JPS6056579B2 - 連続鋳造設備における鋳型幅調整装置 - Google Patents
連続鋳造設備における鋳型幅調整装置Info
- Publication number
- JPS6056579B2 JPS6056579B2 JP8047379A JP8047379A JPS6056579B2 JP S6056579 B2 JPS6056579 B2 JP S6056579B2 JP 8047379 A JP8047379 A JP 8047379A JP 8047379 A JP8047379 A JP 8047379A JP S6056579 B2 JPS6056579 B2 JP S6056579B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- mold
- continuous casting
- width adjustment
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/05—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds into moulds having adjustable walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、連続鋳造設備における鋳型幅調整装置の改良
に関する。
に関する。
従来のこの種装置の鋳型幅調整方法は、1対の鋳型短片
をそれぞれ個別に電動スクリュあるいは手動により調整
していたから、2組の鋳型短片駆動装置が必要であり、
また、鋳型短片駆動装置は、鋳型短片から受ける負荷を
一定値以下に制限する機能を有しないため、過大な負荷
をうけて損傷する危険がある等の欠点があつた。
をそれぞれ個別に電動スクリュあるいは手動により調整
していたから、2組の鋳型短片駆動装置が必要であり、
また、鋳型短片駆動装置は、鋳型短片から受ける負荷を
一定値以下に制限する機能を有しないため、過大な負荷
をうけて損傷する危険がある等の欠点があつた。
本発明は、前記の実情に鑑み、配圧弁を介して液圧ポン
プに接続するシリンダのピストンに、一対の鋳型短片を
鋳型中心に対して対称形に変位させるための一対のリン
ク機構を配設した駆動軸を連結すると共に、前記配圧弁
のスプールとスプール駆動装置とを、前記駆動軸の動き
をスプールの中立復帰運動に変えるスプール変位復原機
構により連結することにより、前記の欠点を解消したも
のである。
プに接続するシリンダのピストンに、一対の鋳型短片を
鋳型中心に対して対称形に変位させるための一対のリン
ク機構を配設した駆動軸を連結すると共に、前記配圧弁
のスプールとスプール駆動装置とを、前記駆動軸の動き
をスプールの中立復帰運動に変えるスプール変位復原機
構により連結することにより、前記の欠点を解消したも
のである。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
第1図において、1はスプール駆動装置、2はスプール
変位復原機構、3はスプール変位復原機構2を介してス
プール駆動装置1に連結された配圧弁で、ポンプポート
Pを油圧ポンプ4に、タンクポートTi、T2をタンク
5に、アクチュエータポートCl、C2を油圧シリンダ
6の両室にそれぞれ接続せしめ、スプール7は中立位置
においてアクチュエータポートCl、C2とアンタラッ
プする構成としている。スプール駆動装置1は、モータ
8とこれに連結されたボールスクリュ9とこのボールス
クリュの雄ネジに螺合するナット部10からなつている
。
変位復原機構、3はスプール変位復原機構2を介してス
プール駆動装置1に連結された配圧弁で、ポンプポート
Pを油圧ポンプ4に、タンクポートTi、T2をタンク
5に、アクチュエータポートCl、C2を油圧シリンダ
6の両室にそれぞれ接続せしめ、スプール7は中立位置
においてアクチュエータポートCl、C2とアンタラッ
プする構成としている。スプール駆動装置1は、モータ
8とこれに連結されたボールスクリュ9とこのボールス
クリュの雄ネジに螺合するナット部10からなつている
。
スプール変位復原機構2は、一端にナット部10を、中
間にスプール7をそれぞれピン連結しレバー11と、油
圧シリンダ6のピストンロッド12に設ける傾斜カム1
3に一端のコロ14を当接させ他端はレバー11の他端
にピン連結してピストンロッド12と直角に進退動する
軸15を有する機械的スプール変位復原機構で、ナット
部10の動きをスプール7に伝えてスプール7を中立位
置から変位させると共に、ピストンロッド12の動きを
利用してスプール7を中立位置に復帰させるようにして
いる。一方、ピストンロッド12端に連結されて直線運
動をなす駆動軸16には、レバー比b:K●bのレバー
17およびレバー比a:K●aのレバー18をピン連結
すると共に、レバー17の中間連結点19にリンク20
を介して鋳型短片21を、レバー18の他端の連結点2
2にリンク23を介して鋳型短片24をそれぞれピン連
結して、鋳型短片21と24を互に逆方向に駆動軸16
と平行に同量移動させる構成としている。
間にスプール7をそれぞれピン連結しレバー11と、油
圧シリンダ6のピストンロッド12に設ける傾斜カム1
3に一端のコロ14を当接させ他端はレバー11の他端
にピン連結してピストンロッド12と直角に進退動する
軸15を有する機械的スプール変位復原機構で、ナット
部10の動きをスプール7に伝えてスプール7を中立位
置から変位させると共に、ピストンロッド12の動きを
利用してスプール7を中立位置に復帰させるようにして
いる。一方、ピストンロッド12端に連結されて直線運
動をなす駆動軸16には、レバー比b:K●bのレバー
17およびレバー比a:K●aのレバー18をピン連結
すると共に、レバー17の中間連結点19にリンク20
を介して鋳型短片21を、レバー18の他端の連結点2
2にリンク23を介して鋳型短片24をそれぞれピン連
結して、鋳型短片21と24を互に逆方向に駆動軸16
と平行に同量移動させる構成としている。
なお、第2図には、第1図の4方配圧弁3の代りに3方
配圧弁3を使用した場合の回路図を示す。
配圧弁3を使用した場合の回路図を示す。
本実施例は前記するような構成であるから、モータ8が
指令回転角度回転すると、ナット部10はボールスクリ
ュ9の回転角度とピッチにより決定される変位置だけ移
動し、このナット部10にピン連結されたレバー11は
A。
指令回転角度回転すると、ナット部10はボールスクリ
ュ9の回転角度とピッチにより決定される変位置だけ移
動し、このナット部10にピン連結されたレバー11は
A。
−BO−CO位置から例えばA。−B1−C1位置に移
りスプール7を中立位置から下方へ移行させ、ポンプボ
ートPとアクチュエータボートC2およびアクチュエー
タボートC1とタンクボートT1を連通する。これによ
りシリンダ6は動作し駆動軸16を図において左行させ
る。この駆動軸16の左行により軸15は傾斜カム13
に押されて上方へ移動し、レバー11をA。−2−C1
位置からA1−BO−C1位置に移しスプール7を元の
中立位置に戻す。よつて、駆動軸16はモータ8の回転
角に比例した量だけ移動すると停止する。いま、第3図
において、駆動軸16が左方向にδだけ変位すれば、駆
動軸16にレバー17、リンク20を介して連結する鋳
型短.片21は左方向にδ1=へ罎・δ=K・δだけ変
位し、同時に駆動軸16にレバー18、リンク23を介
して連結する鋳型短片24は右方向にδ2=dこ・δ=
K・δだけ変位するから、δ1=δ2=K・δで1対の
鋳型短片は常に鋳型中心25に対して対称形に変位する
。即ち、モータ8を指令回転角度回転させると、鋳型短
片21および24は、同時にモータ8の回転角に比例し
た量だけ互に逆方向に変位して整定することになる。か
くして鋳型幅の調整が終ると連続鋳造作業に入るが、こ
の連続鋳造作業においては、アクチュエータボートC1
およびC2の圧力POlおよびPC2は負荷に応じた供
給圧力となり、鋳型短片の損耗は著しく軽減される。こ
れを説明すると、例えば第4図において、負荷が零のと
きスプール7はイ位置、即ち、スプール7はアクチュエ
ータボート)Cl,C2とアンダラツプしてPCl=P
O2となる中立位置にあるが、負荷が圧力に換算してΔ
Pだけ増加すると、スプール7はPCl−PO2=ΔP
となる口位置に移る。このため、鋳型短片21,24は
スプール変位復原機構2の復原比により決定され・る量
だけ後退し、負荷に応じた挾持力で鋳型を保持するので
、鋳型短片の損耗は軽減される。なお、ΔPが油圧ポン
プ4のリリーフ弁セット圧力Psより大になると、鋳型
短片はΔP=Psとなる位置まで後退し鋳型短片から受
ける負荷を一定値以下に制限するので、装置が過大負荷
で損傷されることがない。また、鋳型短片21,24を
移動させる力の最大値はポンプ4のセット圧力P,で定
まるので、鋳型短片が何らかの理由により剛にブロック
された状態で鋳型幅を調整しようとしても鋳型幅調整機
構にはポンプ4のセット圧力P,に相当する力以上の力
は作用しないから、装置を過大な操作力から保護するこ
とができる。以上説明した如く本発明においては、単一
のスプール駆動装置により鋳型幅を任意に且つ連続的に
調整することができ、また、鋳型短片から受ける負荷を
一定値以下に制限する機能を有するので、装置が過大負
荷で損傷されることがない。
りスプール7を中立位置から下方へ移行させ、ポンプボ
ートPとアクチュエータボートC2およびアクチュエー
タボートC1とタンクボートT1を連通する。これによ
りシリンダ6は動作し駆動軸16を図において左行させ
る。この駆動軸16の左行により軸15は傾斜カム13
に押されて上方へ移動し、レバー11をA。−2−C1
位置からA1−BO−C1位置に移しスプール7を元の
中立位置に戻す。よつて、駆動軸16はモータ8の回転
角に比例した量だけ移動すると停止する。いま、第3図
において、駆動軸16が左方向にδだけ変位すれば、駆
動軸16にレバー17、リンク20を介して連結する鋳
型短.片21は左方向にδ1=へ罎・δ=K・δだけ変
位し、同時に駆動軸16にレバー18、リンク23を介
して連結する鋳型短片24は右方向にδ2=dこ・δ=
K・δだけ変位するから、δ1=δ2=K・δで1対の
鋳型短片は常に鋳型中心25に対して対称形に変位する
。即ち、モータ8を指令回転角度回転させると、鋳型短
片21および24は、同時にモータ8の回転角に比例し
た量だけ互に逆方向に変位して整定することになる。か
くして鋳型幅の調整が終ると連続鋳造作業に入るが、こ
の連続鋳造作業においては、アクチュエータボートC1
およびC2の圧力POlおよびPC2は負荷に応じた供
給圧力となり、鋳型短片の損耗は著しく軽減される。こ
れを説明すると、例えば第4図において、負荷が零のと
きスプール7はイ位置、即ち、スプール7はアクチュエ
ータボート)Cl,C2とアンダラツプしてPCl=P
O2となる中立位置にあるが、負荷が圧力に換算してΔ
Pだけ増加すると、スプール7はPCl−PO2=ΔP
となる口位置に移る。このため、鋳型短片21,24は
スプール変位復原機構2の復原比により決定され・る量
だけ後退し、負荷に応じた挾持力で鋳型を保持するので
、鋳型短片の損耗は軽減される。なお、ΔPが油圧ポン
プ4のリリーフ弁セット圧力Psより大になると、鋳型
短片はΔP=Psとなる位置まで後退し鋳型短片から受
ける負荷を一定値以下に制限するので、装置が過大負荷
で損傷されることがない。また、鋳型短片21,24を
移動させる力の最大値はポンプ4のセット圧力P,で定
まるので、鋳型短片が何らかの理由により剛にブロック
された状態で鋳型幅を調整しようとしても鋳型幅調整機
構にはポンプ4のセット圧力P,に相当する力以上の力
は作用しないから、装置を過大な操作力から保護するこ
とができる。以上説明した如く本発明においては、単一
のスプール駆動装置により鋳型幅を任意に且つ連続的に
調整することができ、また、鋳型短片から受ける負荷を
一定値以下に制限する機能を有するので、装置が過大負
荷で損傷されることがない。
しかも、鋳型短片はこれに作用する負荷に対応した挾持
力て鋳型を挾持するようになされているので、連続鋳造
時における鋳型短片の損耗を著しく軽減できる等の効果
を有する。
力て鋳型を挾持するようになされているので、連続鋳造
時における鋳型短片の損耗を著しく軽減できる等の効果
を有する。
図面は本発明の実施例を示すものて、第1図は全体構成
図、第2図は第1図に示す4方配圧弁の代りに3方配圧
弁を使用した場合の配圧弁回りの回路図、第3図は鋳型
短片動作説明図、第4図は配圧弁のスプールの位置とア
クチュエータボートの圧力との関係を示す図表である。
図、第2図は第1図に示す4方配圧弁の代りに3方配圧
弁を使用した場合の配圧弁回りの回路図、第3図は鋳型
短片動作説明図、第4図は配圧弁のスプールの位置とア
クチュエータボートの圧力との関係を示す図表である。
Claims (1)
- 1 配圧弁を介して液圧ポンプに接続する液圧シリンダ
のピストンに、一対の鋳型短片を鋳型中心に対して対称
形に変位させるための一対のリンク機構を配設した駆動
軸を連結すると共に、前記配圧弁のスプールとスプール
駆動装置とを、前記駆動軸の動きをスプールの中立復帰
運動に変えるスプール変位復原機構により連結するよう
にしたことを特徴とする連続鋳造設備における鋳型幅調
整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8047379A JPS6056579B2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | 連続鋳造設備における鋳型幅調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8047379A JPS6056579B2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | 連続鋳造設備における鋳型幅調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS564347A JPS564347A (en) | 1981-01-17 |
JPS6056579B2 true JPS6056579B2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=13719226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8047379A Expired JPS6056579B2 (ja) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | 連続鋳造設備における鋳型幅調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056579B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315171U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-02-15 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040017554A (ko) * | 2002-08-22 | 2004-02-27 | 주식회사 포스코 | 유압시스템을 이용한 몰드 폭조정 드라이브장치 |
-
1979
- 1979-06-25 JP JP8047379A patent/JPS6056579B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315171U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-02-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS564347A (en) | 1981-01-17 |
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