JPS606374B2 - インジゴ染料の回収方法 - Google Patents

インジゴ染料の回収方法

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JPS606374B2
JPS606374B2 JP52095319A JP9531977A JPS606374B2 JP S606374 B2 JPS606374 B2 JP S606374B2 JP 52095319 A JP52095319 A JP 52095319A JP 9531977 A JP9531977 A JP 9531977A JP S606374 B2 JPS606374 B2 JP S606374B2
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Japan
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indigo dye
sludge
indigo
liquid
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JP52095319A
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JPS5429337A (en
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真澄 斎藤
睦男 田村
徳彌 宮木
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Activated Sludge Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインジゴ染料による被染色物の洗浄廃液からイ
ンジゴ染料を回収する方法に関する。
伝統的なデニムの染色には現在インジゴ染料によるロー
プ連続染色が採用されており、その工程の一例は次に示
す通りである。精練→染色→水洗→乾燥 上記水洗工程において生ずる洗浄廃液中には有機物質と
してインジゴ染料界面活性剤、木綿から溶出するペクチ
ン質、ロウ質等、無機物質としてハイドロサルフアィト
、チオ硫酸ソーダおよび亜硫酸ソーダ等が含有されてお
り、これをそのまま排出することは排水のCOD,BO
Dを高め、インジゴによる着色汚染の問題を生ずる。
そのため、この種の排水は凝集沈澱法などにより処理さ
れているが、高価なインジゴ染料の回収は考えられてい
ない。
インジゴ染料回収法としては、例えば、洗浄廃液を限外
炉過により濃縮回収する方法や、無機吸着剤に吸着させ
た後、これをハイドロサルフアィトーアルカリ水で抽出
する方法(特開昭49−110147号公報)等が検討
されている。
しかしながら、両方法とも洗浄廃液をそのまま処理する
ため多量の液を限外炉過または無機吸着剤処理に付さね
ばならず、作業効率が極めて悪く経済的でない。その上
、特に前者の場合には回収液中にペクチン質やロゥ質も
混入し、その量はインジゴ染料に対して極端に大きく、
その結果、回収率を下げねばならない欠点がある。本発
明はインジゴ染料を洗浄廃液から比較的純粋にかつ効率
よく回収する方法を提供するものである。
即ち本発明はインジゴ染色物の洗浄廃液を活性汚泥で処
理し、沈降汚泥を採取後、該汚泥に吸着されたインジゴ
染料をoィコ体に還元して溶出させ、溶出液から汚泥を
分離除去することを特徴とするインジゴ染料の回収方法
に関する。
前記のごとくインジゴ染料による被染色物を洗浄して得
られる洗浄廃液は多くの有機物および無機物を含有する
ものであり、これを無機吸着剤で処理するとインジゴ染
料の他、他の不純成分も同時に吸着されることとなる。
またインジゴ染料を不潟性の状態にして限外炉過すると
インジゴ染料は濃縮液側に保持されるが、その際ペクチ
ン費やロゥ質も保持され、回収インジゴ染料の純度が低
下する。逆にインジゴ染料を溶解状態にして炉適すると
ペクチン質等との分離は可能となるが濃縮することがで
きない。本発明では活性汚泥により予め洗浄廃液を処理
するため、ペクチン質やロウ質等殆んどの有機物は汚泥
により消化され、水溶性無機塩は排水中に溶解除去され
る。
活性汚泥中には不綾性のインジゴ染料およびその他の不
溶性物質および汚泥分散水に溶解した非消化性物質や無
機塩等が少量残存している。この汚泥を適当な還元剤、
例えばハイドロサルフアイト等でアルカリ条件下に処理
するとインジゴ染料がロィコ体となり、溶出される。こ
の溶出液中にはその他の前記水溶性物質も溶解している
がその量は、洗浄廃液中の不純物に比べて箸るしく少〈
なっている。汚泥分散水および溶出に使用する水の量は
洗浄廃液に比べて著るしく少くすることができる。例え
ば約1/10〜1/50に減少させることが可能である
。ロィコ体インジゴ染料は活性汚泥に対し吸着性を有し
ないという新たな知見に基づき、これを適宜の分離技術
によって活性汚泥を溶出液から分離除去すると比較的純
粋なロィコ型インジゴ染料を含む分離液を回収すること
が可能となる。
好適な分離技術としては一般的な炉過方法、遠心分離法
、加圧浮上法、沈降法、マイクロ炉過膜や限外炉過膜を
使用する方法等、公知の方法を採用することができる。
アルカリ条件下でインジゴ染料を還元する方法は、イン
ジゴ染色における還元剤と同一の還元剤が使用でき、回
収インジゴ染料溶液中への有害物の混入が避けられる点
で特に好ましい方法であるが、汚泥がアルカリによって
通常の炉過や沈降法等では分離し難くなる場合がある。
この様な場合にはマイクロ炉過膜や限外炉過等による分
離が極めて効果的である。上記分離法によって汚泥の除
去された溶出液(即ち分離液)には比較的高純度でイン
ジゴ染料が含まれており、これをインジゴ染色に再使用
することができる。
上記の方法で回収したインジゴ染料含有分離液は、更に
精製濃縮することができる。
即ち回収インジゴ染料水溶液を空気賜気など適宜の方法
で酸化し、インジゴ染料を不落化し、得られた分散液を
マイクロ炉過または限外炉週で処理する。この方法を用
いると分離液中に溶解している低分子量有機および無機
物質が炉過と共に排出され、不溶性インジゴ染料は濃縮
液側に保持されるため、相対的にインジゴ染料の純度を
あげながら濃縮することができる。またインジゴ染料分
散液に水を加えながらマイクロ炉過または限外炉過処理
すると純度をより向上させることができる。以下、実施
例をあげて本発明を説明する。
実施例 1 インジゴ染色品の洗浄廃液(全有機性炭素(以下TOC
と云う):600脚、インジゴ染料濃度:50脚)を活
性汚泥で処理した。
活性汚泥処理水のTOCは3の血、インジゴ染料濃度は
0に減少していた。処理後、活性汚泥(インジゴ染料濃
度:300の帆、汚泥濃度:240脚血)を採取し、そ
の5の重量部に苛性ソーダおよびハイドロサルフアィト
をそれぞれ400の伽含む水5の重量部を加え、40q
oに加溢した。数分後に黄色の粘性ある均一溶液が得ら
れた。この液をアブコ社製非セルロース系限外炉過膜H
FMを用い、40午0、3k9/鮒の加圧下に炉遇した
炉過中、炉過液量に相当する量の苛性ソーダおよびハイ
ドロサルフアィト各200の血含有水を濃縮液に継続補
給した。平均透過速度約43そ/力hrで炉液量300
重量部となるまで炉遇した。炉液のインジゴ染料濃度お
よびTOCを表−1に示す。インジゴ染料の回収率は8
4%であった。濃縮液は通常の方法、例えば加圧浮上法
などにより分離し焼却することができる。
実施例 2 実施例1で得られたインジゴ染料溶液を30分間、空気
曝気法により酸化処理し、インジゴ染料分散液とした後
、この分散液を実施例1と同一の限外炉過膜を用い、液
温25qo、圧力3k9/めで約5倍に濃縮した。
平均透過速度約102〆/力hrであった。濃縮液のイ
ンジゴ染料濃度、TOCの測定結果を表−1に示す。こ
の回収インジゴ染料を用いて染色したところ新品の染料
で染色した場合に比べ全く遜色のない色調が得られた。
比較例 1 実施例1で用いたのと同じインジゴ染色品の洗浄廃液(
TOC:60の剛、インジゴ濃度:5扱血)を実施例1
と同じ限外炉過膜を用い、液温40qo、圧力3k9/
cめで処理し、4の音‘こ濃縮した。
平均透過速度は60そ/めhrであった。濃縮液のイン
ジゴ染料濃度およびTOCを表−1に示す。この回収イ
ンジゴ染料を用いて染色したところ新品の染料で染色し
た場合に比べわずかに蓑味を帯びた色調になった。
表−1 表−1から明らかなごとく本発明方法によって得られる
インジゴ染料回収液のインジゴ染料濃度/TOCは限外
炉過単独の場合に比べ非常に大きく純度の高いものが得
られることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インジゴ染色物の洗浄廃液を活性汚泥で処理し、沈
    降汚泥を採取後、該汚泥に吸着されたインジゴ染料をロ
    イコ体に還元して溶出させ、溶出液から汚泥を分離除去
    することを特徴とするインジゴ染料の回収方法。 2 汚泥の分離除去をマイクロ濾過膜または限外濾過膜
    によって行う第1項記載の方法。 3 ロイコ体への還元をアルカリ条件下、ハイドロサル
    フアイトで行う第1項または第2項記載の方法。 4 インジゴ染色物の洗浄廃液を活性汚泥で処理し、沈
    降汚泥を採取後、該汚泥に吸着されたインジゴ染料をロ
    イコ体に還元して溶出させ、溶出液から汚泥を分離除去
    し、得られる分離液を酸化処理してインジゴ染料を不溶
    化し次いでこれをマイクロ濾過または限外濾過処理する
    ことを特徴とするインジゴ染料の回収方法。 5 汚泥の分離除去をマイクロ濾過膜または限外濾過膜
    によって行う第4項記載の方法。 6 ロイコ体への還元をアルカリ条件下、ハイドロサル
    フアイトで行う第4項または第5項記載の方法。 7 酸化処理を空気曝気によって行う第4項から第6項
    いずれかに記載の方法。
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