JPS5953610B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS5953610B2
JPS5953610B2 JP54016258A JP1625879A JPS5953610B2 JP S5953610 B2 JPS5953610 B2 JP S5953610B2 JP 54016258 A JP54016258 A JP 54016258A JP 1625879 A JP1625879 A JP 1625879A JP S5953610 B2 JPS5953610 B2 JP S5953610B2
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JP
Japan
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data
zones
magnetic
track
bit
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JP54016258A
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ドル−・ジヤツク
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ANTERUNASHONARU PUURU RANFUORUMATEIKU SEE I I HANIIUERUBURU CO
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ANTERUNASHONARU PUURU RANFUORUMATEIKU SEE I I HANIIUERUBURU CO
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Publication date
Application filed by ANTERUNASHONARU PUURU RANFUORUMATEIKU SEE I I HANIIUERUBURU CO filed Critical ANTERUNASHONARU PUURU RANFUORUMATEIKU SEE I I HANIIUERUBURU CO
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Publication of JPS5953610B2 publication Critical patent/JPS5953610B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、磁気記録媒体、特に、好適なやり方でデー
タを書込むことができるようにされた、磁気デイスク・
メモリ(記憶装置)に関するような、前記磁気記録媒体
に係わるものである。
発明の前提および先行技術データ処理方式においては磁
気デイスク・メモリが益々繁用されるようになつて来て
いる。
その理由は、記憶容量が大きいこと、ならびにデータ・
アクセス命令を受けた時点からデイスク上に記憶されて
いるデータに磁気読取り・書込みヘツドがアクセスする
のに要する時間が比較的短いからである。周知のように
磁気デイスクは数百分の1t1!11iを越えない幅を
有し、デイスクの両面に形成された同心円状の記録トラ
ツク土にコード化された形態でデータを有している。
トラツクは、0から(N−1)までの連番j(jは整数
)を割当られることによつて識別される0ここでNは記
録トラツクの全数である。連番がjおよび(j−1)で
あるトラツクならびに連番がjおよび(j+1)である
トラツクは連接トラツクと称される。また1つのトラツ
クの連番jの符号化された表現がアドレスと呼ばれる。
最も頻繁に用いられる符号即ちコードは2進コードであ
る。磁気デイスクは電動機によつて一定の速度で回転駆
動される。
周知のように小さな記憶容量を有するメモリ即ち記憶装
置は、限られた数のデイスク(通常は1つまたは2つの
デイスク)しか有していない。
このような場合にはデータはデイスクの面の各々に次の
ような仕方で記憶される。上記メモリが所属しているデ
ータ処理組織によつて処理されるデータを記録するため
に最大量のスペースが保留され、他方トラツクの位置探
索用データ即ちトラツクのアドレス、ならびにトラツク
の上方に関連のデイスク面と組合せて設けられた磁気ヘ
ツドの位置をフサーボ制御するのに必要なデータの記録
、ならびにトラツクが欠陥を有しているか否かを示すデ
ータの記録には最少限度のスペースが割当られるだけで
ある。
説明の便宜上、メモリは唯一つのデイスクしか有しない
ものと想定する。
デイスクの各面にはそれと関連して単一の磁気読取り・
書込みヘツドが設けられる。このヘツドはまた磁気読取
り・書込み変換器として知られているものである。コン
パニウ・ハニウエル・ブル社が1977年3月22日付
で出願した特開昭52−119913号明細書に記載さ
れているような現在の慣行によれば、デイスクの各面に
記憶されているデータは1つの円の等分の隣接したセク
タS。,Sピ・・・・・Si・・・・・・Snに分布す
るのが好ましいとされでいる。一般にはデイスクの1つ
の面は数10のセクタ(通常40ないし50)に分割さ
れている。磁気ヘツドと関連する磁気デイスクの面がヘ
ツドの前部を通過する時には、セクタS。
がセクタS1よりも以前にヘツドによつて読取られ、そ
してセクタS1はセクタS2より以前に読取られ、以下
同様にして読取りが行われる。したがつてセクタS。は
セクタS,に先行し、セクタS,はセクタS2に先行し
、セクタS1がセクタSi+1に先行し、以下同様な関
係が繰返えされると言える。より一般的に表現するなら
ば、1つの面上の連番jの同一のトラツクに沿つて相前
後する2つの情報項目Bk−1およびBkについて考察
するならば、ヘツドに読出される場合に項目Bk−1が
項目Bkに先行する。言換えるならば、項目Bkが項目
Bk−1に追従すると言える,各セクタS1は2つの不
等分領域に分割されている。
大きい方の領域はデイスク・メモリが所属するデータ処
理組織によつて処理されるデータを記憶し、他方小さい
方の領域はトラツクの位置出し用アドレス・データなら
びに欠陥表示データを記憶している。説明の便宜上大き
い方の領域に記憶されているデータを以降「被処理デー
タ」と称する。各セクタにおいて小さい方の領域はトラ
ツクの数に等しい数の[基準帯域」もしくは「基準ゾー
ン」と称する複数の帯域に分割され、各トラツクには単
一の基準ゾーンが相関される。そして、この基準ゾーン
には、対応するトラツクを特徴づけるために必要な各種
の情報、例えば、アドレス、欠陥、パリテイ等の情報が
含まれている。これらの情報の組を「サブ・セツト」と
呼ぶことにする。ここで次のことを述べておく。術語「
ビツト」とは、2進「1」または「0」デイジツトを指
し、そして磁気記録形態にあるデイジツトでもよくある
いはまたアナログもしくは論理電気信号の形態にあるデ
イジツトであつでもよい。ここで論理信号とは、[論理
0」および「論理1」と称される2つの値だけしか取る
ことができない信号であり、一方アナログ信号とはその
電圧が2つの正および(または)負の極限値間で連続的
に変動し得る信号としで定義されるものである。説明の
便宜上デイスクに記録されているデータもしくは情報項
目は以降「ビツト」と称することにする。
周知のように磁気デイスク上に一連のデータ項目を記憶
すると「要素磁石」と称される一連の小さな磁気領域が
各トラツク上に発生され、これら領域はトラツクの全長
に沿つて分布されて同じ大きさではあるがデイスクの表
面に平行な方向と順次反対の方向の磁気誘導を有してい
る。
データ・ビツトは磁気誘導方向の変動によつて表わされ
る。
即ち2つの異つた種類の磁化方向変動と称される変動に
よつて表わされる。この点について詳しく述べると、デ
イスクの面が磁気ヘツドの前部を通り過ぎる際に磁気ヘ
ツドを遂次誘導が負である「要素磁石」そして次に誘導
が正である「要素磁石」が通過した場合には磁化方向の
変動は正であると言い、他方のヘツドの前を遂次誘導が
正である「要素磁石」およびそれに続いて誘導が負であ
る「要素磁石」が通過した場合には磁化方向変動は負で
あると言う。
またトラツクのアドレスはp個のビツトを有しており、
その場合2pはトラツクの数Nよりも小さいかあるいは
またそれに等しいと言う関係にある。
連番jを有するトラツクと関連するセクタS,内の各基
準ゾーンは、N個のセル(Nは整数)C,,C2・・・
・・・Ck・・・・・・COを有しており、この場合セ
ルは次のように分布するのが好ましいとされている。
即ちp個のセルがそれぞれ2ビツト、即ち1制御情報項
目と連番jのトラツクのアドレス用のビツトを記憶し、
他方セクタSiに後続のセクタSi+1内に記憶されて
いる連番jのトラツクの部分が欠陥を有しているかいな
いかを表示する2つの欠陥表示ビツトを記憶するセルに
分けるのである。このことについては例えば本願と同一
の出願人の1977年12月14日付の特許願の明細書
に記載されている〇上に定義したように、各セル内の2
つのビツトに対応する磁化方向の2つの変動は同じ性質
のものである。
各変動はセル内の2つの予め定められた位置のうちの1
つを占めることができ、そしてこの変動によつて表わさ
れるビツトの値は該変動が占める位置により左右される
。このことについても先に述べた特開昭52−1199
13号明細書に記述がある。このようにしてトラツクの
位置出し用データを記憶している基準ゾーン内の1つの
セルについて考察してみるならば、位置制御ビツトは第
1番目の変動に対応し、他方ゾーンと関連しでいるトラ
ツクのアドレス用ビツトは第2の変動に対応する〇例え
ば、アドレス・ビツトに対応する磁化方向変動が、ヘツ
ドと関連する磁気デイスクの面の位置が該ヘツドの前部
を通過する際に時間的に該磁気読取リヘツドと最初に出
会う位置であるところの「第1位置」と称する予め定め
られた位置を占有するとすれば、このビツトは「O」に
等しい。
また磁化方向の変動が上記2つの予め定められた位置の
うちの他方の位置即ち「第2位置」を占める場合には、
このビツトは「1」に等しい。同じことが位置制御ビツ
トならびに欠陥表示データにあてはまることは明瞭であ
る。磁気ヘツドが基準ゾーンに対応する一連の磁化方向
変動に出合うと該磁気ヘツドは一連のアナログ信号を発
生し、これらアナログ信号は整形回路によつて→の論理
パルスに整形され、その場合基準ゾーンの始端は特定の
パルスによつて表わされる。
先に述べた2つの特許願明細書に記述されているように
、連番jおよびj+1を有する2つの連接するトラツク
に対応する同一のセクタに属する2つの基準ゾーン間の
境界は、連番jの磁気トラツクの円対称軸AXjと一致
する。
連番jの磁気トラツク上に記録されている「被処理デー
タ」は、ヘツドがこのトラツクの円の対称軸Ax上に完
全に心出しされた時にのみ磁気Jデータを有する面と関
連する磁気ヘツドによつて読取られるものと仮定する。
このようにすれば読取りを最大の精度でもつて行なうこ
とができる。このようにすれば、次のような理由即ち(
1円板の面が高速度でヘツドを通過することおよび(2
)トラツクjと関連する基準ゾーンの各セクタの長さが
「被処理データ」を記憶しているトラツクの部分の長さ
と比べて短いことに由り、磁気ヘツドは如何なるセクタ
Siにおいても連番jおよび(j+1)を有するトラツ
クに対応する2つの基準ゾーン間の境界上に心出しされ
ることが理解されるであろう。このようにしてこれらゾ
ーンの読取りは、上記のように位置出しされたヘツドで
行われる。言換えるならば、これら2つの基準ゾーンの
読取りは磁気ヘツドがこれら2つの基準ゾーンにまたが
つて位置する時に行われると言うことができる。
要するに、セクタSi内に記憶されているデータ項目の
総量内で基準ゾーンは、全体としてそれぞれ磁化方向の
変動によつて定められるデータ項目のサブ・セツト(部
分集合)を記憶していると言うことができ、これらデー
タ項目は複数の連接するトラツクに記憶されておつて、
ヘツドが2つの連接するトラツクにまたがつて位置する
時に該磁気ヘツドによつて読取られるものである。
これから次のような結果が得られる。2つの連接するト
ラツクに対応する同一のセクタSi内の2つの基準ゾー
ンにおいて、例えば同じ位置にある2つのアドレス・ビ
ツト即ち2つのゾーン内のk番目のセルにそれぞれ属し
1つは連番jのトラツクのアドレスに関係し他方は連番
(j+1)のトラツクのアドレスに関係する2つのビツ
トについて考察してみると、ヘツドによつて供給される
電気出力信号は2つの種類となり得る(同じことが欠陥
表示ビツトまたは位置制御ビツトについてもあてはまる
)。
第1の種類の電気信号:2つのアドレス・ビツトが同じ
値即ちそれぞれのセル内で同一の予め定められた位置を
該2つのアドレス・ビツトが占める時にはヘツドからの
出力信号は、それぞれ2つのビツトの1つに対応する2
分1の振幅A′=A/2を有する2つのパルスの重畳か
ら生ずる振幅Aを有するパルスとなる。
この場合2つのビツトの値は、コンパニユ・インターナ
シヨナル・プール・インフオルマテイツクCII−ハニ
ーウエル・ブル社によつて1977年1月29日付で出
願した特許願明細書に記載されている仕方で決定される
。即ち上記2つの基準ゾーンの始端を表示するパルスに
対する上記パルスの時間的相対位置を創uすることによ
つて決定される。第2番目の種類の信号:2つのアドレ
ス・ビツトが異なつた値である場合、言換えるならば2
つのアドレス・ビツトが2つの異なつた予め定められて
いる位置を占めている時には、ヘツドによつて発生され
る信号は、2つのビツトのうちの1つにそれぞれ対応す
る振幅Aの2分の1に等しい振幅A′の2つのパルスを
含むパルス列となり、これら2つのパルス間の時間間隔
tは比d/vに等しい。
ここでdは2つの予め定められた位置を分離している間
隔であり、vはデイスクの回転速度である。したがつて
ヘツドによつて発生される出力信号は、2つの「不確定
ビツト」から成る[不確定信号」であると言うことがで
きる。2つのビツトの各々の値は、例えばコンパニウ・
ハニウエル・ブル社により1976年12月23日に出
願した特許願明細書に記述されている仕方で決定するこ
とができる。
先行技術の問題点 このような磁気デイスクの基準ゾーンへのデータ書込み
方法は次のような欠点を有する。
即ちトラツクの軸従つてまた2つの連接する基準ゾーン
間の境界に対するヘツドの心出しが不正確であること、
ヘツドおよび該ヘツドと関連するデイスクの面との間の
間隔もしくは距離に変動があること、およびヘツドによ
つて発生される信号の振幅に相当な変動を生ぜしめるデ
イスク速度に瞬時的な変動があり、そのために振幅Aを
有する第1番目の種類であるべき信号が第2番目の種類
の不確定信号に変換される可能性があつたりまたその逆
の変換の可能性があり得ることである。この結果基準ゾ
ーンに書込まれているビツトの値を決定する上において
誤りが生ずる危険がある。発明の目的 この発明の目的は、各基準ゾーンにおけるビツトの中の
或るものまたは全てのビツトに対して、磁化方向の変動
の性質の関数である前記ビツトの値に関係なく、前記各
基準ゾーン内の同一の位置を与えることにより、上述さ
れた欠点を本質的に克服することにある。
なお、「調整変動」と呼ばれる磁化方向の付加的な変動
は、同一のゾーン内で同じトラツタに沿つで連続する2
個のビツトに対応する磁化方向の変動が同じ性質(種類
)のものであるか否かに依存して、前記2個のビツト間
に挿入されたり、または挿入されなかつたりするもので
あるが、このこと自体は従来からも行われており、この
発明において初めて明らかにされたことではない。かく
して、同一のセクタSi内の2個の連接する基準ゾーン
に属する同じ連続位置にある2個のアドレス・ビツトが
同じ値である場合には、ヘツドによつて発生される信号
は振幅Aを有するパルスとなり、他方、これらのビツト
が異なつた値である場合には、不確定信号は本質的に振
幅零の信号となる。
この結果、この発明に関連するデータ書込み方法におい
ては、ヘツドによる読取りの誤りがあつたとしてもビツ
トの値を決定する上においていかなる誤りをも除去する
ことができ、上記のような2種類の信号間に混同が生ず
るようなことはない。また、この発明に関連する読取り
方法は、信頼性がありかつ安全であり、加うるにその実
施が容易である。発明の概要 本発明によれば、下記のとおりの磁気記録媒体が提供さ
れる。
複数個のトラツタおよび複数個の基準ゾーンに2進コー
ド・データを保持する磁気記録媒体であつて、該媒体に
は少なくとも1個のデータ項目のサブセツトが含まれ、
その各々は磁化方向の変動によつて規定されるものであ
り、該項目は隣接する基準ゾーンに沿一つて配列されて
、磁気トランスジユーサおよびゾーンの相互の相対移動
につれて、2個の隣接するゾーンにまたがる該トランス
ジユーサによつて読出すことができるようにされており
、該磁化方向の変動は全てのゾーンにおいて同じ位置を
占める該サブセツト内の各々のデータ項目を表わしてお
り、2個の隣接するゾーンにおける2個の等しい磁化方
向の変動の生起は、各方向の変動がデータの所定の項目
を表わすものであり、また、前記2個の隣接するゾーン
が該ゾーンにまたがる磁気トランスジユーサによつて同
時に読出されたときに所定のデータ・ユニツトを表わし
ており、前記データ・ユニツトは第1の意味をもつもの
としで該トランスジユーサから誘起された信号の振幅に
よつで規定されるものであること、および、2個の隣接
するゾーンにおける2個の相異なる磁化方向の変動の生
起は、前記2個の隣接するゾーンがそれらにまたがる磁
気トランスジユーサによつて同時に読出されたときに第
2の意味をもつ第2のデータ・ユニツトを表わしており
、該トランスジユーサは該第1に記述された信号とは異
なる振幅の信号を発生させるものであること、惰こよつ
て特徴づけられた前記磁気記録媒体。
本発明の実施例及び従来例本発明の他の特徴や利点は、
単なる非限定的例として図面に示した本発明の具体例に
関する以下の説明力)ら明らかとなるであろう。
本発明による磁気記録媒体の基準ゾーンにデータを書込
む仕方に関してより深い理解を得るために、先ず第1図
、第2図および第3図を参照して2,3の点につき説明
しておくのが有意義であろう0第1図および第2図は、
磁気デイスクである9ことを可とする磁気記録媒体の表
面にデータを書込みかつ該表面に亘つで分布する仕方を
示しでおり、他方第3図は基準領域にデータを書込む従
来からのやり方を示しでいる。
第1図には磁気デイスク記憶装置に属する磁気5デイス
タD上の連番jのトラツクの一部分が示されている〇第
1a図および第1b図を単純化するために磁気デイスク
D土のトラツクjの部分は矩形で表わされている。
磁気デイスクDは、磁性材料から或る薄い層CMが付着
された非磁性金属材料から形成された担体SMから構成
されている。
当然のことであるが磁性材料を磁化するためには、先ず
磁性材料を磁気読取り/書込みヘツドに!5より発生さ
れている磁界に曝らす必要がある。
この場合、該磁界の強さは、磁性材料を飽和するのに充
分な大きさのものでなければならない。即ち磁界の強さ
Hが或るレベルH8に達すると直ちに磁性材料の磁気誘
導が限界値B8に達しなければJOならない。次いで磁
界は零に減少される。その際磁性材料内には値が零でな
い磁気誘導が残留する。これが「残留誘導もしくは残留
磁気」Brと称されるものであつで、その大きさは用い
られている磁性材料により異なる。デイスクD上の連番
jの各トラツクにデータを書込む際には、磁気読取り/
書込みヘツドTによつて複数の要素磁石A,j,A2j
,A3j,A4j,A,j等が発生される。
要素磁石AljないしA,jにおける磁気誘導の方向も
しぐは向きを定める磁化の軸F,jないしF,jは、担
体SMに対して平行であり、順次反対の向きもしくは方
向を有している。
即ち軸F,,の方向は軸F2jの方向と反対であり、軸
F2jの方向は軸F,jの方向と反対であり、以下同様
である。要素磁石内の磁気誘導の値は(+Br)または
(−Br)に等しい。したがつて、磁石Al,における
誘導値が(+Br)であるとすれば磁石A2jの誘導値
は(−B,)となり、以下同様のことがあてはまる。要
素磁石の長さは変動し得る。第2図は磁気デイスクの表
面にデータを分布する好ましい仕方を示し第2a図には
矢印Fの方向に回転しそして有効記録領域が円D,およ
びD2によつて劃定されているデイスクDが示されてい
る。
このデイスクD上には円S。,S,・・・・・・Si・
・・・・・Sn(7)n個の同等で隣接するセクタが劃
定されている〇第2b図に見られるように、各セクタS
iは2つの部分SDOiおよびSADiに分割されてお
り、これら2つの部分には、それぞれデイスク・メモリ
装置が所属するデータ処理組織によつて処理されるデー
タ、ならびにトラツクの位置出しデータ(トラツクのア
ドレスおよびトラツクに対する磁気ヘツドTの位置を制
御するためのデータ)、および連接のセクタSi+1内
の任意のトラツクに欠陥があるか無いかを表示するデー
タが記録されている0図ではアドレスの部分SADiの
面積はデータの部分SDOiの面積よりも非常に小さい
第2c図および第2d図は円C内に含まれるセクタSi
(7)SAD部分の拡大図である。セクタSiの各SA
Di部分は、N個のゾーンZRPiO・・・・・・ZR
Pij・・・・・・ZRPi(N−1)に分割されてお
り、これらゾーンが基準ゾーンと称される。説明の便宜
上最初から5番目までのゾーンZRP,OないしZRP
i4だけを図示し、これらゾーンを矩形で表わした。い
ろいろな基準ゾーンZPRij間の境界は、円形の磁性
軸AXjである。
図から理解されるように各セクタSiにおいて連番jお
よび軸線AXjjを有するトラツクは、それに関連しで
基準ゾーンZRPijを有する。
したがつて、トラツクOはそれに関連する基準ゾーンZ
RPiOを有し、トラツク1はゾーンZRPiOを有し
、以下同様の組合せが成されている。磁気デイスク土の
基準ゾーンにデータを書込む従来からのやり方において
は、各ゾーンZRPijは、先に述べた特許願と特開昭
52−119913号明細書に記載されているように、
トラツクのアドレスを書込むのに必要なビツト数に少な
くとも等しい複数個の等長の個々のセルから成る群を有
している。
第3図にはこのような個々のセルの実際例が示されてい
る。
即ち基準ゾーンZRPijにおけるセルCkおよび連接
セルCk−1およびCk七の部分が示されている。セル
の各々は4つの等しい部分CPl,CP2,CP3およ
びCP4に分割されており、それらの境界は位置Pl,
P2,P3およびP4にある。
即ち位置P1は部分CPlおよびCP2間の境界であり
、以下同様である。各セルは、磁性材料層の磁化方向に
おける2つの連続した変動を格納している。
これら変動は第3図において二重の線で表わされている
また同図には各セル毎に部分CPlないしCP4の各々
における磁気誘導の方向および記号が示されている。磁
化方向における2つの変動の各々は、次のような2つの
位置を占めることができる。即ち、「第1番目の変動」
は位置P1かまたは位置P2のいずれかを占めることが
でき、そして「第2香目の変動」は位置P3かまたは位
P4のいずれかを占めることができる。第3図に示すよ
うに、P1またはP3の位置を占める磁化方向の変動は
、[論理0」に等しいビツトを表し、他方P2およびP
4位置を占める変動は、「論理1」に等しいビツトを表
わす。
換言すると、従来のデータ書込みのやり方での基準ゾー
ンZRPijに格納されるビツトおよびデータの値は、
対応の磁化方向の変動により該ゾーンにおける各セル内
に占められる予め定められた位置の関数である。またビ
ツトの値に関係なく対応の磁化方向の変動は常に同じ性
質のものである。例えば第3図に示すように負の性質で
ある。本発明による磁気記録媒体土の基準ゾーンへのデ
ータ書込みのやり方は第4図に表わされている。即ち、
この図には5つの連接する基準ゾーン、即ちゾーンZR
PiOおよびZRPi4から成る部分が示されでおり、
磁気デイスクの運動方向は矢印Fで表わされている。こ
れらゾーンの各々において2つのランダムなデータ・ビ
ツト即ちビツトBkおよびBk−1について考察してみ
る。
なおビツトBk−1はビツトBkに先行する。これらの
ヒートはアドレス・ビツトでも、またヘツドTの位置を
制御するためのビツトであつても、あるいはまた欠陥を
表わすビツトであつてもよい。本発明によればビツトの
値は、ビツトに対応する磁化方向における変動の性質の
関数であり、各ビツトは常に基準ゾーンZRPijにお
いて同じ位置を占める。
本発明の好ましい実施形態において、1つのビツトに対
応する磁化方向変動性質が正である場合にはビツトの値
は「1」に等しいとされる〇その性質が負である場合に
は対応のビツトの値は「0」に等しい。
したがつて明らかなように、負の性質の磁化方向の変動
を「0」に等しいビツトに対応させて、2つのビツトに
対し反対の符号化を採用することができる。先行のビツ
トBk−1の値に依存して各ビツトBkに先行し磁化方
向の付加的変動FRi,kをこれら2つのビツトBk−
1およびBk間に挿入するかまたは挿入しない。
この付加的変動を「調整用変動」と称する。そこで第4
図のゾーンZRPi2について考察すると、ビツトBト
,およびBkは同じ値であるので調整用変動FRi2k
の挿入が必要である。と言うのは、ビツトBト,の右側
に位置する部分PDk−1における磁気誘導の値は正で
あり、そしでビツトBkの左側に位置する部分PGkの
磁気誘導の値は負であるからである。図から明らかなよ
うに、他の4つのゾーンZRPlO,ZRPll,ZR
Pi3およびZRPi4のいずれにおいても調整用変動
FRijkの存在は必要とされない。
と言うのは、これら領域もしくはゾーンに書込まれてい
るビツトBk−1およびBkは異なつた値であつて、ビ
ツトBkの右側および左側の部分PDk−1およびPG
kにおける誘導値が同じであるからである。(即ちゾー
ンZRPi3およびZRPi4では正でゾーンZRPi
OおよびZRPilでは負である)。次に第5図を参照
するに、この図には従来のデータ書込みのやり方と比較
して本発明による基準ゾーンにおけるデータ書込みのや
り方の利点が明瞭に示されている。
第5a図には、ゾーンZRPi2,ZRPi3およびZ
RPi4に従来のやり方で書込まれたビツトBkが示さ
れている。
第5b図には、第5a図と同じ値を有し本発明のデータ
書込みのやり方に従つて同じゾーンZRPi2ないしZ
RPi4に書込まれた同じビツトBkが示されている。
第5a図および第5b図双方において、磁気ヘツドTは
極めて簡略な形態で示されておつて、ヘツドはトラツク
3の軸線Ax上に位置する0即ちゾーンZRPl3およ
びZRPl4にまたがつて位置する場合、および、トラ
ツクの軸線AX2上、言換えるならばゾーンZRPi2
およびZRPi3にまたがつて位置する場合が示されて
いる。ビツトBkはゾーンZRPi3およびZRPi4
においては「0」に等しい。またゾーンZRPi2にお
いては「1」に等しい〇先ず第5a図を参照する。
磁気読取り/書込みヘツドTが軸線AX3上に位置する
時には、該ヘツドが発生する信号はS,であつて、これ
は振幅Aを有するパルスである。ヘツドTが軸線AX2
上に位置する時には、ヘツドによつて発生される信号は
2つのパルスS2,およびS22から成る不確定信号S
2であり、これら2つのパルスはA/2に等しい同じ振
幅A′を有している。次に第5b図を参照する。
ヘツドTがゾーンZRPi3およびZRPl4にまたが
つて位置する時には、ヘツドは振幅Aのパルスである信
号S3を発生する。またヘツドがゾーンZRPi2およ
びZRPi3にまたがつて位置する時には、ビツトBk
に対応する信号は信号S4即ち振幅が実質的に零である
不確定信号である。この信号にはビツトBkがゾーンZ
RPi2に書込まれている場合がそうであるように、ビ
ツトBkに調整変動が先行している場合パルスSFRが
先行する0このようにして読出された2種類の信号を、
いずれもデータ・ユニツトと呼ぶ。先に述べたように、
従来のデータ書込みのやり方の場合には読取り欠陥の可
能性があつて、そのためにヘツドTから発生される読取
り信号の振幅に対し25%以上の公差が必要とされるの
で、種類S,であるべき信号が種類S2の不確定信号に
変換される可能性が生じその結果ビツトの値の判定に誤
りが生ずる危険性は無視し得る程度のものではない。
これに対し本発明によるデータ書込みのやり方の場合に
は、種類S3の高振幅の信号が実質的に零である振幅を
有する種類S4の信号に変換される危険性は、完全に無
視し得ることが理解されるであろう。従がつて、本発明
による書込みのやり方はビツトの値を非常に大きな精度
で判定することを可能にする。
次に第6図を参照して説明する。
この図には連番が124および125である2つのトラ
ツクの2つのアドレスを書込むやり方が示されている。
なおこれらアドレスは、例えば1961年エデイシヨン
・トウノート社によつて発行されたH・スービエ・ヨミ
一著の文献第253頁および第254頁に記述されてい
るような「グレイ(Gray)」と称する整合2進コー
ドで書込まれているものとす。第6a図は整合2進コー
ド即ちグレイ・コードで表わされた数124および12
5を示す。第6b図は磁気デイスク上の基準ゾーンZR
Pi24およびZRPi,2,に書込まれた上記数値を
示し、この場合ビツトは直列に書込まれたアドレスを構
成する。第6c図には磁気ヘツドTによつて発生される
読取り信号が示されている。第6a図から明らかなよう
に、グレイ・コードの本質的な特徴は、2つの相続くア
ドレスがこれら2つのアドレス間の唯1つのビツトにお
ける変動によつて識別されると言う点にある0従つてグ
レイ・コードで書込まれた2つのアドレス124および
125は最後のビツトにおいて異つている。
即ちトラツク124の場合には最後のヒツトは「0」に
等しく、トラツク125の場合には最後のビツトは「1
」に等しい。次に第6b図を参照するに、トラツク12
4および125のアドレスは9ビツトB,,B2・・・
・・・・・・B,で書込まれており、これらビツトはそ
れぞれ位置PlレP2l}P3レP4!110P91を
占めるO調整用変動は位置P,O,P2O,P3O・・
・・・・P,Oを占める。
ビツトB,およびB,の1つにより占められる各位置に
対しビツトの値が示されている。これから明らかなよう
に、位置P2O,P,。,P6OおよびP7Oを占める
アドレス124および125に共通のの4つの調整用変
動がある。アドレス125は位置P,Oに位置する余分
の調整用変動を有している。調整用変動は第6b図にお
いて二重の線によつて示されている。また第6b図には
ビツトB1ないしB,によつて占められる位置の各々と
調整用変動との間の磁気誘導の記号が示さイしている〇
次に第6c図について考察する。この図から明らかなよ
うに、基準ゾーンZRPi,24およびZRPll2,
にまたがつて位置するものと想定するヘツドTによつて
発生される信号は、パルスSBl,SB2,SB3・・
・・・・SB8およびアドレス124,125のB9ビ
ツトに対応する不確定信号SINCと位置P2O鯵P5
O,P6O,P7O,P8OおよびP9Oに位置する調
整用変動にそれぞれ対応するパルスSFR2,SFR5
,SFR6,SFR7およびSFR8である。明らかな
ように、4つのパルスSFR2,SFR,,SFR6お
よびSFR7は負であつて振幅−Aを有している。
パルスSFR9は正であつて+A/2に等しい振幅を有
している。また第6c図から明らかなように振幅Aおよ
び−Aを有するパルスを不確定パルスSINCと混同す
る危険性は実質的に無視することができ、このことはパ
ルスSB,ないしSB8に対応するビツトB1ないしB
8の値ならびに不確定信号SINCに対応するビツトB
,の値を判定する上に高い精度が得られることを意味す
る。なお、この第6c図に示されているような出力パル
ス列において、情報として意味のあるものは、第6b図
に示されている位置Pll,P2l,P3l,P4l)
P5l,P6レP7レP8lおよびP9lにおいて生起
するものであるから、例えば、これらのパルス列と同期
がとられるクロツク・パルスを図示されでいない適当な
手段によつて発生させ、両者のANDをとることにより
、前記意味のある情報のみを取り出すことができる。
そして、位置P2O,P,O,P6O,P7OおよびP
,Oにおける調整用変動に基づく出力パルス列は、前記
クロツク・パルスとの間でANDがとられることはなく
、したがつて、その出力は抑制されることになる。また
、この第6c図に示されでいる出力パルス列は、第6b
図の記載からも認められるように、ヘツドTは基準ゾー
ンZRPil24とZRPil2,との境界にその中心
がくるようにされているため、124に相当するTtO
OlOOOOlO″および125に相当するTtOOl
OOOOll′2が夫々に独立して読出されることはな
い。第7図には、本発明によるデータの基準ゾーンへの
書込みを実施する第2の好ましいやり方が示されている
このやり方においては、セクタSi+,内の連番jのト
ラツクが書込み欠陥を有しているか否かを表示する欠陥
表示データ・ビツトVALID・・な1Jらびに基準ゾ
ーンZRPijにおける「1」に等しいビツトの数が奇
数か偶数かを表わすパリテイ・ビツトPARlTYij
の書込みが行われる。
説明の便宜上、第7図には6つの基準ゾーンZRPi(
j−4)ないしZRPi(j+,)が示されている。ビ
ツトVALIDijおよびPARITYijは好ましい
例として基準ゾーンZRPijの終端に位置しでいるも
のと想定する。基準ゾーンの終端に位置するビツトとは
、該ゾーンに書込まれている全べてのビツトのうちデイ
スクが通過する際にヘツドによつて最後に読取られるビ
ツトである。また第7図には、連番jのトラツクのアド
レスの最後のビツトB,が示されており、このビツトは
位置P9lを占める。また同図には各種基準ゾーンZR
Pi(j−4)ないしZRPi(j+1)間の境界AX
j−4,AXj−3,AXj−2,AXj−1,AXJ
も示されている。ビツトVALIDijは位置V,を占
め、その調整用変動は位置。
を占める。調整用変動V。の存在でビツトB,の値に対
してゆとりもしくは公差を持たせることが可能である〇
ビツトPARITYl,は位置PA,を占め、その調整
用変動は位置PAOを占める。
調整用変動によつてVALIDi,の値に対しゆとりを
持たせることができる。第7図にはビツトB,,VAL
IDl,およびPARITY,j各々が占る位置間にお
ける磁気誘導の方向が示されでいる。
欠陥データビツトVALIDijは次のようにコード化
される〇ビツトVALIDijに対応する磁化方向変動
の性質が2つの連接する基準ゾーンにおいて同一である
場合には、これら2つのゾーン間の境界が軸線となるセ
クタSi+1内のトラツクは、欠陥を有しでいないとす
る。
この場合にはヘツドTによつ:5!0 て読取られる信号は振幅Aの信号である。
磁化方向変動の性質が2つの連接する基準ゾーンにおい
で異なる場合には、これらゾーン間の境界が軸線である
セクタS1+1内のトラツクは欠陥を有するものとする
この場合には、ヘツドTによつて読取られる信号は実質
的に振幅零の不確定信号である。このようにしで第7図
を考察すれば明らかなように、ゾーンZRPijおよび
ZRPi(j+1)の場合には負の誘導から正の誘導へ
の変動(正方向の変動)があり、このことはセクタSi
+1内の連番jのトラツクに欠陥がないことを意味する
ゾーンZRPi(j−1)およびZRPijについても
同じことが言え、セクタSi+1内の連番(j−1)の
トラツクには欠陥がないことが判る。ゾーンZRPi(
j−3)およびZRPi(j−2)の場合にも正の磁気
誘導から負の磁気誘導への変動があり、このことはセク
タSi+,内の連番(j−3)のトラツクが欠点を有し
ないことを意味する。同じような基準に従つてセクタS
i+1内の連番(j−4)のトラツクにも欠陥がないこ
とが判る。しかしながら基準ゾーンZRPi(j−2)
およびZRPi(j−,)の場合には磁化方向の変動が
異なつた性質のものであつて、従つてセクタSi+1内
の連番(j−2)のトラツクは欠陥を有している。
ビツトPARITYijのコード化はビツトALIDl
,のコード化に類似する。2つの連接する基準ゾーンを
考察するに、ビツトPARITYilに対応する磁化方
向の変動の性質がこれら2つのゾーンにおいて同じであ
る場合には、ビツトPARITYllは「月に等しいと
見做され、このことはこれら2つのゾーン間の境界が軸
線であるトラツクに対応する基準ゾーン内の「1」に等
しいビツトの数が偶数であることを意味する。
他方上記2つのゾーンにおける磁化方向の変動が異つて
いる場合には、ビツトPARITYl,は「0」に等し
いとされ、これら2つのゾーン間の境界を軸線とするト
ラツクに対応する基準ゾーン内の[1」に等しいビツト
の数は奇数であることを意味する。
第7図を考察すれば明らかなように、基準ゾーンZRP
ijおよびZRPi(j+1)の場合にはビツトPAR
ITYljに対応する磁化方向の変動は、上記2つのゾ
ーンに対して同じであるのでビツトPARITY・・は
「1」に等しく、このことは基1j準ゾーンZRPij
内のビツト数が偶数であることを意味する。
同じことが基準ゾーンZRPi(j−1)およびZRP
i(j−,)についても言え、基準ゾーンZRPi(j
−2)内のビツト数は偶数であることを意味する0また
2つのゾーンZRPi(j−3)およびZRPi(1−
4)内のビツトPARITYijに対応する磁化方向の
変動の性質が同じであるので、基準ゾーンZRPi(j
−4)内のビツト数は偶数であることが判る。またゾー
ンZRPijおよびZRPi(j1)の場合には磁化方
向の変動の性質が異なつており、したがつてビツトPA
RITYijは「0」に等しい。
同様にして、基準ゾーンZRPi(j−3)内の「1」
に等しいビツトの数は奇数であることが判る。と言うの
は、基準ゾーンZRPi(J,.2)およびZRPi(
j−3)内のビツトPARITYijに対する磁化方向
の変動はその性質が異つでいるからである。基準:/−
ンZRPi(j+0,ZRPij,ZRPi(j1)の
場合にはビツトVALIDijに先行して調整用変動が
挿入されている〇ゾーンZRPi(j+1)およびZR
PijならびにゾーンZRPi(j−2)の場合には、
ビツトPARITYijに先行して調整用変動が挿入さ
れている。
さらに第7図には、ヘツドTがゾーン ZRPi(j−1)およびZRPi(j−,)にまたが
つている時、即ち軸線AX(j−2)上に位置する時に
ヘツドTによつて読取られる信号が示されている。
図から明らかなように、ビツトVALIDijに対応す
る信号は振幅零の不確定信号SINCであり、他方ビツ
トPARITYijに対応する信号は振幅一Aの信号で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気デイスクのような磁気気録媒体上にデータ
を書込むやり方を簡略なダイヤグラム形態で示すもので
あり、第1a図は1つのトラツクに沿つた横断面図で第
1b図は上から見た図であり、第2図の第2a〜第2d
図は磁気デイスダの表面上にデータを分布する好まし.
い仕方を示し、第3図は基準ゾーンにデータを書込む従
来のやり方を図解し、第4図は本発明による磁気記録媒
体上の基準ゾーンへのデータの書込みを図解する簡略ダ
イヤグラム、第5図の第5a図、第5b図は従来のデー
タ書込みのやり方と比較して本発明によるデータ書込み
のやり方の利点を図解し第6図の第6a1第6b及び第
6c図は本発明によるデータ書込みのやり方を実施する
好ましい例を示すものであつて連番jおよびj+1の2
つの連接するトラツクのアドレスをこれら2つのトラツ
クに対応する基準ゾーンにグレイ・コードと称する重み
付けされた2進コードで書込むやり方を示すものであり
、第7図は本発明による書込みのやり方を実施する好ま
しい例を示すものであつて欠陥表示データを基準ゾーン
に書込むやり方を例示するものである。 S・・・・・・セクタ、B・・・・・・情報項目、D・
・・・・・磁気デイスク、T・・・・・・磁気読取り/
書込ヘツド、CM・・・・・・担体、A・・・・・・要
素磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個のトラックおよび複数個の基準ゾーンに2進
    コード・データを保持する磁気記録媒体であつて、該媒
    体には少なくとも1個のデータ項目のサブセットが含ま
    れ、その各々は磁化方向の変動によつて規定されるもの
    であり、該項目は隣接する基準ゾーンに沿つて配列され
    て、磁気トランスジューサおよびゾーンの相互の相対移
    動につれて、2個の隣接するゾーンにまたがる該トラン
    スジューサによつて読出すことができるようにされてお
    り、該磁化方向の変動は全てのゾーンにおいて同じ位置
    を占める該サブセット内の各々のデータ項目を表わして
    おり、2個の隣接するゾーンにおける2個の等しい磁化
    方向の変動の生起は、各方向の変動がデータの所定の項
    目を表わすものであり、また、前記2個の隣接するゾー
    ンが該ゾーンにまたがる磁気トランスジューサによつて
    同時に流出されたときに所定のデータ・ユニットを表わ
    しており、前記データ・ユニットは第1の意味をもつも
    のとして該トランスジューサから誘起された信号の振幅
    によつて規定されるものであること、および、2個の隣
    接するゾーンにおける2個の相異なる磁化方向の変動の
    生起は、前記2個の隣接するゾーンがそれらにまたがる
    磁気トランスジューサによつて同時に読出されたときに
    第2の意味をもつ第2のデータ・ユニットを表わしてお
    り、該トランスジューサは該第1に記述された信号とは
    異なる振幅の信号を発生させるものであること、によつ
    て特徴づけられた前記磁気記録媒体。 2 調整変動は、2個のデータ項目の間に位置決めされ
    ており、または位置決めされておらず、該データ項目は
    、それらに対応する磁化方向の変動が同じ性質のもので
    あるか、または同じ性質のものではないかに依存して、
    該サブ・セット内での同じ基準ゾーンに沿つて相互に追
    従するものであることによつて特徴づけられた特許請求
    の範囲第1項の磁気記録媒体。 3 ディスクであつて、円形の等しく隣接したセクタ上
    に分布された該ディスクの各々の面にデータが含まれて
    いる前記ディスクを含んでいる、特許請求の範囲第1項
    または第2項による磁気記録媒体。 4 各々のセクタは2個の等しくない部分に分割され、
    小さい方の部分には基準ゾーンが含まれ、該基準ゾーン
    の数はトラックの数に等しく、各々のトラックは単一の
    ゾーンと関連づけられており、該基準ゾーンには前記デ
    ータ項目のサブ・セットが含まれていることによつて特
    徴づけられている特許請求の範囲第3項による磁気記録
    媒体。 5 所定セクタ内の各々の基準ゾーンに含まれているデ
    ータには、トラックを示すためのデータ項目、即ち、ト
    ラック上で前記セクタを保持する面に関連した磁気トラ
    ンスジューサの位置を制御するために必要とされるそれ
    らのアドレスとデータ、および、トラックに欠陥が含ま
    れているか否かを指示するデータが含まれていること、
    によつて特徴づけられる特許請求の範囲第4項による磁
    気記録媒体。
JP54016258A 1978-02-17 1979-02-16 磁気記録媒体 Expired JPS5953610B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR000007804498 1978-02-17
FR7804498A FR2417824A1 (fr) 1978-02-17 1978-02-17 Mode d'ecriture d'informations sur un support d'enregistrement magnetique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54115212A JPS54115212A (en) 1979-09-07
JPS5953610B2 true JPS5953610B2 (ja) 1984-12-26

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ID=9204707

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JP54016258A Expired JPS5953610B2 (ja) 1978-02-17 1979-02-16 磁気記録媒体

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JP (1) JPS5953610B2 (ja)
DE (1) DE2906020A1 (ja)
FR (1) FR2417824A1 (ja)
GB (1) GB2017364B (ja)

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