JPS60631Y2 - 誘導加熱式乾燥炉 - Google Patents
誘導加熱式乾燥炉Info
- Publication number
- JPS60631Y2 JPS60631Y2 JP18602680U JP18602680U JPS60631Y2 JP S60631 Y2 JPS60631 Y2 JP S60631Y2 JP 18602680 U JP18602680 U JP 18602680U JP 18602680 U JP18602680 U JP 18602680U JP S60631 Y2 JPS60631 Y2 JP S60631Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- induction heating
- drying oven
- strip
- heating drying
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、誘導加熱式乾燥炉に関するものである。
ストリップの連続処理ラインの一工程として、ストリッ
プに成る物質を含む水溶液を塗布し、乾燥炉において乾
燥、焼付けを行なう工程がある。
プに成る物質を含む水溶液を塗布し、乾燥炉において乾
燥、焼付けを行なう工程がある。
このような乾燥炉における加熱手段としては、熱放射や
熱対流を利用したものと、誘導加熱を利用したものがあ
る。
熱対流を利用したものと、誘導加熱を利用したものがあ
る。
前者は一般に熱効率が悪い欠点があり、また後者は、ス
トリップに流れる誘導電流により加熱するものであるか
ら、その熱はストリップにのみ集中し、ストリップ近傍
の大気はほとんど暖められず、従ってその蒸気圧は低く
ならないので、エネルギーの集中度および加熱効率が高
いにもかかわらず、乾燥速度が極めて遅くなる欠点があ
った。
トリップに流れる誘導電流により加熱するものであるか
ら、その熱はストリップにのみ集中し、ストリップ近傍
の大気はほとんど暖められず、従ってその蒸気圧は低く
ならないので、エネルギーの集中度および加熱効率が高
いにもかかわらず、乾燥速度が極めて遅くなる欠点があ
った。
本考案は、従来の誘導加熱式乾燥炉の欠点を除去したも
のであって、その実施例を図面に基づき以下に説明する
。
のであって、その実施例を図面に基づき以下に説明する
。
第１図において、１は、ストリップ２の連続処理ライン
中に設けられた塗布ロールであって、この塗布ロール１
によってストリップ２面に成る物質を含む水溶液を塗布
する。
中に設けられた塗布ロールであって、この塗布ロール１
によってストリップ２面に成る物質を含む水溶液を塗布
する。
成る物質を含む水溶液が塗布されたストリップ２は、誘
導加熱式乾燥炉３内を通過しながら乾燥、焼付けが行な
われる。
導加熱式乾燥炉３内を通過しながら乾燥、焼付けが行な
われる。
前記誘導加熱式乾燥炉３の入側から炉長のほぼ２／３程
度を蒸発ゾーン３ａとして、この蒸発ゾーン３ａ内に、
送風ダクトからの空°気をノズルを介して吹き込み、蒸
発ゾーン３ａ内の雰囲気水蒸気を乾燥させるようにした
のである。
度を蒸発ゾーン３ａとして、この蒸発ゾーン３ａ内に、
送風ダクトからの空°気をノズルを介して吹き込み、蒸
発ゾーン３ａ内の雰囲気水蒸気を乾燥させるようにした
のである。
蒸発ゾーン３ａ内に空気を吹き込む手段としては、例え
ば第２図に示す如く、蒸発ゾーン３ａ内のストリップ２
の上下部近傍に、送風ダクト４のノズル５からの空気を
向流噴射するか、あるいは第３図に示す如く、蒸発ゾー
ン３ａ内のストリップ２の上下部近傍に、送風ダクト４
のノズル５からの空気を側方噴射する等すればよい。
ば第２図に示す如く、蒸発ゾーン３ａ内のストリップ２
の上下部近傍に、送風ダクト４のノズル５からの空気を
向流噴射するか、あるいは第３図に示す如く、蒸発ゾー
ン３ａ内のストリップ２の上下部近傍に、送風ダクト４
のノズル５からの空気を側方噴射する等すればよい。
なお、送風空気は、常温でもよいが、温風であれば一層
好ましい。
好ましい。
また温風を使用する場合は、例えばライン中の連続熱処
理炉出側の除冷帯の排熱を、ヒートパイプを介して供給
すれば、熱エネルギーの再利用となり、極めて好ましい
。
理炉出側の除冷帯の排熱を、ヒートパイプを介して供給
すれば、熱エネルギーの再利用となり、極めて好ましい
。
以上述べた如く、本考案によれば、誘導加熱式乾燥炉内
の雰囲気水蒸気を除去できるので、ストリップに対する
乾燥速度を速くすることができ、従ってエネルギー集中
度が高く、急速加熱が可能で、加熱効率が高い誘導加熱
式乾燥炉の長所を充分活用することができる。
の雰囲気水蒸気を除去できるので、ストリップに対する
乾燥速度を速くすることができ、従ってエネルギー集中
度が高く、急速加熱が可能で、加熱効率が高い誘導加熱
式乾燥炉の長所を充分活用することができる。
第１図は誘導加熱式乾燥炉によるストリップの乾燥、焼
付けの状況を示す一部断面した説明図、第２図、第３図
は空気吹き込み手段の各実施例を示す説明図である。 ３・・・・・・誘導加熱式乾燥炉、３ａ・・・・・・蒸
発ゾーン、４・・・・・・送風ダクト、５・曲・ノズル
。
付けの状況を示す一部断面した説明図、第２図、第３図
は空気吹き込み手段の各実施例を示す説明図である。 ３・・・・・・誘導加熱式乾燥炉、３ａ・・・・・・蒸
発ゾーン、４・・・・・・送風ダクト、５・曲・ノズル
。
Claims (1)
- 誘導加熱式乾燥炉に、炉内に空気を吹き込むノズルを設
けた誘導加熱式乾燥炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18602680U JPS60631Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 誘導加熱式乾燥炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18602680U JPS60631Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 誘導加熱式乾燥炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57108093U JPS57108093U (ja) | 1982-07-03 |
| JPS60631Y2 true JPS60631Y2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=29987608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18602680U Expired JPS60631Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 誘導加熱式乾燥炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60631Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008007543A1 (fr) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Dispositif séchoir |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP18602680U patent/JPS60631Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008007543A1 (fr) * | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Dispositif séchoir |
| JP2008020081A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 乾燥装置 |
| JP4656012B2 (ja) * | 2006-07-10 | 2011-03-23 | パナソニック電工株式会社 | 乾燥装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57108093U (ja) | 1982-07-03 |
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