JPS606274Y2 - 板状部材より成る構造物 - Google Patents

板状部材より成る構造物

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JPS606274Y2
JPS606274Y2 JP1894277U JP1894277U JPS606274Y2 JP S606274 Y2 JPS606274 Y2 JP S606274Y2 JP 1894277 U JP1894277 U JP 1894277U JP 1894277 U JP1894277 U JP 1894277U JP S606274 Y2 JPS606274 Y2 JP S606274Y2
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JP1894277U
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洋子 福泉
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、板状部材を組み立てて成る構造物に関する
もので、木馬、踏み台、テーブル用脚などの多用途に供
しうるものである。
このほか、この考案の特徴は製作材料が極めて有効に利
用できることであり、その組立て製作に熟練を要しない
構造物を提供する。
以下、図面によって詳しく説明する。
第1図に、この考案の構造物を斜視図で示し、一対の側
板1,1′、頭板2、背板3、後板4、あご板5及び胸
板6より組立てられる。
これら各構成部材は、後述の如く適宜の一板材より切断
し材料とりされることを特徴とするもので、この板材は
木材合板またはプラスチック板などでよい。
組立てのための各構成部材の端部相互の取りつけは、あ
りつぎ、釘うち又は接着どめ又はそれら併用方式等の板
つぎによればよく、図示の例はありつぎによる。
また、これら各部材の形に特徴があり、その横と縦の寸
法比が特定される。
ここで、r″AXBの形ヨとは横の長さをAとし縦をB
とする矩形を指すものとする。
また、この考案の構造物は、各板の各部の長さが、一定
の長さの倍数となっており、この一定の長さを1LJと
して表わす。
従って、たとえば、r″2LXLJは横の長さが縦の長
さの2倍の短形であることを、またr″Lx2LJは縦
の長さが横の長さの2倍であることを表わす。
側板1,1′はそれぞれ、第3図及び第2a図々示の如
く、上方部材11と、図で下方に開口するコの字形部材
12,13.12’とを一体として具える(図で鎖線で
分けて指す)。
さらに、上方部材11の形は2LXLであり、コの字形
部材はそれぞれLX2Lの形の前方脚部材12及び後方
脚部材12′とこれらを連結するLXLの形の中間部材
13(図の点線で区別する)とより一体として成ると共
に、この前方脚部材12の上方端のみで上記の上方部材
11の下方(半分となる)を互に接合する形状とする。
このように形成した一対の側板1,1′を平行に並列配
置してLだけの間隔を隔てて置く、ついでこの両側板に
差し渡すように次の板材を板つぎして第1図の如く、本
構造物を組立てる。
即ち、それぞれの上方部材11の両上方端に2LXLの
形の頭板2、中間部材13と後方脚部材12′との両上
方端に注×Lの形の背板3、後方脚部材12′の両後方
端好ましくはその近くに(2L−1)XLの形の後板4
、上記の上方部材の両下方端の前方部に1′×Lの形の
あご板5、及び上記の前方脚部材12の両前刃端に2L
XLの形の胸板6を取りつける。
後板4とあご板5は、第2b図のあるごとく、2LXL
の板からとるので、後板4の横の長さは叫からあご板5
をとることの出来る程度の1の長さだけ切断し、2L−
1とする。
従って、後板4は(2L−1)XLとなる。
あご板5は、後板4から切断した板を使用することとな
り、その横の長さを1′とし、1′×Lで表わす。
あご板5の横の長さ1′は後板4から切断した板の長さ
1と同じとしても良いしくこの場合1′=1)、1より
短かくしても良い。
つぎに、これら各構成部材の寸法を以上のようにしたの
で、余分材を殆ど残すことなく一板材より切断して材料
どりができる。
この状況を第2a図、第2b図に示し1=1′の場合を
示す、それぞれ牝×叫の形の板材の切断個所を実線で示
すようにして、第2a図の板材から側板1、頭板2、背
板3を、第2b図からは側板1′、後板4、あご板5お
よび胸板6が得られる。
頭板2、背板3、胸板6は同一寸法であるから互換性が
ある、また余分の残部8,8′には後述の用途がある。
以上の説明から明かなように、この考案によれば目的の
構造物製作に当って、材料が極めて経済的であってその
材料どり及び組立てが容易である、従っていわゆる日曜
大工にも好適である。
また、この構造物は各部の大きさがLの倍数によって示
すことが出来るように一定の比をなしているので、複数
個をいろいろに方向等を変えて組合せることが容易であ
り、そのため多岐に亘る用途を有することが特徴である
これを以下説明する。第1図は、木馬として使用する場
合を不味両側板の上方部材を貫通する孔9を設は適宜の
棒を通し、これを木馬の耳とし、把手とすると便利であ
る。
このとき、第2a、2b図における残部8.8′を利用
し、木馬の尾7又は耳飾り等として、それぞれ後板4よ
り図の如く適宜方法で吊し又は上記の棒に掛ける(図示
せず)などすると木馬のおもちや効果が増す。
第3図は、数個併置してベンチ用とするもので、上記の
孔を通す棒を一本の長いものとすると全体がよく固定す
る。
さらにその併置固定を確実にするには、上記の孔に代え
又はこれに加えて、側板中央部に別の孔を設けこれに棒
やひも等を通して固定するようにする(図示せず)。
この方式は、第4図のようにして、保管場所を節約して
多数個を併置固定して置くときにも都合がよい。
つぎに、この考案は以上のばか種々の用途があることを
特徴とするもので、これを第5図以下に従って説明する
第5図は、踏台とした場合であって二段式となり、高段
用とするには図の如く壁面または柱を支えにすれば安定
して使える。
第6図は、テーブル脚に利用し、並べ方により脚兼椅子
にもなることを示す。
第7図は、インテリア家具用とした状態を示し、図の如
く鉢物や小道具を置く台として用いている。
同じく第8図も、インテリア兼組立おもちやとして用い
ることができることを示す。
その他種々の利用が考えられることは、図面を見ても明
かである。
以上の如く、本考案の構造物は、複数個をいろいろに組
合せることが容易であり、多くの利用方法があるから、
子供にこれを与えると考え、工夫しながらこれらを組合
せ、木馬にし、椅子にし、机にするなどいろいろのもの
を創造しながら、すわったり、のったりして遊ぶことが
出来、教育上も極めて良好な結果が得られる。
特に、幼稚園、保育園など子供が多数集まるところにお
いては、各人にこれを持たせると、集団で楽しく遊び、
学習出来る。
なお、上述りの値は150TIrInとすると使用試験
の結果が示すように人間工学的に使い易い構造物が得ら
れる、また1820x910の合板標準材から板どりす
るにも経済的に3個分が得られて便利である。
このとき上記1及び1′は2Lより小さな適宜値でよい
なお、1≠1′で良いが、同一ならば板どりに好都合で
ある。
最後に、この考案の範囲内で本構造物の形状の修正・追
加工を加えて良い。
例えば、木馬としての両脚や頭部について装飾化した板
とり又は追加工を施すなどである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の構造物を示す斜視図。 第2a図・第2b図は、本考案による板どりの説明図。 第3図は、ベンチ用としたときの斜視図。第4図は、多
数の構造物の保管状況を示す。 第5図は踏台、第6図は、テーブル用脚、第7図はイン
テリア用、第8図はインテリア兼組立ておもちやとした
場合の概略図である。 1、 1’:側板、2:頭板、3:背板、4:後板、5
:あご板、6:胸板、7:木馬の尾、9:孔。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)次のものより成る、木馬・踏台・テーブル脚など
    に用うる構造物 (イ) I、x2I−の形を有する前方脚部材12お
    よび後方脚部材12′とこの両者を連結するL×Lの形
    の中間部材13とより形成されると共に下方に開口する
    コの字形部材12,13.12’と、該前方脚部材12
    の上方端のみで該コの字形部材に接合するようにした2
    LXLの形の上方部材11とより板状の一体として構成
    される側板であって、離間間隔をLとして並列配置した
    一対のもの1゜ 1′、 (ロ)上記両側板1,1′の上方部材の両上方端に板つ
    ぎした2LXLの形の頭板2、 (ハ)上記両側板の中間部材と後方脚部材との両上方端
    に板つぎした2LXLの形の背板3、に)上記両側板の
    後方脚部材の両後方端近くに板つぎした(2L−1)X
    Lの形の後板4、(ホ)上記両側板の上方部材の両下方
    端前方部に板つぎした1’XLの形のあご板5、 (へ)上記両側板の前方脚部材の両前太端に板つぎした
    江×Lの形の胸板6゜
  2. (2)登録請求範囲(1)記載の構造物において、両側
    板の上方部材に木馬用耳としての棒を通す孔9を設けた
    もの。
  3. (3)登録請求範囲(1)記載の構造物において、併置
    固定するための棒を通す孔を両側板に設けたもの。
JP1894277U 1977-02-21 1977-02-21 板状部材より成る構造物 Expired JPS606274Y2 (ja)

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JP1894277U JPS606274Y2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 板状部材より成る構造物

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Publication Number Publication Date
JPS53114451U JPS53114451U (ja) 1978-09-12
JPS606274Y2 true JPS606274Y2 (ja) 1985-02-27

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