JPS6051298A - シ−ルド掘進機の排土装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシールド掘進機の排土装置に関する。

従来、泥水シールド掘進機における排土装置には、流体
輸送ができない粗大礫、玉石等の大型固形物を破砕する
ショークラッシャ式の破砕装置かに備されていた。とこ
ろで、この破砕装置は、固定歯に苅して可動歯が接近離
間するようにされたもので、またこの可動歯は油圧シリ
ンダによって作動させられていた。゛このため、破砕の
だめの作動サイクルは油圧切換弁の切換回数によって決
まシ、例えば約５０回／分が限度であシ、また油圧配管
においても、油の流れる方向がその都度変わるため、ど
うしても作動サイクルに制限が１、従って効率の良い破
砕ができないという欠点があった。

そこで、本発明は上記欠点を解消し得るシールド掘進機
の排土装置を提供することを目的とする。

即ち、本発明はシールド本体前部に設けられた圧力室内
に、上部に土砂取込用開口を有すると共に下部に流体輸
送管が接続されたホッパを設け、該ホッパ内に固定歯を
配設し、該固定歯に対応する位置で可動歯の一端部を水
平軸を介して固定歯側に接近離間可能に支持すると共に
、該可動歯の他端部に固定歯側に対して出退’Ｊ　ｒ＋
Ｉ：にされた出退杆の一端部を連結し、上記出退杆の他
端部に対応する位置で且つ回転駆動装置に連結されて出
退杆の出退方向と直交する面内で回転自在にされた回転
体を設け、更に上記出退杆の他端部を回転体の対応する
表面に押圧する付勢手段を設けると共に、その回転体の
表面を回転面に対して傾斜させたことを特徴とするシー
ルド掘進機の排土装置で、かかる構成によると、可動歯
は回転体によって出退される出退杆を介して固定歯に対
して接近離間移動させられるため、例えば従来の往復式
の油圧シリンダに比べて、その破砕回数を増すことがで
き、従って破砕効率が良好となシ、まだ可動歯の移動が
早くなるため、動的な破砕をすることができ、従って破
砕荷重が小さくなる。

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。（１
）は泥水型シールド掘進機（２）のシールド本体で、そ
の前部には、内部に圧力室（３）が形成されたカッタヘ
ッド（４）が軸受（５）を介して回転自在に設けられて
いる。なお、（６）は上記カッタヘッド（４）ヲ凹転さ
せる回転駆動装置（例えば油圧モータ）で、その出力軸
に取付けられたピニオン（７）がカッタヘッド（４）の
後部筒体（４ａ）に取付けられたリングギヤ（８）に噛
合わされている。（９）は本発明に係る排土装置で、圧
力室（３）内の土砂をそのまま若しくは土砂中に粗大礫
、玉石等の大型固形物が含まれる場合にはそれらを破砕
して排泥管（流体輸送管）θＯに排出するだめのもので
ある。即ち、Ｑυは圧力室（３）内に設けられたホッパ
で、シールド本体（１）側の隔壁Ｑ乃に支持された筒状
の外周壁曽と、前壁（１４）及び後壁α０とによって形
成され、まだその前部は小径部（ｌｌａ）にされると共
に後部は大径部（ｌｌｂ）にされている。そして、上記
ホッパαυの上部には、土砂取込用の開口θＱが形成さ
れると共に、後壁ｏυ上下部は土砂輸送用の排泥管（１
０が接続されている。

なお、０７）は保守時に上記開口ＱＱを閉じるだめの開
閉ゲートで、外周壁ａ３に数句けられた油圧シリンダ（
ト）によって作動させられる。０１はホッパθυの小径
部（１１ａ）にしかも開口ａＱに対応する位置で配置さ
れたグリズリ式のスクリーンで、前後左右位置で外周壁
ａ４に取付けられた支持ローフ翰によって移動可能に支
持されると共にその後端から延設された左右一対の側板
シηは連結ピン（２）を介して可動歯（後述する）に連
結されている。なお、上記スクリーンＯＩは、大型固形
物をホッパ（１］）の大径部（ｌｌｂ）にツタ＜ように
、後端部が前端部よシ下位となるように傾斜されている
。■はホッパ０υの大径部（ｌｌｂ）に配置された大型
固形物の破砕装置で、スクリーンＯＩ上から落ちてきた
大型固形物を受ける固定歯（ハ）と、この固定歯（ハ）
のＬ方に位置すると共に固定歯（ハ）に対して接近離間
即ち揺動可能にされた可動歯−と、この可動歯に）を揺
動させる揺動装置（イ）とから構成されている。即し、
固定歯−〇前端部はスクリーン（ｌの後端部下方に位置
させられると共に、その後端部は排泥管００付近に位置
するように下方に傾斜して例えば外周！Ｓ！　ａａに固
定されている。また、可動歯に）の上端部は、後壁ＯＱ
上部から突設された左右一対のプラテンｌ−に）にそれ
ぞれ連結リンク（ハ）及び第１、第２水平連結ビン（支
）ｇＪヲ介して支持されると共に、その下端部は揺動装
置（７）に連結されている。上記揺動装置に）を説明す
ると、０υは後壁ａ０に取付けられたガイド筒６４内に
しかも固定歯（ハ）に対して出退できるように保持され
た出退杆で、その前端部は可動歯に）の後端部に第３水
平連結ビン曽を介して連結されると共に、その後端部に
は取付ピン（ロ）を介してガイドローラ（埒が数句けら
れている。（ト）はガイド筒（慢の後端部に取付けられ
たケーシング（ロ）に軸受（ト）を介して、出退杆６υ
の出退方向と直交する面内で回転自在に保持された回転
体で、ケーシングリ）９に取付けられた回転駆動装置（
例えば油圧モータ）Ｑ赤により回転駆動される。そして
、上記回転体に）の出退杆惧側表面には、出退杆Ｏｖの
ガイドローラＣｆｆ１ｊを案内する環状溝（３６ａ）が
形成されると共に、回転体（埒の表面即ち環状溝（３６
ａ）が回転面に対して傾斜され、更に上記ガイド筒り３
４内には、出退杆Ｇ３υを回転体（イ）側に押圧してガ
イドローラ９９を環状溝（３６ａ）に押付ける圧縮ばね
（付勢手段の一例）０（Ｊが設けられている。徒って、
回転体（至）が回転駆動されると、環状溝（３６ａ　）
が出退杆６υの出退方向に対して傾斜しているため、ガ
イドローラ（２）を介して出退杆０ｖが矢印囚で示すよ
うに出退し、可動歯に）が固定歯（財）に対して矢印（
Ｂ）で示すように接近離間する。なお、上記固定歯（ハ
）及び可動歯（ハ）の各対向表面には、破砕用に凹凸が
形成されている。０１）は後！Ｑ６の上部に接続された
送泥管、（６）は後壁０Ｇ及びホッパ０１）の側部を挿
通して設けられたジェット水注入管である。

上記構成において、カッタヘッド（４）の圧力室（３）
に取込まれた土砂はヌラリー状態となって開口Ｑ（９を
通９、ホッパａυ内部に流入し、そしてスクリーン０呻
によって土砂中に含まれる粗大礫、玉石等の大型固形物
（ａ）が取除かれる。大型固形物（ａ）が取除かれた土
砂はホッパ０１）内底部に至り、排泥管（１（験よシ所
定場所まで搬送される。一方、スクリーン０１によって
取除かれた大型固形物（ａ）は、固定歯（財）と可動＠
（イ）との間に入り、ここで固冗歯■に対して接近離間
移動する可動歯（ハ）によって細かく破砕され、そして
上記スクリーンα燵を通過した土砂と同様に、排泥管α
Ｏを介して所定の場所まで搬送される。なお、スクリー
ンＱ１は可動歯（イ）に連結されているため、可動歯に
）が移動するたびに、矢印（Ｃ）で示すように斜め前後
方向で移動し、従って篩い効果が向上する。

以上の構成によると、ｉｉＪ動歯は回転体によって出退
される出退杆を介して固定歯に対して接近離間移動させ
られるため、例えば従来の往復式の油圧シリンダに比べ
て、その破砕回数を増すことができ、従って破砕効率が
良好となり、また可動歯の移動が早くなるため、動的な
破砕をすることができ、従って破砕荷重が小さくなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例の縦断面図である。 （１）・・・シー・ルド本体、（２）・・・シールド掘
進機、（３）・・・圧力室、（４）・・・カッタヘッド
、（４ａ）・・・後部筒体、（９）・・・排土装置、θ
０・・・排泥管（流体輸送管）、０υ・・・ホッパ、（
ｉｌａ）・・・小径部、（１１ｂ）・・・大径部、０（
９・・・開口、ａす・・・スクリーン、（２）・・・破
砕装置、（ハ）・・・固定歯、に）・・・可動歯、（４
）・・・揺動装置、（ハ）・・・連結リンク、ｃ〃・・
・出退杆、０）・・・ガイド筒、に）・・・ガイドロー
ラ、に）・・・回転体、（３６ａ）・・・環状溝、（至
）・・・回転駆動装置、１す・・・圧縮ばね（付勢手段
） 代卯人　森　本　義　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　シールド本体前部に設けられた圧力室内に、上部に
   土砂取込用開口を有すると共に下部に流体輸送管が接続
   されたホッパを設け、該ホッパ内に固定歯を配設し、該
   固定歯に対応する位置で可動歯の一端部を水平軸を介し
   て固定歯側に接近離ｆｌｕ可能に支持すると共に、該可
   動歯の他端部に固定歯側に対して出退可能にされた出退
   社の一端部を連結し、上記出退社の他端部に対応する位
   置で且つ回転駆動装置に連結されて出退社の出退方向と
   直交する園内で回転自在にされた回転体を設け、更に上
   記出退社の他端部を回転体の対応する表面に押圧するイ
   Ｎ１勢手段を設けると共に、その回転体の表面を回転部
   °に苅して傾斜させたことを特徴とするシールド掘進機
   の排土装置。