JPS606549Y2 - スチ−ル製ドア枠の接合部構造 - Google Patents
スチ−ル製ドア枠の接合部構造Info
- Publication number
- JPS606549Y2 JPS606549Y2 JP13745179U JP13745179U JPS606549Y2 JP S606549 Y2 JPS606549 Y2 JP S606549Y2 JP 13745179 U JP13745179 U JP 13745179U JP 13745179 U JP13745179 U JP 13745179U JP S606549 Y2 JPS606549 Y2 JP S606549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper frame
- fastening
- frame
- fitting
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスチール製ドア枠の新規な接合部構造に関する
ものである。
ものである。
従来のスチール製ドア枠は竪枠、上梓、下枠(沓摺)を
夫々別個に切断加工、切欠加工、ならびに曲げ加工をし
たのち、コーナ一部を合せて溶接する方法をとっていた
。
夫々別個に切断加工、切欠加工、ならびに曲げ加工をし
たのち、コーナ一部を合せて溶接する方法をとっていた
。
この方法によると、1)部材を別個に加工するので、組
立時に加工のばらつきによる狂いが生じ易いこと、2)
溶接あるいはサンダー掛は等の後処理が大変であること
、等の欠点があった。
立時に加工のばらつきによる狂いが生じ易いこと、2)
溶接あるいはサンダー掛は等の後処理が大変であること
、等の欠点があった。
本考案は成上の問題を解決すべく考案されたもので、以
下添付図面を参照して実施例について説明する。
下添付図面を参照して実施例について説明する。
第1図を参照するに、1はドア枠を構成する竪枠、2は
上枠、3は下枠で、共に断面形状がり状をなしている。
上枠、3は下枠で、共に断面形状がり状をなしている。
本考案は竪枠1と上枠2との接合部Aの新規な接合部構
造に係るものである。
造に係るものである。
以下第2図〜第4図を参照して説明する。
上枠2、竪枠1は接合端部を共に45°に切断され、両
者が接合されたとき上枠2と竪枠1とは直交するように
なっている。
者が接合されたとき上枠2と竪枠1とは直交するように
なっている。
4は上枠2の戸当り凹部2aに固着される断面コ字形の
ガイド金具で、端面が上枠2の45°に切断した端面よ
りも張り出してとりつけられている。
ガイド金具で、端面が上枠2の45°に切断した端面よ
りも張り出してとりつけられている。
なおガイド金具4は竪枠1側の戸当り凹部にとりつけて
も勿論よい。
も勿論よい。
5は−[形をした締結金具で、上枠2の内部に中央部の
斜面5aが45°になるよう溶接され、45°斜面の中
央にボルト挿通孔6が2個穿設されている。
斜面5aが45°になるよう溶接され、45°斜面の中
央にボルト挿通孔6が2個穿設されている。
7は断面コ字形の締結金具で、竪枠1のコーナ一部内面
に溶接されている。
に溶接されている。
この締結金具7は、竪枠1の内面に溶接されたとき、締
結金具7の頂面8aが前記上枠2の側の締結金具5の斜
面5aと平行になるようとりつけられる。
結金具7の頂面8aが前記上枠2の側の締結金具5の斜
面5aと平行になるようとりつけられる。
なお前記締結金具5は上枠2の端面より少し引込んだ位
置に固着され、他方竪枠1側の締結金具7は竪枠1の端
面より少し張り出すような位置関係で固着される。
置に固着され、他方竪枠1側の締結金具7は竪枠1の端
面より少し張り出すような位置関係で固着される。
8は締結金具7に前記ボルト孔6と対向して同心になる
よう穿設されたボルト挿通孔である。
よう穿設されたボルト挿通孔である。
9はボルト孔8と同心に溶接されたナツトで、これと合
せボルト10とで、上枠2と竪枠1とは締結されて接合
される。
せボルト10とで、上枠2と竪枠1とは締結されて接合
される。
さて、枠を接合するには
イ 上枠2、竪枠1の45°に切断された端面を向い合
せ、 口 竪枠1の戸当り部を上枠2のガイド金具4の張り出
している係合部に挿入し、 ハ 上枠2の切断剣先eを竪枠1の締結金具7の側面C
に当接させ、 二 竪枠1の切断剣先すを上枠2に固着したガイド金具
4の係合部の面に当接させ、 ホ 合せボルト10を締結金具5,7のボルト挿通孔6
,8に挿通し、ナツト9にねじ込み締付けるのみで枠の
接合は完了する。
せ、 口 竪枠1の戸当り部を上枠2のガイド金具4の張り出
している係合部に挿入し、 ハ 上枠2の切断剣先eを竪枠1の締結金具7の側面C
に当接させ、 二 竪枠1の切断剣先すを上枠2に固着したガイド金具
4の係合部の面に当接させ、 ホ 合せボルト10を締結金具5,7のボルト挿通孔6
,8に挿通し、ナツト9にねじ込み締付けるのみで枠の
接合は完了する。
この際、ガイド金具4は戸当り部2aの内法寸法に丁度
嵌合する寸法に仕上っているので、上枠2、竪枠1もガ
イド金具4により見込み方向のズレが規制されると共に
、更に締結金具7に長手寸法1を上枠の見込み内方寸法
に合せであるので、合せボルト10を締付ければ自然に
面一に接合される。
嵌合する寸法に仕上っているので、上枠2、竪枠1もガ
イド金具4により見込み方向のズレが規制されると共に
、更に締結金具7に長手寸法1を上枠の見込み内方寸法
に合せであるので、合せボルト10を締付ければ自然に
面一に接合される。
即ち、第4図に示す如く、上枠2と竪枠1のコーナー接
合部に当初間隙aがあるときは、上枠2に溶接されたガ
イド金具4と竪枠1との切断剣先2baJhの隙間があ
ることになる。
合部に当初間隙aがあるときは、上枠2に溶接されたガ
イド金具4と竪枠1との切断剣先2baJhの隙間があ
ることになる。
そこで合せルト10を締付けると、切断剣先すはガイド
金具4に規制されながら、ガイド金具4の下面にそって
上枠2の切断剣先aに近づく。
金具4に規制されながら、ガイド金具4の下面にそって
上枠2の切断剣先aに近づく。
又切断剣先eも締結金具7の下面Cによって規制され乍
ら竪枠1の切断剣先dに近づく。
ら竪枠1の切断剣先dに近づく。
切断剣先aとbが密着(≠ト→0)すると、同時に切断
剣先eとdも密着し、(α→0)、上枠2と竪枠1は自
ずと直交する。
剣先eとdも密着し、(α→0)、上枠2と竪枠1は自
ずと直交する。
第5図〜第6図は別の実施例である。
上枠2、竪枠1は接合端部を共に45°に切断され、両
者が接合されたとき上枠2と竪枠1とは直交するように
なっている。
者が接合されたとき上枠2と竪枠1とは直交するように
なっている。
4は上枠2の戸当り凹部2aに固着される断面コ字形の
ガイド金具で、端面が上枠2の45°に切断した端面よ
りも張り出してとりつけられている。
ガイド金具で、端面が上枠2の45°に切断した端面よ
りも張り出してとりつけられている。
なおガイド金具4は竪枠1側の戸当り凹部にとりつけて
も勿論よい。
も勿論よい。
5′は■字形をした締結金具で、上枠2の内部にV字の
一辺を形成する斜面5’aが45°になるよう溶接され
、45°の斜面5’aの中央に口金挿通用長孔6′が穿
設されている。
一辺を形成する斜面5’aが45°になるよう溶接され
、45°の斜面5’aの中央に口金挿通用長孔6′が穿
設されている。
7′は断面コ字形の締結金具で、竪枠1のコーナ一部内
面に溶接されている。
面に溶接されている。
この締結金具7′の頂面8’aが前記上枠2の側の締結
金具5′の斜面5’aと平行になるようとりつけられる
。
金具5′の斜面5’aと平行になるようとりつけられる
。
なお前記締結金具5′は上枠2の端面より少し引込んだ
位置に固着され、他方竪枠1側の締結金具7′は竪枠1
の端面より少し張り出すような位置関係で固着される。
位置に固着され、他方竪枠1側の締結金具7′は竪枠1
の端面より少し張り出すような位置関係で固着される。
8′は締結金具7′に前記口金挿通用長孔6′と対向し
て同心になるよう穿設された口金挿通用長孔である。
て同心になるよう穿設された口金挿通用長孔である。
9′はL字形をなした口金で、くさび10“の挿通孔1
0′を備えている。
0′を備えている。
さて上枠2と竪枠1とを接合するには、45°に切断し
た端部を向い合せ、口金9′を前記口金挿通用長孔6’
、8’に挿通し、くさび10“を挿通孔10′に打ち込
めばよい。
た端部を向い合せ、口金9′を前記口金挿通用長孔6’
、8’に挿通し、くさび10“を挿通孔10′に打ち込
めばよい。
この際上枠2と竪枠1の見込み方向のずれは、ガイド金
具4を上枠戸当り部2aの内方寸法に合せてあり、さら
に締結金具7′の長手寸法1を上枠の見込み内寸法に合
せておき、くさび10″を締めれば自然に面一に合せら
れる。
具4を上枠戸当り部2aの内方寸法に合せてあり、さら
に締結金具7′の長手寸法1を上枠の見込み内寸法に合
せておき、くさび10″を締めれば自然に面一に合せら
れる。
さらに枠の見付方向のずれも上記締結金具5’、7’及
びガイド金具4により防止される。
びガイド金具4により防止される。
以上本考案によれば、
a 枠材の接合に溶接を用いないので接合が容易にでき
、熟練を要しない。
、熟練を要しない。
b 溶接仕上げでないのでサンダー仕上げを要せず、作
業性がきわめて良い。
業性がきわめて良い。
C現場での組立てが容易である。
したがってノックダウン方式の出荷が可能となり、輸送
コストの低減化が可能である。
コストの低減化が可能である。
d ガイド金具4を使用しているので、接合部が完全に
合致し、仕上りが美しい。
合致し、仕上りが美しい。
e 溶接構造でないので化粧鋼板、塗装鋼板の使用が可
能である。
能である。
f 組立て作業が容易であること、ノックダウン方式が
可能なことにより、枠全体を安価に提供することができ
る。
可能なことにより、枠全体を安価に提供することができ
る。
第1図はドア枠の正面図、第2図はドア枠の要部分解斜
視図、第3図はコーナ一部の縦断面図、第4図は完全に
締付ける前のコーナ一部の状態を示す縦断面図、第5図
は別の実施例の分解斜視図、第6図は同上実施例におけ
るコーナ一部の縦断面図。 図において;A・・・・・・(上枠と竪枠の)接合部、
1・・・・・・竪枠、2・・・・・・上枠、2a・・・
・・・(上枠の)戸当り凹部、3・・・・・・下枠、4
・・・・・・ガイド金具、5゜5′・・・・・・締結金
具、5a、 5’a・・・・・・(締結金具の)斜面、
6・・・・・・ボルト挿通孔、6′・・・・・・口金挿
通用長孔、7,7′・・・・・・締結金具、訃・・・・
・ボルト挿通孔、8′・・・・・・口金挿通用長孔、8
a、 8’a(締結金具の)頂面、9・・・・・・ナツ
ト、9′・・・・・・口金、10・・・・・・合せボル
ト、10′・・・・・・(くさびの)挿通孔、10″・
・・・・べさび。
視図、第3図はコーナ一部の縦断面図、第4図は完全に
締付ける前のコーナ一部の状態を示す縦断面図、第5図
は別の実施例の分解斜視図、第6図は同上実施例におけ
るコーナ一部の縦断面図。 図において;A・・・・・・(上枠と竪枠の)接合部、
1・・・・・・竪枠、2・・・・・・上枠、2a・・・
・・・(上枠の)戸当り凹部、3・・・・・・下枠、4
・・・・・・ガイド金具、5゜5′・・・・・・締結金
具、5a、 5’a・・・・・・(締結金具の)斜面、
6・・・・・・ボルト挿通孔、6′・・・・・・口金挿
通用長孔、7,7′・・・・・・締結金具、訃・・・・
・ボルト挿通孔、8′・・・・・・口金挿通用長孔、8
a、 8’a(締結金具の)頂面、9・・・・・・ナツ
ト、9′・・・・・・口金、10・・・・・・合せボル
ト、10′・・・・・・(くさびの)挿通孔、10″・
・・・・べさび。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 次の構造条件I〜■よりなるスチール製ドア枠の接合部
構造。 I 上枠;コ形に突出した戸当り凹部を有し断面り形を
なしていて、端面が45°に切断されている。 戸当り凹部の内法に丁度嵌合する寸法で前記端面より張
り出したガイド金具が溶接されている。 又上枠の端面と平行な斜面を有する締結金具が前記端面
より内方位置でしかも前記戸当り凹部の上方に固着され
ている。 ■ 竪枠;コ形に突出した戸当り凹部を有し断面v形を
なしていて端面が45°に切断されて剣先が形成されて
いる。 断面コ字形をなした締結金具が竪粋に対し端面より張り
出し、かつ中央部頂面が上枠の前記締結金具の傾斜部と
平行で、かつ戸当り凹部の上部に固着されている。 ■ 締結装置;ガイド金具を竪粋の戸当り凹部に挿入し
、上枠と竪粋の締結金具の端面を対向させたのち装着さ
れ、これを締付けることにより、上枠と竪粋の端面を合
致させる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13745179U JPS606549Y2 (ja) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | スチ−ル製ドア枠の接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13745179U JPS606549Y2 (ja) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | スチ−ル製ドア枠の接合部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5655474U JPS5655474U (ja) | 1981-05-14 |
JPS606549Y2 true JPS606549Y2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=29368893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13745179U Expired JPS606549Y2 (ja) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | スチ−ル製ドア枠の接合部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606549Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-05 JP JP13745179U patent/JPS606549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5655474U (ja) | 1981-05-14 |
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