JPS6069071A - Ν−置換−1,2,4−トリアゾ−ル類 - Google Patents

Ν−置換−1,2,4−トリアゾ−ル類

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JPS6069071A
JPS6069071A JP58178914A JP17891483A JPS6069071A JP S6069071 A JPS6069071 A JP S6069071A JP 58178914 A JP58178914 A JP 58178914A JP 17891483 A JP17891483 A JP 17891483A JP S6069071 A JPS6069071 A JP S6069071A
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JP
Japan
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chloroform
formula
dichlorophenyl
group
yield
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Application number
JP58178914A
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English (en)
Inventor
Kitaro Saji
幾太郎 佐治
Renzo Ouchi
大内 廉三
Katsuaki Ichinose
一瀬 克章
Tomoharu Tanio
谷尾 知治
Takao Okuda
奥田 隆夫
Toshio Atami
熱海 駿雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Priority to DE8484111417T priority patent/DE3476800D1/de
Priority to ES536227A priority patent/ES8603434A1/es
Priority to AT84111417T priority patent/ATE40885T1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(1) 〔式中 R1は水素原子または低級アルキル基を示し 
R2は無置換もしくはハロゲン原子で置換されたフェニ
ル基または一般式(式中、R4、R6,R6は各々低級
アルキル基を示す。) で表わされる基を示し R3は低級ないし中級アルキル
基または低級シクロアルキル基を示し、nは1または2
を示す。〕 で表わされるN−置換−1,2,4−)リアゾール類お
よびその酸付加塩に関する。
一般式(1)において、低級アルキル基とは炭素数1〜
4個の直鎖状または分校状のアルキル基を意味し、例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピルM、1so−プロ
ピル基、n−ブチル基、jec−ブチル基、1so−ブ
チル基、tert−ブチル基があげられる。
低級ないし中級アルキル基−とは炭素数1〜10個の直
鎖状又は分校状のアルキル基を意味し、例えばメチル基
、エチル基、n−プロピル基、1so−プロピル基、n
−ブチル基、igo−ブチル基、【−ブチル基、n−ペ
ンチル基、n〜ヘキシル基、n−オクチル基、n−ノニ
ル基、n−デシル基があげられるが、炭素数4〜5のア
ルキル基が好ましい。
低級シクロアルキル基とは炭素数3〜6個の環状アルキ
ル基を意味し、例えばシクロプロピル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基カあげられる。
ハロゲン原子とはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素の各原子
を意味する。本発明化合物は少くとも1つの不整中心を
有しており、光学活性体に分離することもできる。本発
明は特にラセミ体に制限されるものではなくそれらの光
学異性体も含まれる。
本発明化合物である一般式(1)で表わされる1゜2.
4−)リアゾール類は本発明者等によりはじめて製造さ
れたものであり、人間を含む動物の真菌疾患に対して特
に有効な薬剤である。
前記一般式は)で表わされる本発明化合物の類縁化合物
としては、I、2.4−トリフ°ゾール基を有するスル
フィド体(特開昭58−15964号公報)か知られて
おり、植物病原性微生物を防除するために有用であるこ
とが当該公報に記載されているが、本発明化合物につい
ての開1示はなく、まして本発明化合物が特にすぐれた
抗真菌活性を有することについての記載は見られない。
本発明者らは鋭意検討の結果前記一般式(1)で表わさ
れる本発明1,2.4−1リアゾ一ル誘導体、特にS−
オキシド誘導体がすぐれた抗真菌活性を有すること、さ
らに連続投与した場合にその効果が著しいことを見い出
し本発明を完成するに到った。
本発明化合物を製造するには、例えば以下に述べる二つ
の方法により行なうことができる。
第一の方法は次式で示される 1 2 〔式中、R、R、Rは前記に同じ、M はアルカリ金属を示す。〕 すなわち一般式(2)で表わされるエポキシ詞導体と一
般式(3)で表わされるチオール誘導体のアルカリ金属
塩とを溶媒中で反応させることにより一般式(4)で表
わされるスルフィド化合物を製造することにできる。さ
らに溶媒中過酸、例えばm−クロル過安息香酸で酸化す
ることにより一般式(1)で表わされる1、2.4−)
リアゾール誘導体を製造することができる。
一般式(4)で表わされるスルフィド化合物製造に使用
される溶媒としてはテトラヒドロフラン等のエーテル系
溶媒、ジメチルホルムアミド等が用いられるが特にこれ
lこ制限されるものではない。反応温度は0℃ないし溶
媒の沸点で行なわれ、好ましくは10℃〜60℃である
。チオール誘導体(3)は化合物(2)に対し1〜2当
量を使用するのが好ましい。
本反応に用いられる一般式(2)で表わされる化合物は
公知であるか、公知の方法〔特関昭57−159779
号公報〕により製造することができる。
次に一般式(4)で表わされる化合物の酸化反応に用い
られる酸化剤としては、m−クロル過安息香酸等の過酸
があり、また反応溶媒としてはクロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素等が用いられるが特にこれに制限されるも
のではない。
第二の方法は次式で示される。
+51 [61 〔式中、R、R、Rは前記に同じ、M はアルカリ金属を示す。〕 本反応に用いられる一般式(7)で表わされる化合物は
一般式(5)で表わされるケトン化合物と式(6)のジ
メチルオキソスルホニウムメチリドとをジメチルスルホ
キシドのような溶媒中で30℃〜60℃の温度で反応さ
せることにより製造することができる。次に化合物(7
)と一般式(8)で表わされる1、2.4−11アゾ一
ル誘導体のアルカリ金属塩とを溶媒中で反応させること
により一般式(4)で表わされるスルフィド化合物を製
造することができる。さらに化合物(4)を過酸と反応
させることにより化合物(1)へ導ひくことができる。
一般式(4)で表わされるスルフィド化合物の製造に用
いられる溶媒としてはジメチルホルムアミド等が用いら
れるが特にこれに制限されるものではない。反応温度は
室温ないし溶媒のか1点で行なわれ、好ましくは70℃
−120℃で行なわれる。
本反応に用いられる一般式(5)lで表わされ61シ合
物は公知の方法〔米国特許第4,128.5+’、1号
明細書(1978年)〕により容易に製造することがで
きる。
一般式(1)の化合物の酸付加塩は生理的に許、容され
る酸、例えば塩酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸、酢酸、
マレイン酸、コハク酸、フマール酸、酒石酸、クエン酸
、サリチル酸、ソルビン酸、乳酸などの塩であり、必要
に応じて従来の一般的な方法により得ることができる。
本発明化合物は単独でもしくは他の賦形剤、希釈剤、分
散剤などの添加剤とともに、外用もしくは内用のための
剤型として製剤化して使用される。このような剤型とし
ては溶液、懸濁液、粉剤、顆粒剤、カプセル、錠剤、注
射剤、軟膏、チンキ剤などがあげられ、又これらの製剤
は製剤化のための常法に従って一般に調剤され得る。
日あたり50〜1000 w9を1回または数回に分け
て投与することができる。
以下に実施例をあげてさらに詳しく説明する。7をテト
ラヒドロフラン15−に加え、続いて水冷下でn−ブチ
ルメルカプタン0.65 f(7、2mmol )を滴
下した。次に、tert−ブチル−2−(1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−メチル−オキシラン0.6
5F(3,6mmol)のテトラヒドロフラン1011
v溶液を滴下し、50〜55℃で2.5時間加熱後氷水
に注ぎ酢酸エチルで抽出した。水洗後硫酸マグネシウム
で乾燥し、酢酸エチルを留去して得られる油状物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付した。クロロホル
ムで溶出し油状物を得た。この油状物をエーテル中エー
テルー塩化水素で塩酸塩とし融点110〜113℃の2
− n゛−ブチルチオメチル−3,3−ジメチル−1−
(1,2,4−1−リアゾール−1−イル)−ブタン−
2−オール・塩酸塩を得た。収量0.17 F (収率
15゜5%)実施例1 2−n−ブチルチオメチル−3,3−ジメチル−1−(
1,2,4−)リアゾール−1−イル)−ブタン−2−
オール0082 f (3,03mmol)をクロロホ
ルム30rnlに溶解し、次にm −りOk過安息香酸
0.75 F (3,93mmol)を少しずつ加えた
。室温で1時間攪拌後氷水七 に注ぎ、アン上ニア水で塩基性とし、クロロホルムで抽
出した。水洗後−酸マグネシウムで乾燥し、クロロホル
ムを留去して得られる油状物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付した。クロロホルムで溶出し、融点1
31〜132℃の2−n−7’チルスルフィニルメチル
−3,3−ジメチル−1−(1,2゜4−トリアゾール
−1−イル)−ブタン−2−オール(IA)を得た。0
.639 (収率72.3チ)さらにクロロホルムで溶
出を続は融点76〜78℃のジアステレオマー(IB)
を得た。0.1i f (収率12.6チ)実施例2 2− n−ブチルチオメチル−3,3−ジメチル−1−
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブタン−2
−オールO,H’(2,6mmol)をクロロホルム2
0−に溶解し、次にm−クロル過安息香酸1.349 
(7,8mmo 1 )を少しずつ加えた。室温で3時
間攪拌した。
以下実施例1と同様に後処理し、得られる油状物をエー
テルに溶解し、エーテル−塩化水素で塩酸塩とし、融点
185〜190℃の2−n−ブチルスルフォニルメチル
−3,3−ジメチル−1−(1,2,4−)リアゾール
−1−イル)−ブタン−2−オール・塩酸塩0.65g
(収率74.2チ)を得た。
参考例2 60チ水素化ナトリウム0.89F (22,2mmo
l )をジメチルホルムアミド20−に加えた。続いて
水冷下1−ペンタンチオール2.75 ml (22,
2mmol )を滴下した。次に2−(2,4−ジクロ
ロフェニル)−2−(1゜2*4 )’リアゾールー1
−イル)メチル−オキシラン3.09 (11,1mm
ol ) (7) ’) J チルホルムアミド5−溶
液を滴下した。室温゛で3時間攪拌後溶媒を留去し、水
を加えて、クロロホルムで抽出した。水洗後硫酸マグネ
シウムで乾燥また。クロロホルムを留去して得られる油
状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付した。
クロロホルムで溶出し、油状の2−(2,4−ジクロロ
フェニル)−3=n−ペンチルチオ−1−(1,2,4
−)リアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを
得た。3.392(収率81.5%)NMR(CDC/
3) a : 0.86(3H,t)、1.0〜1.6
(6)1゜m)、2.25(2H,す、2.90,3.
64 (各々IH,d 、J−14、Hz) 、4.6
0(IH,l) 、4.70 。
5.0(各/r iH,d、J−14Hz)’、7.1
2〜7.70(3H,m) 、?、80,8.00 (
各々IH,s)本品を蓚酸塩となし、融点83〜86℃
の塩を得た。
実施例3 2−(2,4−ジクロロフェニル)−3−n−ペンチル
チオ−1−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−
プロパン−2−オーAt 1.46 f (3,9mm
ol )をりoo史ルム3〇−に溶解した。次にm−ク
ロロ過安息香酸0.67 F’ (3,9mmol )
 yf−少シスツ加工、室温で3時間攪拌した。氷水に
反応液をあけアンモニア水で塩基性としクロロホルムで
抽出。
水洗後硫酸マグネシウムで乾燥した。クロロホルムを留
去して得られる油状物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付した。クロ占ホルムで溶出し油状物を得た。
油状物をエーテル中シェウ酸−エーテル溶液でシュウ酸
塩とし、融点65〜68℃の2−(2,4−ジクロロフ
ェニル) −3−n−ペンチルスルフィニル−1−(1
,2,4−トリアゾール−1−イル)−フロパン−2−
オール・シェラ酸塩(3A)を得た。0.84 f (
収率44.8%)、さらにクロロホルムで溶出を続は融
点117〜119℃のジアステレオマー(3B)を得た
0゜3F(収率19.7%) 実施例4 2−(2,4−ジクロロフェニル)−3−n−ペンチル
チオ−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
プロパン−2−オール0.73 F (1,95mmo
l )をりooホルム2〇−に溶解し、次にm−クロロ
過安息香酸1.Off (5,85mmol )を少し
ずつ加えた。室温で3時間攪拌検氷水にあけアンモニア
水で塩基性としクロロホルムで抽出した。水洗浸硫酸マ
グネシウムで乾、燥した。クロロホルムを留去して得ら
れる油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
した。クロロホルムで溶出し融点88〜90℃の2−(
2,4−ジクロロフェニル) −3−n−ペンチルスル
フォニル−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル
)−プロパン−2−オールを得た。
0.35 F (収率44.2チ) 実施例1−4の方法に従い以下の表−1に示す化合物を
合成した。物性値を以下に示す。
参考例3 60チ水素ナトリウA 1.6 ’l (4Qmmol
 )をジメチルホルムアミド20−に加え、続いて水冷
下3−メチル−1,2,4−)リアゾール3.3F(4
9mmol)(Dジメチルホルム7ミド15−溶液を滴
下した。
一次に2−(2,4−ジクロロフェニル)−2−nブチ
ルチオメチルオキシラン34.99(120mmol 
)のジメチルホルムアミド10mjを水冷上滴下した。
90〜95℃で3時間加熱後、氷水にあけ酢酸エチル:
エーテル−1:1で抽出した。溶媒を留去して得られる
油。
状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付した。
クロロホルムで溶出し、融点80〜82℃の3−n−ブ
チルチオ−2−(2゜4−ジクロロフェニル)−1−(
5−メチル−1,2,4−)リアゾール−1−イル〕−
プロパンー2−オールGA)を得た。2.09 (収率
13.4%) NMIL(CDCJ、)δ: 0.72〜1.0 (3
H,m)。
1.08〜1.67(4H,m) 、2.28〜2.5
3(5H,m) 、3.0B 、3.64 (各々IH
1d、J=13.8HQ 、4.67.4.79 (各
々lH,d、J=13.8Hz) 、5.13(IH,
brs) 、7.10〜7.43(2H,m) 、7.
69(IH,す、7.70(IH。
d、J=9.QHz) さらにクロロホルムで溶出を続は油、状の3−n−ブチ
ルチオ−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−[3
−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−プ
ロパンー2−オール(B)を得た。2.0 g(収率1
3.4チ)NMR(CDCr3s) lj : 0.7
0−1.03(3H,m)。
1.03〜1.67(4H,m) 、2.20〜2.5
0(5H。
’ m) 、2.97.3.59 (各々lH,d、J
=14.4Hz) 、4.73.4.91 (各’r 
IHldlJ−13,8Hz) 、7.12〜7.42
(2H,m) 。
7.71(IH,d、J ==9.oHz) 、7.7
8(IH,S) 。
4.74(tH,brs) 本反応により得られた2種の異性体(Al1)のトリア
ゾール環上のメチル基の位置に関しては推定である。
実施例28 3−n−ブチルチオ−2−(2,4−ジクロロフェニル
)−1−(5−メチル−1,2゜4−トリアゾール−1
−イル〕−プロパンー2−オーツ?(参考例3の化合物
A 融点80〜82℃) 0.79 (1,9mmol
 )をりooホルム20−に溶解した。次にm−クロル
過安息香酸0.28 f (1,9mmol )を少シ
スつ加エタ。
室温で3時間攪拌後、氷水にあけアンモニア水で塩基性
としクロロホルムで抽出した。
水洗後硫酸マグネシウムで乾燥した。クロロホルムを留
去して得られる油状物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付した。クロロホルムで溶出し油状物を得た。
0.359(収率47.8 % ) この油状物をエー
テル中シュウ酸のエーテル溶液でシュウ酸塩とし融点1
16〜120℃の3−n−ブチルスルフィニル−2−(
2,4−ジクロロフェニル)−1−〔5−メチル−1,
2,4−)リアゾール−1−イル〕−プロパンー2−オ
ール・シュウ酸塩(28A)を得た。更にクロロホルム
で溶出を続は融点100〜102℃のジアステレオマー
(28B)を得た。0゜1fC収率13.7チ)実施例
29 3−n−ブチルチオ−2−(2,4−ジクロロフェニル
)−1−[5−メチル−1,2゜4−トリアゾール−1
−イル]−プロパンー2−オール(参考例3の化合物A
1融点BO〜82℃) 0.3 fl (Q、8mmo
l )をりooホルム10dに溶解し、次にm−クロル
過安息香酸0.42 fl (4,2mmol )を少
しずツ加エタ。
室温で3時間攪拌後氷水にあけアンモニア水で塩基性と
しクロロホルムで抽出した。水洗後硫酸マグネシウムで
乾燥した。クロロホルムを留去して得られる油状物を分
取用TLCに付し、クロロホルム:メタノール−12:
1で展開し融点129〜131℃の3−n−ブチルスル
フォニル−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(
5−メチル−1,2,4−トリアゾール−1−イル〕−
プロパンー2−オールを得た。0.23 F (収率7
0.3 % >実施例30 3− n−ブチルチオ−2−(2,4−ジクロロフェニ
ル)−1−[3−メチル−1,2゜4−トリアゾール−
1−イル]プロパン−2−オール(参考例3の化合物B
)を実施例28と同様な条件で反応し3− n−ブチル
スルフィニル−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1
−(3−メチル−1,2,4−)リアゾール−1−イル
)−プロパン−2−オール蓚酸塩を得た。 融点85〜
87℃ 実施例31 3−n−ブチルチオ−2−(2,4−ジクロロフェニル
)−i−(a−メチル−1,2゜4−トリアゾール−1
−イル〕プロパンー12−オール(参考例3の化合物B
)を実施例。
29と同様な条件で反応し3− n−ブチルスルフォニ
ル−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(3−メ
チル−1,2,4−)リアゾール−1−イル)−プロパ
ン−2−オールを得た。 融点 133〜135℃ 実施例32 第1段階:8:1−2−(2,4−ジクロロフェニル)
−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパ
ン−2,3−ジオールの合成2−(2,4−ジクロロフ
ェニル)−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル
)メチル−オキシラン1311(48mmO1)を40
%硫酸50−に加え90〜100℃で6時間加熱した。
水冷下アンモニア水を加えて塩基性とし統い”Cクロロ
ホルム200−を加えて40〜45℃で加温しながら抽
出した。水洗後硫酸マグネシウムで乾燥した。
クロロホルムを留去し融点115〜118℃の(ト)−
2−;(2,4−ジクロロフェニル)−1−(1,2、
4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2,3−ジオ
ールを得り。
収量 ?、2 f (収率52%) 第2段階: (R)−3−((S)−2−(4−クロロ
フェニル)イソバレリルオキシ)−2−(2,4−ジク
ロロフェニル)−1−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)フロパン−2−オールの合成 (ト)−2,−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2
,3−ジオール5.38’! (18,6mmol )
 およびピリジン1.7El’(22,5mmol )
 をテトラヒドロフラン7〇−に加え、この中へ(51
−2・−(4−クロロフェニル)イソバレロイルクロラ
イド5.29 (22,5mmol ) のテトラヒド
ロフラン2〇−溶液を滴下した。室温で3時間攪拌後3
0℃以下にて溶媒を留去し、水を加えてクロロホルムで
抽出した。クロロホルム層をIN塩酸30−で洗浄、水
洗、続いてIN水酸化ナトリウム溶液30−で洗浄、水
洗、次に硫酸マグネシウムで乾燥した。
クロロホルムを留去して得られる油状物122を中圧シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル量ao
o y 、メルク社製:リフ・プレ・プ■5I−5Q、
粒径25〜40μS)に付した。 クロロホルムで溶出
し融点121〜124℃の(S)−3−((S)−2−
(4−クロロフェニル)イソバレリルオキシ)−2−(
2,4−ジクロロフェニル)−1−(1,2,4−)リ
アゾール−1−イル)プロパン−2−オールを得た。
収量 2.46F(収率27.7%)、旋光度〔α) 
”+48.1° (C−=1.0、メタノール)元素分
析: C(%) H(%1 N(1%) 計算値 54,73 4.56 8.71(C22H2
2C1aNs03として)実測値 54,70 4,6
0 8.61サラニクロロホル力で溶出を続け、融点1
45〜147℃の各1−3− ((81−2−(4−ク
ロロフェニル)イソバレリルオキシ〕−2−(2,4−
ジクロロフェニル)−1−(1,2,4−)リアゾール
−1−イル)プロパン−2−オールヲ得り。収量3.1
9F(収率35.5 ’%)、旋光度〔α)D−41,
6゜(C−1,0、メタノール) 元素分析: C(チ) H(チ) N(%) 計算値 54,73 4,56 8.71(022H2
2CI!3N303として)実測値 54.68 4.
62 8.60第3段11:(8)−2−(2,4−ジ
クロロフェニル)−1−(1,2,4−)リアゾール−
1−イル)プロパン−2,3−ジオールの合成まず水酸
化カリウム0.159 (2,7mmol )をメタノ
ール5−および水1−に溶解した。
次に第2段階で得た融点145〜147℃のジアスTレ
オマー0.97F(2mmol)のメタノール151R
1溶液を加え室温で6時間攪拌した。メタノールを留去
し、残渣にクロロホルムを加えて溶解した。水洗後、硫
酸マグネシウムで乾燥した。クロロホルムを留去し結晶
を得た。収量0.449C収率76チ)本島は融点が1
10〜113℃で、旋光度が〔σ〕も2−94.6°(
C醪1.0、メタノール)の(へ)−2−(2,4−ジ
クロロフェニル)−1−(1,2,4−トリアゾール−
1−イル)プロパン−2,3−ジオールであった。
第4段階ニド)−3−(n−ブチルチオ)−2−(2,
4−ジクロロフェニル) −1−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−プロパン−2−オールの硝酸塩の
合成 水冷下60チ水素化ナトリウム0.659(15,2m
mol ) のテトラヒドロフラン溶液へn−ブチルメ
ルカプタン1.46 F (16,2mmol ) ’
i: 滴下し、n−ブチルメルカプタン以下にて(R)
−2−(2.4−ジクロロフェニル)−1−(1 、2
 、4−1リアゾール−1−イル)プロパン−2,3−
ジオール1、56 9 ( 5.4mmol )および
トリエチルアミ:/ 0.71 f ( 7,Ommo
l )の塩化メチレン25−溶液ヘメタンスルホニルク
ロライド0.81y ( 7 、Ommol )を滴下
した。そのまま1時間攪拌後氷水20−に注ぎ有機層を
分離、飽和食塩水で洗浄後硫酸マグネシウムで乾燥した
。塩化メチレンを留去して得られる油状物をテトラヒド
ロフラン10−に溶解した。この溶液を前に調製したn
−ブチルメルカプタンのナトリウム塩のテトラヒドロフ
ラン懸濁液に5℃以下にて滴下した。
室温にもどし3時間攪拌後溶媒を留去し、氷水を加えて
クロロホルムで抽出した。水洗後硫酸マグネシウムで乾
燥した。クロロホルムを留去して得られる油状物をエー
テル中濃硝酸で硝酸塩にした。収量0.22(収率8.
7%)本島は融点が93〜96℃で旋光度が〔α)D−
81.1°(C−1.0、メタノール)のト1−3−(
n−ブチルチオ)−2−(2.4−ジクロロフェニル)
−1−(1,2.4−トリアゾール−1−イル)プロパ
ン−2−オール・硝酸塩であった。
本化合物の絶対構造はX線解析により決定し、不斉炭素
は艮−配置であることを確認した。 ・ 第5段階: (2R)−3−(n−ブチルスルフィニル
)−2−(2.4−ジクロロフェニル)−1−(1,2
.4−)リアゾール−1−イル)−プロパン−2−オー
ルの合成 第4段階で合成した(8)−3 − ( n−ブチルチ
オ)−2−(2.4−ジクロロフェニル)−1−(1 
、2 、4−)リアゾール−1−イル)−プロパン−2
−オール1.02をクロロホルム30−にとかし、m−
クロロ過安息香酸480 l+vを氷冷下に加え3時間
反応した。反応液を氷水に注ぎアンモニア水を加え塩基
性となし、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を
硫酸マグネジシムで乾燥後溶媒を留去し残渣油状物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付した。
クロロホルムで溶出し最初の溶出.部より油状の(2R
)−3−(n−ブチルスルフィニル)−2−(2.4−
ジクロロフェニル)−1−(1 、2 、4−トリアゾ
ール−1ーイル)−プロパン−2−オー・ル( 3 2
A)0、3Fを得た。さらにクロロホルムで溶出を続は
融点107〜110℃のジアステレオマー(S−オキシ
ド部分の立体異性体) ( 3 2 B ) 0.3 9を得た。
試験例1 次にiH vivo試験において本発明化合物の抗真菌
粘性を調べた。
〔実験方法〕
30℃4日間前培養したCandidaalbican
s KB f3株を生理食塩水icuずつ尾静脈より接
種し、感染させる。
感染0 、5 、24 、48時間后の4回にわたJ)
、、0.5%メチルセルロースに懸濁した薬剤20■/
Kf iを経口投与し、感染後10日間の生死を追う。
結果は各群10匹ずつの平均住存日数で示し無投薬群(
コントロール)と比較した。
実験結果〕 表−2に代表的本発明化合物の抗真菌 活性を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 〔式中 R1は水素原子または低級アルキル基を示し、
    R2は無置換もしくはハロゲン原子で置換されたフェニ
    ル基または一般式(式中、R4、R5、R6は各々低級
    アルキル基を示す。) で表わされる基を示し R3は低級ないし中級アルキル
    基または低級シクロアルキル基を示し、nは1または2
    を示す。〕 で表わされるN−置換−1,2,4−ト!jアゾール類
    およびその酸付加塩。
JP58178914A 1983-09-26 1983-09-26 Ν−置換−1,2,4−トリアゾ−ル類 Pending JPS6069071A (ja)

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DE8484111417T DE3476800D1 (en) 1983-09-26 1984-09-25 1,2,4-triazolylpropanols, and their production and use
ES536227A ES8603434A1 (es) 1983-09-26 1984-09-25 Un procedimiento para la produccion del 1, 2, 4-triazolilpropanol
AT84111417T ATE40885T1 (de) 1983-09-26 1984-09-25 1,2,4-triazolylpropanole, ihre herstellung und verwendung.
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996031491A1 (fr) * 1995-04-06 1996-10-10 Sankyo Company, Limited Agent antifongique de triazole

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WO1996031491A1 (fr) * 1995-04-06 1996-10-10 Sankyo Company, Limited Agent antifongique de triazole

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