JPS6056426B2 - 構造部品のイオン窒化処理方法 - Google Patents
構造部品のイオン窒化処理方法Info
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- JPS6056426B2 JPS6056426B2 JP9223681A JP9223681A JPS6056426B2 JP S6056426 B2 JPS6056426 B2 JP S6056426B2 JP 9223681 A JP9223681 A JP 9223681A JP 9223681 A JP9223681 A JP 9223681A JP S6056426 B2 JPS6056426 B2 JP S6056426B2
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- JP
- Japan
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- cylinder
- nitriding
- ion nitriding
- structural component
- structural
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C8/00—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C8/06—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using gases
- C23C8/36—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using gases using ionised gases, e.g. ionitriding
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、寸法精度の厳しい機械の構造部品で、特に
円筒状構造部品の内周面すなわちシリンダ内面にイオン
窒化処理を施す場合に、シリンダ内径の寸法変化が大き
くかつ場所によつて不均一になることを防止するイオン
窒化処理方法に関わるものである。
円筒状構造部品の内周面すなわちシリンダ内面にイオン
窒化処理を施す場合に、シリンダ内径の寸法変化が大き
くかつ場所によつて不均一になることを防止するイオン
窒化処理方法に関わるものである。
本発明は単一のシリンダ部を有する構造部品のみなら
ず、複数のシリンダ部を有する構造部品のイオン窒化処
理に適用できる。
ず、複数のシリンダ部を有する構造部品のイオン窒化処
理に適用できる。
シリンダ部を有する構造部品をイオン窒化処理のよう
な表面加熱処理を施す際に、その寸法変化を小さくしか
つ均一に抑えるには、構造部品のシリンダ部が垂直にな
るように該処理部品を設置する。
な表面加熱処理を施す際に、その寸法変化を小さくしか
つ均一に抑えるには、構造部品のシリンダ部が垂直にな
るように該処理部品を設置する。
かゝる被処理物の姿勢でシリンダ内面、外面および端面
も全てイオン窒化を施すと、端面に近い部分のシリンダ
内径の寸法変化が大きくなる。この寸法変化を見越して
内径の仕上代を大きく設計すれば、従来のガス窒化処理
より化合物層が薄くなつたイオン窒化処理の利点を活か
すことができず、さらに表面の耐摩耗性の優れた窒化層
を余分に除去するなどの欠点を有していた。 本発明は
上記に鑑みてなしたもので、イオン窒化処理によつて生
ずるシリンダ内径の寸法変化を均一に小さく抑えること
ができる構造部品のイオン窒化処理方法を提供すること
を目的とする。
も全てイオン窒化を施すと、端面に近い部分のシリンダ
内径の寸法変化が大きくなる。この寸法変化を見越して
内径の仕上代を大きく設計すれば、従来のガス窒化処理
より化合物層が薄くなつたイオン窒化処理の利点を活か
すことができず、さらに表面の耐摩耗性の優れた窒化層
を余分に除去するなどの欠点を有していた。 本発明は
上記に鑑みてなしたもので、イオン窒化処理によつて生
ずるシリンダ内径の寸法変化を均一に小さく抑えること
ができる構造部品のイオン窒化処理方法を提供すること
を目的とする。
本発明は、シリンダ内径の寸法変化を均一にするため
に、イオン窒化処理による加熱条件をシリンダの軸対象
になるように、一部に窒化防止用の治具を密着せしめる
ものてある。 以下本発明の実施例を図によつて説明す
る。
に、イオン窒化処理による加熱条件をシリンダの軸対象
になるように、一部に窒化防止用の治具を密着せしめる
ものてある。 以下本発明の実施例を図によつて説明す
る。
本発明の実施例を第１図〜第３図に示す。第１図にお
いて１はシリンダ部ａを有する構造部品の一例である。
２は、構造部品１の端面を部を窒化防止して、構造部品
１のシリンダ部ａに対する局部加熱を防止する治具であ
る。
いて１はシリンダ部ａを有する構造部品の一例である。
２は、構造部品１の端面を部を窒化防止して、構造部品
１のシリンダ部ａに対する局部加熱を防止する治具であ
る。
治具２においては、構造部品１のシリンダ部ａとほゞ
同一内径の貫通孔ｃを開けて、構造部品１のシリンダ部
ａのイオン窒化処理を容易にしている。
同一内径の貫通孔ｃを開けて、構造部品１のシリンダ部
ａのイオン窒化処理を容易にしている。
また、治具２のｄ部は構造部品の外周とほゝ゛同一の寸
法とし、構造部品１の位置決めを容易にすると共に、構
造部品１の端面を部と治具２との外周間隙にグロー放電
が生ずることを防止している。 第１図の実施例で、低
合金鋼製構造部品１にイオン窒化処理を施す場合に治具
２を使用した場合と使用しない場合について、構造部品
１のＡ一Ａ’、Ｂ−Ｂ’、Ｃ−Ｃ’断面における内径の
寸法変化を比較してみた。
法とし、構造部品１の位置決めを容易にすると共に、構
造部品１の端面を部と治具２との外周間隙にグロー放電
が生ずることを防止している。 第１図の実施例で、低
合金鋼製構造部品１にイオン窒化処理を施す場合に治具
２を使用した場合と使用しない場合について、構造部品
１のＡ一Ａ’、Ｂ−Ｂ’、Ｃ−Ｃ’断面における内径の
寸法変化を比較してみた。
イオン窒化処理条件は、ガス組成；Ｎ２５Ｏ％，Ｈ２５
Ｏ％（体積比），温度５３０℃，処理時間２ｃｔｆ間で
ある。
Ｏ％（体積比），温度５３０℃，処理時間２ｃｔｆ間で
ある。
第１表に各部の内径の寸法変化の一例を示す。
表から明らかなように、窒化防止用治具２を使用したも
のの寸法変化は小さく、場所による差も極めて小さい。
第２図および第３図は、シリンダ部を複数個有する構造
部品に対する実施例である。
のの寸法変化は小さく、場所による差も極めて小さい。
第２図および第３図は、シリンダ部を複数個有する構造
部品に対する実施例である。
第１図に示した実施例と同じように、複数個のシリンダ
部を有する構造部品３の端面に、窒化防止用治具４を密
着せしめて、構造部品３のシリンダ部における局部加熱
を防止している。窒化防止用治具４は、第３図の下面図
に示したように、複数個のシリンダ部の端面の窒化を防
止すると同時に、構造部品３の複数個のシリンダ部内面
のイオン窒化を容易にするために、構造部品３のシリン
ダとほＳ゛同一内径の貫通孔を開けてある。
部を有する構造部品３の端面に、窒化防止用治具４を密
着せしめて、構造部品３のシリンダ部における局部加熱
を防止している。窒化防止用治具４は、第３図の下面図
に示したように、複数個のシリンダ部の端面の窒化を防
止すると同時に、構造部品３の複数個のシリンダ部内面
のイオン窒化を容易にするために、構造部品３のシリン
ダとほＳ゛同一内径の貫通孔を開けてある。
複数個のシリンダ部を有する場合も、単一のシリンダ構
造部品の場合と同様に、窒化防止用治具を用いることに
よつて、イオン窒化処理によつて生ずるシリンダ部内径
の寸法変化を極めて小さくかつ均一に抑えることができ
る。
造部品の場合と同様に、窒化防止用治具を用いることに
よつて、イオン窒化処理によつて生ずるシリンダ部内径
の寸法変化を極めて小さくかつ均一に抑えることができ
る。
以上説明したように、本発明によればイオン窒化処理に
よつて生ずるシリンダ内径の寸法変化を極めて小さくか
つ均一に抑えることができる。
よつて生ずるシリンダ内径の寸法変化を極めて小さくか
つ均一に抑えることができる。
図は本発明の実施例に係わるもので、第１図は単一のシ
リンダ部を有する構造部品にイオン窒化処理を施す場合
の縦断面図、第２図は他の構造部品の縦断面図、第３図
は第１図構造部品の下面図である。 １・・・シリンダ部を有する構造部品、２・・・窒化防
止用治具、３・・ウリンダ部を有する構造部品、４・・
・窒化防止用治具。
リンダ部を有する構造部品にイオン窒化処理を施す場合
の縦断面図、第２図は他の構造部品の縦断面図、第３図
は第１図構造部品の下面図である。 １・・・シリンダ部を有する構造部品、２・・・窒化防
止用治具、３・・ウリンダ部を有する構造部品、４・・
・窒化防止用治具。
Claims (1)
- １ 窒化性ガス雰囲気中でグロー放電を起させて窒化処
理を行なうイオン窒化処理方法において、円筒状の構造
部品の端面に窒防止用の治具を密着せしめて窒化処理を
施すことを特徴とする構造部品のイオン窒化処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9223681A JPS6056426B2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 構造部品のイオン窒化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9223681A JPS6056426B2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 構造部品のイオン窒化処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57207168A JPS57207168A (en) | 1982-12-18 |
| JPS6056426B2 true JPS6056426B2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=14048795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9223681A Expired JPS6056426B2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 構造部品のイオン窒化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056426B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0187153U (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-08 |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP9223681A patent/JPS6056426B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57207168A (en) | 1982-12-18 |
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