JPS606687Y2 - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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Publication number
JPS606687Y2
JPS606687Y2 JP2621579U JP2621579U JPS606687Y2 JP S606687 Y2 JPS606687 Y2 JP S606687Y2 JP 2621579 U JP2621579 U JP 2621579U JP 2621579 U JP2621579 U JP 2621579U JP S606687 Y2 JPS606687 Y2 JP S606687Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
lining
valve seat
seat
Prior art date
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Expired
Application number
JP2621579U
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English (en)
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JPS55126063U (ja
Inventor
清展 臼井
元治郎 大塚
Original Assignee
日立造船株式会社
大阪バルブ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社, 大阪バルブ株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
Priority to JP2621579U priority Critical patent/JPS606687Y2/ja
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Publication of JPS606687Y2 publication Critical patent/JPS606687Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弁箱内面にライニングを施した逆止弁に関する
ものである。
従来から海水等比較的鉄鋼材料の腐蝕され易い流体に使
用する弁は第4図に示すごとく、弁箱01内面に耐蝕性
材料のライニング02が施され、逆止弁の場合一般にス
イング逆止弁が多く用いられているが、この逆止弁は、 ■ 形状容姿が大きく配管取付に広いスペースが要求さ
れ重量が重く且つコスト高である。
■ 弁体03を揺動する吊り位置が弁体から離れている
ため、運動量、流体抵抗、閉弁時の衝撃等いずれも大で
ある。
■ 弁座04が摩耗等で損傷し、その交換を必要として
も構造上現地での部品交換は困難である。
■ 弁箱01内面にライニング02を施している場合、
このライニング02の末端処理が難かしく、それがライ
ニングの成果にも大きく影響をおよぼしている。
すなわち−例として第5図に示すように、前記ライニン
グ02の末端部を弁座04の端面でねじ込んで止めよう
とすると、その接触部に圧着力と回転力が同時にかかる
ため、前記ライニングの末端部が捻れ等で弁箱01に密
着せず不完全になり易い。
など構造上幾多の欠点を有している。
本考案は上述のような欠点を解消し得る逆止弁を提案す
るもので、そのため、本考案に係る逆止弁は、両端をフ
ランジ接続する筒状弁箱において、筒状弁箱をその軸心
方向中間部を斜状フランジ接続部によって前後に分割腰
該フランジ接続部に弁座とライニングの末端部をはさん
で一体的に組み立てられ、該弁座に当接する弁体を設け
、該弁体を、弁体の中心から偏心しかつ弁体の面に沿う
とともに筒状弁箱の軸心方向と直交して配置されその両
端を筒状弁箱に支持された軸のまわりに回動自在に支持
して、前記弁座に対し開閉可能に構成したもので、弁座
は二分割された弁箱に容易に脱着でき、弁箱と弁座の接
合部におけるライニングの末端処理も理想的なものとな
り、弁体は、開閉のための支持軸を弁体自身に接近させ
ることができるので、広いスペースや大きな運動量を要
することなく弁座に対して開閉できるものである。
以下その一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は逆止弁の縦断正面図、第2図は同一部切欠き側
面図を示したもので、弁箱1,2は二分割されボルトナ
ツト3で接合している。
この弁箱1.2の接合面には凹状の受溝が形成され、該
受溝に弁座がはめ込まれている。
そして弁箱1,2の内面には海水等で腐蝕されるのを防
ぐため、耐蝕性材料(例えばネオプレンゴム等)からな
るライニング5が施され、前記弁箱2の入口側壁面と弁
座4の内径、すなわち流体通過口は弁体6を浮上らせる
時に圧力損失を減少させるため、テーパ状にしぼられた
形状となっている。
上記弁箱1の両測部対向位置に突設した座7にはブツシ
ュ8がねじ込まれ、この両端部ブツシュ8内に横軸9が
挿入されており、この横軸9は、弁体6の中心から偏心
しかつ弁体6の面に沿うとともに筒状弁箱の軸心方向と
直交する方向に配置された構成をとり、該横軸9を介し
て弁体6が揺動可能に吊り下げられている。
そして前記横軸9の両端部には内部流体の流出を防止す
るため複数のOリング10が装着されている。
また組立時において、第1図及び第3図に示すように、
前記弁箱1,2内面に施されたライニングの末端部5a
は第3図Aに示す組立前の状態から第3図Bに示した組
立後の状態になるように予め定められた圧縮代だけが浮
上る様にライニング面の高さが考慮されている。
そしてボルトナツト3を介して左右の弁箱1,2と中間
の弁座4によりライニングの末端部5aをはさみ込み、
確実に圧着されるようにしである。
なおこの際締付力による弁座4の位置が変化しない様に
一定圧縮荷重が得られる金属合致面11を設けである。
本考案は上記のような構成であって、これを使用するに
は、流体が送入口Xから圧入されると弁体6が横軸9を
介して2点鎖線で示す位置Eまで揺動開放され、その中
央部が弁箱1内面に設けたストッパー12に当接して停
止し、流体は排出口Yから所定位置へ送られる。
また流体が逆流して排出口Yに流れこむと、流体の圧力
により弁体6が実線で示すように揺動閉塞され、弁座4
に密着して流体の流れを阻止することができる。
以上述べた本考案によると、次のような利点がある。
■ 管フランジ部以上の突起物がないため形状が小さく
軽量となり、製作費を低減することができる。
■ 弁体の吊位置が弁体自身に接近しているため、運動
量、流体抵抗、閉弁時の衝撃等いずれも小さい。
■ 弁箱は二分割され、弁座がこの弁箱接合面に形成し
た受溝にはめ込まれているため容易に取換えることがで
きる。
■ ライニングの末端部は弁箱と弁座の接合面にはさみ
込み、弁座で圧着しであるので、その末端のまくれと流
体洩れによる腐蝕を防止することができる。
■ 弁座の取付にパツキンを使用しないため組立寸法の
確保が容易となり、従って弁体と弁座面の密着が確実で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は逆止弁の縦断正面図、第2図は同一部切欠き側面図
、第3図Aはライニング末端部の組立前の状態を示す要
部断面図、第3図Bは同組立後の状態を示した断面図、
第4図は従来のスイング逆止弁の縦断面図、第5図は同
要部詳細図である。 1.2・・・・・・弁箱、4・・・・・・弁座、5・・
・・・・ライニング、5a・・・・・・ライニング末端
部、6・・・・・・弁体、7・・・・・・座、訃・・・
・・ブツシュ、9・・・・・・横軸、10・・・・・・
01Jング、11・・・・・・金属合致面、X・・・・
・・流体の送入口、Y・・・・・・排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端をフランジ接続する筒状弁箱において、筒状弁箱を
    その軸心方向中間部を斜状フランジ接続部によって前後
    に分割し、該フランジ接続部に弁座とライニングの末端
    部をはさんで一体的に組み立てられ、該弁座に当接する
    弁体を設け、該弁体を、弁体の中心から偏心しかつ弁体
    の面に沿うとともに筒状弁箱の軸心方向と直交して配置
    されその両端を筒状弁箱に支持された軸のまわりに回動
    自在に支持して、前記弁座に対し開閉可能に構成してな
    る逆止弁。
JP2621579U 1979-02-28 1979-02-28 逆止弁 Expired JPS606687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2621579U JPS606687Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 逆止弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2621579U JPS606687Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 逆止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55126063U JPS55126063U (ja) 1980-09-06
JPS606687Y2 true JPS606687Y2 (ja) 1985-03-04

Family

ID=28868048

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JP2621579U Expired JPS606687Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 逆止弁

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JPS55126063U (ja) 1980-09-06

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