JPS6053862A - 磁気異方性センサ - Google Patents
磁気異方性センサInfo
- Publication number
- JPS6053862A JPS6053862A JP16185483A JP16185483A JPS6053862A JP S6053862 A JPS6053862 A JP S6053862A JP 16185483 A JP16185483 A JP 16185483A JP 16185483 A JP16185483 A JP 16185483A JP S6053862 A JPS6053862 A JP S6053862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- parts
- comb
- magnetic anisotropy
- magnetic core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/12—Measuring magnetic properties of articles or specimens of solids or fluids
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、平面的に広がる板状被検磁性体の磁気異方性
の局部的変化や、かかる被検磁性体の磁気的特異部分た
とえば溶接個所の検出に好適な磁気異方性センタに関す
る。
の局部的変化や、かかる被検磁性体の磁気的特異部分た
とえば溶接個所の検出に好適な磁気異方性センタに関す
る。
従来も、ある個所の磁気異方性を検出する磁気異方性セ
ンサは存在した（例えば、昭和５５年４力、電気学会論
文誌１００巻４号、「磁気異方性センサとその動作解析
」山１）−他２名）。しかし、かかる磁気異方性センサ
で、平面的に広がる板状被検出性体を全面的に測定しよ
うとすると、測定すべき範囲を全面走査し、その座標を
摘出しなければならず、寝しい労力を要した。また、こ
の方式を機械的、自動的に行うことも勿論可能であるが
、その装置は複雑、高価なものとなってしまう。
ンサは存在した（例えば、昭和５５年４力、電気学会論
文誌１００巻４号、「磁気異方性センサとその動作解析
」山１）−他２名）。しかし、かかる磁気異方性センサ
で、平面的に広がる板状被検出性体を全面的に測定しよ
うとすると、測定すべき範囲を全面走査し、その座標を
摘出しなければならず、寝しい労力を要した。また、こ
の方式を機械的、自動的に行うことも勿論可能であるが
、その装置は複雑、高価なものとなってしまう。
また、実用上の問題として、鉄板の溶接を行った後その
上を塗装置−だ部材について、後に溶接個所すなわち磁
気的に特異になっている筈の部分を検出したい場合があ
るが、かかる個所の検出を行うのに磁気異方性センサを
利用することは上記の如き事情で困難であった。
上を塗装置−だ部材について、後に溶接個所すなわち磁
気的に特異になっている筈の部分を検出したい場合があ
るが、かかる個所の検出を行うのに磁気異方性センサを
利用することは上記の如き事情で困難であった。
このため、本願出願人は、先に出願した昭和５８年実用
新案登録願第０１６６７２号において、櫛形の磁芯の櫛
歯状部分にそれぞれ検出用コイルを、隣接する櫛歯状部
分を連結支持する各部分にそれぞれ励磁コイルを捲き、
その先端が溶接個所の隣接個所に位置した櫛歯状部分の
検出コイルにのみ、該コイルを共有する２隣接磁気回路
の部分的材質不同すなわち透磁率不同に基づく磁気抵抗
の不平衡により起電力が生ずることを利用して、鉄板の
栓溶接個所を検出することを提案した。
新案登録願第０１６６７２号において、櫛形の磁芯の櫛
歯状部分にそれぞれ検出用コイルを、隣接する櫛歯状部
分を連結支持する各部分にそれぞれ励磁コイルを捲き、
その先端が溶接個所の隣接個所に位置した櫛歯状部分の
検出コイルにのみ、該コイルを共有する２隣接磁気回路
の部分的材質不同すなわち透磁率不同に基づく磁気抵抗
の不平衡により起電力が生ずることを利用して、鉄板の
栓溶接個所を検出することを提案した。
しかし、上記考案による栓溶接検出器は、溶接の仕上が
りが良い場合（理想状態では他部分と溶接個所とが全く
同一の透磁率を有する）には、検出感度が低（、検出困
難な場合も生じた。
りが良い場合（理想状態では他部分と溶接個所とが全く
同一の透磁率を有する）には、検出感度が低（、検出困
難な場合も生じた。
本発明の目的は、上記考案の不具合を補い、塗装の外面
からの溶接個所の検出、更に、板状の被検磁性体たとえ
ば圧延鋼板の磁気異方性の局部的（例えば板幅端部など
の）変化なども容易に検出できるようにした磁気異方性
センサを提供することにある。
からの溶接個所の検出、更に、板状の被検磁性体たとえ
ば圧延鋼板の磁気異方性の局部的（例えば板幅端部など
の）変化なども容易に検出できるようにした磁気異方性
センサを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明においては、横に櫛形
に連なり、かつ、被検磁性体に接する櫛歯状部の端部の
平面配置を千鳥状にした磁芯な備え、隣接する櫛歯状部
の付は根の中間に夫々励振コイルを、櫛歯状部の端部に
夫々検出コイルを捲いて、磁気異方性が周辺他部分と異
なる個所の近傍に位置する検出コイルにおいてのみ、コ
イルを共有する複数磁気回路の、局部的磁気異方性の変
化あるいは方向別透磁率の変化に基づく磁気回路別の磁
気抵抗の変化により、検出コイル出力起電力に不同が現
れるようにした。
に連なり、かつ、被検磁性体に接する櫛歯状部の端部の
平面配置を千鳥状にした磁芯な備え、隣接する櫛歯状部
の付は根の中間に夫々励振コイルを、櫛歯状部の端部に
夫々検出コイルを捲いて、磁気異方性が周辺他部分と異
なる個所の近傍に位置する検出コイルにおいてのみ、コ
イルを共有する複数磁気回路の、局部的磁気異方性の変
化あるいは方向別透磁率の変化に基づく磁気回路別の磁
気抵抗の変化により、検出コイル出力起電力に不同が現
れるようにした。
本発明一実施例の正面図を第１図に、同実施例の磁芯の
櫛歯状部端部の平面配置や、溶接された鉄板の磁化容易
軸、各端部間の磁力線の様子などを第２図に示す。図中
、１．２は栓溶接された鉄板、３は磁気異方性センサの
磁芯、４は励振コイル、５は検出コイル、６は栓溶接部
、７は磁化容易軸、８は磁力線である。
櫛歯状部端部の平面配置や、溶接された鉄板の磁化容易
軸、各端部間の磁力線の様子などを第２図に示す。図中
、１．２は栓溶接された鉄板、３は磁気異方性センサの
磁芯、４は励振コイル、５は検出コイル、６は栓溶接部
、７は磁化容易軸、８は磁力線である。
栓溶接部乙によって溶接されている鉄板１．２及びセン
サの磁芯を通る磁気回路に、励振コイル４によって磁力
線８が励振され、この磁力線８の密度に比例して検出コ
イル５に起電力すなわち電、 ３ 。
サの磁芯を通る磁気回路に、励振コイル４によって磁力
線８が励振され、この磁力線８の密度に比例して検出コ
イル５に起電力すなわち電、 ３ 。
圧信号が誘起される。この誘起される電圧信号は、セン
サの磁芯の櫛歯状部の端部の平面配置が直線状の場合は
、相隣接した磁芯間の透磁率が等しいため相殺１−合い
、零となるが、第２図、３ａ〜３ｎの様に磁芯の櫛歯状
部が被検磁性体すなわち鉄板１に接する端部な千鳥状に
配置すると、鉄板１に存在する磁気異方性７により相隣
接する磁芯端部間の透磁率の不平衡により、検出コイル
５に電圧信号が誘起される。若し磁気異方性の局部的特
異部などが無ければ、磁芯３ａ〜３ｎに捲かれり各検出
コイルには、零では無いが、絶対値の相等しい電圧信号
が誘起される。ここで第２図に示す様に栓溶接部６があ
ると、溶接部６と鉄板１の他部とは生成条件が違うため
に、磁気異方性も溶接部６の近傍では部分的に周囲他部
と異なったものとなる。このことによって、各検出コイ
ル出力は第３図に示す如く、磁気異方性に局部的変化が
ない場所では絶対出力９は一定たとえば９（５ａ）や９
（５ｎ−１）、９（３ｎ）のようになるが、溶接部６に
近接する磁芯３ｄに捲かれた検出コイ、 ４ 。
サの磁芯の櫛歯状部の端部の平面配置が直線状の場合は
、相隣接した磁芯間の透磁率が等しいため相殺１−合い
、零となるが、第２図、３ａ〜３ｎの様に磁芯の櫛歯状
部が被検磁性体すなわち鉄板１に接する端部な千鳥状に
配置すると、鉄板１に存在する磁気異方性７により相隣
接する磁芯端部間の透磁率の不平衡により、検出コイル
５に電圧信号が誘起される。若し磁気異方性の局部的特
異部などが無ければ、磁芯３ａ〜３ｎに捲かれり各検出
コイルには、零では無いが、絶対値の相等しい電圧信号
が誘起される。ここで第２図に示す様に栓溶接部６があ
ると、溶接部６と鉄板１の他部とは生成条件が違うため
に、磁気異方性も溶接部６の近傍では部分的に周囲他部
と異なったものとなる。このことによって、各検出コイ
ル出力は第３図に示す如く、磁気異方性に局部的変化が
ない場所では絶対出力９は一定たとえば９（５ａ）や９
（５ｎ−１）、９（３ｎ）のようになるが、溶接部６に
近接する磁芯３ｄに捲かれた検出コイ、 ４ 。
ル出力９（３ｄ）Ｙ中心に波形が変化している。
これを演算処理することにより溶接部６の位ｆを検出す
ることができる。
ることができる。
以上説明ｌ−たように本発明によれば、平面的に広がる
板状被検磁性体の磁気異方性の分布（例えば圧延鋼板の
板幅端部の局部的変化）を検査したり、栓（又は点）溶
接部を塗装の上から検出することなどができる。
板状被検磁性体の磁気異方性の分布（例えば圧延鋼板の
板幅端部の局部的変化）を検査したり、栓（又は点）溶
接部を塗装の上から検出することなどができる。
第１図は不発イト実施例の正面図、第２図は同実施例の
磁芯の櫛歯状部端部の平面配置や、溶接された鉄板の磁
化容易軸、各端部間の磁力線の様子などを示す図、第３
図は同実施例検出コイル出力絶対値を示す図である。 １．２・・・栓溶接されている鉄板、３・・・本発明実
施例の磁芯、４・・・励振コイル、５・・・検出コイル
、６・・・栓溶接部、７・・・磁化容易軸、８・・・磁
力線、９−・検出コイル出力。 代理人弁理士 高 橋 明 夫（
磁芯の櫛歯状部端部の平面配置や、溶接された鉄板の磁
化容易軸、各端部間の磁力線の様子などを示す図、第３
図は同実施例検出コイル出力絶対値を示す図である。 １．２・・・栓溶接されている鉄板、３・・・本発明実
施例の磁芯、４・・・励振コイル、５・・・検出コイル
、６・・・栓溶接部、７・・・磁化容易軸、８・・・磁
力線、９−・検出コイル出力。 代理人弁理士 高 橋 明 夫（
Claims (1)
- 横に櫛形に連なり、かつ、被検磁性体に接する櫛歯状部
の端部の平面配置を千鳥状にした磁芯な備え、隣接する
櫛歯状部を連結支持する部分に夫々励振コイルを、櫛歯
状部の端部に夫々検出コイルを捲いて、磁気異方性が周
囲他部分と異なる個所の近傍に位置する検出コイルにの
み、検出コイル出力起電力の不同が現れるようにしたこ
とを特徴とする磁気異方性センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16185483A JPS6053862A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 磁気異方性センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16185483A JPS6053862A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 磁気異方性センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053862A true JPS6053862A (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=15743208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16185483A Pending JPS6053862A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 磁気異方性センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053862A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6288538B1 (en) * | 1997-12-16 | 2001-09-11 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Recess and protrusion surface detecting device for an object and for coin identification |
| JP2003240761A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Jfe Steel Kk | 磁性金属被検体の表層欠陥又は表面欠陥の検出方法及び装置 |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16185483A patent/JPS6053862A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6288538B1 (en) * | 1997-12-16 | 2001-09-11 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Recess and protrusion surface detecting device for an object and for coin identification |
| JP2003240761A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Jfe Steel Kk | 磁性金属被検体の表層欠陥又は表面欠陥の検出方法及び装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3098193B2 (ja) | 磁性体の内部構造測定方法および装置 | |
| KR930010556A (ko) | 전자유도형 검사장치 및 검사방법 | |
| GB1572458A (en) | Method of and apparatus for eddy current testing of objects of magnetic material | |
| FI59302B (fi) | Foerfarande foer att utfoera icke-destruktiv kontroll med tillhjaelp av virvelstroemmar och haerfoer laempad anordning daer man anvaender en flerfrekvent magnetisering och med vars hjaelp man kan eliminera vissa parametrar | |
| JPH0854375A (ja) | 電磁誘導型検査装置 | |
| JPH08273952A (ja) | 平面電流検出器 | |
| JPH05149923A (ja) | 周波数位相変化による電磁誘導検査装置及びその検査方法 | |
| JPS6053862A (ja) | 磁気異方性センサ | |
| US4725778A (en) | Detecting resistance faults | |
| JP4175181B2 (ja) | 漏洩磁束探傷装置 | |
| JP2007064907A (ja) | 漏洩磁束探傷装置 | |
| JPH06242076A (ja) | 電磁気探傷装置 | |
| JP2617570B2 (ja) | 磁気測定装置 | |
| CA1122656A (en) | Three phase eddy current instrument | |
| JPH0815229A (ja) | 高分解能渦電流探傷装置 | |
| JPH05203629A (ja) | 電磁気探傷方法およびその装置 | |
| JPH07113788A (ja) | 渦流探傷用プローブコイル | |
| JPH0219729Y2 (ja) | ||
| JPS5824210Y2 (ja) | 電磁探傷装置 | |
| JPS5478165A (en) | Measuring method of eddy corrent type displacement | |
| JPH0210151A (ja) | 磁気探傷装置 | |
| JPS63145902A (ja) | 渦流式偏芯測定装置 | |
| JPH0628691Y2 (ja) | 鋼板の欠陥検出用センサの診断装置 | |
| JPS592605Y2 (ja) | 硬貨選別装置 | |
| Hughes et al. | Mapping eddy current probe fields using the photoinductive effect |