JPS605822A - 低合金鋼板とその製法 - Google Patents

低合金鋼板とその製法

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JPS605822A
JPS605822A JP59050822A JP5082284A JPS605822A JP S605822 A JPS605822 A JP S605822A JP 59050822 A JP59050822 A JP 59050822A JP 5082284 A JP5082284 A JP 5082284A JP S605822 A JPS605822 A JP S605822A
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steel
hot
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JP59050822A
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ロドニ−・ジエ−・ジエシマン
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Armco Inc
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    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/16Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing copper
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、改良された降伏強さ、じん性およびすぐれた
浴接性を有する少くとも乞6インチ(4,8mm) の
厚さの低合金j>i材に関するものである。 本発明の鋼材は、鋳造によシ、または素材として予め圧
延されたスラブから、鋼板、鋼棒、鋼管および榴造材の
形に、熱延品として、または熱延/析出硬化品どして、
または熱延/オーステナイト化/急冷、/析出硬化品と
して羨造″1′−ることができる。限定的ではないが、
任意の溶接工8による溶接の加熱区域においてすぐれた
じん性を保持する少くとも;暑。インチの厚さの銅版の
JJJ造において本発明は特に有用である。 本発明の方法によって熱延された銅板は、室温で少くと
も801cs i (5(5KimA )の降伏強さと
、−50”F(−46℃)で縦方向に少くとも20フー
トホント(27ジユール)のシヤルピーV−ノツチ衝千
強さとを示す。本発明の方法によって熱延さ11.析出
硬化さレタ鋼板は、室温で少くとも851(s i (
6UKV′rIJ )の降伏強さと、−50”F (−
46℃)で縦方向に少くともかフートボンド(27ジユ
ール)のシヤルピーV−ノツチ衝撃強さとを示す。通常
法で熱延され、オーステナイト化され、急冷され、析出
硬化された@会、本発明の鋼板は室温で少くとも80 
ksi(56Km+u )の降伏強さと、−80下(−
62℃)で縦方向に少くとも50フートポンド(68ジ
ユール)のシャルピー■−ノツチ衝た強さとを有する。 1976年5月26日発行の英国特WF第1 、436
 、846号は、0.4〜0.8%のニッケルと、0.
7〜1.1%の銅と、0.01〜0.09%の炭素と、
0,02〜0,1%のニオブと、1.1〜1.65%の
マンガンと、0〜0.5%のクロムと、0〜0.6%の
ケイ素と、0〜0、59’oのモリブデンど、0〜0.
01%のホウ素と、O〜0.08%のアルミニウムと、
合計0〜0.1%のジルコニウム、マグネシウム、カル
シウムおよび希土類金属の少くとも一独と、不純分以外
の残分の鉄とを含有し、すぐれた溶接性と高強度とを示
すと主張されている@1「]を開示している。その銅の
実施例は、熱延fi’ji1i板が1050℃までの温
度で仕上げられたとぎ、少くとも450 MN、An”
 (65ks皿)の降伏強さと、70J遷移温度が一1
0℃以下となるようなしん性水準とを有すると述べられ
ている。特定の実施例において、熱延仕上温度は950
°〜1050℃の範囲であった。 ASTM A、710 グレードB鋼は1964年5月
5日にバーレイに対して発行された米国/17j許第3
 、 ] 32 、025号に基クモノテ、コノq:r
 :’F k*4、熱延状態においてづ゛ぐれた冶金特
性組合せを示すとされる低合金Kg造弁1を開示してい
る。この鋼ζ:(、o、os5石までの炭素と、約0.
2〜(175ツらのマンガンと、(1,35%までのケ
イ素と、約1〜1.7’%の銅と、約0.7〜1,6%
のニッケルと、約001〜0.16%のニオブ(コロン
ビウム)と、残分の木り1的(C鉄どな・含もしている
。0.1 %までのアルミニウムも存在することができ
る。この銅は、當福、で少くとも70ksiの14−伏
強さと、−50’Fで少くとも15ft −11)Sの
シャルピーV−ノツチ%j Qi表強さと一少くとも6
09わの絞りとを示す。この銅は約2000′F以上に
加熱1−ることによって処理され、熱延され、約165
0下で仕上げられる。約8500〜1150”Fの範囲
に約1時間加熱することにより析出硬化処理を英施する
こともできる。 マツバラはかりこ対して1976年3月23日に発行さ
れた米国特許第3,945,858号は、0.02〜0
.]、0%の炭素と、1.20〜1.80%のマンガン
と、0.015%以下の硫黄と、0.05〜0.50%
のクロムと。 0、O2N2.10%のニオブと、0.10〜0.50
%のケイ素と% 0.030%以下のリンと、0.05
〜0.50%のニッケルと、0.05〜0.50%の銅
と、残分の鉄と付随的不純物とを含有し低温で低いノツ
チじん性を有するとされる低合金鋼を開示している。希
土類金属または合金も0.01〜0.20%の範囲内で
添加することができる。この鋼は、950 ℃(174
2′N?)以下の温度で30〜80%の絞り率をもって
熱延される。その結果すぐれたノツチしん性が得られる
と述べられている。 レイスドルフに対して1976年5月11日に発行され
た米国特許第3,955,971号は、少くとも60k
siの最小降伏強さと、−80”Fもの低温でのすぐれ
た衝堂じん性など、良い低温特性を有する似合合宿造銅
を開示している。このflAは、0.06〜0.12%
の炭素と、0.20〜1.00%のマンガンと、最大0
.020%のリンと、最大0.015%の硫黄と、0.
15〜0.40%のケイ素と、0.75〜1.50%の
ニッケルと、0,50〜1.25%のクロムと、0.1
5〜0.40%のモリブデンと、0.010〜0.06
0%のアルミニウムと、銅フ′ラスクロムを最大1.5
0%として最大0.75%の銅と、残分の鉄と、通常の
不純分とを含有している。1インチ厚と2インチ厚の鋼
板の処理に際して、サンプルを1650°Fでオーステ
ナイト化し、水冷し、次にそれぞれ1150’F。 12001Fおよび1250”Fで焼もどした。 他の先行技術または本発明者の知る限りの技術は米国特
許第3,692.514号、第3,841,866号、
第3 、849 、209号、第4.008,103号
およびカナダ特許第988,751号を含む。 ASTM e金A710.グレードAは重量%で最大0
.07%の炭素と、 0.40〜0.70ν)マンガン
と、最大0.025%のリンと、最大0.025%の硫
黄と、最大0.40%のケイ素と、0.70〜1.00
%のニッケルと、0.60〜0.90%のクロムと、0
.15〜0,25%のモリブデンと−1,00〜1.3
0%の銅と、最小0.02%のニオブと、残分の鉄とを
含有する。この組成は前記の米国特許第3,692,5
14号に基く。 構造用の低合金@版の分野における多くの先行技術の発
展にもかかわらす、熱延状態において、室温での少くと
も801csiの降伏強さと、−50下での少くとも肋
フート・ポンド(縦方向)および少くとも15フート・
ポンド(横方向)のシヤルピー■−ノツチ衝撃強さとを
有し、熱延/析出硬化された状態において、少くとも8
5ksiの降伏強さと、−5012での少くともかフー
ト・ポンド(縦方向)および少くとも15フート・ポン
ド(横方向)のシヤルピー■−ノツチ衝撃強さとを有し
、急冷/析出硬化状態において、少くとも80ksiの
降伏強さと、−80’Fにおける少くとも50フート・
ポンド(縦方向)および少くともあフート・ポンド(4
7ジユール)(横方向)のシヤルピーV−ノツチ衝撃強
さとを有し、これと共に丁ぐれた溶接性、特に通常のい
1“れかの溶接法によって作られた溶接物の加熱区域に
おけるじん性の保持住金備えた特に厚さ/i6〜21(
4,8〜51mm )の仮(plate )状の鋼の必
要性が存在する。 本発明の目的は、熱延されたままの状態で太ていの用途
に適した機械特性と冶金を旨性とを有する低合金鋼板を
制御された熱延によって?!造1−る方法を提供するに
ある。 本発明の他の目的は、n11記の新規yエフr41′性
組合せを有する少くとも3/i6インチの厚さの低合金
鋼2制御された熱延と析出硬化によって製造する方法ケ
提供1−るにある〇 本発明のさらVこ他の目的は、改良された強度と低温じ
ん性とを示′1″急冷/析出硬化状態の低合金fi’l
板(f−製造する方法を提供する[ある。 本発明の他の目的は、現任の先行技術では得られない前
述の714・仕組合せを有する少くとも”i6インチの
厚さの低合金鋼板を提供するにある。 本発明によれば、熱延状態において電源での少くとも8
t) ksi (56K7.j )の降伏強さと一50
’F(−4に 1:、 )での少くとも加フートボンド
(2゛iジユール)のシヤルピーV−ノツチ仙t9式強
さく縦方向)とを・示し、これと共に溶接物の加熱区域
におけるしん性の保持6〜含めてすぐれた溶接性を有す
る少くとも君12インチ(4,8mm )の厚さの低合
金銅相の製造方法において、本質的に、重量%において
約0.02%〜0.07%の炭素と−1,2%〜2.0
%のマンガンと、最大0.020%の硫黄と、0.59
oまでのケイ素と、0.1%〜0.4%のモリブデンと
、0.01%〜0.1%のニオブと、約0.01%〜0
.10%の酸溶性アルミニウムと、約0.8%〜2.0
%の鋼と、約0.4%〜2,0%のニッケルと、残留ク
ロムと、付随的不純物を除く残分の鉄とから成る銅累材
ケ準備する段階と、前記累月を約1400°〜1700
下(7600〜927℃)の温度範囲内で少くとも30
%の全体絞り率をもって所望の最終厚さまで熱延するこ
とによってオーステナイトの実質的再結晶を避け、重置
に変形された主オーステナイト相な・得る段階と、前記
のオーステナイト相を主として微細な針状フェライトと
下部(IOwer )ベイナイト相とに変態させる速度
で冷却する段階とを含む方法が提供される。 さらに不発明は、前記の熱延されTこ鋼材を約9ooy
 (482℃)とAC□点との範囲内で加熱することに
より析出硬化させ、室温で少くとも85ksi (60
Kg/rtA )の降伏強さと一50°F(−46℃)
で少くとも20フートボンド(27ジユール)のシャル
ピー■−ノツチi’Jil %%強さく縦方向)とに有
する鋼材をうろ追加段階を含む前記の低合金鋼板の製造
方法を提供1°るにある。 不発明の他の実施態様0ておいては、オーステナ・1ト
化され、急玲され、析出硬化された状態において、室温
での少7
【<ても80 ksi (56Kg/mA )
の降伏強さと−80’F (−62℃)での少なくとも
関フート・ポンド(68ジユール)のシヤルピー■−ノ
ツチjiji撃強き(縦方向)とを示し、これと共に溶
接物のυ111区域におけるじん性の保持を含む1″ぐ
れた溶接性を有する少なくともち一ンチ(4,8mnt
 )の厚さの低台金鋼材の製造方法においで、本質的V
C]’B:量%で、約0.02%〜0.07%の炭素と
、1.2%〜2.0%のマンガンと、最大0.020 
′/′’oの鈍黄と、0.5%までのケイ素と、0.1
%〜0.4%のモリブデンと、0.O1%〜0.1%の
ニオブと、約0.01%〜0,10%の酸溶性アルミニ
ウムと、約0.flνb〜2.0%の銅と、約0.4%
〜2.0%のニッケルと、残留クロムと、付随的不純物
以外の残分の鉄とからなる鋼累材を準備する段階と、前
記素材を所望の最終J!λさまで熱延する段階と、(「
11がフェライトに変態する温度に冷却する段階と、前
記の熱延された素材をオーステナイト化範囲内の約16
o00〜1800 ’Ii (871°〜982℃)の
温度に再熱して前記フェライトをオーステナイトに変態
する段階と、前記のオーステナイトの実質全部を主とし
て微細な針状フェライトと低ベイナイトに変態し調音化
粒子の実質析出を避ける速度で急冷する段階と、約90
0’F C482℃)とA。□点との間の温度範囲で加
熱することにより析出硬化する段階とを含む方法が提供
される。 また、不発明は熱延された状態において、室温での少な
くとも80 ksi (56Kg/rA )の降伏強さ
と−50”F(−46℃)での少7よくとも2oフート
ボンド(27ジユール)のシャルピーソーノツチ衝撃強
さく縦方向)とを示すと共に、溶接物の加熱区域におけ
るしん性の保持を含むすぐれた溶接性を有する少なくと
も46インチ(4,8mm )の厚さの低合金鋼材にお
いて、主として針状のフェライト/下部ベイナイトミク
ロ組織を有し、前記の鋼は本質的に重量%で、約0.0
2%〜O’、 07%の炭素ど、1.2%〜2.0%の
マンガンと、最大0.02(1%の硫黄と、0.5%ま
でのケイ素と、0.1%〜0.4%のモリブデンと、0
.01%〜0.10 ’% f) ニー :# フト、
約0.01%〜0.10%の酸溶性アルミニウムと、約
028%〜2.0%ノ銅と、約0.4%〜2.0%のニ
ッケルと、残留クロムと、イ」随的不純物以外の残分の
鉄とから成るようにした低合金鋼板を提供1−るもので
ある。 前記の低合金鋼材は、析出硬化状態において、室温での
少なくとも85 ksi (60h7mA )の降伏強
さと、−50下(−46℃)での少なくとモ207 )
ホントのシャルピー ■−ノツチ衝撃強さく縦方向)と
を示す。 本発明による前記の低合金銅相は、オーステナイト化さ
れ、急冷され析出硬化されたとぎに、室温での少なくと
も80 ksi (56KiJ )の降伏強さと、−8
0″F(−62℃)での少なくとも5oフートボンドの
シャルピー ■−ノツチ郁i繋さく縦方向)とを示す。 以下において、本発明を図面に示す実施例について詳細
に説明する。 本発明の銅の好ましい組成は、本質的に重量%で約0.
03%〜0.05%の炭素と、約1.3%〜1.65%
のマンガンと、最大約0.010%の硫黄と、約0.1
5%〜0,40%のケイ素と、約0.15%〜0.30
%のモリブデンと、約0.02%〜0.05%のニオブ
と、約0.02%〜0.06%の酸溶性アルミニウムと
、71勺1.0%〜1.3%の1同と、約0.7%〜1
.0%のニッケルと、0.25%以下のクロムと、付随
的不純物以外の残分の鉄とから成る。 炭素1は強さに対する寄与の故に重要であり、この目的
から約0.02%の最小値が必−決とされる。 しかし0.07%以上の炭素ばじん性の減少と溶接性の
急激な阻害とを生じる。最終形の銅版は主として微細針
状のフェライトと下部ベイナイトであるから、0.07
%以上の炭素は過剰量のパーライト、粗大な上部(up
per )ベイナイト、および高炭素オーステナイト+
マルテンザイト成分の複斂小区域とを生じる。これらの
相は、実質的強さ増大7’rl。 にじん性を低下させるものど考えられる。約0.0ニ一
1%〜0.05%の炭素範囲で最良の結果が得られろ。 マンガンは、強さとじん性をつるために最小限1.2%
必要とされる。2.0%以上のマンガンは鋳造中に偏析
を牛じるi■能性があり、また溶接中にマルテンサイト
を形成する可能性がある。また低戻素含有量、のマンガ
ン添加剤は比較的高価でk)す、また高濃度tよ融解中
の耐火物の侵食を加速する。 この故に、1.2%〜2.0%、好まし0よ約1. :
(’;’。 〜1゜(15%のマンガンが必要であると考えられる。 餠11の長)買方向と短横方向において延性とじん性に
悪影響を及ば−づ°熱延制板中の硫化物介在物の1!縦
げた( stringcr ) ” 7”、C最小N4
1c D’l ’1−1;二メ、一般に不純物としで存
在する硫黄は最大限(1,020%に匍]限されなげ牡
はならない。好ましくはイ1α黄tま最大限0.01%
に制限される。 ケイ素は脱酸のために添加され、銅に対して、ある程度
の追加強度を与える。しかしケイ素は最大限0.5%に
制限されなければならない。この値を超える量はじん性
と溶接特性に対して有害だからである。 一般に鏑の強化と同化のためにモリブデンが添加され、
こ才tは本発明の鋼においでも同一の機能を有する。し
かしながら、モリブデンを0.1%〜0.4%の範囲内
で、好ましくは約015%と030%の範囲内で添加す
る主な本質的理由は一熱延後の冷却に際して、または次
の再熱と急冷に際して、ニオブと干渉してオーステナイ
トからフェライトへの変態を制限するように思われるこ
とである。 モリブデンは、低温熱延に際して実質的に未結晶のオー
ステナイトを生じさせる。モリブデンが前記の範囲内に
存在するとぎ、ニオブはオーステナイトの再結晶を遅ら
せるのに一層有効である。ジルコニウム、バナジウムお
よびチタンは、モリブデンの存在においても不存在にお
いても、オーステナイトの再結晶を十分に遅らせない、
従っチーこれらの会金元累は本発明の鋼の中においては
ニオブと同等ではない。モリブデンの最大限値0.4%
は遵イされなければならない。なぜかならば、これを超
えた量は溶接中にマルテンサイトを生じ、これは脆く、
従って受入れがないからで、ちる。またモリブデン添加
剤の増大は、強度またはじん性をさらに改良することな
く価格を上昇させる。 オーステナイトの再結晶を遅らせるために、少くとも帆
01%のニオブを添加しなければyrら1fい。任意の
ニオブ水準に対して、約()、1%以下のモリブデンは
、非常に薄い鋼板の場合を除いて十分な杓結晶遅延を生
じない。本発明は約3/】6インチ以上の厚さを有する
鋼材に関するものであるから、0.1%〜0.4%のモ
リブデンと共に0.01%〜0.1%−好ましくは0.
02%〜約0.05%のニオブ範囲が必要である。約0
.1%以上のニオブ水準は圧延前に溶解困難となり−こ
の様な場合にこの添加剤はオーステナイト再結晶の所要
の遅延を生じることなく、1400°〜1700 ’F
の範囲で少くともよ)%の変形を生じる。またニオブの
高水準は価格を上昇させ、じん性の損失を生じ、溶接物
中のクラッキングを促進する。 アルミニウムは処理中の粒度制御のために必要とされ、
この目的のためには酸溶性−の形で少くとも約0.0】
%が必要とされる。結晶粒の粗大化はじん性と強さに対
して有害である。またアルミニウムは、鋼組成中に存在
する残留窒素と有効に化合するが、酸浴性アルミニウム
0.10%の最大値を守らなければならない。なせかな
らば、過剰量は延性に悪影9を及ぼすからである。 銅は析出硬化要素として重要であり、この目的から最小
限約帆8%が必要である2 2.0%以上の銅は過剰で
あって、銅は約1.0%と1.3%の範囲内にある。ま
たこの範囲内の銅は、熱延後の冷却中にまたはオーステ
ナイト化後の急冷中に所要の針状フェライト/下部ベイ
ナイトミクロ組fa k生じるのに役立つ。 熱延中の熱間脆性を避けるため、ニッケルは約・0.4
%〜2.0%の範囲内で存在する。ニッケルは高価であ
るから、最大値2.0%、好ましくは1.0%に制限さ
jl、また広最大限値を超える量は溶接の問題を生じる
可能性がある。 本発明の鋼のマンガン含有量と銅含有量の範囲け、低合
金@ 41について通常使用されるものよりも高い。こ
のような高い含有険範囲は鋼の強さとじん性とを増大し
、またマンガンは一オーステナイトの再結晶を遅らせる
ためにニオブをさらに有効とする点においてモリブデン
と同様に作用1−るものと考えられる。またマンガン(
ri微細!、r剣状フェライトと下部ベイナイトの形成
を促進するのに役立つ。 クロムは、比較的高いマンカン含有蔽と共にミクロ組社
中に上部ベイナイトを形成し、こオしがじん性に対して
非常に有害であるが故に、残留鍍(最大限約[)、25
%)に制限される。先行技術の鋼板において、高い強さ
をつるためにクロム□□□・使用すれば、その結果じん
性を犠牲にした。不発明の銅においてはこの問題は避け
られろ、まプこクロムの添加は溶接物の中にマルテンサ
イトを形成さぜ−じん性を低下させ、また水素クラッキ
ングの可能性を増大する。 熱延の最終段階においてオーステナイト再結晶を遅らせ
ることの重要性は、主として重度に変形し、たオーステ
ナイト相をうるに、ある。約1400゜〜1700 ’
Fの温度範囲内において少なくとも30%の全絞り率が
そのために必要であることが発見さnた。絞りは】回ま
1こは数回のバスで実施することができる、好ましくは
、14000〜1600°Fの温度範囲内において全絞
り率は少なくとも50%と1−ろ。本発明の制御された
方法においては、念図的に熱延中にフェライトが形成さ
れない。これより筒い圧延温度においては、または臨界
量のニオブ、モリブデンおよびマンガンの添加剤を含イ
ー■しない鋼においては、熱延中に、各圧延バス後に、
変形結晶粒が直ちに再1<Il+晶して新しい非変形ま
たばひ1”みなしの結晶粒となるが、本発明においては
、鎖の組成の故に実質的再結晶は生じ1.cい。故に、
熱延の終了時に、オーステナイト結晶粒が高度に変形さ
れる。熱延終了後の冷却時に、変形さオシたオーステナ
イト(14造か通常のようにフェライトに変態するが、
このフェライトは多角形結晶粒よりは主として微細な針
状結晶粒である。本発明の銅の高い強度とじん性は、主
として針状のフェライト/下部ベイナイトミクロ組織に
よるものである。 不発明の急冷/VC出硬化tN版の製造に際しては。 少なくとも30%の絞りが約14000〜] 700 
’I?の温度範囲で実施さオし一ニオブ、モリブデンお
よびマンガン添加剤によってオーステナイト11)結晶
か遅らさオするように熱延を制御することは絶対心安で
はない。しかしながら、この制p1された熱延を使1.
1.Iすることもでざる。通常の熱延後の段階は、熱延
’#1%’l:こス1〕板を、オーステナイト化範囲の
温LW、jJljち約]600°〜1800’F、好ま
しくは約16500〜J700°F(899°〜927
℃)の範囲の温度に再熱J−ろ段階を含む。実質的に全
部のフエラ−(ト相街オーステナイトに変態したのち、
オーステナイトを実質的に全量の做〃1■1針状フェラ
イトと下部べ1ナイトに逆忽悪させるように急連に、ま
た大部分の”iilを固溶体状態に保持するに十分な速
度で急冷1−ろ。この段階の急冷媒質は水でなけオシは
ならない、1、rぜかならは、油、塩または強制循還空
気などの媒質は約3.78インチ(9,5m口])の厚
さまでの薄い鋼板の場合を除いて、微細粒子としての銅
の析出を防止するに十分な冷却速度を生じないからであ
る。 析出硬化段階は約900°FとAc1点の温度範囲に加
熱するにある。約900″F以下の温度においては、銅
は過当な時間内に析出することなく、また形成した少量
のマルテンサイトが十分に焼戻されない。 これに反して、Ao1温度以上に、即ち約1300°F
以上に加熱されれば、一部のオーステナイトが再び形成
して、これが次の空冷に際して脆いマルテンサイトvc
g態する。また、先行急冷段階に際して銅の析出を避け
る必要がある。なぜかならばこのような早期の析出は鋼
の強さに役立たないからである。この故に、銅を固溶体
状態に保持する程度に急速rj急冷速度が必要とされる
。好ましくは折出硬化温度範囲は約1000°〜120
0°F(538゜〜649℃)の範囲内と1−る。 本発明の制御された熱延工程によって低合金鋼板を熱延
されたままの状態で製造する際に、現在ASTM A7
10 グレード Aクラス1 合金銅について必要とさ
れている析出硬化またはその他の強化段階の必要なく、
室温において少なくとも80ksiの降伏強さが得られ
る。これは処理コストを減少させ、またスケールの発生
が少1工いので表面が改良される。またlr芋に、幅広
い、比較的’tII7い、;!46〜3/8インチの厚
さ範囲の鋼板におい′で平i′;1性が改良される。同
時に、縦方向と横方向におけイ)すぐれたしん性が得ら
れる。 付図のm1図と第2図について述ベオしは、これらの図
に」dいては本発明の制御された熱延工程と析出硬化と
を受けた鋼について引張り強さとじん性がグロットされ
ている。第1図から明らかなように本発明の鋼は、AS
TM A7]0 グレードAおよびモリブデン以外は本
発明の組T父範囲内にある鋼よりも実質的に高い引張り
強さと降伏強さとを示す。同じく第2図は、本発明の鋼
の延性−脆性転移温度がAS’、I’M A710 グ
レードAよりも実質的に高く、モリブデンを除いて本発
明の組成範囲内にある鋼と同等であることを示している
。 この明細書には報告されていない予備的実験テストのの
ちに、一連の製造テストを実施した。表1にまとめられ
ているように、ヒートAは本発明の什)の好ましい範囲
内のすべての主要元素をもって製造された。このヒート
からとられたスラブに対して、辿當の熱延法と本発明の
制御された熱延法とを用いて、種々の厚さのグレート状
に熱延した。スラブの熱延のための再熱1u?L度は2
250°〜2350 ′F (1232’ 〜1288
℃)ノ範囲内テ、b ツ7’、−0これらのテストにお
ける制御された圧延は、1500゜〜1700°Fの温
度11龜囲で65%〜70%の絞り率を含んでいた。熱
延仕上温度は約1450’と1500°l?の間であっ
た。通常の熱延法は、1700下以下における僅少な絞
りと、約1600°Fの仕上温度とを含んでいた。史[
jべての厚さの試料に対して圧延後[−1100下(5
93℃)の温度で、1時間、析出硬化を実施し、次に空
冷を実施した。 表1から明らかなように、熱延されたままの状態では、
本発明の制御された熱延法によるサンプルは通常熱延法
によるサンフ゛ルよりも降伏強さと引張り強さにおいて
わ1′かにすぐれている。これより太き1fμ味を有す
るのけ、本発明の制御された熱延法で処]!11された
すべてのサンフルの圧延されプこままの状態でのしん性
の劇的7.c優越性である。 析出硬化されたサンフルは、圧延されたままの状態の同
一サンフルに比して降伏強さと引張りす(1(さにおい
て顕著な増大を示し、また本発明の制御された熱延法余
受けたサンフルは:iih常LI:、延法ケ受けたサン
フルに比して降伏強さにおいてわ1かにすぐれていた。 この場合にも、本発明の制御された熱延f:受けた析出
硬化状態のサンフルのじん性Qよ通常の熱延を受けたの
ちに析出イ期化さ1またサンフルよりも著しくすぐれて
いた。 直接比較のため、車量%において(1,035%の炭素
、0.44%のマンガン、0.010%のリン、0.0
15%の硫黄−0,28うbのケイ累、0.68うaの
クロム、0.89%のニッケル、0.21%のモリブデ
ン、1.16%の銅、0.044%のアルミニウム、0
.045%のニオブおよび残分の本質的に鉄とから成る
AST八・IA 710 グレードA<alのヒートB
と同一のテストをヒートAのサンプルに対して加えた。 両方のヒートのサンプルを本発明の制御された熱延法に
よって厚さbインチ(12゜7mm)の板に熱延し、ま
た各階のサン7″ルに対して1100°F (593℃
)で1時間、析出硬化を実施した。他の点において処理
法は前記と同一であった。 横方向引張り強さと縦方向および横方向のじん性とを表
itに示した。熱延されたままの状態のヒートAの降伏
強さは析出硬化された状態のヒートBの降伏強さと実質
的に同等であった。析出硬化された状態では、ヒートA
の降伏強さはヒートBよりも実質的に高かった。制御熱
延された状態の不発明の銅の縦方向じん性は、析出硬化
状態のヒートBよりも実質的に高かった。 本発明による鋼の追加ヒートを製造し、その組成を表■
」に示した。 表■のヒートCとDおよびヒートAの鋼のサンフールに
対してそれぞれ】n1常熱延と制御熱延、オーステナイ
ト化、急冷、析出硬化を実施した。これらのテストのた
めに種々の厚さの銅板を製造した。 約1650丁(900℃)の温度まで再熱することによ
ってオーステナイト化し、約30〜75分間保持し。 水で急冷した。析出硬化は1200’Fまたは1100
下で加分間実施され、これにつづいて空冷した。 これらのサンプルの引張り強さとじん性を下記の表■に
示す。この表から見られるように、少1.cくとも1イ
ンチまでおよび1インチを含む19さの鋼板について9
0ksi以上の降伏強さが得られた。 86.4〜88.3ksiの降伏強さを’l’+ +る
1111記より厚い鋼板については、1000下(53
8℃)での析出硬化によって若干高い降伏強さが得ら1
するであろう。 また熱延法が通常法であるか本発明の制御された熱延法
であるかにかかわらず、すべてのサンフルについて顕著
1.c縦方向じん性が得られたことtま明らかである。 また横方向じん性情も一般VC′1−ぐ11ておシ、−
at下における目標イ直35フートボンドよりも十分に
高かった。 次に第3図と第4図には、ヒートへの鋼のhインチ(1
9mm )の鋼板の厚さ中央部からとられたサンフ”ル
のミクロ組織を示す。 第3図は通常の熱延法を受けた熱延された状態の再結晶
した結晶粒組織を示す。第4図は本発明の制御された熱
延法によって得られた変形され1こ結晶粒組織を示し、
これは主として微細な粒子から成る針状フェライトであ
る。 第5図は、不発明の制御された熱延法によって熱延され
たあとのASTM A710 グレードA銅(ヒー)B
)の結晶粒組織を示す。この試料は1/2インチ板の厚
さ中央部においてとられた。 このミクロ組織は、変態前[再、結晶したオーステ・ 
ナイトから生じる多角形フェライト、パーライトおよび
ベイナイトを含んでいる。 第6図は、本発明の制御さtt、た熱延処理を受けた1
72インチ板の厚さの中央部でとられた本発明の銅(ヒ
ー)A)のミクロ組織を示1−0このミクロ組織は、完
全には再結晶しなかったオーステナイト相から変態によ
って得られた非常に微細な針状7エライトと一部の下部
ベイナイトである。 第3図と第4図においては、同−鋼が相異る熱延状態に
処理され、そのミクロ組織の顕著な差異は、圧延された
ままの状態の特定組成の鋼について本発明の制御された
熱延法を実施することの重要性を示−づ−。第5図と第
6図においては、州外る鋼に対して本発明の同一・の制
御された熱延処理を実施し、本発明の鋼は非常に微細r
、c 91状フ工ライトミクロ組織に変態したが、通常
の先行技術の鍋は多角形フェライト/パーライト/ベイ
ナイトミクロ組織に変態した。これは本発明の鋼の組成
の重要性を示1゜ 故に、本発明の、最終製品の処理状態がどのようであれ
、その組成に関して重要性を持つことし、1明白である
。!!:た本発明の制御1された熱延法tよ、所望の特
性組合せを有する熱延状態の銅板および熱延析出硬化鋼
板の製造にとって重要であることも明白である。オース
テナイト化され、急冷され、析出硬化された例月の製造
のためには、制御された熱延法は必要でない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鈴1、ASTM A710グレードA
およびモリブデンを含有しない本発明のfTI’4の降
伏強さおよび引張強さと銅iの厚さとの1関係を示すグ
ラフ、第2図は第1図の鋼の延性−脆性転移温度と鋼板
の厚さとの関係を示すグラフ、第3図と第4図は本発明
の鋼の熱延された鋼板の200X顕徽鏡写具、第5図は
ASTM A7】0グレードAの熱延さ扛た状態を示す
200 X顕微1c写真、また第6図は本発明のfi、
41の熱延さi”した状態を示す200X+a微鋭写真
である。 出願人代理人 猪 股 7■ 手続ネ市正書 (方式) 1 事件の表示 昭和59年 特許願 第50822号 2 発明の名称 低合金鋼板とその製法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 アームコ、インコーホレーテッド 4 代 理 人 昭 和 59年 6 月 6 口 (発送日 昭和59年 6 月261EI )6 補正
の対象 明細出生1図面の簡単な説明」の−欄4び図面第3〜6
図。 7 補正の内容 (1) 明細用39頁2行〜11行を次のJこうに訂正
する。 ]第1図は本発明の鋼、ASTM Δ710グレードA
おにびtリブデンを含有しない本発明の絹の降伏強さお
よび引張強さどtf’!板の厚さどの関係を示すグラフ
である。 第2図は第1図の鋼の延性−脆竹転移温爪ど鋼板の厚さ
との■1係を示すグラフである。 第3図ど第4図はヒートへの熱延されたままの板の金属
組織を示す200倍の顕微鏡写真く゛あり第3図は通1
ルの熱延法による場合、第4図は制御された熱延法によ
る場合を示し、いずれも 74インチ板の厚さ中央部で
とられた試料によるものであり、顕微鏡写真をどろに当
りナイタールで腐蝕された。図中矢印は圧延方向を示す
。 第5図ど第6図は制御された熱延を受」ノた板の金属組
織を示づ200倍の顕微鏡写真であり、第5図はAST
M A710グレード△(ヒートB)の鋼ににる場合、
第6図はに−1− Aの綱による場合を示しいずれも 
/ インチ板の厚さ中央tX11でどられた試料にJ:
るものであり顕微鏡写真をとるに当りナイタールで腐蝕
された。図中矢印(よJl:炙1〔方向を承り−0」 (2) 図面第3〜6図を別紙のJ:うにnT正づイ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱延状態において室温での少くとも56 ’Kq/
    mJの降伏強さと、−46℃での少くともnジュールの
    シャルピー ■−ノツーi*撃強さく縦方向)とを示す
    と共に、溶接物の加熱区域におけるしん性の保持を含め
    てすぐれた溶接性を有する少くとも4.8 mmの厚さ
    の低合金鋼材の製造方法において、本質的に重量%で約
    0.02%乃至0.07%の炭素と、1.2%乃至2.
    0%のマンガンと、最大0.020%の硫黄と、0.5
    %までのケイ素と、0.1%乃至0.4%のモリブデン
    と、0.01%乃至0.1%のニオブと、約0.01%
    乃至0.10%の酸溶性アルミニウムと、約0.8%乃
    至2.0%の銅と、約0.4%乃至2.0%のニッケル
    と、残留クロムと、付随的不純物以外の残分の鉄とから
    成る鋼素材を準備する段階と、前記の素材を約760°
    乃至927℃の温度範囲にある間に少くとも30%の全
    絞り率?もって所望の最終厚さまで熱延し、それにより
    オーステナイトの実質的再結晶を避は主として重度に変
    形したオーステナイト相を得る段階と、前記のオーステ
    ナイト相を主として微細な針状フェライト/下部ベイナ
    イト相に変態する速度で冷却する段階を有することを特
    徴とする方法。 2、前記の全絞り率は、760°乃至871℃の温度範
    囲内において少くとも50%であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項による方法。 3、約482℃とAc1点との範囲内に加熱することに
    よって析出硬化する追加段階を含み、これにより室温で
    の少くとも60 Kv’yJの降伏強さと、−46℃で
    の少くとも27ジユールのシヤルピーV−ノツチ衝撃強
    さとを得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項によ
    る方法。 4、 U記の析出硬化は約538°乃至649℃の範囲
    内での加熱を含むことを特徴とする特許請求の範囲第3
    項による方法。 5、前記の鋼素材は本質的に、約0.03%乃至0.0
    5%の炭素と、約1.3%乃至1.65%のマンガンと
    、最大約0.01%の硫黄と、約0.15%乃至0.4
    0%のケイ素と、約0,15%乃至0.:S0%のモリ
    ブデンと、約0.02%乃至0,05%のニオブと、約
    0.02%乃至0.06%の酸溶性アルミニウムと、約
    1.0%乃至1.3%の銅と、約0.7%〜1.0%の
    ニッケルと、0.25%以下のクロムと、付随的不純物
    以外の残分の鉄とから成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項による方法。 6、オーステナイト化/急冷/析出硬化された状態にお
    いて室温での少くとも56 Kv/rnAの降伏強さと
    一62℃での少くとも68ジユールのシャルピーソーノ
    ツチ衝撃強さとを示すと共に溶接物の加熱区域における
    じん性の保持を含めてすぐれた浴接性を有する少くとも
    4.8 mmの厚さの低合金鋼材の製造方法において、
    本質的に■量%で約0.02%乃至0.07%の炭素と
    、1.2%乃至2.0%のマンガンと、最大0.020
    %の硫黄と、0.5%までのケイ素と、0.1%乃至0
    .4%のモリブデンと、0.旧%乃至0.1%のニオブ
    と、約0,01%乃至0.109dl)酸溶性アルミニ
    ウムと、約0.8%乃至2.0%の銅と、約0.4%乃
    至20%のニッケルと、残留クロムと、付随的不純物以
    外の残分の鉄とから成る銅素材を準備1−る段階と、前
    記の素材を所望の最終厚さまで熱延J−る段階と、鋼が
    フェライトに変態する温度まで冷却する段階と、この熱
    延された鋼材をオーステナイト化範囲内の約871°乃
    至982℃の温度まで可熱して前記フェライトをオース
    テナイトに変態する段階と、611記オーステナイトの
    実質的に全部を主として微細な針状フェライトと下部ベ
    イナイトとに変態させ調音化粒子の実質的引出を避ける
    速度で急冷する段階と、約482℃とA。1点との範囲
    内に加熱することによって析出硬化させる段階とを特徴
    とする方法。 7、前記の熱延された鋼材は約899°乃至927℃の
    温度に再熱され、また前記の析出硬化は約538°乃至
    649℃の範囲内の加熱を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第6項に記載の方法。 8、前記め鋼は本質的に、約0.03%乃至0.05%
    の炭素と、約1.3%乃至1,65%のマンガンと、最
    大約0.01%の硫黄と、約0.15%乃至0.40%
    のケイ素と、約0115%乃至0.30%のモリブデン
    と、約0.02%乃至0.05%のニオブと、約0.0
    2%乃至0.06%の酸溶性アルミニウムと、約1.0
    %乃至1.3%の銅と、約0.7%乃至1.0%ノニッ
    ケルと、0,25%以下のクロムトー付随的不純物を除
    く残分の鉄とから成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項による方法。 9、MiJ記の熱延段階は、約7600乃至927℃の
    温度範囲内VC;hる間の少くとも30%の絞9を含み
    。 これによってオーステナイトの″#:質的再結晶を避は
    主として重度変形したオーステナイト相を受ることを特
    徴とする特許り青水の範囲第6項による方法。 10、熱延された状態において室温での少くとも56K
    g7−の降伏強さと、−46℃での少くとも27ジユー
    ルのシヤルピー■−ノツチ衝撃強さく縦方向)とを示す
    と共に、溶接物の加熱区域におけるしん性の保持を含め
    てすぐれた溶接性を有する少くども4.8 mmの厚さ
    の低合金鋼材において、主として針状のフェライト/下
    部ベイナイトミクロ組織とから成り、前記の銅は本質的
    に重量%で約0.02%乃至0.07%の炭素と、1.
    2%乃至2. Q %のマンガンと、最大0.020%
    の硫黄と、0.5%までのケイ素と、0.1%乃至0.
    4%のモリブデンと、0.01%乃至0.1%のニオブ
    と、約0.01%乃至0.10%の酸溶性アルミニウム
    と、約0.8%乃至2.0%の銅と、約0.4%乃至2
    .0%のニッケルと、残留クロムと、伺随的不純物を除
    く残分の鉄とから成ることを特許と−rる少くとも4.
    8 mrnの辱さの似合4i鋼、t4゜11、前記の鋼
    は本質的に約0.03%乃至0.05%の炭素と、約1
    .3%乃至1.65%のマンガンと、最大約0.01%
    の硫黄と、約0.15%乃全0,40%のケイ素と、約
    0.15%乃至0.30%のモリブデンと、約0.02
    %乃至0.05%のニオブと、約0.02%乃至0.0
    6%の酸溶性アルミニウムと、約1.0%乃至1.3%
    の銅と、約0.7%乃至]、−0%のニッケルと、0.
    25%以下のクロムと、 残分の本質的に鉄とから成る
    特許請求の範囲第10項による低合金鋼材。 12、析出硬化状態において室温で少くとも60 Ki
    7の降伏強さを特徴とする特許請求の範囲第10項によ
    る低合金鋼材。 1:つ、オーステナイト化、急冷および析出硬化ののち
    ニー62℃で少くとも68ジユールのシャルピージ−ノ
    ツチ衝宗強さく縦方向)を特徴とする特rFifl’J
    求の範囲第10gJによる低合金鋼材。 14、少くとも約50mmまでの厚さを有する熱延銅板
    の形の特許請求の範囲第10項による低合金鋼材。
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