JPS6050997B2 - 可変容量形ベ−ンポンプ - Google Patents

可変容量形ベ−ンポンプ

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Publication number
JPS6050997B2
JPS6050997B2 JP4219277A JP4219277A JPS6050997B2 JP S6050997 B2 JPS6050997 B2 JP S6050997B2 JP 4219277 A JP4219277 A JP 4219277A JP 4219277 A JP4219277 A JP 4219277A JP S6050997 B2 JPS6050997 B2 JP S6050997B2
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JP
Japan
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movable ring
spring
discharge
piston
elastic force
Prior art date
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Expired
Application number
JP4219277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53126505A (en
Inventor
清 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyooki Kogyo Co Ltd filed Critical Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority to JP4219277A priority Critical patent/JPS6050997B2/ja
Publication of JPS53126505A publication Critical patent/JPS53126505A/ja
Publication of JPS6050997B2 publication Critical patent/JPS6050997B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可動リングを移動してロータとの偏心量を変
化させ吐出量を増減する可変容量形ベーンポンプに関す
る。
従来、この種の可変容量形ベーンポンプは、ポンプ本体
内へ半径方向に多数のベーンを摺動可能に挿入した回転
可能なロータの外周を囲んで可動リングを配置して、ロ
ータを回転駆動することで容積変化し流体を吸入吐出作
用するポンプ室を形成して設け、可動リングの外周面一
端にばねの弾性力を付与して可動リングの内周面に作用
される吐出圧力による押圧力とで可動リングをロータに
対し偏心移動させ吐出量を増減するようにしている。
ところで、吐出圧力を高圧にすると可動リングの内周面
に作用さろる押圧力が大きくなつて可動リングに付与す
るばねの弾性力の大きなものにしなければならず。高圧
制御のポンプが得られにくい等の欠点があつた。本発明
は、かかる欠点に鑑みてなされたもので、可動リングに
付与するばねの弾性力を吐出圧力を作用するピストンの
押圧力で助長して小さくし、高圧制御のポンプが容易に
得られるようにした可変容量形ベーンポンプを提供する
ものである。
このため本発明は、ポンプ本体内へ半径方向に多数のベ
ーンを摺動可能に挿入した回転可能なロータの外周を囲
んで可動リングを偏心移動可能に配置してロータを回転
駆動することで容積変化し流体を吸入吐出作用するポン
プ室を形成して設け、可動リングの外周面に一端を当接
して摺動可能に設けたピストンの他端に吐出流路側へ連
通する圧力室を形成し、圧力室内へ弾性力によりピスト
ンを可動リング側へ付勢するばねを収装すると)共に、
ばねの弾性力をポンプ本体外より調整可能に設け、ピス
トンはばねの弾性力に抗し可動リングの内周面に作用す
る吐出圧力による押圧力よりも小さい吐出圧力による押
圧力を可動リングに作用するように設けて成し、可動リ
ングヘ付与する5ばねの弾性力をピストンの押圧力で助
長せしめて小さくせしめ、高圧制御のポンプが容易に得
られるようにしている。
以下、本発明の一実施例を示した図面に基づき説明する
第1図において、1はポンプ本体で、内部に設けた円筒
孔2内に半径方向へ多数のベーン3を摺動可能に挿入し
たロータ4を回転可能に設置している。5はロータ4の
外周を囲んで配置された可動リング、6は可動リング5
の両側面に接して配置された側板の一方で、ポンプ本体
1の内部に形成せられた流体の吸込路および吐出路とそ
れぞれ連通する吸込ボート7および吐出ボート8が穿設
されている。
9はベーン3、ロータ牡可動リング5および側板6との
間に形成したポンプ室で、ロータ4を回転駆動すること
で容積変化するように設けている。
そして、可動リング5はポンプ室9内に発生する吐出圧
力が内周面に作用することで前記側板6間を移動するよ
うに設けている。10はスラスト受け装置で、可動ブロ
ック11をし可動リング5の外周面へ当接させて設けて
おり、側板6の吐出ボート8の位置に対応して可動リン
グ5の内周面に作用する吐出圧力による押圧力の図示垂
直方向分力を受けると共に、該押圧力の図示水平方向分
力による可動リング5の水平方向への移動を容易にする
ものである。
12は可動リング5の内周面へ作用する吐出圧力による
押圧力に抗し可動リング5を移動させるためのピストン
で、可動リング5の外周面へー端を当接しポンプ本体1
に摺動可能に設けている。
13はピストン12の他嬬に形成の圧力室で、流路27
を介し吐出流路26へ連通している。
15はポンプの吐出圧力を設定するばねで、ピストン1
2他端に形成のばね受座14に係合し弾性力によりピス
トン12を可動リング5側け付勢するように圧力室13
内へ収装して設けている。
そしてピストン!12は圧力室13内に導入される吐出
圧力の作用によりばね15の弾性力に抗し可動リング5
の内周面に作用する吐出圧力による押圧力よりも小さい
押圧力を可動リング5に作用する大きさに設けている。
16はポンプ本体1に設けて圧力室13一を形成するカ
バーに抜け止めして回転可能に設置した調圧部材で、回
転することによりねじ部18に螺合したばね押え19を
進退させてばね15の弾性力を調整してポンプの最大吐
出圧力を設定するものてある。
20はばね押え19の周縁に突出グして設けたピンで、
ポンプ本体1に形成した案内溝21に係合しばね押え1
9の回転を防止するものである。
22は調圧部材16に螺合したロックナットである。
23は可動リング5の直径方向でピストン12と向い合
つた位置に設けた吐出量調整部材で、可動リング5の外
周面に一端を当接して可動リング5とロータ4との最大
偏心量を規制し、ポンプの最大吐出量を設定するもので
ある。
24はポンプ本体1の下部に接合したサブプレートで、
側板6の吸込ボート7および吐出ボート8を連通する吸
込口28吐出口25をそれぞれ設けている。
次に、上記構成による作動を説明する。
) 電動機等の回転駆動源によりロータ4を第1図の矢
印方向へ回転駆動すると、ポンプ室9の容積変化により
サブプレート24の吸込口28から吸込ボート7を介し
吸入された流体は、吐出ボート8サブプレート24の吐
出口25を介し吐出流路26へ吐出される。
そして、吐出ボート8の位置に対応して可動リング5の
内周面に作用する吐出圧力による押圧力は、第1図にお
いて垂直方向分力と水平方向分力とに分けられ、水平方
向分力で可動リング5を右方へ移動する押圧力F1は、
第”2図aの実線Aに示した如く吐出圧力が上昇するに
つれて大きくなる。一方、ばね15の弾性力F2は第2
図aの点線Bで示した如く取付弾性力Fxで吐出圧力が
Pxより上昇して可動リング5が移動すると大きくなり
、またばね15の弾性力を助長すべく流路27を介して
圧力室13に流入しピストン12に作用する押圧力F3
は第2図aの一点鎖線に示した如く吐出圧力が上昇する
につれて大きくなり、前記押圧力F1に対向する弾性力
F2と押圧力F3とを合わせた押圧力F23は実線Dに
示した如くである。したがつて、可動リング5の内周面
に作用する押圧力F1は、吐出圧力がPxに上昇すると
ばね15とピストン12合わせ押圧力F23と等しくな
りさらに上昇すると大きくなる。可動リング5は吐出圧
力がPxに上昇するまて第1図の図示状態て、Pxより
上昇すると右方へ移動してロータ4との偏心量が小さく
して吐出量を減少せしめ、ポンプの吐出量は第2図bに
示した如く最大吐出圧力PYで可動リング5とロータ4
とが略同心位置になることで零になる。このため、可動
リング5に弾性力を付与するばね15はピストン12に
吐出圧力を作用させて助長するようにしているため、そ
の弾性力を小さくできて小形状のものでよく、最大吐出
圧力を調整する調圧部材16の回転操作も容易に行なえ
る。また、負荷が減少し吐出圧力が下降すると、前記の
逆の作動で可動リング5はばね15の弾性力を受けてロ
ータ4との偏心量を大きくするように移動し、吐出量は
増大する。
なお、ばね15の弾性力に抗して可動リング5を移動さ
せる吐出圧力による押圧力は、吐出ボート8の位置を変
更して前記水平方向分力を皆無にし、ばね15と対向す
る側にピストンを設けそのピストンに吐出圧力を作用さ
せて可動リングを移動するようにしてもよい。
このように本発明は、ポンプ本体内へ半径方向に多数の
ベーンを摺動可能に挿入した回転可能なロータの外周を
囲んで可動リングを偏心移動可能に配置してロータを回
転駆動することて容積変化し流体を吸入吐出作用するポ
ンプ室を形成して設け、可動リングの外周面に一端を当
接して摺動可能に設けたピストンの他端に吐出流路側へ
連通する圧力室を形成し、圧力室内へ弾性力によりピス
トンを可動リング側へ付勢するばねを収装すると共には
ねの弾性力をポンプ本体外より調整可能に設け、ピスト
ンはばねの弾性力に抗し可動リングの内周面に作用する
吐出圧力による押圧力よりも小さい吐出圧力による押圧
力を可動リングに作用するように設けたことにより、可
動リングへ付与するばねの弾性力をピストンの押圧力て
助長して小さくでき、高圧制御のポンプが容易に得られ
ると共にばねを小形状にできてポンプの小型化が図れる
また、ばねの弾性力が小さくなることにより、弾性力の
作用調整がし易くなり、かつ吐出圧力の設定調整範囲を
広くできる。
しかも可動リングとばね間に吐出圧力を作用するピスト
ンを介在するようにしているため、特殊形状のばねを設
けたり格別に圧力制御を設けたりするものと比らべ構成
を簡単にでき製作しやすい等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す可変容量形ベーンポン
プの縦断面図、第2図aは第1図による吐出圧力と可動
リングへの押圧力との関係を示す線図、第2図bは吐出
圧力と吐出量との関係を示)す線図である。 1・・・ポンプ本体、3・・・ベーン、4・・・ロータ
、5・・・可動リング、12・・ゼストン、15・・・
ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンプ本体内へ半径方向に多数のベーンを摺動可能
    に挿入した回転可能なロータの外周を囲んで可動リング
    を偏心移動可能に配置してロータを回転駆動することで
    容積変化し流体を吸入吐出作用するポンプ室を形成して
    設け、可動リングの外周面に一端を当接して摺動可能に
    設けたピストンの他端に吐出流路側へ連通する圧力室を
    形成し、圧力室内へ弾性力によりピストンを可動リング
    側へ付勢するばねを収装すると共にばねの弾性力をポン
    プ本体外より調整可能に設け、ピストンはばねの弾性力
    に抗し可動リングの内周面に作用する吐出圧力による押
    圧力よりも小さい吐出圧力による押圧力を可動リングに
    作用するように設けたことを特徴とする可変容量形ベー
    ンポンプ。
JP4219277A 1977-04-13 1977-04-13 可変容量形ベ−ンポンプ Expired JPS6050997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219277A JPS6050997B2 (ja) 1977-04-13 1977-04-13 可変容量形ベ−ンポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219277A JPS6050997B2 (ja) 1977-04-13 1977-04-13 可変容量形ベ−ンポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53126505A JPS53126505A (en) 1978-11-04
JPS6050997B2 true JPS6050997B2 (ja) 1985-11-11

Family

ID=12629134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4219277A Expired JPS6050997B2 (ja) 1977-04-13 1977-04-13 可変容量形ベ−ンポンプ

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JP (1) JPS6050997B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03991U (ja) * 1989-05-26 1991-01-08

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03991U (ja) * 1989-05-26 1991-01-08

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Publication number Publication date
JPS53126505A (en) 1978-11-04

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