JPS6055940A - 非接触用保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明（は、手による取扱いから保護すべき対象物用の
非接触用保持具に関する。

その使用は特に、制限を意図しない一例として大腿骨の
グロステーゼヘッド等移植可能なノロステーゼ（人工装
具）の包装及び取扱いで見い出される。

〔従来の技術〕

この上うなグロステーゼは無菌状態で梱包され、患者に
植込まれるまで出来るだけそうした状態で保存されねば
ならないことは周知である。

対象物の無菌化全可能とするように設計された包装の生
産及び無菌状態における対象物の保存は周知で、この目
的のため気密のバッグ又はボックスが使われている。

包装金解いたり、その患者への植込中に包装物を汚染か
ら防ぐ点で問題が残るが、この問題は無菌手袋を沼けて
ない者がビンセットで扱うことによって解消されている
。

しかし、ビンセットで対象物を包装から取出すことは常
に容易と限らない。特に、包装がバッグやサシエツトの
＆）合で、対象物が包装中の不定位置にあるときや、対
象物が容易に把めないときはそうでめる。この不便は、
例えば包装から取出した後組立てなければならない対象
物、とりわけ一定種のプロステーゼの場合等、ビンセッ
トでそのものが比較的正確な位置に保持すべきだと、も
っとひどくなる。例えば、対象物が大腿骨のグロステー
ゼヘッドなら、このヘッドを前もって患者の大腿骨にｔ
＞ｉＪもって植込まれだ同友ピンへ組付ける必要があり
、はソ球状の形が適切な捕捉の障害となっているような
大腿骨のグロステーゼヘッドに適描なグリップがないと
、上記の組句作業はいっそう困難となる。

このため、対象物が資格を持たない者、例えばグロステ
ーゼの場合には無菌状態でない助手の手で扱われること
が珍しくなく、これはそれまで取らｉｌてきた注、８：
を全て無に帰してしまう。

包装対象物と手の直接接触を避ける問題は無菌品の場合
に限られず、一定のデリケートな光学的又は機械的エレ
メントや電子部品における手との接触で損傷する恐れが
ある処理コーティング等、表面用処理が成されるもの金
量げることができる。

〔解決すべき問題点とその解決手段〕

本発明の目的は、植込可能なグロステーゼ等手との直接
接触から保護すべき対象物を取扱うための非接触用保持
具を提供することにあり、この保持具は次の点′ｆ：特
徴とする： ■　相互に移動可能な少くとも２つの挟持部で、とわら
が相互に比較的接近して形状の組合せにより対象物を保
持するための凹部を協働で限定する閉状態と、それら挟
持部が相互に比較的離れて上記凹部全開き対象物全解放
する開状態とを取る挾持部全与えるビンセットでｈｖ、
該ビンセットが更に両挟持都から離れた位置に、挟持部
と機能的にリンクをなし任意に開又は閉状態に動作させ
る操作手段を備えている。

■　ケーシングと蓋を含み、上記ピンセラトラその内部
の、閉じられた両挟持部と挟持部で形成された凹部内に
保持された対象物が廿？ツクス内で配置されるべき位置
へ容易に受入れるボックスで、操作手段が蓋の方を向き
、ケーシングが挾持部を閉状態に保つように、ビンセッ
トの挟持部とケーシングが相補的な形状を有する。

従って、ビンセットの挾持部が閉じてい′る限シ対象物
は常にビンセットに対し極めて容易な方法で一定位置を
保ち、ビンセットの挾持部はそれぞれ操作手段を限定す
る２つの他端を提供する２個の分枝の各一端によって限
定され、２個の分枝が上記第１端と第２端の中間域で相
互に結合されている。

本装置のその他の特徴と利点は、−例として大腿骨のプ
ロステーゼヘッド用について述べた以下の説明、並びに
その一部をなす添付の図面から明らかになろう◇ 〔実施例〕 各図面において、１は相互に直交するｃ２つの対称面４
，５を与え、それぞれこれら２而に関し対称的なケーシ
ング２と蓋３で形成されたボックスを示し、このボック
スは第１．２図に示すように閉じられている。又６は本
例において２個のＳ状同形分枝７，８で形成されたピン
セラ）ｋ示し７゜これら分枝はそれぞれ分枝７について
は２個の各端１１．１２及び分枝８については各端１３
．１４間に位置する相互交差領域１０で軸９上において
相互に結合され、分枝７，８の各中間域における相互結
合は詳細に示してない。この結合を実施するには、尚采
者にとって周知で軸９を与える手段が使える。この目的
のためには例えば、両分枝用スウイベルを形成する補完
部品、又は分枝７，８がプラスチック製の場合は、分枝
よりフレキシブルだが分枝と一体のプリツノを使うこと
ができ、軸９はプリソソ材によって直接、又はそれ自体
周知な分枝に設けられたガイドの相互手段によって限定
できる。

次にそれぞれ閉、開状態を示した第３，４図を参照し、
ビンセット６を詳しく説明する。

尚、第３図に示すようにビンセットが閉じている場合、
端部１２，１４及び１１．１３は相互に接近しており、
第４図に示すようにビンセットが開いていると各端部に
相対的スペースが存在し、離間又は接近の相対運動が分
枝７，８の端部１２゜１４に与えられると、端部１１，
１３も同様の運動を行う。

ビンセットの手による把握及びその離間又は接近運動全
容易とするため、２個の端部１２，１４はそれぞれユー
ザの指の挿入を可能とするように鳩目秋に形成されてい
る。この鳩目は軸９と平行に、軸９に垂直な面を与える
平担プレートの分枝７の端部１２、分枝８の端部１４ｆ
：それぞれ貫通する穴１５．１６として形成され、各平
担プレートはビンセット６を成す対応分枝の主要部を形
成するＳ形状をしている。プレートとして形成された分
枝のこの部分は、分枝７について１７、分枝８について
１８で示しである。

プレート１７．１８はその反対端にビンセットを成す分
枝の他端部１１，１３ｅ限足し、その両端部の中間域で
一方の分校がそのフラット部で他方分枝のプレート部に
結合され、相互交差領域１０及び両分校７，８の結合を
限定する。

分枝７の端部１１又は分枝８の端部１３にそれぞ担対応
する端部で、プレー）１７．１８が対応する分枝の挾持
部１９，２０を部分的に形成し、これら２１ｉ２ｉｌの
挟持部１９，２０は相互に対向し、ビンセントが閉状態
（第３図）にあるとき、その相補的形状によって大腿骨
のプロステーゼヘット。

２１を受入れる凹部全協働で限定する。ビンセットが開
状態（第４図）にあると、凹部は開きグロステーゼヘッ
ド２１を解放する。

一例としてプロステーゼヘッド２１の形状を考えると、
はソ球状で、患者の大腿骨に取付けられた連結ビンにヘ
ッドを固定するため、円形面２２の中心に球中心に関す
る半径軸を中心に回転した円筒形状の盲穴２３があけら
れている。上記固定の目的上、プレート１７，１８はそ
の端部１１゜１３に切込み２４．２５’に与え、これら
の切込みは平面から見て、プロステーゼヘッド外周２１
の頂部に続く球状部２６に当接されるように形成された
円弧２４ａ、２５ａ、及びフラット部２２０球状部２６
との接合点と盲穴２３間でその球状部に続くフラット部
２２に対してセットされる線形域２４ｂ、２５ｂを備え
た領域を有し、盲穴を完全に開放状態としている。

各円弧２４ａ、２５ａは９０°と１８０°の間の角度を
与え、切込み２４．２５はそれぞれ分枝１７゜１８に、
それぞれが対面し且つビンセットが閉肪態にあるとき、
円弧２４ａ、２５ａが協働してヘッド２１０球状部２６
周囲に１８０°より大きい１個の円弧を形成し、プレー
）１７．１８の各中間面に対するヘッド２１のいかなる
動きも防ぐように形成される。切込み２４．２５の線形
域２４ｂ。

２５ｂは、ヘッド２１が軸９と平行な軸を中心に回転す
るのを防ぐ。これら線形域は、球２１の盲穴２３がビン
セット６の端部へ向って開くように、切込み２４．２５
のうち軸９から最も離ねた各域を構成する。

更に、ピンセット６が閉じたときグロステーゼヘッド２
１がビンセットの凹部内に保持され、プレート１７，１
８０各中間面に垂直な面にお、するいかなる動きも防が
れるようにするため、２つの中間面は対応する分枝６，
７の端部１１，１３を限定する端縁部で相互交差域１０
を限定する中間域において、横方向タグ２７．２８’を
有し、これらタブは対応グレー）１７．１８と一体状に
形成される。

タブ２７はフラットで、その中間基端において軸９を含
むか又はそれに平行な中間面を与え、このタブはプレー
ト１７の中間面に垂直で、分枝７の端部１１にプレート
１７の切込み２４と同様の切込み２９を有する。つまり
切込み２９は平面で見て、球状面２６の頂部から９０°
〜１８０°をカバーするように形成された円弧域、及び
フラット部２２の球状面２６との接合点及び盲穴２３間
で、ビンセットがグロステーゼヘッドに対して閉じられ
たとき盲穴を塞がないように、フラット部２２に対して
セットされる軸９から最も離れた線形域を有する。同じ
ように、タブ２８はあらゆる点で切込み２５と等しい切
込み３０を分枝１０の端部１３に与える。つま９切込み
３０は平面で見て、軸９に比較的近く、９０°〜１８０
°にわたって球面２６をカバーし得る円弧状の領域と、
軸９から最も離れ、球状面２６と盲穴２３間のフラット
面２２と嵌合する線形の領域を有する。

ビンセットが閉のとき、切込み２４　、２５　、２９　
。

３０のうち円弧を成す谷部が面２６の相補的な球面に応
じてセットされ、これら切込みのうち線形面を成す領域
はフラット面２２に一致する面に応じた同一面上に位置
する。尚、分枝のフラット面２２に対する載置を改善す
ると共に、ビンセットの各分枝７，８の剛性を改善する
ため、タブ２７のうち軸９から最も離れたピンセット分
枝７の端部１１内の領域がセクター３１によってグＶ−
）１７の対応部と結合され、セクター３１はプロステー
ゼヘッド２１を受入れるよう形成された凹部の内側へ向
って、切込み２４の線形域２４ｂ及び切込み２９の対応
域と同一面上のフラット面を与える。タブ２８とプＶ−
ト１８もセクター３２により分枝８の端部１３で同じよ
うに結合され、セクター３２はプロステー上ヘッド２１
用凹部の内側へ向って、切込み２５の線形域及び切込み
３０の対応域と＋８Ｊ−面上の表面を与える。ビンセッ
トが閉のとき、これらセクター３１．３２はそれらによ
って部分的に囲壕れた盲穴２３へのアクセスを可能とす
る。

切込み２４．２５．２９．３０とプロステーゼヘッド２
１の対応領域間での接触面はできるだけ減じるのが好ま
しいため、プレー）１７．１８及びタグ２７．２８にそ
わぞれの切込みレベルにおいて、線形接触を保証する突
起形状、又はプロステーゼヘッド２１との点接触で密着
させるように、球面２６又はフラット面２２の領域から
相補的に凹んだ形状を与えることもできる。

このように、グロステーゼヘッドは、ボックス内へ不動
に入れらねたビンセットで不動に保持された状態で、最
大限完全に無菌化でき、これは以下述べるボックスの補
完的な特徴によって促進される。

図面から明らかなように、ケーシング２は筒状スリーブ
３３の形を成し、このスリーブ３３は対称面４，５の交
差巌で限定きれた軸３４を持つと共に、その一端が軸３
４と垂直なフラット底片３５で閉じられ、他端３６は開
いている。スリーブ３３と底片は、殺菌可能なプラスチ
ック材で一体に形成されるのが好ましい。

ケーシング２の外側において、底片３５は軸３４に垂直
なフラット面を有し、蓋會備えたケーシン′ダ２は任意
の支持体の水平な表面上に載置できる。

ケーシングの内側においても、底片３５は軸３４に垂直
な平面３９を有し、この面はそれぞれ２個ずつ平行な４
つの直線辺４０，４１，４２．４３で限定された矩形状
を与え、そのうち２辺４０゜４１ば面４上で相互に直交
し、２辺４２．４３も面４上で相互に直交する一方、辺
４１．４２は面５を横切る丸み４４で一体に結合され、
同僚に辺４０．４１は曲５と交差する丸み４５で一体に
結合される。

筒状スリーブ３３はケーシング２の内側において、＃Ｉ
３４と平行な周面形成ラインを有し、各ラインは底片３
５の面３９の外周によって構成されることから、面３９
の辺４０〜４３にそれぞれ対応した４つのフラット領域
４６〜４９を備え、領域４６．４７が面４で相互に交差
して軸３４に平行な直線尾根５０を限定し、更に領域４
８　、４９が同じく圃４で直勝尾根５１に沿って交差す
る一方、領域４７．４８及び４６’　、　４９は面５を
横切り、底片３５の面３９の丸み４４．４５とをそれぞ
れ対応した丸み領域５２．５３によって結合される。こ
の周辺面は軸３４に垂直な面に応じて開口３６の直近で
途切れ、開口３６の全周に沿って軸３４から離ハる形の
ノツチ６７を与える。ノツチの有用性は以後間らかにな
ろう。

ケーシング２の筒状スリーブ３３は面４で１１１１３４
に対し横断方向に大きな内径を与え、この内径は軸３４
と平行な面５での対応径よりも大きい。又筒状スリーブ
３３は底片３５の面３９と開口３６の間に、軸９と分枝
７，８の端部１１，１３のうち軸９から最も離れた部分
との間と等しい長さ、すなわち対応分枝７，８の谷端部
１１．１３の主要部と切込み２４．２５と反対向きのつ
まり挾持部１９．２０によってグロスラーゼヘッド２１
用に限定された四部の外側を向いている分枝のグレート
１７．１８で、ピンセットが閉状態のとき線形で平行な
各尾根５４．５５とに等しい長さを持ち、尾根５０．５
１の間隔より短いが、ピンセットが閉じるのには充分な
距離だけ雌れた部分が、ピンセット６とケーシング２を
軸３４と平行に相対変位させ、実質上尾根５０．５１に
対して尾根５４．５５ｆｆｉ摺らせることによって、ケ
ーシング２内へ入れられるか、又はそこから出される。

尾根５４と５０及び尾根５５と５１間での接触が、゛分
枝７，８の端部１１，１３がケーシング２内ヘセツトさ
れるとき、ピンセットが開くのを防ぐ。

尾根５４．５５は谷尾根から児全に後退した凹状曲縁の
尾根を介して対応分枝の先端３１．３２とつながり、閉
じたピンセットのケーシング２への挿入を容易に可能と
している。

従って、グロステーゼヘッド２１は、分枝７の端部１１
と分枝８の端部１３に切込み２４　、２９と２５．３０
’ｌｒそれぞれポＬ成する挾持部１９，２０の間に保持
される。

尾根５４．５５の離間距離が、閉状態でピンセット６の
分枝７，８の端部ｘｔ、’１３が並置して占められる、
又ピンセットが把むグロステーゼヘッド２１で占められ
る最大スペースを限定する。

この占有スペースは、ピンセットがその端部１１゜１３
からケーシング２内にセットされたとき軸３４と一致す
る軸に対し垂直に測定される。

尾根５４．５５’ｒそれぞれ尾根５１．５０に対面させ
た軸３４全中心とする相対配置に基く閉じたピンセット
のケーシング２内への挿入も可能だが、更に別の挿入方
法も可能で、筒状スリーブ３３の内形とピンセットが閉
じたときの尾根５４．５５間の距離を比較すれば、その
可能性は自ずと明らかになる。

必要なら、分枝７，８の各タブ２７．２８が、プロスラ
ーゼヘッド２１用凹部と比べ外側を向かつて、ピンセッ
トの閉時相互に平行となる線形尾根奮与え、それら尾根
間の設定距離が面５における領域５２．５３間の設定距
離よ′シ小さくなる状態としてもよい。

プロステーゼヘッド２１を保持したビンセット６のケー
シング２への挿入時、ビンセントがケーシング底片３５
の面３９に接近した際、ビンセット６に対してだけでが
く、ケーシング２に対してもプロステーゼヘッド２１の
ロック＊改＝スるため、面３９はその中心つまり軸３４
部に、ピラミッド状突起、反素５６を備える。要素５６
の形状はさまざまに可変だが、図示例では軸３４を中心
としたクロス状で、突起５７．６０によって軸３４から
突き出るように限定さね、＋１１１３４と平行な相対変
位による閉じたビンセットのケーシング２への挿入過程
の最後に、これら突起を介しプロステーゼヘンド２１の
盲穴にケーシングが連結される。

勿論、突起要素は別の形状ともし得るが、殺菌時に盲穴
２３も処理されるように上記の形状が選ばれ７’Ｃｏこ
の目的のため、突起要素５６の基部、よｐ正確には図示
例のクロスアーム間において、１つ以上の穴がケーシン
グ２の底片３５に設けらね、殺菌時に開かれてその後自
己接層テープ等で気密に閉じられる蒸気用通路を与える
。

前述した寸法を考慮し、ケーシング２の内部が軸３４と
平行に延びているとずねば、ビンセット６をケーシング
２内へ最大限挿入すると、リンク９ははソ開口３６のレ
ベルとなり、分枝７，８の端部１３，１４で穴１５．１
６によって形成されり鳩目はケーシング２の外にとソま
り、ビンセット６を把めるようにかなり突き出ている。

しかしボックスが閉じられると、端部１２，１４は蓋３
内へ完全に含まれ、蓋はケーシング２上に被せられると
、それを気密に閉じると共に、好ましくはケーシングが
含むグロステーゼヘッド２１と一緒の、軸３４に沿って
ケーシング２の底片３５から離する方向におけるいかな
る運動も妨げるスラストピースを構成する。

又、分枝７，８の各端部１２，１４及びカバー３は、蓋
をケーシング２にセットすると端部１２゜１４が気密に
ロックされ、ビンセラトラ閉状態に保とうとするように
形成されるのが好ましい。

この目的のため、端部１２，１４は網状屋根６１゜６２
を備え、ビンセットが閉じたときこれらが尾根５４．５
５の延出側とそれぞれ平行に端部をセットすることによ
って、端部１２，１４のレベルにおけるビンセットの寸
法を、閉じたビンセット６がケーシング２に入れらハた
とき軸３４と一致する軸に対し横断方向に見て大きくす
る。蓋３は、それがケーシング２土に被せられたとき尾
根５０゜５１の各姑出緋上に直接位置する平行な内側網
状屋根６３．６４全備え、屋根６３．６４はそれぞれ屋
根６２．６１と対面して配置され、ビンセットが開くの
を防ぐ。尚、ビンセットにグロステーゼヘッドを保持し
ｆｃ状態で閉じられると、−万における屋根６１．５５
と他方における屋根６２゜５４間に完全に位置する。

上記の協働に適う蓋３とケーシング２間の連結は第１．
３図に示してあり、屋根６３．６４が蓋３の開口６５へ
と延び、開口６５は開口３６の周囲に沿って筒状スリー
ブ３３に設けられた凹部６７へ密着嵌合可能な連続リム
６６と一致している。

屋根６３．６４は、蓋３から最も外側のリム６６゛のリ
ミットまで延びている。

合体開口６５の領域で、蓋３はスリーブ３３０周面から
正確に延びた内周面を与えるが、この周面は開口６５か
ら離れる方向における端部で狭くなっており、蓋３はそ
の内部の開口６５から最も離れた領域でスロット形状を
有し、このスロットは面４に沿い、そのレベルで分枝７
，８の端部１２゜１４を、屋根６３．６３ｆ！：介した
屋根６１．６２でだけでなくグレー）１７．１８の各中
間面に対し垂直にも締付けるような寸法に形成さ１１で
いる。

蓋３のこの領域は図中６８で示しである。尚、蓋３はは
ソ一定な壁厚を有し、狭巾領域６８は蓋３の外側で平担
化領域６９へと続くことにより、蓋がケーシング２に対
し着脱されるときその杷握を著しく容易とする。

又蓋３は、正しい殺菌を可能とする開口を備えているの
が好ましい。これら開口は、殺菌工８後任意の手段で閉
じられる。好ましくは、ケーシング２の底片３５と平行
な差部に開口が穿設される。

蓋内周面の狭巾領域６８は開口６５がら離れる方向にお
いて軸３４に垂直な平面７ｏへ合体することで終端し、
この平面はピンセット６の分枝７゜８の端１ｔ５１２．
１４に対するスラスト片の機能を果し、ビンセットがケ
ーシングに入れられるときピンセットがケーシング２か
ら離脱しようとする動きを防ぐ。当業者であれば、ピン
セット６の寸法を考慮に入れ、上記目的に適った内側寸
法を蓋３について容易に定められよう。

上ｈピした装置の動作モードを次に示す：製造工′程に
おいて、まずプロステーゼー・ラドが都合のよい方位で
開いたピンセットの一方の挟持部内に配置され、次いで
ピンセットが閉じら社、ケーシング２の内形とピンセッ
トの形状により軸３４に対して与えらねる相対的な角度
配向を見ながら、開口３６を通じ端部１１，１３を用い
てケーシング２内に挿入される。挿入工程の終了時に、
プロステーゼヘッド２１がケーシング２のＪＭ　片３５
上の突起要素５６に嵌合される。次いで、狭巾領域６８
の方へ案内することによって蓋３を所定位置に配置可能
で、こねはスリーブ３３内周の内外相似面を与えるエツ
ジ６６と屑６７の相補的な形状により促進される。従っ
て、蓋３は軸３４に平行な相対移動によってケーシング
２土へ完全ニセットされ、ボックス１、ピンセット６及
びグロステーゼヘッド２１で形成された全一式の殺菌処
理を行えるようになり、次いで単−又は複数の八６１を
塞いでボックス１を気密に閉じる。

使用時には、手術助手が領域６９全把んで蓋３を外し、
これによって端部１２，１４が現われるため、手術医は
そこを介し直接容易にピンセットを手に持て、ｉｌＪも
って植込まれたビン上にグロステーゼヘッドをセットす
るのに使える。問題が生じたら、手術医は同じ方法でプ
ロステーゼヘッドを取出し、助手に持たｊｔたケーシン
グ２内へ任意に最小の汚染リスクで置き戻すことができ
る。ピンセットの完全に剛性で頑丈な形状がブロステー
ゼヘソドを所定の方向に正確に維持するのを助け、手術
医が手を直接便うことなくクロステーゼヘッドをビンへ
智ｔａ嵌合でさるようにする。所定の固定が成されたら
、ビンセット？５開きプロステーゼヘッドを解放する。

〔発明の効果〕

ピンセットの挾持部の好都合な形状から、上ｂピした包
装装置は大腿骨のプロステーゼヘッド以外の任意のグロ
ステーゼ、もつと一般的には手による直接取扱いから保
護すべき任意の対象物を、必要に応じ取扱及び包装する
のに適用できる。装置の動作モードは、異ったいずれの
ケースにおいても、上記したものと同様である。但し、
殺菌の必要がなければ、その工程が省かれる点が異る。

−万、一連の相互に異った対象物が全て同じ包装である
ときは、対象物の特徴が一目で解るように、マークコー
ドをピンセットに付しておくと役に立つ。かかるコード
はピンセットに付される所定の色で構成でき、一方ケー
シングは透ＢＪＪとされる。

上記本発明の効果を奏する具体例を列挙すれば、以下の
通υである。

（１）移植可能なグロステーゼヘッド等手との直接接触
から保護すべき対象物を収容し区フ保持取扱うための非
接触保持具において； 相互に移動可能な少くとも２つの挾持部であって相互に
比較的接近して相補性に基く形状の組合せにより対象物
を保持するための凹部２４．２５．２９．３０を限定す
る閉状態と、相互に比較的離れて上記凹部２４　、２５
　。

２９．３０’に開き対象物を解放する開状態とを取る挟
持部を備え、これら両挾持部′１９゜２０から離ねた位
置に、挾持部との機能的にリンク構成し任意に上記の状
態を取らせる操作手段を備えているビンセット；及び ケーシング２と蓋３を含み、上記ビンセット６をその内
部の、閉じられた両挾持体１９゜２０と挾持体で形成さ
れた凹部２４　、２５　。

２９．３０円に保持された対象物２１がケーシング２内
で配置されるべき位置へ受入れ、上記操作手段が蓋３の
方を向き、ケーシング２が挾持体１９，２０に閉状態に
保つように、上記ビンセット６の挾持体１９，２０とケ
ーシング２とに相補的な形状を与えるボックス１；とよ
りなる非接触用保持共。

（２）２個の挾持体１９　、’　２０が操作手段′１５
゜１６を限定する第２端１２　、、１４全与える２つの
分枝７，８の各第１端１１．１３によって限定され、２
個の分枝７と８が第１端１１゜１３と第２端１２．１４
間の中間領域１ｏで相互にヒンジ止めされている上記第
１項の非接触用保持具。

（３）蓋が中空で、ケーシング２内におけるビンセット
６の最大セット位置で、操作手段１２−１４−１５−１
６がケーシング２の外側で蓋３の内部に位置する上記第
１又は第２項のいずれかの非接触用保持具。

（４）　内側においてケーシング２及び凹部２４゜２５
．２９．３０の外側において挾持体１９゜２０が、挾持
体１９，２０の閉じているとき所定位置へと摺らせる相
補的な案内手段５０゜５１．５４．５５を与えると共に
、挟持体１９゜２０が開状態へ移行するのを防ぐスラス
ト手段をも与え、蓋３がケーシング２を閉じるとき、ビ
ンセット６のケーシング２内における最大セット位置か
らビンセット６がケーシング２から脱ける方向３４に摺
るのを防ぐスラスト手段７０全蓋３が与える上記第１〜
３項のいずれかの非接触用保持具。

（５）　ケーシング２がその内側において対象物２１と
部分的に相補的な芙起形状５６を与え、ケーシング２内
におけるビンセット６の最大セット位置に対象物２１を
ロックするの會促進させる上記第１〜４項のいずれかの
非接触用保持共。

（６）挾持体１９，２０が凹部２４．．２５，２９゜３
０を、挾持体が閉じられたとき穴２３が方向３４に沿っ
て操作手段１２，１４，１５゜１６と逆を向く位置に対
象物２１を保持し且つ穴２３を開放させておくように限
定し、更にケーシング２が方向３４を横切る方向の底片
３５と、内側の底片３５土に穴２３と相補的なピラミッ
ド形突起形状物を与え、対象物２１が該形状物によって
ケーシング２内におけるビンセット６の最大セット位置
ヘセットされる、穴２３を有する対象物２１と組合され
た上記第４又は５項の非接触用保持具。

（７）蓋３の内側と第２端１２．１４が、挾持体１９．
２０が閉状態にあるとき方向３４における相対摺動を案
内する相補的手段６１，６２゜６３．６４．６８と、挾
持体の開位置への移行に対応する第２端１２．１４のい
がなる相対運動も防ぐ相互スラスト手段とを与える、第
４又は６項のいずれかと組合わされた上記第２又は３項
の非接触用保持共。

（８）　ボックス１が気密である上記第１〜７項のいず
れかの非接触用保持具。

（９）殺菌処理が可能な、上記第８項と対象物２１を構
成する移植可能グロステーゼとで形成された組合せより
なる非接触用保持具。

α０）　前記プロステーゼが固定ピンへの組付けを考慮
して穴２３を有する大腿骨のプロステーゼヘッドである
、上記第６又は７項のいずれかに依存した上記第９項の
組合せよりなる非接触用保持共。

【図面の簡単な説明】

第１，２図は閉じたボックスのそれぞれ側面図と平面図
、 第３図は大腿骨のプロステーゼヘッドを含んで閉シラれ
たピンセットとビンセツ、トヲ含んで閉じられたボック
スの協働関係を示す投影図；及び第４図はボックス全開
さ、ピンセットをボックスから取出した抜の状態を示す
斜視図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 移植可能なプロステーゼヘッド等手との直接接触から保
   護すべき対象物全収容しユフ保持取扱うための非接触保
   持具において； 相互に移動可能な少くとも２つの挾持部であつ・て相互
   に比較的接近して相補性に基く形状の組合せによｐ対象
   物を保持するための凹部を限定する閉状態と、相互に比
   較的離れて上記凹部全開き対象物をすＡ放するｍｌ状態
   とを取る挟持部を備え、これら両挟持部から離れた位置
   に、挾持部との機能的にリンクを成し任怠に上記の状態
   （ｉ−取らせる操作手段ヲ備えているビンセット；及び ケーシングと蓋を含み、上記ピンセラ）ｋその内部の、
   閉じられた両挾持体と挾付体で形成された凹部内に保持
   された対象物かケーシング内で配置されるべき位装置へ
   受入れ、上記操作手段が蓋の方を向き、ケーシングが挾
   持体を閉状態に保つように、上記ビンセットの挟持体と
   ケーシングとに相補的な形状を与える７＋ζツクス；と
   よりなる非接触用保持具。