JPS6068832A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPS6068832A JPS6068832A JP17663183A JP17663183A JPS6068832A JP S6068832 A JPS6068832 A JP S6068832A JP 17663183 A JP17663183 A JP 17663183A JP 17663183 A JP17663183 A JP 17663183A JP S6068832 A JPS6068832 A JP S6068832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- back layer
- metal fibers
- layer
- piezoelectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ） 産業上の利用分野
本発明は、被検体に超音波を送波し、被検体内部からの
その反則波により被検体内部の患部や臓器等に関する情
報をｉ４７る超音波診断装置において、その超音波の送
受波に使用して好適な超音波探触子に関する。
その反則波により被検体内部の患部や臓器等に関する情
報をｉ４７る超音波診断装置において、その超音波の送
受波に使用して好適な超音波探触子に関する。
（ロ）従来技術
従来の超音波探触子には、第１図に示すように、圧電効
果を有する圧電振動子ａの被検体側の表面に超音波の透
過性を良くする平坦な整合層す、ｃを設けるとともに、
圧電振動子ａの背面には金属粉末を含ませたシリコンゴ
ム、樹脂等になる背面層ｄを設−けたものかあ′る。こ
の背面層ｄは、圧電振動子ａの取付けに使用される他に
、圧電振動子ａが送受波停止直後にもしばらく固有振動
を続けるいわゆる尾引きを短かくするダンパ効果や、圧
電振動子ａの背面から送受波される超音波が他の圧電振
動子ａに与えられるクロストークを防ぐため超音波を吸
収する等の目的をも有している。
果を有する圧電振動子ａの被検体側の表面に超音波の透
過性を良くする平坦な整合層す、ｃを設けるとともに、
圧電振動子ａの背面には金属粉末を含ませたシリコンゴ
ム、樹脂等になる背面層ｄを設−けたものかあ′る。こ
の背面層ｄは、圧電振動子ａの取付けに使用される他に
、圧電振動子ａが送受波停止直後にもしばらく固有振動
を続けるいわゆる尾引きを短かくするダンパ効果や、圧
電振動子ａの背面から送受波される超音波が他の圧電振
動子ａに与えられるクロストークを防ぐため超音波を吸
収する等の目的をも有している。
ところで背面層ｄのダンパー効果をよくするには、背面
層ｄの金属等比重の大きい物質の含有率を高くして音響
インピーダンスを大きくする必要がある。ところが逆に
これらの物質は音を伝えやす（、こういった物質の含有
率が高くなると超音波が、金属粉末を介して伝播するよ
うになり、背面層ｄにおける超音波の吸収率が低下する
。このため背面層ｄを、有効なダンパ効果を保ちつつり
ロストークの少ないものにすることが困難である。
層ｄの金属等比重の大きい物質の含有率を高くして音響
インピーダンスを大きくする必要がある。ところが逆に
これらの物質は音を伝えやす（、こういった物質の含有
率が高くなると超音波が、金属粉末を介して伝播するよ
うになり、背面層ｄにおける超音波の吸収率が低下する
。このため背面層ｄを、有効なダンパ効果を保ちつつり
ロストークの少ないものにすることが困難である。
またクロストークを軽減させるために背面層ｄに溝をつ
けたものもあるが、探触子の構造がらみて技術的に困難
である。
けたものもあるが、探触子の構造がらみて技術的に困難
である。
（ハ） 目 的
本発明は探音波探触子のクロストークを低減し、集束度
のよい超音波ビームを得ることにより良質な診断画像を
得ることのできる超音波探触子の提供を目的とする。
のよい超音波ビームを得ることにより良質な診断画像を
得ることのできる超音波探触子の提供を目的とする。
（ニ）構 成
本発明は上記目的を達成するため圧電振動子を備え、こ
の圧電振動子の被検体側の表面に整合層を設けるととも
に、振動子の整合層とは反対側に背面層を設けたものに
おいて、背面層は合成樹脂、ゴム等のコンパウンド゛祠
中に金属繊維を含ませて構成され、かつこの金属繊維は
圧電振動子の振動方向と同方向に整列している。
の圧電振動子の被検体側の表面に整合層を設けるととも
に、振動子の整合層とは反対側に背面層を設けたものに
おいて、背面層は合成樹脂、ゴム等のコンパウンド゛祠
中に金属繊維を含ませて構成され、かつこの金属繊維は
圧電振動子の振動方向と同方向に整列している。
（ホ）実施例
以下本発明を第２図および第３図に示す実施例に基づき
詳細に説明する。第２図は本発明の超音波探触子の一部
を示す斜視図である。同図において、１は超音波探触子
、２はアレー状に配列された複数個の圧電振動子であり
、各圧電振動子２は圧電基板の対向表面上に電極を形成
して構成される。３，４はそれぞれこの圧電振動子２の
被検体側の表面に固着された音響整合用の第１と第２の
整合層、５は上記圧電振動子２の整合層３．４と反対の
面に設けられた背面層である。
詳細に説明する。第２図は本発明の超音波探触子の一部
を示す斜視図である。同図において、１は超音波探触子
、２はアレー状に配列された複数個の圧電振動子であり
、各圧電振動子２は圧電基板の対向表面上に電極を形成
して構成される。３，４はそれぞれこの圧電振動子２の
被検体側の表面に固着された音響整合用の第１と第２の
整合層、５は上記圧電振動子２の整合層３．４と反対の
面に設けられた背面層である。
第３図はこの発明の要部をなす背面層５の断面斜視図で
ある。
ある。
背面層５はエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ゴム等吸音性
を有するコンパウンド材６中に、金属フレーク状の金属
繊維７を含ませて構成され、かつこの金属繊維７は各々
その長平方向が圧電振動子２と直角になるようにして整
列されている。この整列は金属繊維７としては磁性材が
用いられているので、外部から磁気を加えた状態で金属
繊維７をコンパウンド材６中に埋め込むことによって容
易に達成される。したがって上記構成を有する背面層５
では１つの圧電振動子２から発生された超音波のうち金
属繊維７と同じ方向に放出された超音波は金属繊維７を
伝わることができるが、金属繊維７はすべて圧電振動子
２に対して垂直に整列しているので、他の方向に伝わる
超音波は金属繊維７の間のコンパウンド材６部分の通過
の際このコンパウンド材６によって吸収され十分に減衰
させられる。したがってクロストークがなくなる。
を有するコンパウンド材６中に、金属フレーク状の金属
繊維７を含ませて構成され、かつこの金属繊維７は各々
その長平方向が圧電振動子２と直角になるようにして整
列されている。この整列は金属繊維７としては磁性材が
用いられているので、外部から磁気を加えた状態で金属
繊維７をコンパウンド材６中に埋め込むことによって容
易に達成される。したがって上記構成を有する背面層５
では１つの圧電振動子２から発生された超音波のうち金
属繊維７と同じ方向に放出された超音波は金属繊維７を
伝わることができるが、金属繊維７はすべて圧電振動子
２に対して垂直に整列しているので、他の方向に伝わる
超音波は金属繊維７の間のコンパウンド材６部分の通過
の際このコンパウンド材６によって吸収され十分に減衰
させられる。したがってクロストークがなくなる。
また背面層５は含んでいる密度の大きい金属繊維７のた
めに十分な音響インピーダンスを有しており、これによ
って圧電振動子２に有効なダンパ効果を与えることがで
きる。
めに十分な音響インピーダンスを有しており、これによ
って圧電振動子２に有効なダンパ効果を与えることがで
きる。
（へ）効 果
以上のように本発明によれば、フンパウンド材中に金属
繊維を含ませ、かつ金属繊維は電極面と直角方向に整列
された背面層としたので、背面層は圧電振動子に対し有
効なダンパ効果を有し、しかも他の方向に進む超音波に
対して減衰作用を生じる。従って尾引きをなくすととも
に圧電振動子間のクロストークが減少させられるので、
隣接の圧電振動子との間できめ細かな遅延を与えること
ができる。したがって探触子から発せられる超音波ビー
ムにきめ細かな集束度を与えられるので、超音波診断画
像を高分解能のものにすることができる。
繊維を含ませ、かつ金属繊維は電極面と直角方向に整列
された背面層としたので、背面層は圧電振動子に対し有
効なダンパ効果を有し、しかも他の方向に進む超音波に
対して減衰作用を生じる。従って尾引きをなくすととも
に圧電振動子間のクロストークが減少させられるので、
隣接の圧電振動子との間できめ細かな遅延を与えること
ができる。したがって探触子から発せられる超音波ビー
ムにきめ細かな集束度を与えられるので、超音波診断画
像を高分解能のものにすることができる。
第１図は従来例を、第２図、第３図は本発明の実施例を
それぞれ示し、第１図は、超音波探触子の側面図、第２
図は超音波探触子の全体の斜視図、第３図は背面層を一
部切除して模式的に示す斜視図である。 ５・・・・・・背面層、６・・・・・・フンパウンド材
、７・・・・・・金属繊維。 出願人 株式会社 島津製作所 代理人 弁理士 岡 １）和 秀
それぞれ示し、第１図は、超音波探触子の側面図、第２
図は超音波探触子の全体の斜視図、第３図は背面層を一
部切除して模式的に示す斜視図である。 ５・・・・・・背面層、６・・・・・・フンパウンド材
、７・・・・・・金属繊維。 出願人 株式会社 島津製作所 代理人 弁理士 岡 １）和 秀
Claims (1)
- け）圧電振動子を備え、この圧電振動子の被検体側の表
面に整合層を設けるとともに、圧電振動子の整合層とは
反対側の背面に層を設けたものにおいて、背面層は合成
樹脂、ゴム等のコンパランＦ利中に金属繊維を含ませて
構成され、かつこの金属繊維は圧電振動子の振動方向と
同方向に整列され音響特性上異方性をもたせたことを特
徴とする超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17663183A JPS6068832A (ja) | 1983-09-24 | 1983-09-24 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17663183A JPS6068832A (ja) | 1983-09-24 | 1983-09-24 | 超音波探触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6068832A true JPS6068832A (ja) | 1985-04-19 |
Family
ID=16016954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17663183A Pending JPS6068832A (ja) | 1983-09-24 | 1983-09-24 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6068832A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7432638B2 (en) | 2004-06-15 | 2008-10-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Acoustic backing composition, ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic apparatus |
| JP2009060501A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Fujifilm Corp | バッキング材、超音波探触子、超音波内視鏡、超音波診断装置、及び、超音波内視鏡装置 |
| JP5212468B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2013-06-19 | コニカミノルタエムジー株式会社 | 音響制動部材の製造方法 |
-
1983
- 1983-09-24 JP JP17663183A patent/JPS6068832A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7432638B2 (en) | 2004-06-15 | 2008-10-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Acoustic backing composition, ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic apparatus |
| US7705519B2 (en) | 2004-06-15 | 2010-04-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Acoustic backing composition, ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic apparatus |
| JP2009060501A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Fujifilm Corp | バッキング材、超音波探触子、超音波内視鏡、超音波診断装置、及び、超音波内視鏡装置 |
| JP5212468B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2013-06-19 | コニカミノルタエムジー株式会社 | 音響制動部材の製造方法 |
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