JPS6064179A - 焼成炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は焼成炉に関し、特に石灰石などの細粒材を焼
成するための二重傾余］型焼成炉に係るものである。

〔従来技術〕

従来例によるこの頂の焼成炉は、上下方向断面が非対称
形状で、水平方向断面が長方形状に（δ成されておシ、
その構造上ならびに操炉上において。

次のような不利があった。すなわち、上下方向断面が不
安定な非対称形状であって、自立可能な安定構造物でな
いために、転倒防止用の大規模な架構とか、各部分への
補強部材を必要としていて。

多量の鋼材を使用しなければならず、そのだめの材料費
ならびに加工組立て費が必要であ夛、マノξ水平方向断
面が長方形状であるために、断面積当シに対する所要煉
瓦数が多くなるだけでなく１両サイドに壁面が形成され
て、ガスならびに原石の流れに速度差を生ずる。すなわ
ち、炉内の壁面に接した部分ではガスが吹抜け、かり原
石の流下速度が大きくなって、中央部分ではガスの流れ
が悪く、原石の流下速度が小さくなって、結果的忙焼成
むらを生ずることになる。さらに構造上から長辺方向の
大きさを長くできず、ひいては大型化にも限界があった
。

〔発明の概要〕

この発明は従来の焼成炉のこのような欠点に鑑み、円筒
状内筒に形成した円錐台状部と、この内筒周囲に被嵌状
態で設けられる円筒状外筒の円錐台対応部に形成した膨
出部との組み合せＫより。

複数の焼成帯を構成した炉体構造を基本とする焼成炉を
提供するものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明に係る焼成炉の一実施例につき。

添付図面を参照して詳細に説明する。

添付図面において、横断面円筒状の内筒１は。

上下方向中間部に円錐台状部２を周方向に突出形成させ
て基礎架台３上に保持されていて、その円錐台状部２か
ら下方の内部には１周囲に冷却通路４を介して熱風煙道
５を設けると共に、この煙道５の下部を基礎架台３の下
方に延長して熱風発生炉６に接続させ、上部を円錐台状
部２の下側に形成される下部燃焼室７に向は複数箇所で
開口させてあシ、かつ円錐台状部２の上部周囲開口から
は内部に排気煙道８を形成して、この排気煙道８および
冷却通路４を上端側方のダクト９および１０に取シ出し
である。

また前記内筒↓の周囲に被嵌状態で設けられるところの
、同様に横断面円筒状の外筒↓１は、前記円錐台状部２
に対応して回部２との間の上部に上部燃焼室１３．下部
に前記下部燃焼室Ｔを形成するようＫした膨出部１２を
周方向忙形成させて前記基礎架台３上に保持されてお夛
、その炉頂開口部には、原石を受け入れるスカート状導
入筒１４と原石焼成後の排ガスを導出するダクト１５と
を設け、上部燃焼室１３の側方複数箇所に上部バーナ１
６を配し、下方側部に循環ガス吸込口１７を取シ出し、
かつ底部には基礎架台３を通して製品取）出し装置１９
に連通する取り出し開口１８を形成しである。

しかして、これらの内筒１および外筒１１からなる炉体
構成の組み合せＫよυ、炉内には上方から、予熱帯Ａ、
上部焼成帯Ｂ、下部焼成帯Ｃ１並流焼成帯り、製品冷却
帯Ｅがそれぞれに構成される。

前記排気煙道８から取シ出されたダク）９ＩＣ＋よ、レ
キュペレータ２０が接続されており、このレキュペレー
タ２（ｌは１次作動空気プロワ２１からの１次作動空気
が給送され、と＼で熱交換された１次作動空気はヘッダ
２２を経て、一部の１次空気が前記上部バーナ１６に、
他部の作動空気が前記循環ガス吸込口１７に接続させた
インゼクタ２３にそれぞれ供給される。また、前記冷却
通路４Ｖｃは２次空気プｐワ２４からの冷却空気を兼ね
る２次空気が給送され、冷却通路４を通って熱交換され
た２次空気は前記ダク）１０からヘッダ２５を経て、一
部が前記上部バーナ１６に、他部が前記熱風発生炉６に
それぞれ供給される。さらに、前記製品取り出し装置１
９にダクト２６から吸引される３次空気を兼ねる冷却空
気は、この装ｆｌｌ１９ならびに取シ出し開口１８内の
製品を冷却しっ＼製品冷却帯Ｅを通って熱交換され、前
記循環ガス吸込口１Ｔよりインゼクタ２３．ヘッダ２Ｔ
を経て熱風発生炉６に至る。そして、この熱風発生炉６
および上部バーナ１６には燃料ポンプ２８がら燃料が供
給され、熱風発生炉６での燃焼で得た高温の燃焼ガスは
熱風煙道５を通って前記下部燃焼室７に吹き出され、そ
の一部は並流焼成帯りに逆流して循環ガス吸込口１７に
達し、他部は下部焼成帯Ｃを経たのち、上部バーナ１６
での高温の燃焼ガスと共に上部焼成帯Ｂを通り、その一
部が前記排気煙道８１ダクト９からレキュペレータ２゜
を経て、他部が予熱帯Ａからダクト１０を経てそれぞれ
に排気プロワ２９に吸引され、この排気プロワ２９から
図示しない排気ガス集塵装置を経て大気中に排出される
。

そして、また、前記炉頂の上方部には、原石搬入コンベ
ア３０から給送される原石を受り入れるところの、断気
用上部ダンパ３２をもつサージホッパ３１と、このサー
ジホッパ３１から原石を切シ出す切シ出しフィーダ３３
と、切シ出される原石を断気用下部ダンパ３５から受け
入れて前記スカート状導入筒１４に均等投入する回転シ
ュート型の原石投入装置３４と、原石投入レベルを測定
して投入制御を行なうサウジング装置３６とを設けてあ
シ、さらに、前記製品排出装置１９からの製品を一旦受
は入れる製品ホッパ３１と、その断気用排出ダンパ３８
と、製品ホッパ３７からの製品を集合する回転テーブル
３９と、製品搬出コンベア４０とを設けたものである。

この実施例の場合、搬入コンベア３０によって給送され
る原石は、下部ダンパ３５が閉じているときに開く上部
ダンパ３２部から、所期の一定量づ＼がサージホッパ３
１内忙一旦貯溜され、このサージホッパ３１からは定期
的に一定量の原石が切シ出しフィーダ３３によシ切シ出
されて、下部ダンパ３５よシ原石投入装置３４内に受け
入れられ、かつ、同装置３４の回転シューＨｊより炉頂
部のスカート状導入１１４内に均等に投入された上で下
部ダンパ３５が閉じる。

前記スカート状導入筒１４から炉内を流下する原石は、
予熱帯Ａにおいて燃焼排ガスによ如予熱されながら上部
焼成帯ＢＫ至る。そして、この上部焼成帯Ｂにおいては
、流下する原石の安息角によ多空間形成される上部燃焼
室１３での上部バーナ１６からの燃焼ガスによって焼成
されながら。

円錐台状部２の外周傾斜面上を流下して下部焼成帯ＣＫ
入る。ｔだこの下部焼成帯Ｃにおいては。

同様に流下する原石の安息角により空間形成される下部
燃焼室γで、熱風発生炉６から熱風煙道５を経て吹き出
される燃焼ガスにより再度焼成され。

こ＼ても膨出部１２の内周下部傾余ト面上を流下して並
流焼成帯りに達する。こ＼で、この並流焼成帯りにおい
ては、前記下部燃焼室Ｔでの燃焼ガスの一部が後述する
ようにインゼクタ２３１Ｃ吸引されて逆流し、と＼での
焼成がなされると共に、製品冷却帯ＥＫ至ってダクト２
６からの冷却空気により冷却され、開口１８を経て製品
排出装置１９に受け入れられたのち、製品ホッパ３７か
ら’Ｊ’ｊＰ　ＩＪ、１ダンパ３８を通って回転テーブ
ル３９で集合されたのち、製品搬出コンベア４０によυ
外部に取り出されるのでちる。

しかして、この原石の焼成に際して、１次作動空気プロ
ワ２１からの１次作動生気は、レキュペレータ２０によ
り予熱されたのちに、その１次空気はヘッダ２２から前
記上部バーナ１６に供給さ・・・・円筒状外筒、１２・
・・・膨出部、１３・・・・上部燃焼室、１６・・・・
上部バーナ。

１Ｔ・・・・循環ガス吸込口、１８・・・・取り出し開
口、１９・・・・製品数シ出し装置、２３・・・・イン
ゼクタ、３０・・・・原石搬入コンベア、４０・・・・
製品搬出コンベア。

時打出願人　宇部興産株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上下方向中間部に円錐台状部を周方向に突出した横断面
   円筒状の内筒と、この内筒の周囲に間隔を置いて設けら
   れ、前記円錐台上部に対応する膨出部を周方向に膨出し
   た横断面円筒状の外筒とによシ炉体を構成させ、前記膨
   出部内の上部Ｋ　／（−すを有する上部燃焼室、前記円
   錐台状部の下側に下部燃焼室をそれぞれに形成すると共
   Ｋ、熱風発生炉の煙道を前記内筒内部から前記下部燃焼
   室内に開口させ、炉頂部から排気を取り出し得るように
   したことを特徴とする焼成炉。