JPS6054198A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPS6054198A JPS6054198A JP15904783A JP15904783A JPS6054198A JP S6054198 A JPS6054198 A JP S6054198A JP 15904783 A JP15904783 A JP 15904783A JP 15904783 A JP15904783 A JP 15904783A JP S6054198 A JPS6054198 A JP S6054198A
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- Japan
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- discharge lamp
- lighting device
- lamp lighting
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- barium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高圧、ナトリウムランプのような高圧金属蒸
気放電灯を始動・点灯させるのに適した放電灯点灯装置
の改良に関する。
気放電灯を始動・点灯させるのに適した放電灯点灯装置
の改良に関する。
最近、チョークコイルのような誘導性素子と非線形の電
圧−電荷特性を有する、いわゆる非線形コンデンサー素
子とを接続し、非線形コンデンサー素子のスイッチング
作用を利用して誘導性素子に高電圧パルスを発生させる
パルス発生器が放電灯点灯装置に使用されるようになっ
た。
圧−電荷特性を有する、いわゆる非線形コンデンサー素
子とを接続し、非線形コンデンサー素子のスイッチング
作用を利用して誘導性素子に高電圧パルスを発生させる
パルス発生器が放電灯点灯装置に使用されるようになっ
た。
第1図は、かかる放電灯点灯装置の一例を示すものであ
る。これは、交流電源1に誘導性素子2を介して放電灯
の発光管3ft接続するとともに、発光管3と並列に、
半導体スイッチング素子4及びダイオード5の並列回路
と非線形コンデンサー素子6と熱応動開閉器7との直列
回路を接続したものである。この装置で交流電源1を投
入すると、交流電源電圧の半サイクルで非線形コンデン
サー素子6が充電され、次の半サイクルで半導体スイッ
チング素子4がブV−クオーバーするため、非線形コン
デンサー素子6に充電された電荷は瞬時に放電し、その
際の非線形特性により、誘導性素子2に高電圧パルスが
発生し、これが電源独圧とともに発光管3に印加される
ため、放電灯は始動するのである。
る。これは、交流電源1に誘導性素子2を介して放電灯
の発光管3ft接続するとともに、発光管3と並列に、
半導体スイッチング素子4及びダイオード5の並列回路
と非線形コンデンサー素子6と熱応動開閉器7との直列
回路を接続したものである。この装置で交流電源1を投
入すると、交流電源電圧の半サイクルで非線形コンデン
サー素子6が充電され、次の半サイクルで半導体スイッ
チング素子4がブV−クオーバーするため、非線形コン
デンサー素子6に充電された電荷は瞬時に放電し、その
際の非線形特性により、誘導性素子2に高電圧パルスが
発生し、これが電源独圧とともに発光管3に印加される
ため、放電灯は始動するのである。
かかる放電灯点灯装置に使用する非線形コンデンサー素
子は、一般に第2図に示すように、できるだけ電圧(E
)−電荷(Q)特性の立ち上り及び飽和特性の急峻なも
のが望ましい。かかる特性のものは良好なスイッチング
作用を行うため、高い電圧パルスが得られるからである
。
子は、一般に第2図に示すように、できるだけ電圧(E
)−電荷(Q)特性の立ち上り及び飽和特性の急峻なも
のが望ましい。かかる特性のものは良好なスイッチング
作用を行うため、高い電圧パルスが得られるからである
。
従来、この種の放電灯点灯装置に用いられる非線形コン
デンサー素子としては、チタン酸バリウム(BaTiO
>)を基体とする強誘電性のセラミックコンデンサーが
知られている。ところが、純粋なチタン酸バリウムコン
デンサーは、第3図に示すように電圧(E)−電荷(Q
)特性の立ち上シ及び飽和が急峻でないため、十分に高
い電圧パルスを発生させるには不適当である。さらに、
上記コンデンサーは最も高い電圧パルスを発生させうる
強誘電性の領域が以下述べるように放電灯の始動雰囲気
温度と一致していないという弱点がある。
デンサー素子としては、チタン酸バリウム(BaTiO
>)を基体とする強誘電性のセラミックコンデンサーが
知られている。ところが、純粋なチタン酸バリウムコン
デンサーは、第3図に示すように電圧(E)−電荷(Q
)特性の立ち上シ及び飽和が急峻でないため、十分に高
い電圧パルスを発生させるには不適当である。さらに、
上記コンデンサーは最も高い電圧パルスを発生させうる
強誘電性の領域が以下述べるように放電灯の始動雰囲気
温度と一致していないという弱点がある。
すなわち、例えば高圧ナトリウムランプを例にとると、
これを始動させるのに必要な雰囲気温度は通常、−40
℃〜+60℃の範囲であシ、この範囲外で始動させるこ
とは殆んどなく、又、う/ブ特性の低下を招くことから
も、不適当である。
これを始動させるのに必要な雰囲気温度は通常、−40
℃〜+60℃の範囲であシ、この範囲外で始動させるこ
とは殆んどなく、又、う/ブ特性の低下を招くことから
も、不適当である。
一方、純粋な多結晶体のチタン酸バリウムコンデンサー
の比誘電率の温度特性は第4図に示すとおりである。こ
の図から明らかなように、キューリ一点Tcは約120
℃にあり、この点を界にして低温側は強誘電性を示し、
高温側は常誘電性を示すことは良く知られている。
の比誘電率の温度特性は第4図に示すとおりである。こ
の図から明らかなように、キューリ一点Tcは約120
℃にあり、この点を界にして低温側は強誘電性を示し、
高温側は常誘電性を示すことは良く知られている。
ところが、一般に高圧ナトリウムラングを始動させるに
は約1800V以上の電圧パルスが必吸であるが、かか
る高電圧パルスを発生させるためには、強誘電性の中で
も結晶構造が斜方晶系の部分、すなわち、第2変態点T
2より下の部分を利用しなければならないことが実験に
よって明らかになった。しかし、この領域は第4図から
明らかなように、−80℃〜+5℃の間にあり、前記の
放電灯の始動雰囲気温度とずれているのである。
は約1800V以上の電圧パルスが必吸であるが、かか
る高電圧パルスを発生させるためには、強誘電性の中で
も結晶構造が斜方晶系の部分、すなわち、第2変態点T
2より下の部分を利用しなければならないことが実験に
よって明らかになった。しかし、この領域は第4図から
明らかなように、−80℃〜+5℃の間にあり、前記の
放電灯の始動雰囲気温度とずれているのである。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、誘導
性素子と非線形コンデンサー素子とからなるパルス発生
器を具備した放電灯点灯装置において、前記非線形コン
デンサー素子全改良することにより、通常の放電灯始動
雰囲気温度においても、十分に高い電圧パルスを発生さ
せることができ高圧ナトリウムランプのような高圧金属
蒸気放電灯を確実に始動・点灯させることができる放電
灯点灯装置を提供せんとするものである。
性素子と非線形コンデンサー素子とからなるパルス発生
器を具備した放電灯点灯装置において、前記非線形コン
デンサー素子全改良することにより、通常の放電灯始動
雰囲気温度においても、十分に高い電圧パルスを発生さ
せることができ高圧ナトリウムランプのような高圧金属
蒸気放電灯を確実に始動・点灯させることができる放電
灯点灯装置を提供せんとするものである。
本発明では、チタン酸バリウムの斜方晶系の領域をでき
る限り放電灯の始動雰囲気温度に合わせるために、チタ
ン酸バリウムの比誘電率の第2変態点T2を高温度側に
シフトする手段を採用する。
る限り放電灯の始動雰囲気温度に合わせるために、チタ
ン酸バリウムの比誘電率の第2変態点T2を高温度側に
シフトする手段を採用する。
チタン酸バリウムに固溶化させて第2変態点を高温側に
シフトさせる材料(以下シフターと称する)としては、
ジルコニウム酸バリウム(BaZr05)が有効である
。これを用いると、チタン酸バリウムに対して1モル%
あたり約6℃第2変態点が高温側にシフトする。したが
って、+5℃に存在する第2変態点を+60℃までシフ
トさせるためには、チタン酸バリウムに対してジルコニ
ウム酸バリウムを少なくとも9モルチ以上固溶化する必
要がある。ところが、とのジルコニウム酸バリウムは、
チタン酸バリウムに対して1モルti6あたシ約4.5
℃キューリ一点を低温側にシフトさせる作用があり、こ
のキューリ一点を+60℃以下にすると高電圧パルス発
生能力は急激に低下するから、チタン酸バリウムに対す
るジルコニウム酸バリウムの固溶化量の限度は13モル
%までである。チタン酸バリウムにシフターとしてジル
コニウム酸バリウムを加えただけでは緻密な焼結体がで
きに<<、コンデンサーにしたときの機械的強度は小さ
い。特に、この強誘電体セラミックコンデフサ−は、高
電圧パルス発生時は、つまり弛張発振をする時に圧電効
果を伴って機械的に振動するため、機械的強度が小さい
と疲労により破損する場合がある。かかる問題を解決す
るには、若干のチタン酸ストロンチウム(SrTiO,
) ’fc添加すると効果的である。このチタン酸スト
ロンチウムは、前記ジルコニウム酸バリウムとは逆に第
2変態点及びキューリ一点を低温側にシフトさせるから
、添加量は一定の範囲に規制しなければならない。第5
図は、チタン酸バリウムにジルコニウム酸バリウムとチ
タン酸ストロンチウムを固溶化したときの第2変態点T
2及びキューリ一点Tcの1モル%めたジのシフト温度
を示したものである。同図から明らかなように、ジルコ
ニウム酸バリウムとチタン酸ストロンチウムが50モル
係のときに、第2変態点及びキューリ一点とともにシフ
ター1モル%あたり同じ<3.5℃シフトし、これよシ
もチタン板ストロンチウムが多いとキューリ一点の下降
が第2変態点の上昇よシも大きくなってしまう。したが
って、第2変態点の上昇をキューリ一点の下降よシ大き
くとるためにはジルコニウム酸バリウムに対するチタン
酸ストロンチウムの割合は50モルチまでとしなければ
ならない。また、第6図は、ジルコニウム酸バリウムと
チタン酸ストロンチウムの固溶化状態におけるパルス発
生器による高電圧パルスのピーク値を示す。この図から
明らかなように、ジルコニウム酸バリウムに対スるチタ
ン酸ストロンチウムの量が50モルチを越えると前記ピ
ーク値は急激に低下する現象が見られ、この意味からも
、チタン酸ストロンチウムの添加量は50モルチまでと
しなければならない。
シフトさせる材料(以下シフターと称する)としては、
ジルコニウム酸バリウム(BaZr05)が有効である
。これを用いると、チタン酸バリウムに対して1モル%
あたり約6℃第2変態点が高温側にシフトする。したが
って、+5℃に存在する第2変態点を+60℃までシフ
トさせるためには、チタン酸バリウムに対してジルコニ
ウム酸バリウムを少なくとも9モルチ以上固溶化する必
要がある。ところが、とのジルコニウム酸バリウムは、
チタン酸バリウムに対して1モルti6あたシ約4.5
℃キューリ一点を低温側にシフトさせる作用があり、こ
のキューリ一点を+60℃以下にすると高電圧パルス発
生能力は急激に低下するから、チタン酸バリウムに対す
るジルコニウム酸バリウムの固溶化量の限度は13モル
%までである。チタン酸バリウムにシフターとしてジル
コニウム酸バリウムを加えただけでは緻密な焼結体がで
きに<<、コンデンサーにしたときの機械的強度は小さ
い。特に、この強誘電体セラミックコンデフサ−は、高
電圧パルス発生時は、つまり弛張発振をする時に圧電効
果を伴って機械的に振動するため、機械的強度が小さい
と疲労により破損する場合がある。かかる問題を解決す
るには、若干のチタン酸ストロンチウム(SrTiO,
) ’fc添加すると効果的である。このチタン酸スト
ロンチウムは、前記ジルコニウム酸バリウムとは逆に第
2変態点及びキューリ一点を低温側にシフトさせるから
、添加量は一定の範囲に規制しなければならない。第5
図は、チタン酸バリウムにジルコニウム酸バリウムとチ
タン酸ストロンチウムを固溶化したときの第2変態点T
2及びキューリ一点Tcの1モル%めたジのシフト温度
を示したものである。同図から明らかなように、ジルコ
ニウム酸バリウムとチタン酸ストロンチウムが50モル
係のときに、第2変態点及びキューリ一点とともにシフ
ター1モル%あたり同じ<3.5℃シフトし、これよシ
もチタン板ストロンチウムが多いとキューリ一点の下降
が第2変態点の上昇よシも大きくなってしまう。したが
って、第2変態点の上昇をキューリ一点の下降よシ大き
くとるためにはジルコニウム酸バリウムに対するチタン
酸ストロンチウムの割合は50モルチまでとしなければ
ならない。また、第6図は、ジルコニウム酸バリウムと
チタン酸ストロンチウムの固溶化状態におけるパルス発
生器による高電圧パルスのピーク値を示す。この図から
明らかなように、ジルコニウム酸バリウムに対スるチタ
ン酸ストロンチウムの量が50モルチを越えると前記ピ
ーク値は急激に低下する現象が見られ、この意味からも
、チタン酸ストロンチウムの添加量は50モルチまでと
しなければならない。
次に、前記のような基体及びシフターの混合体に対して
、酸化アンチモン(sb2o、)、二酸化ケイ素’(S
iO2)及び二酸化マンガフ (Mn02 )等を微量
添加することによって、パルス電圧のピーク値ヲ更に高
め、かつコンデンサー基体の耐高電圧性能を高めること
ができる。基体及びシフターの混合体に対する酸化アン
チモノの添加量と高電圧パルスのピーク値との関係を第
7図に示す。この図から明らかなように、酸化アンチモ
ノの添加量が0.05〜0.2重量%の範囲で約200
0Vを越す放電灯の始動に適した高電圧パルスが得られ
る。上記酸化アンチモ/に代えて、う/り/、イツトリ
ウム、ニオビウム、ネオジウム及びサマリウム等の酸化
物を添加しても同様の効果が得られる。
、酸化アンチモン(sb2o、)、二酸化ケイ素’(S
iO2)及び二酸化マンガフ (Mn02 )等を微量
添加することによって、パルス電圧のピーク値ヲ更に高
め、かつコンデンサー基体の耐高電圧性能を高めること
ができる。基体及びシフターの混合体に対する酸化アン
チモノの添加量と高電圧パルスのピーク値との関係を第
7図に示す。この図から明らかなように、酸化アンチモ
ノの添加量が0.05〜0.2重量%の範囲で約200
0Vを越す放電灯の始動に適した高電圧パルスが得られ
る。上記酸化アンチモ/に代えて、う/り/、イツトリ
ウム、ニオビウム、ネオジウム及びサマリウム等の酸化
物を添加しても同様の効果が得られる。
ことも、高電圧パルスを発生させるうえで有効である。
第8図は、二酸化ケイ素の添加量と高電圧パルスのピー
ク値との関係を示すものである。
ク値との関係を示すものである。
さらにまた、前記混合体に二酸化マンガンを添加すると
、コンデンサー基体の耐高電圧性能を向上させるのに役
立つ。第9図は、二酸化マンガンの添加量とコンデンサ
ー基体の絶縁破壊電圧の関係を示すもので、コンデンサ
ー基体の厚み60.s霞としたとき、二酸化マ/ガ/の
添加量が0.1重量%のとき2700〜2900 V、
同じ<0.2重i%のとき3400〜3700V、同じ
<0.3重量%のとき3800〜4000Vでコンデン
サー基体が絶縁破壊をおこす。しかし、この二酸化マン
ガ/の添加量が0.3重量%を越えると、高電圧パルス
のピーク値は急激に低下する。
、コンデンサー基体の耐高電圧性能を向上させるのに役
立つ。第9図は、二酸化マンガンの添加量とコンデンサ
ー基体の絶縁破壊電圧の関係を示すもので、コンデンサ
ー基体の厚み60.s霞としたとき、二酸化マ/ガ/の
添加量が0.1重量%のとき2700〜2900 V、
同じ<0.2重i%のとき3400〜3700V、同じ
<0.3重量%のとき3800〜4000Vでコンデン
サー基体が絶縁破壊をおこす。しかし、この二酸化マン
ガ/の添加量が0.3重量%を越えると、高電圧パルス
のピーク値は急激に低下する。
次に、前記のような拐料を用いて、具体的に非線形コン
デンサー素子を製造した場合の実施例について説明する
。
デンサー素子を製造した場合の実施例について説明する
。
先ず、チタン酸バリウム90モルチと、ジルコニウム酸
バリウム9モル襲とチタン酸ストロンチウム1モルチと
を混合し、これに酸化アンチモ10.1重量%と二酸化
ケイ素0.1重量%と二酸化マンガン0.2重量%を添
加し、これにバインダーとしてポリビニルアルコール1
.5重量%と適量の水を加えてボールミルで約20時開
脚度混粧した。
バリウム9モル襲とチタン酸ストロンチウム1モルチと
を混合し、これに酸化アンチモ10.1重量%と二酸化
ケイ素0.1重量%と二酸化マンガン0.2重量%を添
加し、これにバインダーとしてポリビニルアルコール1
.5重量%と適量の水を加えてボールミルで約20時開
脚度混粧した。
これをスプレードライヤーで平均粒径2(l程度の粒状
体に造粒した。次いで、この粒状体をモールドにつめ2
0トンのプレス圧で直径約3On+m、厚み約0.6門
の円板状に加圧成形した後、これを約1400℃の温度
で3時間焼成した。焼成後の基体は、直径26.1s+
m、厚み0.5mとなった。このコンデンサー基体の両
面に300メツシユのスクリーン印刷で直径25.7m
の銀ペースト膜を付は約700℃で焼成した。これに5
40℃で焼成できる欽ペーストでニッケル端子をもった
リードを焼き付けた。
体に造粒した。次いで、この粒状体をモールドにつめ2
0トンのプレス圧で直径約3On+m、厚み約0.6門
の円板状に加圧成形した後、これを約1400℃の温度
で3時間焼成した。焼成後の基体は、直径26.1s+
m、厚み0.5mとなった。このコンデンサー基体の両
面に300メツシユのスクリーン印刷で直径25.7m
の銀ペースト膜を付は約700℃で焼成した。これに5
40℃で焼成できる欽ペーストでニッケル端子をもった
リードを焼き付けた。
このようにしてでき上ったコンデンサーの温度と比誘電
率の関係は第10図に示すとおりであった。この図から
明らかなように、第2変態点T2は+60℃までシフト
されておシ、キューリ一点Tcも誘電率の低下を伴って
低温1ull f!:り7トされていることが明らかで
あろう。
率の関係は第10図に示すとおりであった。この図から
明らかなように、第2変態点T2は+60℃までシフト
されておシ、キューリ一点Tcも誘電率の低下を伴って
低温1ull f!:り7トされていることが明らかで
あろう。
かかる非線形コンデンサー素子を第1図に示すような放
電灯点灯装置に組み込んで、雰囲気温度と高電圧パルス
のピーク値との関係を調べたところ、第11図に示すよ
うな結果が得られた。同図において、高電圧パルスのピ
ーク値に多少の上下が見られるのは、半導体スイッチフ
グ素子のブレークオーバーの位相の違いによるものであ
る。
電灯点灯装置に組み込んで、雰囲気温度と高電圧パルス
のピーク値との関係を調べたところ、第11図に示すよ
うな結果が得られた。同図において、高電圧パルスのピ
ーク値に多少の上下が見られるのは、半導体スイッチフ
グ素子のブレークオーバーの位相の違いによるものであ
る。
第11図から明らかなように、本発明によれば放電灯の
始動雰囲気温度である一40℃〜+60℃の範囲におい
て、2300V以上の高電圧パルス全平均して発生させ
ることができ、高圧ナトリウムラングのごとき高圧金属
蒸気放電灯を確実に始動・点灯させることができるとい
う大きな利点がある。
始動雰囲気温度である一40℃〜+60℃の範囲におい
て、2300V以上の高電圧パルス全平均して発生させ
ることができ、高圧ナトリウムラングのごとき高圧金属
蒸気放電灯を確実に始動・点灯させることができるとい
う大きな利点がある。
なお、本発明に係る放電灯点灯装置のパルス発生器は、
小形でかつ耐熱性、耐振付にすぐれているため、これを
発光管とともに外球の内部に収納した、いわゆる始動弁
内蔵形の放電灯に適用すると極めて効果的でおる。
小形でかつ耐熱性、耐振付にすぐれているため、これを
発光管とともに外球の内部に収納した、いわゆる始動弁
内蔵形の放電灯に適用すると極めて効果的でおる。
第1図は14本発明を実施する放電灯点灯装置の回路図
、第2図は従来の非線形コンデ/ブー素子の電圧−電荷
特性曲線図、第3図は本発明における非線形コンデンサ
ー素子の電圧−電荷特性曲線図、第4図は多結晶チタン
酸バリウムコンデンサーの比n電率一温度特性曲線図、
第5図は本発明におけるジルコニウム酸バリウムとチタ
7fRス)ロンチウムの混合比と第2変態点及びキュー
9〜点の変化の関係図、第6図は同じくジルコニウム酸
バリウムとチタン酸ストロンチウムの混合比と高電圧パ
ルスのピーク値との関係図、第7図は酸化アンチモンの
添加量と高電圧パルスのピーク値との関係図、第8図は
二酸化ケイ素の添加量と高の関係図、第1θ図は本発明
における非線形コンデンサー素子の比誘電率一温度特性
曲線図、第11図は本発明装置における動作葬囲気温度
と高電圧パルスのピーク値との関係図である。 第1図 第2図 第3図 第4図 温度(0C) 第5図 第6図 第7図 5b203添加量(重量%) 第8図 5102永加量(重量%) 第9図 Mn Oe、 %藺■量(重量%) 手続補正書 1.事件の表示 特願昭58−159L147号2、発
明の名称 放電灯点灯装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 5、補正の対象 (1)明細iの「特許請求の範囲」の欄(2)図面 6、補正の内容 a)明細書第1頁第4行〜第2頁第7行を別紙のとおり
に訂正する。 (2)第10図を別紙のとおりに訂正する。 /”>、 別 紙 2、特許請求の範囲 (1)誘導性素子と非線形コンデンサー素子とからなる
パルス発生器を具備した放電灯点灯装置において、前記
非線形コンデンサー素子は、チタン酸パリクム(BaT
i03) ft基体とし、これにジル、コニウム酸バリ
ウム(BaZr03)と該ジルコニウム酸バリウムに対
してO〜5〇七4のチタン酸ストロンチウム(5rTi
03)とを前記基体の比#N電率のキューリ一点及び変
態点をシフトさせるためのシフターとして基体に対して
9〜13モル係の範囲で混合し、さらにこの基体及びシ
フターの混合体に、アンチモン(sb)、ランタン(L
a、l、イットリソム(Y)、ネオジウム(Nd)、ニ
オビウム(Nb入及びサマリウム(Sm)の中から選択
さ扛た少なくとも一種を0.05≦重量%、二酸化ケイ
素(sHo2)1ft0.03〜0.3重量%、二酸化
マフガン(Mn02)を0.1〜0.3重1に%−ti
tぞれ混合した材料をもって構成されていることを特徴
とする放電灯点灯装置。
、第2図は従来の非線形コンデ/ブー素子の電圧−電荷
特性曲線図、第3図は本発明における非線形コンデンサ
ー素子の電圧−電荷特性曲線図、第4図は多結晶チタン
酸バリウムコンデンサーの比n電率一温度特性曲線図、
第5図は本発明におけるジルコニウム酸バリウムとチタ
7fRス)ロンチウムの混合比と第2変態点及びキュー
9〜点の変化の関係図、第6図は同じくジルコニウム酸
バリウムとチタン酸ストロンチウムの混合比と高電圧パ
ルスのピーク値との関係図、第7図は酸化アンチモンの
添加量と高電圧パルスのピーク値との関係図、第8図は
二酸化ケイ素の添加量と高の関係図、第1θ図は本発明
における非線形コンデンサー素子の比誘電率一温度特性
曲線図、第11図は本発明装置における動作葬囲気温度
と高電圧パルスのピーク値との関係図である。 第1図 第2図 第3図 第4図 温度(0C) 第5図 第6図 第7図 5b203添加量(重量%) 第8図 5102永加量(重量%) 第9図 Mn Oe、 %藺■量(重量%) 手続補正書 1.事件の表示 特願昭58−159L147号2、発
明の名称 放電灯点灯装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 5、補正の対象 (1)明細iの「特許請求の範囲」の欄(2)図面 6、補正の内容 a)明細書第1頁第4行〜第2頁第7行を別紙のとおり
に訂正する。 (2)第10図を別紙のとおりに訂正する。 /”>、 別 紙 2、特許請求の範囲 (1)誘導性素子と非線形コンデンサー素子とからなる
パルス発生器を具備した放電灯点灯装置において、前記
非線形コンデンサー素子は、チタン酸パリクム(BaT
i03) ft基体とし、これにジル、コニウム酸バリ
ウム(BaZr03)と該ジルコニウム酸バリウムに対
してO〜5〇七4のチタン酸ストロンチウム(5rTi
03)とを前記基体の比#N電率のキューリ一点及び変
態点をシフトさせるためのシフターとして基体に対して
9〜13モル係の範囲で混合し、さらにこの基体及びシ
フターの混合体に、アンチモン(sb)、ランタン(L
a、l、イットリソム(Y)、ネオジウム(Nd)、ニ
オビウム(Nb入及びサマリウム(Sm)の中から選択
さ扛た少なくとも一種を0.05≦重量%、二酸化ケイ
素(sHo2)1ft0.03〜0.3重量%、二酸化
マフガン(Mn02)を0.1〜0.3重1に%−ti
tぞれ混合した材料をもって構成されていることを特徴
とする放電灯点灯装置。
Claims (1)
- (1)誘導性素子と非線形コンデンサー素子とからなる
パルス発生器を具備した放電灯点灯装置において、前記
非線形コンデンサー素子は、チタン酸バリウム(BaT
iO>)を基体とし、これにジルコニウム酸バリウム(
BaZrO>) トMジルコニウム酸バリウムに対して
0〜50モル−のチタン酸ストロンチウム(srTro
5)とを前記基体の比U電率のキューリ一点及び変態点
をシフトさせるためのシフターとして基体に対して9〜
13モル−〇範囲で混合し、さらにこの基体及びシフタ
ーの混合体に、アンチ七/(Sb)、ランタン(La)
、イツトリウム(Y)、ネオジウム(Nd )。 ニオビウム(Nb)及びサマリウム(Sm)の中から選
択された少なくとも一種’i0.05重!−%、二酸化
ケイ素(sto2)を0.03〜0.3重量%、二酸化
マンガン(Mn02)を0.1〜0.3重fic%、そ
れぞれ混合した材料をもって構成されていることを特徴
とする放電灯点灯装置。 (2、特許請求の範囲第1項記載の放電灯点灯装置にお
いて、パルス発生装置は高圧金属蒸気放電灯の発光管と
ともに該発光管を収納する外球の内部に設置されている
ことを特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15904783A JPS6054198A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15904783A JPS6054198A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6054198A true JPS6054198A (ja) | 1985-03-28 |
Family
ID=15685064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15904783A Pending JPS6054198A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054198A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61214665A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Canon Inc | 画像出力方式 |
JPS61214663A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Canon Inc | 画像出力方式 |
JPH03134997A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-07 | Iwasaki Electric Co Ltd | 金属蒸気放電灯 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56116294A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-11 | Tokyo Shibaura Electric Co | Starter for metallic vapor discharge lamp |
JPS57109317A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-07 | Nichicon Capacitor Ltd | Non-linear ceramic condenser |
JPS57124893A (en) * | 1980-12-16 | 1982-08-03 | Philips Nv | Starter and discharge lamp unit |
JPS5835298B2 (ja) * | 1979-04-16 | 1983-08-02 | 東芝テック株式会社 | 電子式キヤツシユレジスタ |
-
1983
- 1983-09-01 JP JP15904783A patent/JPS6054198A/ja active Pending
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