JPS6055276A - 電線接続正誤判定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電線接続の正誤判定装置に関し、特に電線を
接続したままの状態で接続が正しく行なわれているかど
うかを判定する装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、電線接続の正誤判定は、接続された電線の両端を
接続端子台から切シ離した状態にして、テスター又はブ
ザーを用いて閉回路を作ることによシ導通確認を行ない
、電線接続の正誤判定を実施していだが、このような方
法では、接続部分の切り離し及び復旧に長時間を要する
問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、被測定電線を端子台に接続したままで
も高周波電流を流したときに、電線両端付近で一定強度
の信号を検出可能であることに着目し、その信号を判定
に用いた電線接続正誤判定装置を提供することである。

〔発明の概要１ 本発明は、電線接続の正誤判定作業において、被測定電
線に低電圧の高周波電流を流し、その電流を被測定電線
の両端近辺に着脱可能に取幻イ」けた電流検出用変流器
で検出してそれに比例しだでｌｌｊ定電圧を標準電圧と
比較することにより、電線接続の正誤判定を行々うよう
にしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。第１図は、電線接続の正誤判定状態を示す回路図で
、第２図は、被測定電線の接続パターンと検出された測
定電圧並びにその判定方法を示す図表である。

さて、第１図において、１は低電圧高周波電源を表わし
ており、人、８両端で盤内配線に接続されたま捷の被測
定電線４と閉回路を形成し、高周波電流を供給する。こ
の電流は、被測定電線４のＡ、Ｂ両端近辺に着脱可能に
取シ付けられる電流検出用変流器２で検出され、判定器
３内のコンパレータ５．６にそれぞれ別に送られる。こ
れらコンパレーク５．６では、被測定電流は電圧の形で
標皐電圧七比較され、標準電圧以上である場合、Ａ、　
Ｎ　Ｄ回路７に電圧が印加される。ＡＮＤ回路７１′１
、両コンパレータ５．６からの出力がともＫあった場合
のみドライブ・トランジスタ８を導通させ、Ｌ　Ｅ　Ｉ
）９を点灯して、電線接続が正し、く行なわれているこ
とを判定表示する。

なお、標準電圧のレベルは、各コンパレータ５゜６の抵
抗値を適当に選ぶことにより設定可能であり、ＬＥＤ９
に替えて電子ブザー等を取り付ければ、音による判定も
可能なことは、いうまでもない。更Ｋ、この例では未充
電状態での被測定電線について説明したが、充電状態の
被測定電線についても使用できる。

次に第２図の被測定電線の接続パターンと判定の対応関
係について説明する。図表中第１列は、被測定電線がＡ
、８両端で正しく接続されていることを示しており、電
流検出用変流器２から得られる電流に基づく測定電圧は
、Ａ、８両端について標準電圧に達しておシ、判定器３
内のコンパレータ５．６はともに出方をＡＮＤ回路７に
供給する。その結果、ＡＮＤ回路７はドライブ・トラン
ジスタ８を導通させ、ＬＥＤ９が点灯して接続が正しい
ことが判定表示される。

これに反し、第２列は、Ａ、８両端で異なる電線が接続
されている場合を示しており、高周波電流について閉回
路が形成されないから電流は検出されず、従って判定器
３内の表示器９は点灯しない。

第３列は、Ｂ端においては誤接続であるが、Ａ端にお咥
て正しく接続された被測定電線についてＢ端付近のイン
ピーダンスが小さいために、この電線についてはＡ端で
電流が検出される状態を表わしている。この場合、Ｂ端
の電流検出用変流器が取シ付けられた電線は、Ａ端では
当然誤接続となっているので、Ｂ端では電流は検出され
ない。

この例では、ＡＮＤ回路７は作動しないから、誤接続と
判定される。

第４列は、第３列と逆の場合であって、これも誤接続と
判定される。

第５列は、第２列同様に％Ａ、Ｂ両端で異なる電線が接
続されている場合である。ただし、Ａ、８両端ともにイ
ンピーダンスが小さいので、カップリングが生じ、ある
程度の電流がＡ、８両端で検出される。しかし、それら
に基づく測定電圧は標準電圧に達しないから、やけシコ
ンパレータ５．６は作動せず、誤接続と判定される。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明は、電線接続の正誤判定作業
において、電線を接続状態のままで高周波電流を流し、
その電流を被測定電線の両端近辺に着脱可能に取り付け
た電流検出用変流器で検出してそれに比例した測定電圧
を標準電圧と比較することによシ、電線接続の正誤判定
を行ない、正しい場合のみ接続が正しいことを表示する
ようにしたので、接続部分の切り離し及び復旧作業の必
要がなく、判定作業時間を大幅に削減できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、電線接続の正誤判定状態を示す回路図で、第
２図は、被測定電線の接続パターンと検出された測定電
圧並びにその判定方法を示す図表である。 １・・・高周波電源　２・・・電流検出用変流器３・・
・判定器　４・・・被測定１！！線５．６・・・コンパ
レータ　７・・・ＡＮＤ回Ｍ８°°°ドライブ・トラン
ジスタ　９・・・Ｌ　Ｅ　Ｄ代理人　鵜　沼　辰　之 （ほか１名） 第１図 第２図 ４９１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電線を端子台に接続したままその接続の正誤判定を行な
   う装置であって、被測定電線に高周波電流を供給する高
   周波電流源と、被測定電線両端近辺でその高周波電流を
   検出する電流検出器と、それぞれの検出器からの電流に
   比例した測定電圧を標準電圧とそれぞれ比較し測測定電
   圧が標準電圧以上のときのみ正接続と判断表示する判定
   器とからたる電線接続正誤判定装置。