JPS6055151B2 - ミシンの布端切断装置 - Google Patents
ミシンの布端切断装置Info
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- JPS6055151B2 JPS6055151B2 JP3016779A JP3016779A JPS6055151B2 JP S6055151 B2 JPS6055151 B2 JP S6055151B2 JP 3016779 A JP3016779 A JP 3016779A JP 3016779 A JP3016779 A JP 3016779A JP S6055151 B2 JPS6055151 B2 JP S6055151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- sewing machine
- machine bed
- cloth
- cutting device
- Prior art date
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はミシンの布端切断装置に係り、特にミシンベ
ッド上の縫製位置に送り込まれる加工布の縁ががり縫に
先立つて、その加工布の端縁を自動的に切断する布端切
断装置に関するものである。
ッド上の縫製位置に送り込まれる加工布の縁ががり縫に
先立つて、その加工布の端縁を自動的に切断する布端切
断装置に関するものである。
この発明の目的は、必要に応じて固定刃及び可動刃を装
着したホルダーを、支持部体及び案内部体の協働作用に
よりミシンベッドの長手方向に移動させて、使用位置と
格納位置とに容易に配置することができ、使用位置に配
置した場合には、錠止機構の作用により可動刃を含む駆
動腕の一部分のみがミシンベッド面上に露出して、固定
刃との協働により加工布の端縁を切断可能な状態に保持
され、加工布の縁かがり縫に先立つてその端縁を安定し
て円滑に切断することができるとともに、ミシンベッド
面上に障害物が露出していないため切断された布くずが
停滞することなく迅速に排出され、又不使用時には、ミ
シンベッドを大きくする必要もなくミシンベッド内の狭
いスペースに容易に格納することができて、家庭用ミシ
ンにも簡単に具体化することができる新規なミシンの布
端切断装置を提供することにある。
着したホルダーを、支持部体及び案内部体の協働作用に
よりミシンベッドの長手方向に移動させて、使用位置と
格納位置とに容易に配置することができ、使用位置に配
置した場合には、錠止機構の作用により可動刃を含む駆
動腕の一部分のみがミシンベッド面上に露出して、固定
刃との協働により加工布の端縁を切断可能な状態に保持
され、加工布の縁かがり縫に先立つてその端縁を安定し
て円滑に切断することができるとともに、ミシンベッド
面上に障害物が露出していないため切断された布くずが
停滞することなく迅速に排出され、又不使用時には、ミ
シンベッドを大きくする必要もなくミシンベッド内の狭
いスペースに容易に格納することができて、家庭用ミシ
ンにも簡単に具体化することができる新規なミシンの布
端切断装置を提供することにある。
以下、この発明の一実施例を図面に従つて説明すると、
図面中1はミシンアームであつて、第1図に示すように
その先端頭部に装着された針棒及び押え棒にはミシン針
2及び布押え足3が取付けられている。
図面中1はミシンアームであつて、第1図に示すように
その先端頭部に装着された針棒及び押え棒にはミシン針
2及び布押え足3が取付けられている。
4はミシンベッドであつて、その上面には上板5が固定
されるとともに、前面左側寄りには釜蓋6が開閉回動可
能に取付けられている。
されるとともに、前面左側寄りには釜蓋6が開閉回動可
能に取付けられている。
7は前記上板5と協働して加工品支持面を形成するよう
に、上板5の上面前端寄りに固定された針板であつて、
第2図に示すようにその左側寄りにはジグザグ縫用の針
孔7a及び送り歯8用の開口7bが形成され、右側寄り
には布端切断装置用の開口7cが形成されている。
に、上板5の上面前端寄りに固定された針板であつて、
第2図に示すようにその左側寄りにはジグザグ縫用の針
孔7a及び送り歯8用の開口7bが形成され、右側寄り
には布端切断装置用の開口7cが形成されている。
9は布端切断装置の使用時に前記針板7の開口7cに装
着される蓋板であつて、第2図に鎖線で示すように前記
送り歯8の布送り込み側に隣接する開口7cの左端前部
のみをわずかに残して、その開口7cの大部分を覆うよ
うになつている。
着される蓋板であつて、第2図に鎖線で示すように前記
送り歯8の布送り込み側に隣接する開口7cの左端前部
のみをわずかに残して、その開口7cの大部分を覆うよ
うになつている。
そして、布端切断装置を使用しない通常の縫製作業時に
は、前記蓋板.9を取外して第4図に示すように針板7
の開口7c全体を覆うことができる別個の蓋板9Aを装
着するようになつている。10は前記送り歯8の布送り
方向と直交する方向に延びるように、前記ミシンベッド
4内に回転一可能に支承されたミシンの運動機構におけ
る釜駆動軸であつて、ミシンの主軸(図示しない)と連
動して回転されるようになつており、第2図に示すよう
にその左端部には駆動傘歯車11が固定されている。
は、前記蓋板.9を取外して第4図に示すように針板7
の開口7c全体を覆うことができる別個の蓋板9Aを装
着するようになつている。10は前記送り歯8の布送り
方向と直交する方向に延びるように、前記ミシンベッド
4内に回転一可能に支承されたミシンの運動機構におけ
る釜駆動軸であつて、ミシンの主軸(図示しない)と連
動して回転されるようになつており、第2図に示すよう
にその左端部には駆動傘歯車11が固定されている。
12は送り歯8の布送り方向に沿つて−延びるように、
ミシンベッド4内に回転可能に支承された回転軸であつ
て、その後端部には前記釜駆動軸10上の駆動傘歯車1
1とかみ合う被動傘歯車13が固定され、前端部には前
記ミシン針2と協働して加工布の縫製を行うための釜1
4が装着されている。
ミシンベッド4内に回転可能に支承された回転軸であつ
て、その後端部には前記釜駆動軸10上の駆動傘歯車1
1とかみ合う被動傘歯車13が固定され、前端部には前
記ミシン針2と協働して加工布の縫製を行うための釜1
4が装着されている。
次に、前記針板7の開口7cを通してミシンベッド4の
上面に一部のみが露出する使用位置と、ミシンベッド4
の上面より下方に位置する格納位置とをとり得るように
、ミシンベッド4に内蔵された布端切断装置の構成につ
いて説明する。
上面に一部のみが露出する使用位置と、ミシンベッド4
の上面より下方に位置する格納位置とをとり得るように
、ミシンベッド4に内蔵された布端切断装置の構成につ
いて説明する。
15は前記送り歯8の布送り方向と平行に延びる支持軸
16により、下端部にて前記ミシンベツ・ド4の内底部
に回動可能に取付けられた支持機構における支持部体、
17は前記支持軸16に巻装され両端にてミシンベッド
4の内底部及び支持部体15にそれぞれ掛止されたスプ
リングであつて、その支持部体15を第3図の反時計方
向に回動付勢している。
16により、下端部にて前記ミシンベツ・ド4の内底部
に回動可能に取付けられた支持機構における支持部体、
17は前記支持軸16に巻装され両端にてミシンベッド
4の内底部及び支持部体15にそれぞれ掛止されたスプ
リングであつて、その支持部体15を第3図の反時計方
向に回動付勢している。
18は右端部にて支持軸19により前記支持部体15の
上端部に回動可能に支持されたホルダーであつて、支持
部体15の回動にともない前記ミシンベッド4内におい
て送り歯8の布送り方向とほぼ直交する面内で移動し得
るようになつている。
上端部に回動可能に支持されたホルダーであつて、支持
部体15の回動にともない前記ミシンベッド4内におい
て送り歯8の布送り方向とほぼ直交する面内で移動し得
るようになつている。
20は前記支持軸19に巻装され両端にて支持部体15
及びホルダー18にそれぞれ掛止されたスプリングであ
つて、そのホルダー18を第3図の時計方向に回動付勢
している。
及びホルダー18にそれぞれ掛止されたスプリングであ
つて、そのホルダー18を第3図の時計方向に回動付勢
している。
21は前記ホルダー18の下方において取付ねじ22に
よりミシンベッド4の内底部に固着された案内手段とし
ての側面形ほぼU字状の案内部体であつて、第3図及び
第5図から明らかなようにその後側起立片には、水平に
延びる移動案内部23aとその移動案内部23aの右端
から右側下方に傾斜する昇降案内部23bとを備えた案
内溝23が形成されている。
よりミシンベッド4の内底部に固着された案内手段とし
ての側面形ほぼU字状の案内部体であつて、第3図及び
第5図から明らかなようにその後側起立片には、水平に
延びる移動案内部23aとその移動案内部23aの右端
から右側下方に傾斜する昇降案内部23bとを備えた案
内溝23が形成されている。
24はその案内溝23内に嵌合するように前記ホルダー
18の下部突出片間に装着された軸ピンてあつて、前記
案内溝23との協働によりホルダー18の移動を案内す
るとともにその移動範囲を規制し、この軸ピン24が案
内溝23の左端部に係合した状態においては、第3図に
示すようにホルダー18をその左端上面の一部のみがミ
シンベッド面上に露出する左側上方の使用位置に配置し
、軸ピン24が案内溝23の右端下部に係合した状態に
おいては、第4図に示すようにホルダー18をミシンベ
ッド面より下方に位置する右側下方の格納位置に配置す
るようになつている。
18の下部突出片間に装着された軸ピンてあつて、前記
案内溝23との協働によりホルダー18の移動を案内す
るとともにその移動範囲を規制し、この軸ピン24が案
内溝23の左端部に係合した状態においては、第3図に
示すようにホルダー18をその左端上面の一部のみがミ
シンベッド面上に露出する左側上方の使用位置に配置し
、軸ピン24が案内溝23の右端下部に係合した状態に
おいては、第4図に示すようにホルダー18をミシンベ
ッド面より下方に位置する右側下方の格納位置に配置す
るようになつている。
25は前記案内部体21の上方に位置するようにばね座
金26を介してホルダー18に回動操作可能に装着され
た錠止機構における錠止部体であつて、第2図〜第5図
に示すようにホルダー18上の凹所内に収容され、上面
に指掛用の一対の凹部27aを有する操作つまみ27と
、ホルダー18に形成されたねじ孔に回動及び上下動可
能にねじ込まれ、下端にて前記案内部体21の後側起立
片の上端縁に係合し得るねじ杆28とよりなつている。
金26を介してホルダー18に回動操作可能に装着され
た錠止機構における錠止部体であつて、第2図〜第5図
に示すようにホルダー18上の凹所内に収容され、上面
に指掛用の一対の凹部27aを有する操作つまみ27と
、ホルダー18に形成されたねじ孔に回動及び上下動可
能にねじ込まれ、下端にて前記案内部体21の後側起立
片の上端縁に係合し得るねじ杆28とよりなつている。
そして、第3図及び第5図に示すように前記ホルダー1
8が使用位置に移動された状態にて、この錠止部体25
を回動操作することにより、そのねじ杆28の下端が案
内部体21の後側起立片に圧接係合し、案内溝23の移
動案内部23aにおける溝幅が減少して、前記軸ピン2
4に対する案内溝23の案内作用が一時的に阻止され、
前記ホルダー18を使用位置において遊動不能に錠止し
得るようになつている。29は前記案内部体21の前側
起立片の後面に突設された一対の支持ピン30に長孔2
9aを遊嵌して、その案内部体21上に左右動可能に支
持された掛止部体であつて、第3図、第4図及び第6図
に示すようにその右端には前記案内溝23内の軸ピン2
4の前端に係合し得る掛止片29bが突設されるととも
に、左端には操作片29cが前方に向かつて折曲形成さ
れている。
8が使用位置に移動された状態にて、この錠止部体25
を回動操作することにより、そのねじ杆28の下端が案
内部体21の後側起立片に圧接係合し、案内溝23の移
動案内部23aにおける溝幅が減少して、前記軸ピン2
4に対する案内溝23の案内作用が一時的に阻止され、
前記ホルダー18を使用位置において遊動不能に錠止し
得るようになつている。29は前記案内部体21の前側
起立片の後面に突設された一対の支持ピン30に長孔2
9aを遊嵌して、その案内部体21上に左右動可能に支
持された掛止部体であつて、第3図、第4図及び第6図
に示すようにその右端には前記案内溝23内の軸ピン2
4の前端に係合し得る掛止片29bが突設されるととも
に、左端には操作片29cが前方に向かつて折曲形成さ
れている。
31は前記掛止部体29と案内部体21との間に掛装さ
れたスプリングであつて、掛止部体29を右方に向かつ
て移動付勢している。
れたスプリングであつて、掛止部体29を右方に向かつ
て移動付勢している。
そして、前記案内溝23の案内作用によりホルダー18
が第3図の使用位置から第4図の格納位置に移動される
時、前記軸ピン24の前端が掛止部体29の掛止片29
bの上面円弧部に係合し、その掛止部体29をスプリン
グ31の作用に抗して左方に移動させた状態で案内溝2
3の右端下部に至り、その後掛止部体29が第4図に示
すように原位置に移動復帰して、その掛止片29bの下
面が前記軸ピン24の前端に係合し、ホルダー18が格
納位置にて遊動不能に掛止保持されるようになつている
。32は前記ホルダー18の左端上面に固着された正面
形ほぼL字状の固定刃であつて、第2図、第3図及び第
6図に示すようにホルダー18が使用位置に移動配置さ
れた時、この固定刃32の刃部が前記針板7の上面とほ
ぼ同一面上で針孔1aに対し布送り込み側に近接位置す
るようになつている。
が第3図の使用位置から第4図の格納位置に移動される
時、前記軸ピン24の前端が掛止部体29の掛止片29
bの上面円弧部に係合し、その掛止部体29をスプリン
グ31の作用に抗して左方に移動させた状態で案内溝2
3の右端下部に至り、その後掛止部体29が第4図に示
すように原位置に移動復帰して、その掛止片29bの下
面が前記軸ピン24の前端に係合し、ホルダー18が格
納位置にて遊動不能に掛止保持されるようになつている
。32は前記ホルダー18の左端上面に固着された正面
形ほぼL字状の固定刃であつて、第2図、第3図及び第
6図に示すようにホルダー18が使用位置に移動配置さ
れた時、この固定刃32の刃部が前記針板7の上面とほ
ぼ同一面上で針孔1aに対し布送り込み側に近接位置す
るようになつている。
33は布送り方向と直交する方向に延びるように前記ホ
ルダー18の後端軸受部に回動及び軸線方向への移動可
能に支承された作動軸、34はその作動軸33の左端に
固着された駆動腕であつて、第2図及び第6図に示すよ
うに上部前方に向かつて延びている。
ルダー18の後端軸受部に回動及び軸線方向への移動可
能に支承された作動軸、34はその作動軸33の左端に
固着された駆動腕であつて、第2図及び第6図に示すよ
うに上部前方に向かつて延びている。
35はその駆動腕34の前端に固着された可動刃であつ
て、その下端には刃部及び案内突片35aが形成され、
第3図及び第6図に示すように前記ホルダー18が使用
位置に移動配置された時、この可動刃35を含む駆動腕
34の前端部のみが針板7の開口7cを通してミシンベ
ッド4の上面に突出し、前記作動軸33の往復回動にと
もない可動刃35が前記固定刃32と協働して、布送り
方向に移送される加工布の端縁を縁かがり縫に先立つて
切断するようになつている。
て、その下端には刃部及び案内突片35aが形成され、
第3図及び第6図に示すように前記ホルダー18が使用
位置に移動配置された時、この可動刃35を含む駆動腕
34の前端部のみが針板7の開口7cを通してミシンベ
ッド4の上面に突出し、前記作動軸33の往復回動にと
もない可動刃35が前記固定刃32と協働して、布送り
方向に移送される加工布の端縁を縁かがり縫に先立つて
切断するようになつている。
36は前記作動軸33上のばね受け37とホルダー18
の軸受部との間に介装されたスプリングであつて、作動
軸33を左方に移動付勢して、常に可動刃35を固定刃
32に向かつて押付けるようになつている。
の軸受部との間に介装されたスプリングであつて、作動
軸33を左方に移動付勢して、常に可動刃35を固定刃
32に向かつて押付けるようになつている。
38は前記駆動腕34の右側面と当接するように、ホル
ダー18の左側部に移動調節可能に突出固定された移動
規制ピンであつて、厚手の加工布の切断時に前記可動刃
35に対して固定刃32から離間する右方への移動力が
付与されても、駆動腕34か同方向へ移動しないように
規制し、切断動作を円滑に行い得るようになつている。
ダー18の左側部に移動調節可能に突出固定された移動
規制ピンであつて、厚手の加工布の切断時に前記可動刃
35に対して固定刃32から離間する右方への移動力が
付与されても、駆動腕34か同方向へ移動しないように
規制し、切断動作を円滑に行い得るようになつている。
39は前記固定刃32と可動刃35とからなる・切断作
動部に隣接するように、ホルダー18の左端上面に取付
けられた薄板状の布さばき片であつて、第2図及び第3
図に示すように起立部39aが形成され、前記ホルダー
18が使用位置に移動配置された状態で、この布さばき
片39が前記可門動刃35及び駆動腕34の前端部とと
もに、針板7の開口7cを通つてミシンベッド4の上面
に露出し、前記切断作動部において切断された布くずを
この布さばき片39の起立部39aに沿つて右側後方に
導き、前記蓋板9及び針板7の上面にて1切断作動部か
ら迅速に排出するようになつている。40は前記ホルダ
ー18が使用位置に移動配置された状態においてミシン
の運動機構と連動して可動刃35を往復動させるために
、前記作動軸34の右端部に固着された作動機構におけ
る二叉腕、41はその二叉腕40の後方においてミシン
ベッド4内の釜駆動軸10に固着された作動カムであつ
て、第2図、第6図、第7図及び第8図から明らかなよ
うに、前記ホルダー18の使用位置において二叉腕40
が嵌合してその二叉腕40を運動させる大径偏心状の作
動カム部41aと、前記ホルダー18の格納位置におい
て二叉腕40が運動することなく相対する小径部41b
と、その小径部41bと前記作動カム部41aとを連絡
する傾斜部41cとが形成され、それらの各部41a,
41b,41cは予め定められた共通の角度位置におい
て前記釜駆動軸10の軸心から同一の半径を有する面4
1dをもつている。
動部に隣接するように、ホルダー18の左端上面に取付
けられた薄板状の布さばき片であつて、第2図及び第3
図に示すように起立部39aが形成され、前記ホルダー
18が使用位置に移動配置された状態で、この布さばき
片39が前記可門動刃35及び駆動腕34の前端部とと
もに、針板7の開口7cを通つてミシンベッド4の上面
に露出し、前記切断作動部において切断された布くずを
この布さばき片39の起立部39aに沿つて右側後方に
導き、前記蓋板9及び針板7の上面にて1切断作動部か
ら迅速に排出するようになつている。40は前記ホルダ
ー18が使用位置に移動配置された状態においてミシン
の運動機構と連動して可動刃35を往復動させるために
、前記作動軸34の右端部に固着された作動機構におけ
る二叉腕、41はその二叉腕40の後方においてミシン
ベッド4内の釜駆動軸10に固着された作動カムであつ
て、第2図、第6図、第7図及び第8図から明らかなよ
うに、前記ホルダー18の使用位置において二叉腕40
が嵌合してその二叉腕40を運動させる大径偏心状の作
動カム部41aと、前記ホルダー18の格納位置におい
て二叉腕40が運動することなく相対する小径部41b
と、その小径部41bと前記作動カム部41aとを連絡
する傾斜部41cとが形成され、それらの各部41a,
41b,41cは予め定められた共通の角度位置におい
て前記釜駆動軸10の軸心から同一の半径を有する面4
1dをもつている。
そして、この実施例においてはミシンの停止時にミシン
針2を最上点にて停止させるための針定位置停止装置(
図示しない)がミシン内に組込まれており、そのミシン
の停止時に前記作動カム41が第6図に示すようにその
同一半径を有する面41dにおいて二叉腕40の一方の
係合片と係合した状態で停止されるようになつている。
針2を最上点にて停止させるための針定位置停止装置(
図示しない)がミシン内に組込まれており、そのミシン
の停止時に前記作動カム41が第6図に示すようにその
同一半径を有する面41dにおいて二叉腕40の一方の
係合片と係合した状態で停止されるようになつている。
従つて、この停止状態で前記ホルダー18を使用位置か
ら格納位置に移動させれば、第7図に示すように作動カ
ム41の作動カム部41aに嵌合している二叉腕40は
、その一方の係合片が作動カム41上の同一半径を有す
る面41dに沿つて右方へ円滑に移動されて、第8図に
示すように作動カム41の小径部41dに相対し、又前
記ホルダー18が格納位置から使用位置に移動される場
合には、作動カム41の小径部41bに相対している二
叉腕40は、その一方の係合片と作動カム41上の同一
半径を有する面41dとの摺接係合により左方へ円滑に
移動されるとともに、前記面41dと反対側て他方の係
合片が作動カム41の傾斜部41cに沿つて作動カム部
41a上に乗り上.げ、第7図に示すようにその作動カ
ム部41aに自動的に嵌合する。前記のように構成され
た布端切断装置を内蔵するミシンについて、次に作用を
説明する。
ら格納位置に移動させれば、第7図に示すように作動カ
ム41の作動カム部41aに嵌合している二叉腕40は
、その一方の係合片が作動カム41上の同一半径を有す
る面41dに沿つて右方へ円滑に移動されて、第8図に
示すように作動カム41の小径部41dに相対し、又前
記ホルダー18が格納位置から使用位置に移動される場
合には、作動カム41の小径部41bに相対している二
叉腕40は、その一方の係合片と作動カム41上の同一
半径を有する面41dとの摺接係合により左方へ円滑に
移動されるとともに、前記面41dと反対側て他方の係
合片が作動カム41の傾斜部41cに沿つて作動カム部
41a上に乗り上.げ、第7図に示すようにその作動カ
ム部41aに自動的に嵌合する。前記のように構成され
た布端切断装置を内蔵するミシンについて、次に作用を
説明する。
さて、第4図はホルダー18をミシンベッド4−内の格
納位置に移動配置し、蓋板9Aにより針板7上面の開口
7c全体を覆つた状態を示すものである。
納位置に移動配置し、蓋板9Aにより針板7上面の開口
7c全体を覆つた状態を示すものである。
この状態においては、ホルダー18下部の軸ピン24が
案内部体21の案内溝23内にてその昇降案内部23b
の右端下部に位置し、その軸ピン24の前端が掛止部体
29の掛止片29b下面に係合しているため、ホルダー
18は支持機構におけるスプリング17,20の作用に
抗して前記格納位置に遊動不能に掛止保持されている。
又、このホルダー18の格納位置においては、第8図に
示すように作動機構の二叉腕40が作動カム41の小径
部41bに相対しているため、可動刃35を固着した作
動軸33はミシンの運動機構Lにおける釜駆動軸10と
の連結から解離されている。従つて、この状態でミシン
を運転させれば、ミシンベッド4内で前記ホルダー18
ががたつくおそれもなく、可動刃35が停止した状態で
ミシンベッド4の上面全体を有効に利用して、通常の縫
製作業を行うことができる。次に、布端切断装置を使用
して加工布の端縁を切断しながら縁かがり縫を行う場合
には、前記針板7上の蓋板9Aを取外すとともにミシン
ベッド4前面の釜蓋6を開放操作し、その前面開放部か
ら掛止部体29を操作片29cによりスプリング31の
作用に抗して左方に移動させると、その掛止片29bが
ホルダー18下部の軸ピン24から離間する。
案内部体21の案内溝23内にてその昇降案内部23b
の右端下部に位置し、その軸ピン24の前端が掛止部体
29の掛止片29b下面に係合しているため、ホルダー
18は支持機構におけるスプリング17,20の作用に
抗して前記格納位置に遊動不能に掛止保持されている。
又、このホルダー18の格納位置においては、第8図に
示すように作動機構の二叉腕40が作動カム41の小径
部41bに相対しているため、可動刃35を固着した作
動軸33はミシンの運動機構Lにおける釜駆動軸10と
の連結から解離されている。従つて、この状態でミシン
を運転させれば、ミシンベッド4内で前記ホルダー18
ががたつくおそれもなく、可動刃35が停止した状態で
ミシンベッド4の上面全体を有効に利用して、通常の縫
製作業を行うことができる。次に、布端切断装置を使用
して加工布の端縁を切断しながら縁かがり縫を行う場合
には、前記針板7上の蓋板9Aを取外すとともにミシン
ベッド4前面の釜蓋6を開放操作し、その前面開放部か
ら掛止部体29を操作片29cによりスプリング31の
作用に抗して左方に移動させると、その掛止片29bが
ホルダー18下部の軸ピン24から離間する。
それにより、支持部体15がスプリング17の作用によ
り第4図の反時計方向に回動されるとともに、ホルダー
18がスプリング20の作用により時計方向に回動され
、前記軸ピン24が案内部体21の案内溝23内でその
昇降案内部23bに沿つて左側上方に移動された後、移
動案内部23aに沿つて左方に移動され、前記ホルダー
18は第3図に示す使用位置に自動的に移動配置される
。一方、前記ホルダー18が格納位置から使用位置に移
動される際、第8図に示すように作動カム41の小径部
41bに相対している二叉腕40は、その一方の係合片
と作動カム41上の同一半径を有する面41dとの摺接
係合により左方に移動されるとともに、前記面41dと
反対側で他方の係合片が作動カム41の傾斜部41cに
沿つて作動カム部41a上に乗り上げ、第7図に示すよ
うにその作動カム部41aに自動的に嵌合する。
り第4図の反時計方向に回動されるとともに、ホルダー
18がスプリング20の作用により時計方向に回動され
、前記軸ピン24が案内部体21の案内溝23内でその
昇降案内部23bに沿つて左側上方に移動された後、移
動案内部23aに沿つて左方に移動され、前記ホルダー
18は第3図に示す使用位置に自動的に移動配置される
。一方、前記ホルダー18が格納位置から使用位置に移
動される際、第8図に示すように作動カム41の小径部
41bに相対している二叉腕40は、その一方の係合片
と作動カム41上の同一半径を有する面41dとの摺接
係合により左方に移動されるとともに、前記面41dと
反対側で他方の係合片が作動カム41の傾斜部41cに
沿つて作動カム部41a上に乗り上げ、第7図に示すよ
うにその作動カム部41aに自動的に嵌合する。
従つて、布端切断装置の作動軸33がミシンの運動機構
における釜駆動軸10に連結され、ミシンの運転にとも
なつて可動刃35が往復動され得る状態になる。そして
、前記ホルダー18の使用位置において錠止部体25の
操作つまみ27を時計方向に回動操作すると、そのねじ
杆28の下端が案内部体21の後側起立片に圧接係合し
、案内溝23の移動案内部23aにおける溝幅が減少し
て、前記軸ピン24に対する案内溝23の案内作用が一
時的に阻止される。
における釜駆動軸10に連結され、ミシンの運転にとも
なつて可動刃35が往復動され得る状態になる。そして
、前記ホルダー18の使用位置において錠止部体25の
操作つまみ27を時計方向に回動操作すると、そのねじ
杆28の下端が案内部体21の後側起立片に圧接係合し
、案内溝23の移動案内部23aにおける溝幅が減少し
て、前記軸ピン24に対する案内溝23の案内作用が一
時的に阻止される。
そのためにホルダー18は使用位置において遊動不能に
錠止され、この状態で針板7の開口7cに前記蓋板9A
とは別の蓋板9を取着すれば、第1図及び第3図に示す
ように可動刃35を含む駆動腕34の前端部及び布さば
き片39のみがミシンベッド4の内面に突出して、ホル
ダー18の大部分が前記蓋板9により覆われることにな
る。従つて、この状態でミシンを運転させれば、前記釜
駆動軸10の回転にともない作動カム41の作動カム部
41a1二叉腕40、作動軸33及び駆動腕34を介し
て可動刃35が往復動され、その可動刃35と固定刃3
2との協働により布送り方向に移動される加工布の端縁
が切断されるとともに、その切断作動部の直後部におい
てミシン針2と釜14との協働により縁かがり縫が行わ
れる。又、この縫製作業時には前記のようにホルダー1
8上方の大部分が蓋板9により覆われているため、切断
作動部において発生する布くずがその近傍に停滞するお
それはなく、前記夫さばき片39の起立部39aに沿つ
て右側後方に導かれ、前記蓋板9及び針板7の上面にて
切断作動部から迅速に排出される。
錠止され、この状態で針板7の開口7cに前記蓋板9A
とは別の蓋板9を取着すれば、第1図及び第3図に示す
ように可動刃35を含む駆動腕34の前端部及び布さば
き片39のみがミシンベッド4の内面に突出して、ホル
ダー18の大部分が前記蓋板9により覆われることにな
る。従つて、この状態でミシンを運転させれば、前記釜
駆動軸10の回転にともない作動カム41の作動カム部
41a1二叉腕40、作動軸33及び駆動腕34を介し
て可動刃35が往復動され、その可動刃35と固定刃3
2との協働により布送り方向に移動される加工布の端縁
が切断されるとともに、その切断作動部の直後部におい
てミシン針2と釜14との協働により縁かがり縫が行わ
れる。又、この縫製作業時には前記のようにホルダー1
8上方の大部分が蓋板9により覆われているため、切断
作動部において発生する布くずがその近傍に停滞するお
それはなく、前記夫さばき片39の起立部39aに沿つ
て右側後方に導かれ、前記蓋板9及び針板7の上面にて
切断作動部から迅速に排出される。
従つて、布くずに阻害されることなく布端の切断や縁か
がり縫を容易かつ正確に行うことができる。次に、前記
布端切断装置を再びミシンベッド4内に格納する場合に
ついて説明する。
がり縫を容易かつ正確に行うことができる。次に、前記
布端切断装置を再びミシンベッド4内に格納する場合に
ついて説明する。
この場合には、前述した使用時における操作とほぼ逆順
に、まず第3図に示す状態から蓋板9を取外して錠止部
体25の操作つまみ27を反時計方向に回動操作すると
、案内部体21の後側起立片に対するねじ杆28の圧接
係合が解除され、ホルダー18下部の軸ピン24が案内
部体21の案内溝23に沿つて移動し得る状態になる。
その後、前記可動刃35等の突出部分に指を掛けてホル
ダー18を第3図の使用位置から右方に移動させるとと
もに、所定の移動位置から下方に押圧すると、前記軸ピ
ン24が案内溝23に沿つてその左端部から右端下部に
移動し、前記ホルダー18は第4図に示すミシンベッド
4内の格納位置に配置される。このホルダー18の移動
時には、前記軸ピン24が案内溝23の昇降案内部23
bに沿つて右側下方に移動する際、その軸ピン24の前
端が掛止部体29の掛止片29bの上面円弧部に係合し
て、掛止部体29を左方に移動させた状態で前記案内溝
23の右端下部に至り、その後掛止部体29が第4図に
示すように原位置に移動復帰して、その掛止片29bの
下面が前記軸ピン24の前端に係合する。従つて、前記
ホルダー18は格納位置にて遊動不能に掛止保持される
。一方、ホルダー18が使用位置から格納位置に移動さ
れる際、第7図に示すように作動カム41の作動カム部
41aに嵌合している二叉腕40は、その一方の係合片
が作動カム41上の同一半径を有する面41dに沿つて
右方に移動され、第8図に示すように作動カム41の小
径部41bに相対する。
に、まず第3図に示す状態から蓋板9を取外して錠止部
体25の操作つまみ27を反時計方向に回動操作すると
、案内部体21の後側起立片に対するねじ杆28の圧接
係合が解除され、ホルダー18下部の軸ピン24が案内
部体21の案内溝23に沿つて移動し得る状態になる。
その後、前記可動刃35等の突出部分に指を掛けてホル
ダー18を第3図の使用位置から右方に移動させるとと
もに、所定の移動位置から下方に押圧すると、前記軸ピ
ン24が案内溝23に沿つてその左端部から右端下部に
移動し、前記ホルダー18は第4図に示すミシンベッド
4内の格納位置に配置される。このホルダー18の移動
時には、前記軸ピン24が案内溝23の昇降案内部23
bに沿つて右側下方に移動する際、その軸ピン24の前
端が掛止部体29の掛止片29bの上面円弧部に係合し
て、掛止部体29を左方に移動させた状態で前記案内溝
23の右端下部に至り、その後掛止部体29が第4図に
示すように原位置に移動復帰して、その掛止片29bの
下面が前記軸ピン24の前端に係合する。従つて、前記
ホルダー18は格納位置にて遊動不能に掛止保持される
。一方、ホルダー18が使用位置から格納位置に移動さ
れる際、第7図に示すように作動カム41の作動カム部
41aに嵌合している二叉腕40は、その一方の係合片
が作動カム41上の同一半径を有する面41dに沿つて
右方に移動され、第8図に示すように作動カム41の小
径部41bに相対する。
従つて、布端切断装置の作動軸33とミシンの運動機構
における釜駆動軸10との連結が解離され、この状態で
針板7の開口7cにその全体を覆う蓋板9Aを取着すれ
ば、第4図に示すように通常の縫製作業を行い得る状態
になる。なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば可動刃を有する駆動腕がホルダ
ーの格納位置においてもミシンの運動機構に連結された
ままの状態で運動されるように、作動機構の構成を変更
したり、その他ホルダー、駆動腕、支持部体、案内部体
、錠止機構若しくは作“動機構の具体的構成を変更した
りする等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の
構成を任意に変更して実施することもできる。以上の記
載から明らかなようにこの発明によれば、必要に応じて
固定刃及び可動刃を装着したホ・ルダーを、支持部体及
び案内部体の協働作用によりミシンベッドの長手方向に
移動させて、使用位置ど格納位置とに容易に配置するこ
のができ、使用位置に配置した場合には、錠止機構の作
用により可動刃を含む駆動腕の一部分のみがミシンベツ
)ド面上に露出して、固定刃との協働により加工布の端
縁を切断可能な状態に保持され、加工布の縁かがり縫に
先立つてその端縁を安定して円滑に切断することができ
るとともに、ミシンベッド面上に障害物が露出していな
いため切断された布くずが停滞することなく迅速に排出
され、又不使用時には、ミシンベッドを大きくする必要
もなくミシンベッド内の狭いスペースに容易に格納する
ことができて、家庭用ミシンにも簡単に具体化すること
ができる優れた効果を奏する。
における釜駆動軸10との連結が解離され、この状態で
針板7の開口7cにその全体を覆う蓋板9Aを取着すれ
ば、第4図に示すように通常の縫製作業を行い得る状態
になる。なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば可動刃を有する駆動腕がホルダ
ーの格納位置においてもミシンの運動機構に連結された
ままの状態で運動されるように、作動機構の構成を変更
したり、その他ホルダー、駆動腕、支持部体、案内部体
、錠止機構若しくは作“動機構の具体的構成を変更した
りする等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で各部の
構成を任意に変更して実施することもできる。以上の記
載から明らかなようにこの発明によれば、必要に応じて
固定刃及び可動刃を装着したホ・ルダーを、支持部体及
び案内部体の協働作用によりミシンベッドの長手方向に
移動させて、使用位置ど格納位置とに容易に配置するこ
のができ、使用位置に配置した場合には、錠止機構の作
用により可動刃を含む駆動腕の一部分のみがミシンベツ
)ド面上に露出して、固定刃との協働により加工布の端
縁を切断可能な状態に保持され、加工布の縁かがり縫に
先立つてその端縁を安定して円滑に切断することができ
るとともに、ミシンベッド面上に障害物が露出していな
いため切断された布くずが停滞することなく迅速に排出
され、又不使用時には、ミシンベッドを大きくする必要
もなくミシンベッド内の狭いスペースに容易に格納する
ことができて、家庭用ミシンにも簡単に具体化すること
ができる優れた効果を奏する。
第1図はこの発明を具体化した布端切断装置の使用する
状態を示すミシンの部分斜視図、第2図は同じく蓋板を
取外して示すミシンベッド部の部分平面図、第3図は第
2図にほぼ3−3線における断面図、第4図は第3図の
状態から布端切断装置をミシンベッド内に格納した状態
を示す断面図、第5図は第3図のほぼ5−5線における
断面図、第6図は第3図のほぼ6−6線における断面図
、第7図は第2図のほぼ7−7線における部分断面図、
第8図は第7図の状態から布端切断装置をミシンベッド
内に格納した状態を示す部分断面図である。 ミシンベッド4、針板7、釜駆動軸10、支持部体15
、ホルダー18、案内部体21、案内溝23、軸ピン2
牡錠止部体25、固定刃32、作動軸33、駆動腕3牡
可動刃35、布さばき片39、二叉腕40、作動カム4
1。
状態を示すミシンの部分斜視図、第2図は同じく蓋板を
取外して示すミシンベッド部の部分平面図、第3図は第
2図にほぼ3−3線における断面図、第4図は第3図の
状態から布端切断装置をミシンベッド内に格納した状態
を示す断面図、第5図は第3図のほぼ5−5線における
断面図、第6図は第3図のほぼ6−6線における断面図
、第7図は第2図のほぼ7−7線における部分断面図、
第8図は第7図の状態から布端切断装置をミシンベッド
内に格納した状態を示す部分断面図である。 ミシンベッド4、針板7、釜駆動軸10、支持部体15
、ホルダー18、案内部体21、案内溝23、軸ピン2
牡錠止部体25、固定刃32、作動軸33、駆動腕3牡
可動刃35、布さばき片39、二叉腕40、作動カム4
1。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固定刃32が固着されたホルダー18と、前記固定
刃32と協働して加工布を切断するための可動刃35を
有し、前記ホルダー18に運動可能に装着された駆動腕
34と、ミシンベッド4の長手方向と直交する方向に延
びるミシンベッド4内の固定軸線16の周りに回動可能
に取付けられ、自由端に前記ホルダー18を回動可能に
支持する支持部体15と、前記可動刃35を含む駆動腕
34のみがミシンベッド4面上に露出して加工布の端縁
を切断可能な使用位置と、その駆動腕34及びホルダー
18が前記ミシンベッド4面より下方に位置する格納位
置とをとり得るように、前記支持部体15により支持さ
れたホルダー18の支持端部から離れたホルダー18の
一部に係合してホルダー18の移動を案内し、ミシンベ
ッド4内においてそのベッド4の長手方向に延出して配
置された案内部体21と、前記使用位置において前記ホ
ルダー18の遊動を阻止するための錠止機構25等と、
前記駆動腕34を少なくとも前記使用位置においてミシ
ンの運動機構と連動して運動させるための作動機構40
等とを備え、 使用時には可動刃35を含む駆動腕34のみがミシンベ
ッド4面より上方に突出して作動し、切断された布くず
の排出を容易に行い得るようにしたことを特徴とするミ
シンの布端切断装置。 2 前記案内部体21は案内溝23を有しており、ホル
ダー18に装着された軸ピン24が前記案内溝23に嵌
合して、その案内溝23によりホルダー18の移動が案
内されるとともにその移動範囲が規制されるようになつ
ている特許請求の範囲第1項に記載のミシンの布端切断
装置。 3 前記使用位置において、ホルダー18の大部分はミ
シンベッド4上に装着される蓋板9によつて上方より覆
われ、前記固定刃32と可動刃35とからなる切断作動
部に隣接するわずかの部分のみが開放され、その開放部
に布さばき片39が取付けられている特許請求の範囲第
1項又は第2項に記載のミシンの布端切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016779A JPS6055151B2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | ミシンの布端切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016779A JPS6055151B2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | ミシンの布端切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122587A JPS55122587A (en) | 1980-09-20 |
JPS6055151B2 true JPS6055151B2 (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=12296187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3016779A Expired JPS6055151B2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | ミシンの布端切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055151B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02238757A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-21 | Tamura Electric Works Ltd | 機能電話装置 |
JPH054363Y2 (ja) * | 1986-12-18 | 1993-02-03 |
-
1979
- 1979-03-15 JP JP3016779A patent/JPS6055151B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054363Y2 (ja) * | 1986-12-18 | 1993-02-03 | ||
JPH02238757A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-21 | Tamura Electric Works Ltd | 機能電話装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122587A (en) | 1980-09-20 |
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