JPS6057330B2 - シ−トリクライニング装置 - Google Patents

シ−トリクライニング装置

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JPS6057330B2
JPS6057330B2 JP14706181A JP14706181A JPS6057330B2 JP S6057330 B2 JPS6057330 B2 JP S6057330B2 JP 14706181 A JP14706181 A JP 14706181A JP 14706181 A JP14706181 A JP 14706181A JP S6057330 B2 JPS6057330 B2 JP S6057330B2
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JP
Japan
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gear
base plate
arm
ring
teeth
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Expired
Application number
JP14706181A
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English (en)
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JPS5849109A (ja
Inventor
隆 杉浦
良一 高木
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP14706181A priority Critical patent/JPS6057330B2/ja
Publication of JPS5849109A publication Critical patent/JPS5849109A/ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シートの背もたれの傾動を図るシートリクラ
イニング装置に関する。
従来のリクライニング装置としては、沢山の種類のもの
が知られているが、例えば自動車シートのリクライニン
グ装置として第1図に示すようなものが良く知られてい
る。
この従来例は、ベース板1にアーム2の下端部が回動可
能に取付けられ、このアーム2の回動をアツパーツース
100とロアツース101との噛み合いで阻止するよう
に構成されている。アツパーツース100は、アーム2
の下端に連成されたものであり、歯100aを有し、ロ
アツース101は、一端をベース板1に回動可能に取付
けられ、上側に前記歯100aと噛み合う歯101aを
有している。このロアツース101の先端101bは、
操作レバー102に取付けられたローラ103によつて
上昇させられ、ピン104によつて下降させられるよう
になつている。レバー102は、取付軸105によつて
ベース板1に回動可能に取付けられ、このレバー102
を第1図矢印方向に引き上げると、レバー102の下端
部102aは第1図中時計方向へ回動し、ローラ103
上のロアツース101の先端101bが外れるとともに
ピン104がこの先端101bを押し下げる。この態で
は、歯100a,101aの噛み合いが外れ、アーム2
は自由に回動する。レバー102を戻すと(通常バネで
引つ張られて戻るように構成される)、ロアツース10
1の先端101bが再びローラ103上に載り、歯10
0a,101aが噛み合つてアーム2の回動が阻止され
るというものである。このような従来例のリクライニン
グ装置では、段階的に背もたれの傾斜を調節することは
できても微調節を図ることは難しかつた。また、微調節
を図ることのできるリクライニング装置も開発されてい
るが、部品点数も多くなり高価な装置となつていた。
さらに、近年の高級志一向に伴い、パワーリクライニン
グ装置も数多く開発されたが、駆動源の回転を減速させ
なければ実用にならないために、減速装置を設けなけれ
ばならないものが大半であり、軽量化やコストダウンを
図る目的からはほど遠いものであつた。本発明は、上記
事情に鑑みて発明されたものであり、微調節が可能で、
コンパクト化、軽量化を図ることができるとともに、パ
ワー化に際して特別な減速装置を不要にしたシートリク
ライニング装置を提供することを目的とするものである
以下に本発明の好適な実施例につき第2図以下の図面を
参照して説明する。第2図において、シートの座部フレ
ーム3にベース板1を固着し、背もたれフレーム4にア
ーム2の上端部分を固着し、このアーム2の下端部分を
中間ベース板5とカバー6との間に回動可能に取付けて
ある。
そして、ベース板1、中間ベース板5及びカバー6を貫
通して回転軸7を回転可能に取付け、この回転軸7に駆
動装置8からの回転力を伝達するケーブル9が接続され
ている。このケーブル9は通常フレキシブルなものが使
用され、モータ等の駆動装置8は、シートフレーム内等
の邪魔にならない場所に設置される。) 第3図はシー
トリクライニング装置の主要機構を示す分解斜視図であ
り、アーム2の下端に円孔10を穿設し、この内周面に
インナーアームギア11を形成してある。
ベース板1、中間ベース板5及びカバー6には、それぞ
れ貫通孔1a,5・A,6aが穿設され、これらの孔を
貫通して回転軸7が軸受7a,7bで支承されて取付け
られている。そして、ベース板1と中間ベース板5との
間に第1減速機構30が設けられ、中間ベース板5とカ
バー6との間に第2減速機構40の主要部が設けられて
いる。第1減速機構30は、ベース板1からリング状の
第1リング24が突出され、この第1リング24の内周
面に形成された第1インナーギア12と、この第1イン
ナーギア12の中心から突出してくる回転軸7に偏心し
て固着された第1偏心リング13と、この第1偏心リン
グ13に遊嵌され一部が第1インナーギア12及び後述
する回転体18の内周歯17と噛み合う外周歯15を有
し、かつ第1インナーギア12の内径よりも回転軸7と
第1偏心リング13との各中心間の長さの2倍小さい外
径を有する第1外歯歯車16とから構成されている。
第1インナーギア12と内周歯17とは、各々の歯数が
少なくとも1つ以上異なり、また第1外歯歯車16の厚
みは、第1インナーギア12の厚みと内周歯17の厚み
とをプラスした厚みに形成され、第1外歯歯車16はそ
の厚み方向において第4図に示すように左半分が第1イ
ンナーギア12と噛み合い、右半分が内周歯17と噛み
合う。第1インナーギア12の歯数と回転体18の内周
歯17の歯数との関係は、例えば第1インナーギア12
を50とし、内周歯17を51と設定する。勿論、歯数
が2以上異なつていても差し支えない。前記第2減速機
構40は、第1インナーギア12と内径を等しくし第1
インナーギアと少なくとも歯数が1つ以上異なる内周歯
17が形成された回転体18と、回転体18の前面に偏
心して突出され、中間ベース板5の一方から他方へ突出
されるとともに回転軸7に対して回転可能に取付けられ
た第2偏心リング19と、中間ベース板5からリング状
の第2リング25が突出され、この第2リング25の内
周面に形成された第2インナーギア20と、第2偏心リ
ング19に遊嵌され一部が第2インナーギア20及び後
述するインナーアームギア11と噛み合う外周歯22を
有し、かつ第2インナーギア20の内径よりも回転軸7
と第2偏心リング19との各中心間の長さの2倍小さい
外径を有する第2外歯歯車23と、第2インナーギア2
0と内径を等しくし第2インナーギア20と少なくとも
歯数が1つ以上異なり、アーム2の下端部に形成された
インナーアームギア11とから構成されている。
第2インナーギア20とインナーアームギア11との歯
数は、例えば50と51とに設定され、第2外歯歯車2
3の厚みは第2インナーギア20の厚みとインナーアー
ムギア11の厚みとをプラスした厚みに構成され、第4
図に明示されるように、第2外歯歯車23の外周歯22
の半分は第2インナーギア20と噛み合い、残りの半分
はインナーアームギア11と噛み合うようになつている
。前記第1インナーギア12は第1リング24の内周面
に形成され、第2インナーギア20は第2リング25の
内周面に形成され、第1リング24は回転体18の先端
側に形成された先端リング状部26に嵌め込まれ、第2
リング25はアーム2の円孔10の周りに突出形成され
た突出リング部27に嵌め込まれ、先端リング状部26
及び突出リング部27はそれぞれ第1リング24及び第
2リング25の外周面に摺接して回転可能になつている
ここで、駆動装置8として、出力軸の回転数を4000
r.p.m.としたモータを使用し、これをケーブル9
を介して直接回転軸7に伝達したとする。回転軸7が4
000r.p.m.で回転すると、第1インナーギアの
歯数5へ回転体18の内周歯17の歯数51とした場合
、第1外歯歯車16は第1インナーギア12及び内周歯
17に噛み合いながらこれらが形成する円孔内を自転し
つつ公転し、これにより回転体18は80r.p.m.
で回転させられることとなる。すなわち、減速比は5α
珍の1であるから、となる。そして、この回転体18に
突出形成された第2偏心リング19も80r′.P.m
.で回転すること.となり、この第2偏心リング19に
遊嵌された第2外歯歯車23は第2インナーギア20及
びインナーアームギア11に噛み合いながらこれらが形
成する円孔内を自転しつつ公転し、これによりインナー
アームギア11の形成されたアーム2は1.6r.p.
m.で回転させられることとなる。すなわち、減速比は
5α号の1であるから、となる。
アーム2が1.6r.p.m.で回転するということは
、1.6(R.p.m.)×60=9.6で/Sec.
・・・(3)となることを意味し、アーム2が1秒間に
9.6c回動することとなる。
上記の式(1)〜(3)から明らかなように、回転軸7
に4000r′.P.m.の回転力を与えてもアーム2
は1秒間に9.6rしか回動しないので、シートの背も
たれ(すなわち背もたれフレーム4=アーム2)を後へ
45わ傾斜させるには、45÷9.6=5.2(Sec
.)というゆつくりした動作となる。
以上説明したように、本発明では、第1減速機構と第2
減速機構とを中間ベース板を介して直列的に接続し減速
比を大きくできるので、回転軸に直接駆動装置を接続(
別個独立の減速装置を設けずに)することができ、その
結果パワーリクライニング化が容易に実現できるととも
に、パワーリクライニングのための設備の省スペースか
つ軽量化が図れる。
また、第1減速機構並びに第2減速機構そのものが、ア
ームを回動させる機構であるため、換言するとリクライ
ニング機構自体に減速機構を組み込んだものであるため
、全体がコンパクトにまとまり、しかも第1、第2減速
機構が直列に接続され一体化されているので、両機構の
接続に伴うガタやガタによる駆動ロスも少ない。さらに
、構成部材のほとんどは板材で製作できるため、ブレス
加工によつて容易かつ大量に製作することができる。ま
た、第1インナーギア及び第2インナーギアをそれぞれ
第1、第2リングの内周面に形成し、これら第1、第2
リングを回転体の先端リング状部及びアームの突出リン
グ部に嵌め込んだものにおいては、第1、第2減速機構
や歯車部分及び回転軸に対して大きな荷重がかかること
を防止している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す簡略側面図、第2図は本発明の好
適な実施例を示す外観図、第3図は第2図の分解斜視図
、第4図は第2図の縦断面図、第5図は第4図■−V線
断面図、第6図は第4図■−■線断面図である。 1・・・・・・ベース板、2・・・・・・アーム、3・
・・・・・座部フレーム、4・・・・・・背もたれフレ
ーム、5・・・・・・中間ベース板、6・・・・・・カ
バー、7・・・・・・回転軸、11・・・インナーアー
ムギア、12・・・・・・第1インナーギア、13・・
・・・・第1偏心リング、14・・・・・・円孔、15
・・・・・・外周歯、16・・・・・・第1外歯歯車、
17・・・・外周歯、18・・・・・・回転体、19・
・・・・・第2偏心リング、20・・・・・・第2イン
ナーギア、22・・・・・外周歯、23・・・・・・第
2外歯歯車、30・・・・・・第1減速機構、40・・
・・・・第2減速機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 座部フレームに固着されるベース板とこのベース板
    に取付けられる中間ベース板との間に、第1減速機構が
    設けられ、この中間ベース板とカバーとの間に、背もた
    れフレームに上端部分を固着したアームの下端部分が回
    動可能に取付けられるとともに第2減速機構が設けられ
    、ベース板と中間ベース板及びカバーを貫通して回転軸
    が回転可能に取付けられたシートリクライニング装置で
    あつて、前記第1減速機構が、 (イ)ベース板に固着された第1インナーギアと、(ロ
    )回転軸に偏心して固着された第1偏心リングと、(ハ
    )第1偏心リングに遊嵌され一部が第1インナーギア及
    び後述する回転体の内周歯と噛み合う外周歯を有しかつ
    第1インナーギアの内径よりも回転軸と第1偏心リング
    との各中心間の長さの2倍小さい外径を有する第1外歯
    歯車と、から構成され、前記第2減速機構が、 (ニ)第1インナーギアと内径を等しくし第1インナー
    ギアと少なくとも歯数が1つ以上異なる内周歯が形成さ
    れた回転体と、(ホ)回転体の前面に偏心して突出され
    、中間ベース板の一方から他方へ突出されるとともに回
    転軸に対して回転可能に取付けられた第2偏心リングと
    、(ヘ)中間ベース板に遊嵌された第2インナーギアと
    、(ト)第2偏心リングに固着され一部が第2インナー
    ギア及び後述するインナーアームギアと噛み合う外周歯
    を有しかつ第2インナーギアの内径よりも回転軸と第2
    偏心リングとの各中心間の長さの2倍小さい外径を有す
    る第2外歯歯車と、(チ)第2インナーギアと内径を等
    しく第2インナーギアと少なくとも歯数が1つ以上異な
    り、アームの下端部に形成されたインナーアームギアと
    、から構成されたことを特徴とするシートリクライニン
    グ装置。 2 前記第1、第2インナーギアはそれぞれ第1、第2
    リングの内周面に形成され、これら第1、第2リングは
    それぞれ回転体の先端側に形成された先端リング状部及
    びアームに形成された突出リング部に嵌め込まれたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシートリクラ
    イニング装置。
JP14706181A 1981-09-17 1981-09-17 シ−トリクライニング装置 Expired JPS6057330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14706181A JPS6057330B2 (ja) 1981-09-17 1981-09-17 シ−トリクライニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14706181A JPS6057330B2 (ja) 1981-09-17 1981-09-17 シ−トリクライニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5849109A JPS5849109A (ja) 1983-03-23
JPS6057330B2 true JPS6057330B2 (ja) 1985-12-14

Family

ID=15421600

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14706181A Expired JPS6057330B2 (ja) 1981-09-17 1981-09-17 シ−トリクライニング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6057330B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019202975A1 (ja) 2018-04-18 2019-10-24 日本製鉄株式会社 金属-炭素繊維強化樹脂材料複合体及び金属-炭素繊維強化樹脂材料複合体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019202975A1 (ja) 2018-04-18 2019-10-24 日本製鉄株式会社 金属-炭素繊維強化樹脂材料複合体及び金属-炭素繊維強化樹脂材料複合体の製造方法

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JPS5849109A (ja) 1983-03-23

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