JPS6051764B2 - 交流用リレ−装置 - Google Patents
交流用リレ−装置Info
- Publication number
- JPS6051764B2 JPS6051764B2 JP3672579A JP3672579A JPS6051764B2 JP S6051764 B2 JPS6051764 B2 JP S6051764B2 JP 3672579 A JP3672579 A JP 3672579A JP 3672579 A JP3672579 A JP 3672579A JP S6051764 B2 JPS6051764 B2 JP S6051764B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- curve
- relay
- relay device
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は交流用リレー装置に関するものである。
従来、この種のリレー装置としては第１図に示すもの
がある。
がある。
１はヨーク、２はその巻線、３はアーマチュア、４は復
帰用バネ、５は交流電源、６は固定接点、７は可動接点
、８は動作バネであつて、上記巻線２には第２図に示す
ような交流電圧が印加されている。
帰用バネ、５は交流電源、６は固定接点、７は可動接点
、８は動作バネであつて、上記巻線２には第２図に示す
ような交流電圧が印加されている。
このリレー装置は無極リレー装置である。この磁気吸引
力とバネ負荷との整合状態を第３図によつて示す。この
状態図において、ａはアーマチュア３をヨーク１に吸引
するに必要な最小吸引力、即ち感動吸引力の曲線で、感
動吸引力はこの曲線ａのようにヨークの吸引面とアーマ
チュアの被吸引面の距離、即ちアーマチュアの移動量が
大きい程大きくなる。をは吸引力に抗するバネ負荷曲線
で、バネ負荷として復帰用バネ４と動作バネ８が働くが
、動作バネ８は接点６、７が接触しているときのみ作用
するので、バネ負荷曲線をは折線となる。Ｃはヨークに
吸引されたアーマチュア３の吸引状態を保持するに必要
な最小吸引力、即ち開放吸引力の曲線で、バネ負荷曲線
ｂより若干低い値となる。 一般にリレーの駆動電流は
リレーの発熱、消費電力の節減等のため巻線２への通電
電流はなるべく小さく選ばれる。
力とバネ負荷との整合状態を第３図によつて示す。この
状態図において、ａはアーマチュア３をヨーク１に吸引
するに必要な最小吸引力、即ち感動吸引力の曲線で、感
動吸引力はこの曲線ａのようにヨークの吸引面とアーマ
チュアの被吸引面の距離、即ちアーマチュアの移動量が
大きい程大きくなる。をは吸引力に抗するバネ負荷曲線
で、バネ負荷として復帰用バネ４と動作バネ８が働くが
、動作バネ８は接点６、７が接触しているときのみ作用
するので、バネ負荷曲線をは折線となる。Ｃはヨークに
吸引されたアーマチュア３の吸引状態を保持するに必要
な最小吸引力、即ち開放吸引力の曲線で、バネ負荷曲線
ｂより若干低い値となる。 一般にリレーの駆動電流は
リレーの発熱、消費電力の節減等のため巻線２への通電
電流はなるべく小さく選ばれる。
ところで従来のリレーの感動吸引力特性は第３図の曲線
ａのように比較的なだらかでしかもバネ負荷曲線をとの
差が小さいため、巻線２への通電電流が小さく吸引力が
感動吸引力より十分大きくないリレーでは、アーマチュ
ア３がヨーク１に吸引されて移動するとき不安定な状態
となることがある。この不安定な状態が生ずると交流リ
レーであるためうなり音を発生し、しかもアーマチュア
３のヨーク１への吸着が瞬時に行なわれないのでラッチ
ング機能が達成できないことがある。更に開放の吸引力
が感動吸引力に比しそれ程低くないので、吸引後交流電
源５の電圧が若干降下してもリレーが開放するという誤
動作の可能性がある。 そこで、本考案はこのような従
来の欠点一掃した新規な交流用リレー装置を提供するこ
とを目的とする。
ａのように比較的なだらかでしかもバネ負荷曲線をとの
差が小さいため、巻線２への通電電流が小さく吸引力が
感動吸引力より十分大きくないリレーでは、アーマチュ
ア３がヨーク１に吸引されて移動するとき不安定な状態
となることがある。この不安定な状態が生ずると交流リ
レーであるためうなり音を発生し、しかもアーマチュア
３のヨーク１への吸着が瞬時に行なわれないのでラッチ
ング機能が達成できないことがある。更に開放の吸引力
が感動吸引力に比しそれ程低くないので、吸引後交流電
源５の電圧が若干降下してもリレーが開放するという誤
動作の可能性がある。 そこで、本考案はこのような従
来の欠点一掃した新規な交流用リレー装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、第４図以降をもつて本考案の一実施例を示すが
、従来と同一部分に同一符号を付しその説明を省略する
。
、従来と同一部分に同一符号を付しその説明を省略する
。
第４図において９は永久磁石、１０はＬ字形磁極であ
つて、アーマチュア３の端を挟むように配されている。
つて、アーマチュア３の端を挟むように配されている。
そして、この位置はヨーク１とアーマチユア３で形成す
る交流的磁路と関係しないところである。上記構成のリ
レー装置のバネ負荷と吸引力との整合状態を第５図に示
す。
る交流的磁路と関係しないところである。上記構成のリ
レー装置のバネ負荷と吸引力との整合状態を第５図に示
す。
この状態図において、ａ″は感動吸引力の曲線、ｂ″は
バネ負荷曲線、Ｃ″は開放吸引力曲線、ｘは従来リレー
の感動吸引力に相当する曲線、ｙは磁極１０，１０によ
るアーマチュアの吸引力曲線で磁極１０，１０の中間よ
りアーマチュア３の左端が上又は下に片寄ることにより
アーマチュア３に作用する吸引力が反転する反転特性を
有する。従つてバネ負荷にこの磁極１０，１０による吸
引力が加わるため、感動吸引力は第５図の曲線ａ″のよ
うに従来感動吸引力曲線ｘより傾斜が大きくなる。この
ためアーマチュア３にスナップアクションが生ずるので
、コイル２に通電しアーマチュア３が移動するとき従来
のように途中で不安定な状態となることがなく、動作は
瞬時に行なわれるのでラッチング動作を確実に行なうこ
とができる。又、アーマチュア３がヨーク１に吸引され
ているときは上側磁極１０にアーマチュア３の左端が吸
引されアーマチュア３の被吸引面はヨーク１の吸引面方
向に押された状態にあるので、開放吸引力が小さくなり
、吸引後交流電源５の電圧が若干低下してもリレーが誤
動作することがない。このように本発明によれば、アー
マチュアに磁極１０，１０による磁力が作用してスナッ
プアクションが生じるので、アーマチュアが動作途中で
停止したり不安定な状態となることが全くない。
バネ負荷曲線、Ｃ″は開放吸引力曲線、ｘは従来リレー
の感動吸引力に相当する曲線、ｙは磁極１０，１０によ
るアーマチュアの吸引力曲線で磁極１０，１０の中間よ
りアーマチュア３の左端が上又は下に片寄ることにより
アーマチュア３に作用する吸引力が反転する反転特性を
有する。従つてバネ負荷にこの磁極１０，１０による吸
引力が加わるため、感動吸引力は第５図の曲線ａ″のよ
うに従来感動吸引力曲線ｘより傾斜が大きくなる。この
ためアーマチュア３にスナップアクションが生ずるので
、コイル２に通電しアーマチュア３が移動するとき従来
のように途中で不安定な状態となることがなく、動作は
瞬時に行なわれるのでラッチング動作を確実に行なうこ
とができる。又、アーマチュア３がヨーク１に吸引され
ているときは上側磁極１０にアーマチュア３の左端が吸
引されアーマチュア３の被吸引面はヨーク１の吸引面方
向に押された状態にあるので、開放吸引力が小さくなり
、吸引後交流電源５の電圧が若干低下してもリレーが誤
動作することがない。このように本発明によれば、アー
マチュアに磁極１０，１０による磁力が作用してスナッ
プアクションが生じるので、アーマチュアが動作途中で
停止したり不安定な状態となることが全くない。
又、開放吸引力が小さくなるので、吸引状態において巻
線の交流電源電圧が若干降下してもリレーが誤動作する
ことはない。また吸引は瞬時に行な゛われるのでラッチ
ング動作を確実に行なわせることができる。また磁極を
設けたことにより感動吸引力が上るが復帰バネの強さを
調整することにより巻線の通電電流を変更する必要はな
い等の効果がある。
線の交流電源電圧が若干降下してもリレーが誤動作する
ことはない。また吸引は瞬時に行な゛われるのでラッチ
ング動作を確実に行なわせることができる。また磁極を
設けたことにより感動吸引力が上るが復帰バネの強さを
調整することにより巻線の通電電流を変更する必要はな
い等の効果がある。
第１図は従来の交流用リレー装置を示す説明図、第２図
はその巻線への印加電圧を示す波形図、第３図はその状
態図、第４図は本発明の一実施例を示す交流用リレー装
置の説明図、第５図はその状態図である。 １・・・・・・ヨーク、２・・・・・・巻線、３・・・
・・・アーマチュア、５・・・・・・交流電源、９・・
・・・・永久磁石。
はその巻線への印加電圧を示す波形図、第３図はその状
態図、第４図は本発明の一実施例を示す交流用リレー装
置の説明図、第５図はその状態図である。 １・・・・・・ヨーク、２・・・・・・巻線、３・・・
・・・アーマチュア、５・・・・・・交流電源、９・・
・・・・永久磁石。
Claims (1)
- １ ヨークに巻装された巻線に交流電圧を印加し、復帰
用バネにより付勢されたアーマチュアを吸引、開放させ
る交流リレーにおいて、ヨークとアーマチュアとによつ
て形成される交流磁路と離れたアーマチュア部分が永久
磁石の両磁極の間で磁極方向に移動するように永久磁石
を設けたことを特徴とする交流用リレー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3672579A JPS6051764B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 交流用リレ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3672579A JPS6051764B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 交流用リレ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55130030A JPS55130030A (en) | 1980-10-08 |
| JPS6051764B2 true JPS6051764B2 (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=12477711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3672579A Expired JPS6051764B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 交流用リレ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051764B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08210346A (ja) * | 1995-10-24 | 1996-08-20 | Nippon Seiko Kk | 軸受装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2923260B1 (fr) | 2007-11-06 | 2013-10-11 | Renault Sas | Dispositif d'amortissement dans la structure basse du moteur |
-
1979
- 1979-03-28 JP JP3672579A patent/JPS6051764B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08210346A (ja) * | 1995-10-24 | 1996-08-20 | Nippon Seiko Kk | 軸受装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55130030A (en) | 1980-10-08 |
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