JPS6066279A - 加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシート状物体を加熱するだめの加熱装置に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 近年、加熱装置は、印刷機におけるマスク転写。

菅半才首Ｉ？地　７　ッ　〃　・ン　ミ　１１１ｆかＦ
ヤスオ訂ｌ？中差Ｖｒｊ→く利用されている。

以下に従来例として、マスク転写に利用されている加熱
装置について説明する。

第１図は従来の加熱装置の一例を示したものであり、１
は非透光性金属から成る主回転ロール、２’、３．４は
方向転換用回転ロール、５は主回転ロール１および回転
ロール２，３．４にかけられた透光性ベルトである。６
は直管状光源で、主回転ロール１の外部に第１図に示す
ように取付ける。

直管状光源６としてはハロゲンランプが用いられている
。７は直管状光源６の光を主回転ロール１方向に制御す
るだめの反射鏡で、主回転ロール１の外周に圧接し、こ
の圧接部に照射できる構造となっている。

以上のように構成された従来の加熱装置の動作について
以下に説明する。

主回転ロール１および回転ロール２，３．４は透光性ベ
ルト５を介して動力が伝送され回転する。

第２図に示すマスク１１、発色紙１２、および普通紙１
３を重ね合せた転写紙１０をマスク１１側が透光性ベル
ト５側となる向きで搬入口８から入れると、転写紙１０
は主回転ロール１と透光性ベルト５にＪ：って圧接され
、搬送される。転写紙１０が反射鏡７の照射位置まで搬
送されてくると直管状光源６は点灯する。直管状光源６
０点灯によって、転写紙１０は透光性ベルト５を通して
照射を受け、マスク１１を通った放射のみがマスク１１
の下面に圧接してなる発色紙１２を加熱し、放射を受け
た部分を発色させる０この発色部が普通紙に転写される
。

しかしながら、上記のような構成では １　直管状光源からの放射を反射鏡によシ制御している
ため、反射鏡系における放射損失が大きい０ ２　照射時に転写紙が曲面を持っているため、転写紙に
対して鉛直方向の放射成分が減少し、転写効率が低下す
る。

３　・・ロゲンランブによる常時点灯によ〕熱転写を行
なっているため、マスクのパターン部分以外にもマスク
を通して熱伝達があるため、転写画像の解明度が低下す
る。

４　直管状光源が露出しているため、発色紙の融解時に
発生するベーパによって、光源が汚れる。

５　回転ベルトは透光性となっているため、使用するベ
ルト材料が限定される。

などの問題点を有していた。

発明の目的 本発明の目的は、上記従来例の問題点を解決するために
、反射鏡を使用することなく、光源からの放射エネルギ
ーを発色紙、トーテなどの熱可塑性シート状物体に照射
し、シート状物体を効果的に融解する加熱装置を提供す
ることにある。

発明の構成 本発明は、透光性材料からなる円筒（主回転ロール）と
前記円筒の内部に取り付けた直管状光源と、円筒の外周
にかけたベルトを備えたシート状物体の加熱装置であり
、直管状光源からの放射エネルギーを効率的にシート状
物体に照射できるものである。

実施例の説明 第３図は、本発明の実施例における加熱装置の構造を示
す図である。第３図において１４は石英管などの放射を
透過する材料からなる透光性回転ロールで、キセノンな
どの閃光放電ランプを用いた直管状光源１８は、との透
光性回転ロール１４の回転軸位置に設置されている。１
６は、透光性回転ロール１４、回転７０−ル１９，２０
，２１、および補助［す１転ロール１６にかけたベルト
で、主回転ロールに回転力を伝達するとともに転写紙を
加圧圧接するだめのものである。補助回転ロール１６は
透光性回転ロール１４と透光性回転ロール１４にかけた
ベルト１５との圧接部を増大させる。

すなわち開口角１７を小さくするためのものである０ 以下その動作について説明する。第３図に示す透光性回
転ロール１４は、ベルト１５を介して動力を伝達し、回
転させる。この場合、動力源は透光性回転ロール１４に
あっても、回転ロール１９゜回転ロール１４とベルト１
６によって圧接され、搬送される。搬送された転写紙１
０が透光性回転ロール１４とベルト１６による圧接部（
開口角１７以外の部分）の位置まで搬送されてぐると直
管状光源１８は閃光し、直管状光源１８からの放射は透
光性回転ロール１４を通して転写紙１０に伝達され、マ
スク１１のパターンに従って発色紙１２を加熱する。発
色紙１２は透明フィルムをベースとして普通紙１３に面
する側に着色された熱可塑性樹脂をコートしたシート状
物体であって、加熱によりマスク１１のパターン従って
発色紙１２における熱可塑性樹脂が融解し、普通紙１３
に転写される。

なお、発色紙１２を加熱すると色が変わる材料からなる
シート状物体としてもよく、この場合には転写しなくて
もよい。

さらに、この実施例では、シート状物体として、ｍ；、
　’ＩＺ　ｍ　＆　＋１＝ｌ　ｌＡ＋　ａＺ、Ｌ−ｆｌ
’ｉ鼾（１’＞石”　ＩＱ　Ｗ’ｌｔ−７−ｍＺＩＦ　
目られるトーチ潜像をつけた普通紙や静電記録紙などの
ようなシート状物体の加熱に適用し、トーチを放射によ
って加熱し定着する場合でも同様の効果が得られる。さ
らに、他のシート状物体を放射によって加熱する場合に
も効果的に加熱できることはいう寸でもない。

なお、この実施例において、直管状光源１８を透光性回
転ロール１４の回転軸位置に設けたが、回転軸位置から
若干ずれた位置に設置しても転写は可能である。また、
直管状光源１８にはキセノン閃光放電ランプを用いたが
、ハロゲンランプによる常時照射によっても転写は可能
である。ただし、閃光により転写した方が、伝導による
熱伝達が少なくなるので、転写画像の鮮明度が向上する
。

また、実施例では透光性回転ロールを用い、シート状物
体の連続搬送による加熱方法について説明したが、透光
性回転ロールの代シに回転してい々い透光性円筒を用い
、シート状物体を透光性円筒に外接させ、間けつ動作に
より、シート状物体を加熱した場合にも、連続搬送時と
同様の加熱効果が得られることは言うまでもない。

発明の効果 本発明の加熱装置は、透光性円筒の内部に直管状光源を
設けることにより、反射鏡を使用することなく、直管状
光源から出た放射エネルギーを効率的にシート状物体に
伝達できる。また、直管状光源が透光性円筒の内部にあ
るため、光源の汚れによる放射減退は起こらないなどの
効果がある。

さらに、直管状光源に閃光放電ランプを用いた加熱装置
をマスク転写や複写定着に適用した場合、仕上り画像の
鮮明度が向上する々どの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例における加熱装置の原理図、第２図は転
写紙の１例を示す側面図、第３図は本発明の一実施にお
ける加熱装置の原理図である。 １０・・・・・・転写紙、１１・・・・・・マスク、１
２・・・・・発色紙、１３・・・・・普通紙、１４・・
・・・・透光性回転ロール、１５・・・・・・ベルト、
１６・・・・・・補助回転ロール、１７・・・・・・開
口角、１８・・・・・・直管状光源、１９，２０゜２１
・・・・・・回転ロール、２２・・・・・・搬入口。 第　１　図 ？ 第３図 ／Ｑ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）透光性材料からなる円筒と、この円筒の内部に設
   けた直管状光源と、シート状物体を前記円筒の外周に圧
   接して搬送するベルトとを備え、前記シート状物体を加
   熱するよう構成した加熱装置。
2. （２）円筒の外周にベルトを接する手段として補助回転
   ロールを設けた特許請求の範囲第１項記載の加熱装置。
3. （３）直管状光源に閃光放電ランプを用いた特許請求の
   範囲第１項記載の加熱装置。