JPS6051060B2 - 酸素測定検出器の動作準備状態を監視する方法および装置 - Google Patents

酸素測定検出器の動作準備状態を監視する方法および装置

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JPS6051060B2
JPS6051060B2 JP52020777A JP2077777A JPS6051060B2 JP S6051060 B2 JPS6051060 B2 JP S6051060B2 JP 52020777 A JP52020777 A JP 52020777A JP 2077777 A JP2077777 A JP 2077777A JP S6051060 B2 JPS6051060 B2 JP S6051060B2
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/417Systems using cells, i.e. more than one cell and probes with solid electrolytes
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
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    • F02D41/1477Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation circuit or part of it,(e.g. comparator, PI regulator, output)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関に排気系において内燃機関の燃料
混合気の閉ループ制御装置に接続された酸素測定検出器
の動作準備状態を監視する方法、およびこの方法を実施
する装置に関する。
この場合この酸素測定検出器は、冷えた状態では適正評
価可能な信号を送出することができず、暖まると適正評
価可能な信号を送出できるようになる。 内燃機関ので
きるだけ有害物質を含まない排気・ガスを得るため、内
燃機関に供給される燃料混合気の帰還ループないし閉ル
ープ制御装置を設け、これら閉ループ制御装置が、閉ル
ープ制御量を内燃機関の排気系内に配置された酸素測定
検出器から受取ることは公知である。この際この閉ルー
プ制御は、一般に燃料混合気の組成をあらかじめ粗調整
する公知の混合気開ループ制御装置に重ねて行われる。
このような閉ループ制御装置が支障なく動作するための
前提条件は、酸素測定検出器も支障なく動作するという
ことである。酸素分圧差のため固体電解質によるイオン
伝導の方式で動作しかつ排気ガス中にある酸素分圧に相
応して電圧信号を送出し、この電圧信号がλ■1の空気
過剰率の範囲における酸素不足から酸素過剰への移行の
際に電圧急変を生じるような酸素測定検出器において、
動作準備状態は、所定の動作温度に達してから初めて保
証される。冷却状態において検出器の内部抵抗は、閉ル
ープ制御のために十分な電圧信号が、特に明確な電圧変
化が得られない程大きい。それ故に内燃機関の排気ガス
によつて加熱される検出器において内燃機関の冷間始動
および暖機運転のために、内燃機関の動作温度と共に上
昇した検出器温度が得られた際に初めて混合気帰還ルー
プないし閉ループ制御と交代する混合気非帰還ループな
いし開ループ制御をしなければならンジスタ58のベー
スが切換スイッチ75,78から制御され、かつ第2の
トランジスタ59のベースが、両方のトランジスタの間
にある分圧器から電圧を供給される、特許請求の範囲第
4項記載の装置。6時限素子としてミラー積分器67が
使われ、このミラー積分器の出力が、RC遅延素子72
,73を介して、切換スイッチとして使われるトランジ
スタ75のベースに供給され、このトランジスタを通し
て第1のトランジスタ58のベースへの制御線が、制御
に応じて一方または他方の給電線22,28に接続され
る、特許請求の範囲第3項から第5項までのいずれか1
項記載の装置。
7閾値スイッチ49として使われる比較器が設けられて
おり、この比較器が、ブリッジ回路に入れられる酸素測
定検出器の電圧を目標値と比較し、かつ比較器から制御
されかつ積分特性を有する制御増幅器が設けられており
、この制御増幅器の出力端子が、燃料混合気を制御する
調節装置に接続されている、内燃機関の燃料混合気を制
御する調整装置において、閾値スイッチが、同時に監視
装置の第1の閾値スイッチ33として使われ、またこれ
に対して並列に、別の目標値を与える分圧器を有する監
視装置の第2の閾値スイッチ49が接続されている、特
許請求の範囲第6項記載の装置。
8制御増幅器が、公知のように演算増幅器43から成り
、この演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に、
積分コンデンサ44が接続されており、またこの演算増
幅器の出力端子と反転入力端子とが、それぞれ1つの抵
抗83,84およびダイオード85,86を介してPN
Pトランジスタとして形成された第1の分離スイッチ5
8のベースへの制御線81に接続されている、特許請求
の範囲第7項記載の装置。
9第2の閾値スイッチ49の出力段NPNトランジスタ
9が、正の給電線28から第1のトランジスタ58およ
びダイオード5を介して抵抗6へ通じる接続部力化や断
されていない限り、ダイオード7および後続の抵抗6を
介して負の給電線22に接続できる、特許請求の範囲第
8項記載の装置。
10第1の閾値スイッチ33と制御増幅器43の反転入
力端子との間に、PNPトランジスタ35が接続されて
おり、このトランジスタのベースが、閾値スイッチの出
力端子に接続されており、このトランジスタのコレクタ
が、ダイオード65を介して時限素子67の入力端子に
直接接続されており、かつこのトランジスタが、第1の
コレクタ抵抗37およびこれに並列に抵抗38を有し、
抵抗38が、反転入力端子に電圧を供給する分圧器40
,41の中間タップ39へ通じている、特許請求の範囲
第7項ないし第9項のいずれかに記・載の装置。
発明の詳細な説明 本発明は、内燃機関に排気系において内燃機関の燃料混
合気の閉ループ制御装置に接続された酸素測定検出器の
動作準備状態を監視する方法、およびこの方法を実施す
る装置に関する。
この場合この酸素測定検出器は、冷えた状態では適正評
価可能な信号を送出することができず、暖まると適正評
価可能な信号を送出できるようになる。内燃機関のでき
るだけ有害物質を含まない排気″ガスを得るため、内燃
機関に供給される燃料混合気の帰還ループないし閉ルー
プ制御装置を設け、これら閉ループ制御装置が、閉ルー
プ制御量を内燃機関の排気系内に配置された酸素測定検
出器から受取ることは公知である。この際この閉ループ
制御は、一般に燃料混合気の組成をあらかじめ粗調整す
る公知の混合気開ループ制御装置に重ねて行われる。こ
のような閉ループ制御装置が支障なく動作するための前
提条件は、酸素測定検出器も支障なく動作するというこ
とである。酸素分圧差のため固体電解質によるイオン伝
導の方式で動作しかつ排気ガス中にある酸素分圧に相応
して電圧信号を送出し、この電圧信号がλ=1の空気過
剰率の範囲における酸素不足から酸素過剰への移行の際
に電圧急変を生じるような酸素測定検出器において、動
作準備状態は、所定の動作温度に達してから初めて保証
される。冷却状態において検出器の内部抵抗は、閉ルー
プ制御のために十分な電圧信号が、特に明確な電圧変化
が得られない程大きい。それ故に内燃機関の排気ガスに
よつて加熱される検出器において内燃機関の冷間始動お
よび暖機運転のために、内燃機関の動作温度と共に上昇
した検出器温度が得られた際に初めて混合気帰還ループ
ないし閉ループ制御と交代する混合気非帰還ループない
し開ループ制御をしなければならない。内燃機関の所定
の運転条件において、内燃機関を長く運転した後にも検
出器温度が最適値以下に低下するか、または検出器自体
に故障が生じる場合があり得る。
このような場合に混合気閉ループ制御のため極度な誤調
節になる。混合気開ループ制御も、内燃機関の暖機運転
段階において排気ガス規定に関して最適に動作しないの
で、酸素測定検出器の動作準備状態の監視装置を設ける
必要がある。酸素測定検出器から運転条件による短い時
間間隔て送出されかつ変化する電位を有する電圧信号が
閾値スイッチを介して時限素子に供給され、電圧信号の
時間間隔が時限素子のスイッチ時間より短い限り、この
時限素子がこの信号のためにスイッチを第1のスイッチ
位置に保つような監視装置は公知である。
そうでない場合にはこのスイッチ時間が経過した後にス
イッチは第2のスイッチ位置に動かされる。この時スイ
ッチによつて燃料混合気が調節可能であるか、または警
報装置が投入可能である。この装置は、酸素測定検出器
が故障のためまたは温度の低すぎる際にもはや変化する
電圧を有する信号を送出しない時に、酸素測定検出器の
全体的な故障を検出するだけである、という欠点を有す
る。これに対して本発明の課題は、酸素測定検出器の動
作準備状態が十分にととのつていなくてもこれを確実に
検出し、かつこのような場合さもなけれは検出器によつ
て動作する混合気閉ループ制御装置を混合気開ループ制
御に切換え、かつ酸素測定検出器が、閉ループ制御装置
の確実な動作のために十分高い電圧信号を送出すると、
できるだけ早く閉ループ制御装置を投入できるようにす
ることにある。
この課題は次のようにして解決される。
すなわち検出器が、検出器から発生できる電圧の一定の
平均値を有する試験電圧を加えられ、かつ動作準備状態
の監視量として検出器出力端子に生じる合成電圧が、そ
れぞれ酸素測定検出器の最小出力電圧に相応して上側お
よび下側の目標値と比較するため、2つの比較装置に供
給され、かつ比較装置の出力信号に相応して時限素子を
介して混合気開ループ制御装置が、混合気閉ループ制御
装置の代りに投入またはしや断される。このうにして2
つの電圧閾値は、動作準備できた検出器から送出される
最小および最大の電圧に相応して決められる。
酸素測定検出器の上昇する温度と共に上昇する出力電圧
が決められたこの閾値を越え、このことが比較装置によ
つて検出されるとすくに、時限素子を中間接続して混合
気開ループ制御装置力化や断され、かつ単位時間あたり
の信号変化のひん度が不足している際に、混合気開ルー
プ制御装置が再び投入される。本発明による方法の実施
例によれは、時限素子を介して混合気開ループ制御装置
と同時に、試験電圧が投入またはしや断される。
このようにして動作準備できた検出器が十分なくり返し
で変化する量の電圧信号を送出る間、試験電圧が酸素測
定検出器に加わるのを防止すると有利である。検出器の
動作準備状態は、試験電圧をしや断した際に時限素子を
介して単位時間あたりの信号変化のひん度によつて検出
され、この時限素子により混合気気開ループ制御および
試験電圧が、検出器動作に支障があつた際に再び投入さ
れる。本発明による方法を実施するための本発明による
装置は次のようになつている。
すなわち酸素測定検出器に、抵抗を介して正の平均試験
電圧が加えられ、かつ検出器と抵抗との間のタップに生
じる電圧が、それぞれ比較装置として使われかつ下側の
スイッチ閾値を有する閾値スイッチおよび上側のスイッ
チ閾値を有する閾値スイッチに、ブリッジ回路を介して
供給され、これら閾値スイッチの出力が、切換えスイッ
チを後に接続した時限素子にダイオードを介して供給さ
れ、この切換えスイッチを介して閉ループ制御装置の出
力を、燃料混合気を調節する調節装置の制御のために平
均電圧にすることができ、かつこの切換えスイッチを介
して閾値スイッチの1つがしや断可能である。さらに本
発明の実施例によれば、試験電圧を発生するため、電圧
安定化された分圧器が設けられており、この分圧器が、
時限素子の後に接続された切換えスイッチの制御に応じ
て分離スイッチを介してこの分圧器の給電線からしや断
可能である。このようにして検出器は、混合気閉ループ
制御を制御する時間の間電圧をかけられないままてある
。本発明による方法を実施するための装置の別の実施例
によれば、閾値スイッチとして使われる比較器が設けら
れており、この比較器がブリッジ回路に入れられる酸素
測定検出器の電圧を目標値と比較し、かつ比較器から制
御されかつ積分特性を有する制御増幅器が設けられてお
り、この制御増幅器の出力端子が、燃料混合気を調節す
る調節装に接続されている、内燃機関の燃料混合気を制
御する閉ループ制御装置が前提になつている。
その際本発明による装置の実施例は次のようになつてい
る。すなわち閾値スイッチが、同時に監視装置の第1の
閾値スイッチとして使われ、かつこれに対して並列に、
別の目標値を与える分圧器を有する監視装置の第2の閾
値スイッチが接続されている。このようにして閉ループ
制御装置のためすでに必要てありかつ存在する閾値スイ
ッチおよびブリッジ回路を、監視装置の実現のために利
用すると有利である。本発明の実施例を以下図面によつ
て説明する。
第1図における酸素測定検出器10は、一方の側が閉じ
た管片11を有し、この管片は、固体電解質から焼結さ
れている。管片11の両面は、微孔性白金膜12を蒸着
されており、これら白金膜は接点13を有し、これらの
接点からリード線14および15が引出されている。管
片11は、中心孔17を有する台16にあり、この台は
、内燃機関の排気管19の壁内に密に挿入されている。
従つて中心孔17を介して周囲空気の酸素は白金膜12
に達することがてきる。排気管19内へ突出した外側白
金膜のまわりに、酸素含有量を測定すべき排気ガスが接
している。固体電解質として、例えば2酸化ジルコンが
使用でき、この固体電解質は、例えば排気ガス流中に存
在するような高い温度の際に酸素でイオン伝導を行う。
排気ガスの酸素分圧が、外気の基準分圧と相違すると、
両方の接点13の間に電位差が生じ、空気過剰率層こ関
するこの電位差の経過が、第2図に曲線20で示されて
いる。両方の接点13の間の電位差は、固体電解質管片
の両面における酸素分圧の商に対数的に依存している。
それ故に酸素測定検出器の出力電圧は、空気過剰率λ=
1.0において急撃に変化する。空気過剰率が1より小
さい場合出力電圧は高い値をとり、かつ空気過剰率λ〉
1の際に接点13間の最高出力電圧は、非常に低い値を
とる。固体電解質の内部抵抗は、著しく温度に依存する
ので、加熱中の酸素測定検出器の、例えば内燃機関の暖
機運転中の最高出力電圧はかなり変化する。検出器が十
分に加熱された際にこの検出器は、濃い混合気に相当す
るλ=1.0より小さい空気過剰率において750n1
v以上の電圧を送出できる。薄い混合気に相当する空気
過剰率λ〉1の際、この検出器の無負荷電圧は100r
r1■より小さい。冷たい状態において最大出力電圧は
、第2図に示したように相応して一層低くなる。第3図
による実施例において酸素測定検出器10は、電圧源と
して概略的に示されているだけであり、この電圧源の串
力端子は、ブリッジ回路24の第1のブリッジ辺にある
PNPトランジスタ21のベースに接続されている。
このトランジスタはエミッタホロワとして接続されてお
り、かつコレクタが、共通の給電線22に接続されてい
る。トランジスタ21のエミッタは、抵抗23に接続さ
れている。このトランジスタのコレクタエミッタ間およ
びこれに直列に接続された抵抗23が、ブリッジ回路2
4の第1のブリッジ辺を形成している。ブリッジ回路2
4の第2辺は、トランジスタ25のコレクタエミッタ間
および抵抗26によつて形成される。このトランジスタ
25のコレクタは、共通の正電圧を通じる給電線28に
保護抵抗27を介して接続されている。トランジスタ2
5のベースを制御するため、給電線28と給電線22と
の間に直列接続された抵抗29,30および31から成
る分圧器が設けられている。電圧安定化のため抵抗30
および31に対して並列に、しや断方向に向いたツェナ
ーダイオード32が共通の給電線22に接続されている
。この際抵抗30および31は、それぞれブリッジ回路
24の第3および第4のブリッジ辺をなしている。この
時トランジスタ25のベースは、抵抗29と抵抗30と
の間て分圧器に接続されており、かつそれにより同様に
安定化された電圧を供給される。ブリッジ回路24のブ
リッジ対角線は、演算増幅器33に接続されており、こ
の演算増幅器は、ここでは閾値スイッチとして動作する
。その際演算増幅器33の反転入力端子は、トランジス
タ25の抵抗26とトランジスタ21のエミッタ抵抗2
3との間の接続部に接続されており、一方演算増幅器の
非反転入力端子は、抵抗30と31との接続部に通じて
いる。演算増幅器33の出力端子は、抵抗34を介して
PNPトランジスタ35のベースに接続されており、こ
のトランジスタのエミッタは、正電位を通じる共通の給
電線28に接続されており、またこのトランジスタのコ
レクタは、抵抗37を介して共通の給電線22に接続さ
れた結合点36に通じている。
結合点36は、さらに共通の給電線28と22との間に
ありかつ2つの抵抗41と40とから成る分圧器の中間
タップ39に抵抗38を介して接続されている。中間タ
ップ39から抵抗42を介して接続線が、制御増幅器と
して使われる演算増幅器43の反転入力端子に通じてい
る。演算増幅器43の出力端子と反転入力端子との間に
コンデンサ44が接続されており、このコンデンサによ
つて制御増幅器は積分特性を有する。さらに演算増幅器
43の出力端子は、調節装置4に接続されており、この
調節装置は、内燃機関の燃料混合気組成を調節するため
の閉ループ制御装置の一部として設けられている。燃料
混合気を変化させる処置を多様に可能にするため、ここ
では調節装置4は詳細に説明されていない。公知のよう
に演算増幅器の非反転入力端子は、抵抗45および46
から成る分圧器を介して基準電圧を供給される。抵抗2
6と抵抗23との間におけブリッジ回路24の第1およ
び第2のブリッジ辺の間の接続線から導線47が、閾値
スイッチとして使われる別の演算増幅器49の反転入力
端子へ抵抗48を介して通じている。
この演算増幅器の非反転入力端子は、分圧器から電圧を
供給され、この分圧器は、抵抗50および抵抗51から
成り、またこの分圧器は、抵抗29および抵抗30の間
の安定化電圧を通じるタップと共通の給電線22との間
に接続されている。この分圧器は、ブリッジ回路24の
第1および第2のブリッジ辺と共に、第2の閾値スイッ
チとして使われる演算増幅器49を制御する第2のブリ
ッジ回路を形成している。ブリッジ24の第1のブリッ
ジ辺をトランジスタ21のベースを介して制御する酸素
測定検出器10は、抵抗53を介して、抵抗54および
55から成る分圧器によつて設定された電圧に対して負
荷になる。直列接続された抵抗54および55から成る
分圧器は、ダイオード56およびその前に接続された抵
抗57および第1の分離スイッチ58を介して、正の電
位を通じる共通の給電線28に接続されている。第1の
分離スイッチ58は、PNPトランジスタから成り、こ
のトランジスタのコレクタエミッタ間は、抵抗57と給
電線28との間に接続されている。他方の側において分
圧器は、第2の分離スイッチ59として使われるNPN
トランジスタのコレクタエミッタ間を介して共通の給電
線22に接続されている。分圧器に加わる電圧を安定化
するため抵抗57とダイオード56との間の接続部は、
ダイオード60を介してツェナーダイオード32により
安定化された電圧に結合されている。トランジスタ59
のベースは、トランジスタ58のコレクタと給電線22
との間にある抵抗61と62とから成る分圧器を介して
電圧を供給されるので、トランジスタ58を介して給電
線28への接続が行われている限り、トランジスタ59
は導通する。
トランジスタ59のベースの電圧供給と同時に第2の閾
値スイッチがしや断できる。
このため第1のトランジスタ58のコレクタから給電線
22へ導線が分岐しており、この導線内において直列に
電流流通方向に向けられたダイオード5が、抵抗を従え
て接続されている。さらに第2の閾値スイッチ49のN
PNトランジスタ9のベースは、電流流通方向に向けら
れかつ抵抗6を従えたダイオード7を介して、またこれ
に対して並列にコンデンサ8を介して給電線22に接続
されている。第2の閾値スイッチ49の出力端子および
結合ノ点36は、それぞれ抵抗63または抵抗64を介
し、さらにしや断方向に向けられたダイオード65を介
して時限素子67に接続されている。この時限素子は、
PNPトランジスタ68を有する公知のミラー積分器か
ら成つており、このトランジス7夕のエミッタは、給電
線28に接続されており、かつコレクタは、抵抗69を
介して給電線22に接続されている。コレクタとベース
間にコンデンサ70が置かれており、このコンデンサの
値は、時限素子の遅延時間を決めている。さらにトラン
9ジスタ68のベースは、抵抗71を介して給電線28
に接続されており、かつ例えば第2の閾値スイッチ49
の出力値に応じてダイオード65を介し、給電線22の
電位に相当する負の電位にすることができる。トランジ
スタ68のコレクタ抵抗69に対して並列に、抵抗72
とコンデンサ73とが直列接続されており、その間にN
PNトランジスタ75のベースへの接続部が分岐してい
る。
このトランジスタ75のエミッタは、給電線22に接続
されており、かつコレクタは、コレクタ抵抗76を介し
て給電線28に接続されている。さらにトランジスタ7
5のコレクタから抵抗77を介してPNPトランジスタ
78のベースへ接続されている。トランジスタ78のコ
レクタは、コレクタ抵抗79を介して給電線22に接続
されている。両方のトランジスタ75および78から成
る装置は、切換えスイッチ80として使われ、この切換
えスイッチによつて第1のトランジスタ58のベースは
、トランジスタ78のコレクタから分岐しかつ抵抗82
を有する制御線81を介してトランジスタ78の回路状
態に応じて正またか負の電位に接続される。さらに制御
線81に、制御増幅器43の反転入力端子および出力端
子が、それぞれ抵抗83または抵抗8牡およびダイオー
ド85またはダイオード86を介して接続されている。
その際これらのダイオードは、両方共給電線22に対し
て電流流通方向に向けられている。さらに制御増幅器の
出力端子は、通常のように抵抗87を介して給電線28
の正電位を加えられている。第3図に示された制御およ
び監視装置は次のように動作する。
第1の分離スイッチまたはトランジスタ58が導通して
いるものとすると、第2のトランジスタ59のベースに
も正電位が加わり、.従つてこのトランジスタも導通し
ている。この場合に抵抗54および55から成る分圧器
は、ツェナダイオード32を介して安定化された電圧を
供給される。この結果抵抗53を介して酸素測定検出器
10に電圧が加えられ、この電圧は、動作準!備できた
検出器から送出される最大電圧と最小電圧との間の平均
値をなすように調節されている。例えは動作準備できた
状態にある酸素測定検出器が、排気ガス組成に応じてほ
ぼ750n1vの最大電圧またはほぼ100rnvの最
小電圧を送出する時、このt平均電圧値はほぼ425r
nvである。酸素測定検出器の内部抵抗の値および抵抗
53の値に応じて、検出器の出力端子に電圧が生じ、こ
の電圧は、瞬時的なλに依存して425n1vと750
mvとの間、または425rT1Vと100rT1vと
の間にある。その都度生じるこれらの電圧は、トランジ
スタ21を介してブリッジ回路24に供給される。その
際第1および第2のブリッジ辺の抵抗23と26との間
に生じかつ第1の閾値スイッチ33の反転入力端子に供
給される電圧は、この閾値スイッチによつて非反転入力
端子に加わりかつ第3および第4のブリッジ辺の抵抗3
0および31によつて形成される閾値と比較される。第
1および第2のブリッジ辺の間にフ加わる電圧は、同時
に第2の閾値スイッチ49の反転入力端子にも加えられ
、この閾値スイッチ非反転入力端子に、抵抗51および
50によつて調節加能な閾値が加わる。それぞれのブリ
ッジ辺に安定化された電圧が加わるので、第1および第
2門の閾値スイッチの閾値は一定に保つことができる。
その際閾値スイッチ49において、ほぼ500n1vで
ある検出器の出力端子における平均合成電圧に相応して
上側の閾値が設定される。第1の閾値スイッチ33によ
つて、ほぼ350rT1vの合成検”出器出力電圧に相
当する閾値スイッチが得られる。空気過剰率λ=1より
小さな混合気がある時に、酸素測定検出器が動作準備状
態にあるとすぐに、この検出器の出力電圧は、第2の閾
値スイッチ49の上側の閾値を上回る。
この時閾値スイッチ49の出力端子に、給電線22に相
応して負の電位が加わる。それに応じてトランジスタ6
8のベースおよびミラー積分器67のコンデンサ70も
負の電位にされる。この時トランジスタ68が導通する
とすぐに、正の電位が、RC素子73,72のコンデン
サ73を充電する短い遅延時間の後にトランジスタ75
のベースに達し、従つてトランジスタ75も導通する。
同時にトランジスタ78のベースも、抵抗77を介して
負の電位を加えられるので、このトランジスタ78も導
通し、かつ制御線に給電線28の電位が生じる。それに
より第1のトランジスタ58はしや断され、第2のトラ
ンジスタ59もしや断され、この第2のトランジスタの
ベースは、第1の分離スイッチ58によつて給電線28
から切離される。この瞬間から抵抗54および55から
成る分圧器は全く電流を流さないので、酸素測定検出器
10はもはや電圧を加えられない。まず第1および第2
のトランジスタ58および59が導通している際に、酸
素測定検出器の出力電圧が350n1v(7)閾値以下
に低下すると、同一の過程が行われる。この場合第1の
閾値スイッチ33の出力端子に正の信号が生じ、この信
号が抵抗34を介してトランジスタ35をしや断する。
これにより正の給電線28への結合.点36の接続がし
や断され、かつダイオード65は、抵抗64および37
を介して給電線22の負の電位を加えられる。この場合
同様にミラー積分器のトランジスタ68は導通しトラン
ジスタ75およびトランジスタ78が導通するので、こ
の場,合にも第1のトランジスタ58がしや断され、分
圧器54,55には電圧を生じないようにされる。この
時同時に、あらかじめダイオード5を介して正の電位を
加えられていたダイオード7の陰極には、抵抗6を介し
て給電線22の負電位が加わるので、第2の閾値スイッ
チの出力段トランジスタ9のベースに、このトランジス
タをしや断する負の電位が加わる。この場合同時に導通
するトランジスタ35を介してダイオード65に正の電
位が達するので、抵−抗71とコンデンサ70の容量と
で決まるミラー積分器67の所定の期間が経過した後に
、この期間が経過する前に再びダイオード65に負の電
位が達しない限り、トランジスタ68は再びしや断され
る。
しかし閉ループ制御装置によれば、希薄混合気に応じて
ここでまず検出器によつて示された出力電圧において混
合気組成は、λ=1付近の空気過剰率を得るように混合
気を希薄化する方向へ変化するように制御される。この
ことは、検出器の出力端子においてステップ関数が通過
した後、第1の閾値スイッチ33に下側閾値を下回る電
圧値が加わるまで行われる。第1の閾値スイッチの出力
端子に、この時正の信号が生じ、この信号は、トランジ
スタ35をしや断し、かつダイオード65に負の信号を
与える。その結果トランジスタ68は、この信号がちよ
うどよく到来する限り導通したままてあり、かつ試験電
圧および第2の閾値スイッチ49はしや断されたままで
ある。第1の閾値スイッチ33を介して十分に短い間く
り返して正および負の信号が交互に生じる限りこの状態
は維持される。酸素測定検出器が十分に動作準備されて
いないためこの状態が保証されていないと、トランジス
タ68がしや断され、かつ第1および第2のトランジス
タ58および59が続いて導通される。それにより酸素
測定検出器の監視装置は再び投入され、かつ同時に制御
線を介して、閉ループ制御装置の遮断の下に、混合気開
ループ制御が開始される。酸素測定検出器が準備されて
おり、かつ十分急速に交互して制御信号が送出される限
り、制御増幅器43の反転入力端子に変化する電位で電
圧信号が達し、この信号は、この制御増幅器によつて積
分されかつ調節装置4に供給される。
このことは、ダイオード85および86の陰極が制御線
81の正の電位を加えられ、すなわち試験電圧が分圧器
54,55から切離されている限り保証されている。し
かし制御線81が負の電位にあると、制御増幅器の出力
は、ダイオード85を介して制御増幅器の反転入力端子
に接続された抵抗83と連合して、分圧器として作用す
る抵抗87および84の直列回路を介して、調節装置4
を制御する中間電圧にされる。従つて上側および下側閾
値に達しない限り、内燃機関の燃料混合気は、制御増幅
器の固定的な中間出力電圧に相当するように混合気開ル
ープ制御によつて設定される。
しかし酸素測定検出器の加熱の増大に伴つて閾値を上回
ると、制御線81に正電位が加わり、この電位が試験電
圧をしや断し、かつ第1の閾値スイッチから制御される
制御増幅器43の正常な動作を可能にする。本発明の利
点は、車両の始動後検出器が動作温度に達した時に全自
動て閉ループ制御が始まるということにある。
さらに検出器が故障したにも、ノ基準となるように変化
する検出器信号がもはや生じないと、内燃機関の燃料混
合気の閉ループ制御は、平均空気過剰率λを設定できか
つ内燃機関によつて駆動される車両の運転準備状態を維
持するような混合気開ループ制御に切換えられる。7
【図面の簡単な説明】
第1図は、酸素測定検出器の概略図、第2図は、種々の
温度において空気過剰率λに関する酸素測定検出器の出
力電圧を示す線図、第3図は、本発明による装置の実施
例を示す回路図である。 4・・・・・・調節装置、10・・・・・・酸素測定検
出器、22,28・・・・・・給電線、33,49・・
・・・閾値スイッチ、43・・・・・制御増幅器、44
・・・・・・積分コンデンサ、54,55・・・・・分
圧器、67・・・・・時限素子、72,73・・・・・
RC遅延素子、75,76・・・・・・切換スイッチ、
81・・・・・・制御線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 冷えた状態では適正評価可能な信号を送出せず暖ま
    ると適正評価可能な信号を送出する酸素測定検出器に、
    酸素測定検出器から発生できる電圧の一定の平均値を有
    する試験電圧を加え、かつ動作準備状態の監視量として
    検出器出力端子に生じる合成電圧が、それぞれ酸素測定
    検出器の最小出力電圧に相応して上側および下側の目標
    値と比較するため、2つの比較装置に供給され、かつ比
    較装置の出力信号に相応して時限素子を介して混合気開
    ループ制御装置が、混合気閉ループ制御装置の代りに投
    入またはしや断されることを特徴とする、内燃機関の排
    気系において内燃機関の燃料混合気の閉ループ制御装置
    に接続された酸素測定検出器の動作準備状態を監視する
    方法。 2 時限素子を介して混合気開ループ制御装置と同時に
    、試験電圧および比較装置の一方が投入またはしや断さ
    れる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 冷えた状態では適正評価可能な信号を送出せず暖ま
    ると適正評価可能な信号を送出する酸素測定検出器10
    に抵抗53を介して正の平均試験電圧が加えられ、かつ
    酸素測定検出器とこの抵抗との間のタップに生じる電圧
    が、それぞれ比較装置として使われかつ下側のスイッチ
    閾値を有する閾値スイッチ33および上側のスイッチ閾
    値を有する閾値スイッチ49に、ブリッジ回路を介して
    供給され、これら閾値スイッチの出力が、切換えスイッ
    チ75,78を後に接続した時限素子67にダイオード
    65を介して供給され、この切換えスイッチを介して閉
    ループ制御装置の出力を、燃料混合気を調節する調節装
    置4の制御のために平均電圧にすることができ、かつこ
    の切換えスイッチを介して閾値スイッチの1つがしや断
    可能であることを特徴とする、内燃機関の排気系におい
    て内燃機関の燃料混合気の閉ループ制御装置に接続され
    た酸素測定検出器の動作準備状態を監視する方法を実施
    する装置。 4 試験電圧を発生するため、電圧安定化された分圧器
    54,55が設けられており、この分圧器が、時限素子
    67の後に接続された切換えスイッチの制御に応じて分
    離スイッチを介してこの分圧器の給電線22,28から
    しや断可能である、特許請求の範囲第3項記載の装置。 5 分圧器54,55から給電線22,28への接続部
    内に、コレクタエミッタ間による分離スイッチとしてそ
    れぞれ1つのトランジスタが配置されており、これらト
    ランジスタのうち第1のトランジスタ58のベースが切
    換スイッチ75,78から制御され、かつ第2のトラン
    ジスタ59のベースが、両方のトランジスタの間にある
    分圧器から電圧を供給される、特許請求の範囲第4項記
    載の装置。6 時限素子としてミラー積分器67が使わ
    れ、このミラー積分器の出力が、RC遅延素子72,7
    3を介して、切換スイッチとして使われるトランジスタ
    75のベースに供給され、このトランジスタを通して第
    1のトランジスタ58のベースへの制御線が、制御に応
    じて一方または他方の給電線22,28に接続される、
    特許請求の範囲第3項から第5項までのいずれか1項記
    載の装置。 7 閾値スイッチ49として使われる比較器が設けられ
    ており、この比較器が、ブリッジ回路に入れられる酸素
    測定検出器の電圧を目標値と比較し、かつ比較器から制
    御されかつ積分特性を有する制御増幅器が設けられてお
    り、この制御増幅器の出力端子が、燃料混合気を制御す
    る調節装置に接続されている、内燃機関の燃料混合気を
    制御する調整装置において、閾値スイッチが、同時に監
    視装置の第1の閾値スイッチ33として使われ、またこ
    れに対して並列に、別の目標値を与える分圧器を有する
    監視装置の第2の閾値スイッチ49が接続されている、
    特許請求の範囲第6項記載の装置。8 制御増幅器が、
    公知のように演算増幅器43から成り、この演算増幅器
    の出力端子と反転入力端子との間に、積分コンデンサ4
    4が接続されており、またこの演算増幅器の出力端子と
    反転入力端子とが、それぞれ1つの抵抗83,84およ
    びダイオード85,86を介してPNPトランジスタと
    して形成された第1の分離スイッチ58のベースへの制
    御線81に接続されている、特許請求の範囲第7項記載
    の装置。 9 第2の閾値スイッチ49の出力段NPNトランジス
    タ9が、正の給電線28から第1のトランジスタ58お
    よびダイオード5を介して抵抗6へ通じる接続部がしや
    断されていない限り、ダイオード7および後続の抵抗6
    を介して負の給電線22に接続できる、特許請求の範囲
    第8項記載の装置。 10 第1の閾値スイッチ33と制御増幅器43の反転
    入力端子との間に、PNPトランジスタ35が接続され
    ており、このトランジスタのベースが、閾値スイッチの
    出力端子に接続されており、このトランジスタのコレク
    タが、ダイオード65を介して時限素子67の入力端子
    に直接接続されており、かつこのトランジスタが、第1
    のコレクタ抵抗37およびこれに並列に抵抗38を有し
    、抵抗38が、反転入力端子に電圧を供給する分圧器4
    0,41の中間タップ39へ通じている、特許請求の範
    囲第7項ないし第9項のいずれかに記載の装置。
JP52020777A 1976-02-28 1977-02-25 酸素測定検出器の動作準備状態を監視する方法および装置 Expired JPS6051060B2 (ja)

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