JPS6053152A - 医療器材用樹脂組成物 - Google Patents
医療器材用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6053152A JPS6053152A JP58159043A JP15904383A JPS6053152A JP S6053152 A JPS6053152 A JP S6053152A JP 58159043 A JP58159043 A JP 58159043A JP 15904383 A JP15904383 A JP 15904383A JP S6053152 A JPS6053152 A JP S6053152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- resin composition
- plasticizer
- methyl ethyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可塑剤の溶出の少ない医療器耐構成形樹脂組成
物に関するものである。
物に関するものである。
塩化ビニル樹脂は可塑剤の配合によりその得られる成形
品の硬さを調節する事ができ、柔軟性、透明性などすぐ
れた物性を備えているため医療分野にお9てもチューブ
など幅広く使用されている。
品の硬さを調節する事ができ、柔軟性、透明性などすぐ
れた物性を備えているため医療分野にお9てもチューブ
など幅広く使用されている。
しかしながら、こうした軟質塩化ビニル系樹脂製のチュ
ーブ、シート、バッグ、バッキング、コネクター、?ト
ルなどの成形品は可塑剤を含有しているため、時間の繰
過と伴にこの可塑剤が溶出してくる事が考えられる。こ
の可塑剤の溶出による人体への影響、特に血液中へのフ
タル酸エステルの移行による患者への影響については全
世界的なIii&礒を呼んでいる。
ーブ、シート、バッグ、バッキング、コネクター、?ト
ルなどの成形品は可塑剤を含有しているため、時間の繰
過と伴にこの可塑剤が溶出してくる事が考えられる。こ
の可塑剤の溶出による人体への影響、特に血液中へのフ
タル酸エステルの移行による患者への影響については全
世界的なIii&礒を呼んでいる。
本発明者らはこのような状況を鑑み、可塑剤の溶出を少
なくする事を検討した結果、塩化ビニル樹脂100實量
部に対し、部分架橋されたアクリルニトリルブタジェン
共重合体を3重量部から関重量部添加する事で、可塑剤
の溶出量が大巾に減少するという篤くべき事実を発見し
た。
なくする事を検討した結果、塩化ビニル樹脂100實量
部に対し、部分架橋されたアクリルニトリルブタジェン
共重合体を3重量部から関重量部添加する事で、可塑剤
の溶出量が大巾に減少するという篤くべき事実を発見し
た。
従来可塑剤の溶出を抑える対応策として、成形品の表面
を放射線、電子線、紫外線等により処理する方法などが
考えられているが、いずれも不満足な結果しか与えず、
しかも塩化ビニル樹脂製品の特性である柔軟性が大巾に
失われてしまうなど満足のできるものではなかった。
を放射線、電子線、紫外線等により処理する方法などが
考えられているが、いずれも不満足な結果しか与えず、
しかも塩化ビニル樹脂製品の特性である柔軟性が大巾に
失われてしまうなど満足のできるものではなかった。
また、このような2次処理を行うにあたり、設備が必要
となり大巾なコストアップをもたらし、生産性も低下す
る事は明らかである。
となり大巾なコストアップをもたらし、生産性も低下す
る事は明らかである。
本発明者らは、可塑剤の溶出を抑える事を検討・ した
結果、塩化ビニル系樹脂、可塑剤及びその他助剤からな
る塩化ビュル系樹脂組成物において、上記塩化ビニル樹
脂100重量部に対し、メチルエチルケトンに不溶なニ
トリルゴムグル分10〜95重量%残部がメチルエチル
ケトンに可溶分からなる部分架橋されたアクニルニトリ
ルブタジェン共重合体を3重量部から関重量部添加する
事で塩化ビニル樹脂の特性をそこなわずに可塑剤の溶出
を抑える効果が顕著に現われる事を確認し本発明を完成
した。また部分架橋されたアクリルニトリルブタジェン
共重合体はメチルエチルケトンに不溶な二) IJルゴ
ムダル分10〜95重量%及び残部がメチルエチルケト
ン可溶分からなるもので、ニトリルゴムグル分が10チ
以下では可塑剤を抑える効果かは可塑剤の溶出を抑える
効果はなく、犯重量部を越えると医療用途に必要とされ
る透明性をそこなう。
結果、塩化ビニル系樹脂、可塑剤及びその他助剤からな
る塩化ビュル系樹脂組成物において、上記塩化ビニル樹
脂100重量部に対し、メチルエチルケトンに不溶なニ
トリルゴムグル分10〜95重量%残部がメチルエチル
ケトンに可溶分からなる部分架橋されたアクニルニトリ
ルブタジェン共重合体を3重量部から関重量部添加する
事で塩化ビニル樹脂の特性をそこなわずに可塑剤の溶出
を抑える効果が顕著に現われる事を確認し本発明を完成
した。また部分架橋されたアクリルニトリルブタジェン
共重合体はメチルエチルケトンに不溶な二) IJルゴ
ムダル分10〜95重量%及び残部がメチルエチルケト
ン可溶分からなるもので、ニトリルゴムグル分が10チ
以下では可塑剤を抑える効果かは可塑剤の溶出を抑える
効果はなく、犯重量部を越えると医療用途に必要とされ
る透明性をそこなう。
また、ここでいうMHIKに不mなダル分とf′i5℃
の温度においてMWKで16時間抽出し、100メツシ
ユフイルターにて分離される抽出残渣を意味する。
の温度においてMWKで16時間抽出し、100メツシ
ユフイルターにて分離される抽出残渣を意味する。
本発明中の可塑剤の例としては、ジメチルフタレート、
ジオクチルフタレート等の芳香族多塩基酸のアルキルエ
ステル、ジオクチルアジペート、ジオクチルアセテート
、ジオクチルセパケート等の脂肪族多塩基酸のアルキル
エステル、ポリエステル系、トリメリット酸系があげら
れる。その他助剤としては、安定剤、消削、顔料等があ
げられる。
ジオクチルフタレート等の芳香族多塩基酸のアルキルエ
ステル、ジオクチルアジペート、ジオクチルアセテート
、ジオクチルセパケート等の脂肪族多塩基酸のアルキル
エステル、ポリエステル系、トリメリット酸系があげら
れる。その他助剤としては、安定剤、消削、顔料等があ
げられる。
本発明の技術的内容を実施例により説明する。
実施例1
平均獄合度が110(lの塩化ビニル樹脂100重量部
に2−エチルへキシルフタレー)48重i部、0a−Z
n 系安定剤2重量部、ニーキシ化大豆油7重量ブタジ
ェン共重合体よりなる混合物をロールで混練し、肉厚1
%のロールシートを作成し透明性の比較を行った。また
、このプレスシートよF)直&74mの円を打ち抜き試
料を作成した。この試料を蒸留水507!に浸し、5時
間攪拌した後、蒸留水中に溶出した2−エチルへキシル
フタレートの量をガスクロマトグラフで測定した。その
結果を第1表に示す。
に2−エチルへキシルフタレー)48重i部、0a−Z
n 系安定剤2重量部、ニーキシ化大豆油7重量ブタジ
ェン共重合体よりなる混合物をロールで混練し、肉厚1
%のロールシートを作成し透明性の比較を行った。また
、このプレスシートよF)直&74mの円を打ち抜き試
料を作成した。この試料を蒸留水507!に浸し、5時
間攪拌した後、蒸留水中に溶出した2−エチルへキシル
フタレートの量をガスクロマトグラフで測定した。その
結果を第1表に示す。
本実施例のごとく本発明による効果はいちじるしく、き
わめて有用なものである。
わめて有用なものである。
−5=
Claims (1)
- 塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、メチルエチル
ケトンに不溶なニトリルゴムグル分10〜95重量%及
び残部がメチルエチルケトン可溶分からなる部分架橋さ
れたアクリルニトリルブタジェン共重合体を3〜50重
普部並びに可塑剤及びその他の助剤からなることを特徴
とする医療器材用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58159043A JPS6053152A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 医療器材用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58159043A JPS6053152A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 医療器材用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053152A true JPS6053152A (ja) | 1985-03-26 |
JPS6351033B2 JPS6351033B2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=15684979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58159043A Granted JPS6053152A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 医療器材用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221161A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Terumo Corp | 医療用器具の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5385980A (en) * | 1977-01-08 | 1978-07-28 | Terumo Corp | Medical instrument |
JPS56115342A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-10 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Vinyl chloride resin composition |
JPS57187342A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | Vinyl chloride resin composition |
-
1983
- 1983-09-01 JP JP58159043A patent/JPS6053152A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5385980A (en) * | 1977-01-08 | 1978-07-28 | Terumo Corp | Medical instrument |
JPS56115342A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-10 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Vinyl chloride resin composition |
JPS57187342A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | Vinyl chloride resin composition |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221161A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Terumo Corp | 医療用器具の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351033B2 (ja) | 1988-10-12 |
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