JPS6056445A - 鋳物の製造方法 - Google Patents
鋳物の製造方法Info
- Publication number
- JPS6056445A JPS6056445A JP58165573A JP16557383A JPS6056445A JP S6056445 A JPS6056445 A JP S6056445A JP 58165573 A JP58165573 A JP 58165573A JP 16557383 A JP16557383 A JP 16557383A JP S6056445 A JPS6056445 A JP S6056445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- mold
- casting mold
- holes
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/08—Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳物の製造方法に関し、特に、防爆型バルブ等
の場合の如くガス抜きの出来難い特殊な中子を用いる場
合に適用して最適な鋳物の製造方法に関する。
の場合の如くガス抜きの出来難い特殊な中子を用いる場
合に適用して最適な鋳物の製造方法に関する。
鋳物鋳造工程において、溶湯中に含まれていたガス、鋳
型から発生したガス、注湯時に巻込まれた空気等による
ガスの吹かれによって、プローホール、ピンホール等の
巣牟生じ、鋳造欠陥（ガス吹かれ欠陥）となることが知
られている。このような鋳造欠陥が生じると、鋳物の機
械的性質、圧力に対する気密性が劣化するという不都合
を来たす。そこで従来では、上述の如き不都合を解消す
るために、鋳型上面に多数のガス抜き用孔を設けて、こ
れらの孔を通して発生ガスを鋳型外部へ逃がすようにし
ている。
型から発生したガス、注湯時に巻込まれた空気等による
ガスの吹かれによって、プローホール、ピンホール等の
巣牟生じ、鋳造欠陥（ガス吹かれ欠陥）となることが知
られている。このような鋳造欠陥が生じると、鋳物の機
械的性質、圧力に対する気密性が劣化するという不都合
を来たす。そこで従来では、上述の如き不都合を解消す
るために、鋳型上面に多数のガス抜き用孔を設けて、こ
れらの孔を通して発生ガスを鋳型外部へ逃がすようにし
ている。
しかしながら、その内面に例えばセラミック等の断熱材
及び鋼板から成る二重層が裏打ちされている防爆型パル
プ等にあっては、上記二重層は鋳造時に中子として使用
される関係上、断熱材から発生するガスを既述のガス抜
き用孔を通して外部に逃がすことができない。そのため
、断熱材からの発生ガスによるガス吹かれにて鋳物肉厚
内に鋳造欠陥である巣が生じてしまう問題点がある。
及び鋼板から成る二重層が裏打ちされている防爆型パル
プ等にあっては、上記二重層は鋳造時に中子として使用
される関係上、断熱材から発生するガスを既述のガス抜
き用孔を通して外部に逃がすことができない。そのため
、断熱材からの発生ガスによるガス吹かれにて鋳物肉厚
内に鋳造欠陥である巣が生じてしまう問題点がある。
本発明は上述の如き問題点に鑑みて発明されたものであ
って、鋳造欠陥のない高品質の鋳物を製造するだめの方
法を提供することを目的とするものである。即ち、本発
明は、鋳型にガス抜き用孔を設け、前記ガス抜き用孔と
中子との間にガス吹れ防止用のリング状部材を介在させ
ると共に前記リング状部材の中央貫通孔と前記ガス抜き
用孔とが互いに連通ずる状態と外し、この状態の下で前
記鋳型内に溶湯を注入して鋳造を行ない、鋳造完了後に
前記リング状部利に対応する鋳物の穴状箇所を補修する
ようにしたことを１＃徴とする鋳物の製造方法に係り、
この方法を用いることにより上述の目的を達成せんとす
るものである。
って、鋳造欠陥のない高品質の鋳物を製造するだめの方
法を提供することを目的とするものである。即ち、本発
明は、鋳型にガス抜き用孔を設け、前記ガス抜き用孔と
中子との間にガス吹れ防止用のリング状部材を介在させ
ると共に前記リング状部材の中央貫通孔と前記ガス抜き
用孔とが互いに連通ずる状態と外し、この状態の下で前
記鋳型内に溶湯を注入して鋳造を行ない、鋳造完了後に
前記リング状部利に対応する鋳物の穴状箇所を補修する
ようにしたことを１＃徴とする鋳物の製造方法に係り、
この方法を用いることにより上述の目的を達成せんとす
るものである。
以下、本発明による鋳物の製造方法を防爆型バルブの製
造に適用した一実施例に付き第１図〜第３図を参照して
説明する。
造に適用した一実施例に付き第１図〜第３図を参照して
説明する。
第１図は防爆型バルブ１の鋳造装置２を示すものであっ
て、この鋳造装＠２は上鋳型３と下鋳型４とをそれぞれ
具備している。上鋳型３には、垂直方向に延びる複数の
ガス抜き用孔５が設けられておシ、これらのガス抜き用
孔５内には耐熱性に優れたセラミック管６或いはグラス
ファイバーの束が収納設置されている。
て、この鋳造装＠２は上鋳型３と下鋳型４とをそれぞれ
具備している。上鋳型３には、垂直方向に延びる複数の
ガス抜き用孔５が設けられておシ、これらのガス抜き用
孔５内には耐熱性に優れたセラミック管６或いはグラス
ファイバーの束が収納設置されている。
また第１図において、７ａ 、 ？ｂｔｉ中子を上下鋳
型３，４内に保持するために設けられた棒状の砂製の幅
木である。なお本実施例においては、第２図に明示する
ように、セラミック、グラスファイバー、石綿等の断熱
性の高い素材から成る断熱材層８と、この断熱材層８の
内面に接合された薄状の鋼板９とから成る部材をバルブ
１の内面に防爆用部材１ｏとして良打ちするようにして
おシ、鋳造時にはこの防爆用部材１ｏを中子として用い
ることとしている。
型３，４内に保持するために設けられた棒状の砂製の幅
木である。なお本実施例においては、第２図に明示する
ように、セラミック、グラスファイバー、石綿等の断熱
性の高い素材から成る断熱材層８と、この断熱材層８の
内面に接合された薄状の鋼板９とから成る部材をバルブ
１の内面に防爆用部材１ｏとして良打ちするようにして
おシ、鋳造時にはこの防爆用部材１ｏを中子として用い
ることとしている。
また本実施例においては、第１０及び第２図に示すよう
に、中子としての防爆用部材１０とガス抜き用孔５との
間にガス吹れ防止用のリング状部材１１がそれぞれ介在
させられる。即ち、このリング状部材１１は第３図に示
すように円環状に成形され、その中央貫通孔１２がこれ
と同径のセラミック管６の内径に完全に一致して互いに
連通した状態の下で、その上面１３及び下面１４が上鋳
型３及び断熱材層８にそれぞれ密着されている。なお、
上述のリング状部材１１としては、セラミック、グラス
ファイバー、石綿等の如き断熱性に優れた素材のもので
あってかつ適度な弾性を有するものが用いられるが、例
えばセラミックファイバーの１種であるイビウール（商
品名）が用いられる。
に、中子としての防爆用部材１０とガス抜き用孔５との
間にガス吹れ防止用のリング状部材１１がそれぞれ介在
させられる。即ち、このリング状部材１１は第３図に示
すように円環状に成形され、その中央貫通孔１２がこれ
と同径のセラミック管６の内径に完全に一致して互いに
連通した状態の下で、その上面１３及び下面１４が上鋳
型３及び断熱材層８にそれぞれ密着されている。なお、
上述のリング状部材１１としては、セラミック、グラス
ファイバー、石綿等の如き断熱性に優れた素材のもので
あってかつ適度な弾性を有するものが用いられるが、例
えばセラミックファイバーの１種であるイビウール（商
品名）が用いられる。
まだ第１図において、１６は湯口、１７は湯道、１８は
鋳物成形部であり、上述のリング状部材１１の厚さＴ１
は、第２図に示すように鋳物成形部１８の厚さすなわち
パルプ１の肉厚Ｔ２よシも僅かな高さｔ（例えば３〜５
ｍｍ程度）だけ高く選択される。
鋳物成形部であり、上述のリング状部材１１の厚さＴ１
は、第２図に示すように鋳物成形部１８の厚さすなわち
パルプ１の肉厚Ｔ２よシも僅かな高さｔ（例えば３〜５
ｍｍ程度）だけ高く選択される。
次に、上述の如き鋳造装置２を用虐て防爆型バルブ１を
製造する操作に付き説明する。
製造する操作に付き説明する。
まず、下鋳型３の適当箇所に複数のガス抜き用孔５をド
リルカット等により予め設けて、この孔５内にセラミッ
ク管６を配設しておく。次いで、リング状部材１１を、
その中央貫通孔１２が上記セラミック管６の内径に一致
して互いに連通ずるように接着剤にて下鋳型３に接着固
定する。
リルカット等により予め設けて、この孔５内にセラミッ
ク管６を配設しておく。次いで、リング状部材１１を、
その中央貫通孔１２が上記セラミック管６の内径に一致
して互いに連通ずるように接着剤にて下鋳型３に接着固
定する。
また、断熱材層８及び鋼板９から成る防爆用部材１０を
中子として用いるために、その両端部を下鋳型４に固定
された一対の幅木７ａ 、 ７ｂに嵌合させて固定支持
する。なお防爆用部材１ｏの空洞部に砂をつめてもよい
。しかる後に、上鋳型３を下鋳型４に枠合せして一つの
鋳型としてセットする。この際、上鋳型３に接着された
リング状部材１１は上鋳型３の自重によって中子として
の断熱材層８に圧着される。なおこのリング状部材１１
の厚みは鋳物成形部１８の厚みょシも僅かに厚くなって
おシ、しかも断熱材層８は適度な弾性を有するため、断
熱材層８の外表面が多少湾曲していてもリング状部材１
１と断熱材層８とは互いに密着状態で接合されることに
なる。
中子として用いるために、その両端部を下鋳型４に固定
された一対の幅木７ａ 、 ７ｂに嵌合させて固定支持
する。なお防爆用部材１ｏの空洞部に砂をつめてもよい
。しかる後に、上鋳型３を下鋳型４に枠合せして一つの
鋳型としてセットする。この際、上鋳型３に接着された
リング状部材１１は上鋳型３の自重によって中子として
の断熱材層８に圧着される。なおこのリング状部材１１
の厚みは鋳物成形部１８の厚みょシも僅かに厚くなって
おシ、しかも断熱材層８は適度な弾性を有するため、断
熱材層８の外表面が多少湾曲していてもリング状部材１
１と断熱材層８とは互いに密着状態で接合されることに
なる。
このようにしてセットされたＱｊ型内に湯口１６から溶
湯１９を注入して鋳造工程を行う。この際、リング状部
材１１を介在させたことによシ溶湯１９中に含まれてい
たガス、鋳型から発生したガス、注湯時に巻込まれた空
気ばかシでなく、中子としての断熱材層８から発生する
ガスがリング状部材１１の中央貫通孔１２及びガス抜き
用孔５内のセラミック管６を介して鋳型外部に放出され
る。
湯１９を注入して鋳造工程を行う。この際、リング状部
材１１を介在させたことによシ溶湯１９中に含まれてい
たガス、鋳型から発生したガス、注湯時に巻込まれた空
気ばかシでなく、中子としての断熱材層８から発生する
ガスがリング状部材１１の中央貫通孔１２及びガス抜き
用孔５内のセラミック管６を介して鋳型外部に放出され
る。
従って、鋳造欠陥を招来するような発生ガスの全てを確
実に放出せしめ得るので、巣等の欠陥のない鋳物を得る
ことができる。
実に放出せしめ得るので、巣等の欠陥のない鋳物を得る
ことができる。
次いで、鋳造完了後に、鋳物を鋳型から取り出し、リン
グ状部材１１の存在によシ生じた穴状の箇Ｄｉを例えば
溶接等にて閉塞するように補修する。
グ状部材１１の存在によシ生じた穴状の箇Ｄｉを例えば
溶接等にて閉塞するように補修する。
以上の一連の操作によって、防爆型バルブ１を得ること
ができる。なおこのパルプｌは断熱材層８にて断熱され
るメこめ、耐熱、側基の両方に使用し得る。
ができる。なおこのパルプｌは断熱材層８にて断熱され
るメこめ、耐熱、側基の両方に使用し得る。
以上の実施例は、本発明の方法の一例を示すものであっ
て、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基いて各種の変更が可能である。
て、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基いて各種の変更が可能である。
例えば、本実施例では、断熱材層８及び銅板９から成る
防爆用部劇１０を中子として用いるようにしているが、
その他のガス抜きの困難な材質から成る特殊な中子を用
いる場合にも、本発明は適用可能である。また本発明は
、防爆型バルブに限らず、各種の鋳物の製造方法にも適
用可能であることは言う迄もない。
防爆用部劇１０を中子として用いるようにしているが、
その他のガス抜きの困難な材質から成る特殊な中子を用
いる場合にも、本発明は適用可能である。また本発明は
、防爆型バルブに限らず、各種の鋳物の製造方法にも適
用可能であることは言う迄もない。
以上の如く本発明の方法によれば、ガス吹れ防止用のリ
ング状部材を用いることによって、ガス抜きの困難な中
子を用いたとしてもその中子から発生するガスを上述の
リング状部材の中央貫通孔及びガス抜き用孔をそれぞれ
介して鋳型外部に確実に放出せしめることが可能となる
。
ング状部材を用いることによって、ガス抜きの困難な中
子を用いたとしてもその中子から発生するガスを上述の
リング状部材の中央貫通孔及びガス抜き用孔をそれぞれ
介して鋳型外部に確実に放出せしめることが可能となる
。
従って、鋳造欠陥（ガス吹れ欠陥）である巣等の発生を
効果的に防止することができ、高品質の鋳物を確実に得
ることができる。
効果的に防止することができ、高品質の鋳物を確実に得
ることができる。
図面は本発明による鋳物の製造方法の一実施例を示すも
のであって、第１図は鋳造時における鋳型内部の溝成を
示す縦断面図、第２図は吹れ防止用リング状部材の配置
状態を示す要部拡大縦断面図、第３図は吹れ防止用リン
グ状部材の平面図である。 １・・・・・・防爆型バルブ、２・・・・・・鋳造装置
、３・・・・・・上鋳型、 ４・・・・・・下鋳型、５
・・・・・・ガス抜き用孔、８・・・・・・断熱材層、
９・・・・・・倒板、 １０・・・・・・防爆用部材、
Ｕ・・・・・・ガス吹れ防止用リング状部材、１２・−
・・・・中央貫通孔。 第２図 第３図 Ｔ。
のであって、第１図は鋳造時における鋳型内部の溝成を
示す縦断面図、第２図は吹れ防止用リング状部材の配置
状態を示す要部拡大縦断面図、第３図は吹れ防止用リン
グ状部材の平面図である。 １・・・・・・防爆型バルブ、２・・・・・・鋳造装置
、３・・・・・・上鋳型、 ４・・・・・・下鋳型、５
・・・・・・ガス抜き用孔、８・・・・・・断熱材層、
９・・・・・・倒板、 １０・・・・・・防爆用部材、
Ｕ・・・・・・ガス吹れ防止用リング状部材、１２・−
・・・・中央貫通孔。 第２図 第３図 Ｔ。
Claims (1)
- 鋳型にガス抜き用孔を設け、前記ガス抜き用孔と中子と
の間にガス吹れ防止用のリング状部材を介在させると共
に前記リング状部材の中央貫通孔と前記ガス抜き用孔と
が互いに連通ずる状態となし、この状態の下で前記鋳型
内に溶湯を注入して鋳造を行ない、鋳造完了後に前記リ
ング状部材に対応する鋳物の穴状箇所を補修するように
したことを特徴とする鋳物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58165573A JPS6056445A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 鋳物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58165573A JPS6056445A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 鋳物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6056445A true JPS6056445A (ja) | 1985-04-02 |
| JPS64144B2 JPS64144B2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=15814924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58165573A Granted JPS6056445A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | 鋳物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056445A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109047726A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-12-21 | 黄文芳 | 一种双金属铸造工件和铸造工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4313684Y1 (ja) * | 1964-12-16 | 1968-06-11 |
-
1983
- 1983-09-08 JP JP58165573A patent/JPS6056445A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4313684Y1 (ja) * | 1964-12-16 | 1968-06-11 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109047726A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-12-21 | 黄文芳 | 一种双金属铸造工件和铸造工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS64144B2 (ja) | 1989-01-05 |
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