JPS605775Y2 - 収穫装置 - Google Patents
収穫装置Info
- Publication number
- JPS605775Y2 JPS605775Y2 JP16647878U JP16647878U JPS605775Y2 JP S605775 Y2 JPS605775 Y2 JP S605775Y2 JP 16647878 U JP16647878 U JP 16647878U JP 16647878 U JP16647878 U JP 16647878U JP S605775 Y2 JPS605775 Y2 JP S605775Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- onions
- sides
- harvesting
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は収穫装置に係り、たとえば玉葱などを収穫する
ものに関する。
ものに関する。
この種の収穫装置として、たとえば、トラクタの後部に
収穫機構を連結するとともに、この前部に玉葱の根を切
断する固定切断刃および玉葱を寄せ集める固定寄せバー
を取付け、この切断刃と寄せバーとによってトラクタの
車輪の走行前部の玉葱を除去するようにしたものがある
。
収穫機構を連結するとともに、この前部に玉葱の根を切
断する固定切断刃および玉葱を寄せ集める固定寄せバー
を取付け、この切断刃と寄せバーとによってトラクタの
車輪の走行前部の玉葱を除去するようにしたものがある
。
しかし、この構造によると、玉葱を除去する際に固まっ
た土壌が切断刃によって膨軟化され、とくに軟湿土壌の
ようなところでは走行時に車輪がスリップを起したり、
走行抵抗が大きく前車輪が必要以上に深くなり、したが
って、トラクタの安定走行が損われるおそれがあり、ま
た土壌と玉葱を同時に寄せ集めるために車輪走行部が低
くなり、また玉葱が土壌をかぶり上塗しとなって汚損さ
れ、また固定寄せカバーに対する抵抗が大きいとともに
固定寄せバーによって玉葱を損傷するおそれがあるなど
の問題を有している。
た土壌が切断刃によって膨軟化され、とくに軟湿土壌の
ようなところでは走行時に車輪がスリップを起したり、
走行抵抗が大きく前車輪が必要以上に深くなり、したが
って、トラクタの安定走行が損われるおそれがあり、ま
た土壌と玉葱を同時に寄せ集めるために車輪走行部が低
くなり、また玉葱が土壌をかぶり上塗しとなって汚損さ
れ、また固定寄せカバーに対する抵抗が大きいとともに
固定寄せバーによって玉葱を損傷するおそれがあるなど
の問題を有している。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、トラクタ
の車輪の前部に位置して寄せ集め体を揺動自在に垂設し
、この寄せ集め体の揺動動作に伴って車輪の前方に位置
する圃場での玉葱をあらかじめ一側部に寄せ集めるよう
にすることによって土壌が膨軟化されず、車輪が必要以
上に深くなるおそれがなく車輪の走行が安定化され、ま
た玉葱が上塗しとなって汚損されるようなことなく円滑
に寄せ集め収穫作業を容易に行うことができる収穫装置
を提供するものである。
の車輪の前部に位置して寄せ集め体を揺動自在に垂設し
、この寄せ集め体の揺動動作に伴って車輪の前方に位置
する圃場での玉葱をあらかじめ一側部に寄せ集めるよう
にすることによって土壌が膨軟化されず、車輪が必要以
上に深くなるおそれがなく車輪の走行が安定化され、ま
た玉葱が上塗しとなって汚損されるようなことなく円滑
に寄せ集め収穫作業を容易に行うことができる収穫装置
を提供するものである。
つぎに本考案の一実施例を添附図面について説明する。
1はトラクタで、このトラクタ1はその前後左右に公知
のように車輪゛2,3が軸架されている。
のように車輪゛2,3が軸架されている。
そしてこのトラクタ1は公知の駆動手段によって走行、
同行など所定の公知の機能を奏するようになっている。
同行など所定の公知の機能を奏するようになっている。
つぎに、上記トラクタ1の前部に前処理機構4が取付け
られているとともに、後部に収穫機構5が取付けられて
いる。
られているとともに、後部に収穫機構5が取付けられて
いる。
上記前処理機構4は、平面視矩形状のフレーム6を有し
、このフレーム6の左右の側枠7の前端部に規制軸8が
高さ調節自在に軸架されている。
、このフレーム6の左右の側枠7の前端部に規制軸8が
高さ調節自在に軸架されている。
またこの左右の側枠7の中央部間に連動軸9が回動自在
に軸架され、この連動軸9の両端部に揺動手段としての
作動板10の中間部が固着垂設されている。
に軸架され、この連動軸9の両端部に揺動手段としての
作動板10の中間部が固着垂設されている。
また上記連動軸9の後方に位置して左右の側枠7の下部
にそれぞれ固定フレーム11が後側部が互いに内向きと
なるように傾斜して固着されている。
にそれぞれ固定フレーム11が後側部が互いに内向きと
なるように傾斜して固着されている。
そしてこの両端の固定フレーム11の両端下部に支持片
12がそれぞれ相対して突設され、この支持片12間に
寄せ集め体13が揺動自在に支架されている。
12がそれぞれ相対して突設され、この支持片12間に
寄せ集め体13が揺動自在に支架されている。
この寄せ集め体113は上記支持片12間に支架された
支持杆14を有し、この支持杆14に所定の間隙をおい
て複数の寄せ棒15が一体に固着されて格子状に垂設さ
れ、この各寄せ棒15は、圃場の地表面に対する長さを
有して形成されているとともに、この各寄せ棒15の下
端部に玉葱の側部を押動する係合寄せ部16が内側に弧
状に折曲して形成されている。
支持杆14を有し、この支持杆14に所定の間隙をおい
て複数の寄せ棒15が一体に固着されて格子状に垂設さ
れ、この各寄せ棒15は、圃場の地表面に対する長さを
有して形成されているとともに、この各寄せ棒15の下
端部に玉葱の側部を押動する係合寄せ部16が内側に弧
状に折曲して形成されている。
またこの支持杆14の一端部に連結片17が固着され、
この連結片17の下端部にユニバーサルジヨイント18
を介して揺動杆19の一端部が回動自在に連結され、こ
の揺動杆19の他端部はユニバーサルジヨイント20を
介して前記一方の作動板10の下端部に回動自在に連結
されている。
この連結片17の下端部にユニバーサルジヨイント18
を介して揺動杆19の一端部が回動自在に連結され、こ
の揺動杆19の他端部はユニバーサルジヨイント20を
介して前記一方の作動板10の下端部に回動自在に連結
されている。
しかして、上記両側の寄せ集め体13の巾は前記車輪2
,3の前部に位置して車輪2,3の巾より広い巾で傾斜
して設けられている。
,3の前部に位置して車輪2,3の巾より広い巾で傾斜
して設けられている。
また上記フレーム6の後枠間にパイプ体21が固着され
、このパイプ体21内に連結杆22が回動自在に嵌挿さ
れ、この連結杆22の中央部に前記トラクタ1の前端部
に固着された取付体23が回動自在に連結されている。
、このパイプ体21内に連結杆22が回動自在に嵌挿さ
れ、この連結杆22の中央部に前記トラクタ1の前端部
に固着された取付体23が回動自在に連結されている。
そして、フレーム6はパイプ体21を介して連結杆22
を支点として上下方向に回動自在に取付けられしたがっ
て、この前処理機構4はトラクタ1の油圧機構などに連
動される図示しない上下動機構により上下動されるよう
になっている。
を支点として上下方向に回動自在に取付けられしたがっ
て、この前処理機構4はトラクタ1の油圧機構などに連
動される図示しない上下動機構により上下動されるよう
になっている。
また前記収穫機構5は、左右に対設された一対の枠体2
4.24を有し、この枠体24.24間の前端下部に所
定の間隔をおいて前方下部に向けて傾斜する複数の掘起
し体としての先金25が並設固定されている。
4.24を有し、この枠体24.24間の前端下部に所
定の間隔をおいて前方下部に向けて傾斜する複数の掘起
し体としての先金25が並設固定されている。
また上記一対の枠体24,24間において上記先金25
の後部に後上りのコンベヤ26の搬入部27が連設され
ているとともにこのコンベヤ26の搬出部28が後方上
部に位置して時計方向に回動自在に軸架されている。
の後部に後上りのコンベヤ26の搬入部27が連設され
ているとともにこのコンベヤ26の搬出部28が後方上
部に位置して時計方向に回動自在に軸架されている。
そして上記各先金26にて掘起された玉葱などは上記コ
ンベヤ26にて後方に土ふるいされながら移送されるよ
うになっている。
ンベヤ26にて後方に土ふるいされながら移送されるよ
うになっている。
また上記コンベヤ26の搬出部28の下部に横送りコン
ベヤ29が配設され、この横送りコンベヤ29の一端部
に玉葱を収納する収納箱が配置されるようになっている
。
ベヤ29が配設され、この横送りコンベヤ29の一端部
に玉葱を収納する収納箱が配置されるようになっている
。
また前記一対の枠体24,24の前端部間に連結枠30
を介してミッション31が取付けられ、このミッション
31の入力軸32に前記トラクタ1の出力軸33が自在
接手34および連結軸35を介して連結されている。
を介してミッション31が取付けられ、このミッション
31の入力軸32に前記トラクタ1の出力軸33が自在
接手34および連結軸35を介して連結されている。
また上記連結杆30の両側上部にトップマスト36が取
付けられ、このトップマスト36に前記トラクタ1に連
結されたトップリンク38が着脱自在に連結され、また
上記連結枠30の両側下部に前端部にロワーピンを有す
るロワーピンアーム37が取付けられ、このロワーピン
アーム37のロワーピンに前記トラクタ1に連結された
ロワーリンク39が着脱自在に連結されている。
付けられ、このトップマスト36に前記トラクタ1に連
結されたトップリンク38が着脱自在に連結され、また
上記連結枠30の両側下部に前端部にロワーピンを有す
るロワーピンアーム37が取付けられ、このロワーピン
アーム37のロワーピンに前記トラクタ1に連結された
ロワーリンク39が着脱自在に連結されている。
そして、上記ロワーリンク39はリフティングロッドお
よびリフトアームを介してトラクタ1に内蔵されている
油圧機構(図示せず)により上下方向に連動駆動され、
これにより収穫機構5が上下動されるとともに先金25
が上下動されるようになっている。
よびリフトアームを介してトラクタ1に内蔵されている
油圧機構(図示せず)により上下方向に連動駆動され、
これにより収穫機構5が上下動されるとともに先金25
が上下動されるようになっている。
つぎに、前記連結枠30の一側部に揺動手段としての円
盤40が支軸41にて回動自在に軸架され、この円盤4
0は前記ミッション31に連結された連動機構42を介
して回動されるようになっている。
盤40が支軸41にて回動自在に軸架され、この円盤4
0は前記ミッション31に連結された連動機構42を介
して回動されるようになっている。
またこの円盤40の偏心位置に連杆43が突設され、こ
の連杆43に揺動手段としての連動杆44の一端部が回
動自在に連結されているとともにこの連結杆44の他端
部が前記一方の作動板10に突設された連結軸45に回
動自在に連結されている。
の連杆43に揺動手段としての連動杆44の一端部が回
動自在に連結されているとともにこの連結杆44の他端
部が前記一方の作動板10に突設された連結軸45に回
動自在に連結されている。
しかして、この連結杆44を連結した一方の作動板10
は断面コ字形状に形成され、この両側片が前記連動軸9
に固着され、そして、上記連結軸45は内側の側片に突
設されているとともに外側の側片が下方に長く突設され
、この下端部に前記揺動杆19が連結されている。
は断面コ字形状に形成され、この両側片が前記連動軸9
に固着され、そして、上記連結軸45は内側の側片に突
設されているとともに外側の側片が下方に長く突設され
、この下端部に前記揺動杆19が連結されている。
なオ、前記コンベヤ26および横送りコンベヤ29は、
前記ミッション31に連結された図示しない駆動連動機
構を介して回行されるようになっている。
前記ミッション31に連結された図示しない駆動連動機
構を介して回行されるようになっている。
なお、図中46は収穫機構5の車輪である。
つぎに前記構成の作用を説明する。
収穫作業にあたって、まず前処理機構4の両側の規制軸
8,8の高さを調節し寄せ集め体13゜13の係合寄せ
部16が圃場面に近接し、かつ玉葱の側部に対応する深
さに設定する。
8,8の高さを調節し寄せ集め体13゜13の係合寄せ
部16が圃場面に近接し、かつ玉葱の側部に対応する深
さに設定する。
また圃場が傾斜している場合には両側の規制軸8.8を
それぞれの傾斜面に倣って高低差をつけて設定する。
それぞれの傾斜面に倣って高低差をつけて設定する。
これにより、両側の寄せ集め体13.13も同様にその
傾斜面に倣って設定される。
傾斜面に倣って設定される。
つぎに、トラクタ1から入力軸32に動力を伝達し、ミ
ッション31を駆動し、連動機構42を介して円盤40
を回動するとともに、コンベヤ26および横送りコンベ
ヤ29を連動駆動する。
ッション31を駆動し、連動機構42を介して円盤40
を回動するとともに、コンベヤ26および横送りコンベ
ヤ29を連動駆動する。
また、上記円盤40の回動により、連動杆44のクラン
ク運動を介して連動軸9が回動され、この連動軸9の両
端部に固着された両側の作動板10は前後に往復回動さ
れる。
ク運動を介して連動軸9が回動され、この連動軸9の両
端部に固着された両側の作動板10は前後に往復回動さ
れる。
そして、この作動板10の回動に伴って揺動杆19が揺
動連動されるとともに、この揺動杆19に連結片17を
介して連結された寄せ集め体13の支持杆14が連動さ
れ、したがって両側の寄せ集め体13はそれぞれ内側に
向って揺動される。
動連動されるとともに、この揺動杆19に連結片17を
介して連結された寄せ集め体13の支持杆14が連動さ
れ、したがって両側の寄せ集め体13はそれぞれ内側に
向って揺動される。
つぎに、トラクタ1を運行すると、両側の寄せ集め体1
3の揺動動作により、圃場の玉葱は収穫時には地上に浮
上っているので、その下端部の各保合寄せ部16により
押動されて掘取られるとともに、この両側の寄せ集め体
13はそれぞれ後部が内側に接近するように傾斜して配
設されていることと相俟ってトラクタ1の進行につれて
次第に両側から内側の中央方向に転動されて寄せ集めら
れ、したがって車輪2,3自体の走行巾より巾広い両側
の寄せ集め体13によりトラクタ1の両側の車輪2,3
の走行前部に位置する玉葱はあらかじめ排除され、トラ
クタ1の車輪2,3の前部に玉葱の存しない車輪走行路
が形成される。
3の揺動動作により、圃場の玉葱は収穫時には地上に浮
上っているので、その下端部の各保合寄せ部16により
押動されて掘取られるとともに、この両側の寄せ集め体
13はそれぞれ後部が内側に接近するように傾斜して配
設されていることと相俟ってトラクタ1の進行につれて
次第に両側から内側の中央方向に転動されて寄せ集めら
れ、したがって車輪2,3自体の走行巾より巾広い両側
の寄せ集め体13によりトラクタ1の両側の車輪2,3
の走行前部に位置する玉葱はあらかじめ排除され、トラ
クタ1の車輪2,3の前部に玉葱の存しない車輪走行路
が形成される。
ついで、トラクタ1により牽引される収穫機構5の各先
金25で玉葱は掘起されるとともに、この各先金26は
後方上部に傾斜して取付けられているので、掘起された
玉葱はこの各先金25の後端部に連設され時計方向に同
行されているコンベヤ26に移乗され土ふるいされなが
ら搬送される。
金25で玉葱は掘起されるとともに、この各先金26は
後方上部に傾斜して取付けられているので、掘起された
玉葱はこの各先金25の後端部に連設され時計方向に同
行されているコンベヤ26に移乗され土ふるいされなが
ら搬送される。
そして、この玉葱は連動回行されている横送りコンベヤ
29に導かれ、この横送りコンベヤ29の移送端部にお
いてコンテナなどの収納箱内に収納される。
29に導かれ、この横送りコンベヤ29の移送端部にお
いてコンテナなどの収納箱内に収納される。
つぎに、終端などにおいて方向転換する場合には、トラ
クタ1の油圧機構を動作して前処理機構4および収穫機
構5を上方に引き上げる。
クタ1の油圧機構を動作して前処理機構4および収穫機
構5を上方に引き上げる。
そして、前処理機構4および収穫機構5を引き上げたま
まトラクタ1は容易に方向転換することができ、また方
向転換後は油圧機構を動作して前処理機構4および収穫
機構5を下降しっぎの収穫作業に備える。
まトラクタ1は容易に方向転換することができ、また方
向転換後は油圧機構を動作して前処理機構4および収穫
機構5を下降しっぎの収穫作業に備える。
本考案によれば、両側部に寄せ集め体を内側に傾斜した
状態で取着したフレームを高さ調節可能に設けたので、
このフレームを高さ調節して両側の寄せ集め体の下端部
を玉葱を押動するのに最適な位置に設定することができ
、またこの両側の寄せ集め体は揺動手段によって強制的
に揺動するようにしたので、トラクタの車輪の走行前部
に位置する玉葱は、両側の寄せ集め体の強制駆動による
作動によって外側から内側に向けて押動されてその走行
前部から内側に損傷することなく確実に排除することが
でき、またこの両側の寄せ集め体は内側に傾斜して取着
したので、その揺動動作と進行とが相俟って玉葱は両側
から中間部に向けて自動的に寄せ集めることができ、し
たがって、トラクタの車輪の前部には常に玉葱のない車
輪走行路が形成されるとともに、この車輪走行路を走行
して収穫機構を牽引できるので収穫作業にあたって玉葱
をトラクタの車輪で踏圧して損壊することなく、収穫機
構によって確実に収穫することができ、また排除した玉
葱の全てを収穫できるので無駄がなく、またトラクタの
車輪の前部に確実に車輪走行路が形成されるので、トラ
クタの運転操作が容易であり1.とくに高度な運転技術
を要することなく収穫作業を推し進めることができる。
状態で取着したフレームを高さ調節可能に設けたので、
このフレームを高さ調節して両側の寄せ集め体の下端部
を玉葱を押動するのに最適な位置に設定することができ
、またこの両側の寄せ集め体は揺動手段によって強制的
に揺動するようにしたので、トラクタの車輪の走行前部
に位置する玉葱は、両側の寄せ集め体の強制駆動による
作動によって外側から内側に向けて押動されてその走行
前部から内側に損傷することなく確実に排除することが
でき、またこの両側の寄せ集め体は内側に傾斜して取着
したので、その揺動動作と進行とが相俟って玉葱は両側
から中間部に向けて自動的に寄せ集めることができ、し
たがって、トラクタの車輪の前部には常に玉葱のない車
輪走行路が形成されるとともに、この車輪走行路を走行
して収穫機構を牽引できるので収穫作業にあたって玉葱
をトラクタの車輪で踏圧して損壊することなく、収穫機
構によって確実に収穫することができ、また排除した玉
葱の全てを収穫できるので無駄がなく、またトラクタの
車輪の前部に確実に車輪走行路が形成されるので、トラ
クタの運転操作が容易であり1.とくに高度な運転技術
を要することなく収穫作業を推し進めることができる。
また寄せ集め体は固まっている土壌を掘返すことがない
ので土壌が膨軟化されず、車輪が必要以上に深くなった
り、スリップするようなおそれが少なく、車輪の走行が
安定化され、また玉葱の寄せ集め時に玉葱と土壌の混合
が少なく玉葱が上塗しとなって汚損されることがなく、
したがって収穫作業を容易に行うことができる。
ので土壌が膨軟化されず、車輪が必要以上に深くなった
り、スリップするようなおそれが少なく、車輪の走行が
安定化され、また玉葱の寄せ集め時に玉葱と土壌の混合
が少なく玉葱が上塗しとなって汚損されることがなく、
したがって収穫作業を容易に行うことができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は収穫装置
の側面図、第2図は同上平面図、第3図は同上寄せ集め
体の側面図、第4図は同上平面図である。 1・・・・・・トラクタ、2,3・・・・・・車輪、5
・・・・・・収穫機構、6・・・・・・フレーム、13
・・・・・・寄せ集め体、10・・・・・・揺動手段と
しての作動板、40・・・・・・揺動手段としての円盤
、44・・・・・・揺動手段としての連動杆。
の側面図、第2図は同上平面図、第3図は同上寄せ集め
体の側面図、第4図は同上平面図である。 1・・・・・・トラクタ、2,3・・・・・・車輪、5
・・・・・・収穫機構、6・・・・・・フレーム、13
・・・・・・寄せ集め体、10・・・・・・揺動手段と
しての作動板、40・・・・・・揺動手段としての円盤
、44・・・・・・揺動手段としての連動杆。
Claims (1)
- トラクタによって収穫機構を牽引しつつ玉葱を収穫する
収穫装置において、上記トラクタの前部にフレームを高
さ調節可能に取付け、このフレームの両側部に上記トラ
クタの両側の車輪の走行前部に位置する玉葱を内側に押
動して寄せ集める寄せ集め体を内側に傾斜して揺動自在
に取着腰この両側の寄せ集め体を内外側方向に強制的に
揺動する揺動手段を設けたことを特徴とする収穫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16647878U JPS605775Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 収穫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16647878U JPS605775Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 収穫装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5581526U JPS5581526U (ja) | 1980-06-05 |
JPS605775Y2 true JPS605775Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=33091221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16647878U Expired JPS605775Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 収穫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605775Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-01 JP JP16647878U patent/JPS605775Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5581526U (ja) | 1980-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111771509B (zh) | 一种大蒜辅助拔起装置 | |
CN111713195A (zh) | 一种用于猕猴桃果园固定深度施肥时除草的装置 | |
JPS605775Y2 (ja) | 収穫装置 | |
CN114616958A (zh) | 一种插秧车及其自动化插秧方法 | |
CN115715493A (zh) | 一种除茬搂草机 | |
CN210075967U (zh) | 一种农业植保破碎机器人 | |
JP2687996B2 (ja) | 根菜類の茎葉引抜装置 | |
CN108925206A (zh) | 一种花生起收机 | |
JP2508168B2 (ja) | 歩行型農作業機 | |
CN214757708U (zh) | 一种生态种植用手推式田间杂草拔除装置 | |
JPH0142982Y2 (ja) | ||
JP3658783B2 (ja) | 苗の移植装置 | |
JP2573908B2 (ja) | 歩行操作型自走掘取機 | |
JPH0331132Y2 (ja) | ||
CN110419306B (zh) | 一种用于市政绿化带的种植幼苗装置 | |
JPH0135122Y2 (ja) | ||
JPS623002Y2 (ja) | ||
JP2568049Y2 (ja) | ごぼう掘り取り機 | |
JPH0126190Y2 (ja) | ||
JPS645473Y2 (ja) | ||
JPS6135038Y2 (ja) | ||
JPS605768Y2 (ja) | 乗用トラクタ用堀取機 | |
JPH0729803Y2 (ja) | ごぼう掘り取り機 | |
JP3455288B2 (ja) | 畦塗機の掻上げロータリ | |
JPH03187301A (ja) | 藺草苗取方法及びその装置 |