JPS607129Y2 - 内面脱泡型 - Google Patents
内面脱泡型Info
- Publication number
- JPS607129Y2 JPS607129Y2 JP9328580U JP9328580U JPS607129Y2 JP S607129 Y2 JPS607129 Y2 JP S607129Y2 JP 9328580 U JP9328580 U JP 9328580U JP 9328580 U JP9328580 U JP 9328580U JP S607129 Y2 JPS607129 Y2 JP S607129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid supply
- tube
- uncured
- fiber layer
- flexible bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、未硬化樹脂管、未硬化強化樹脂管、未硬化モ
ルタル管、未硬化複合管など遠心成形した未硬化管の内
面脱泡型に関するものである。
ルタル管、未硬化複合管など遠心成形した未硬化管の内
面脱泡型に関するものである。
遠心成形した未硬化管の内面近くには気泡が残存してい
る。
る。
特に強化繊維（ファイバー）を混入させた未硬化強化樹
脂管では、回転型を停止させたときに強化繊維の立上り
現象によって気泡が多数発生することになる。
脂管では、回転型を停止させたときに強化繊維の立上り
現象によって気泡が多数発生することになる。
この気泡の脱泡と形状の安定をはかるため、未硬化管の
内側に耐溶剤性のフィルムチューブを展敷し、このフィ
ルムチューブ内を加圧して未硬化直管の内面に圧接させ
ることが考えられている。
内側に耐溶剤性のフィルムチューブを展敷し、このフィ
ルムチューブ内を加圧して未硬化直管の内面に圧接させ
ることが考えられている。
しかし、この場合にフィルムチューブを一度に全部脹ら
ませると、特に未硬化管の長さ方向中間部においてこれ
ら未硬化管とフィルムチューブとの間に空気層が生じ、
これが未硬化管の内面を乱すとともに一部が未硬化管内
に気泡として入り込むことになる。
ませると、特に未硬化管の長さ方向中間部においてこれ
ら未硬化管とフィルムチューブとの間に空気層が生じ、
これが未硬化管の内面を乱すとともに一部が未硬化管内
に気泡として入り込むことになる。
また別の方式として、フィルムチューブの圧接作用位置
を未硬化管の軸芯方向に順次移動させつつ圧接作用範囲
を拡大させて行くことが考えられるが、この場合に圧接
作用位置の移動に伴って樹脂を押しやることになり、以
って均一な肉厚を期待できなくなる。
を未硬化管の軸芯方向に順次移動させつつ圧接作用範囲
を拡大させて行くことが考えられるが、この場合に圧接
作用位置の移動に伴って樹脂を押しやることになり、以
って均一な肉厚を期待できなくなる。
さらに圧接作用位置を移動させることは制御が複雑とな
る。
る。
そこで本考案は上記問題点を解決し得る内面脱泡型を提
案するもので、以下その一実施例を図面に基づいて説明
する。
案するもので、以下その一実施例を図面に基づいて説明
する。
第１図は回転型１の内周面上に未硬化管２を遠心成形し
た状態を示している。
た状態を示している。
この回転型１は周方向において二つ割（分割）可能であ
って、複数個のロール３を介して水平軸芯４の周りに回
転可能であり、その回転力はロール３側から与えている
。
って、複数個のロール３を介して水平軸芯４の周りに回
転可能であり、その回転力はロール３側から与えている
。
この回転型１の一端外方には前記水平軸芯４上で移動可
能な圧力流体供給管５が配設されている。
能な圧力流体供給管５が配設されている。
この圧力流体供給管５は先端に栓６が設けられ、その内
部に形成される圧力流体路７は基端側を介して圧力流体
供給源（図示せず）に連通している。
部に形成される圧力流体路７は基端側を介して圧力流体
供給源（図示せず）に連通している。
さらに圧力流体供給管５には加圧室８を形成する状態で
筒状の可撓袋体９が取付けである。
筒状の可撓袋体９が取付けである。
この可撓袋体９はパラフィンを添加したシリコンやパイ
トン（フッソゴム）などからなる。
トン（フッソゴム）などからなる。
そして圧力流体路７と加圧室８とは、圧力流体供給管５
に設けた多数の連通孔１０によって連通されている。
に設けた多数の連通孔１０によって連通されている。
前記可撓袋体９の外周には筒状の繊維層１１が配設れて
いる。
いる。
この繊維層１１は、綿、ポリエステル繊維など耐触性の
ものが採用される。
ものが採用される。
そして繊維層１１の外周には多孔フィルム１２が配設さ
れる。
れる。
この多孔フィルム１２は、ポリエチレン、テトロン、ナ
イロンなど耐溶剤性のものが使用される。
イロンなど耐溶剤性のものが使用される。
ここで挿入時における各部の寸法関係は、未硬化管２の
内径りに対して、可撓袋体９の外径はほぼ（８０％Ｄ）
、繊維層１１の厚さはほぼ（１％Ｄ）、多孔フィルム１
２の厚さはほぼ（２〜１０／ １００％Ｄ）であり、可
撓袋体９は多孔フィルム１２が（１０１％Ｄ）になるよ
うに脹らむ。
内径りに対して、可撓袋体９の外径はほぼ（８０％Ｄ）
、繊維層１１の厚さはほぼ（１％Ｄ）、多孔フィルム１
２の厚さはほぼ（２〜１０／ １００％Ｄ）であり、可
撓袋体９は多孔フィルム１２が（１０１％Ｄ）になるよ
うに脹らむ。
第１図実線に示すように、回転型１の内周面上に未硬化
管２を遠心成形し、該回転型１を停止させた状態で、先
ず可撓袋体９と繊維層１１、ならびに多孔フィルム１２
を一体化した圧力流体供給管５を第１図仮想線に示すよ
うに回転型（１）内に挿入させる。
管２を遠心成形し、該回転型１を停止させた状態で、先
ず可撓袋体９と繊維層１１、ならびに多孔フィルム１２
を一体化した圧力流体供給管５を第１図仮想線に示すよ
うに回転型（１）内に挿入させる。
次いで圧力流体路７、連通孔１０を介して加圧室８内に
圧力流体（圧縮空気など）を供給する。
圧力流体（圧縮空気など）を供給する。
すると可撓袋体９が脹らみ、その外周に配設した繊維層
１１ならびに多孔フィルム１２が径大化し、第２図、第
３図に示すように多孔フィルム１２を未硬化管２の内面
に圧接させる。
１１ならびに多孔フィルム１２が径大化し、第２図、第
３図に示すように多孔フィルム１２を未硬化管２の内面
に圧接させる。
これにより未硬化管２の内面は押圧成形されるが、その
絞り作用により内面側に移動してきた気泡の空気は多孔
フィルム１２の孔を通り、そして繊維層１１内に流れ込
む。
絞り作用により内面側に移動してきた気泡の空気は多孔
フィルム１２の孔を通り、そして繊維層１１内に流れ込
む。
その際に余剰樹脂も同様に繊維層１１内に流れ込むこと
になる。
になる。
以上述べたように本考案によると、可撓袋体内に加圧流
体を供給して脹らませ、その外周に配設した繊維層なら
びに多孔フィルムを径大化して該多孔フィルムを未硬化
管の内面に押圧させることにより、気泡を押しつぶして
その空気を多孔フィルムの孔を通して繊維層内に流入さ
せ除去することができ、未硬化管内面に対する脱泡と加
圧成形とを確実に行うことができる。
体を供給して脹らませ、その外周に配設した繊維層なら
びに多孔フィルムを径大化して該多孔フィルムを未硬化
管の内面に押圧させることにより、気泡を押しつぶして
その空気を多孔フィルムの孔を通して繊維層内に流入さ
せ除去することができ、未硬化管内面に対する脱泡と加
圧成形とを確実に行うことができる。
しかもその制御は可撓袋体内に加圧流体を供給するだけ
でよいことから簡素化できる。
でよいことから簡素化できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図、第２図は作用
状態を示す縦断正面図、第３図は第２図における縦断側
面図である。 １・・・・・・回転型、２・・・・・・未硬化管、３・
・・・・・ロール、４・・・・・・水平軸芯、５・・・
・・・圧力流体供給管、６・・・・・・栓、７・・・・
・・圧力流体路、８・・・・・・加圧室、９・・・・・
・可撓袋体、１０・・・・・・連通孔、１１・・・・・
・繊維層、１２・・・・・・多孔フィルム。
状態を示す縦断正面図、第３図は第２図における縦断側
面図である。 １・・・・・・回転型、２・・・・・・未硬化管、３・
・・・・・ロール、４・・・・・・水平軸芯、５・・・
・・・圧力流体供給管、６・・・・・・栓、７・・・・
・・圧力流体路、８・・・・・・加圧室、９・・・・・
・可撓袋体、１０・・・・・・連通孔、１１・・・・・
・繊維層、１２・・・・・・多孔フィルム。
Claims (1)
- 遠心成形した未硬化管の内面脱泡型であって、未硬化管
内に挿入可能な圧力流体供給管と、この圧力流体供給管
に外嵌し且つ両端を該圧力流体供給管に取付けた筒状の
可撓袋体と、これら圧力流体供給管と可撓袋体との間に
形成した加圧室に対向して該圧力流体供給管に設けた多
数の連通孔と、前記可撓袋体の外周に配設した筒状の繊
維層と、この繊維層の外周に配設した多孔フィルムとに
より構成したことを特徴とする内面脱泡型。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9328580U JPS607129Y2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 内面脱泡型 |
| DE3110091A DE3110091C2 (de) | 1980-03-25 | 1981-03-16 | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung gebogener Rohre aus zusammengesetztem, aushärtbarem Material |
| CH187181A CH640776A5 (fr) | 1980-03-25 | 1981-03-19 | Procede et dispositif pour la fabrication de conduites cambrees en materiau composite. |
| SE8101792A SE435599B (sv) | 1980-03-25 | 1981-03-20 | Forfarande och anordning for framstellning av bojda ror |
| IT8148082A IT8148082A0 (it) | 1980-03-25 | 1981-03-23 | Fabbricazione di elementi di condotprocedimento ed apparecchio per late curve in materiali compositi |
| FR8105766A FR2479080A1 (fr) | 1980-03-25 | 1981-03-23 | Procede et dispositif de fabrication de tuyaux cintres |
| US06/254,051 US4518556A (en) | 1980-07-01 | 1981-04-14 | Method for molding bent pipes made up of composite material |
| US06/422,560 US4483670A (en) | 1980-07-01 | 1982-09-24 | Method and apparatus for molding bent pipes made up of composite material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9328580U JPS607129Y2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 内面脱泡型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716310U JPS5716310U (ja) | 1982-01-27 |
| JPS607129Y2 true JPS607129Y2 (ja) | 1985-03-09 |
Family
ID=29455229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9328580U Expired JPS607129Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-07-01 | 内面脱泡型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607129Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57146609A (en) * | 1981-03-06 | 1982-09-10 | Sekisan Kogyo Kk | Method and device for manufacturing centrifugally molded concrete product |
-
1980
- 1980-07-01 JP JP9328580U patent/JPS607129Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716310U (ja) | 1982-01-27 |
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