JPS606763A - 油絵具乾燥防止用組成物 - Google Patents
油絵具乾燥防止用組成物Info
- Publication number
- JPS606763A JPS606763A JP11662383A JP11662383A JPS606763A JP S606763 A JPS606763 A JP S606763A JP 11662383 A JP11662383 A JP 11662383A JP 11662383 A JP11662383 A JP 11662383A JP S606763 A JPS606763 A JP S606763A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- soluble
- org
- drying
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は油絵具乾燥防止用組成物に関わる。
さら罠詳しくは油絵具を用いて油絵を描くとき、油絵具
をチューブより一旦パレット上に絞り出し、筆先に耐着
させてキャンパスに塗布するのであるが、描く作業を長
時間中止するときにパレット上の使い残シの油絵具を捨
てて溶剤でよく拭いておかないとパレット上で油絵具が
乾燥して汚なくなり以後の使用に支障を生じる。即ちパ
レットを清浄にする手間を必要とし、かつ油絵具を無駄
にする。
をチューブより一旦パレット上に絞り出し、筆先に耐着
させてキャンパスに塗布するのであるが、描く作業を長
時間中止するときにパレット上の使い残シの油絵具を捨
てて溶剤でよく拭いておかないとパレット上で油絵具が
乾燥して汚なくなり以後の使用に支障を生じる。即ちパ
レットを清浄にする手間を必要とし、かつ油絵具を無駄
にする。
この発明はパレット上に残った油絵具に筆あるいはスプ
レィを用いて少量を塗布することによりｍ１ｌｊ＝の制
作時におけるパレットの清浄の手間と油絵具の無駄をな
くすることを可能にする有用な発明である。
レィを用いて少量を塗布することによりｍ１ｌｊ＝の制
作時におけるパレットの清浄の手間と油絵具の無駄をな
くすることを可能にする有用な発明である。
この発明で用いられる不揮発性有機液体（難揮発性有機
液体も含む）としては、アマニ油、ケシ油、クルシミ油
、サフラワー油等の乾性油、大豆油等の半乾性油、とマ
シ油、オリーブ油等の不乾性油・・・以上植物油・・・
、魚油、鯨油等の動物油、流動パラフィン、スピンドル
油等の鉱物油、ジオクチルフタレート等のフタル酸系可
塑剤、トリクレジールフオスフエート等のりん酸系可塑
剤、ステアリン酸ブチルエステル等の工′ステル系可塑
剤等が例示できる。この中で油絵具の主成分であるケシ
油、クルミ油、サフラワー油等の乾性油は乾燥防止用組
成物を油絵具の表面に密着させる効果が大きく好ましい
。不揮発性有機液体は樹脂とともに酸化防止剤を均一に
溶解し結晶として析出することを阻止した状態で油絵具
の表面に密着させる効果があシ、組成物を基準として１
〜５０重量％（以下重量％を単にチと記す）、好ましく
は２〜４５チが使用される。不揮発性有機液体が１％以
下では油絵具の表面で酸化防止剤の結晶が析出して乾燥
防止の効果を失い、５０％を超えると油絵具の粘稠度に
影＃を与える。
液体も含む）としては、アマニ油、ケシ油、クルシミ油
、サフラワー油等の乾性油、大豆油等の半乾性油、とマ
シ油、オリーブ油等の不乾性油・・・以上植物油・・・
、魚油、鯨油等の動物油、流動パラフィン、スピンドル
油等の鉱物油、ジオクチルフタレート等のフタル酸系可
塑剤、トリクレジールフオスフエート等のりん酸系可塑
剤、ステアリン酸ブチルエステル等の工′ステル系可塑
剤等が例示できる。この中で油絵具の主成分であるケシ
油、クルミ油、サフラワー油等の乾性油は乾燥防止用組
成物を油絵具の表面に密着させる効果が大きく好ましい
。不揮発性有機液体は樹脂とともに酸化防止剤を均一に
溶解し結晶として析出することを阻止した状態で油絵具
の表面に密着させる効果があシ、組成物を基準として１
〜５０重量％（以下重量％を単にチと記す）、好ましく
は２〜４５チが使用される。不揮発性有機液体が１％以
下では油絵具の表面で酸化防止剤の結晶が析出して乾燥
防止の効果を失い、５０％を超えると油絵具の粘稠度に
影＃を与える。
この発明で用いられる酸化防止剤としては食品、ゴム、
合成樹脂等に添加して用いられているものであって前記
不揮発性有機液体に可溶性であればすべて使用でき、ブ
チルハイドロキシトルエン、プチルハイドロキシアニゾ
ール、没食子酸プロピル等の合成酸化防止剤、トコフェ
ロール等の天然酸化防止剤が例示できる。この中ブチル
ハイドロキシトルエン、およびプチルハイドロキシアニ
ゾールが好ましく使用される。
合成樹脂等に添加して用いられているものであって前記
不揮発性有機液体に可溶性であればすべて使用でき、ブ
チルハイドロキシトルエン、プチルハイドロキシアニゾ
ール、没食子酸プロピル等の合成酸化防止剤、トコフェ
ロール等の天然酸化防止剤が例示できる。この中ブチル
ハイドロキシトルエン、およびプチルハイドロキシアニ
ゾールが好ましく使用される。
酸化防止剤は油絵具の乾燥防止に直接有効な成分で組成
物を基準として０．１〜２０チ、好ましくは０．５〜１
０％が用いられる。酸化防止剤が０．１饅より少ないと
油絵具の乾燥防止効果が少なくなり、２０チを超えると
描画後の油絵具の乾燥を阻害する。
物を基準として０．１〜２０チ、好ましくは０．５〜１
０％が用いられる。酸化防止剤が０．１饅より少ないと
油絵具の乾燥防止効果が少なくなり、２０チを超えると
描画後の油絵具の乾燥を阻害する。
この発明で用いられる油溶性樹脂としては油変性アルキ
ッド樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、脂環族炭化水素
樹脂、フェノール樹脂、ケトン樹脂等の合成樹脂やロジ
ン、ダンマル、コーパル等の天然樹脂およびそれらの加
工樹脂が使用でき、好ましくは油変性アルキッド樹脂が
例示できる。
ッド樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、脂環族炭化水素
樹脂、フェノール樹脂、ケトン樹脂等の合成樹脂やロジ
ン、ダンマル、コーパル等の天然樹脂およびそれらの加
工樹脂が使用でき、好ましくは油変性アルキッド樹脂が
例示できる。
油溶性樹脂は不揮発性有機液体とともに酸化防止剤が均
一に溶解した状態で油絵具の表面に薄膜を形成させる効
果があシ、組成物を基準として３〜２５チ、好ましくは
５〜２０％が使用され、３チ以下では油絵具の乾燥後の
皮膜が弱くなり、２５−以上では油絵具の粘稠度に影響
を与える。
一に溶解した状態で油絵具の表面に薄膜を形成させる効
果があシ、組成物を基準として３〜２５チ、好ましくは
５〜２０％が使用され、３チ以下では油絵具の乾燥後の
皮膜が弱くなり、２５−以上では油絵具の粘稠度に影響
を与える。
この発明で用いられる溶剤としては前記不揮発性有機液
体次酸化防止剤、樹脂を溶解あるいは分散するものであ
れば何でも使用でき、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル
のようなエステル類、メチルイソブチルケトン、メチル
エチルケトンのよりなケト／類、ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類、Ｎ−へキサン、Ｎ
−オクタン、ミネラルスピリッツ等の脂肪族炭化水素類
、エチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類、σ−ピ
ネン、テレピン油等のテレベン族炭化水素類等が例示で
きる。この中でミネラルスピリッツ、テレピン油が揮発
がおそく溶剤自身残存中は酸化防止効果があるので好ま
しい。溶剤は組成物を基準として２０〜９５チ、好まし
くは４０〜９０チが使用でき４０％以下では組成物の粘
度が犬となって塗布しがたくなる。
体次酸化防止剤、樹脂を溶解あるいは分散するものであ
れば何でも使用でき、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル
のようなエステル類、メチルイソブチルケトン、メチル
エチルケトンのよりなケト／類、ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類、Ｎ−へキサン、Ｎ
−オクタン、ミネラルスピリッツ等の脂肪族炭化水素類
、エチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類、σ−ピ
ネン、テレピン油等のテレベン族炭化水素類等が例示で
きる。この中でミネラルスピリッツ、テレピン油が揮発
がおそく溶剤自身残存中は酸化防止効果があるので好ま
しい。溶剤は組成物を基準として２０〜９５チ、好まし
くは４０〜９０チが使用でき４０％以下では組成物の粘
度が犬となって塗布しがたくなる。
これらの成分から酸化防止用組成物を調製するには全成
分を溶解槽に投じ約７５°Ｃに加温して酸化防止剤およ
び樹脂が溶解し完全に透明になる迄攪拌を続ける。
分を溶解槽に投じ約７５°Ｃに加温して酸化防止剤およ
び樹脂が溶解し完全に透明になる迄攪拌を続ける。
次に実施例を第−表に永しこの発明を一層明らかにする
。尚これらの実施例の組成物の乾燥防止効果についても
下記方法により測定して同表に附記した。
。尚これらの実施例の組成物の乾燥防止効果についても
下記方法により測定して同表に附記した。
記、ヌーペル油絵具（商標名、株式会社サクラクレパス
製）エローオーカーをドクターブレードを用いてキャン
パス上にＱ、 ｌ ＭＩＮの厚みに均一に塗り、Ｑ、
ｌ ｃｃの組成物を滴下する。組成物は表面張力が小さ
いので３０ＭＭａの円内に均一に拡がる。
製）エローオーカーをドクターブレードを用いてキャン
パス上にＱ、 ｌ ＭＩＮの厚みに均一に塗り、Ｑ、
ｌ ｃｃの組成物を滴下する。組成物は表面張力が小さ
いので３０ＭＭａの円内に均一に拡がる。
このキャンパスを２５°０．６０％ＲＨの恒温恒湿にお
き、指触乾燥する日数をめた。この組成物を滴下しない
部分は２日で指触乾燥した。
き、指触乾燥する日数をめた。この組成物を滴下しない
部分は２日で指触乾燥した。
Claims (1)
- 動植物油、鉱物油および可塑剤よりなる不揮発性有機液
体、該有機液体に可溶性の酸化防止剤、該有機液体可溶
性の油溶性樹脂、および有機溶剤よりなる油絵具乾燥防
止用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11662383A JPS606763A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 油絵具乾燥防止用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11662383A JPS606763A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 油絵具乾燥防止用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS606763A true JPS606763A (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=14691769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11662383A Pending JPS606763A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 油絵具乾燥防止用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606763A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5320670A (en) * | 1992-12-22 | 1994-06-14 | Foster Avis A | Soybean oil paint base |
| US5326394A (en) * | 1989-06-15 | 1994-07-05 | Cobb James C | Oil based paint |
| CN104292919A (zh) * | 2014-09-24 | 2015-01-21 | 安徽省中彩印务有限公司 | 一种亚光调色颜料 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11662383A patent/JPS606763A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5326394A (en) * | 1989-06-15 | 1994-07-05 | Cobb James C | Oil based paint |
| US5320670A (en) * | 1992-12-22 | 1994-06-14 | Foster Avis A | Soybean oil paint base |
| CN104292919A (zh) * | 2014-09-24 | 2015-01-21 | 安徽省中彩印务有限公司 | 一种亚光调色颜料 |
| CN104292919B (zh) * | 2014-09-24 | 2016-08-24 | 安徽省中彩印务有限公司 | 一种亚光调色颜料 |
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