JPS6061402A - 自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エージング試験を経て始めて出荷可能な電気
製品等の物品の自動倉庫に関する。

永久磁石、コンデンサ１、メータなどの装置の特性は、
組立て後、一定の状態に落ち伺くまで、ある時間、所要
の電圧を印加したままにしておく必要があり、その後、
製品の良、不良を検査して、はじめて出荷することが可
能となる。

こうしたエージング試験に要する時間は、電気回路の特
性に応じて長、短さまざま・である。従来、工場での検
査工程は、このエージング試験を行うため、一定の時間
で一回転するコンベアベルト上に製品を載せ、その間、
製品の電源端子と電源とをコードで接続して、所要電圧
を印加しておくようにしていた。

ところが、数時間単位の長いエージングが必要な製品の
場合、そのだめのスズースが広く必要となシ、平面的な
コンにアベルトに載せる方法は好ましくない。

本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、立体的に物
品を保管しうる自動倉ＪＩＫに、エージング試験に必要
な電源を設け、パレットに載置した物品が入庫された時
点から、自動的にエージングがなされるようにした自動
倉庫を提供しようとするものである。

本発明の他の目的は、パレットを支持収納する棚部に複
数の電４ジを設け、それぞれの電極に所定電源を供給す
ることによシ、パレット上の物品に対するエージ／グミ
圧を、個々に選択的に設定できる自動倉庫を提供するこ
とにある。

本発明のさらに他の目的は、パレット毎の物品の保管時
間全管理することにより、パレット上の物品に対するエ
ージング時間を個々に選定し、かつ集中的な管理が可能
な自動倉庫を提供することにある。

以下、本発明を、図示の一実施例に基づき説明する。

自動倉庫（・霊、第１図に示すように、パレット（１）
を左右１対の水平な枠材（２）（２＋で支えるようにし
た複数の棚部（３）を備え、これら各棚部（３）からパ
レッ）（Ｉｌｋ選択的に出し入れするための抽出装置（
４）、すなわち床面と天上面とのレール（５）で案内さ
れ、棚部（３）に沿って左右方向に走行自在のスタッカ
クレーン（６）と、パレット（１）を搬入、搬出する搬
送装置（７）、すなわち第２図に明示されるように、レ
ール（５）の手前側の棚部（３）ｋ突き抜けて、スタッ
カクレーン（６）と直角方向からその移動軌跡に接続さ
ｉするローラコン（ア（８）とから構成されている。

第２図に示すように、保管される物品（ＩＪ）が、ロー
ラコンベア（８）からパレツ１−（０上の物品（９ａ）
として、前後を６部屋に仕切られたうちの中央部全走行
するスタッカクレーン（６）に供給されると、それぞれ
前、後の部屋において、上下６段、左右７連にわたって
形成された棚部（３）のいずれかひとつが選択され、収
納されるようになっている。

スタッカクレーン（６）は、左右方向に敷設したレール
（５）で案内されるとともに、上下方向には、コラム（
６ａ）に沿って案内されるホルダ（６ｂ）があシ、この
ホルダ（６ｂ）から、さらに前後方向に移動自在のフォ
ーク（６ｃ）が支承されている。

このフォーク（６ｃ）ｆｄ、パレット（１）の保合孔に
挿し込まれ、棚部（３）からパレツ１１１）とともに物
品（９ｂ）を取り出すことができ、コンベア（８）の端
部才で移動させたうえ、パレット（１）とともに、コン
ベア（８）から出庫させることが可能となっている。

本発明の要旨は、上述の如き自動倉庫において、エージ
ング試験が自動的に行なえるようにしたことにあり、以
下において、その一実施例要部について説明する。

第ろ図（ａｌは、前記自動倉庫の棚部（３）の一方枠材
（２）ｆ：示すもので、左側の砕料（２）の上面には、
はぼ等間隔に４つの電極（１０ａ）　（１０ｂ）　（１
０ｃ）　（１０ｄ）が配設され、右側（でも６つの電極
（ＩＤｅ）　（１０ｆ）　（１０ｇ）　（１０ｈ）（１
０ｊ）　（１０ｋ）が配設され、それぞれ下面にて電源
ライン（１１）と接続されている。たとえば電極（１０
ａ）に１’ｊ：２００（Ｖ）、電極（ｉｏｂ）には０凹
、電極（１０ｃ）には１ｏｏ（ｖへ電極（１０ｄ）には
接地電位（ＧＮＤ）が、寸だ電極（１０ｅ）（ｉＱｆ）
には±５凹、電極（１０ｇ）（１０ｈ）には±１２（ｖ
）、電極（１０ｊ）　（ＩＤｋ）　Ｋは±１５（■が、
それぞれ接続さｎている。

この枠材（２）に、図示前方から挿入され収納される・
ξレツ）　（１１には、物品たとえば第６図（ｂ）に示
すようなブラウン管（１２Ｉが載置されており、ブラウ
ン管（Ｉ２Ｉの電源端子が、ソー、ド線（１３１によっ
て、あらかじめパレット（１）の左、右端部に設けた受
電極（２）と接続されている。

一方、この枠材（２）には、収納されるパレツ）　（＋
１の左右方向および前後方向の位ｉｔ決めるだめの位置
決め材（２ａ）　（２ｂ）が、上面に突設されるととも
に、・ξレット（１）の裏面と当接したときに作動する
ように、在荷検出用のりミツトスイッチ（２ｃ）が設け
られている。

なお、棚部（３）を形成する他方の砕料（図示せず）に
ついても、前記砕料（２）の電極（１０ａ）　（１［１
ｂ）−と同等の電極が配設されており、それぞれ／ξレ
ツｌ）の左右端部の受電調（１４１と対応するようにな
っている。

なお、左右の枠材（２）の電極については、たとえ（づ
゛左右対称となし、左１則の電極を直流電源に、右側の
電極全交流電源と接続しておくことにより、対応するパ
レット（１）の受電極から、直流と交流のいずれの電源
をも利用できるようにすることもできる。

第４図は、棚部の枠材（２）とパレット（１）との接触
部全拡大して示している。

パレット（１）側の受電極Ｑ４１は、パレット（１）の
裏面に形成した四部（１ａ）内に固着され、パレツ１（
１）上面に突出する電極端子（１４ａ）をナツトα粉に
より締着するとともに、リード線（１３ｊのターミナル
として、電極座金ｕ６Ｊが適宜ねじ止め可能になってい
る。

他方、枠４ｇ’　（２）側の電極ＱＯ）は、枠材（２）
の小孔０７）から」三方にやや突出するように、枠材（
２）の裏側から電極ホルダ０８１内に支持されている。

電極ホルダ（Ｉ８）と電極（１０）のシャフトとの間に
は、絶縁スは−サ（１９ａ）および絶縁ワッシャ（１９
ｂ）が介在され、また、コイルスプリング国によシ常時
上方に付勢され、受電極Ｉとの接触を確実に行なわしめ
るようになっている。

枠材（２）の裏面には、前後方向に電源ライン旧）が配
設され、それぞれの電極（１０ａ）　（１０ｂ）・・・
は、シャフト下端でねじ止めされる電極座金（２１）に
ょシ、所定電蒜線と接続されている。

次に、本発明自動倉庫の作動及び使用方法について説明
する。

製造工程から送られてぐる物品（９）は、ニー７ング試
験（Ｃ必要な電源電圧の電極が選択され、パレット（１
）に載置されるとともに、所定の受電極□力と接続さ几
る。

このとき、この物品（９）のエージング時間が決められ
るとともに、収納される棚部（３）が指／Ｊ基ｉｚ、ロ
ーラコンベア（８）から入庫される。

入庫した物品（９）は、パレット（１）ととスタッカク
レーン（６）によって指定された棚部（３）に運ばれ、
棚部（３）の枠材（２）上で位置決めされて収納される
。

枠材（２）の各電極θ０）と、パレット（１）の各受電
極（１４１占がそれぞれ接触して、パレット（１）に載
置された物品（９）には、エージング試験に必要な電圧
が供給され始める。このとき、パレット（１）の位置決
めが正しく行なわれたかどうかについては、枠イ１　（
２）に設置したりミツトスイッチ（２ｃ）によって検知
されるようになっている。

しかして、所定のエージング時間が経過した物品（９）
について、再びスタッカクレーン（６）が作動して棚部
（３）からパレッ）　（１）を抽出し、ローラコンベア
（８）から出庫される。

上記入出庫作業については、スタッカクレーン（６）や
ローラコンベア（８）を駆動するモータを、収納される
物品（９）の収納先全決定し記憶する中央処理装置（Ｃ
ＰＵ）等によって指令制御するようにしておけば、人手
を要することなく、種々の物品について、所定のエージ
ング試験を行なうことができる。

なお、搬送装置ｔ（力については、入庫用、出庫用にそ
れぞれ別体のローラコンベアを設けるようにしてもよい
。

寸だ、抽出装置（４）についても、前記スタッカクレー
ン（６）に限定されるものでないことはいう捷でもない
。

以上述べたように、本発明による自動倉庫では、電気製
品等のエージング試験を要する物品について、工場内で
のスズースの効率的な使用がはかれるようＫなり、同時
に、エージング試験の集中的な管理を、機能的に行なう
ことができる。

寸だ、エージング試験、の選定が入庫前のパレット上で
行なえるため、多品種のエージング試験を並行して行な
うことが容易となる。

とりわけ、エージング時間が長い物品の保管に際して、
無駄なスば一スが不用となるだけでなく、時間管理が極
めて容易に行なえるという利点金もつ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の自動倉庫を示す正面図。 第２図は、第１図のＪＴ−ＩＩ線に沿う横断面図、第６
図（ａｌは、同実施例の棚部の砕料を示す（１視図、 第６図（ｂ）は、入出庫される物品を載置したパレット
を示す斜視図、 第４図は、棚部とパレットの電極構造を示す縦断面図で
ある。 （１）パレット　（２）枠材 （３ン　棚部　（４）抽出装置 （５）　レール　（６）　スフツカクレーン（７）搬送
装＠（８）　ローラコンベア（９）物品　００）電極 α勾　受電極 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数パレットが収納される複数の棚部と、これら棚部に
   沿って走行しつつ所要・ξレットを抽出する抽出装置と
   、この抽出装置の移動軌跡に隣接して設けられ、パレッ
   トを搬入、搬出する搬送装置とからなる自動倉庫におい
   て、 棚部の・パレットとの接触部に複数の電極を設け、それ
   ぞれの電極に所定電源を接続するとともに、パレットに
   は、棚部との接触部に前記各電極に対応させて複数の受
   電極を設け、収納される物品を該・ルット上において受
   電極に接続した状態で載置して、保管する際に、該物品
   の電源端子と・パレットの所要受電極とを接続させて、
   自動倉庫での保管と同時に該物品のエージング試験を行
   なうようにしたことを特徴とする自動倉庫。