JPS6056072B2 - 電気−力学的エネルギ変換装置 - Google Patents

電気−力学的エネルギ変換装置

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JPS6056072B2
JPS6056072B2 JP17288881A JP17288881A JPS6056072B2 JP S6056072 B2 JPS6056072 B2 JP S6056072B2 JP 17288881 A JP17288881 A JP 17288881A JP 17288881 A JP17288881 A JP 17288881A JP S6056072 B2 JPS6056072 B2 JP S6056072B2
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JP
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shape memory
memory material
shape
energy conversion
mechanical energy
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JP17288881A
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JPS5875486A (ja
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敬之 三輪
信洋 井口
大 本間
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WASEDA DAIGAKU
Original Assignee
WASEDA DAIGAKU
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/06Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like
    • F03G7/065Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like using a shape memory element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気エネルギを力学的エネルギに変換する電
気−力学的エネルギ変換装置に係り、特に形状記憶材料
を利用した電気−力学的エネルギ変換装置にに関する。
従来のーー般的な電気−力学的エネルギ変換装置は、構
造が複雑てあり、超小型化を図ることは不可能であると
いう欠点があつた。また、従来、超小型化可能な電気−
力学的エネルギ変換装置として、形状記憶材料を利用し
たものが少数ながら提案されている。
しかしながら、これらの従来の形状記憶材料を利用した
電気−力学的エネルギ変換装置においては、(イ)例え
ば、本出願人が先に出願した特願昭55一13677吟
(特開昭57−66078号)に開示されている装置や
、日経メカニカル198奔1月21日号第56頁に記載
されている装置にみられるように、一般に、形状記憶材
料を、同材料が記憶させられている形状(以下、記憶形
状と言う)から他の形状に変形させるためのコイル状等
のバイアスばねが備えられており、これらのバイアスば
ね自体が比較的大きなスペースを占め、しかもこれらの
バイアスばねが形状記憶材料とは異つた位置に取り付け
られるので、装置を十分に超小型化することができない
そして、装置に複雑な動作をさせようとする場合には、
前記バイアスはねを多数必要とするのて、一層超小型化
が困難になる。(口) 形状記憶材料および前記バイア
スばねが外部に露出しているのて、液体内や生体内にお
いて動作させようとする場合、(a)形状記憶材料を加
熱するために同材料に通電すると、電流が前記液体や生
体に流れてしまつたり、(b)加熱された形状記憶材料
が直接生体に接触して生体が熱的に損傷されたり、(c
)形状記憶材料および前記バイアスばねによつて生体が
機械的に損傷されたりする等の種々の不都合を生じる。
l■→ 形状記憶材料から外部への単位時間当りの放熱
量を調節する手段がなく、形状変化の速度を適当な速度
に選択することが困難である。
等の欠点があつた。
本発明は、前記従来の種々の欠点を解消することのでき
る形状記憶合金等の形状記憶材料を利用した電気−力学
的エネルギ変換装置を提供することを目的とする。
本発明による電気−力学的エネルギ変換装置は、ある形
状を記憶させられている形状記憶合金等の導電性の形状
記憶材料と、この形状記憶材料に被覆された電気絶縁性
て、前記形状記憶材料より熱伝導率が小さく、弾性に富
み、かつ該弾性により、前記形状記憶材料のを前記記憶
させられている形状を異なる所定の形状に偏椅させよう
とする被覆材と、前記形状記憶材料に通電する通電手段
とを有してなるものてある。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいてさらに詳しく
説明する。
第1ないし6図は本発明をマニピュレータに適用した実
施例を示す。
1はTi−Ni合金等からなる線状の形状記憶材料であ
る。
この形状記憶材料1は、所定の記憶処理を行なわれるこ
とにより、第3図に示すような形状を記憶させられてい
る。なお、第1および2図は、形状記憶材料が後述する
被覆材2の弾性により、前記記憶形状から変形されてい
る状態を示している。前記第1ないし3図のいずれかの
状態においても、前記形状記憶材料1は、腕部3と把持
部4とを構成している。
そして、前記腕部3は、コイル状に巻かれたコイル状部
5と、このコイル状部5の両端に連続する直線状部6,
7とからなつている。また、前記把持部4は、直線状部
6のコイル状部5とは反対側の端部に連続しており、全
体として二股状となるように湾曲されている。ただし、
前記記憶形状(第3図の状態)においては、コイル状部
5は収縮した状態、把持部4は閉じた状態にある。
前記形状記憶材料1には、シリコンゴム等の柔軟で、弾
性に富み、電気絶縁性で、かつ形状記憶材料2より熱伝
導率の小さい材料からなる被覆材2が被覆されている。
前記被覆材2は、外力により変形されても、その弾性に
より、第1図の状態に復帰しようとする性質を付与され
ている。このような性質は、例えば、前記形状記憶処理
後、形状記憶材料1を第1図の状態に変形し、その状態
で液体状の被覆材2に浸漬することにより同材料1に被
覆材2を被覆するという方法によつて、簡単に付与する
ことがてきる。なお、前記第1図の状態においては、形
状記憶材料1のコイル状部5は伸長状態、把持部4は開
いた状態となつている。
また、第4図ないし6図によく示されるように、前記直
線状部6,7および把持部4は、被覆材2の断面の図心
に位置されているが、コイル状部5は前記図心より大き
く外れた位置に位置されている。
前記形状記憶材料1の把持部4側の端部8は導線9およ
びスイッチS1を介して電源10の一方の出力端子に、
腕部3側の端部11は導線12およびスイッチS2を介
して電源10の前記出力端子にそれぞれ接続されている
また、形状記憶材料1の把持部4と腕部3との境界点1
3は導線14を介して接地されている。また、前記電源
10の他方の出力端子も接地されている。なお、第1な
いし6図ては、図面が煩雑とならないようにするために
、各導線9,12,14が形状記憶材料1との接続点の
すぐ近傍において被覆材2から引き出されているかのよ
うに描いてあるが、実際には、各導線9,12,14は
、ほぼ形状記憶材料1に沿つて被覆材2に埋め込まれて
おり、被覆材2の腕部3側の端部において同被覆材2か
ら引き出されている(ただし、各導線9,12,14は
、前記各接続点以外においては形状記憶材料1に接触し
ないようにされている)。
次に、本実施例の動作を説明する。スイッチS1を閉じ
れば、電源10から導線9,14を通じて、形状記憶材
料1のうちの端部8と境界点13との間、すなわち把持
部4に電流が流れるので、同把持部4がジュール熱によ
り発熱する。
そして、これにより、把持部4の温度が・一定以上にな
ると、同把持部4は第2図のように被覆材2の弾性に抗
して記憶形状に復帰する。すなわち、把持部4は閉じら
れる。このようにして把持部4を閉じさせることにより
、同把持部4に所望の対象物を把持させること―ができ
る。
次に、スイッチS2を閉じれば、電源10から導線12
,14を通じて、形状記憶材料1のうちの端部11と1
3との間、すなわち腕部3に電流が流れるので、コイル
状部5もジュール熱によりノ発熱する。
そして、これにより、同コイル状部5の温度が一定以上
になると、同コイル状部5は記憶形状、すなわち収縮状
態に復帰する。すると、コイル状部5が被覆材2の断面
の図心から外れた位置に存在しているため、被覆材2の
弾性に抗して腕部3は第3図のように屈曲する。次に、
スイッチSl,S2をそれぞれ開けば、把持部4および
コイル状部5への通電が停止され、これらの部分が冷却
するので、被覆材2の弾性による復元力により、把持部
4は開いた状態、コイル状部5は伸長状態、すなわち第
1図の状態にふたたび変形される。なお、スイッチS2
のみを閉じた状態とすれば、把持部4が開き、かつコイ
ル状部5が屈曲した状態となることは言うまでもない。
本実施例では、従来、コイル状等のバイアスばねに果た
せていた機能を被覆材2に果たさせるので、前記バイア
スばねが不要になる一方、被覆材2自体か占めるスペー
スは極僅かであり、しかもこの被覆材2は形状記憶材料
1に沿つて存在し、実質上形状記憶材料1と同一位置に
存在することになるので、装置を超小型化することがで
きる。
従つて、例えば生体内等の非常に狭隘な場所にも挿入す
ることも可能になる。また、被覆材2は、電気絶縁性と
されているので、液体内や生体内において形状記憶材料
1に通電しても、液体や生体に電流が流れるという支障
を生じることがない。
また、被覆材2は、形状記憶材料1より熱伝導率が低い
ので、例えば生体内において形状記憶材料1が通電加熱
されても、被覆材2の断熱効果により、生体等が熱的に
破壊されるのを防止することができる。また、形状記憶
材料1が弾性に富む被覆材2により被覆されているので
、生体内等に挿入された場合に、形状記憶材料1により
生体等が機械的に損傷されるのを防止することができる
また、被覆材2の熱伝導率を適当に選択することにより
、形状記憶材料1の加熱時および冷却時の温度上昇およ
び下降の速度、ひいては形状記憶材料の形状変化の速度
を適当に調整することができる。
なお、本実施例では、コイル状部5の収縮・伸長により
腕部3が屈伸されるようになつているが、腕部3にコイ
ル状部5を設けないで、単純な線状の腕部3に屈曲した
形状を記憶させても、同様の動作を行なわせることが可
能である。
しかし、このようにした場合には、腕部3が屈曲しよう
とする際の力、すなわち記憶形状に復帰しようとする力
を大きくするためには、形状記憶材料1の線径を太くし
なければならない。
ところが、形状記憶材料1の線径をある程度以上太くす
ると、同材料1を変形させようとするときの抵抗力が大
きくなるので、被覆材2の弾性をあまり大きくできない
場合には、形状記憶材料1が冷却したときに、前記のよ
うに被覆材2の弾性によつて腕部3を記憶形状から第1
または2図の真直な形状に戻すことが困難となる。しか
るに、本実施例のように被覆材2の断面の図心から離れ
た位置にコイル状部5を設け、このコイル状部5の収縮
により、腕部3を屈曲させるようにすれば、形状記憶材
料1の線径を比較的細くしても、大きなりで把持部4を
屈曲させることができる。
したがつて、形状記憶材料1の線径を細くできるので、
冷却時に把持部4を被覆材2の弾性による復元力によつ
て十分に、第1または2図の形状に戻すことができる。
なお、コイル状部5に伸長した状態を記憶させ、同コイ
ル状部5が伸長したときに腕部3が屈曲するようにして
も同様の効果を得ることができる。
また、本発明による形状記憶材料としては、前記Ti−
Ni合金の外に、Cu−Zn..Cu−Zn−AIlC
u−Zn−Ga,.Cu−Zn−Sn..Cu−Zn−
Si..Cu一N−Ni..Cu−Au−Zn,,Cu
−Sn..Au−Cd,.Ag−Cd.Ni−Ti−X
(Xは第三元素)、Ni−Al、Fe−Pt等の合金、
その他あらゆる形状記憶材料が使用可能なことも言うま
でもない。
また、本発明においては、形状記憶材料および被覆材の
形状は前記実施例のような形状に限られないことは言う
までもない。
また、前記実施例は、本発明をマニピュレータに適用し
た例であるが、本発明は、他の用途の電気一力学的エネ
ルギ変換装置にも適用できるものである。
以上のように本発明による電気−力学的エネルギ変換装
置は、導電性の形状記憶材料を、電気絶縁性で、前記形
状記憶材料より熱伝導率が小さ”く、かつ弾性に富む被
覆材によつて被覆し、同被覆材がその弾性によつて前記
形状記憶材料を、記憶形状と異なる所定の形状に偏椅さ
せようとするようにしたことにより、(イ)バイアスば
ねが不要になる一方、バイアスばねに代わつて形状記憶
材料をバイアスする被覆材自体が占めるスペースは極僅
かであり、しかもこの被覆材は形状記憶材料に沿つて存
在し、実質上形状記憶材料と同一位置に存在することに
なるので、従来のこの種の装置よソー層装置の超小型化
を図ることができる。
(ロ)電気絶縁性の被覆材により形状記憶材料が被覆さ
れているのて、液体内や生体内等において、形状記憶材
料に通電しても液体や生体等に電流が流れることがない
(ハ)形状記憶材料が同材料より熱伝導率の小さい被覆
材によつて被覆されているので、形状記憶材料が通電加
熱された場合に、装置に接触する物質、例えば生体等が
熱的に破壊されるのを防止することができる。
(二)形状記憶材料が被覆材によつて被覆されているの
で、装置に接触する物質、例えば生体等が機械的に損傷
されるのを防止することができる。
(ホ)被覆材の熱伝導率を適当に選択することにより、
形状記憶材料の加熱時および冷却時の温度上昇および下
降の速度、ひいては形状記憶材料の形状変化の速度を調
整することができる。
等の優れた効果を得られるものてある。
【図面の簡単な説明】
第1ないし3図は本発明による電気−力学的エネルギ変
換装置の一実施例をそれぞれ異なつた状態において示す
縦断面図、第4図は第1図の■一■線における断面図、
第5図は第1図の■−■線における断面図、第6図は第
1図の■−■線における断面図である。 1・・・・・・形状記憶材料、2・・・・・・被覆材、
10・・・・・・電源、Sl,S2・・・・・・スイッ
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ある形状を記憶させられている導電性の形状記憶材
    料と、この形状記憶材料に被覆された電気絶縁性で、前
    記形状記憶材料より熱伝導率が小さく、弾性に富み、か
    つ該弾性により、前記形状記憶材料を前記記憶させられ
    ている形状と異なる所定の形状に偏椅させようとする被
    覆材と、前記形状記憶材料に通電する通電手段とを有し
    てなる電気−力学的エネルギ変換装置。
JP17288881A 1981-10-30 1981-10-30 電気−力学的エネルギ変換装置 Expired JPS6056072B2 (ja)

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JPS5875486A JPS5875486A (ja) 1983-05-07
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Families Citing this family (4)

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JPS5910789A (ja) * 1982-07-07 1984-01-20 Tlv Co Ltd 形状記憶合金を用いたアクチユエ−タ
JPS6079181A (ja) * 1983-10-05 1985-05-04 Morimura Eng Kk 熱応動アクチエ−タ
JPS6097437U (ja) * 1983-12-09 1985-07-03 カヤバ工業株式会社 油圧緩衝器の減衰力調整装置
JPS60201083A (ja) * 1984-03-26 1985-10-11 Toshiba Corp アクチユエ−タ

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