JPS6059030A - 硫酸亜鉛水溶液の精製方法 - Google Patents

硫酸亜鉛水溶液の精製方法

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JPS6059030A
JPS6059030A JP59161489A JP16148984A JPS6059030A JP S6059030 A JPS6059030 A JP S6059030A JP 59161489 A JP59161489 A JP 59161489A JP 16148984 A JP16148984 A JP 16148984A JP S6059030 A JPS6059030 A JP S6059030A
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JP
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stage
solution
reaction vessel
zinc
zinc dust
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JP59161489A
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セルジヨ・カンミ
アルツロ・デステ
アレサンドロ・ペスチエテリ
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SAMIM SOC AZIONARIA MINERO MET
SAMIMU SOC AJIONAARIA MINEERO METARURUJIKA SpA
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SAMIM SOC AZIONARIA MINERO MET
SAMIMU SOC AJIONAARIA MINEERO METARURUJIKA SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電解による亜鉛の製造に供すべき硫酸亜鉛溶
液中に含有される不純物を亜鉛末によるセメンチージョ
ンによって除去する方法、即ち硫酸亜鉛溶液の精製方法
に関する。
従来の技術 電解亜鉛を製造する古典的な湿式冶金法は、不純物含有
酸化亜鉛を電解工程に由来する硫酸で溶解する第一(浸
出)工程を包含している。
生成した溶液の終点pHは、例えば砒素、鉄、アンチモ
ン、ゲルマニウム、錫やその他の元素等加水分解pHが
亜鉛よりも低い不純物を引き込んで共沈するFe+3 
イオンを適尚に添加することにより沈殿が生じるように
、5.4はどである。
しかし、この硫酸亜鉛溶液には、例えばカドミウム、銅
、タリウム、コバルト、ニッケル等その他の不純物(加
水分解せず)および極く僅かな痕跡量の上述の不純物が
なお残存している。
これらの残存不純物は、亜鉛と共に共沈して陰極析出物
を汚染すること(例えばCd、 Cu、 Te )、及
び水素過電圧を低下せしめることにより、亜鉛の代りに
陰極にてその現象を促進すること(例えば、Ge、Sb
)、即ち亜鉛と共に共沈して、亜鉛が陽極として働いて
再溶解されるガルバニ−マイクロカップルを亜鉛と共に
形成(例えば、CO。
Ni )することの両方の理由から亜鉛の電着にとって
有害なものである。
従って、これら不純物を除去することが、湿式冶金法の
第二(精製)工程であり、また第三(電解)工程とは精
製した溶液から亜鉛を電着することである。
さて、論議を第二工程に戻すが、先に論述した不純物(
カドミウム、銅、タリウム、コバルト、ニッケル、亜鉛
よりも陽電性が大きいもの全て)は、亜鉛末上に沈澱す
る。不純物Cu、CdおよびTeのセメンチージョンは
、単純なもので、活性化剤を必要とせずに低温度(例え
ば50〜55℃、即ち浸出液の温度)で起こる。
これに反し、Ni、Co、及び上述の不純換金てのセメ
ンチージョンは困難なもので、高温度(70℃以上)下
に過剰の亜鉛末の存在下、かつ適当な活性化剤の存在下
で起こるだけである。この活性化剤の存在は、実質量の
銅を含む溶液の場合に、より必要なことである。現在使
用されている活性化剤は、アンチモン(Sb203、S
bの酒石酸塩)と砒素(As203)である。アンチモ
ンや砒素であることから、この精製工程は選択した活性
化剤に従って゛アンチモン精製工程″或いは“砒素精製
工程”と呼ばれている。
一般に、この選択した精製法は、精製効率のみならず、
除去すべき不純物の濃度(各種液流に依存する)、各工
程の各種沈澱物中に捕集された不純物の分離、更には様
々な消費等を考ぷして、二段階法(低温工程を初めに、
高温工程を次に行なう。またはこの逆でもよい。)或い
は三段階法として行なわれる。銅およびカドミウムは、
その濃度が高いことから常に回収される。沈澱物中の回
収すべき金属の濃度が高ければ高いほど、また様々な金
属(不純物)が各種沈澱換向で既に分離されていればい
るほど、その金属を回収するための下記の操作は容易な
ものとなる。
現在用いられている二つの方法を、二つのブロック図と
してm I A図および第1B図に図示しである。
第1A図ては、金属を一緒に沈澱させる方法(ト)を図
式的に示す。
第1段階1では、原料浴液2を蒸気3で加熱し、これに
アンチモン4と亜鉛末5を添加し、更に銅末6を添加し
ている。
第1段階の終りに、f過7を行ない、これによりCu、
 Cd、 NiおよびCoを含む沈澱物8を溶液から除
去する。次に、浴液な第2段階9に送り、ここで銅10
および亜鉛末11を溶液に添加する。
第2段階の終りに、もう一度濾過12を行ない、別の沈
澱物13を得ると共に精製浴液14を得ている。
一方、第1B図には、金属を全て一緒に沈澱させること
のない方法(B)を図式的に示しである。
即ち、第1段階1では、原料副液2に亜鉛末3を添加す
る。第1段階の終りに、沢過4を行なって溶液から銅お
よびカドミウム沈澱物5を分離し、溶液を第2段階6に
送る。第2段階では、溶液を蒸気7で加熱し、これにア
ンチモン8と亜鉛末9を添加する。この第2段階の終り
に、もう一度濾過10を行ない、NiおよびCOの沈澱
物11と精製溶液12を得ている。
これら二通りのアンチモン法(AおよびB)に関して、
浸出工程に由来する原料溶液の代表的組成を始めとする
操作パラメータを挙げれば、次の通りである。
原料溶液の組成(jl/l ) 140 0.2〜0,5 0.1〜0,5T6 Co 
N 1 O001〜0゜05 ’0.005〜0,025 0.
001〜o、oi(T=so〜55℃、 pI−I =
 5.4)方法A 第1段階 T=、71〜75°C 褐色亜鉛末=5〜6g/e Sb = I Sb/ I C。
Cu =供給液流 滞留時間=3〜411 第2段階 褐色亜鉛末= 2 g/e Cu = 0,1 fj/1 滞留時間=1.5〜2 +1 方法B 第1段階 T=供給液流 褐色亜鉛末= 297e Cu =供給液流 滞留時間=1〜211 第2段階 1285〜90°C sb = o。05〜0゜ISb/IcO蒸留亜鉛末=
 4 g/e Pb(PbO) =亜鉛末重量の1係 滞留時間=311 これらの操作は攪拌浴中で行なわれるが、iコ過は加圧
フィルタで行な““われる。
滞留時間から、必要な反応容積は明らかになる。
例えば連続法で処理した溶液100m3/hの場合、こ
の二段階法では全容積が500〜600 m”である反
応容器が必要である。
全流量に関係したr過は2回であるが、分離される沈澱
物の重量や組成は使用した亜鉛末の量に関係することは
明らかである。更に、再溶解の問題は、f過中遭遇し得
る問題である。
発明の目的 本発明の目的は、上述の欠点を解消し、更に改良された
硫酸亜鉛水溶液の精製方法を提供することである。
発明の概要 驚(べきことに、電解亜鉛を製造する湿式冶金法の第2
(精製)工程として、選択した精製の種類が何であれ、
その全工程に対し、下記の利点を与える方法を見い出し
、本発明に至った。
亜鉛末の消費を著しく低減(約50%)すること、 コバルトの高温セメンチージョン段階の温度を著しく低
下すること、 関連した沈澱物中の沈澱金属を高度に濃縮すること、お
よび 反応設備および補助設備(撹拌機やフィルタ等)の全体
寸法を減少せしめること。
浸出工程に由来する硫酸亜鉛水浴液中に含有されるCu
、 Cd、 Te、 Ni、 Co、Gc、As およ
びsbに関する本発明のセメンチージョン法は、円筒状
に形成した底部と、この円筒状部分に接続した円錐台状
部分と、断面が拡大された頂部とを有する反応容器を直
列或いは相互に並列に1基以上配置し、この反応容器の
中で亜鉛末とCu −AsおよびCu −Sbの中から
選ばれる一組の活性化剤とを使用してセメンチージョン
を行なうことにある。
この円錐台状部分の垂直面に対する底面角は10゜〜1
5°の範囲内である。
沈澱すべき金属を含有する硫酸亜鉛水浴液は、横方向か
ら円筒状部分の底から上向きに、円筒状部分の流れ断面
に関し0゜02〜0゜Q71T1/3の範囲の速度、好
ましくは0003〜0.04rr7sの速度で供給され
るが、一方沈澱剤である亜鉛末は円筒状部分にこの硫酸
亜鉛溶液の供給部位より上方で供給される。
ここで、滞留時間は3〜12分である。反応容器に供給
される亜鉛末は0001〜1朋、好ましくは0.01〜
0.5 mmの範囲の粒度を有している。
セメンチージョンは、一段階或いは二段階で実施するこ
とができる。
二段階法を採用した場合、第1段階では、1基または2
基の反応容器で亜鉛末により、Cu、 Cd。
Mおよび一部のNiのセメンチージョンを行ない、第2
段階では、1基または2基の反応容器で亜鉛末により、
かつ砒素或いはアンチモン何れかと組合せた銅の存在下
に、 Coおよび残りのNiのセメンチージョンを行な
っている。より正確に云えば、二段階法の場合には、反
応容器は、2基或いは3基または4基のいずれを使用し
てもよい。
銅およびカドミウムのセメンチージョンでは滞留時間は
3〜6分の範囲であり、コバルトのセメンテ=ショ/で
は8〜12分である。
一方、除去すべき各種金属を全て一緒に沈澱させる一段
階法を採用する場合は、反応容器は1基或いは2基いず
れかを用いることもできろ。
発明の実施例 以下、本発明を添付図面を参照し、詳細に説明する。
最初に、本発明の方法に使用される反応容器について、
第2A図を用いて説明する。
反応容器は、円筒状に形成した底部1と、この円筒状部
分に接続した円錐台状部分2と、断面が拡大された頂部
3から成るものである。
円筒状部分に呼には、ポンプ5によって導入される硫酸
亜鉛溶液40入口と、位置が反応容器溢流(連通管)よ
り高い側部タンク7を経て導入される亜鉛末8の入口が
設げである。
また、円錐台状部分2には、部分的に反応しただけの沈
澱物粒子と亜鉛粒子(粉末)とから成り、N製すべき溶
液の流れにより懸濁状態に保持される流動床8が形成さ
れている〇 この円錐台状部分の垂直面に対する底面角は、10°〜
15°の範囲にある。
弧 円錐台状部分では、固\粒子の沈降速度と溶液の上昇速
度との間に平衝が保たれているので、100〜5009
/l、好ましくは200〜4009/e ノ懸濁固体濃
度を有する流動床が形成される。円錐台部分の上半分に
おいて、更には頂部の拡大断面部分において、溶液の上
昇速度は大幅に低下するので、より軽い固体粒子につい
てデカンテーションが起る。沈澱物は流動床から連続式
或いはバッチ式に放出されるが(9)、精製溶液は頂部
拡大断面部分から排出される(10)。
なお、円筒状部分の流れ断面に関し速度は0.02−0
607m/sの範囲、好ましくは0゜03〜o、04m
/Sの範囲でなければならない。
CuおよびCdのセメンチージョンについて滞留時間は
3〜6分、Coのセメンチージョンについては8〜12
分である。
第2A図に図示した反応容器を既に説明済みの方法Aお
よびBに適用したところ、下記の操作データが得られた
方 法 人 単一段階 T−60〜70°C 褐色亜鉛末=2.5〜3゜5 g/e St) = 0.5〜I Sb/1 c。
Cu =供給液流 滞留時間=8〜12分 方 法 B 第1段階 T−供給液流 褐色亜鉛末=1〜1.297e Cu=供給液流 滞留時間23〜6分 第2段階 T=60〜70°C 8b = 0.5〜I Sb / I C。
褐色亜鉛末=2.5〜3゜5 g/e Cu ” 0.1−0.4 j;//ePb(PbO)
 ・・・・ 滞留時間=8〜12分 上記の方法Aについては、第2段階は不要であり、″ま
た上記の方法Bについては、第1段階と第2段階の間の
中間沢過は不必要である。最後に、上記の方法の両者と
もに、最終濾過は大幅に短縮されている。
なお、反応容器は、頂部の拡大断面部分が直角ではなく
、第2B図に図示の如く変更することが可能である。
次に、本発明自体を限定することなく本発明の好ましい
具体例を例示する添付図面第3図、第4図、第5図、第
6図、第7図および第8図を参照して、本発明を以下詳
細に説明する。
第3図には、二段階法を適用し、4基の反応容器を用い
た本発明の方法の配置例が示されている。
精製すべき硫酸亜鉛浴液1は、加熱することな(、ポン
プ2を経て反応容器30円筒状部分に流入する。亜鉛末
は、同様にこの円筒状部分に溶液の供給口より上方に位
置した点で導入される(す。
この反応容器3では、約5分の滞留時間で反応が行なわ
れる。Cu、 Cd、 T/ffおよびNiを含有する
沈澱物5は円錐台状部分から放出されるが、他方精製浴
液6は反応容器の頂部拡大断面部分から放出されデカン
タタンク7に送られる(滞留時間10〜15分)。デカ
ンタタンクの底がらは、沈澱物スラリ8が排出されるが
、これはポンプ9により捕集槽10に送られ、更にそこ
から反応容器に再循環されろ。一方、清澄溶液11はポ
ンプ12により亜鉛末の供給14を受ける第2反応容器
13に送られる。この反応容器13(滞留時間約5分)
からは、捕集槽10に送るべき本質的に亜鉛な含有して
いる沈澱物15が、その円錐台状部分から放出され、ま
たその頂部拡大断面部分からは、本質的にCu、 Cd
、 Teが除去されがっNiが一部除去された溶液16
がデカンタタンク17に送られる(滞留時間10〜15
分)。このデカンタタンクの底からは、亜鉛末スラリ1
8が排出されるが、これはポンプ19により捕集槽2o
に再循環される。
次に、清澄溶液21を第2精製段階に送る。
第2段階では、アンチモン22と銅23をこの清澄溶液
21に添加する。次に、蒸気/溶液熱交換器25で60
°〜70’C,の温度に加熱した後に、溶液をポンプ2
4によって、亜鉛末27の供給を受ける反応容器26に
送る。
この反応容器(滞留時間約8〜12分)からは、COと
Niを含有する沈澱物28が放出され、溶液29が抽出
されるが、この溶液は次にデカンタタンク30に送られ
る(滞留時間15〜20分)。
タンク30の底からは、沈澱物スラリ31をポンプ32
および捕集槽33を介して反応容器26に再循環させる
。一方、清澄溶液34は、ポンプ35により、亜鉛末3
7の供給を受ける反応容器36に供給される。この反応
容器(滞留時間8〜12分未満)から、捕集槽33に送
るべき本質的に亜鉛を含有する沈澱物38が放出され、
本質的にCoおよびNi 、 Sb、 As 、 Oe
が除去された溶液39が抽出されるが、この浴液はポン
プ40を介して一部41は再循環されて捕集他42に送
られ、また一部43は、電解工程に送る前に、プレート
式フィルタプレス44によりt過される。なお、亜鉛末
はライン45により捕集槽10.20.33.39にそ
れぞれ供給されている。
また、デカンタタンク7.17,30は、湿式サイクロ
ンに置き替えることもできる。
第4図には、2基の反応容器を使用して一段階で実施す
る方法の別の配置例を示しである。
原料溶液1に銅46とアンチモン47を添加し、次に溶
液を蒸気/溶液熱交換器49で60°〜70℃の温度に
加熱した後、ポンプ48により亜鉛51の供給を受ける
反応容器50に供給する。
反応容器50(滞留時間約10分)からは、Co、Ni
、 Cu、 Sb、 Cd、 As、 Ge、 Teを
含有する沈澱物52が放出され、溶液53が排出される
が、この溶液はデカンタタンク54に送られる。このデ
カンタタンク(滞留時間10〜20分以下)から、沈澱
物スラリ55が回収され、これはポンプ56を介して捕
集槽57に送られ、しかる後反応容器50に再循環され
る。清澄溶液58をポンプ59を経て亜鉛末61の供給
を受ける反応容器60に供給する。この反応容器60(
滞留時間10分以下)からは、捕集槽57に送るべき本
質的に亜鉛を含有する沈澱物62が放出され、溶液63
が排出されるが、本質的に精製されたこの溶液はポンプ
64によって圧送され、一部65は捕集槽66に再循環
され一部67は電解工程に送る前にプレート式フィルタ
プレス68によるf過工程に送られる。なお、亜鉛末は
ライン69を経て捕集槽57.66に供給されている。
この配置例の勘合も同様に、デカンタタンク54を湿式
サイクロンに置き替えることができる。
第5図には、1基のみの反応容器を用いる一段階法が示
されている。
銅46およびアンチモン47が添加された原料溶液1は
、ポンプ48により、蒸気/溶液熱交換器49で60°
〜70℃の温度範囲に加熱された後に、亜鉛末51の供
給を受ける反応容器50に送られる。
この反応容器50(滞留時間10分)からは、Co 、
 Ni 、 Cu 、 Tfl 、 Sb、As、Ge
、cdを含有する沈澱物52が放出され、その頂部から
は、溶液53が排出されるが、この溶液はデカンタタン
ク54に送られる。
タンク54(滞留時間15〜20分)から、沈澱物スラ
リ55が回収され、これはポンプ56によって、しかる
後反応容器に再循環されるべく捕集槽57に送られる。
ポンプ64により圧送される清澄溶液58はプレート式
フィルタプレス68で沢過され、その後電解工程に供さ
れる。なお、亜鉛末はライン69により捕集槽57に供
給されている。また、前述の配置例の場合と′同様に、
湿式サイクロンをデカンタタンク54の代りに使用する
ことができる。
第6図では、第1段階で2基の反応容器を、第2段階で
1基の反応容器を用いる二段階法を示す。
これは、第3図に示すものと較べ簡素化した配置例であ
る。なお、符号および滞留時間については第3図の場合
と同一である。
第7図には、第3図の方法と比較して、簡素化された二
段階法を示しであるが、ここでは第1段階で1基の反応
容器を第2段階で2基の反応容器を用いている。
更に、第8図には、先に概説した二通りの二段階法と比
較して更に簡素化された二段階法、即ち第1段階で1基
の反応容器を、第2段階でも1基べき溶液を第1段階で
は加熱していないが、第1段階から流出した溶液を反応
容器に供給する以前に、即ち第2段階の第2反応容器に
供給する前に60°〜70°Cの温度範囲に加熱してい
る。
どれらの配置例から理解できるように電解工程に送る溶
液についてf過工程は、本方法の最後に1回設けである
にすぎない。これに加え、かかる沢過は、従来の方法に
比較して分離すべき固形分に関し、大幅に短縮されたわ
けである。即ちその反応床が本質的に亜鉛末から成って
いる各段階の第2反応容器は、セメンチージョンがまさ
に起っている反応容器と比べて著しく低減した量の固形
分を含む溢流を有するからである。
基本的なものではないが、この第2反応容器は、溶液中
の痕跡量の不純物並びにここまで運ばれてきた固形分、
即ち沈殿物両者のためのフィルタと。
して働くものである。伺言すれば、この第2反応容器は
沈澱物の再溶解を停止させるものである。
溶液流量100 m” / hを考慮すれば、従来の二
段階法”’Q ハ、400 +400 = 800 m
’ ノ設置f’ 過面を備えたプレート式フィルタプレ
スが必要である。しかるに、本発明の方法では、200
n1′lの設置面積で充分である。
本発明を更に説明するために、以下、実施例を幾つか記
載することにする。
実施例1 第8図に概述した二段階法に関し1基の反応容と C角いる第1段階を示す第9図を参照するが、デカンタ
タンタフをサイクロン70に置き替えである。
浸出工程に由来する硫酸亜鉛の中性溶液1は、記 比重1.32ゆ/dm’、温度45℃であり、Tmの組
成Cg/Q)を有していた。
Zn Cd Cu Ni C。
130〜1400.80 0.15 0.115 0.
007この中性溶液を反応容器3.に供給した。この設
備は、全容積0.95 m”、円錐台状部分の垂直面に
対する底面角12°、全高2.8 g#であった。
原料容液の供給流量は11 m8/hであった。亜鉛末
45を流量ukg/h (1g/月で添加したが、これ
は下記の粒度を有していた。
0.1胡<80%(0,25圏 20%<0.1m サイクロンの底部から流出する生成物8を、亜鉛末の供
給槽10を経て反応容器底部に再循環させた。
点6および11における溶液の分析結果は次の通りであ
った。
Cu<0.2 m!17、/ RCd <1− m9/
f!。
Ni = 1−10 m9/IV、、Co = 7m9
 /IV。
懸濁固形分は、点11では0.25〜0.4 ji /
 、v、に相当した。沈澱物5を、比重1.5〜1.5
5 kg/d♂ (固形分200〜250g/f)、 
)のスラリとして反応床の頂部からバッチ式で抽出した
。この沈澱物は40チのCdを含有していた。
次に、第8図に図示した方法の1基の反応容器を用い\
第1段階、即ちデカンタタンタフ’(0,21n”)を
用い、同一溶液を使用する第1段階を示す第10図を参
照するが、点6および11における溶液の分析では、既
に示したものと同じ結果が得られた・点11における懸
濁固形分は0.15 g/β以下、或いはこれに等しい
ものであった。
デカンタタンクを用いたことにより、反応容器の溢流に
より引き込まれた固形分をより充分に回収することがで
きた。
実施例2 1基の反応容器を用いる一段階法を示す第5図を参照す
るが、浸出工程に由来する硫酸亜鉛溶液は、比重1.3
2 kg / dm”であり、下記の平均組成(g/2
)を有していた。
Zn Cd Cu Ni C。
1・30〜140 0.55 0.2 0.135 0
.008この溶液を60〜62°Cの温度に加熱した(
49)。
原料溶液の供給流量は5.5 mg /hであった。
アンチモンを5m?/ρの量で添加した(46)。添加
した亜鉛末は実施例1のものと同じ種類のもので、その
量は17.6 kg/h (3,2g/It )であっ
た。
点53および58における溶液の分析結果は次の通りで
あった。
Cu < 0.2 mg /fl、Ni <0.2 m
9 / IV、、Co < 0.21ng/Il。
cd<1m9/f!、Sb<0.O11ng/2点58
における懸濁固形分は0.15g/ff以下、或いはこ
れに等しいものであった。
デカンタタンクの代りにサイクロンを用いた場合には、
この湿式サイクロンの出口(デカンタタンクを用いたレ
イアウトの場合の点58に対応する)における溶液中の
固形分の含量は0.25〜0.4g/f!、が得られた
換言すれば、この実施例の場合も同様に、デカンタタン
クを用いたことによって、固形分を充分に回収すること
ができた。
実施例3 実施例1に示す方法に類似する方法に由来した。
即ち第1段階を】基の反応容器を用いて行なう二段階法
の第1段階に由来する溶液は、比重1.32 kg/ 
d m”であり、下記の組成(g/I)−)を有してい
た。
Zn Cd Ni Co Cu 130〜140 <:0.001 0.005 0.0
11 0.0002第2段階は第8図に示しである。ア
ンチモン(酒石酸塩)23を6〜8mg/f!、の量で
添加し、銅(硫酸塩)22を0.2 g/Itの量で添
加した。溶液を60’〜65°Cの温度に加熱した(2
5)。添加した亜鉛末は、実施例1のものと同じ種類の
もので、その量は17.6 kg /h (3,2g/
 N )であった。
点29および34における溶液の分析結果は次の通りで
あった。
Cu < 0.2 mg / 1、Ni < 0.2 
m9 / j2 、Co (0,2m9 / Q、 S
b <0.01ny/Rデカンタタンタの代りにサイク
ロンを用いた場合には、点29および34における溶液
について同じ分析結果を得ることができた。
それどころか、湿式サイクロン(デカンタNタンクを用
いる配置では点34に対応する)から流出した溶液中の
懸濁固形分が0.15g/R以下であることから、デカ
ンタタンクの効率がより高いことが見い出された。
実施例4 第8図に概述した二段階法について1基の反応容器を用
いる第1段階を示す第9図を参照するが、この配置例で
は、デカンタへタンタフをサイクロン70に置き換えで
ある。
浸出工程に由来する硫酸亜鉛の中性溶液工は、比重1.
32 ki9 /dm”、温度54℃であり、下流の組
成(g/fV、)を有していた。
Zn Cd Cu Ni C。
130〜140 0.80 0.15 0.115 0
.007この中性溶液を反応容器3に供給した。この設
備は、容積0.95 、n8 、円錐台状部分の垂直面
に対する底面角12°、全高2.8mであった。
原料溶液の供給流量は11 m8/hであった。亜鉛末
45の添加量は11 kl?/11 (1g/f)、 
)であり、亜鉛末は下記の粒度を有していた。
20%<0.1咽 、0.1茄n〈70%(0,25朔
、0.25 gB < 10 % < 0.5 mmサ
イタロンの底から流出する生成物8を亜鉛末の供給槽1
0を経て反応容器の底部に再循環させた。
点6および11における溶液の分析結果は次の通りであ
った。
Cu < 0.2 m9 / n、Cd < 1 m9
/It。
Ni = 1−10mg/l、 Co=7m9/fl懸
濁固形分は点11では0.25〜0.4 g/91に相
当した。沈澱物5を、反応床の頂部から、比重1.5−
1.55 kg/dm” (固形分200−’250 
g/fl )を有するスラリとしてNツチ式で抽出した
。この沈澱物は40%のCdを含有していた。
次に、第8図にl示した方法の1基の反応容器を用いる
第1段階、即ちデカンタタンタフ (0,2Ins)を
用い同一溶液を使用する第1段階を示す第10図を参照
するが、点6および1】における溶液の分析では、既に
示したものと同じ結果が得られた。点11における懸濁
固形分は0.15 g/p、以下か、或いはこれに等し
いものであった。
デカンタタンクを用いたことによって、反応容器の溢流
により引き込まれる固形分をより充分に回収することが
できた。
実施例5 単一の反応容器を用いる一段階法を示す第5図を参照す
るが、浸出工程に由来する硫酸亜鉛溶液は比重1.32
 kg/dm’であり、下記の平均組成(g/p、)を
有して℃・た。
Zn Cd Cu Ni C。
130〜140 0.55 0.2 0.135 0.
008この溶液を60°〜62°Cに加熱した(49)
。原料溶液の供給流量は5.5m8/h であった。
アンチモン46を5 m971.の量で添加した。添加
した亜鉛末は実施例4の場合と同じ種類のものであり、
その添加量は17.6 kg /h (ζ2.g/fl
 )であった。点53および58における溶液の分析結
果は次の通りであった。
Cu <0.2 mg/il、Ni < 0.2 m9
 / 12、Co <0.2mg /E、Cd <1 
mg/12 、 Sb <0.01m9.#2懸濁固形
分は、点58では、0.15g、#を以下或いはこれに
等しいものであった。
デカンタタンクの代りに湿式サイクロンを用いた場合に
は、この湿式サイクロンの出口(デカンタタンクを用い
たンイアウトの点58に対応する)における溶液中の固
形分の量は、0.25〜0.4g/iV。
であった。
換言すれば、この実施例の場合も同様に、デカンタタン
クを用いたことによって、固形分を充分に回収すること
ができた。
実施例6 第4図に図示の方法に類似する方法に由来する、即ち第
1段階を単一の反応容器を用いて行なう二段階法の第1
段階に由来する溶液は、比重1.32 +<g/dm8
であり、下記の組成<g/n)を有していた。
Zn Cd Ni Co Cu 130〜140 <0.0010.005 0.011
 0.0002第2段階は、第8図に示しである。アン
チモン(酒石酸塩)23を6〜8m9/flの量で添加
し、銅(硫酸塩)22を0.2g/nの量で添加した。
溶液を、60°〜65°Cの温度に加熱した(25)。
添加した亜鉛末は実施例1のものと同じ種類のもので、
その量は17.6 kfl/h (3,2g/I1.)
であった。
点29における溶液の分析結果は、次の通りであった。
Cu < 0.2 m9 / Il、、 Ni < 0
.2 m9 / 42、Co < 0.2 m9/J1
1Sb < 0.01 mg /nデカンタタタンク代
りにサイクロンを用いた場合には、点29および34に
関する溶液について同じ分析結果を得ることができた。
それどころか、湿式サイタロンーの出口(デカンタタン
クを用いる配置では点34に対応する)における溶液中
の懸濁固形分の量が0.15 g/fl以下であること
から、デカンタタンクの効率がより高いことが観察され
た。
発明の効果 以上、実施例1.2.3.4.5および6について説明
してきたように、本発明による硫酸亜鉛溶液の精製方法
によれば、反応容器内で、溶液中の不純物について完全
除去を達成することができかかる結果は、単一の反応容
器によって得たものである。
しかしながら、本発明の精製方法を実際に産業上実施す
る場合には、第2反応容器を設けることが得策である。
これは、精製すべき溶液の流れを直列配置にある2基の
反応容器を通すことができるからである。なお、亜鉛末
は一部を第2反応容器にて導入しく全必要量の20〜3
0%を)、かつ一部を第1反応容器にて、第2反応容器
の反応床から抽出した沈澱物と共に導入している。
また、全体的に殆んど亜鉛末から成る第2反応容器内の
反応床は、溶液中の残存不純物が第1反応容器から逃出
するのを止めるばかりでなく、低減した量の沈澱物が第
1反応容器並びに関連したデカンタタンクから成る全体
から排出し、先へ引き込まれるのを停止するものである
なお、溶液と亜鉛末または沈澱物との全向流流れを用意
することは好ましくないが、その理由は下記の通りであ
る。すなわち、 必要量の亜鉛末全部を第2反応容器(苛酷でない条件下
で作動される)に供給するものではないため、実質的に
純粋な亜鉛末が第2反応容器から単純移動するのが避け
られること、及び第2反応容器を通過した後、亜鉛末が
部分的に劣化するため、第1反応容器のfHl;製動率
が減損されること。
しかしながら、必要量の亜鉛末全部を各段階の第2反応
容器に供給することにより、溶液と亜鉛末との全向流流
れを用意することは可能である。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、それぞれ、従来の硫酸亜鉛
水溶液の精製法(アンチモン法)を示すプロッタ図、第
2A図および第2B図は、それぞれ、本発明による硫酸
亜鉛水溶液の精製法に使用される反応容器の略図、第3
図は本発明の二段階法を示す配置図、第4図は本発明の
一段階法を示す配置図、第5図は本発明の他の一段階法
を示す配置図、第6図は本発明の他の二段階法を示す配
置図、第7図は本発明の別な二段階法を示す配置図、第
8図は本発明の更に別な二該階法を示す配置図、第9図
は本発明の二段階法の第1段階を示す配置図、及び第1
0図は本発明の二段階法の他の第1段階を示す配置図で
ある。 (第2図)1・・円筒状底部、2・・円錐台状部分、3
・・頂部拡大断面部分、 (第3図〜第10図)■・・硫酸亜鉛溶液、3゜13.
26,36,50.60・・反応容器、7.17゜30
.54・・デカンタタンク、10,20,33,42゜
57.66 ・・捕集槽、22.47・・アンチモン、
23.46・・銅、25.49・・熱交換器、44.6
8・・プレート式フィルタダンス、45゜第1頁の続き 優先権主張 01優体手2月10日[相]イタ0発 明
 者 アレサンドロ・ペスチ ェテリ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 I Cu 、cci 、 Tls Nl 、Co、C1
    e 、 A、s およびSl)の中から選ばれる金属を
    除去して硫酸亜鉛水溶液を精製するにあたり、亜鉛末と
    Cu−AsおよびCu −St)から選ばれる一組のI
    ’l’i性化剤とを用いて沈澱物を形成することから成
    る方法において、 円筒形状の底部と、前記円筒状部分に接続した円ζH:
    台状部分であって、当該内研(台状部分の垂直面に対す
    る底面角が10°〜15°のQjll囲内にある円錐台
    状部分と、断面が拡大された頂部とを有する反応容器を
    直列或いは相互に平行に一基以上配置し、前記反応容器
    の中で、沈澱すべき前記の金属を含有する前記(1・:
    l・酸叱鉛水溶液を前記円筒状部分の側壁に底部から上
    向きに、前記円筒状部分の流れ断面に関しQ、02ない
    し澱剤である前記亜鉛末を前記円筒状部分に前記硫酸亜
    鉛溶液の供給1−1より」一方で供給し、3ないし12
    分の111囲の滞留時間でセメンチー/コンを行なうこ
    とを特徴とする、fllfll鉛酸溶液の精製方法。 2 亜鉛末が0.Olないし1胴の範囲にある粒度を有
    することな特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 3 セメンチージョンを、第1段階ではCu 、 Cd
    。 T7および一部のNiを2基の反応容器で亜鉛末により
    沈澱させ、第2段階ではCOオ6よび残部のNiを2基
    の反応容器で亜鉛末により、かつ砒素或いはアンチモン
    のいずれかど組合せた銅の存在下に沈澱させる二段階で
    行なうことを特徴とする特許 4 第1段階では被精製溶液を加熱せず、第2段階で第
    1段階かり)流出した溶71にな、第2段階 。 の第1反応容器に供給する前に、60なし・し70℃の
    温度範囲に加熱することを特徴とする、5 セメンチー
    ジョンを、Cu、 Cd、 TR1Co。 Ni1Sb、 AsおよびGeを単一の反応容器で亜鉛
    末により、かつ砒素或いはアンチモンのいずれかと組合
    せた銅の存在下に沈澱させる単一段階で行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6 被精製溶液を60ないし70℃の温度範囲に加熱す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第鷲項に記載の方法
    。 7 セメンチージョンを、Cu 、 、Cd 、 TR
    1Co 、 Ni 。 Sb、 AsおよびGeを2基の反応容器で亜鉛末によ
    り、かつ砒素或いはアンチモンのいずれかと組合せた銅
    の存在下に沈澱させる単一段階で行なうことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 8 被精製溶液を、第1反応容器に供給する前に、60
    ないし70℃の温度範囲に加熱することを特徴とする特
    許請求の範囲第7項に記載の方法。 9 セメンチージョンを、第1段階ではCu 、 Cd
     。 1℃および一部のNiを2基の反応容器で亜鉛末により
    沈澱させ、第2段階ではCOおよび残部のNiを1基の
    反応容器で亜鉛末により、かつ砒素或いはアンチモンの
    いずれかと組合せた銅の存在下に沈澱させる二段階で行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 10 第1段階では溶液を加熱せず、第2段階では第1
    段階から流出した前記溶液を反応容器に供給する前に、
    60ないし70℃の温度範囲に加熱することを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項に記載の方法。 11 セメンチージョンを、第1段階ではCu 、 C
    d 。 T!および一部のNiを1基の反応容器で亜鉛末により
    沈澱させ、第2段階ではCoおよび残部のNiを2基の
    反応容器で亜鉛末により、かつ砒素或いはアンチモンの
    いずれかと組合せた銅の存在下に沈澱させる二段階で行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 12 第1段階では被精製溶液を加熱せず、第2段階で
    前記第1段階から流出した溶液を、第2段階の第1反応
    器に供給する前に、60ないし70℃の温度範囲に加熱
    することを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の
    方法。 13 セメンチージョンを、第1段階ではCu、Cd。 Tdおよび一部のNiを単一の反応器で亜鉛末により沈
    澱させ、第2段階ではCoおよび残部のN1 を単一の
    反応容器で亜鉛末により、かつ砒素或いはアンチモンの
    いずれかと組合せた銅の存在下に沈澱させる二段階で行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 14 第1段階では被精製溶液を加熱せず、記2段階で
    前記第1段階から流出した溶液を、前記反応容器に供給
    する前に、60ないし70°Cの温度範囲に加熱するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の方法。 15 円錐台状部分において、固体粒子の沈降速度と被
    精製浴液の上昇速度の間に平衡を保って、沈澱物粒子と
    亜鉛粒子から成る流動床を形成することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 16 流動床が、100ないし500 E//e 、、
    好ましくは200ないし4009/(lの懸濁粒子濃度
    を有する、特許請求の範囲第15項に記載の方法。 17 供給される亜鉛末が0.01〜0.5 mmの間
    の粒度を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の方法。
JP59161489A 1983-08-02 1984-07-31 硫酸亜鉛水溶液の精製方法 Pending JPS6059030A (ja)

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IT22388A/83 1983-08-02
IT19556A/84 1984-02-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100153A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Dowa Holdings Co Ltd 硫酸亜鉛溶液からのタリウム除去方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100153A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Dowa Holdings Co Ltd 硫酸亜鉛溶液からのタリウム除去方法

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IN161733B (ja) 1988-01-30

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