続される。抵抗
1100と1103との接続点からコンデンサ1102
を介してアースに接続され、更に該接続点から抵抗11
01を介して該演算増中器1105の出力端子に接続さ
れる。該演算増中器1105の入力端子からコンデンサ
1104を介して、同様に出力端子に接続される。また
該演算増中器1105の他の入力様子は、直接アースに
接続される。以上の構成から成る低減様波回路11の抵
抗11001こ前記ピーク・ホールド回路10から出力
されるノッキングにおける異常圧力信号の最大値を示す
信号が入力されると低域猿波回路11は、該ピーク・ホ
ールド回路の出力信号から高調波成分を除き、なめらか
な正弦波的な信号に変換し、出力する。次に増中回路1
2は抵抗1200,1201,1202,1203,1
205、切換スイッチ1204、演算増中器1206か
ら成る。 前記低域獲波回路11の演算増中器1105の出力端子
は抵抗’200を介して演算増中器1206の入力端子
に接続される。更に該入力端子からは抵抗1201、切
換スイッチ1204、抵抗1205を介して該演算増中
器1206の出力端子に接続される。また切換スイッチ
1204の接点位置によっては、該抵抗1201と12
05の間に抵抗1202あるいは抵抗1202と抵抗1
203が接続される。該演算増中器1206の他の入力
端子はアースに接続されている。以上の構成による増中
回路12は前記低域渡波回路11から出力される信号1
1aを増中する作用を行い、同時に切換スイッチ120
4によってその増中度を選択できる機能を持っている。
次に低域濠波回路13は抵抗1300、コンデンサ13
01,1302,1303、切換えスイッチ1304か
ら成る。 前記増中回路12の演算増中器1206の出力端子は抵
抗130川こ接続され、抵抗1300からコンデンサ1
301,1302,1303を介して切襖スイッチ13
04に接続され、該切換スイッチ1304の共通接点は
アースに接続されている。以上の構成による低域猿波回
路13は前記増中回路12から出力される信号を記録計
たとえばペン書きレコーダなどに記録させる場合にその
機能を果たす。すなわち一般にペン書しコーダの周波数
応答は1〜がZが限度であるため「 ノッキングによる
異常圧力信号の出力される周期が遠い場合〈強いノッキ
ングが発生した場合に相当する)にはペン書きレコーダ
の応答性が悪くなり、正確な出力信号が記録されない。
そこで抵抗1300とコンデンサ1301,1302,
1303との組み合せによる時定数回路を形成し、出力
される信号の周期に応じて切襖スイッチ1304でその
時定数を変えるもので、この機能により出力される信号
を正確に記録できるものである。 従ってこの低域櫨波回路13の出力信号はノッキングの
強さを示すノック強度信号となるものである。次に、ノ
ッキング・レベル判定回路14は、ピーク・ホールド回
路10の出力信号が印加される抵抗1401、一端に電
源電圧が印加されて分圧電圧を発生する分圧抵抗140
3、該分圧抵抗1403の分圧電圧を直列にうける抵抗
1402、及び該2つの抵抗1401,1402の池端
の共通接続点が接続される入力端子を持つ演算増中器1
407、該増中器1407の出力端子と入力端子との間
に設けられたダイオード1404、該増中器1407の
もう一方の入力端子と上記出力端子との間に設けられた
帰還用抵抗1406、及び該入力端子とアース間に設け
られた抵抗1405より成る零クロス形シュミット回路
を構成している。 以上の構成によるノッキング・レベル判定回路14の動
作を説明する。 前述した如く圧力検出プラグ100,101,102,
103,104,105から出力される圧力検出信号1
0Qa,I01a,102a,103a,104a,1
05aには第IB図に示したように検出しようとするノ
ッキングによる異常圧力信号の他にいくつかのノイズ信
号を含んでいる。そして、これらのノイズ信号はクリツ
パ回路4、帯城櫨波回路7「ゲート回路9の作用により
、ほとんど除去されると説明した。しかし、ノッキング
による異常圧力信号と同一時間内に存在し、しかも、同
一周波数成分を有するノイズ信号については、前記した
各回路の作用では除去できず、ピーク・ホールド回路1
0‘こノイズが出力されてくる。これらのノイズ成分は
非常に微少なもので「 ノック強度信号中にも含まれて
くるが、ベン書きレコーダなどにおいては、それに記録
される信号の大きさと様相によりノック信号とノイズ信
号との見分けはつけられる。しかしノッキングの有無を
パルスに変換し、ノック頻度として表示する場合にはノ
イズ成分を除去しなければ、ノイズの含まれる個数がノ
ッキングの頻度の計数誤差として現われる。そこで、こ
れらのノイズ成分をノック頻度を示す信号に変換させな
いようにするためノッキング・レベル判定回路14の作
用が存在する。前記ピーク・ホールド回路10から出力
される信号は正極性である。そこで負の電位を分圧抵抗
1403、抵抗?402に印加しておくと、抵抗140
2に印加されている負の電圧より大きい信号が抵抗14
01に印加される場合のみ、レベル判定回路14が動作
する。従って負の電圧をノイズ成分の電位に相当する値
に設定しておけばレベル判定回路14はノック信号のみ
によって動作することになる。またエンジン回転数によ
ってノイズ成分のレベルが異る場合は、エンジンの回転
数に応じて該分圧抵抗1403の設定位置を変えてやれ
ば良い。すなわち、分圧抵抗1403によって電圧レベ
ルを調整しており〜入力されるノッキング信号を前記分
圧抵抗1403によって設定する電圧レベル以上のノッ
キング信号をパルス信号に変換することによってノッキ
ング・レベルの判定を行うことになる。該ノッキングレ
ベル判定回路14のパルス出力は後述するカウンター回
路23より出力されるゲート信号23aと共にアンドゲ
ート回路15に入力する。アンド回路15はインバータ
ー1500、アンドゲート1501、インバーター15
02、抵抗1503,1504から成る。 前記ノッキング・レベル判定回路14の演算増中器14
07の出力端子はインバーター500の入力端子に接続
され、該インバーター500の出力端子はアンドゲート
1501の一方の入力端子に接続される。該アンドゲー
ト1501の他の入力端子には、後述するカウンター2
3からのゲート信号23aが入力される。アンドゲート
1501の出力端子はィンバータ1502の入力端子に
接続され、該インバーター1502の出力端子は抵抗1
503,1504を介してアースに接続され、該抵抗1
503と1504の接続点をアンド回路15の出力端子
としている。該アンドゲート15では、両者のアンド論
理を行い、ゲート信号とノッキング信号とが同時に存在
する場合のみ出力“1”を出力する。 前記ゲート回路9によってノッキング信号のみが分離出
力されてくるのであるが、複雑なエンジンの点火ノイズ
などが該ゲ−ト回路9以後にも混入する恐れがあり、ゲ
ート信号が“1”の間に存在するノッキング信号のみを
判定するために該アンドゲ−ト回路15が設けられたも
のである。このアンドゲート回路15の出力は「第7図
に示すカウンター回路16に入力される。カウンター回
路16および表示回路17は一般的な機能であるため動
作の説明は省略し「構成要素のみ記述する。カウンター
回路16は抵抗1600,1601,1605,160
9、コンデンサ1604,1610、ダイオード160
7,1611、イン/ゞーター1602,1603およ
びカウンター608から構成され、表示回路17は、イ
ンバーター1700,1701,1702、抵抗170
3,1704,1705,1713,1714,171
5,1716,1717,1718,1719、トラン
ジスタ1706,1707,1708、デコーダー71
2、ディスプレイ1709,1710,1711から構
成される。カウンター回路16には、前記アンド回路1
5から出力されるノッキング信号15aと後述するカウ
ンター回路29から点火10山団毎に出力されるクリア
−信号が入力されている。この結果カウンター回路16
は100回点火中に発生するノッキングの数を計数する
ことになる。このカウンター回路16の計数結果は表示
回路17において、ノック頻度をパーセント表示するこ
とになる。次に前記圧力検出プラグ100,101,1
02,103,104,105からの夫々の圧力検出信
号の振中レベルは振中調整回路3の抵抗307,316
,325,334,343,352の可変抵抗によって
行うことは前述した通りである。 この場合、夫々の信号のレベルをメー外こ表示するため
の半波整流回路18、アナログ。〆−タ回路19につい
て説明する。半波整流回路18は、第6図に示すように
、1800,1807、抵抗1801,1802,18
06、ダイオード1803,1804、演算増中器18
05,1808、スイッチ1809から成る。 前記加算回路6の演算増中器602の出力端子はコンデ
ンサー800を介し、半波整流回路18の入力抵抗とな
る抵抗1801に接続され、演算増中器1805の入力
端子に接続される。該入力端子から抵抗1802とダイ
オード1804の直列回路と、ダイオード1803が該
演算増中器1805の出力端子に援続されている。また
該抵抗1802とダイオード1804の接続点から抵抗
1806を介し、演算増中器1808の入力端子に接続
されている。前記演算増中器1805の他の入力端子は
直接アースに接続されている。更に演算増中器1808
の入力端子からコンデンサ1807、スイッチ1809
を介して夫々ア−スに接続されている。該演算増中器1
808の他の入力端子は直接その出力端子に接続されて
いる。以上の構成によれば演算増中器1805は半波整
流の作用を演算増中器1808はホールド回路の作用を
行う。以下半波整流回路18の動作を説明する。前記振
中調整回路3の作用により夫々の圧力検出プラグから出
力される圧力検出信号の振中レベルを同一に調整する場
合、前記セレクタ・スイッチ4Bの機能と、半波整流回
路18の機能とを併用することによって、各気筒別の圧
力検出信号が前記加算回路6から出力され、半波整流回
路18に入力され、その値が保持される。また、演算増
中器1808の出力端子にはアナログ・メーター9が接
続されているので、入力される信号レベルをメータに表
示している。従って、クリツパ回路4のスイッチ408
,409,410,411,412,413を順次操作
し、各気筒の信号レベルがアナログ・メーター9で同一
になるように振中調整回路3で操作できるものである。
また半波整流回路18のホールド回路すなわち演算増中
器1808の入力インピーダンスが小さくしてあるため
、ホールド回路は入力信号を長時間ホールドすることな
く、入力信号の振中レベルに比例して変化する信号が演
算増中器1808から出力されるようになっている。 更にスイッチ1809の作用は通常その接点が閉じ演算
増中器1808の入力端子がアースされるようになって
おり、アナログ・メータには信号レベルが表示されず、
振中調整を行う時のみ、スイッチ1809を開き、該入
力信号をアナログ・メータで表示するようになっている
。 次に、前述したゲート回路9およびアンド回路15へ夫
々入力するゲート信号23a、ピーク・ホールド回路1
0へ入力するりセット信号23b、カウンター回路16
へ入力するクリアー信号およびエンジン回転数信号を夫
々発生するための電気回路図を第8図に示す。 まず「第4図に示したエンジンのクランクプーリーから
、クランク角円板35、ピン36、電磁ピック・アップ
20によって得られるクランク角信号20aからゲート
信号23a、リセット信号23bを発生させる構成につ
いて説明する。電磁ピック・アップ20の出力端子は増
中回路21の入力抵抗210川こ接続される。 増中回路21は抵抗2100,2103,2104,ダ
イオード2101,2102、演算増中器2105から
成る。抵抗2100は演算増中器2105の入力端子に
接続され、該入力端子にはダイオード2101,210
2が接続され、夫々正電位、角電位が供給されている。
該演算増中器2105の他の入力端子から抵抗2103
を介してアースへ接続され、同様に該入力端子から抵抗
2104を介して、その出力端子へ接続されている。以
上の構成から増中回路が形成され、抵抗2100、ダイ
オード2101,2102は大きなノイズが入力される
のを阻止する作用を行い、抵抗2103と2104との
比によって演算増中器2105は所定の増中度で、入力
信号を増中する。次に増中回路21の出力は波形整型回
路22に入力され、パルス変換される。 波形整型回路22は抵抗2200,2201,2202
,2204,2205、ダイオード2203、演算増中
器2206から成る零ク。ス型シュミット回路を応用し
たものである。前記増中回路21の演算増中器2105
の出力端子は抵抗2200を介して演算増中器2206
の入力端子に接続されている。該入力端子には外部電位
から分圧抵抗2202を介して抵抗2201が接続され
、更に該入力端子はダイオード2203を介してその出
力端子に接続されている。演算増中器2206の他の入
力端子から抵抗2204を介してアースに接続され、更
に該入力端子から抵抗2205を介してその出力端子に
接続されている。以上構成による波形整型回路22では
、前記増中回路21から出力される交流信号をパルス信
号に変換し、22aのパルス信号を出力する。次に波形
整型回路22の出力はカウンタ回路23に入力される。 カウンタ−回路23はICを応用したカウンタ素子23
00から成る。 波形整型回路22の演算増中器2206の出力端子はカ
ウンター素子2300の入力端子(クロック入力端子)
に接続され、パルス信号22aが入力される。同時にカ
ウンタ素子2300の他の入力端子(クリアー入力端子
)には後述するモノステーフル・マルチ回路28からク
リア信号28aが入力されている。 この2つの入力信号によってカウンター回路は動作し、
第3図(V),(町)に図示したゲート信号23aおよ
びリセット信号23bが発生され、ゲート信号23aは
ゲート回路9のゲート制御端子とアンド回路へ、リセッ
ト信号23bはピークホールド回路10のゲート制御端
子へ夫々接続され入力されている。次に図示していない
がエンジンのイグニツション・コイルの一次側から一次
電圧信号を検出し、前記クリア信号28aとカウンター
回路16をクリアーする信号およびエンジン回転数信号
を出力する電気回路について説明する。 エンジンのイグニツション・コイルの一次側からクリッ
プ24などによって得られる一次電圧信号24aは増中
回路25に入力される。 増中回路25は抵抗2500,2501,2502,2
503、演算増中器2504から成る。 クリップ24の出力端子は抵抗25001こ接続され、
更に抵抗2501を介してアースへ接続されている。抵
抗2500と2501の接続点から抵抗2502を介し
て演算増中器2504の入力端子へ接続される。該入力
端子から抵抗2503を介してその出力端子へ接続され
ている。以上の構成による増中回路によれば抵抗250
0と2501は分圧回路を形成し、ィグニッションコィ
ルの一次側から出力される約300Vp−pの一次電圧
信号24aを分圧し、微少信号レベルに交換して後、抵
抗2502を入力抵抗とする演算増中器2504に入力
される。次に増中回路25の出力は低域櫨波回路26に
入力され、一次電圧信号中に含まれる高周波成分が除去
される。 低域猿波回路26は、抵抗2600,2601,260
3、コンデンサ2602,2604、演算増中器260
5から成る。前記増中回路25の演算増中器2504の
出力端子は抵抗2600を介し、更に抵抗2603を介
して演算増中器2605の入力端子に接続される。該抵
抗2600と2603の接続点からコンデンサ2602
を介してアースへ接続され、更に該接続点から抵抗26
01を介して演算増中器2605の出力端子へ接続され
ている。該出力端子からコンデンサ2604を介して該
入力端子へ接続されている。また演算増中器2605の
他の入力端子はアースへ接続されている。以上の構成に
よる低域猿波回路26によれば、高周波成分を含む一次
電圧信号を低周波数成分のみの一次電圧信号に変換でき
る。通常一次電圧信号の中には約10KHZの高周波成
分と数10HZ〜数100HZ(エンジン回転数によっ
て比例的に変化する)の低周波成分が含まれているので
、該低域櫨波回路26では約10KHZの高周波成分を
除去するようになっている。次に低域嬢波回路26の出
力は波形整型回路27に入力されパルス変換される。 波形整型回路27は抵抗2700,2701,2702
,2704,2705、ダイオード2703、演算増中
器2706から成る零クロス型シュミット回路と、抵抗
2707,2709,2711,2713,2715、
コンデンサ2710、ダイオード2712、トランジス
タ2708,2714から成るパルス変換回路から形成
される。前記低域濠波回路26の演算増中器2605の
出力端子は抵抗2700を介し演算増中器2706の入
力端子に婆銃され、該入力端子には外部電位から分圧抵
抗2702を介し抵抗2701が接続されている。更に
該入力端子からダイオード2703を介し、演算増中器
2706の出力端子に接続されている。また演算増中器
2706の他の入力端子から抵抗2704を介しアース
に接続され、該入力端子から抵抗2705を介して該演
算増中器2706の出力端子に接続されている。以上の
構成による零クロス型シュミット回路によれば入力され
る一次電圧信号を矩形波に変換する作用を行う。 雲クロス型シュミット回路の出力は抵抗2707を介し
てパルス変換回路に入力される。零クロス型シュミット
回路の演算増中器2706の出力端子は抵抗2707を
介してトランジスタ2708のベース入力に接続される
。該トランジスタのェミッタはアースへ接続され、コレ
クタは抵抗2709を介して電源へ接続される。該コレ
ク夕と抵抗2709の接続点からコンデンサ2710を
介し、更に抵抗2711を介してアースされる。コンデ
ンサ2710と抵抗2711の接続点からダイオード2
712を介し、更に抵抗2713を介してトランジスタ
2714のベースへ接続される。該トランジスタ271
4のェミッタはアースされコレクタは抵抗2715を介
して電源へ接続されている。以上の構成によれば雫ク。
ス型シュミット回路から出力される一次電圧信号24a
の矩形波信号は24a信号と極性が反転されてたもので
あるため抵抗2707,2709,トランジスタ270
8から成る反転回路により24aの信号と同一の極性に
変換し、更にコンデンサ2710、抵抗2711から成
る微分回路により、矩形波信号を微分し、ダイオード2
712の極性により立ち上り部すなわち正極性の信号の
みを抵抗2713を介してトランジスタ2714により
、飽和増中し細いパルス信号に変換する機能を有する。
次に波形整型回路27により一次電圧信号24aの立上
り部で細いパルスに変換された信号は、モノステーフル
・マルチ回路28および周波数一電圧変換回路32に入
力される。モノステーフル・マルチ回路28はIC素子
2800、抵抗2801、コンデンサ2802から成り
、前記波形整型回路27のトランジスター2714のコ
レクタから出力されるパルス信号を抵抗2801とコン
デンサ2802の時定数によって定まる一定時間中のパ
ルス信号に変換する。 この一定時間中のパルス信号は、前述したカウンタ回路
23のクリアー信号28aとしてカウンタ回路23に入
力され、更にカウンタ回路29へクロツク信号として入
力されている。カウンター回路29はICを応用したカ
ウンター素子2900,2901およびアンドゲート2
902から成り、前記モノステーフル・マルチ回路28
の出力信号を計数する。カウンター回路29は入力信号
の100パルス毎にアンドゲート2902からパルスが
出力される。カウンター回路29の出力はモノステーブ
ル・マルチ回路30}こ入力される。モノステーフル・
マルチ回路30はIC素子3000、抵抗3001、コ
ンデンサ3002から成り、カウンター回路29から出
力されるパルス信号を抵抗3001とコンデンサ300
2との時定数によって定まる一定時間中のパルス信号に
変換し、次のィンヂケーター回路31へ入力される。イ
ンジケーター回路31‘ま抵抗3100,3102、ト
ランジスタ3101、発光ダイオード3103から成る
。モノステーフル・マルチ回路30の出力端子は抵抗3
100を介してトランジスタ3101のベースへ接続さ
れる。該トランジスタ3101のェミッタはアースに接
続され、コレクタは抵抗3102を介して発光ダイオー
ド3103のカソード端子に接続され、更に該発光ダイ
オード3103のァノード端子は電源に接続されている
。 以上の構成によれば、一次電圧信号24aが100回入
力される毎にモノステーフルマルチ回路30Gま1個の
一定時間中のパルスを発生し、発光ダイオード3103
を点灯させる機能を持つ。 次に前記波形整型回路27の出力信号が入力される周波
数−電圧変換回路(以下F−V変換回路と称す)32に
ついて説明する。F−V変換回路32はIC素子320
0、抵抗3201,コンデンサ3202から成るモノス
テーフルマルチ回路と抵抗3203,3204,320
6、コンデンサ3205,3207、演算増中器320
8から成る低域櫨波回路とから形成される。前記波形整
型回路27のトランジスタ2714のコレクタからの出
力信号はモノステーフルマルチ回路の入力端子に入力さ
れ、モノステーブルマルチ回路は抵抗3201とコンデ
ンサ3202による時定数によって定まる一定時間中の
パルス信号に変換する。 この世力は次段の低域猿波回路に入力される。モノステ
ーフルマルチ回路の出力端子は抵抗3203に接続され
更に抵抗3206を介して演算増中器3208の入力端
子に接続される。該抵抗3203と3206との接続点
からコンデンサ3205を介してアースへ接続され、更
に該接続点から抵抗3204を介して該演算増中器32
08の出力端子に接続される。該出力端子からコンデン
サ3207を介して抵抗3206の接続される入力端子
へ接続される。演算増中器3208の他の入力端子は直
接アースへ接続されている。以上の構成によれば低域猿
波回路が形成されて前記波形整型回路27から出力され
る信号をモノステーフルマルチ回路と低域猿波回路から
形成するF−V変換回路32の作用により入力信号の周
波数に比例した直流電圧に変換する動作を行う。 すなわち一次電圧信号の周波数を直流電圧に変換し、エ
ンジンの回転数信号とするものである。次にF−V変換
回路32の出力は増中回路33に入力される。増中回路
33は抵抗3301,3302,3303,3304,
3305、切換スイッチ3300、演算増中器3306
から成る。F−V変換回路32の演算増中器3208の
出力端子は抵抗3301を介して演算増中器3306の
入力端子に接続される。該入力端子には外部電源から分
圧抵抗3303を介して抵抗3302が接続され更に該
入力端子から切換スイッチ3300‘こ接続され、該切
襖スイッチ3300の切換接点から抵抗3304,33
05を介して演算増中器3306の出力端子に接続され
ている。また演算増中器3306の他の入力端子は直接
アースへ接続されている。以上の構成による増中回路3
3によればF−V変換回路32から出力されるエンジン
回転数に比例した直流電圧信号を抵抗3301と抵抗3
304あるいは抵抗3305の比によって決まる増中度
を有する増中作用を行う。 なお外部電位を分圧抵抗3303により抵抗3302を
介して演算増中器3306に入力するのは、一次電圧信
号が入力されていない時、すなわちエンジン回転数が0
の時、前段演算増中器3208および演算増中器330
6などによって生じるオフセット電圧を調整しく増中回
路33の出力がOVになるように調整する零調の作用を
行うためである。また、切換スイッチ330川まエンジ
ンの気筒数、本実施例の場合は4気筒と6気筒を切換え
るためのものである。 すなわち4気筒と6気筒ではエンジンの1回転に対する
一次電圧信号の数が異り「4気筒では2個、6気筒では
3個出力される。従って同一のエンジン回転数では4気
筒に比して6気筒では一次電圧信号の周波数が1.牙音
となる。従ってF−V変換回路32から出力される直流
電圧もi.5倍となり「増中回路33の出力電圧がエン
ジンの同一回転数でも気筒数によって異ってしまう。従
ってこれを補正するために切換えスイッチ33001こ
より増中回路33の帰還抵抗となる抵抗3304,33
06を気筒数に対応させて、その値を変えてやれば増中
回路33の出力は気筒数が変っても常に同一エンジン回
転数では同一レベルの直流電圧が出力されることになる
。尚、上記実施例において6気筒エンジンとしたが、一
般には4気筒エンジンでも使用できることは云うまでも
ない。更に単気筒エンジンでも使用できる。この時には
、入力回路をそのまま用いてもよく、或いは若干の変更
(回路縮少等)を行ってよいことは云うまでもない。ま
た、インピーダンス変換回路もセンサ自体の性格によっ
ては必ずしも必要としない。
【図面の簡単な説明】
第IA図、IB図は従来の圧力検出波形の波形説明図、
第2図は本発明の実施例図、第3図は各部波形図、第4
A,4B,4C図は本発明の主要部の1つとなるクラン
ク角度検出センサの実施例図、第5図、第6図、第7図
、第8図は各部具体回路例図を示す。 1・・・・・・圧力検出点火プラグ群、4……セレクタ
スイツチ、9……ゲート、10……ピークホールド回路
、20・・・・・・電磁ピックアップ、23・・・…カ
ウンタ。 第IA図 第IB図 第2図 第3図 第4A図 第4B図 第4C図 図 山 縦 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検
    出して各気筒毎の検出信号を出力する第1の手段と、前
    記検出信号の中から特定気筒に対応する検出信号を取り
    出すか全気筒に対応する検出信号を取り出すかを選択し
    て選択した検出信号を取り出すためのスイツチ手段と、
    前記スイツチ手段により取り出された信号を時間軸にお
    いて加算する加算手段と、前記加算手段により得られる
    信号の中から予め求められたノツキング固有の周波酔帯
    域を有する信号のみ取り出しノツキング信号として出力
    する第2の手段と、エンジンクランク軸に取り付けられ
    て各気筒毎に予め設定されたノツキング発生区間に対応
    するクランク角度範囲を検出するクランク角度検出手段
    と、前記クランク角度検出手段により得られる信号に基
    づいて前記クランク角度範囲でゲート信号を発生する第
    3の手段と、前記ノツキング信号と前記ゲート信号とに
    基づいて該ゲート信号の発生区間内に存在する該ノツキ
    ング信号のみを通過させるゲート手段と、前記ノツキン
    グ信号の通過毎に前記ゲート手段を通過した信号の最大
    値をホールドする第4の手段と、前記第4の手段により
    得られる信号の振幅値を表示する第5の手段と、を含む
    エンジン・ノツキング・メータ。 2 エンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検
    出して各気筒毎の検出信号を出力する第1の手段と、前
    記検出信号の中から特定気筒に対応する検出信号を取り
    出すか全気筒に対応する検出信号を取り出すかを選択し
    て選択した検出信号を取り出すためのスイツチ手段と、
    前記スイツチ手段により取り出された信号を時間軸にお
    いて加算する加算手段と、前記加算手段により得られる
    信号の中から予め求められたノツキング固有の周波酔帯
    域を有する信号のみ取り出しノツキング信号として出力
    する第2の手段と、エンジンクランク軸に取り付けられ
    て各気筒毎に予め設定されたノツキング発生区間に対応
    するクランク角度範囲を検出するクランク角度検出手段
    と、前記クランク角度検出手段により得られる信号に基
    づいて前記クランク角度範囲でゲート信号を発生する第
    3の手段と、前記ノツキング信号と前記ゲート信号とに
    基づいて該ゲート信号の発生区間内に存在する該ノツキ
    ング信号のみを通過させるゲート手段と、前記ノツキン
    グ信号の通過毎に前記ゲート手段を通過した信号の最大
    値をホールドする第4の手段と、前記第4の手段により
    得られる信号のレベルと予め設定された設定レベルとを
    比較し該信号のレベルが該設定レベルを越えたときに信
    号を発生する第6の手段と、前記第6の手段により発生
    された信号を予め設定された点火回数期間中に計数して
    計算値を表示する第7の手段と、を含むエンジン・ノツ
    キング・メータ。 3 エンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検
    出して各気筒毎の検出信号を出力する第1の手段と、前
    記検出信号の中から特定気筒に対応する検出信号を取り
    出すか全気筒に対応する検出信号を取り出すかを選択し
    て選択した検出信号を取り出すためのスイツチ手段と、
    前記スイツチ手段により取り出された信号を時間軸にお
    いて加算する加算手段と、前記加算手段により得られる
    信号の中から予め求められたノツキング固有の周波数帯
    域を有する信号のみ取り出しノツキング信号として出力
    する第2の手段と、エンジンクランク軸に取り付けられ
    て各気筒毎に予め設定されたノツキング発生区間に対応
    するクランク角度範囲を検出するクランク角度検出手段
    と、前記クランク角度検出手段により得られる信号に基
    づいて前記クランク角度範囲でゲート信号を発生する第
    3の手段と、前記ノツキング信号と前記ゲート信号とに
    基づいて該ゲート信号の発生区間内に存在する該ノツキ
    ング信号のみを通過させるゲート手段と、前記ノツキン
    グ信号の通過毎に前記ゲート手段を通過した信号の最大
    値をホールドする第4の手段と、前記第4の手段により
    得られる信号の振幅値を表示する第5の手段と、前記第
    4の手段により得られる信号のレベルと予め設定された
    設定レベルとを比較し該信号のレベルが該設定レベルを
    越えたときに信号を発生する第6の手段と、前記第6の
    手段により発生された信号を予め設定された点火回数期
    間中に計数して計算値を表示する第7の手段と、を含む
    エンジン・ノツキング・メータ。 4 エンジン全気筒のシリンダ内の圧力を各気筒毎に検
    出して各気筒毎の検出信号を出力する第1の手段と、前
    記検出信号の振幅レベルをそれぞれ調整する第8の手段
    と、前記第8の手段により得られたそれぞれの信号の中
    から一定振幅以下の信号をそれぞれ除去する第9の手段
    と、前記第9の手段により得られた信号の中から特定気
    筒に対応する信号を取り出すか全気筒に対応する信号を
    取り出すかを選択して選択した信号を取り出すためのス
    イツチ手段と、前記スイツチ手段により取り出された信
    号を時間軸において加算する加算手段と、前記加算手段
    により得られる信号の中から予め求められたノツキング
    固有の周波数帯域を有する信号のみ取り出しノツキング
    信号として出力する第2の手段と、エンジンクランク軸
    に取り付けられて各気筒毎に予め設定されたノツキング
    発生区間に対応するクランク角度範囲を検出するクラン
    ク角度検出手段と、前記クランク角度検出手段により得
    られる信号に基づいて前記クランク角度範囲でゲート信
    号を発生する第3の手段と、前記ノツキング信号と前記
    ゲート信号とに基づいて該ゲート信号の発生区間内に存
    在する該ノツキング信号のみを通過させるゲート手段と
    、前記ノツキング信号の通過毎に前記ゲート手段を通過
    した信号の最大値をホールドする第4の手段と、前記第
    4の手段により得られる信号の振幅値を表示する第5の
    手段と、前記第4の手段により得られる信号のレベルと
    予め設定された設定レベルとを比較し該信号のレベルが
    該設定レベルを越えたときに信号を発生する第6の手段
    と、前記第6の手段により発生された信号を予め設定さ
    れた点火回数期間中に計数して計数値を表示する第7の
    手段と、を含むエンジン・ノツキング・メータ。
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