JPS605438Y2 - 輻射式火災感知器 - Google Patents
輻射式火災感知器Info
- Publication number
- JPS605438Y2 JPS605438Y2 JP11525881U JP11525881U JPS605438Y2 JP S605438 Y2 JPS605438 Y2 JP S605438Y2 JP 11525881 U JP11525881 U JP 11525881U JP 11525881 U JP11525881 U JP 11525881U JP S605438 Y2 JPS605438 Y2 JP S605438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- filter
- fire
- transmits
- fire detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トンネル、地下街などの火災を検出するの
に好適な指向特性を備えた輻射式火災感知器に関する。
に好適な指向特性を備えた輻射式火災感知器に関する。
従来、トンネル内などの火災の検出に使用される輻射式
火災感知器には、０．６〜０．８ミクロンの光（以後青
色光と述べる）と０．９〜１．１ミクロンの光（以後赤
色光と述べる）とが、照明光あるいは壁面よりの反射光
などの環境光下にあってはその大きさが青色光〉赤色光
の関係にあり、火災時には青色光〈赤色光の関係に変化
することを利用して火災と判断する、すなわち火炎の色
温度を検出して火災を報知するものが知られていた。
火災感知器には、０．６〜０．８ミクロンの光（以後青
色光と述べる）と０．９〜１．１ミクロンの光（以後赤
色光と述べる）とが、照明光あるいは壁面よりの反射光
などの環境光下にあってはその大きさが青色光〉赤色光
の関係にあり、火災時には青色光〈赤色光の関係に変化
することを利用して火災と判断する、すなわち火炎の色
温度を検出して火災を報知するものが知られていた。
この感知器は、具体的には青色光を透過するフィルタと
赤色光を透過するフィルタとを前面に備えた２個の受光
素子としての太陽電池が設けられる。
赤色光を透過するフィルタとを前面に備えた２個の受光
素子としての太陽電池が設けられる。
そして赤色光を透過するフィルタを備えた太陽電池の出
力が青色光を透過するフィルタを備えた太陽電池の出力
よりも大きい、例えば２倍になったとき動作するように
なっていた。
力が青色光を透過するフィルタを備えた太陽電池の出力
よりも大きい、例えば２倍になったとき動作するように
なっていた。
従って環境光と実際の火災による火災とを弁別し火炎を
報知するものとして優れていたが、高感度のため限られ
た特定の区域の火災を検出するためには、これら受光素
子の前面に不要な区域からの光を遮断する遮光板が設け
られていた。
報知するものとして優れていたが、高感度のため限られ
た特定の区域の火災を検出するためには、これら受光素
子の前面に不要な区域からの光を遮断する遮光板が設け
られていた。
しかしこのような遮光板は感知器の構造を複雑・大形化
することとなり、またそれぞれの場所に合わせて遮光板
を変えるなど、手数が掛る欠点があった。
することとなり、またそれぞれの場所に合わせて遮光板
を変えるなど、手数が掛る欠点があった。
この考案は以上の点にかんがみ、複雑な遮光板のいらな
い指向特性の優れた輻射式火災感知器を提供するもので
ある。
い指向特性の優れた輻射式火災感知器を提供するもので
ある。
以下この考案の１実施例を第１図と第２図とにより説明
する。
する。
図において、１はトンネルＴ内などの壁面Ｗに設けられ
た輻射式火災感知器、２は透明またはすりガラス状の樹
脂またはガラスでグローブ状に形成された防塵カバー、
３は感知器本体４により自在継手５を介して突設された
長方形の透明なケースで、このケース３には裏面にそれ
ぞれ受光素子としての太陽電池ＳＢ、 ＳＲを備えた青
色光を透過するフィルタＢと赤色光を透過するフィルタ
Ｒとがその端縁で連接される。
た輻射式火災感知器、２は透明またはすりガラス状の樹
脂またはガラスでグローブ状に形成された防塵カバー、
３は感知器本体４により自在継手５を介して突設された
長方形の透明なケースで、このケース３には裏面にそれ
ぞれ受光素子としての太陽電池ＳＢ、 ＳＲを備えた青
色光を透過するフィルタＢと赤色光を透過するフィルタ
Ｒとがその端縁で連接される。
また上記太陽電池ＳＢとＳＲとは専用の増幅器ＡＢとＡ
Ｒとを介して比較器Ｃの入力と接続される。
Ｒとを介して比較器Ｃの入力と接続される。
比較器Ｃは上記増幅醤油の出力すと増幅器ＡＲの出力ｒ
とが例えばｈ≧２、すなわち赤色光と青色光との大きさ
の比が火災時における火炎よりの比となるとき反転動作
するように調整され、その出力は火災信号などを送出す
るためのスイッチング回路ＳＷと接続される。
とが例えばｈ≧２、すなわち赤色光と青色光との大きさ
の比が火災時における火炎よりの比となるとき反転動作
するように調整され、その出力は火災信号などを送出す
るためのスイッチング回路ＳＷと接続される。
次に上記考案の輻射式火災感知器の作用を説明する。
平常状態において、照明光あるいはトンネル内の壁面よ
りの反射光は、太陽電池ＳＢ、 ＳＲとフィルタＢ、
Ｒが張り合わされた境界面Ｙを境に、右側Ｌｒのものは
それぞれフィルタＲ，Ｂを通して、左側Ｌ１のものは直
接、太陽電池ＳＲ，ＳＢの両表面を照射し、それらの出
力が増幅器ＡＲ。
りの反射光は、太陽電池ＳＢ、 ＳＲとフィルタＢ、
Ｒが張り合わされた境界面Ｙを境に、右側Ｌｒのものは
それぞれフィルタＲ，Ｂを通して、左側Ｌ１のものは直
接、太陽電池ＳＲ，ＳＢの両表面を照射し、それらの出
力が増幅器ＡＲ。
超を通じて比較器Ｃに入力される。
この場合、環境光は青色光の成分が赤色光の成分より大
きく増幅器ＡＲ，ＡＢの出力比はド１となり比較器Ｃは
動作しない。
きく増幅器ＡＲ，ＡＢの出力比はド１となり比較器Ｃは
動作しない。
また境界面Ｙより右側の区域において火災が発生した場
合は、境界面Ｙの左側より環境光Ｌ１が太陽電池ＳＲ，
ＳＢに照射されるが、右側より青色光成分より赤色光成
分の大きい火災による強い洸↓ｒがフィルタＲ，Ｂを介
して太陽電池ＳＲ，ＳＢに照射されるので、増幅器ＡＲ
，ＡＢよ、ｒ りの出力比か石≧２となって比較器Ｃが動作し、スイッ
チング回路ＳＷが働いて図示されない受信機に火災信号
が報知される。
合は、境界面Ｙの左側より環境光Ｌ１が太陽電池ＳＲ，
ＳＢに照射されるが、右側より青色光成分より赤色光成
分の大きい火災による強い洸↓ｒがフィルタＲ，Ｂを介
して太陽電池ＳＲ，ＳＢに照射されるので、増幅器ＡＲ
，ＡＢよ、ｒ りの出力比か石≧２となって比較器Ｃが動作し、スイッ
チング回路ＳＷが働いて図示されない受信機に火災信号
が報知される。
また境界面Ｙより左側の区域で火災が発生した場合は、
赤色光成分の大きい火災による光であっても、その光Ｌ
１は直接太陽電池ＳＲ，ＳＢを照射するので、増幅器減
。
赤色光成分の大きい火災による光であっても、その光Ｌ
１は直接太陽電池ＳＲ，ＳＢを照射するので、増幅器減
。
超を通じての出力比はほぼＬ＝１となり比較器Ｃは動作
しない。
しない。
また境界線Ｙにおいて火災が発生した場合は、火災が拡
大するに伴なって左右両方向より火災による炎の光が太
陽電池ＳＢ、 ＳＲに照射されることとなるので、増幅
器ＡＲ，ＡＢの出力比が５く１から６≧２に変化し比較
器Ｃが動作しスイッチング回Ｈｗを介して受信機に火災
信号が送られる。
大するに伴なって左右両方向より火災による炎の光が太
陽電池ＳＢ、 ＳＲに照射されることとなるので、増幅
器ＡＲ，ＡＢの出力比が５く１から６≧２に変化し比較
器Ｃが動作しスイッチング回Ｈｗを介して受信機に火災
信号が送られる。
従って、このような感知器を第３図に示すように複数個
トンネルＴの壁面に配置すれば、感知器１−１はほぼそ
のフィルタと太陽電池との境界面Ｙ□と感知器１−２の
境界面Ｙ２との間で、感知器１−２はその境界面Ｙ２と
感知器１−３の境界面Ｙ３との間で、また感知器１−３
はその境界面Ｙ３と・・・との間で定まる領域の火災を
それぞれ検出する。
トンネルＴの壁面に配置すれば、感知器１−１はほぼそ
のフィルタと太陽電池との境界面Ｙ□と感知器１−２の
境界面Ｙ２との間で、感知器１−２はその境界面Ｙ２と
感知器１−３の境界面Ｙ３との間で、また感知器１−３
はその境界面Ｙ３と・・・との間で定まる領域の火災を
それぞれ検出する。
またフィルタＲ，Ｂと太陽電池ＳＲ，ＳＢとの境界面Ｙ
の壁面に対する角度を自在継手５などにより変えるよう
にすれば、フィルタＲ，Ｂが設けられている側が火災検
出領域となり、また太陽電池ＳＢ、 ＳＲが設けられて
いる側が非検出領域となるので、その場に応じて適宜指
向特性を変えることができる。
の壁面に対する角度を自在継手５などにより変えるよう
にすれば、フィルタＲ，Ｂが設けられている側が火災検
出領域となり、また太陽電池ＳＢ、 ＳＲが設けられて
いる側が非検出領域となるので、その場に応じて適宜指
向特性を変えることができる。
また上記実施例では、太陽電池ＳＢを備えた青色光を透
過するフィルタＢと太陽電池ＳＲを備えた赤色光を透過
するフィルタＲとが横方向（トンネルの対向壁面方向）
に連接されたが、上下方向に連接するようにしてもよい
。
過するフィルタＢと太陽電池ＳＲを備えた赤色光を透過
するフィルタＲとが横方向（トンネルの対向壁面方向）
に連接されたが、上下方向に連接するようにしてもよい
。
この考案の輻射式火災感知器は以上のように動作し調整
することができるので、複雑な遮光板のいらない指向特
性の優れた輻射式火災感知器が得られる効果がある。
することができるので、複雑な遮光板のいらない指向特
性の優れた輻射式火災感知器が得られる効果がある。
第１図はこの考案の輻射式火災感知器のｌ実施例の概略
断面図、第２図はその回路図、第３図はトンネル壁面に
この考案の感知器を複数個設けた場合の感知領域を示す
図である。 ＳＲ，ＳＢ・・・・・・受光素子、Ｒ・・・・・・赤色
光を透過するフィルタ、Ｂ・・・・・・青色光を透過す
るフィルタ、Ｃ・・・・・・比較器。
断面図、第２図はその回路図、第３図はトンネル壁面に
この考案の感知器を複数個設けた場合の感知領域を示す
図である。 ＳＲ，ＳＢ・・・・・・受光素子、Ｒ・・・・・・赤色
光を透過するフィルタ、Ｂ・・・・・・青色光を透過す
るフィルタ、Ｃ・・・・・・比較器。
Claims (1)
- 火災により生ずる炎の特定の色温度を検出するために、
前面に赤色光を透過するフィルタと青色光を透過するフ
ィルタを備えた一対の受光素子とこれら受光素子の特定
の出力比を検出する比較器とより構成される輻射式火災
感知器において、上記赤色光を透過するフィルタの端縁
と青色光を透過するフィルタの端縁とを横方向または縦
方向において連接し、フィルタ側に火災検出領域が受光
素子側に非検出領域が形成されることを特徴とする輻射
式火災感知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525881U JPS605438Y2 (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 輻射式火災感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525881U JPS605438Y2 (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 輻射式火災感知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5824890U JPS5824890U (ja) | 1983-02-17 |
| JPS605438Y2 true JPS605438Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29909525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11525881U Expired JPS605438Y2 (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 輻射式火災感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605438Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP11525881U patent/JPS605438Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5824890U (ja) | 1983-02-17 |
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