JPS605A - 電気ケ−ブル - Google Patents
電気ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS605A JPS605A JP10749883A JP10749883A JPS605A JP S605 A JPS605 A JP S605A JP 10749883 A JP10749883 A JP 10749883A JP 10749883 A JP10749883 A JP 10749883A JP S605 A JPS605 A JP S605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- electric cable
- weight
- mixture
- base polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、通信ケーブルや配線材として使用される電気
ケーブルに関する。
ケーブルに関する。
一般にこの種の電気ケーブルとしては、撚線導体の外周
を合成樹脂等により絶縁被覆したものが用いられている
。従来より、この檜の電気ケーブルに対しては、例えば
配線に使用した際の電気機器内部での取回しや布設経路
の設定を容易とし、また作業性の向上を図る等の目的で
、充分な可撓性を付与することが望まれており、このた
め絶縁体を形成する混和物の改良が図られてきた。
を合成樹脂等により絶縁被覆したものが用いられている
。従来より、この檜の電気ケーブルに対しては、例えば
配線に使用した際の電気機器内部での取回しや布設経路
の設定を容易とし、また作業性の向上を図る等の目的で
、充分な可撓性を付与することが望まれており、このた
め絶縁体を形成する混和物の改良が図られてきた。
従来、絶縁性混和物においては、例えばポリ塩化ビニル
樹脂がベースポリマー3こ用いられこのベースポリマー
に対する可塑剤の混合割合を増すことによって軟質化す
ることが知られている。しかるに、可塑剤の添加量が増
すと、引張強度や耐熱性等の強度の低下が著しく、また
絶縁体として重要な特性である体積抵抗率の低下も著し
い。このためUL105℃グレード等の規格を満足して
かつ可撓性に富んだ電気ケーブルを得ることは難し力1
った。
樹脂がベースポリマー3こ用いられこのベースポリマー
に対する可塑剤の混合割合を増すことによって軟質化す
ることが知られている。しかるに、可塑剤の添加量が増
すと、引張強度や耐熱性等の強度の低下が著しく、また
絶縁体として重要な特性である体積抵抗率の低下も著し
い。このためUL105℃グレード等の規格を満足して
かつ可撓性に富んだ電気ケーブルを得ることは難し力1
った。
本発明は、上記事情に鑑みてなさnたもので、機械的強
度及び体積抵抗率が充分に高く、かつ可撓性に富んだ電
気ケーブルを提供することを目的とする◇ 以下、本発明の詳細な説明する。
度及び体積抵抗率が充分に高く、かつ可撓性に富んだ電
気ケーブルを提供することを目的とする◇ 以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の電気ケーブルは、撚線の外周を絶縁性混和物で
被覆してなる電気ケーブルにおいて、前記絶縁性混和物
は平均重合度が2500〜3000であるエチレン塩化
ビニル共重合体をベースポリマーとし、このベースポリ
マー100重量部に対混合してなる混和物であることを
特徴とする@まず、絶縁性混和物について説明すると、
本発明蚤こおいてはベースポリマーとして平均重合度が
2500〜3000のエチレン塩化ビニル共重合体が用
いられる。このエチレン塩化ビニル共重合体は、従来ベ
ースポリマーとして用いられていた直鎖状塩化ビニル(
ストレートPvC)に比べて同程度の分子量をもつもの
であっても剛性率が小さく、従って、ストレートPVC
に比べて同程度の剛性率をもつ混和物を得るためをこ必
要な可塑剤の量は少量でよい。このため可塑剤の添加に
よる電気的特性の劣化を防止することができる0また、
可塑剤としては、トリメリット酸エステルあるいはポリ
エステル系可塑剤とトリメリット酸エステルとの混合物
が適用できる。これらの可塑剤の前記ベースポリマー1
00重量部に対する添加量は、60〜80重量部である
。硲加量が60重量部未満であると電気ケーブルの剛性
率を小さく抑える(換言すれば可撓性を高める)ことが
できず、また80重量部を越えると引張強度等の機械的
強度が不足する。上記トリメリットmエステル及びポリ
エステル系可塑剤は、耐熱性に優れ、これらを可塑剤と
して用いることにより、−気ケーブルにUL105℃グ
レードの高い熱安定性を付与することができる。
被覆してなる電気ケーブルにおいて、前記絶縁性混和物
は平均重合度が2500〜3000であるエチレン塩化
ビニル共重合体をベースポリマーとし、このベースポリ
マー100重量部に対混合してなる混和物であることを
特徴とする@まず、絶縁性混和物について説明すると、
本発明蚤こおいてはベースポリマーとして平均重合度が
2500〜3000のエチレン塩化ビニル共重合体が用
いられる。このエチレン塩化ビニル共重合体は、従来ベ
ースポリマーとして用いられていた直鎖状塩化ビニル(
ストレートPvC)に比べて同程度の分子量をもつもの
であっても剛性率が小さく、従って、ストレートPVC
に比べて同程度の剛性率をもつ混和物を得るためをこ必
要な可塑剤の量は少量でよい。このため可塑剤の添加に
よる電気的特性の劣化を防止することができる0また、
可塑剤としては、トリメリット酸エステルあるいはポリ
エステル系可塑剤とトリメリット酸エステルとの混合物
が適用できる。これらの可塑剤の前記ベースポリマー1
00重量部に対する添加量は、60〜80重量部である
。硲加量が60重量部未満であると電気ケーブルの剛性
率を小さく抑える(換言すれば可撓性を高める)ことが
できず、また80重量部を越えると引張強度等の機械的
強度が不足する。上記トリメリットmエステル及びポリ
エステル系可塑剤は、耐熱性に優れ、これらを可塑剤と
して用いることにより、−気ケーブルにUL105℃グ
レードの高い熱安定性を付与することができる。
安定剤としては、三塩基性硫酸鉛を主成分とする鉛系安
定剤や、バリウム−亜鉛系安定剤(例えばステアリン;
唆バリウム、ステアリン酸亜鉛等を主成分とするもの)
とエポキシ系安定剤(例えばエポキシ化ダイズ油、エポ
キシ化アマニ油等)との混合物か適用できる。ただし、
前記可塑剤としてポリエステル糸可塑剤を用いた場合に
は、鉛系の安定剤はポリエステルを加水分解してブリー
ドを生じるためEこ使用できず、バリウム−亜鉛系安定
剤とエポキシ系安定剤との混合物を用いる必要がある。
定剤や、バリウム−亜鉛系安定剤(例えばステアリン;
唆バリウム、ステアリン酸亜鉛等を主成分とするもの)
とエポキシ系安定剤(例えばエポキシ化ダイズ油、エポ
キシ化アマニ油等)との混合物か適用できる。ただし、
前記可塑剤としてポリエステル糸可塑剤を用いた場合に
は、鉛系の安定剤はポリエステルを加水分解してブリー
ドを生じるためEこ使用できず、バリウム−亜鉛系安定
剤とエポキシ系安定剤との混合物を用いる必要がある。
これらの安定剤の前記ベースポリマー100重量部に対
する好ましい添加量は、8〜10重景部である。なお、
バリウム−亜鉛系とエポキシ系とを併用する場合には、
通常1:1程度の重量比で混合して用いる〇 また、体ta&抗向上剤としては、多孔性粘土鉱物であ
るカリオンクレー#33が好適である。この体積抵抗向
上剤の前記ベースポリマー100重量部に対する好まし
い添刀0′Ikは、10〜20重景部である。
する好ましい添加量は、8〜10重景部である。なお、
バリウム−亜鉛系とエポキシ系とを併用する場合には、
通常1:1程度の重量比で混合して用いる〇 また、体ta&抗向上剤としては、多孔性粘土鉱物であ
るカリオンクレー#33が好適である。この体積抵抗向
上剤の前記ベースポリマー100重量部に対する好まし
い添刀0′Ikは、10〜20重景部である。
また、本発明においては、前記ベースポリマー蚤こ対し
て上記の各成分に加え、必要に応じて無機充填剤と難燃
剤とを添加することもできる・無機充填剤としては、炭
酸カルシウムが好適であって、これのベースポリマ−1
oo3苛部に対する好ましい添加量は、10〜20重量
部である。
て上記の各成分に加え、必要に応じて無機充填剤と難燃
剤とを添加することもできる・無機充填剤としては、炭
酸カルシウムが好適であって、これのベースポリマ−1
oo3苛部に対する好ましい添加量は、10〜20重量
部である。
また、難燃剤としては、三酸化アンチモンやデカブロモ
フェニルエチル及びこれらの混合物が好適である。この
難燃剤は前記ベースポリマー100重量部瘉こ対して2
01tf11.部具下の割合で添加すればよい。
フェニルエチル及びこれらの混合物が好適である。この
難燃剤は前記ベースポリマー100重量部瘉こ対して2
01tf11.部具下の割合で添加すればよい。
しかして、上記のような組成をもつ絶縁性混和物は、君
来柔軟性に富んだエチレン塩化ビニル共重合体をベース
ポリマーとし、これに上記の添加量をもって可塑剤を加
えることにより温度15°Cにおける剛性率を60に9
/Cr!(八8TM 、L)1043に基づく)より小
さく抑えることができ、従ってこれを用いた電気ケーブ
ルに高い可撓性を付与することができる。また上記混和
物を用いることによって、電気ケーブルの製造時におけ
る押出し被覆が容易をこなる。更には、耐熱性の高い可
塑剤を用いているため、混和物の熱安定性も優れている
。
来柔軟性に富んだエチレン塩化ビニル共重合体をベース
ポリマーとし、これに上記の添加量をもって可塑剤を加
えることにより温度15°Cにおける剛性率を60に9
/Cr!(八8TM 、L)1043に基づく)より小
さく抑えることができ、従ってこれを用いた電気ケーブ
ルに高い可撓性を付与することができる。また上記混和
物を用いることによって、電気ケーブルの製造時におけ
る押出し被覆が容易をこなる。更には、耐熱性の高い可
塑剤を用いているため、混和物の熱安定性も優れている
。
才た、上記混和物は、ベースポリマーとしてのエチレン
塩化ビニル共重合体が無機物との親和性に優れたもので
あるため、無機充填剤や体積抵抗率向上剤を多量をこ配
合しても諸物性が悪化し難い。
塩化ビニル共重合体が無機物との親和性に優れたもので
あるため、無機充填剤や体積抵抗率向上剤を多量をこ配
合しても諸物性が悪化し難い。
なお、1^11性率60kg/cIftという値は、発
明者等が電気ケーブルの絶縁体をこついて検討を進めて
ゆく中で、人間工学的に充分な柔軟性を与え得る値とし
て選択したものである。
明者等が電気ケーブルの絶縁体をこついて検討を進めて
ゆく中で、人間工学的に充分な柔軟性を与え得る値とし
て選択したものである。
欠に、本発明に用いる撚線について説明する。
撚線としては、銅線や錫メッキ銅線からなる素線を複数
本撚り合わせた通常の撚線を用いることができる。より
好ましい撚線としては、前記素線を柔軟性をもった1合
成樹脂等の接着剤を用いて互いに結合した一括化導体を
あげることができる。
本撚り合わせた通常の撚線を用いることができる。より
好ましい撚線としては、前記素線を柔軟性をもった1合
成樹脂等の接着剤を用いて互いに結合した一括化導体を
あげることができる。
この樺の一括化導体を用いることによって、電気ケーブ
ルの端部を回路基板等に接続するために絶縁体の被験を
除去した場合fこも撚線がばらけることがな(、従って
端末処理停の作業性が優れた電気ケーブルが得られる。
ルの端部を回路基板等に接続するために絶縁体の被験を
除去した場合fこも撚線がばらけることがな(、従って
端末処理停の作業性が優れた電気ケーブルが得られる。
第1図には、一括化導体を用いた°1糺気ケーブルの一
例を示しである。この図に示す電気ケーブル1は、一括
化導体2の外周に前述した可撓性に富む絶縁性混和物を
被覆して絶縁/1iij3を形成したものであって、こ
の例において一括化導体2は、7本の鋼索線4・・・を
撚り合わせてなる撚線5の外周を常温で柔軟性をもった
合成樹脂等の結合材6憂こよりて覆ってなるものである
。このような一括化導体2は、柔軟性をもりた結合材6
Iこより束ねられているため可溶性を有し、従って、電
気ケーブル1は可焼性の一括化導体2と可焼性に富む絶
縁層3とからなるため全体として可撓性に富んだもので
ある。
例を示しである。この図に示す電気ケーブル1は、一括
化導体2の外周に前述した可撓性に富む絶縁性混和物を
被覆して絶縁/1iij3を形成したものであって、こ
の例において一括化導体2は、7本の鋼索線4・・・を
撚り合わせてなる撚線5の外周を常温で柔軟性をもった
合成樹脂等の結合材6憂こよりて覆ってなるものである
。このような一括化導体2は、柔軟性をもりた結合材6
Iこより束ねられているため可溶性を有し、従って、電
気ケーブル1は可焼性の一括化導体2と可焼性に富む絶
縁層3とからなるため全体として可撓性に富んだもので
ある。
なお、一括化導体としては上記の例に限らず、複数の素
線間を常温で柔軟性をもった合成樹脂結合材により互い
に連結したものや、中心となる素線の外周面に上記結合
材を塗布し、この素線に対して他の複数の素線を結合さ
せたもの等、撚線全体として可焼性をもったものであれ
ば適用することができる。
線間を常温で柔軟性をもった合成樹脂結合材により互い
に連結したものや、中心となる素線の外周面に上記結合
材を塗布し、この素線に対して他の複数の素線を結合さ
せたもの等、撚線全体として可焼性をもったものであれ
ば適用することができる。
しかして、上記本発明による電気ケーブルは、絶縁層を
形成する混和物が、ベースポリマーとしてエチレン塩化
ビニル共重合体を用い、これに必要最少索の可塑剤を添
加して温度15℃で剛性率60/cg/7以下とし、か
つ可塑剤としてトリメリット1エステル等の耐熱性に優
れたものを用いることにより、機械的強度及び熱安定性
を高く保りたものであるから、機械的強度及び耐熱性蚤
こ優れ、かつ可撓性に富んだ電気ケーブルを提供するこ
とができる。
形成する混和物が、ベースポリマーとしてエチレン塩化
ビニル共重合体を用い、これに必要最少索の可塑剤を添
加して温度15℃で剛性率60/cg/7以下とし、か
つ可塑剤としてトリメリット1エステル等の耐熱性に優
れたものを用いることにより、機械的強度及び熱安定性
を高く保りたものであるから、機械的強度及び耐熱性蚤
こ優れ、かつ可撓性に富んだ電気ケーブルを提供するこ
とができる。
また撚線として可撓性をもった一括化導体を用いること
により、ケーブルによる機器内部での結線等に際し、ケ
ーブル端部の絶縁層を述去して行なう作業において、撚
線がばらけることがないため前記ケーブル全体の可撓性
と相俟りて作業性に優れたものである。
により、ケーブルによる機器内部での結線等に際し、ケ
ーブル端部の絶縁層を述去して行なう作業において、撚
線がばらけることがないため前記ケーブル全体の可撓性
と相俟りて作業性に優れたものである。
また、本発明の電気ケーブルは、多数本のケーブルf集
合させたフラットケーブルやワイヤハーネス等に適用し
てそれらの可撓性を高めることができ、それらの布設作
業が容易となる等、実用上優れた長所をもつものである
。
合させたフラットケーブルやワイヤハーネス等に適用し
てそれらの可撓性を高めることができ、それらの布設作
業が容易となる等、実用上優れた長所をもつものである
。
以下、実施例を示して本発明を更に具体的に説明する。
〔実施例1〕
第1表をこ示す配合をもった本発明に係る絶縁性混和物
をA、Bの2種類と、従来品に相当する混和物をC,D
、Eの3fl!l類とを調製し、@2表中に示す各試験
及び測定を行なった。ここで、混和物Bは、耐油性を向
上させるためi’T r、剤としてトリメリット酸エス
テルとポリエステル系tyrie剤との混合物を用いで
ある。
をA、Bの2種類と、従来品に相当する混和物をC,D
、Eの3fl!l類とを調製し、@2表中に示す各試験
及び測定を行なった。ここで、混和物Bは、耐油性を向
上させるためi’T r、剤としてトリメリット酸エス
テルとポリエステル系tyrie剤との混合物を用いで
ある。
なお、表中の配合量は、重ft4で示しである。
上記第1表及び$2表に示す混和物AとCとを比較する
と、組成の差はベースポリマーのみであるが1.混和物
Aが47. Ojcf/C11tという小さい剛性率を
得ているのに対し、混和物Cは望ましい剛性率の値(6
0Jcg/ cd! )を越えて可撓性に乏しく、かつ
人に比べて体積抵抗率も若干低下している。
と、組成の差はベースポリマーのみであるが1.混和物
Aが47. Ojcf/C11tという小さい剛性率を
得ているのに対し、混和物Cは望ましい剛性率の値(6
0Jcg/ cd! )を越えて可撓性に乏しく、かつ
人に比べて体積抵抗率も若干低下している。
また、混和物りは混和物Cに比べて可塑剤の添加量が多
く、これにより本発明に係る混和物A及びBと同程度の
可読性を得ているが、体積抵抗率は混和物A、Bに比べ
て著しく低い。混和物Eは、ベースポリマーとして低重
合度のストレートPvCを用いることにより可撓性を得
ているが、体積抵抗率は混和物A、Bに比べて者しく低
い。また、混和物Bは、5補の混和物生検も優れた耐油
性を示している。
く、これにより本発明に係る混和物A及びBと同程度の
可読性を得ているが、体積抵抗率は混和物A、Bに比べ
て著しく低い。混和物Eは、ベースポリマーとして低重
合度のストレートPvCを用いることにより可撓性を得
ているが、体積抵抗率は混和物A、Bに比べて者しく低
い。また、混和物Bは、5補の混和物生検も優れた耐油
性を示している。
これらの結果から、不発明に係る混オロ物A(!:Bは
、良好な機械的強度と高い体積抵抗率をもち、かつ可読
性に冨むことが分力)る0 〔実施例2〕 絶縁性混オロ物として、実施例1の混和物Aと、比較用
の混和物を用い、また撚線として下記第3表中に示す5
81類のものを用い、これら混和物と撚線とを組み合わ
せて10種類の!気ケーブル(単線)を作製した・それ
ぞれのケープ7L/Gこついて、たわみ試験による可撓
性の検討と作業性の検討とを行なった。ここで、たわみ
試験は、第2図に示すように上面が水平な台11の端部
に試験片12を30111の長さをもって突出させ、押
え部材13で支持し、この状態で試験片12の先端部に
5Ilの荷重を下方に向けて加え、先端部の水平位置か
らの変位txをたわみ量として測定した◎また作業性は
、ケーブル端部の絶縁層を除去したとき、撚線がばらけ
ず集束性が良いか否かで判断したO 第3表に示す測定結果から分かるように導体がOTAで
あるものを除いて本発明に係るケーブル(試料番号6.
7.8.10)は比較例(試料番号1.2.3.5)に
比べてより可撓性憂こ富んだものである。試料番号1と
6及び4と9を比較すると、導体の剛性が高い場合にけ
ケーブルの可撓性は導体により定まり、従ってケーブル
の01m性を高めるには絶縁体、導体共裔こ可撓性に富
むものを用いることが好ましい。試料番号10のケーブ
ルは、合成樹脂コーティングによる一括化導体を使用し
ているため、作業性を損なわず普こ可撓性が向上してい
る。
、良好な機械的強度と高い体積抵抗率をもち、かつ可読
性に冨むことが分力)る0 〔実施例2〕 絶縁性混オロ物として、実施例1の混和物Aと、比較用
の混和物を用い、また撚線として下記第3表中に示す5
81類のものを用い、これら混和物と撚線とを組み合わ
せて10種類の!気ケーブル(単線)を作製した・それ
ぞれのケープ7L/Gこついて、たわみ試験による可撓
性の検討と作業性の検討とを行なった。ここで、たわみ
試験は、第2図に示すように上面が水平な台11の端部
に試験片12を30111の長さをもって突出させ、押
え部材13で支持し、この状態で試験片12の先端部に
5Ilの荷重を下方に向けて加え、先端部の水平位置か
らの変位txをたわみ量として測定した◎また作業性は
、ケーブル端部の絶縁層を除去したとき、撚線がばらけ
ず集束性が良いか否かで判断したO 第3表に示す測定結果から分かるように導体がOTAで
あるものを除いて本発明に係るケーブル(試料番号6.
7.8.10)は比較例(試料番号1.2.3.5)に
比べてより可撓性憂こ富んだものである。試料番号1と
6及び4と9を比較すると、導体の剛性が高い場合にけ
ケーブルの可撓性は導体により定まり、従ってケーブル
の01m性を高めるには絶縁体、導体共裔こ可撓性に富
むものを用いることが好ましい。試料番号10のケーブ
ルは、合成樹脂コーティングによる一括化導体を使用し
ているため、作業性を損なわず普こ可撓性が向上してい
る。
第1図は、本発明による電気ケーブルの一例を示す斜視
断面図、第2図は実施例2における試験法を説明するた
めの説明図である。
断面図、第2図は実施例2における試験法を説明するた
めの説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l)撚線の外周全絶縁性混和物で被覆してなる電気ケー
ブルにおいて、前記絶縁性混和物は、平均重合凹が25
00〜3000であるエチレン塩化ビニル共定合体をベ
ースポリマーとし、このベースポリマー100重量部に
対して、可塑剤60〜80MQ部と、安定剤8〜lO重
前部と、体積抵抗向上剤10〜20重景部とを混合して
なるものであることを特徴とする電気ケーブル。 2)前記絶縁性混和物が、前記ベースポリマー100重
量部に対して、無機充填剤10〜20重量部と、難燃剤
O〜20重t、部とを含有するものである特許請求の範
囲第1項記載の電気ケーブル。 3)前記撚線が、複数の素線を樹脂結合材を介して結合
してなる一括化導体であることを特徴とする特ff請求
の範囲第1項または第2項に記載の電気ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10749883A JPS605A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 電気ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10749883A JPS605A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 電気ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605A true JPS605A (ja) | 1985-01-05 |
JPH0318282B2 JPH0318282B2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=14460727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10749883A Granted JPS605A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | 電気ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4620124A (en) * | 1984-12-21 | 1986-10-28 | General Electric Company | Synchronously operable electrical current switching apparatus having increased contact separation in the open position and increased contact closing force in the closed position |
US4654555A (en) * | 1983-09-05 | 1987-03-31 | Omron Tateisi Electronics Co. | Multi pole piezoelectrically operating relay |
US4698511A (en) * | 1984-11-08 | 1987-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Document sheet size or position recognition device |
US4819126A (en) * | 1988-05-19 | 1989-04-04 | Pacific Bell | Piezoelectic relay module to be utilized in an appliance or the like |
US5388626A (en) * | 1991-06-17 | 1995-02-14 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Radial tire |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP10749883A patent/JPS605A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4654555A (en) * | 1983-09-05 | 1987-03-31 | Omron Tateisi Electronics Co. | Multi pole piezoelectrically operating relay |
US4698511A (en) * | 1984-11-08 | 1987-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Document sheet size or position recognition device |
US4620124A (en) * | 1984-12-21 | 1986-10-28 | General Electric Company | Synchronously operable electrical current switching apparatus having increased contact separation in the open position and increased contact closing force in the closed position |
US4819126A (en) * | 1988-05-19 | 1989-04-04 | Pacific Bell | Piezoelectic relay module to be utilized in an appliance or the like |
US5388626A (en) * | 1991-06-17 | 1995-02-14 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Radial tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0318282B2 (ja) | 1991-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2563137C (en) | Non-lead jacket for non-metallic sheathed electrical cable | |
US2830919A (en) | Insulated conductor coated with polyethylene butyl rubber resin | |
US2397592A (en) | Resinous compositions for wire coatings and the like | |
JPS605A (ja) | 電気ケ−ブル | |
JP6325072B2 (ja) | 炭酸カルシウム及び焼成粘土の相乗的ブレンド | |
US4026852A (en) | High temperature polyvinyl chloride compositions | |
JPH0570243B2 (ja) | ||
CA1118855A (en) | Electric cables presenting low hazard under fire conditions | |
JPH09213137A (ja) | 防蟻電線・ケーブル | |
JPS59213748A (ja) | 塩化ビニル系樹脂混和物 | |
US2667464A (en) | Insulation for electrical conductors | |
JP2012038648A (ja) | ビニル絶縁ビニルシースケーブル | |
JPH1143568A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物及びそのケーブル | |
JPS6140021Y2 (ja) | ||
EP0159788B1 (en) | Insulated wires | |
SU1767542A1 (ru) | Способ изготовлени гибкого электрического кабел | |
JPH04272613A (ja) | 可撓性多芯ケーブル | |
JPS59157134A (ja) | 難燃性組成物 | |
CN117511129A (zh) | 一种阻燃抗干扰柔性电缆绝缘材料、制备方法及电缆 | |
JPS60146407A (ja) | 耐熱性電線 | |
JPS61278552A (ja) | ポリ塩化ビニル樹脂組成物及びそれを用いた絶縁電線 | |
JP2002075070A (ja) | 平型ケーブル | |
JPH0452891Y2 (ja) | ||
JP2918910B2 (ja) | 水密絶縁線心 | |
JPS6147009A (ja) | ジヤンパ線 |