JPS6056270B2 - 多気筒エンジン用点火装置 - Google Patents
多気筒エンジン用点火装置Info
- Publication number
- JPS6056270B2 JPS6056270B2 JP15999680A JP15999680A JPS6056270B2 JP S6056270 B2 JPS6056270 B2 JP S6056270B2 JP 15999680 A JP15999680 A JP 15999680A JP 15999680 A JP15999680 A JP 15999680A JP S6056270 B2 JPS6056270 B2 JP S6056270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- signal
- ignition
- input terminal
- reference signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
- F02P7/03—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means
- F02P7/035—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means without mechanical switching means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多気筒エンジン用点火装置、特に無接点による
低圧分配制御を始動時から停止時まで確実かつ正確に行
うことを可能にした多気筒エンジン用点火装置に関する
ものである。
低圧分配制御を始動時から停止時まで確実かつ正確に行
うことを可能にした多気筒エンジン用点火装置に関する
ものである。
一般に従来のガソリン・エンジン等では、複数個の点火
プラグヘの配電を、デイストリビユークなどの接点方式
により、点火コイルの高圧側で分配することによつて行
うのが普通であつた。
プラグヘの配電を、デイストリビユークなどの接点方式
により、点火コイルの高圧側で分配することによつて行
うのが普通であつた。
しかしながら、特にガス・エンジン等では着火しやすい
ことから、点火コイルの高圧側で配電がなされることは
極めて危険である。そこで、ガス・エンジン等において
は低圧側において分配制御を行うようにする低圧分配制
御の方式が考慮されている。しかし、この場合、エンジ
ンの回転と点火タイミングとの同期が完全にとれないと
安定したエンジンの出力を得ることができない。また、
特に起動時または停止時等に誤動作が生じないように、
分配の制御がが行われなければならない。本発明は低圧
側での分配に関して、エンジンの回転との同期を正確に
とつて点火タイミングの決定を確実に行うと共に、ノイ
ズ等があつても点火時期に狂いが生じないような安全な
点火装置を提供することを目的としている。以下図面を
参照して説明する。第１図は本発明の一実施例で６気筒
エンジンの楊合の概略図を示す。
ことから、点火コイルの高圧側で配電がなされることは
極めて危険である。そこで、ガス・エンジン等において
は低圧側において分配制御を行うようにする低圧分配制
御の方式が考慮されている。しかし、この場合、エンジ
ンの回転と点火タイミングとの同期が完全にとれないと
安定したエンジンの出力を得ることができない。また、
特に起動時または停止時等に誤動作が生じないように、
分配の制御がが行われなければならない。本発明は低圧
側での分配に関して、エンジンの回転との同期を正確に
とつて点火タイミングの決定を確実に行うと共に、ノイ
ズ等があつても点火時期に狂いが生じないような安全な
点火装置を提供することを目的としている。以下図面を
参照して説明する。第１図は本発明の一実施例で６気筒
エンジンの楊合の概略図を示す。
図中、１は点火タイミング信号発生源、２は基準信号発
生源、３は分配制御部、４はイグナイタ、５は点火コイ
ル、６は点火プラグ、００ないし０５は分配制御部の出
力端子をそれぞれ表わす。分配制御部３は、エンジンの
回転速度に応じた進角によつて発生される点火タイミン
グ信号発生源１の信号により順次出力端子００ないし０
５へ点火信号を出力する。イグナイタ４は該点火信号を
検出・増幅し、点火コイル５への一次電流を断続する。
点火コイル５は急激に遮断される一次電流によつて二次
側に高電圧を誘導し、この高電圧を点火プラグ６へ供給
する。点火プラグ６は供給された高電圧によつて混合気
を着火させる。基準信号発生源２は分配制御部３の出力
すべき端子の初期設定を行うための信号、即ち基準信号
の発生源で信号発生のタイミングは、点火タイミング信
号の場合と同様、エンジンの回転速度に応じた進角によ
つて決定される。即ち、分配制御部３が低圧側に存在し
ており、この制御部３によつて分配した後に、点火コイ
ル５によつて高圧を発生させる。第２図は本発明の第１
図図示分配制御部を中心とした一実施例構成を示す。
生源、３は分配制御部、４はイグナイタ、５は点火コイ
ル、６は点火プラグ、００ないし０５は分配制御部の出
力端子をそれぞれ表わす。分配制御部３は、エンジンの
回転速度に応じた進角によつて発生される点火タイミン
グ信号発生源１の信号により順次出力端子００ないし０
５へ点火信号を出力する。イグナイタ４は該点火信号を
検出・増幅し、点火コイル５への一次電流を断続する。
点火コイル５は急激に遮断される一次電流によつて二次
側に高電圧を誘導し、この高電圧を点火プラグ６へ供給
する。点火プラグ６は供給された高電圧によつて混合気
を着火させる。基準信号発生源２は分配制御部３の出力
すべき端子の初期設定を行うための信号、即ち基準信号
の発生源で信号発生のタイミングは、点火タイミング信
号の場合と同様、エンジンの回転速度に応じた進角によ
つて決定される。即ち、分配制御部３が低圧側に存在し
ており、この制御部３によつて分配した後に、点火コイ
ル５によつて高圧を発生させる。第２図は本発明の第１
図図示分配制御部を中心とした一実施例構成を示す。
図中、符号１，２は第１図に対応し、７は点火タイミン
グ信号発生部、８は第１波形変換回路、９は信号制御カ
ウンタ部、１０は基準信号発生部、１１は第２波形変換
回路、１２は単安定マルチバイブレータ、１３はダイオ
ード、１４は定電圧回路、１５は基準信号遮断時の出力
停止回路、１６は遅延回路、１７はシユミツトトリガ回
路、１８はフリップ●フロップ回路、１９は各回路への
電源供給線、２０ないし２５は出力回路、ＣＰはクロッ
クパルス入力端子、ＣＬはクリア信号入力端子、ＱＯな
いしＱ７は信号制御カウンタ部の出力端子を表わしてい
る。出力端子Ｑ。ないしＱ５はそれぞれ出力回路２０な
いし２５に接続されている。信号制御カウンタ部９は、
例えばジヨンソン・カウンタで構成され、第３図図示の
タイム・チャートの如くに動作する。
グ信号発生部、８は第１波形変換回路、９は信号制御カ
ウンタ部、１０は基準信号発生部、１１は第２波形変換
回路、１２は単安定マルチバイブレータ、１３はダイオ
ード、１４は定電圧回路、１５は基準信号遮断時の出力
停止回路、１６は遅延回路、１７はシユミツトトリガ回
路、１８はフリップ●フロップ回路、１９は各回路への
電源供給線、２０ないし２５は出力回路、ＣＰはクロッ
クパルス入力端子、ＣＬはクリア信号入力端子、ＱＯな
いしＱ７は信号制御カウンタ部の出力端子を表わしてい
る。出力端子Ｑ。ないしＱ５はそれぞれ出力回路２０な
いし２５に接続されている。信号制御カウンタ部９は、
例えばジヨンソン・カウンタで構成され、第３図図示の
タイム・チャートの如くに動作する。
クリア信号入力端子ＣＬへの入力信号がＨレベルにある
ときは、出力端子９はＨレベルにあり、他の出力端子Ｑ
１ないしＱ７はＬレベルにある（第３図ａ）。クリア信
号がＬレベルになると、クロックパルス入力端子ＣＰへ
の入力信号の次のアップエッジ動作により出力端子Ｑ。
はＬレベルとなり、出力端子Ｑ１がＨレベルに反転する
（第３図ｂ）。そして次のクロックパルスのアップエッ
ジ動作によつて、出力端子Ｑ１がＬレベルとなり、出力
端子Ｑ２がＨレベルになる。（第３図ｃ）。同様にクリ
ア信号がオンにならない限り順次出力端子Ｑ７まで出力
がなされ、出力端子Ｑ７の次にはまた出力端子Ｑ１から
の出力が繰り返される。途中でもしクリア信号がオンに
なると直ちに出力端子Ｑ。はＨレベルとなり、他の出力
端子Ｑ１ないしＱ７はＬレベルとなる。（第３図ｄ）。
以降の動作は上記の第３図Ａ，ｂ，ｃ以下の動作と同様
である。第４図は第２図図示の実施例を説明するための
タイムチャートを示す。
ときは、出力端子９はＨレベルにあり、他の出力端子Ｑ
１ないしＱ７はＬレベルにある（第３図ａ）。クリア信
号がＬレベルになると、クロックパルス入力端子ＣＰへ
の入力信号の次のアップエッジ動作により出力端子Ｑ。
はＬレベルとなり、出力端子Ｑ１がＨレベルに反転する
（第３図ｂ）。そして次のクロックパルスのアップエッ
ジ動作によつて、出力端子Ｑ１がＬレベルとなり、出力
端子Ｑ２がＨレベルになる。（第３図ｃ）。同様にクリ
ア信号がオンにならない限り順次出力端子Ｑ７まで出力
がなされ、出力端子Ｑ７の次にはまた出力端子Ｑ１から
の出力が繰り返される。途中でもしクリア信号がオンに
なると直ちに出力端子Ｑ。はＨレベルとなり、他の出力
端子Ｑ１ないしＱ７はＬレベルとなる。（第３図ｄ）。
以降の動作は上記の第３図Ａ，ｂ，ｃ以下の動作と同様
である。第４図は第２図図示の実施例を説明するための
タイムチャートを示す。
第２図において、点火タイミング信号発生源１が第４図
図示Ａの如き信号を発生させると、点火タイミング信号
発生部７は第４図図示ＣＰの如きパルスに変換して信号
制御カウンタ部９へのクロックパルスとする。一方、基
準信号発生源２は６気筒エンジンであれば上記点火タイ
ミング信号の６回に１回の割合で第４図図示Ｂの如き信
号を発生させ、基準信号発生部１０は、第２波形変換回
路１１および単安定マルチバイブレータ１２によつて第
４図図７ｆ上″の如きパルスを発生させ、信号制御カウ
ンタ部９へのクリア信号とする。本実施例においては、
出力端子ＱＯ，Ｑｌ，Ｑ２・・・・・・Ｑ５のそれぞれ
の出力の立ち下がりで点火がなされることになる。基準
信号遮断時出力停止回路１５は、起動時基準信号が信号
制御カウンタ部９のクリア信号入力端子ＣＬに入力する
以前には信号制御カウンタ部９が動作しないようにして
おき、誤動作を防止すると共に、回転中基準信号がクリ
ア信号入力端子ＣＬに入力しなくなつた場合に、同じく
信号制御カウンタ部９の動作を止め、誤動作を防止する
ためのものである。第５図は基準信号遮断時出力停止回
路１５による効果を説明するためのタイム・チャートで
、図中のＴＯ部分のクリア信号がＨレベルになつている
部分が、その回路１５による効果である。すなわち第２
図において電源が投入されると、定電圧回路１４は電源
供給源１９を通して各回路へ電圧を供給すると共に、遅
延回路１６を経由して一定以上の電圧になつた時点でシ
ユミツトトリガ回路１７を動作させ、フリップ・フロッ
プ回路１８をオン状態のまま維持させる。従つて、フリ
ップ・フロップ回路１８の出力は信号制御カウンタ部９
のクリア信号入力端子ＣＬをＨレベルにして信号制御カ
ウンタ部９が動作しないようにする（第５図ｅ）。この
段階で基準信号が発せられると、フリップ・フロップ回
路１８はオフとなり、クリア信号入力端子ＣＬは単安定
マルチバイブレータ２で決定される所定の時間経過後に
Ｌレベルに反転する。クリア信号入力端子ＣＬがＬレベ
ルになることによつて、信号制御カウンタ部９はクロッ
クパルス信号に従つて動作を開始する。次にフリップ・
フロップ回路１８がオンとなるのは出力端子ｑがオンか
らオフに変化したときで、通常はその直後基準信号も発
せられるのでフリップ・フロップ回路１８はその後直ち
にオフとなり、またクリア信号入力端子ＣＬも所定時間
経過後にＬレベルになり、信号制御カウンタ部９は動作
を継続する（第５図ｆ）。もし、出力端子Ｑ５がオンか
らオ．フに反転し、フリップ・フロップ回路１８がオン
になつた段階で基準信号が到着しなければクリア信号入
力端子ＣＬはＨレベルのまま維持されるのて、信号制御
カウンタ部９は動作を停止し、その後の点火プラグへの
給電を抑止して、誤動作を防．止する（第５図ｇ）。第
６図は本発明の他の一実施例構成を示す。
図示Ａの如き信号を発生させると、点火タイミング信号
発生部７は第４図図示ＣＰの如きパルスに変換して信号
制御カウンタ部９へのクロックパルスとする。一方、基
準信号発生源２は６気筒エンジンであれば上記点火タイ
ミング信号の６回に１回の割合で第４図図示Ｂの如き信
号を発生させ、基準信号発生部１０は、第２波形変換回
路１１および単安定マルチバイブレータ１２によつて第
４図図７ｆ上″の如きパルスを発生させ、信号制御カウ
ンタ部９へのクリア信号とする。本実施例においては、
出力端子ＱＯ，Ｑｌ，Ｑ２・・・・・・Ｑ５のそれぞれ
の出力の立ち下がりで点火がなされることになる。基準
信号遮断時出力停止回路１５は、起動時基準信号が信号
制御カウンタ部９のクリア信号入力端子ＣＬに入力する
以前には信号制御カウンタ部９が動作しないようにして
おき、誤動作を防止すると共に、回転中基準信号がクリ
ア信号入力端子ＣＬに入力しなくなつた場合に、同じく
信号制御カウンタ部９の動作を止め、誤動作を防止する
ためのものである。第５図は基準信号遮断時出力停止回
路１５による効果を説明するためのタイム・チャートで
、図中のＴＯ部分のクリア信号がＨレベルになつている
部分が、その回路１５による効果である。すなわち第２
図において電源が投入されると、定電圧回路１４は電源
供給源１９を通して各回路へ電圧を供給すると共に、遅
延回路１６を経由して一定以上の電圧になつた時点でシ
ユミツトトリガ回路１７を動作させ、フリップ・フロッ
プ回路１８をオン状態のまま維持させる。従つて、フリ
ップ・フロップ回路１８の出力は信号制御カウンタ部９
のクリア信号入力端子ＣＬをＨレベルにして信号制御カ
ウンタ部９が動作しないようにする（第５図ｅ）。この
段階で基準信号が発せられると、フリップ・フロップ回
路１８はオフとなり、クリア信号入力端子ＣＬは単安定
マルチバイブレータ２で決定される所定の時間経過後に
Ｌレベルに反転する。クリア信号入力端子ＣＬがＬレベ
ルになることによつて、信号制御カウンタ部９はクロッ
クパルス信号に従つて動作を開始する。次にフリップ・
フロップ回路１８がオンとなるのは出力端子ｑがオンか
らオフに変化したときで、通常はその直後基準信号も発
せられるのでフリップ・フロップ回路１８はその後直ち
にオフとなり、またクリア信号入力端子ＣＬも所定時間
経過後にＬレベルになり、信号制御カウンタ部９は動作
を継続する（第５図ｆ）。もし、出力端子Ｑ５がオンか
らオ．フに反転し、フリップ・フロップ回路１８がオン
になつた段階で基準信号が到着しなければクリア信号入
力端子ＣＬはＨレベルのまま維持されるのて、信号制御
カウンタ部９は動作を停止し、その後の点火プラグへの
給電を抑止して、誤動作を防．止する（第５図ｇ）。第
６図は本発明の他の一実施例構成を示す。
図中、符号１，２，７ないし２５は第２図に対応、２６
はノイズ除去回路、２７は遅延回路、２８は出力停止回
路、２９はフリップ・フロップ回路を・表わしている。
また第７図は第６図図示の実施例を説明するためのタイ
ム・チャートを示す。第６図においてフリップ・フロッ
プ回路２９がオン状態にあるときは、出力停止回路２８
はオン状態となり基準信号回路即ち単安定マルチバイブ
レータ１２の入力端はアースされて発生が抑止される。
フリップ・フロップ回路２９は出力端子Ｑ６のアップエ
ッジ動作によつてオフとなり、出力停止回路２８もオフ
となる。出力停止回路２８がオフになつている間に基準
信号が供給されると当該基準信号は単安定マルチバイブ
レータ１２へ伝達される。そして所定時間オフ状態を続
けた後、遅延回路２７を介して供給される基準信号によ
つてフリｌノブ●フロップ回路２９はオン状態に復帰す
る。すなわち第７図図示の出力停止回路２８への入力信
号Ｃがオン状態にある（図示Ｔｓ）間には、例えば図示
ｈの如きノイズによる信号が単安定マルチバイブレータ
１２の入力端に非所定に到達して・もアースされ、出力
回路２０ないし２５への出力順序を乱すことはなく、安
定した配電を行うことが可能になる。なお、本発明は６
気筒エンジンの場合に限らず、４気筒エンジン、８気筒
エンジン等の場合も゛同様に適用できるものである。
はノイズ除去回路、２７は遅延回路、２８は出力停止回
路、２９はフリップ・フロップ回路を・表わしている。
また第７図は第６図図示の実施例を説明するためのタイ
ム・チャートを示す。第６図においてフリップ・フロッ
プ回路２９がオン状態にあるときは、出力停止回路２８
はオン状態となり基準信号回路即ち単安定マルチバイブ
レータ１２の入力端はアースされて発生が抑止される。
フリップ・フロップ回路２９は出力端子Ｑ６のアップエ
ッジ動作によつてオフとなり、出力停止回路２８もオフ
となる。出力停止回路２８がオフになつている間に基準
信号が供給されると当該基準信号は単安定マルチバイブ
レータ１２へ伝達される。そして所定時間オフ状態を続
けた後、遅延回路２７を介して供給される基準信号によ
つてフリｌノブ●フロップ回路２９はオン状態に復帰す
る。すなわち第７図図示の出力停止回路２８への入力信
号Ｃがオン状態にある（図示Ｔｓ）間には、例えば図示
ｈの如きノイズによる信号が単安定マルチバイブレータ
１２の入力端に非所定に到達して・もアースされ、出力
回路２０ないし２５への出力順序を乱すことはなく、安
定した配電を行うことが可能になる。なお、本発明は６
気筒エンジンの場合に限らず、４気筒エンジン、８気筒
エンジン等の場合も゛同様に適用できるものである。
以上説明したように、本発明によれば、始動時から停止
時まで、正確で確実な点火位置制御が可能になり、安定
した低圧配電により、種々の誤動作を防止することが可
能になる。
時まで、正確で確実な点火位置制御が可能になり、安定
した低圧配電により、種々の誤動作を防止することが可
能になる。
特に、基準信号発生部の出力により、信号制御カウンタ
部の初期設定を行うので、エンジンの回転速度に対応し
て出力位置の初期化が可能になり、かつ基準信号遮断時
出力停止回路により、起動時に基準信号が信号制御カウ
ンタ部に入力される以前には、該カウンタ部が動作しな
いようにし、また、エンジン回転中に、基準信号が信号
制御カウンタ部へ入力されなくなつたとき、該カウンタ
部の動作を止めているので、比較的簡単な回路構成で、
誤動作が防止される。本発明による点火位置は、ガス・
エンジン等の点火時期に厳密性を要求されるエンジンに
おいて、特に安定した動作を保証できるので、極めて有
用である。また、ノイズなどにより生じる誤動作も簡単
に防止可能である。
部の初期設定を行うので、エンジンの回転速度に対応し
て出力位置の初期化が可能になり、かつ基準信号遮断時
出力停止回路により、起動時に基準信号が信号制御カウ
ンタ部に入力される以前には、該カウンタ部が動作しな
いようにし、また、エンジン回転中に、基準信号が信号
制御カウンタ部へ入力されなくなつたとき、該カウンタ
部の動作を止めているので、比較的簡単な回路構成で、
誤動作が防止される。本発明による点火位置は、ガス・
エンジン等の点火時期に厳密性を要求されるエンジンに
おいて、特に安定した動作を保証できるので、極めて有
用である。また、ノイズなどにより生じる誤動作も簡単
に防止可能である。
第１図は本発明の一実施例についての概略説明図、第２
図は本発明の一実施例構成、第３図ないし第５図は第２
図図示の一実施例構成を説明するための説明図、第６図
は本発明の他の一実施例構成、第７図は第６図図示の一
実施例構成を説明するための説明図を示す。 図中、１は点火タイミング信号発生源、２は基準信号発
生源、３は分配制御部、４はイグナイタ、５は点火コイ
ル、６は点火プラグ、７は点火タイミング信号発生部、
８は波形変換回路、９は信号制御カウンタ部、１０は基
準信号発生部、１１は波形変換回路、１２は単安定マル
チバイブレータ、１３はダイオード、１４は定電圧回路
、１５は基準信号遮断時出力停止回路、１６は遅延回路
、１７はシユミツトトリガ回路、１８はフリップ・フロ
ップ回路、１９は電源供給線、２０ないし２５は出力回
路、２６はノイズ除去回路、２７は遅延回路、２８は出
力停止回路、２９はフリップ・フロップ回路を表わす。
図は本発明の一実施例構成、第３図ないし第５図は第２
図図示の一実施例構成を説明するための説明図、第６図
は本発明の他の一実施例構成、第７図は第６図図示の一
実施例構成を説明するための説明図を示す。 図中、１は点火タイミング信号発生源、２は基準信号発
生源、３は分配制御部、４はイグナイタ、５は点火コイ
ル、６は点火プラグ、７は点火タイミング信号発生部、
８は波形変換回路、９は信号制御カウンタ部、１０は基
準信号発生部、１１は波形変換回路、１２は単安定マル
チバイブレータ、１３はダイオード、１４は定電圧回路
、１５は基準信号遮断時出力停止回路、１６は遅延回路
、１７はシユミツトトリガ回路、１８はフリップ・フロ
ップ回路、１９は電源供給線、２０ないし２５は出力回
路、２６はノイズ除去回路、２７は遅延回路、２８は出
力停止回路、２９はフリップ・フロップ回路を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 多気筒エンジンの各気筒対応に設けられた各点火コ
イルに対して、該点火コイル対応に設けられた出力回路
のオン・オフにより順次給電するようにされた低圧配電
を行う多気筒エンジン用点火装置において、（イ）クロ
ックパルス入力端子と、クリア信号入力端子と、少なく
とも上記点火コイルの数に等しいかそれより多い複数の
出力端子とを持ち、上記クロックパルス入力端子への入
力信号により上記各出力端子に対して順次パルスを発生
させ且つ上記クリア信号入力端子けの入力信号によつて
、上記出力端子への出力位置の初期設定を行うようにさ
れた信号制御カウンタ部と、（ロ）上記クロックパルス
入力端子に対して点火タイミングのパルスを出力する点
火タイミング信号発生部と、（ハ）上記クリア信号入力
端子に対してエンジンの回転速度に応じた所定時に基準
信号を送出する基準信号発生部と、（ニ）電源投入時に
オンとされると共に、最終の位置にある上記点火コイル
対応に設けられた出力回路けの出力時にオンとされ、上
記基準信号発生時にオフとされるフリップ・フロップ回
路を有し、該フリップ・フロップ回路の出力が上記信号
制御カウンタ部のクリア信号入力端子に供給されるよう
に接続構成された基準信号遮断時出力停止回路とを備え
、上記点火タイミング信号発生部および上記基準信号発
生部にそれぞれ入力される信号に基づいて、上記各点火
コイルに対して順次給電することを特徴とする多気筒エ
ンジン用点火装置。 ２ 上記各点火コイル対応に設けられた出力回路への出
力の１巡毎に所定の時間第１の状態となるフリップ・フ
ロップ回路を有し、該フリップ・フロツプ回路が上記第
１の状態でないときに上記基準信号発生部をアースさせ
るノイズ除去回路を備えることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の多気筒エンジン用点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15999680A JPS6056270B2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 多気筒エンジン用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15999680A JPS6056270B2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 多気筒エンジン用点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5783667A JPS5783667A (en) | 1982-05-25 |
| JPS6056270B2 true JPS6056270B2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=15705715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15999680A Expired JPS6056270B2 (ja) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | 多気筒エンジン用点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056270B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60233372A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-20 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の点火装置 |
-
1980
- 1980-11-13 JP JP15999680A patent/JPS6056270B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5783667A (en) | 1982-05-25 |
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