JPS6059037A - 複合材料 - Google Patents

複合材料

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JPS6059037A
JPS6059037A JP16516683A JP16516683A JPS6059037A JP S6059037 A JPS6059037 A JP S6059037A JP 16516683 A JP16516683 A JP 16516683A JP 16516683 A JP16516683 A JP 16516683A JP S6059037 A JPS6059037 A JP S6059037A
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JP
Japan
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shape
composite material
materials
shape memory
memory alloy
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Application number
JP16516683A
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English (en)
Inventor
Makoto Saito
誠 斉藤
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、温度の変化によって形状が所望形状に変化
する複合材料に関するものである。
従来、絨穂などの素材は、自重や外力によって変形する
ことはあるが、温度によってあらかじめ定めた所望形状
に変形することはほとんどなかった。ただ、例えばプラ
スチックスフィルムなどにおいて熱湯をかける(温度を
高める)ことによって収縮するものはあった。しかし、
この場合には、単に相手材の形状に沿って収縮するとい
うだけであって形状を記憶させておくことはできないも
のであった。これに対して、従来、低温でマルテンサイ
ト状態にある材料を変形後加熱すると再び変形前のもと
の形状に戻るという形状記憶効果を有する形状記憶合金
の開発がなされているが、これ単独では用途の拡大に限
界を伴うことがあった。
この発明は、このような従来の事情に!目してなされた
もので、温度によって材料の形状を所望する形状に自在
に変化させることができ、広い用途において適用が可能
である複合材料を提供することを目的としている。
すなわち、この発明による複合材料は、形状記憶合金部
材を可撓性部材で被覆してなることを特徴としており、
これによって形状記憶合金の形状記憶特性を十分に活用
することが可能である複合材料を提供できるようにした
ことを特徴としている。
この発明による複合材料を構成する形状記憶合金として
は、T i −N i系合金、Cu−AJI−Ni系合
金、Cu−AM−Zn系合金、C,u−Zn系合金、 
N 1−Au系合金などがあり、これらを素材としたm
維(長繊帷、短繊維)、繊維束、細線材(丸状、角状)
 、7fP材などが用いられる。
また、可撓性部材としては、軟質プラスチックス、セラ
ミックス、木綿糸、生糸、麻糸、ゴムなどが用いられる
そして、前記した形状記憶合金からなる繊維。
繊維束、細線材、帯材等のうちから選ばれる車体部材を
可撓性部材で被覆し、この可撓性部材で被覆した繊維、
繊維束、細線材、帯材等を適宜に組むことによって網状
、織4j状、不織4j状、繊維分散状などの複合材料を
(4)る。
あるいは、前記した形状記憶合金からなる繊維、繊維束
、細線材、帯材等を適宜組むことによって網状、織布状
、不織布状などの集合体とし、この集合体部材を可撓性
部材により被覆して複合材料を得る。
第1図はこの発明の一実施例による複合材料を使用した
網状体を示す図であって、ここで使用している複合材料
1は、細線状の形状記憶合金部材2を熱可塑性の可撓性
部材3で被覆してなるものである。そして、図に示す網
状体4は、前記細線状の複合材料1を横方向に多数並べ
、別に用意した細線状の熱可塑性材料5を縦方向に多数
並べて、各々交点部分で融着することによって、網状(
交点部分の間隔が広い場合)ないしは不織布状(交点部
分の間隔が狭い場合)に形成したものである。ここで細
線状の複合材料1の間隔および細線状の熱可塑性材料5
の間隔は適宜に選定しうるものであり、間隔を比較的大
きくあけたり、あるいはほぼ密着した状態で並べたりし
て、用途に応じたものとするのが良い。
また、他の実施例においては、前記複合材*41および
/または熱可塑性材料5の一部をばね用材料からなる細
線状の弾性部材に代えると、この弾性部材は細線状形状
記憶合金部材のバイアススプリングとして作用するので
、Qf逆的な変形が得られるようになる。
第2図は第1図に示す別状体(または不織布体)4の適
用例を示す図であって、網状体4は第2図(a)に示す
形状で形状記憶処理されており、一端側が一方のス(部
6に固定され、他端側が引張ばね7の一端に係止され、
引張ばね7の他端が他方の基部8に固定された構成をな
している。
このような構成において、例えば温度が高まると第2図
(a)に示すように網状体4は引張ばね7の張力に抗し
て前記あらかじめ形状記憶処理された形に変形し、開1
コ部2を聞く。他方、温度が低下すると第2図(b)に
示すように網状体4の形状記憶効果が失われて引張ばね
7の張力によって当該網状体4が伸張し、開口部2を閉
じる。このようにして、温度の高低に対応して網状体4
が可逆的に伸張する機構が四・られ、例えば、温室やサ
ンルームの開閉あるいは流体の温度によるフィルタ有無
の選択などに適用される。
第3図はこの発明の他の実施例による複合材料を示す図
であって、この複合材料11は、細線状の形状記憶合金
部材12と、細線状の形状記憶合金部材または金属、プ
ラスチックス等よりなる細線状の可撓性部材15とを網
んで形成した網状体14に、可撓性部材13を被覆して
なるものである。
このような複合材料においても細線状の形状記憶合金部
材12および細線状の形状記憶合金部材または金属、プ
ラスチックス等よりなる細線状可撓性部材15の各々の
間隔を適宜に変えることかでき、各部材12.15をほ
とんど密着させた織布状とすることもできる。そして、
網状体14または織布状体に対して、プラスチックスや
ゴム等の可撓性部材13を被覆する。
このような複合材料11においても、前記実施例と同様
に、形状記憶合金部材12の記憶形状を定めておくこと
によって、温度の変化に対応して前記あらかじめ形状記
憶させた形状に変化する複合材料となる。
この場合、適宜のバイアススプリングを設けて形状変化
に可逆性をもたせることが可能であり、バイアススプリ
ングを複合材料11とは別体に設けたり、複合材料11
内に細線状の形状記憶合金部材12を可撓性部材13に
よって被覆するのと同時に細線状の弾性部材を同じ可撓
性部材13によって被覆するようにしたりすることもで
き、さらには別形状に記憶させた形状記憶合金部材を同
じ可撓性部材13中に被覆させておくこともでき、可撓
性部材13中に形状記憶特性の異なる形状記憶合金部材
を2種以上埋没しておくことによって、温度の連続的な
変化によって数段階に形状が変化する複合材料を得るこ
とが可能となる。
第4図はこの発明のさらに他の実施例による複合材料を
示す図であって、この複合材料21は、繊維状の形状記
憶合金部材22を可撓性部材23に被覆させた状yn;
で分散させてなるものである。
このような複合材料21においては、その−構造例とし
て、断面の長袖長さaおよび短軸長さbの比率a/bが
10以下であり、かつ長さLがLZra下≧1下金10
する繊維状の形状記憶合金部材22を、体積比率にして
2〜95%となるようにして当該繊維状の形状記憶合金
部材22よりも硬度の低いプラスチックスあるいはゴム
等の可撓性部材23中に分散させたものとすることも望
ましい。このような複合材料21を用いて例えば扇風機
の羽根を形成した場合において、温度の変化に対応して
扇風機の羽根のねじれ角度を変えることも可能となる。
第5図はこの発明のさらに他の実施例を示す図であって
、造花の茎352葉36.花37等を軟質プラスチック
スよりなる可撓性部材33から形成し、茎35から葉3
6にかけて細線状の形状記憶合金部材32aを埋めて可
撓性部材33により被覆すると共に、茎35から花37
にかけて別の細線状の形状記憶合金部材32bを埋めて
可撓性部材33により被覆したものである。そして、こ
の場合の形状記憶合金部材32a、32bは、加熱時に
葉36および花37が開く形状、すなわち各形状記憶合
金部材32a、32bの曲がりが強くなる形状に記憶さ
せである。
したがって、このような造花において、日照りが強くな
ったときには、可撓性部材33によって被覆された細線
状の形状記憶合金部材32a。
32bの温度が高まり、各部材32a、32bの形状記
憶効果によって葉36および花37が開き、反対に温度
が低くなったときには、各形状記憶合金部材32a、3
2bの可逆特性の範囲内で閉じる。
第6図は造花に適用する場合の他の実施例を示す図であ
って、細線状の形状記憶合金部材32aとばね合金より
なる細線状の弾性部材32とを並べた状態にして可撓性
部材33で被覆しくた場合を示している。
このようにした場合、葉36が熱せられて形状記憶合金
部材32aの温度が高まったときには、この形状記憶効
果によって前記弾性部材32の反発力に抗して前記あら
かじめ形状記憶された形状にわん曲し、葉36がより大
きく聞く状態となる。一方、温度が低下して形状記憶合
金部材32aの形状記憶効果がなくなったときには、弾
性部材32の反発力によって元の状態にもどり、外気温
の高低に従って葉36が可逆的に開いたり閉じたりする
以上説明してきたように、この発明による複合材料は、
形状記憶合金部材を可撓性部材で被覆してなるものであ
るから、温度の変化によって当該複合材料の形状をあら
かじめ設定した所望形状に変化させることができ、装飾
品、家電品、玩具。
自動車用品等々の広い分野において適用することが可能
であるという非常にすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による複合材料を使用した
網状体の部分拡大斜視図、第2図(a)(b)は第1図
の網状体の一適用例における前記網状体の動きの変化を
示す各々説明図、第3図はこの発明の他の実施例による
複合材料の斜視図、第4図はこの発明のさらに他の実施
例による複合材料の斜視図、第5図はこの発明のさらに
他の実施例による複合材料を使用した造花の斜視図、第
6図は造花の変形例を示す説明図である。 1,11.21・・・複合材料 2.12.22.32a、32b−・・形状記憶合金部
材 3.13.23.33・・・可撓性部材4.14・・・
網状体 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1図 第2図 (a) 第3面 第4図 第5図 7−−′ し 6 .33 さ、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形状記憶合金部材を可撓性部材で被覆してなるこ
    とを特徴とする複合材料。
  2. (2)形状記憶合金部材が、繊維、繊維束、細線材、帯
    材のうちから選ばれる単体よりなり、当該単体部材を可
    撓性部材で被mしてなる特許請求の範囲第(1)項記載
    の複合材料。
  3. (3)形状記憶合金部材が、繊維、繊維束、細線材、帯
    材のうちから選ばれる集合体よりなり、当該集合体部材
    を可撓性部材で被覆してなる特許請求の範囲第(1)項
    記載の複合材料。
JP16516683A 1983-09-09 1983-09-09 複合材料 Pending JPS6059037A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63170425A (ja) * 1987-01-08 1988-07-14 Tokin Corp シ−ト状複合材料
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