JPS606446B2 - 火力発電所のランバツク制御装置 - Google Patents

火力発電所のランバツク制御装置

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Publication number
JPS606446B2
JPS606446B2 JP11606177A JP11606177A JPS606446B2 JP S606446 B2 JPS606446 B2 JP S606446B2 JP 11606177 A JP11606177 A JP 11606177A JP 11606177 A JP11606177 A JP 11606177A JP S606446 B2 JPS606446 B2 JP S606446B2
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JP
Japan
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runback
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power plant
thermal power
load
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Expired
Application number
JP11606177A
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English (en)
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JPS5450701A (en
Inventor
勝 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5450701A publication Critical patent/JPS5450701A/ja
Publication of JPS606446B2 publication Critical patent/JPS606446B2/ja
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は火力発電所に燃料ガスを供給する際に使用する
火力発電所のランバツク制御装置に関する。
たとえば、火力発電所には液化天然ガス(以下LNGと
いう)を燃料ガスとして連続的に発生させるLNG燃料
基地と直結したものがある。
このような火力発電所では、LNG燃料基地の機器に故
障があると、基地側よりその故障の警報を受け、その都
度必要に応じて運転員により適正なランバック量を求め
、手動ランバックしている。通常、運転員による手動ラ
ンバックはランバック量の計算時間等に要するむだ時間
分の操作遅れを伴なうので、適正な運転を行なうために
は、そればけランバック速度を高める必要がある。しか
しながらランバック速度を高めると出力の急変をきたし
安全上好ましくない。もし必要なランバック速度に対し
てLNG燃料基地側で燃料送出量が追従できなくなった
場合には、燃料ガス圧力低下によるボィラトリップで事
故停止に致るおそれすらある。従って本発明の目的はL
NG基地の機器の故障の程度によって決まる燃料ガスの
可能発生量を現在の発電機出力に相当した燃料ガスの使
用量から燃料の不足量を求め、その不足量に見合った発
電量を自動的にランバックしてLNG基地対発電所の入
出力アンバランスを制御する火力発電所のランバック制
御装置を得ることを目的とする。
以下図面を参照しながら本発明に基く一実施例を説明す
る。第1図は本発明のランバック制御装置1 1を火力
発電所12とLNG基地13とのLNG燃料供給システ
ムに適用したシステムの全体構成図である。図からわか
るように、LNG基地1 3からのLNG燃料はべーパ
ラィザ亀4で気化され、送配管15を通って火力発電所
92に送られる。一方このLNG燃料供給システムはラ
ンバック制御装置11および統括制御装置亀6で制御さ
れる。このランバック制御装置11では、流量計17で
検出されたLNG燃料の流量信号aおよびペーパーラィ
ザ亀4の故障具合の故障信号bを余裕量演算部18で受
け入れ、所定の演算を行なった後、出力ランバック指令
判定装置19、負荷余裕量の表示装置20へ出力する。
出力ランバック指令判定装置19の指令信号cは、火力
発電所色2内の装置に出力され、それらを制御するとと
もに、統括制御装置で針こも出力され「 システム全体
の制御がなされる。第2図はランバック制御装置11の
詳細ブロック図を示すものである。
図からわかるようにランバック制御装置11の余裕量演
算部18は、べ−パラィザ14のガス可能発生量を設定
する設定器21、べ−パラィザ翼4の故障検出装置22
で検出された故障信号川こ対応して設定器21で設定さ
れたガス発生量信号dを選ぶ信号選択器23、および流
量計17からの流量信号aと信号選択器23の出力信号
とから燃料ガスの過不足量を検出する加算器24とから
構成される。また出力ランバック指令判定装置19は、
燃料ガス量対負荷変換装置25、負荷過不足量から負荷
不足量のみを抽出するランバック量信号作成部26、火
力発電所12内の発電機27の出力信号とランバック量
信号とをつき合わせてランバツク目標値を演算し記憶す
るランバック目標値判別部28、発電機27が複数台の
とき各ユニットの発電機出力と比較してランバック指令
を分配する分配器29、ランバック量が規定値以上ある
ことを検出する検出装置30とから構成される。
一方、負荷余裕量表示装置2川ま、燃料ガス量対負荷変
換装置25の信号を受けてその信号を表示信号に変換す
る変換器31および負荷過不足量を表示する指示装置3
2からなっている。そしてこれらは総括的に統括制御装
置16で制御されるようになつている。次に第3図およ
び第4図を参照しながらこのランバック制御装置11の
動作を説明する。
第3図のグラフの如きべーパラィザ14の故障台数によ
り燃料ガスの可能性発生量を設定器2亀で設定する。信
号選択器23は、ベーパラィザ故障検出装置22から現
在のべーパラィザ故障台数を検出し「その設定器信号b
を選択する。そして燃料ガス発生可能なガス流量相当の
信号が作成される。一方、各送出配管量5に取付けた流
量計17からの信号aを突き合わせて、加算器24では
、可能発生量と送出量を引算して余裕量信号を作成して
いる。この余裕量を燃料量対負荷変換装置25!こ入力
し、第母図の如き特性カーブにより負荷換算値を作成す
る。この負荷換算値は信号変換器31を介して適当な信
号レンジにより負荷余裕値指示装置32に与えられる。
一方、負荷換算値はランバック量信号作成器26でプラ
ス信号をカットしし燃料不足量に相当した負荷ランバッ
ク量を得る。
ランバック目標値判別部28‘まランバック量が規定値
以下あることを検出する装置3Qからランバック目標値
判定部28の起動信号をうけ、発電機出力信号と負荷ラ
ンバック量信号とからランバック目標値を演算し、一日
ホールドする。このホールドされたランバツク目標指令
値は前述の起動信号によりランバック指令分配器29に
与えられる。そして複数ユニットに取付られた発電機出
力信号と比較してあらかじめ設定されたい〈つかの負荷
設定器および負荷変化率設定器を各ユニット毎に選択し
てランバック目標値を分配する。このようにして各ユニ
ットのプラント統括性御装置16にランバック負荷目標
値指令として与えられるものである。一方制御装置16
は負荷目標値指令により適切な制御を実現するように制
御モード切替(例えば協調モードからボィラ入力制御モ
ードへの切替)を行なった上で発電機出力ランバック動
作(制御)を行なう。
即ち{(可能発生量)−(送出量)=(余裕量)}を発
電所側で表示することにより、余裕量の範囲内で必要に
応じて発電機出力の増減が出来るので必要な余裕量をも
たせた負荷運転を可能にする。
また不足量(負の余裕量)を検出してランバック指令を
判別し、ただちに発電機出力にランバツク指令を与える
のでよりゆるやかなランバツク速度によるランバツク目
標負荷を達成できる。従って火力発電所内の機器および
送電系統に対しても大きな外乱を与えず安全な制御を実
現するとともに、LNG基地側発生能力に発電機出力を
先行的に追従させるので燃料の入出力バランスをくずす
ことなく火力発電プラントのトリツプを未然に防止でき
る。この結果良質の送電電力を確保することに寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のランバック制御装置をLNG燃料供給
システムに適用したシステム構成図、第2図はランバッ
ク制御装置の詳細ブロック図、第3図および第4図はラ
ンバック制御装置の動作を説明するための特性図である
。 11……ランバック制御装置、12…・・・火力発電所
、13・…・・LNG基地、14・・・・・・ベーパラ
ィザ、15……送配管、16・・…・統括制御装置、1
7・…・・流量計、18・・・・・・余裕量演算部、1
9・・・…出力ランバック指令判定装置、20……表示
装置、21・・…・設定器、22…・・・故障検出装置
、23・・・信号選択器、24……加算器、25・…・
・燃料ガス量対負荷変換装置、26…・・・ランバック
量信号作成器、27…・・・発電機、28…・・・ラン
バック目標値判定部、29・…・・分配器、30……検
出装置、31…・・・変換器、32・…・・指示装置。 第3図第4図 第1図 第2,図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃料ガスを連続的に供給する燃料基地とその燃料ガ
    スを消費する火力発電所とが直結した火力発電プラント
    において、前記燃料基地からの熱料供給の不足量を検出
    しその不足量に相当した負荷ランバツク量を得る余裕量
    演算部と、発電機出力からランバツク目標負荷を与える
    出力ランバツク指令判定装置とを備え、この出力ランバ
    ツク指令判定装置で複数のユニツトに対して各ユニツト
    の発電機出力とランバツク目標負荷とを比較し各ユニツ
    トにランバツク負荷を分配し出力ランバツク制御を行な
    うことを特徴とする火力発電所のランバツク制御装置。 2 燃料ガスを連続的に供給する燃料基地とその燃料ガ
    スを消費する火力発電所とが直結した火力発電プラント
    において、前記燃料基地の機器故障台数と前記燃料基地
    からの燃料ガス送出量とから燃料ガス供給余裕量を検出
    する余裕量演算部と、発電機出力からランバツク目標負
    荷を与える出力ランバツク指令判定装置と、前記燃料ガ
    ス供給余裕量を負荷余裕量に変換しその値を表示する負
    荷余裕量表示装置とを備え、前記燃料ガス余裕量から先
    行的に負荷余裕量を表示することを特徴とする火力発電
    所のランバツク制御装置。
JP11606177A 1977-09-29 1977-09-29 火力発電所のランバツク制御装置 Expired JPS606446B2 (ja)

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JP11606177A JPS606446B2 (ja) 1977-09-29 1977-09-29 火力発電所のランバツク制御装置

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JP11606177A JPS606446B2 (ja) 1977-09-29 1977-09-29 火力発電所のランバツク制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5450701A JPS5450701A (en) 1979-04-20
JPS606446B2 true JPS606446B2 (ja) 1985-02-18

Family

ID=14677732

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JP11606177A Expired JPS606446B2 (ja) 1977-09-29 1977-09-29 火力発電所のランバツク制御装置

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JP (1) JPS606446B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190126426A (ko) 2017-04-28 2019-11-11 가부시키가이샤 후지킨 센서 부착 이음새 및 이를 이용한 감시 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190126426A (ko) 2017-04-28 2019-11-11 가부시키가이샤 후지킨 센서 부착 이음새 및 이를 이용한 감시 시스템

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JPS5450701A (en) 1979-04-20

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