JPS606276Y2 - リクライニングシ−トの背当倒れ角度調整装置 - Google Patents
リクライニングシ−トの背当倒れ角度調整装置Info
- Publication number
- JPS606276Y2 JPS606276Y2 JP1976171652U JP17165276U JPS606276Y2 JP S606276 Y2 JPS606276 Y2 JP S606276Y2 JP 1976171652 U JP1976171652 U JP 1976171652U JP 17165276 U JP17165276 U JP 17165276U JP S606276 Y2 JPS606276 Y2 JP S606276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle adjustment
- adjustment device
- slide shaft
- longitudinal lock
- locking pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシートリクライナーにメカニカル式長手ロッ
クを用いた場合の背当倒れ角度調整装置に関するもので
ある。
クを用いた場合の背当倒れ角度調整装置に関するもので
ある。
メカニカル式長手ロックを用いるリクライニングシート
の構造は、第1図〜第3図に示すように、シートクッシ
ョン1の両側にサイドフレーム2を設け、ブラケット3
を介してクロスパイプ4を掛は渡し、脚部と共に固定部
を形成する。
の構造は、第1図〜第3図に示すように、シートクッシ
ョン1の両側にサイドフレーム2を設け、ブラケット3
を介してクロスパイプ4を掛は渡し、脚部と共に固定部
を形成する。
また背当5から下方に延出した背当アーム6には回動軸
7が設けられ、サイドフレーム2の回動軸受8に軸支さ
れている。
7が設けられ、サイドフレーム2の回動軸受8に軸支さ
れている。
そして背当アーム6の下端とシートクッションの前方固
定部との間にメカニカル式長手ロック9が懸架されてい
る。
定部との間にメカニカル式長手ロック9が懸架されてい
る。
そこで背当5を回動軸7のまわりに回動すれば、後方に
倒れた状態5′になり、これに伴ってメカニカル式長手
ロック9が伸縮する。
倒れた状態5′になり、これに伴ってメカニカル式長手
ロック9が伸縮する。
この伸縮を行うために、このメカニカル式長手ロック9
はスライドシャフトにコイルスプリングが巻装してあり
、外部に突出したつまみの操作によりスプリングを弛緩
および緊締させてその内径を変え、緊締させたときのス
ライドシャフトとの摩擦力により、任意の位置において
係止がなされるようにしである。
はスライドシャフトにコイルスプリングが巻装してあり
、外部に突出したつまみの操作によりスプリングを弛緩
および緊締させてその内径を変え、緊締させたときのス
ライドシャフトとの摩擦力により、任意の位置において
係止がなされるようにしである。
さて背当5の倒れ角度調整装置についての従来の構造は
、第2図、第3図に示すように、サイドフレーム2にL
形断面形状の角度制限金具10を設け、背当5が回動す
れば角度制限金具10の肩部に背当アーム6が当接して
それ以上は回動しないようになっている。
、第2図、第3図に示すように、サイドフレーム2にL
形断面形状の角度制限金具10を設け、背当5が回動す
れば角度制限金具10の肩部に背当アーム6が当接して
それ以上は回動しないようになっている。
しかしこの角度制限金具10はサイドフレーム2に溶接
等により固定しであるので仕様が変った場合などには改
修が大工事になり、あるいは倒れ角度の大小によって金
具の寸法がまちまちになって、管理に多大の工数を要す
るものであった。
等により固定しであるので仕様が変った場合などには改
修が大工事になり、あるいは倒れ角度の大小によって金
具の寸法がまちまちになって、管理に多大の工数を要す
るものであった。
またメカニカル式長手ロック9の従来のものの構造は、
第4図に示すように、スライドシャフト11に設けた受
金12と外筒13に設けた受金14との間にリタンスプ
リング15を介装しであるが、スライドシャフト11の
移動を制限する手段としてスライドシャフト11に設け
た受金12に当接させるためスライドシャフト11の軸
上に第5図に示すような合成樹脂製の角度調整間座16
を嵌入し取付けている。
第4図に示すように、スライドシャフト11に設けた受
金12と外筒13に設けた受金14との間にリタンスプ
リング15を介装しであるが、スライドシャフト11の
移動を制限する手段としてスライドシャフト11に設け
た受金12に当接させるためスライドシャフト11の軸
上に第5図に示すような合成樹脂製の角度調整間座16
を嵌入し取付けている。
しかしこの角度調整間座16の外周にリタンスプリング
15が取付けられているためこれを取り外さないと角度
調整間座16の取り付は取り外しができず、また仕様の
変化に対応するため或いは倒れ角度の大小を満足させる
ためなどによって薄物の間座を多数に用意する必要があ
り、コスト高になるのを免れなかった。
15が取付けられているためこれを取り外さないと角度
調整間座16の取り付は取り外しができず、また仕様の
変化に対応するため或いは倒れ角度の大小を満足させる
ためなどによって薄物の間座を多数に用意する必要があ
り、コスト高になるのを免れなかった。
本考案は上記の不具合を改善して、部品点数を少くし且
つ角度調整作業を容易にしたものであって、その構造は
メカニカル式長手ロックの外筒に設けた適宜数の孔に係
止ピンを差し込み、スライドシャフトの先端を該係止ピ
ンに当接させその移動を制限して成る背当倒れ角度調整
装置である。
つ角度調整作業を容易にしたものであって、その構造は
メカニカル式長手ロックの外筒に設けた適宜数の孔に係
止ピンを差し込み、スライドシャフトの先端を該係止ピ
ンに当接させその移動を制限して成る背当倒れ角度調整
装置である。
以下その実施例を第6図、第7図によって説明すると、
スライドシャフト11に設けた受金12と外筒13に設
けた受金14との間にリタンスプリング15を張設する
ことは従来と同様であるが、本考案に於ては外筒13に
適宜数の孔17を設け、これに係止ピン18を差し込み
、スライドシャフト11の先端をこの係止ピン18に当
接させることによってスライドシャフト11の移動を制
限する構造になっている。
スライドシャフト11に設けた受金12と外筒13に設
けた受金14との間にリタンスプリング15を張設する
ことは従来と同様であるが、本考案に於ては外筒13に
適宜数の孔17を設け、これに係止ピン18を差し込み
、スライドシャフト11の先端をこの係止ピン18に当
接させることによってスライドシャフト11の移動を制
限する構造になっている。
従って孔17は外筒13の適宜の位置に適宜の個数設け
ることができるので、係止ピン18を差し替えるだけで
倒れ角度を微細に調整できると共に、部品としても1個
の係止ピンを設けるだけで済むので、極めて簡単な構成
でありながら調整作業が確実且つ容易に行われ、また管
理工数やその費用が大巾に軽減されるなど顕著な効果を
奏するものである。
ることができるので、係止ピン18を差し替えるだけで
倒れ角度を微細に調整できると共に、部品としても1個
の係止ピンを設けるだけで済むので、極めて簡単な構成
でありながら調整作業が確実且つ容易に行われ、また管
理工数やその費用が大巾に軽減されるなど顕著な効果を
奏するものである。
第1図はリクライニングシートの側面図、第2図はシー
トのサイドフレームの平面図、第3図は同じく正面図、
第4図は従来のメカニカル式長手ロックの正面図、第5
図は角度調整間座の斜視図、第6図は本考案によるメカ
ニカル式長手ロックの正面図、第7図は同じく要部側面
図である。 1・・・・・・シートクッション、2・・・・・・サイ
ドフレーム、3・・・・・・ブラケット、4・・・・・
・クロスパイプ、5.5′・・・・・・背当、6・・・
・・・背当アーム、7・・・・・・回動軸、8・・・・
・・回動軸受、9・・・・・・メカニカル式長手ロック
、10・・・・・・角度制限金具、11・・・・・・ス
ライドシャフト、12・・・・・・受金、13・・・・
・・外筒、14・・・・・・受金、15・・・・・・リ
タンスプリング、16・・・・・・角度調整間座、17
・・・・・・孔、18・・・・・・係止ピン。
トのサイドフレームの平面図、第3図は同じく正面図、
第4図は従来のメカニカル式長手ロックの正面図、第5
図は角度調整間座の斜視図、第6図は本考案によるメカ
ニカル式長手ロックの正面図、第7図は同じく要部側面
図である。 1・・・・・・シートクッション、2・・・・・・サイ
ドフレーム、3・・・・・・ブラケット、4・・・・・
・クロスパイプ、5.5′・・・・・・背当、6・・・
・・・背当アーム、7・・・・・・回動軸、8・・・・
・・回動軸受、9・・・・・・メカニカル式長手ロック
、10・・・・・・角度制限金具、11・・・・・・ス
ライドシャフト、12・・・・・・受金、13・・・・
・・外筒、14・・・・・・受金、15・・・・・・リ
タンスプリング、16・・・・・・角度調整間座、17
・・・・・・孔、18・・・・・・係止ピン。
Claims (1)
- 背当の回動軸より下方に延出する背当アームの下端とシ
ートクッションの前方固定軸との間に懸架され、スライ
ドシャフトに巻装したスプリングの弛緩緊締により位置
きめされるメカニカル式長手ロックにおいて、該メカニ
カル式長手ロックの外筒に適宜個数の孔を設けるととも
に該孔に係止ピンを挿入しスライドシャフトの先端を該
係止ピンに当接させ移動を制限するように構成したこと
を特徴とするリクライニングシートの背当倒れ角度調整
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976171652U JPS606276Y2 (ja) | 1976-12-21 | 1976-12-21 | リクライニングシ−トの背当倒れ角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976171652U JPS606276Y2 (ja) | 1976-12-21 | 1976-12-21 | リクライニングシ−トの背当倒れ角度調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5387717U JPS5387717U (ja) | 1978-07-19 |
JPS606276Y2 true JPS606276Y2 (ja) | 1985-02-27 |
Family
ID=28779172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976171652U Expired JPS606276Y2 (ja) | 1976-12-21 | 1976-12-21 | リクライニングシ−トの背当倒れ角度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606276Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-21 JP JP1976171652U patent/JPS606276Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5387717U (ja) | 1978-07-19 |
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