JPS6059568B2 - 光ケ−ブル - Google Patents
光ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6059568B2 JPS6059568B2 JP55132520A JP13252080A JPS6059568B2 JP S6059568 B2 JPS6059568 B2 JP S6059568B2 JP 55132520 A JP55132520 A JP 55132520A JP 13252080 A JP13252080 A JP 13252080A JP S6059568 B2 JPS6059568 B2 JP S6059568B2
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- JP
- Japan
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- optical cable
- freezing
- cable
- optical
- jacket
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- Expired
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/441—Optical cables built up from sub-bundles
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/44386—Freeze-prevention means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は通信用の光ケーブルに関する。
通信ケーブルを布設するための管路内に留り水が存在
する場合、冬季夜間の厳しい冷えこみによつて水が管路
内で凍結すると、管路内部て凍結圧が発生する。管路内
に光ケーブルが布設されている場合には、この凍結圧が
光ケーブルに作用し、光ケーブルの座屈や座屈による光
損失の増大などが生じるものと思われる。 そこで、本
発明者等は次のような実験を行なつて、管路内凍結時の
光ケーブルの特性変化について調査した。
する場合、冬季夜間の厳しい冷えこみによつて水が管路
内で凍結すると、管路内部て凍結圧が発生する。管路内
に光ケーブルが布設されている場合には、この凍結圧が
光ケーブルに作用し、光ケーブルの座屈や座屈による光
損失の増大などが生じるものと思われる。 そこで、本
発明者等は次のような実験を行なつて、管路内凍結時の
光ケーブルの特性変化について調査した。
第１図に示すように内径８−の鋼管１内に光ケーブル試
料２を配し、水３を注入して凍らせる。この光ケーブル
試料２は第２図に示すような外径２４ＷｇｆＬの２４Ｄ
光ケーブルを用いる。なお第２図で、２１はテンション
メンバーである鋼撚線、２２はポリエチレンの被覆、２
３は１本のテ ンションメンバーを囲むように６本の光
ファイバ心線を配した６心光ユニット、２４はトレーサ
カット、２５は押巻テープ、２６は外被である。光ケー
ブル試料２は短いので、ケーブル両端で全光ファイバ心
線を折返し融着接続し、凍結実効長を長く （約７０ｗ
Ｌ）した。そして融着接続部は温度特性を持たないよう
にするため、補強を行なわなかつた。また凍結温度は−
１０℃とした。そしてＬＥＤ４からの波長０．８５μｍ
の光をダミーファイバ５を通し、さらにプリズム６を経
て、恒温槽１１内の試料２に導き、光検出器７により検
出し、レコーダ８に検出信号を送り、プリズム６から分
離した光を光検出器９により検出した信号と比較するよ
うにして、測定系を構成し、試料を恒温槽１１に出し入
れして−１０℃の凍結と２０゜Ｃの解凍を４回繰返して
実験を行なつた。 第３図及び４図に伝送損失変化の測
定結果を示す。
料２を配し、水３を注入して凍らせる。この光ケーブル
試料２は第２図に示すような外径２４ＷｇｆＬの２４Ｄ
光ケーブルを用いる。なお第２図で、２１はテンション
メンバーである鋼撚線、２２はポリエチレンの被覆、２
３は１本のテ ンションメンバーを囲むように６本の光
ファイバ心線を配した６心光ユニット、２４はトレーサ
カット、２５は押巻テープ、２６は外被である。光ケー
ブル試料２は短いので、ケーブル両端で全光ファイバ心
線を折返し融着接続し、凍結実効長を長く （約７０ｗ
Ｌ）した。そして融着接続部は温度特性を持たないよう
にするため、補強を行なわなかつた。また凍結温度は−
１０℃とした。そしてＬＥＤ４からの波長０．８５μｍ
の光をダミーファイバ５を通し、さらにプリズム６を経
て、恒温槽１１内の試料２に導き、光検出器７により検
出し、レコーダ８に検出信号を送り、プリズム６から分
離した光を光検出器９により検出した信号と比較するよ
うにして、測定系を構成し、試料を恒温槽１１に出し入
れして−１０℃の凍結と２０゜Ｃの解凍を４回繰返して
実験を行なつた。 第３図及び４図に伝送損失変化の測
定結果を示す。
−１０℃の恒温槽に入れてから約１２〜ル時間て最初の
損失増が発生し、その後ほぼ一定値とな・り、解凍とと
もに徐々に損失増は回復する。凍結回数を重ねるごとに
損失増も大きくなり、特に２回目以降の解凍時急激な損
失減少が見られ、その後徐々に減少傾向が続く。４回目
の解凍後、光ケーブル試料２を鋼管１から取り出して、
外被２６の状態を調べたところ極端な変形が生じており
、約１３％の偏平率になつていた（実験前の偏平率は０
．９％）。
損失増が発生し、その後ほぼ一定値とな・り、解凍とと
もに徐々に損失増は回復する。凍結回数を重ねるごとに
損失増も大きくなり、特に２回目以降の解凍時急激な損
失減少が見られ、その後徐々に減少傾向が続く。４回目
の解凍後、光ケーブル試料２を鋼管１から取り出して、
外被２６の状態を調べたところ極端な変形が生じており
、約１３％の偏平率になつていた（実験前の偏平率は０
．９％）。
また外被２６の外径と厚さとを測定したところ、実験前
に比べて外径が１．５Ｔｆｒ！ｎ小さくなり、厚さが０
．１Ｔｍ厚くなつていた。以上の実験て管路内の水が凍
結した場合、光ケーブルの特性が悪化することが判つた
。
に比べて外径が１．５Ｔｆｒ！ｎ小さくなり、厚さが０
．１Ｔｍ厚くなつていた。以上の実験て管路内の水が凍
結した場合、光ケーブルの特性が悪化することが判つた
。
凍結の悪影響を避けるためには凍結圧を阻止するか吸収
することが考えられる。前者はケーブル外被に頑強な構
造のもの、たとえばいわゆるＣＳバイブ（金属バイブを
蛇腹状にしたもの）を用いて凍結圧をケーブルコアにま
で伝えないようにするものであるが、上記と同様の凍結
実験を行なつてＣＳバイブの効果を確認したところ、第
１回の凍結で約５００間隔に大きな座屈が発生した。し
たがつてＣＳバイブでも凍結圧により潰れてしまうこと
から見て凍結圧を外被て阻止するということは現実的で
ないことが判つた。本発明は、ケーブル外被構造を改善
することによつて外被で凍結圧を吸収するようにした光
ケーブルを提供することを目的とする。
することが考えられる。前者はケーブル外被に頑強な構
造のもの、たとえばいわゆるＣＳバイブ（金属バイブを
蛇腹状にしたもの）を用いて凍結圧をケーブルコアにま
で伝えないようにするものであるが、上記と同様の凍結
実験を行なつてＣＳバイブの効果を確認したところ、第
１回の凍結で約５００間隔に大きな座屈が発生した。し
たがつてＣＳバイブでも凍結圧により潰れてしまうこと
から見て凍結圧を外被て阻止するということは現実的で
ないことが判つた。本発明は、ケーブル外被構造を改善
することによつて外被で凍結圧を吸収するようにした光
ケーブルを提供することを目的とする。
以下本発明の一実施例について説明する。
第５図Ａ，Ｂに示すように、本発明による光ケーブル２
０の外被２７はポリエチレンなどの合成樹脂で−なり、
その内部に多数の密封された中空部２７ａを有している
。この中空部２７ａは円周方向にも長さ方向にも間欠的
に形成されており、各々が密封されている。このような
外被２７はたとえば、押出し被覆法により、中空部２７
ａの第５図Ａに、示すような形のダイスにより、ポリエ
チレンがケーブルコアを被覆するようにして、ポリエチ
レンをケーブルコアとともに押出し、その後長さ方向に
所定間隔て中空部２７ａを漬すようにして押圧すること
によつて簡単につくることができる。な！お第５図Ａ，
Ｂにおいて外被２７以外のケーブルコアの構造は第２図
と同様であるから、対応する部分に対応する番号を付し
て説明は省略する。このような外被２７を有する光ケー
ブル２０の効果を確かめるため前述と同様の凍結実験を
行なつた。凍結温度を−２０℃として凍結・解凍を４回
繰り返したが損失増加は全く観測されなかつた。したが
つて合成樹脂の外被２７に多数の密封された中空部２７
ａを形成することは、管路内の水の凍結の悪影響を防ぐ
うえで、きわめて有効であるＪことが判明した。以上、
実施例について説明したように、本発明によれば、外被
内に、ケーブルの長手方向に間欠的に形成され且つそれ
ぞｉが密封された多数の中空部を設けるようにしたので
、凍結時に外圧が加わつたとき中空部が収縮してこの外
圧を吸収することにより損失増加を招かないようにする
ことができるとともに、外圧が無くなつたときに密封さ
れた中空部が内部圧力により復元することができ、凍結
・解凍が繰り返されても損失増加することのない光ケー
ブルを得ることができる。
０の外被２７はポリエチレンなどの合成樹脂で−なり、
その内部に多数の密封された中空部２７ａを有している
。この中空部２７ａは円周方向にも長さ方向にも間欠的
に形成されており、各々が密封されている。このような
外被２７はたとえば、押出し被覆法により、中空部２７
ａの第５図Ａに、示すような形のダイスにより、ポリエ
チレンがケーブルコアを被覆するようにして、ポリエチ
レンをケーブルコアとともに押出し、その後長さ方向に
所定間隔て中空部２７ａを漬すようにして押圧すること
によつて簡単につくることができる。な！お第５図Ａ，
Ｂにおいて外被２７以外のケーブルコアの構造は第２図
と同様であるから、対応する部分に対応する番号を付し
て説明は省略する。このような外被２７を有する光ケー
ブル２０の効果を確かめるため前述と同様の凍結実験を
行なつた。凍結温度を−２０℃として凍結・解凍を４回
繰り返したが損失増加は全く観測されなかつた。したが
つて合成樹脂の外被２７に多数の密封された中空部２７
ａを形成することは、管路内の水の凍結の悪影響を防ぐ
うえで、きわめて有効であるＪことが判明した。以上、
実施例について説明したように、本発明によれば、外被
内に、ケーブルの長手方向に間欠的に形成され且つそれ
ぞｉが密封された多数の中空部を設けるようにしたので
、凍結時に外圧が加わつたとき中空部が収縮してこの外
圧を吸収することにより損失増加を招かないようにする
ことができるとともに、外圧が無くなつたときに密封さ
れた中空部が内部圧力により復元することができ、凍結
・解凍が繰り返されても損失増加することのない光ケー
ブルを得ることができる。
第１図は凍結実験を示すブ咄ンク図、第２図は凍結実験
に供した従来の光ケーブルの横断面図、第３図は損失変
化の測定結果を示すグラフ、第４図は第３図のａ−ｇの
各スロープを拡大して示すグラフ、第５図Ａ，Ｂは本発
明の一実施例に係る光ケーブルを示し、第５図Ａは横断
面図、第５図Ｂは縦断面図てある。 １・・・・・・鋼管、２・・・・・・光ケーブル試料、
３・・・水、４・・・・・・ＬＥＤｌ５・・・・・・ダ
ミーファイバ、６・・・・・・プリズム、７，９・・・
・・・光検出器、８・・・・・ルコーダ、１１・・・・
・・恒温槽、２０・・・・・・本発明の光ケーブル、２
１・・・・鋼撚線、２２・・・・・被覆、２３・・・・
・・光ユニット、２４・・・・・・トレーサカツド、２
５・・・・・・押巻テープ、２゛６，２７・・・・・・
外被、２７ａ・・・・・・中空部。
に供した従来の光ケーブルの横断面図、第３図は損失変
化の測定結果を示すグラフ、第４図は第３図のａ−ｇの
各スロープを拡大して示すグラフ、第５図Ａ，Ｂは本発
明の一実施例に係る光ケーブルを示し、第５図Ａは横断
面図、第５図Ｂは縦断面図てある。 １・・・・・・鋼管、２・・・・・・光ケーブル試料、
３・・・水、４・・・・・・ＬＥＤｌ５・・・・・・ダ
ミーファイバ、６・・・・・・プリズム、７，９・・・
・・・光検出器、８・・・・・ルコーダ、１１・・・・
・・恒温槽、２０・・・・・・本発明の光ケーブル、２
１・・・・鋼撚線、２２・・・・・被覆、２３・・・・
・・光ユニット、２４・・・・・・トレーサカツド、２
５・・・・・・押巻テープ、２゛６，２７・・・・・・
外被、２７ａ・・・・・・中空部。
Claims (1)
- １ 光ファイバよりなるケーブルコアを合成樹脂の外被
で被覆して構成される光ケーブルにおいて、前記外被内
に、ケーブルの長手方向に間欠的に形成され且つそれぞ
れが密封された多数の中空部を設けることを特徴とする
光ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55132520A JPS6059568B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 光ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55132520A JPS6059568B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 光ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756805A JPS5756805A (en) | 1982-04-05 |
| JPS6059568B2 true JPS6059568B2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=15083230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55132520A Expired JPS6059568B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 光ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059568B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE458369B (sv) * | 1982-09-01 | 1989-03-20 | Cable Belt Ltd | Kabel med mantlade kardelar och saett att tillverka en saadan kabel |
| DE3447225C1 (de) * | 1984-12-22 | 1986-02-06 | Kabelwerke Reinshagen Gmbh, 5600 Wuppertal | Schwimmfaehige,flexible elektrische und/oder optische Leitung |
| JPH04116315U (ja) * | 1991-03-27 | 1992-10-16 | 日立電線株式会社 | 管路内布設ケーブル |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP55132520A patent/JPS6059568B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756805A (en) | 1982-04-05 |
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