JPS6052133B2 - ヘキサフルオロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの製法 - Google Patents
ヘキサフルオロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの製法Info
- Publication number
- JPS6052133B2 JPS6052133B2 JP7796582A JP7796582A JPS6052133B2 JP S6052133 B2 JPS6052133 B2 JP S6052133B2 JP 7796582 A JP7796582 A JP 7796582A JP 7796582 A JP7796582 A JP 7796582A JP S6052133 B2 JPS6052133 B2 JP S6052133B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hexafluoroisobutene
- hexafluorobutene
- producing
- methyl
- hexafluoropropene
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C21/00—Acyclic unsaturated compounds containing halogen atoms
- C07C21/02—Acyclic unsaturated compounds containing halogen atoms containing carbon-to-carbon double bonds
- C07C21/18—Acyclic unsaturated compounds containing halogen atoms containing carbon-to-carbon double bonds containing fluorine
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/26—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton
- C07C17/263—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by condensation reactions
- C07C17/269—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by condensation reactions of only halogenated hydrocarbons
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ヘキサフルオロイソブテンおよび/吾(゜■
■■■■)■■[■)■■■■戎:カー1−プロペンお
よび/または2、3、3、4、4、4−ヘキサフルオロ
ー1ブテンの製法に関する。
■■■■)■■[■)■■■■戎:カー1−プロペンお
よび/または2、3、3、4、4、4−ヘキサフルオロ
ー1ブテンの製法に関する。
ヘキサフルオロイソブテンは、用途について、ビニリデ
ンフルオライドの共単量体として耐熱性のきわめて優れ
たビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロイソブテン
交互共重合体を与えることができ(特開昭50−150
790号公報参照)、さらにエチレン/テトラフルオロ
エチレンまたはエチレ、ン/クロロトリフルオロエチレ
ン共重合体の改質剤として共重合体に少量添加すること
により該重合体の物性を著しく改善することてきる(特
開昭50−14791号公報参照)ことが知られている
。
ンフルオライドの共単量体として耐熱性のきわめて優れ
たビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロイソブテン
交互共重合体を与えることができ(特開昭50−150
790号公報参照)、さらにエチレン/テトラフルオロ
エチレンまたはエチレ、ン/クロロトリフルオロエチレ
ン共重合体の改質剤として共重合体に少量添加すること
により該重合体の物性を著しく改善することてきる(特
開昭50−14791号公報参照)ことが知られている
。
従来、ヘキサフルオロイソブテンの製法としては、ヘキ
サフルオロアセトンと無水酢酸またはケテンとの共熱分
解が知られている(特開昭50一142504号公報参
照)。けれども、この製法は、原料であるヘキサフルオ
ロアセトンが非常に高価な化合物であり、またその熱分
解に激しい条件を標要とするなど工業的な製造法として
は数々の欠点を有している。また、オクタフルオロイソ
ブチル低級アルキルエーテルを脱フッ化水素してヘプタ
フルオロイソブテニル低級アルキルエーテルを得、これ
を更に還元し、硫酸エステル化し、次いで硫酸エステル
を塩基で処理してヘキサフルオロイソブテンを得・る製
法が知られている。
サフルオロアセトンと無水酢酸またはケテンとの共熱分
解が知られている(特開昭50一142504号公報参
照)。けれども、この製法は、原料であるヘキサフルオ
ロアセトンが非常に高価な化合物であり、またその熱分
解に激しい条件を標要とするなど工業的な製造法として
は数々の欠点を有している。また、オクタフルオロイソ
ブチル低級アルキルエーテルを脱フッ化水素してヘプタ
フルオロイソブテニル低級アルキルエーテルを得、これ
を更に還元し、硫酸エステル化し、次いで硫酸エステル
を塩基で処理してヘキサフルオロイソブテンを得・る製
法が知られている。
(特開昭56−138127号公報参照)。この製法も
、工程が長く、従つて、試薬、設備、時間を多く必要と
するなど工業的には満足しうるものではない。本発明者
らは、ヘキサフルオロイソブテンおよ・び/またはヘキ
サフルオロブテンの安価で工業的に有利な製法について
研究を行なつた結果、ヘキサフルオロプロペンを出発物
質とする製法を完成するに至つた。
、工程が長く、従つて、試薬、設備、時間を多く必要と
するなど工業的には満足しうるものではない。本発明者
らは、ヘキサフルオロイソブテンおよ・び/またはヘキ
サフルオロブテンの安価で工業的に有利な製法について
研究を行なつた結果、ヘキサフルオロプロペンを出発物
質とする製法を完成するに至つた。
すなわち本発明の要旨は、ヘキサフルオロプロペンー≦
)ロゲン化メチルを反応させて、式:および/または式
:て示される化合物を得ることを特徴とするヘキサフル
オロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの
製法に存する。
)ロゲン化メチルを反応させて、式:および/または式
:て示される化合物を得ることを特徴とするヘキサフル
オロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの
製法に存する。
本発明の製法において出発物質として用いるヘキサフル
オロプロペンは、工業的に生産されており、非常に安価
でかつ安定的に供給される。
オロプロペンは、工業的に生産されており、非常に安価
でかつ安定的に供給される。
ハロゲン化メチルとしては、フッ化メチル、塩化メチル
、臭化メチルおよびヨー化メチルのいずれも使用てきる
。ヘキサフルオロプロペンとハロゲン化メチルとの仕込
みモル比は、1:0.2〜1:5、好ましくはl:l〜
1:3である。
、臭化メチルおよびヨー化メチルのいずれも使用てきる
。ヘキサフルオロプロペンとハロゲン化メチルとの仕込
みモル比は、1:0.2〜1:5、好ましくはl:l〜
1:3である。
ハロゲン化メチルの割合が上記下限より少なくなると目
的物の収量が少なくなり、一方上記上限より多くなつて
もヘキサフルオロプロペンに対する目的物収率に変化な
く、原料および熱量の損失が大きくなつて不利である。
反応温度は、通常400〜800℃、好ましくは550
〜700′Cである。
的物の収量が少なくなり、一方上記上限より多くなつて
もヘキサフルオロプロペンに対する目的物収率に変化な
く、原料および熱量の損失が大きくなつて不利である。
反応温度は、通常400〜800℃、好ましくは550
〜700′Cである。
400℃以下では目的物の収量が著しく少なく、800
′Cを越えると(CF3)2C=CF2のような毒性の
高い副生物が多量に生成して好ましくない。
′Cを越えると(CF3)2C=CF2のような毒性の
高い副生物が多量に生成して好ましくない。
本発明において、反応は減圧下でも加圧下でも進行する
が、通常0.5〜5気圧の反応圧力が好ましい。
が、通常0.5〜5気圧の反応圧力が好ましい。
接触時間は、採用する反応形成および/または反応温度
に依存するが、通常1秒から1時間である。
に依存するが、通常1秒から1時間である。
反応は、バッチ式または流通式のいずれでも行なうこと
ができる。
ができる。
生成したヘキサフルオロイソブテンおよびヘキサフルオ
ロブテンは、通常の蒸留法により反応混合物から分離す
ることができる。
ロブテンは、通常の蒸留法により反応混合物から分離す
ることができる。
しかし、両者は沸点が近似しているため、混合物として
分離されるから、混合物に臭素または塩素を作用させて
ヘキサフルオロブテンをハロゲン化して高沸点物に変換
し、ヘキサフルオロイソブテンから分離する。ヘキサフ
ルオロブテンのハロゲン化物は亜鉛などで脱ハロゲン化
して容易にもとのヘキサフルオロブテンに変換すること
ができる。) 次に実施例を示し本発明を具体的に説明
する。
分離されるから、混合物に臭素または塩素を作用させて
ヘキサフルオロブテンをハロゲン化して高沸点物に変換
し、ヘキサフルオロイソブテンから分離する。ヘキサフ
ルオロブテンのハロゲン化物は亜鉛などで脱ハロゲン化
して容易にもとのヘキサフルオロブテンに変換すること
ができる。) 次に実施例を示し本発明を具体的に説明
する。
実施例1加熱長50cm(7)縦型電気炉を用い、内径
3/4″、長さ70C71のハステロイC製反応管を加
熱し、反応管内の約15cmが600℃以上の温度にな
る様に保ち・ながら、反応管上部よりヘキサフルオロプ
ロペンおよび塩化メチルをそれぞれ20m1/分の速度
で仕込んだ。
3/4″、長さ70C71のハステロイC製反応管を加
熱し、反応管内の約15cmが600℃以上の温度にな
る様に保ち・ながら、反応管上部よりヘキサフルオロプ
ロペンおよび塩化メチルをそれぞれ20m1/分の速度
で仕込んだ。
出口ガスを水洗し、塩化カルシウムで乾燥した後、ドラ
イアイスーメタノールで冷却して補集した。反応を5時
間行なつて反応混合物46y″を補集した。補集物を、
Nζマススペクトロメトリー、IRおよびGLCにより
分析したところ、CF3CF=CF22l.5重量%、
CH3Cl6.2重量%,(CF3)2C=CH237
.5重量%およびCF3CF2CF=CH2l5.鍾量
%が含まれていた。これより計算して、CF3CF=C
F2の転化率は75.4%,(CF3)2C=CH2の
選択率は50.6%,CF3CF2CF=CH2の選択
率は21.3%であった。実施例2塩化メチルの代りに
臭化メチルを用いて実施例1と同様の手順を繰り返し、
ヘキサフルオロイソブテンおよびヘキサフルオロブテン
の生成を同様の分析方法により確認した。
イアイスーメタノールで冷却して補集した。反応を5時
間行なつて反応混合物46y″を補集した。補集物を、
Nζマススペクトロメトリー、IRおよびGLCにより
分析したところ、CF3CF=CF22l.5重量%、
CH3Cl6.2重量%,(CF3)2C=CH237
.5重量%およびCF3CF2CF=CH2l5.鍾量
%が含まれていた。これより計算して、CF3CF=C
F2の転化率は75.4%,(CF3)2C=CH2の
選択率は50.6%,CF3CF2CF=CH2の選択
率は21.3%であった。実施例2塩化メチルの代りに
臭化メチルを用いて実施例1と同様の手順を繰り返し、
ヘキサフルオロイソブテンおよびヘキサフルオロブテン
の生成を同様の分析方法により確認した。
実施例3
塩化メチルの代りにフッ化メチルを用いて実施例1と同
様の手順を繰り返し、ヘキサフルオロイソブテンおよび
ヘキサフルオロブテンの生成を同様の分析法により確認
した。
様の手順を繰り返し、ヘキサフルオロイソブテンおよび
ヘキサフルオロブテンの生成を同様の分析法により確認
した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヘキサフルオロプロペンとハロゲン化メチルを反応
させて式;(CF_3)_2C=CH_2 および/または 式:CF_3CF_2CF=CH_2 で示される化合物を得ることを特徴とするヘキサフルオ
ロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの製
法。 2 反応温度が400〜800℃である特許請求の範囲
第1項記載の製法。 3 ヘキサフルオロプロペンとハロゲン化メチルとの仕
込みモル比が1:0.2〜1:5である特許請求の範囲
第1項記載の製法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7796582A JPS6052133B2 (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | ヘキサフルオロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの製法 |
DE19833316227 DE3316227A1 (de) | 1982-05-10 | 1983-05-04 | Verfahren zur herstellung von hexafluoroisobuten und/oder hexafluorobuten |
GB08312572A GB2119800B (en) | 1982-05-10 | 1983-05-06 | Process for preparing hexafluoroisobutene and/or hexafluorobutene |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7796582A JPS6052133B2 (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | ヘキサフルオロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194826A JPS58194826A (ja) | 1983-11-12 |
JPS6052133B2 true JPS6052133B2 (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=13648658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7796582A Expired JPS6052133B2 (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | ヘキサフルオロイソブテンおよび/またはヘキサフルオロブテンの製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052133B2 (ja) |
DE (1) | DE3316227A1 (ja) |
GB (1) | GB2119800B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4705904A (en) * | 1984-02-14 | 1987-11-10 | Allied Corporation | Vapor phase synthesis of hexafluoroisobutylene |
US7396965B2 (en) * | 2005-05-12 | 2008-07-08 | Honeywell International Inc. | Method for producing fluorinated organic compounds |
US8530709B2 (en) * | 2010-05-21 | 2013-09-10 | Honeywell International Inc. | Process for the production of fluorinated alkenes |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2931840A (en) * | 1958-11-25 | 1960-04-05 | Du Pont | Process for preparing 2, 3, 3, 3-tetrafluoropropene |
GB1430582A (en) * | 1972-01-14 | 1976-03-31 | Haszeldine R N | Preparation of fluorinated organic materials |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP7796582A patent/JPS6052133B2/ja not_active Expired
-
1983
- 1983-05-04 DE DE19833316227 patent/DE3316227A1/de active Granted
- 1983-05-06 GB GB08312572A patent/GB2119800B/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2119800B (en) | 1985-09-25 |
JPS58194826A (ja) | 1983-11-12 |
GB2119800A (en) | 1983-11-23 |
DE3316227A1 (de) | 1984-01-12 |
DE3316227C2 (ja) | 1988-11-24 |
GB8312572D0 (en) | 1983-06-08 |
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