JPS6058544B2 - 記録部材 - Google Patents

記録部材

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JPS6058544B2
JPS6058544B2 JP54042088A JP4208879A JPS6058544B2 JP S6058544 B2 JPS6058544 B2 JP S6058544B2 JP 54042088 A JP54042088 A JP 54042088A JP 4208879 A JP4208879 A JP 4208879A JP S6058544 B2 JPS6058544 B2 JP S6058544B2
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ロルフ・アンダスン
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International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPS6058544B2 publication Critical patent/JPS6058544B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting
    • G11B5/59655Sector, sample or burst servo format

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の記録トラックを有する磁気記録媒体
と、記録トラックに対して横方向に動くトランスジュー
サとを使用し、まず所要の記録トラックを識別する探索
モードで動作し、次いでトランスジューサの中心が選択
された記録トラックの中心に配置され続けるようにする
サーボ・モードで動作するような記録トラック識別追従
装置に関する。
より具体的に述べれば、本発明は、記録媒体が少くとも
一方の面に複数の同心データ・トラックを有する円形デ
ィスクの形をとるフレキシブルすなわちフロッピー・デ
ィスク・メモリに特に有効に適用し得るものである。上
述のようなディスク・メモリにおいては、トランスジュ
ーサはまずはじめに所要の記録トラックに配置され、そ
の後、選択された記録トラックに追従するために位置決
め装置によつて半径方向に移動される。 フレキシブル
・ディスクを所用する場合に生じる問問題の1つは、選
択された記録トラックにトランスジューサを保持するこ
とが困難なことである。これは、たとえ記録トラックが
円形ディスクの同心円上に形成されていても、ディスク
の可撓性ならびの温度、気圧および機械力等の変動のた
めに円形トラックが長円形となつて円形を保持し得ない
からである。したがつて、トランスジューサは簡単に所
要の記録トラックに配置され得ないだけでなく、剛性デ
ィスク・メモリのようにディスクが回転しているときに
所要トラックに容易に追従し続けることができない。し
たがつて、トランスジユーサの中心が記録トラックの中
心に位置し続けるように作用するサーボ装置を具備する
ことが必要となる。典型的な場合には、フレキシブル●
ディスクは記録トラックを複数のデータ・フィールドに
分割する複数のサーボ・セクタを有している。
サーボ・セクタは同期、トラック追従およびトラック識
別に関する情報を含む。トラック識別に関する情報はア
ドレスの形がとられる。一般に、サーボ・セクタ領域に
必要な情報が多くなればなるほど、データ・フィールド
のために残される領域が小さくなる。さらに、サーボ・
セクタ中のトラック追従情報は該当するトラックからず
れた別のトラックに記録されることがしばしばあり、こ
の場合データ・トラックの分離領域をディスクの半径方
向に沿つて増大させることが必要となる。したがつて、
本発明の目的は、記録トラックのアドレスがサーボ●ブ
ロック中に記録されるフレキシブル●ディスク●メモリ
のサーボ●セクタ●パターンの改良にある。この目的は
、すべてのアドレスを一定エネルギ値としてコード化し
、記録トラック識別と零点トラック追従の双方にサーボ
・ブロックを使用し得るようにすることによつて達成さ
れる。本発明の別の目的は、トランスジューサの繰返し
サーボ動作を改良するような態様でトラック追従モード
において位置エラー信号を発生することにある。
この目的は、フレキシブル・ディスクが回転してトラン
スジューサがあるサーボ・セクタから次のサーボ・セク
タへ移動するときに奇数記.録トラックと偶数記録トラ
ックとの不明瞭性を実質的に除去する独立の位置エラー
信号アルゴリズムを実行することによつて達成される。
本発明によるフレキシブル・ディスク記録部材はサーボ
●セクタ領域内にサーボ・トラック追従.積分領域を有
する。
サーボ・トラック追従積分領域は2進数の゜゜1゛を示
す信号パーストと2進数の゜゜0゛を示す信号パースト
を同数個ずつ含む。これらの信号パーストは滑動モジユ
ロ●コードに従つて所定のパターンに配列される。より
詳細に・述べれば、滑動モジユロ・コードは、特定のト
ラック位置線を示すアドレスの1つの数字に等しい数の
連続した信号パーストに対応した積分領域内のある位置
に高い自己相関特性を示す2っの2進コードのうちの1
つを挿入するという特徴を有する。この2つの2進コー
ドは互いに補数関係にあり、奇数個の信号パーストから
組成され、且つサーボ・トラック追従積分領域中に存在
する“1゛および“0゛を示す信号パーストの数が互い
に等しくなるように選択される。上記フレキシブル・デ
ィスクと協働して使用されるトランスジューサ位置決め
装置は、記録トラック位置線のアドレスを検出する探索
モードと、選択された記録トラツ”ク位置線にトランス
ジューサの中心を配置するサーボ・モードとを有する回
路を具備する。本発明の主な利点はフレキシブル・ディ
スクの製造における良品率および生産効率を高めること
である。
後に詳細に説明するところからより明確となるように、
零点サーボ・トラック追従のための積分窓の長さはディ
ジタル的に制御され、これにより、サーボ脱落を生じさ
せるディスクの悪いスポットをバイパスできる。サーボ
脱落を回避し得ることによつてディスクの不完全さに対
する公差がより大きくなるため歩留りを低下させること
なく位置サーボ記録が可能となる。以下添付図面を参照
して本発明の実施例について説明する。
第1図には本発明によるフレキシブル●ディスク記録媒
体における複数のサーボ・セクタのうちの1つの一部が
概略的に示されている。
説明の便宜上、第1図の水平線はディスクの記録トラッ
クの中心と同心をなす弓状線を示し、垂直線はディスク
の中心からはじまる半径線を示すものとする。また、以
下の説明においてはディスクは反時計方向に回転し、サ
ーボ・セクタおよびデータ・フィールドがトランスジュ
ーサを通過するときにはサーボ●セクタは対応するデー
タ●フィールドより先に通過するものとする。参照番号
10,11および12によつて示される中心線はデータ
●フィールド内の記録トラックの中心を示す。
これらの中心線は、以下、記録トラック位置線と指称す
る。サーボ・セクタは記録トラック位置線を横切るよう
に分割され、半径方向に一定間隔をおいて形成されるサ
ーボ・トラック追従積分領域の各ブ七ツクはサーボ・セ
クタ領域の分割部内に配置される。トラック方向に隣接
して形成される2つのサーボ●トラック追従ブロック群
は互いに半径方向にずれをもつて配置されるが記録トラ
ック位置線に関して対称に配置される。例えば、サーボ
●セクタ中においてブロック13はブロック14の前に
配置されている。ブロック14はブロック13に対して
半径方向内側に配置されるが、記録トラック位置線10
に相当する共通境界線をブロック13と共用している。
同様に、ブロック15はブロック14に対して半径方向
内側に配置されるが記録トラック位置線11に相当する
共通境界線をブロック14と共用している。同様の関係
が、ブロック15,16と記録トラック位置線12との
間に存在する。ブロック13と15はサーボ・セクタの
1つの分割部内に配置される。サーボ・セクタのこの分
割部にあるすべてのブロックをブロック゜゜A゛と指称
し、必要に応じて適当な添字を付すものとする。ブロッ
ク14と16はサーボ・セクタの他の分割部に配置され
、サーボ・セクタのこの分割部にあるすべてのブロック
をブロック“B゛と指称し必要に応じて添字を付すもの
とする。例えば、ブロック[3はブロック14の前に位
置するものであつてブロックAnと指称され、ブロック
14はブロックBn+1と指称される。同様にブロック
15はブロック16の前に位置するものであつてブロッ
クAn+2と指称され、ブロック16はブロックBn+
3と指称される。ここで、すべてのサーボ●トラック追
従積分ブロックAは奇数番目の記録トラックを示すアド
レスを含み、すべてのブロックBは偶数番目の記録トラ
ックを示すアドレスを含むものとする。第2図は積分サ
ーボ・データのうちブロックAに含まれる奇数番目のト
ラック◆アドレスコードのフォーマットを示す。
ここで使用される滑動モジユロ・コードの理解のために
、145(10進法)というアドレスを有する記録トラ
ックの特定の例について説明する。第2図のタイミング
図の第2および第3ラインを特に参照されたい。これら
はそれぞれデータ●クロックとこのデータ●クロックと
同期して発生される復号ビットである。2進数゜“1゛
と2進数゜“0゛によつて示される復号ビットはサーボ
・トラック追従積分領域内に記録された信号を示す。
まず、サーボ・トラック追従積分領域は二者択一的に発
生する“゜1゛と“0゛によつてのみ記録されるものと
する。
後述すると;ろからよりあきらかになるように、この種
のサーボ・データは零点サーボ・トラック追従に有用で
ある。本発明によれば、上述の二者択一的に発生する゜
゛l゛と゜゜0゛の列が記録トラック・アドレスに従つ
て所定のパターンに再構成される。図示の例において、
上記再構成は高い自己相関特性を示す2進コードである
5ビット“゜フラグ゛によつて行なわれる。ここでは、
2対のフラグが使用され、第1の対は開始および終了フ
ラグであり、第2の対はカウント・フラグである。各対
の一方のフラグは他方のフラグの補数である。たとえば
開始フラグが2進コードの11000のとき、終了フラ
グは2進コードの00111であり、2つのカウント●
フラグは2進コードの01100と10011である。
記録トラック・アドレス・コードの前に開始フラグが配
置され、これに続いてアドレス145のの第1のw進数
字に相当するデータ・クロックの1カウント分に等しい
コードが配置される。そしてカウント・フラグ0110
0は第1のw進数字を第2のw進数字から分離するよう
に挿入される。w進数字の1に相当するデータ・クロッ
ク1カウント分を示すコードは偶然サーボ●データの復
号ビットの2進数“゜1゛に一致していることに留意さ
れたい。カウント・フラグ01100は、復号された“
゜1゛と゛゜0゛の総数が常に等しくなるように選択さ
れる。このように常に等しく保たれるのは、復号された
2進数“゜1゛のビットが奇数個存在した後には必ずカ
ウント・フラグ01100が挿入されるようになつてい
るためである。次に、アドレスの第2”番目の1攻数に
相当するデータ●クロック●パルスの4カウント分に等
しいコードが配置される。このパターンにおいては、復
号された2進数゜゜1゛のビットが偶数個生じるので、
アドレスの第2番目の数字と第3番目の数字を分離する
ため,にカウント●フラグ10011が挿入される。第
3番目のw進数字は5であり、これはカウント・フラグ
10011に続く5個のデータ・クロック・パルスとし
てコード化される。その理由は、データ・クロック・パ
ルスの計数の間に偶数個の復号されたJ2進数“1゛の
ビットが存在するからである。2つのカウント・フラグ
の一方または他方を選択することによつてサーボ・トラ
ック追従積分領域中に偶数個の2進数“゜1゛と2進数
“゜0゛を保持し得る。
したがつて、各アドレスは一定のエネルギ値としてコー
ド化される。開始フラグと終了フラグによつて決定され
る積分時間のバランスは、コード化された特定のアドレ
スに応じて長さが変化するエネルギ・バランス部によつ
てとられる。開始フラグに先行するサーボ●データはク
ロック同期のために使用され得る。再び第1図を参照す
るに、アドレス145がブロックAn中でコード化され
ていれば、アドレス146はブロックBn+1において
コード化され、アドレス147はブロックAn+2にお
いてコード化され、アドレス148はブロックBn+3
においてコード化される。
平行斜線が引かれたトラック17は探索モードにあるト
ランスジューサが半径方向に最大速度で動いたときのフ
レキシブル●ディスクに対するトランスジューサの移動
経路を示す。第1図において、ディスクが半時計方向に
回転しているものとすると、トラック17はトランスジ
ューサの半径方向内側へ向けての移動を示す。このよう
に極端な場合、トランスジューサはブ七ツクBに先行す
るブロックA(この例では、ブロック14に先行するブ
ロック15)を完全に横断し、この結果アドレス147
の検出に続いてアドレス146の検出が行なわれる。こ
れらのアドレスのうちの1つが所要のアドレスである場
合、トランスジューサ位置決め装置はサーボ●モードに
切換られるこのモードにおいて、開始フラグと終了フラ
グによつて決定される積分時間の間に復号された゜“1
゛は、ブロックAに対してはある方向に積分され、ブロ
ックBに対しては他の方向に積分される。次に第3図お
よび積分タイミング図を参照してサーボ動作について説
明する。
まず、積分ゲートは、ブロックBの開始および終了フラ
グ検出に先行してブ罎ンクAの開始および終了フラグ検
出が行なわれることによつて発生される。奇数番目の記
録トラック位置線と偶数番目の記録トラック位置線との
位置の不明瞭さを除去するために位置エラー信号アルゴ
リズムが採用される。詳言すれば、所要の記録トラック
が奇数番目のアドレスである場合、ブロックAのための
積分時間の間、復号された゜゜1゛は正方向に積分され
、ブロックBのための積分時間の間、復号された“1゛
は負方向に積分される。これとは逆に、所要の記録トラ
ック●アドレスが偶数である場合、ブロックAのための
積分ゲートの間、復号された“゜1゛は負方向に積分さ
れ、ブロックAのための積分時間の間、復号された゜゜
1゛は正方向に積分される。どちらの場合にも、トラン
スジューサの中心が所要の記録トラック位置線に一致し
ている場合には、積分の正味値は零となる。トランスジ
ューサが記録トラック位置線の一方の側または他方の側
に偏位しているときには、積分の正味値は零とならず正
または負のある値をとる。第1図を参照するに、選択さ
れた記録トラック・アドレスが記録トラック位置線11
に対応する146である場合、トランスジューサは図面
に示されているように主として記録トラック位置線11
上に位置することとなる。
このことは、ブロックAの積分ゲートの間検出され復号
される66r1のアナログ値が、ブロックBの積分ゲー
トの間に検出され復号される“゜1゛アナログ値より小
さいことを意味する。したがつて、負の積分の絶対値は
正の積分の絶対値より小さく、この結果、上記アルゴリ
ズムに基いて正のエラー電圧が発生する。積分がはじめ
に正方向に行なわれて次に負方向に行なわる奇数番目の
記録トラックの選択についても同様な解析がなされる。
ここで、上記アルゴリズムが奇数番目の記録トラック位
置線と偶数番目の記録トラック位置線との不明瞭性をい
かに解決するのかについて説明する。再び第1図を参照
するに、今、トランスジューサのトラック17が、トラ
ンスジューサがまずブロック13を横切り次いてブロッ
ク14を横切るように図の上方に移動し、該トラック1
7の中心が記録トラック位置線11よりも記録トラック
位置線10により近接した位置にあるものとする。選択
されたアドレスが偶数番目のアドレスなので、ブロック
Aのための積分ゲートの間に行なわれる復号された゜゜
1゛の積分は負方向に進行し、次いで、ブロックBのた
めの積分ゲートの間に行なわれる復号された“1゛の積
分は正方向に進行する。トランスジューサはブロックA
よりもブロックBを大きな占有度をもつて横切るので、
二重積分の結果得られる正味値は正のエラー電圧であり
、これによりトランスジューサは図面の下方に移動し、
トラック17の中心は記録トラック位置線11と一致す
る。第4図はここで示された例に対する正および負のト
ラッキング限界を示す。
この図に示されているように、偶数番目のトラックのた
めの正のトラッキング限界は上方の奇数番目のトラック
と一致するわけではないが該トラックに多くの部分が含
まれ、負のトラッキング限界は下方の奇数番目のトラッ
クと一致するわけではないが該トラックに多くの部分が
含まれている。トランスジューサが上方の奇数番目のト
ラックに完全に位置している場合には、トランスジュー
サのトラッキングに不明瞭さが生じる。都合の良いこと
に、トランスジューサの位置決めのためにサーボ装置の
使用を必要とするフレキシブル・ディスク・メモリを使
用する場合、あるトラックに完全に配置されたままの状
態を保持することはないので、上記不明瞭さは迅速に解
決される。トランスジューサが負のトラッキング限界に
ある場合、該トランスジューサの移動経路の多くの部分
は下方の奇数番目のトラックに含まれることとなるが、
かかる移動の間、所要の記録トラック線のアドレス、こ
の場合ではブロックBn+1内においてコード化され記
録されているアドレスは検出されることはなく、トラン
スジューサ位置決め位置は再び探索モードで動作する。
第3図を参照するに、奇数番目または偶数番目のトラッ
クの二重積分の結果得られる正味値はトランスジューサ
の移動エラーに直接比例するエラー信号となる。
サーボ●トラック追従モードにおいてトランスジューサ
の位置決めに直接このエラー信号を使用すると、サーボ
装置は不足制動状態となり、トランスジューサは所要の
記録トラック付近で振動してしまう。この状態を回避す
るために、二重積分の結果得られる位置エラー信号は2
つの積分の和の絶対値て除算されて正規化される。この
結果、トランスジューサを所要の記録トランク線の付近
において振動させることなく該線に接近させるのに適当
な制動をトランスジューサ位置サーボ装置に与えること
ができる。要約すると、位置エラー信号(PES)アル
ゴリズムは数学的に次のように表現される。
N』=PES 奇数トラツクニA+8 偶数トラツクニ旦:Δ=PES A+B 以上、本発明によるフレキシブル・ディスク記録部材お
よび該記録部材を使用する装置の動作理論について述べ
た。
次に、探索モードにおいて所要のアドレスを検出してサ
ーボ●モードにおいてトランスジューサをトラックの中
心に配置させる位置エラー信号を発生する回路を示す第
5図を参照する。記録部材に記録されている信号パース
トはトランスジューサによつて検出され、前置増幅器2
0によつて増幅される。前置増幅器20の出力は低域通
過フィルタおよびパルス整形器21に供給される。低域
通過フィルタを設ける理由は、サーボ・セクタに記録さ
れたコード化サーボ・データはデータ・フィールド内に
記録されたデータより非常に低い周波数を有するからで
ある。低域通過フィルタは、データ●フィールド中にお
いてトランスジューサによつて検出されたあらゆる信号
を除去してサーボ・セクタ中に記録された信号のみを通
過させる。パルス整形動作は全く一般的なものであり、
この整形動作の結果、第2図の頂部に示された形の実質
的に復号された信号が得られる。この信は、クロック●
パルス発生器22とシフトレジスタ23の双方に供給さ
れるクロック・パルス発生器22は、低域通過フィルタ
およびパルス整形器21の出力が同期信号として使用さ
れ且つ第2図に示されるデータ・クロックに相当する周
波数を有するフェーズ・ロック発振器とすることができ
る。また、このように構成するかわりに、クロック・パ
ルス発生器用の同期信号がフレキシブル●ディスク駆動
装置のスピンドルにノよつて駆動されるタコメータから
導出されるようにしてもよい。シフトレジスタ23は、
例えば各フラグが5ビットの2進コードである本設例の
ような場合、5ビットのシフトレジスタである。
もちろん、フラ門グのために7ビットまたは9ビットの
2進コードが使用される場合には、シフトレジスタは必
要に応じて7ビットまたは9ビットのシフトレジスタと
することができる。シフトレジスタ23の5つの並列出
力は4つのデコーダ24,25,26おノよび27のそ
れぞれに供給される。これらのデコーダは、それぞれ、
例えば5つの入力を有しこれらの入力のうちのいくつか
が検出されるべきコードに応じて反転されるようにAN
Dゲートを具備する一般的構成がとられる。デコーダ2
4は開始フラグ11000に相当する5ビット列を検出
する。開始フラグ・デコーダ24の出力はフリップフロ
ップ28をセットし、これによりフリップフロップ28
はANDゲート29,30および31をそれぞれ付勢す
る。クロックパルスはクロック・パルス発生器22から
上記アンドゲートのそれぞれに供給され、選択されてい
るANDゲートはクロック・パルスを対応するカウント
32,33および34に与える。ANDゲート29,3
0および31の選択は、はじめに3段シフトレジスタ3
5に2進数゜゜1゛をロードすることによつて行なわれ
る。これは、開始フラグ・デコーダ24の出力によつて
トリガされるワンショット回路36からのパルス出力に
よつて行なわれる。したがつて、開始フラグ・デコーダ
24が出力を発生するとき、ANDゲート29はカウン
タ32にクロック●パルスを供給し、これによりカウン
タ32はw進アドレスの最上位ディジットに相当するカ
ウントを累算する。デコーダ25と26はそれぞれ“゜
1゛を奇数個および偶数個含むカウント・フラグ011
00および10011を検出する。
これらデコーダの一方からの出力は0Rゲート37を介
してシフトレジスタ35のシフト入力端に供給される。
これにより、前にシフトレジスタ35の第1段にロード
されていた2進数゜“1゛はシフトレジスタの第2段に
シフトされ、ANDゲート29は禁止され、ANDゲー
ト30は付勢される。この結果、カウンタ32は最上位
の数字に対応するクロック・パルス数を累算し、カウン
タ33は次の最上位の数字に対応す.るクロック・パル
ス数を累算し、カウンタ34は3ディジットw進アドレ
スの最下位の数字に対応するクロック・パルス数を累算
する。もちろん、各カウント・フラグは5ビット・コー
ドなので、各カウンタ32,33および34はw進アド
レス.の対応数字より大きい5つのカウントを累算する
。ただし、例えばカウンタのはじめの5つのカウントを
無視するとかあるいは単純に累算された総カウントから
5を減算するようにカウンタのカウントを復号するとい
つた当業者に周知の方法に−よつて上記カウントより大
きな値を計数し得る。終了フラグが終了フラグ・デコー
ダ27によつて検出されると、フリップフロップ28が
リセットされ、ワンシヨト回路38がANDゲート39
,40および41のそれぞれをゲニトするのに使用され
る出力パルスを発生する。このゲート・パルスが発生さ
れると、カウンタ32,33および34の累算カウント
は対応するANDゲート39,40および41を介して
各比較回路42,43および44に供給される。これら
の比較回路には所要の記録トラック・アドレスの3つの
w進数字に相当するアドレス・レジスタ45からの出力
が供給される。アドレス・レジスタ45は例えば”ディ
スク・メモリをアクセスする計算機のような適当な手段
によつてロードされる。これが行なわれる態様は当業者
には周知なので、アドレス・レジスタ45のロードに関
してはこれ以上説明しない。各比較回路42,43およ
び44への各入力はw進法の1つの数字を示すので、ア
ドレス●レジスタ45に格納されるアドレスは2進化1
罐法(BCD)の形をとる。
各比較回路42,43および44からの出力はANDゲ
ート46の各入力端に供給される。したがつて、カウン
タ32,33および34において計数されるカウントは
所要のm進アドレスの数字に相当する場合、ANDゲー
ト46はフリップフロップ47をセットする出力を発生
する。後述するところからさらに明確になるように、フ
リップフロップ47の出力はANDゲート48によづζ
標本化されてフリップフロップ49をセットする。フリ
ップフロップ49がセットされることによつて所要の記
録トラック●アドレスが検出されたことが示され、トラ
ンスジューサ・サーボ装置が探索モードからサーボモー
ドに切換わる。探索モードにおいて、フリップフロップ
50は終了フラグの検出を示すワンショット回路38か
らのクロック入力によつて対称的にトリガされ、この明
細書のはじめにおいて説明した位置エラー信号アルゴリ
ズムに従つて二重積分の方向を制御する。
二重積分が、はじめに正方向の積分が行なわれて次に負
方向の積分が行なわれるものてあるのか、あるいははじ
めに負方向の積分が行なわれて次に生方向の積分が行な
われるものであるのかは、フリップフロップ50のプリ
セット状態によつて決定される。詳言するに、位置エラ
ー信号アルゴリズムによれば、所要記録トラックのアド
レスが偶数の場合、二重積分ははじめに正方向の積分が
行なわれて次に負方向の積分が行なわれるものとなる。
この順序はフリップフロップ58を,ANDゲート51
の出力によつてプリセットすることによつて設定される
。ANDゲート51は、所要のアドレスが奇数番目のア
ドレスであることを示すアドレス・レジスタ45からの
出力によつて付勢される。同様に、N■ゲート52は所
要アドレスがフリップフロップ50をプリセットする偶
数であることを示すアドレス・レジスタ45からの出力
によつて付勢される。所要のアドレスが奇数番目のアド
レスであつてフリップフロップ50がはじめにN1ゲー
ト53を付勢するようにプリセットされているものとす
る。
ブロックAに対する積分ゲートの終点において、ワンシ
ョット回路38はフリップフロップ50にクロックパル
スを与え、これによりフリップフロップ50はブロック
Bの積分ゲートの間N1ゲート54を付勢する。Nのゲ
ート53はアナログ●スイッチ55を制御し、ANDゲ
ート54はアナログ・スイッチ56を制御する。アナロ
グ・スイッチ55と56の入力端は全波整流器67の出
力端に共通に接続されている。全波整流器67は前置増
幅器20の出力を入力として受けるものである。換言す
れば、アナログ・スイッチ55と56に供給される信号
は復号された“1゛であり、これら復号された゜“1゛
はサーボ・セクタ中のブロックAとBに対するトランス
ジューサの占有度に従つて大きさが変化するアナログ値
である。第3図の頂部に示された積分ゲートはワンショ
ット回路36からの出力パルスによつてセットされ且つ
ワンショット回路38からの出力パルスによつてリセッ
トされるフリップフロップ57によつて設定される。
したがつて、フリップフロップ57は各開始フラグの検
出によつてセットされ、各終了フラグの検出によつてリ
セットされる。フリップフロップ57はANDゲート5
3と54を付勢し、ここで考案中の例においては、アナ
ログ・スイッチ55がブロックAに対する積分ゲートの
間閉成され、アナログ・スイッチ56がブロックBの積
分ゲートの間閉成される。アナログ●スイッチ55と5
6の出力端はそれぞれアナログ積分器58の正および負
の入力端に接続されている。アナログ積分器58はその
出力端に二重積分の結果から得られる出力(A−B)を
発生する。逆に、所要の記録トラック●アドレスが偶数
番目のアドレスである場合、フリップフロップ50はは
じめANDゲート52によつてプリセットされ、アナロ
グ・スイッチ56はブロックAの積分ゲートの間閉成さ
れ、アナログ・スイッチ55はブロックBの積分ゲート
の間閉成される。この結果、積分器58は(−A+B)
すなわち簡単に示せば(B−A)なる出力を発生する。
どちらの場合でも、積分器58の出力はCとして示され
るある値である。積分器58の正および負の入力端に整
流データを供給するとともに、アナログ・スイッチ55
と56の出力は加算されて積分器59の正の入力端に供
給される。
したがつて、積分器59もまた二重積分を実行するが、
この積分によつて(A+B)に相当する出力が発生され
る。位置エラー・サーボ・アルゴリズムによれば、積分
器58の出力Cは積分器59の出力(A+B)によつて
除算される。これはアナログ除算器60によつて行なわ
れる。この演算の結果はサンプル・ホールド回路61に
よつて標本化され且つ保持され、回路61はトランスジ
ューサ●サーボ装置に位置エラー信号(PES)を供給
する。サンプル・ホールド回路61の標本化動作はAN
Dゲート48の出力に基いて行なわれる。したがつて、
サンプル●ホールド回路61に印加される標本化パルス
は所要のアドレスが確認されたときのみ発生される。フ
リップフロップ50に再び注目するに、このフリップフ
ロップはブロックA中の開始フラグ検出によつてのみプ
リセットされる。この動作は、ワンショット回路36か
らのクロックパルスによつてトリガされてワンショット
回路63から,ANDゲート51と52にそれぞれプリ
セット・パルスを供給するように作用するフリップフロ
ップ62によつて行なわれる。サンプル・ホールド回路
61による除算器60の出力の標本化はブロックBの積
分ゲートの終点においてのみ行なわれる。これは、ワン
ショット回路38からのクロックパルスによつてトリガ
されるフリップフロップ64によつて行なわれる。フリ
ップフロップ64の動作を理解するために、該フリップ
フロップがまずリセット状態にあるものとする。そして
、ブロックAに対する積分ゲートの終点において第1の
終了フラグが検出されると、フリップフロップ64はト
リガされて反対の状態になる。続いて、ブロックBに対
する積分ゲートにおいて終了フラグが検出されると、フ
リップフロップ64は再びトリガされて第1の状態すな
わちリセット状態になる。この状態変化によつてワンシ
ョット回路65はANDゲート48を付勢するのに使用
される出力パルスを発生し、これによりANDゲート4
8はサンプル・ホールド回路61に標本化パルスを供給
する。ワンショット回路65の出力はまた各フリップフ
ロップ62と64および各積分器58と59をリセット
するのに使用され、この結果これらの回路は次のサーボ
●セクタのための準備がなされる。第5図について最後
の説明を行なうに、所要の記録トラック・アドレスを検
出した結果、ANDゲート46の出力に応動してセット
されたフリップフロップ47はANDゲート48の出力
によつてリセットされる。
リセット状態となつたフリップフロップ47はANDゲ
ート66を付勢し、付勢されたANDゲート66はワン
ショット回路65からの出力パルスを通過させてフリッ
プフロップ49をリセットする。回路に含まれる遅延時
間のために、フリップフロップ49は所要のアドレスが
検出されないときのみリセットされる。一般的設計のト
ランスジューサ●サーボ装置は、この時点において動作
するのに必要なすべての情報を有することとなる。具体
的に述べると、トランスジューサ・サーボ装置はフリッ
プフロップ49から探索モードにあるかあるいはサーボ
●モードに.あるかを示す信号を受けるとともに、サー
ボ・モードにある場合、位置エラーに関するサンプル・
ホールド回路61から情報を得る。本発明の特別の利点
は、別個に記録面を使用することなく絶対トラック・ア
ドレス指定を可能に.するのみならず、サーボ・セクタ
・フィールドおよびデータ・フィールド双方のデータの
読出しとサーボ●セクタ・データの書込みに同一のトラ
ンスジューサを使用し得る点にもある。
かかる利点は、サーボ・セクタ中のブロックAとBの幅
がデーータ●フィールド中の記録データ●トラックの幅
と同一であることにより得られるものである。換言すれ
ば、これらの幅はトランスジューサそれ自身の記録ギャ
ップの幅に一致しているのである。このため、記録ディ
スクの製造が簡単になるとともに、本発明によれば半径
方向における記録データの密度がより大きなものとなる
。第6図は本発明による記録ディスクの製造に使用され
得る回路例を示す。
タイミング・パルスは記録ディスクを駆動するスピンド
ルに連結されるタコメータ70によつて発生される。タ
コメータ70は一般的設計のもので2つの出力を与える
。第1の出力は記録ディスクが回転するごとに1つLず
つ生じるスピンドル指標パルスであり、第2の出力はサ
ーボ・セクタ用のデータ・クロックに等しい周波数を有
するクロックパルス出力である。記録ディスクにおける
サーボ●セクタの数はセクタ・カウンタ71および72
によつて決定される。セクタ・カウンタ71はAブロッ
クのそれぞれの開始点において出力を発生し、セクタ・
カウンタ72はBブロックのそれぞれの開始点において
出力を発生する。セクタ・カウンタ71および72はと
もにタコメータ70からのクロックパルスをカウント入
力として受け、タコメータ70からのスピンドル指標パ
ルスによつてリセットされる。セクタ・カウンタ71の
出力はANDゲート73を付勢することによつて選択さ
れ、セクタ・カウンタ72の出力はANDゲート74を
付勢することによつて選択される。これらのANDゲー
トはコード化されるべき所要のアドレスを記憶するアド
レス・レジスタ75からの奇数または偶数出力によつて
それぞれ付勢される。したがつて、コード化されるべき
所要アドレスが奇数番目のアドレスである場合、AND
ゲート73が付勢され該アドレスがブロックA中でコー
ド化される。逆に、コード化されるべき所要アドレスが
偶数番目のアドレスである場合、ANDゲート74が付
勢され該アドレスがブロックB中においてコード化され
る。ANDゲート73および74の出力は0Rゲート7
6によつてフリップフロップ77に供給され、フリップ
フロップ77がセットされる。これによりANDゲート
78が付勢されてクロツプパルスが該ANDゲートを通
つてカウンタ79に与えられる。カウンタ79はブロッ
クAおよびBの持続時間を決定し、これらブロックのそ
れぞれの開始点において0Rゲート76からの出力に応
動して発生させるワンショット回路80からの出力パル
スによつてリセットされる。0Rゲート76の出力はま
たフリップフロップ81をセットする。
フリップフロップ81はブロックAおよびBの期間を設
定するのに使用される。カウンタ79がブロックAおよ
びBの所要期間に相当するカウントを累算するとき、カ
ウンタ79の出力はフリップフロップ77をリセットす
るのに使用され、これによりカウンタ79にさらにクロ
ックパルスが供給されるのが禁止される。カウンタ79
の出力はまた5カウント遅延回路82に供給される。遅
延回路82はタコメータ70からのクロックパルスによ
つて刻時される5ビット・シフトレジスタにより簡単に
構成することができる。5カウント遅延回路82はフリ
ップフロップ81をリセットするのに使用される。
,ANDゲート83と84はフリップフロップ81がセ
ットされることにより付勢されてそれぞれアナログ・ス
イッチ85と86を制御する。アナログ・スイッチ85
の入力端は信号発生器87に接続されている。信号発生
器87は2進数“゜1゛に相当する信号パーストを供給
するものである。アナログ・スイッチ86の入力端は信
号発生器88の出力端に接続されている。信号発生器8
8は2進数“゜0゛に相当する信号パーストを供給する
ものである。アナログ◆スイッチ85と86の出力は加
算され、記録ディスクに対して記録を行なうトランスジ
ューサに供給されるアナログ・スイッチ85と86の実
際の制御はタコメータ70からのクロックパルスをクロ
ック入力として受けるフリップフロップ89によつて行
なわれる。
フリップフロップ89は1段または2つの分割されたカ
ウンタの機能を果す。この結果、ANDゲート91が付
勢されると、タコメータ70からのクロックパルスの周
波数の半分の周波数を有し2進数゛゜1゛と“0゛が交
互にあられれる信号列が生じる。この゜“1゛と゜゜0
゛が交互にあられれる信号列は0Rゲート92を介して
ANDゲート83に供給されるとともにインバータ93
を介してANDゲート84に供給される。この結果信号
発生器87と88から出力される一連の交番信号パース
トはトランスジューサによつてサーボ・セクタ中に記録
される。次に、2進数゜“1゛および“゜0゛に相当す
る一連の交番信号パーストが所要のアドレス・コードに
従つて交番する態様について説明する。当初、開始フラ
グ、終了フラグ、奇数゜“1゛カウント・フラグおよび
偶数゜゜r゛カウント・フラグに相当する2進コードが
それぞれレジスタ94,95,96および97に記憶さ
れている。これらのレジスタは別個のレジスタにする必
要はなく単一のリード・オンリ・メモリ(RCM)でも
よい。第2図を参照して説明したように、コード化して
サーボ・セクタに記録するためにはまず開始フラグを発
生することが必要である。開始フラグは各ブロックAお
よびBの開始点において発生し、ワンショット回路80
の出力はレジスタ94に格納されている開始フラグ・コ
ードをANDゲート99を介してシフトレジスタ98に
転送するのに使用される。シフトレジスタ98は並列に
ロードされ且つタコメータ70からのクロックパルスに
よつて直列にシフトされる5ビット●シフトレジスタで
ある。シフトレジスタ98の出力はANDゲート100
に供給された後、0Rゲート92に供給される。,AN
Dゲート100は、フリップフロップ101がその初期
リセット状態にあるときに該フリップフロップ101に
よつて付勢される。リセット状態にあるフリップフロッ
プ101は同時にN1ゲート91の出力を禁止する。し
たがつて、開始フラグがコード化され、ANDゲート9
1が付勢されている場合のように“1゛と“0゛の交番
信号列がコード化されることはない。
フリップフロップ101は0Rゲート76からの出力に
よつて始動する5カウント遅延回路102からの出力に
よつてセットされる。し”たがつて、フリップフロップ
101は開始フラグが記録された後にセットされ、これ
によりANDゲート91が付勢されて2進数66r゛と
660゛の交番信号列が記録される。タコメータ70か
らのクロックパルスは各・ANDゲート103,104
および105に供給される。
これらのANDゲートは3ビット・シフトレジスタ10
6によつて順次選択され、これによりカウンタ107,
108および109に順次クロックパルスが供給される
。2進数“゜1゛は51カウント遅延回路102の出力
に応じてシフトレジスタ106の第1段に読出される。
この2進数゜“1゛は0Rゲート110の出力によつて
シフトレジスタの各段中をシフトされる。0Rゲート1
10は比較回路111,112および113の出力を入
力として受ける。
これらの比較回路はそれぞれカウンタ107,108お
よび109とアドレス・レジスタ75から入力が供給さ
れる。したがつて、所要のw進アドレスの最上位ディジ
ットに相当するカウントカ幼ウンタ107で累算されて
いる場合には、シフトレジスタ106のシフト入力が0
Rゲート110を介して供給される比較回路111から
出力が発生する。各比較回路112および113からも
同様なシフトパルスが発生される。0Rゲート110が
出力を発生すると、コード化されたサーボ・データにカ
ウント・フラグ・コードの1つを挿入することが必要と
なる。
この動作は、ワンショット回路114が0Rゲート11
0の出力に応じて標本化パルスを発生することによつて
行なわれる。この標本化パルスはシフトレジスタ115
と116にANDゲート118と119を介してレジス
タ96と97の内容をロードするのに使用される。シフ
トレジスタ115と116は、シフトレジスタ98と同
様に、並列にロードされ且つタコメータ70からのクロ
ックパルスに応じて直列にシフトされる5ビット・シフ
トレジスタである。シフトレジスタ115の出力は,A
NDゲート120に供給され、シフトレジスタ116の
出力はANDゲート121に供給される。ANDゲート
120と121のうちどちらが選択されるかはフリップ
フロップ122によつて決定される。ワンショット回路
114が出力パルスを発生するとき、フリップフロップ
89の状態はANDゲート123と124によつて標本
化される。このフリップフロップ89の状態はフリップ
フロップ122によつて決められた状態である。前述し
たように、フリップフロップ89はカウンタの第1段と
して動作し、フリップフロップ89の状態は、現在の時
点までカウントされた2進数゜“1゛の数が偶数てある
か奇数であるかを示す。奇数である場合、ANDゲート
120が付勢され、これによりシフトレジスタ115の
出力が0Rゲート92に与えられる。反対に、その時点
までカウントされた2進数の゜“1゛の数が偶数で−あ
る場合、ANDゲート121が付勢され、シフトレジス
タ116の出力が0Rゲート92に与えられる。AND
ゲート120および121は、0Rゲート110の出力
によつてセットされるフリップフロップ125によつて
さらに付勢される。
フリップフロップ125の出力はANDゲート120と
121を付勢するだけでなく、5カウント遅延回路12
6を始動させる。5カウント遅延回路126の出力はフ
リップフロップ125をリセットし、この結果ANDゲ
ート120と121は禁止され、ANDゲート91の出
力が再び0Rゲート92を通過する。
) サーボ●セクタ・ブロックの終点において、終了フ
ラグ●コードがコード化サーボデータに挿入される。
サーボ●セクタ●ブロックの終点はワンショット回路1
27をトリガするカウンタ79の出力によつて決定され
る。ワンショット回路127の出力はレジスタ95の内
容を読出してANDゲート129を介してシフトレジス
タ128に取込むのに使用される。カウンタ79の出力
は再びフリップフロップ101をリセットし、これによ
りANDゲート91が禁止され、ANDゲート130が
付勢される。したがつて、シフトレジスタ128の出力
は0Rゲート92に供給される。第6図に示された回路
はほんの一例であることを理解されない。当業者は本発
明に基いて別の方法で記録ディスクを製造し得るであろ
う。重要なことは、本発明がフレキシブル・ディスク・
メモリ型の記録部材を大きく改良するということである
。サーボ●ブロックに記録トラック●アドレスを記憶さ
せることによつて、サーボ・ブロックは記録トラック識
別と零点サーボ・トラック追従の双方に使用可能となる
。本発明により記録部材を使用するトランスジューサ位
置決め装置に独自の位置エラー・アルゴリズムを実行す
ることにより、トランスジューサの繰返し可能サーボ動
作が改良される。要言すれば、本発明は、従来技術に比
して記録媒体面の記録密度をより高くし得るとともに、
より正確にトラック追従できるようにし且つ記録媒体の
製造における良品率を改良するという重要な利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による記録媒体の一部のサーボ・セクタ
を概略的に示す平面図、第2図は第1図に示されたサー
ボ・セクタ中の1つのブロックのサーボ積分領域中に記
録された滑動モジユロ・アドレス・コードを示すタイミ
ング図、第3図はブロックAiのサーボ積分領域続いて
ブロックBi+1のサーボ積分領域に記録されて奇数記
録トラック位置線と偶数記録トラック位置線との不明瞭
性を回避する位置エラー信号アルゴリズムを実行する信
号の積分を示すタイミング図、第4図は位置エラー信号
アルゴリズムを使用する奇数トラックの正および負のサ
ーボ・トラッキング限界を示すサーボ・セクタの一部の
概略平面図、第5図は記録トラック位置線のアドレスを
検出する探索モードと選択された記録トラック位置線に
対してトランスジューサを中心に配置するサーボ・モー
ドとを有するトランスジューサ位置決め装置に使用され
る制御回路を示す論理ブロック図、第6図は選択された
積分領域中の記録媒体に記録されるべき積分信号に記憶
されるべき滑動モジユロ・アドレスコードを有する信号
を発生するのに使用される制御回路を示す論理ブロック
図である。 10,11,12・・・・・・記録トラック位置線、1
3,14,15,16・・・・・サーボ●トラック追従
積分用ブロック、24・・・・・開始フラグ・デコーダ
、25,26・ ・・カウント●フラグ●デコーダ、2
7・・・・・終了フラグ・デコーダ、32,33,34
・・・・・カウンタ、45・・・・アドレス・レジスタ
、42,43,44・・・・・比較回路、47,49・
・・・・フリップフロップ、50・・・・・・積分方向
制御フリップフロップ、55,56・・・・・・アナロ
グ●スイッチ、58,59・・・・・積分器、60・
・・除算器、70・ ・゜゜A゛ブロック用セクタ・カ
ウンタ、72・ ・66B゛ブロック用セクタ・カウン
タ、75・・・・アドレス・レジスタ、94・・・・・
・開始ラグ・レジスタ、95・・・・・・終了フラグ・
レジスタ、96,97・・・・・カウントフラグ・レジ
スタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2進数“1”を示す信号バーストと2進数“0”を
    示す信号バーストとが同数個ずつ記録されるサーボ・ト
    ラック追従積分領域を含む複数のサーボ・セクタ領域を
    有する記録部材において、複数の記録トラック位置線を
    識別するために前記信号バーストが所定の態様で配置さ
    れ、前記所定の配置態様は、前記トラック位置線の1つ
    を示すアドレスの1つの数字を示す連続した信号バース
    トに対応した前記積分領域内の位置に第1または第2の
    2進コードの一方が挿入されるという特徴を有し、前記
    第1および第2の2進コードは互いに補数関係にあつて
    所定数の前記信号バーストから組成され、且つ前記サー
    ボ・トラック追従積分領域において2進数の“1”を示
    す信号バーストの数と2進数の“0”を示す信号バース
    トの数を等しく維持するように選択されることを特徴と
    する記録部材。
JP54042088A 1978-05-15 1979-04-09 記録部材 Expired JPS6058544B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US05/906,301 US4195320A (en) 1978-05-15 1978-05-15 Record track identification and following
US906301 1978-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54150106A JPS54150106A (en) 1979-11-26
JPS6058544B2 true JPS6058544B2 (ja) 1985-12-20

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ID=25422221

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JP54042088A Expired JPS6058544B2 (ja) 1978-05-15 1979-04-09 記録部材

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JP (1) JPS6058544B2 (ja)
DE (1) DE2917777A1 (ja)
FR (1) FR2426306A1 (ja)
GB (1) GB2020858B (ja)

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