JPS607085Y2 - 墜落防止用安全ベルト - Google Patents
墜落防止用安全ベルトInfo
- Publication number
- JPS607085Y2 JPS607085Y2 JP10227680U JP10227680U JPS607085Y2 JP S607085 Y2 JPS607085 Y2 JP S607085Y2 JP 10227680 U JP10227680 U JP 10227680U JP 10227680 U JP10227680 U JP 10227680U JP S607085 Y2 JPS607085 Y2 JP S607085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- ring
- piece
- rope
- fall prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鉄塔・ビル建設その他の高所において作業者が
墜落防止に使用する安全ベルトの改良に関する考案であ
る。
墜落防止に使用する安全ベルトの改良に関する考案であ
る。
従来この種の安全ベルトはリングをベルトの１部分に固
定された状態で取付けられていたので、その安全ベルト
を身体に装着した場合はリングが身体の片側（通常は左
側）に固定されたままの状態で高所作業及び移動を行な
っていた。
定された状態で取付けられていたので、その安全ベルト
を身体に装着した場合はリングが身体の片側（通常は左
側）に固定されたままの状態で高所作業及び移動を行な
っていた。
それ故作業時にロープ先端のフックを構造物に結合する
場合は必ず作業場所の左側に位置するように結合しなく
てはならず、また高所の足場上を移動する場合は安全ベ
ルトのロープを結合する手摺りとか水平親ロープ等が、
作業者の進行方向の左側に位置する状態であれば円滑な
移動ができるが、その反対に右側に位置する場合はリン
グが反対側に位置するのでロープの有効長さが短かくな
り、移動又は作業が困難であった。
場合は必ず作業場所の左側に位置するように結合しなく
てはならず、また高所の足場上を移動する場合は安全ベ
ルトのロープを結合する手摺りとか水平親ロープ等が、
作業者の進行方向の左側に位置する状態であれば円滑な
移動ができるが、その反対に右側に位置する場合はリン
グが反対側に位置するのでロープの有効長さが短かくな
り、移動又は作業が困難であった。
本考案は斯様な従来品の欠点を除去し改善してロープを
取付けているリングが必要時に容易に移動させることが
できる安全ベルトを提供することをその目的とするもの
である。
取付けているリングが必要時に容易に移動させることが
できる安全ベルトを提供することをその目的とするもの
である。
本考案の態様を添付図面に示す一実施例について詳記す
る。
る。
本実施例は図示する如く、一端にバックル１を取付けた
ベルト２の中央部分に該ベルト２よりも少し広幅のベル
ト片３を沿わ腰その沿わした部分のベルト２が少し弛る
むようにした該ベルト片３の両端部をベルト２に縫着固
定４，４シてベルト中央部分にリング摺動部５を設け、
該リング摺動部５にリング６を挿通し、先端にフック７
を取付けたロープ８の基端部を該リング６に結合した構
造を有するものである。
ベルト２の中央部分に該ベルト２よりも少し広幅のベル
ト片３を沿わ腰その沿わした部分のベルト２が少し弛る
むようにした該ベルト片３の両端部をベルト２に縫着固
定４，４シてベルト中央部分にリング摺動部５を設け、
該リング摺動部５にリング６を挿通し、先端にフック７
を取付けたロープ８の基端部を該リング６に結合した構
造を有するものである。
前記リング摺動部５の長さは、通常作業者が当該安全帯
を身体に装着した時に両腰側部より背部にかけて移動可
能な範囲で作業者の体格に応じ約３００Ｔｒｒ！ｒＬ〜
５５−前後が適当である。
を身体に装着した時に両腰側部より背部にかけて移動可
能な範囲で作業者の体格に応じ約３００Ｔｒｒ！ｒＬ〜
５５−前後が適当である。
尚、リング６はベルト片３を固着する前にベルト２のリ
ング摺動部５へ挿通しておくものである。
ング摺動部５へ挿通しておくものである。
またリング摺動部５の弛るみ具合はベルト２を作業者の
身体に装着した時に、該リング摺動部５のベルトがベル
ト片３の外周を廻ることになるので、その時にリング摺
動部５のベルトとベルト片３とが平行になるか、又は密
着しない程度に弛るみをもたせると良い。
身体に装着した時に、該リング摺動部５のベルトがベル
ト片３の外周を廻ることになるので、その時にリング摺
動部５のベルトとベルト片３とが平行になるか、又は密
着しない程度に弛るみをもたせると良い。
本考案を使用するには、第４図に示すようにベルト２を
作業者の身体１０に巻いてバックル１で締着する。
作業者の身体１０に巻いてバックル１で締着する。
この場合ベルト２のリング摺動部５はベルト片３によっ
てバイパスされているので、身体を締着した時の直接の
テンションはかかってない状態でベルト片３に重合して
いる。
てバイパスされているので、身体を締着した時の直接の
テンションはかかってない状態でベルト片３に重合して
いる。
このように安全ベルトを身体に装着した状態で高所作業
及び移動を行なうのであるが、作業を行なう場合はロー
プ８又はフック７を構造物に結合し、また移動時はロー
プ８又はフック７を水平親綱とか手摺に結合して作業又
は移動を行なう。
及び移動を行なうのであるが、作業を行なう場合はロー
プ８又はフック７を構造物に結合し、また移動時はロー
プ８又はフック７を水平親綱とか手摺に結合して作業又
は移動を行なう。
本考案ではロープ８を結合したリング６をベルト２のリ
ング摺動部５に摺動自在に挿通しているので、高所作業
を行なう場合、フック７を作業者１０の左方・後方又は
右方のいずれの構造物に結合してもそれに対応してリン
グ６がベルト２のリング摺動部５を摺動して適当な位置
に移動するから常にロープ８の長さを有効に使用するこ
とができて作業範囲が広くなると共にロープ８が作業者
の動作に障害となることはなく、能率的に作業をするこ
とができる。
ング摺動部５に摺動自在に挿通しているので、高所作業
を行なう場合、フック７を作業者１０の左方・後方又は
右方のいずれの構造物に結合してもそれに対応してリン
グ６がベルト２のリング摺動部５を摺動して適当な位置
に移動するから常にロープ８の長さを有効に使用するこ
とができて作業範囲が広くなると共にロープ８が作業者
の動作に障害となることはなく、能率的に作業をするこ
とができる。
また足場上等を移動する場合はロープ８又はフック７を
水平親綱とか手摺に結合して摺動し乍ら移動するのであ
るが、それら水平親綱又は手摺が作業者の左側又はその
反対に右側に位置する状態で移動を行なっても、ロープ
８を結合しているリング６は手摺等の側へ移動し又は移
動させることができるから常に円滑な移動をすることが
できる。
水平親綱とか手摺に結合して摺動し乍ら移動するのであ
るが、それら水平親綱又は手摺が作業者の左側又はその
反対に右側に位置する状態で移動を行なっても、ロープ
８を結合しているリング６は手摺等の側へ移動し又は移
動させることができるから常に円滑な移動をすることが
できる。
また作業時及び移動時に万一墜落した場合はリング６は
ベルト２に挿通しており、該ベルト２によって引き止め
られるからベルトが切断するようなことなく安全である
。
ベルト２に挿通しており、該ベルト２によって引き止め
られるからベルトが切断するようなことなく安全である
。
また本考案はベルト２のリング摺動部５の長さよりもベ
ルト片３の長さを少し短かくしてリング摺動部５のベル
トに弛るみをもたせ、ベルト２を身体に装着した時に締
着テンションをベルト片３にかけてリング摺動部５のベ
ルトがベルト片３に密着しないように構成しているので
、リング６の摺動は円滑にできる等々の顕著な効果があ
る。
ルト片３の長さを少し短かくしてリング摺動部５のベル
トに弛るみをもたせ、ベルト２を身体に装着した時に締
着テンションをベルト片３にかけてリング摺動部５のベ
ルトがベルト片３に密着しないように構成しているので
、リング６の摺動は円滑にできる等々の顕著な効果があ
る。
第３図は本考案の他の実施例を示すもので、ベルト片３
の両端部をベルト２に固着４，４する時に該ベルト片３
の両端部を互に内側に向は合った状態で縫着し、そこに
リング嵌合部９，９を設けた点において前記第１実施例
と異なるがその他及び作用効果は均等である。
の両端部をベルト２に固着４，４する時に該ベルト片３
の両端部を互に内側に向は合った状態で縫着し、そこに
リング嵌合部９，９を設けた点において前記第１実施例
と異なるがその他及び作用効果は均等である。
第１図は本考案のベルトの正面図、第２図はその平面図
、第３図は本考案の他の実施例を示す平面図、第４図は
使用状態図。 付量１はバックル、２はベルト、３はベルト片、４は固
着、５はリング摺動部、６はリング、７はフック、８は
ロープ、９はリング嵌合部、１０は作業者。
、第３図は本考案の他の実施例を示す平面図、第４図は
使用状態図。 付量１はバックル、２はベルト、３はベルト片、４は固
着、５はリング摺動部、６はリング、７はフック、８は
ロープ、９はリング嵌合部、１０は作業者。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １一端にバックル１を取付けたベルト２の中央部分に別
のベルト片３を沿わしてその両端を前記ベルト２に固着
４，４することによりベルト２に弛みをもった約３００
〜５５０７７Ｅｌｌ＋前後のリング摺動部５を設け、該
リング摺動部５にリング６を摺動自在に挿通し、先端に
フック７を取付けたロープ８の基端部を該リング６に結
合して成る構造を特徴とする墜落防止用安全ベルト。 ２ ベルト片３はベルト２と同幅またはそれよりも広幅
のベルトを用い、ベルト２の裏面に沿わして該ベルト２
のリング摺動部５に少し弛みをもたせた状態で両端部を
縫着固定４，４シた構造を特徴とする実用新案登録請求
の範囲第１項に記載の墜落防止用安全ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10227680U JPS607085Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 墜落防止用安全ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10227680U JPS607085Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 墜落防止用安全ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726256U JPS5726256U (ja) | 1982-02-10 |
| JPS607085Y2 true JPS607085Y2 (ja) | 1985-03-08 |
Family
ID=29463698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10227680U Expired JPS607085Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 墜落防止用安全ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607085Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010075511A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Fujii Denko Co Ltd | 安全帯及びその部品セット |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013005916A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Masaga Hashimoto | 胴ベルト型安全帯及び転落・滑落の防止をする方法 |
| JP6642648B2 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-02-05 | 有限会社谷本鈩製作所 | 刈払い機吊下げ用腰ベルト |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP10227680U patent/JPS607085Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010075511A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Fujii Denko Co Ltd | 安全帯及びその部品セット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726256U (ja) | 1982-02-10 |
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