JPS6050796B2 - 新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類の製造法 - Google Patents
新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類の製造法Info
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- JPS6050796B2 JPS6050796B2 JP11049575A JP11049575A JPS6050796B2 JP S6050796 B2 JPS6050796 B2 JP S6050796B2 JP 11049575 A JP11049575 A JP 11049575A JP 11049575 A JP11049575 A JP 11049575A JP S6050796 B2 JPS6050796 B2 JP S6050796B2
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Description
〔式中、R”は水素原子、エステル形成基または塩形成
陽イオンを、R2はヒドロキシル基で置換されていても
よいフェニル基を、Aは低級アルN\ ・、 CH3キ
ル基を、 イ は ’c ′ または ・”NcH。 ゛CH2 1を示し、R’はアルカノイルオキシ 、、、、C−CH2R4 基、ピリジンー1−オキシドー2−イルチオ基または低
級アルキル基で置換されていてもよいチアジアゾリルチ
オ、テトラゾリルチオ、オキサジアゾリルチオ、オキサ
ゾリルチオ、チアゾリルチオまたはトリアゾリルチオ基
を示す。 〕で示される新規なペニシリン類およびセフアロスボリ
ン類(I)の製造法に関するものである。 而して、その目的とするところはグラム陽性菌ならびに
グラム陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し人
及ひ動物の疾病に対して有効なペニシリン類及びセフア
ロスポリン類を提供せんとするものてある。本発明者ら
は現在臨床上問題となつているグラム陰性菌、特に縁膿
菌、変形菌および肺炎桿菌に対して優れた抗菌力を有し
、かつバクテリアが産生するβ−ラクタマーゼに対して
安定な性質を有する合成ペニシリン系および合成セフア
ロスポリン系化合物を開発すべく研究を重ねた結果、6
二α−アミノアシルアミノペニシラン酸または7ー ・
α−アミノアシルアミノセフアロスポラン酸類に次の式
本発明は新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類
、さらに詳細には次の一般式[ −ーー] ’−ー 、)w−青、ヂ (I) 〕 \\ Aへ A−NN−C一 \ / 11 1、一」′ 11 〔式中、Aは前記した意味を有する。 〕を結合させることにより得られる(I)式の化合物が
その目的を十分満たし、極めて価値ある治療l効果のあ
るこことを先に見出し(特公昭53−10075号、同
53−10076号、同53−20518号および同5
3−20996号)、加えて、目的化合物(I)を得る
新規な製造法について種々検討を加えた結果、本発明を
完成するに至つたものである。 すなわち、本発明は一般式 CH。 −NHCONH■CH−CONH−l、一ーー/ S゛
・、: 112R。 /FN)・・CH2NCOCO0R3。 入 (■) 〔式中、R”、R゜、Aおよび イ は前記した意味を
有し、R゜は低級アルキル基またはp−ニトロベンジル
基を示す。 〕で示される化合物を塩基の存在下に閉環反応に付すこ
とを特徴とする一般式(I)で示されるペニシリン類お
よびセフアロスボリン類の製造法に係るものである。 以下、更に詳細に本発明を説明する。 本発明の各一般式において、R”は水素原子、エステル
形成基または塩形成陽イオンを示すが、〔式中、Rl,
R2,Aおよび
陽イオンを、R2はヒドロキシル基で置換されていても
よいフェニル基を、Aは低級アルN\ ・、 CH3キ
ル基を、 イ は ’c ′ または ・”NcH。 ゛CH2 1を示し、R’はアルカノイルオキシ 、、、、C−CH2R4 基、ピリジンー1−オキシドー2−イルチオ基または低
級アルキル基で置換されていてもよいチアジアゾリルチ
オ、テトラゾリルチオ、オキサジアゾリルチオ、オキサ
ゾリルチオ、チアゾリルチオまたはトリアゾリルチオ基
を示す。 〕で示される新規なペニシリン類およびセフアロスボリ
ン類(I)の製造法に関するものである。 而して、その目的とするところはグラム陽性菌ならびに
グラム陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し人
及ひ動物の疾病に対して有効なペニシリン類及びセフア
ロスポリン類を提供せんとするものてある。本発明者ら
は現在臨床上問題となつているグラム陰性菌、特に縁膿
菌、変形菌および肺炎桿菌に対して優れた抗菌力を有し
、かつバクテリアが産生するβ−ラクタマーゼに対して
安定な性質を有する合成ペニシリン系および合成セフア
ロスポリン系化合物を開発すべく研究を重ねた結果、6
二α−アミノアシルアミノペニシラン酸または7ー ・
α−アミノアシルアミノセフアロスポラン酸類に次の式
本発明は新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類
、さらに詳細には次の一般式[ −ーー] ’−ー 、)w−青、ヂ (I) 〕 \\ Aへ A−NN−C一 \ / 11 1、一」′ 11 〔式中、Aは前記した意味を有する。 〕を結合させることにより得られる(I)式の化合物が
その目的を十分満たし、極めて価値ある治療l効果のあ
るこことを先に見出し(特公昭53−10075号、同
53−10076号、同53−20518号および同5
3−20996号)、加えて、目的化合物(I)を得る
新規な製造法について種々検討を加えた結果、本発明を
完成するに至つたものである。 すなわち、本発明は一般式 CH。 −NHCONH■CH−CONH−l、一ーー/ S゛
・、: 112R。 /FN)・・CH2NCOCO0R3。 入 (■) 〔式中、R”、R゜、Aおよび イ は前記した意味を
有し、R゜は低級アルキル基またはp−ニトロベンジル
基を示す。 〕で示される化合物を塩基の存在下に閉環反応に付すこ
とを特徴とする一般式(I)で示されるペニシリン類お
よびセフアロスボリン類の製造法に係るものである。 以下、更に詳細に本発明を説明する。 本発明の各一般式において、R”は水素原子、エステル
形成基または塩形成陽イオンを示すが、〔式中、Rl,
R2,Aおよび
【 は前記した意味を有する。
〕で示されるペニシリン類およびセフアロスポリン〉)
n−11、 ノ1−?−1N11−?11−し
υ1N1*類の製造法。 発明の詳細な説明 本発明は新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類
、さらに詳細には次の一般式〔式中、R1は水素原子、
エステル形成基または塩形成陽イオンを、R2はヒドロ
キシル基で置換されていてもよいフェニル基を、Aは低
級アルキル基を、2 はCューーー または工7r0
V)4を示し、R4はアルカノイルオキシ基、ピリジン
ー1−オキシドー2−イルチオ基または低級アルキル基
で置換されていてもよいチアジアゾリルチオ、テトラゾ
リルチオ、オキサジアゾリルチオ、オキサゾリルチオ、
チアゾリルチオまたはトリアゾリルチオ基を示す。 〕で示される新規なペニシリン類およびセフアロスポリ
ン類(1)の製造法に関するものである。 而して、その目的とするところはグラム陽性菌ならびに
グラム陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し人
及ひ動物の疾病に対して有効なペニシリン類及びセフア
ロスポリン類を提供せんとするものてある。本発明者ら
は現在臨床上問題となつているグラム陰性菌、特に縁膿
菌、変形菌および肺炎桿菌に対して優れた抗菌力を有し
、かつバクテリアが産生するβ−ラクタマーゼに対して
安定な性質を有する合成ペニシリン系および合成セフア
ロスポリン系化合物を開発すべく研究を重ねた結果、6
−α−アミノアシルアミノペニシラン酸または7−・α
−アミノアシルアミノセフアロスポラン酸類に次の式1
−丁 \ 〔式中、Aは前記した意味を有する。 〕を結合させることにより得られる(1)式の化合物が
その目的を十分満たし、極めて価値ある治療l効果のあ
るこことを先に見出し(特公昭53−10075号、同
53−10076号、同53−20518号および同5
3−20996号)、加えて、目的化合物(1)を得る
新規な製造法について種々検討を加えた結果、本発明を
完成するに至つたものである。 すなわち、本発明は一般式 〔式中、R“,R2,Aおよび ? は前記した意味を
有し、R3は低級アルキル基またはp−ニトロベンジル
基を示す。 〕で示される化合物を塩基の存在下に閉環反応に付すこ
とを特徴とする一般式(1)で示されるペニシリン類お
よびセフアロスポリン類の製造法に係るものである。 以下、更に詳細に本発明を説明する。 本発明の各一般式において、R1は水素原子、エステル
形成基または塩形成陽イオンを示すが、エステル形成基
としては従来ペニシリンおよびセフアロスポリン系化合
物の分野で通常使用されているものが挙げられる。 たとえば、(1)接触還元、化学的還元またはその他の
緩和な条件下て処理すれは脱離する性質を有するエステ
ル形成基、たとえば、p−トルエンスルホニルエチルな
どのアリールスルホニルアルキル基;ベンジル、4−ニ
トロベンジル、ジフェニルメチル、トリチル、3,5−
ジ(Tert−ブチル)−4−ヒドロキシベンジルなど
のアルアルキル基;ベンゾイルオキシメチル基;Ter
t.ーブチル、トリクロロエチルなどのアルキル基:フ
エナシル基;メトキシメチルなどのアルキルオキシアル
キル基;ピペリジノエチル、4−メチルピペリジノエチ
ル、モルホリノエチル、ピロリジノエチルなどの環状ア
ミノアルキル基など。 (2)生体内において酵素により容易に脱離するエステ
ル形成基、たとえば、ピバロイルオキシメチルなどのア
シルオキシアルキル基;フタリジル基;インダニル基な
ど。 (3)水またはアルコールで処理すれば容易に脱離する
性質を有する(CH3)3Si−、(CH3)2Si″
″ などの有機シリル基;1 ゛P−ー 、Cl2
P−(C2HS)2P−などの有機リン基;または(C
4H9)3Sn−などの有機スズ基など。 (4)そのほか、メチル、エチル、プロピルまたはブチ
ルなどのアルキル基など。 上記(1),(2),(3)および(4)で例示したエ
ステル形成基は代表例であり、つぎの文献に記載されて
いるエステル形成基を任意に選択して用いることもでき
る。 米国特許3,499,9(1)号;3,573,296
号および3,641,018号:西独特許公開公報2,
301,014号;2,253,287号および2,3
37,105号。 また塩形成陽イオンとしては、従来ペニシリンまたはセ
フアロスポリン系化合物の分野で知られているものが挙
げられ、特に非毒性塩類を形成するものが好ましい。例
えば、その塩類としては、ナトリウム、カリウムなどの
アルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウムなどのアル
カリ土類金属塩;アンモニウム塩;プロカイン、ジベン
ジルアミン、N−ベンジルーβ−フェネチルアミン、1
−エフエナミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミン
などの含窒素有機塩基との塩が挙げられる。また、本発
明では、上記の例の他、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリブチルアミン、ピリジン、ジメチルアニリ
ン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、ジ
エチルアミン、ジシクロヘキシルアミンなどの他の含窒
素有機塩基との塩も用いられる。 また、R4の置換基、R3およびAにおける低級アルキ
ル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチルなど
の低級アルキル基が挙げられる。 さらにR4のアルカノイルオキシ基としては、アセトキ
シ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシなどのアルカ
ノイルオキシ基が挙げられる。また、(1)式および(
■)式の化合物は光学異性体およびラセミ体が存在しう
るが、そのいずれも本発明に含まれる。次に本発明の実
施態様を説明する。 化合物(■)の閉環反応は通常溶媒中て行われる。 溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
メトキシエタノール、エチレングリコールジメチルエー
テル、アセトニトリ】ル、酢酸エチル、ジエチルエーテ
ル、アセトン、メチルn−プロピルケトン、塩化メチレ
ン、クロロホルム、ベンゼン、ジメチルホルムアミドな
どが使用される。また、本閉環反応はアルカリ金属の水
酸化物、:炭酸塩、重炭酸塩、有機酸塩、水素化物、燐
酸塩およびアルコキシドあるいはテトラヒドロホウ酸ナ
トリウムなどの無機塩基またはトリアルキルアミン、ジ
アルキルベンジルアミンなどの含窒素有機塩基を添加し
て行われる。 塩基の使用量は化合物(■)に対して当モル以下で十分
である。 また、本反応音温度は特に限定されないが通常一20℃
から50℃である。 しかし、これらの条件はこれに限定されるものではなく
、反応試剤の種類によつて適宜選択し得る。 本発明の出発原料である化合物(■)は新規化合物であ
り、たとえば一般式〔式中、R゛および【 は前記した
意味を有する。 〕で表わされる化合物(■)に一般式 ォ〔式
中、R2,R3およびAは前記した意味を有する。 〕で表わされる化合物(■)の反応性誘導体を反応させ
ることによつて得ることができる。 また(■)式の化合物は、たとえば、次の反応式に従つ
て得られる(■)式の化合物を適当な条件下、たとえば
、苛性ソーダ水溶液中で開環させるか、さらにそれから
誘導することによつて得ることができる。 かくして、生成したペニシリン類およびセフアロスポリ
ン類(1)は常法により単離採取される。 また、閉環反応終了後、(1)式中R1がエステル形成
基である化合物は単離もしくは単離せず常法に従つてそ
のエステル形成基を脱離することができ、また、必要に
応じて常法によりR1が塩形成陽イオンである化合物に
誘導することができる。 かくして得られる目的化合物(1)はグラム陽性菌なら
びにグラム陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有
するばかりでなく、緑膿菌、肺炎桿菌ならびに変形菌に
対して極めて優れた抗菌活性を有するなどの特徴を有し
、人ならびに動物の疾病に対する治療薬として極めて価
値あるものである。 次に本発明を実施例をあげて説明する。 実施例1 (1)D−(−)一α−〔β−(N−p−ニトロベンジ
ルオキシオキサリルーN−エチルアミノ)エチルウレイ
ド〕フェニル酢酸2.0yを無水塩化メチレン15mt
に溶解させ、トリメチルアミン0.59mtおよびN−
メチルモルホリン20m9を加える。 ついで、−15〜−20℃でク咀レ炭酸エチル0.48
yを含む塩化メチレン5m1溶液を2分間を要して滴下
し、同温度で1時!間3紛攪拌反応させた後、これに6
−アミノペニシラン酸のトリエチルアミン塩1.47ダ
を塩化メチレン20m1に溶解させた溶液を−30〜−
40℃で1吟間を要して滴下する。−20〜−30℃で
1時間反応させた後、1時間3紛を要して徐々に10℃
まて昇温する。反応後、減圧下に溶媒を留去し、得られ
る残留物を30m1の水に溶解させ、酢酸エチル20m
1で洗浄した後、新たに酢酸エチル30mLを加える。
ついで氷冷下、希塩酸を加えてPH2.Oに調整する。
有機層を分取し、水洗しJて、無水硫酸マグネシウムで
乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去し、ジエチルエーテ
ル50mtを加えて結晶を戸取すれば、D−(−)−α
−〔β一(N−p−ニトロベンジルオキシオキサ*
j −,, 、/リルーN−エチルアミノ)エチルウレ
イド〕ベンジルペニシリンの結晶2.07V(収率73
%)を得る。 1R(KBr)C7!−1;νC=0 1780(ラクタム)、1735〜1720(エステ
ル、−COOH)、1650〜16301.80〜2.
0(2H)、2.48〜2.68(2H)、 2.7
3(5H..s)、4.45〜4.60(2H)、4.
75(1H..s)、5.58(1H..s)、4.7
0(6H,比)、8.57(3H,s)、8.68G旧
,s)、 8.84(3H,t)―)D−(一)−α
−〔β−(N−p−ニトロベンジルオキシオキサリルー
N−エチルアミノ)エチルウレイド〕ベンジルペニシリ
ン /5、7,7(H3) 1.4yを無水エタノール5m1に溶解させ、10〜1
5℃に保ちながら水素化ナトリウム9.67F!9を加
え、2分間攪拌反応させる。 ついて攪拌下、ジエチルエーテル100mtを加えて析
出する白色粉末を沖取する。この白色粉末を水5m1に
溶解させ、希塩酸を加えてPI]7.5に調製し、酢酸
エチル5mLで2回洗浄した後、さらに酢酸エチル10
m1を加える。ついで希塩酸を加えてPH2.Oに調整
し、有機層を分取した後、酢酸エチル層に水5m1を加
えて5時間攪拌し、析出する白色結晶を沖取すれば、融
点154〜156゜C(分解)を示すD(−)−α−(
4−エチルー2,3−ジオキソピペラジノカルボニルア
ミノ)ベンジルペニシリンの1水和物390Tn9(収
率33%)を得る。IR(KBr)Cm−1;νC=0 1775(ラクタム)、1735(−COOH)、NM
R((CD3)るO)τ値; 0.20(1H,d)
、0.76(1H,d)、2.69(5FI,s)、4
.32(1H,d)、4.53(1H,q)、4.64
(1H,d)、5.00(2H,b)、5.83(1H
,s)、6.13(21(,Bs)、6.49(2H,
困)、6.62(2H,q)、8.44(3H,S))
8・58(3119s)、8.91(3H,t)司様に
して次の化合物を得た。 GD(−)−α−(4−メチルー2,3−ジオキソー1
−ピペラジノカルボニルアミノ)ベンジルペニシリンの
1水和物収率24%、融点156〜15rC(分解)I
R(KBr)Cm−1;νC=01775(ラクタム)
、1740(−COOH)、NMR((CD3)2S0
)τ値;0.18(1H,d)、0.77(1H,d)
、2.66t(511,s)、4.30(1H,d)、
4.40(4H,b)、4.48(1H,q)、4.6
5(1H,d)、*5.80(1H,s)、6.12(
2H,bS)、6.45(211,メ)、7.06(3
H,s)、8.48(3H,s)、8.60(3H,s
)尖施例2 D(−)−α一〔β−(N−メトキサリルーN−エチル
アミノ)エチルウレイド〕ベンジルペニシリンのメチル
エステル ( ゛\ / 111y を無水テトラヒドロフラン5wL1に溶解させ、10〜
15゜Cに保ちながら水素化ナトリウム45m9を加え
、1紛間攪拌反応させる。 ついで攪拌下、ジエチルエーテル100m1を加えて析
出する白色粉末を淵取する。この白色粉末を十分水洗冫
した後、アセトンで十分洗浄すれば、融点208゜C(
分解)を示すD(−)−α−(4−メチルー2,3−ジ
オキソピペラジノカルボニルアミノ)ベンジルペニシリ
ンのメチルエステル340m9(36.2%)を得る。
IR(KBr)C7−1;Vc:0 1775(ラクタム)、1735(エステル)、NMR
((CD3)2S0)τ値; 0.19(1H,d)、
0.75(1H,d)、2.68(5FI,s)、4.
31(1H,d)、4.52(1H,q)、4.62(
1H,d)、5.67(1H,s)、6.12(2H,
m)、6.32(舘,s)、6.30〜6.55(4H
,b)、8.48(3FI,s)、8.68(311,
s)、8.92(3H,t)辷施例37−(D−(−)
一α−〔β−(N−p−ニトロベンジルオキシオキサリ
ルーN−エチルアミノ)エチルウレイド〕フェニルアセ
トアミド)一3−アセトキシメチルーΔ3−セフエムー
4−カルボン酸710yを無水テトラヒドロフラン10
m1に溶解4Cさせ、10〜15℃に保ちながらナトリ
ウムエチラー目40mgを加え、2分間攪拌反応させる
。 ついで攪拌下、ジエチルエーテル100m1を加えて析
出する白色粉末を酒取する。この白色粉末を1゛℃H3
)水5mtに溶解させ、希塩酸を加えてPH7.5に調
整し、酢酸エチル5m1で2回洗浄した後、酢酸エチル
30m1およびアセトン3m1を加える。 ついで希塩酸を加えてPH2.Oに調整し、有機層を分
取し、水5m1で2回洗浄する。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去すれば、
融点175℃(分解)を示す7一〔D(−)−α−(4
−メチルー2,3−ジオキソー1−ピペラジノカルボニ
ルアミノ)フェニルアセトアミド〕−3−アセトキシメ
チルーΔ3−セフエムー4−カルボン酸120mg(収
率21%)を得る。IR(KBr)Cn−1;νC=0 1770(ラクタム)、1720〜1650NMR((
CD3)2S0)τ値; ォ 0.23(
1H,d)、0.63(1H,d)、2.66(511
,s)、4.32(1H,q)、4.43(1H,d)
、5.05(1H,d)、5.21(2H,q)、6.
15(2H,比)、6.40(?,メ)、6.57(2
H,bs)、7.0(3H,s)、8.0(3H,s)
ミ施例47−(D(−)一α−〔β一(N−p−ニトロ
ベンジルオキシオキサリルーN−エチルアミノ)エチル
ウレイド〕フェニルアセトアミド)一3−〔2−(5−
メチルー1,3,4−チアジアゾリル)−チオメチル〕
一Δ3−セフエムー4−カルボン酸のベンズヒドリルエ
ステルS〜 1(
/ \νノ
一1.9qを無水テトラヒドロフラン15T
L1に溶解5させ、10〜15℃に保ちながらナトリウ
ムメチラート110mgを加え、3分間攪拌反応させる
。 すいで攪拌下、ジエチルエーテル1007711を加え
て析出する白色粉末を?取する。この白色粉末を塩化メ
チレン10m1に溶解させ、カーボン処理したのち、ア
ニソール1m1を加え、15〜20℃でトリフルオロ酢
酸0.5m1を加え、3時間反応させる。減圧下に溶媒
を留去し、残留物に酢酸エチル10mLを加えて粉末化
し結晶を沖取すれば、融点158〜167C(分解)を
示す7−〔D(−)−α−(4−メチルー2.3−ジオ
キソー1−ピペラジノカルボニルアミノ)フェニルアセ
トアミド〕−3−〔2−(5−メチル)−1,3,4ー
チアジアゾリル)−チオメチル〕−Δ3−セフエムー4
−カルボン酸330mg(収率26%)を得る。IR(
KBr)Cm−1;VC=0 1780(ラクタム)、1650〜1720(−NMR
((CD3)2S0)τ値; 0.2(1H,d)、
0.6(1H,d)、2.60(51(,d)、4.3
5(1H,q)、4.40(1H,d)、5.0(1H
,d)、5.70(2H,q)、6.10(211,b
s)、6.25〜6.55(4H,h)、7.0○H,
s)、7.30(311,s)同様にして、次表に示す
化合物(■)を用いて、対応する目的化合物(1)を得
た。
n−11、 ノ1−?−1N11−?11−し
υ1N1*類の製造法。 発明の詳細な説明 本発明は新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類
、さらに詳細には次の一般式〔式中、R1は水素原子、
エステル形成基または塩形成陽イオンを、R2はヒドロ
キシル基で置換されていてもよいフェニル基を、Aは低
級アルキル基を、2 はCューーー または工7r0
V)4を示し、R4はアルカノイルオキシ基、ピリジン
ー1−オキシドー2−イルチオ基または低級アルキル基
で置換されていてもよいチアジアゾリルチオ、テトラゾ
リルチオ、オキサジアゾリルチオ、オキサゾリルチオ、
チアゾリルチオまたはトリアゾリルチオ基を示す。 〕で示される新規なペニシリン類およびセフアロスポリ
ン類(1)の製造法に関するものである。 而して、その目的とするところはグラム陽性菌ならびに
グラム陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し人
及ひ動物の疾病に対して有効なペニシリン類及びセフア
ロスポリン類を提供せんとするものてある。本発明者ら
は現在臨床上問題となつているグラム陰性菌、特に縁膿
菌、変形菌および肺炎桿菌に対して優れた抗菌力を有し
、かつバクテリアが産生するβ−ラクタマーゼに対して
安定な性質を有する合成ペニシリン系および合成セフア
ロスポリン系化合物を開発すべく研究を重ねた結果、6
−α−アミノアシルアミノペニシラン酸または7−・α
−アミノアシルアミノセフアロスポラン酸類に次の式1
−丁 \ 〔式中、Aは前記した意味を有する。 〕を結合させることにより得られる(1)式の化合物が
その目的を十分満たし、極めて価値ある治療l効果のあ
るこことを先に見出し(特公昭53−10075号、同
53−10076号、同53−20518号および同5
3−20996号)、加えて、目的化合物(1)を得る
新規な製造法について種々検討を加えた結果、本発明を
完成するに至つたものである。 すなわち、本発明は一般式 〔式中、R“,R2,Aおよび ? は前記した意味を
有し、R3は低級アルキル基またはp−ニトロベンジル
基を示す。 〕で示される化合物を塩基の存在下に閉環反応に付すこ
とを特徴とする一般式(1)で示されるペニシリン類お
よびセフアロスポリン類の製造法に係るものである。 以下、更に詳細に本発明を説明する。 本発明の各一般式において、R1は水素原子、エステル
形成基または塩形成陽イオンを示すが、エステル形成基
としては従来ペニシリンおよびセフアロスポリン系化合
物の分野で通常使用されているものが挙げられる。 たとえば、(1)接触還元、化学的還元またはその他の
緩和な条件下て処理すれは脱離する性質を有するエステ
ル形成基、たとえば、p−トルエンスルホニルエチルな
どのアリールスルホニルアルキル基;ベンジル、4−ニ
トロベンジル、ジフェニルメチル、トリチル、3,5−
ジ(Tert−ブチル)−4−ヒドロキシベンジルなど
のアルアルキル基;ベンゾイルオキシメチル基;Ter
t.ーブチル、トリクロロエチルなどのアルキル基:フ
エナシル基;メトキシメチルなどのアルキルオキシアル
キル基;ピペリジノエチル、4−メチルピペリジノエチ
ル、モルホリノエチル、ピロリジノエチルなどの環状ア
ミノアルキル基など。 (2)生体内において酵素により容易に脱離するエステ
ル形成基、たとえば、ピバロイルオキシメチルなどのア
シルオキシアルキル基;フタリジル基;インダニル基な
ど。 (3)水またはアルコールで処理すれば容易に脱離する
性質を有する(CH3)3Si−、(CH3)2Si″
″ などの有機シリル基;1 ゛P−ー 、Cl2
P−(C2HS)2P−などの有機リン基;または(C
4H9)3Sn−などの有機スズ基など。 (4)そのほか、メチル、エチル、プロピルまたはブチ
ルなどのアルキル基など。 上記(1),(2),(3)および(4)で例示したエ
ステル形成基は代表例であり、つぎの文献に記載されて
いるエステル形成基を任意に選択して用いることもでき
る。 米国特許3,499,9(1)号;3,573,296
号および3,641,018号:西独特許公開公報2,
301,014号;2,253,287号および2,3
37,105号。 また塩形成陽イオンとしては、従来ペニシリンまたはセ
フアロスポリン系化合物の分野で知られているものが挙
げられ、特に非毒性塩類を形成するものが好ましい。例
えば、その塩類としては、ナトリウム、カリウムなどの
アルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウムなどのアル
カリ土類金属塩;アンモニウム塩;プロカイン、ジベン
ジルアミン、N−ベンジルーβ−フェネチルアミン、1
−エフエナミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミン
などの含窒素有機塩基との塩が挙げられる。また、本発
明では、上記の例の他、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリブチルアミン、ピリジン、ジメチルアニリ
ン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、ジ
エチルアミン、ジシクロヘキシルアミンなどの他の含窒
素有機塩基との塩も用いられる。 また、R4の置換基、R3およびAにおける低級アルキ
ル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチルなど
の低級アルキル基が挙げられる。 さらにR4のアルカノイルオキシ基としては、アセトキ
シ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシなどのアルカ
ノイルオキシ基が挙げられる。また、(1)式および(
■)式の化合物は光学異性体およびラセミ体が存在しう
るが、そのいずれも本発明に含まれる。次に本発明の実
施態様を説明する。 化合物(■)の閉環反応は通常溶媒中て行われる。 溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
メトキシエタノール、エチレングリコールジメチルエー
テル、アセトニトリ】ル、酢酸エチル、ジエチルエーテ
ル、アセトン、メチルn−プロピルケトン、塩化メチレ
ン、クロロホルム、ベンゼン、ジメチルホルムアミドな
どが使用される。また、本閉環反応はアルカリ金属の水
酸化物、:炭酸塩、重炭酸塩、有機酸塩、水素化物、燐
酸塩およびアルコキシドあるいはテトラヒドロホウ酸ナ
トリウムなどの無機塩基またはトリアルキルアミン、ジ
アルキルベンジルアミンなどの含窒素有機塩基を添加し
て行われる。 塩基の使用量は化合物(■)に対して当モル以下で十分
である。 また、本反応音温度は特に限定されないが通常一20℃
から50℃である。 しかし、これらの条件はこれに限定されるものではなく
、反応試剤の種類によつて適宜選択し得る。 本発明の出発原料である化合物(■)は新規化合物であ
り、たとえば一般式〔式中、R゛および【 は前記した
意味を有する。 〕で表わされる化合物(■)に一般式 ォ〔式
中、R2,R3およびAは前記した意味を有する。 〕で表わされる化合物(■)の反応性誘導体を反応させ
ることによつて得ることができる。 また(■)式の化合物は、たとえば、次の反応式に従つ
て得られる(■)式の化合物を適当な条件下、たとえば
、苛性ソーダ水溶液中で開環させるか、さらにそれから
誘導することによつて得ることができる。 かくして、生成したペニシリン類およびセフアロスポリ
ン類(1)は常法により単離採取される。 また、閉環反応終了後、(1)式中R1がエステル形成
基である化合物は単離もしくは単離せず常法に従つてそ
のエステル形成基を脱離することができ、また、必要に
応じて常法によりR1が塩形成陽イオンである化合物に
誘導することができる。 かくして得られる目的化合物(1)はグラム陽性菌なら
びにグラム陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有
するばかりでなく、緑膿菌、肺炎桿菌ならびに変形菌に
対して極めて優れた抗菌活性を有するなどの特徴を有し
、人ならびに動物の疾病に対する治療薬として極めて価
値あるものである。 次に本発明を実施例をあげて説明する。 実施例1 (1)D−(−)一α−〔β−(N−p−ニトロベンジ
ルオキシオキサリルーN−エチルアミノ)エチルウレイ
ド〕フェニル酢酸2.0yを無水塩化メチレン15mt
に溶解させ、トリメチルアミン0.59mtおよびN−
メチルモルホリン20m9を加える。 ついで、−15〜−20℃でク咀レ炭酸エチル0.48
yを含む塩化メチレン5m1溶液を2分間を要して滴下
し、同温度で1時!間3紛攪拌反応させた後、これに6
−アミノペニシラン酸のトリエチルアミン塩1.47ダ
を塩化メチレン20m1に溶解させた溶液を−30〜−
40℃で1吟間を要して滴下する。−20〜−30℃で
1時間反応させた後、1時間3紛を要して徐々に10℃
まて昇温する。反応後、減圧下に溶媒を留去し、得られ
る残留物を30m1の水に溶解させ、酢酸エチル20m
1で洗浄した後、新たに酢酸エチル30mLを加える。
ついで氷冷下、希塩酸を加えてPH2.Oに調整する。
有機層を分取し、水洗しJて、無水硫酸マグネシウムで
乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去し、ジエチルエーテ
ル50mtを加えて結晶を戸取すれば、D−(−)−α
−〔β一(N−p−ニトロベンジルオキシオキサ*
j −,, 、/リルーN−エチルアミノ)エチルウレ
イド〕ベンジルペニシリンの結晶2.07V(収率73
%)を得る。 1R(KBr)C7!−1;νC=0 1780(ラクタム)、1735〜1720(エステ
ル、−COOH)、1650〜16301.80〜2.
0(2H)、2.48〜2.68(2H)、 2.7
3(5H..s)、4.45〜4.60(2H)、4.
75(1H..s)、5.58(1H..s)、4.7
0(6H,比)、8.57(3H,s)、8.68G旧
,s)、 8.84(3H,t)―)D−(一)−α
−〔β−(N−p−ニトロベンジルオキシオキサリルー
N−エチルアミノ)エチルウレイド〕ベンジルペニシリ
ン /5、7,7(H3) 1.4yを無水エタノール5m1に溶解させ、10〜1
5℃に保ちながら水素化ナトリウム9.67F!9を加
え、2分間攪拌反応させる。 ついて攪拌下、ジエチルエーテル100mtを加えて析
出する白色粉末を沖取する。この白色粉末を水5m1に
溶解させ、希塩酸を加えてPI]7.5に調製し、酢酸
エチル5mLで2回洗浄した後、さらに酢酸エチル10
m1を加える。ついで希塩酸を加えてPH2.Oに調整
し、有機層を分取した後、酢酸エチル層に水5m1を加
えて5時間攪拌し、析出する白色結晶を沖取すれば、融
点154〜156゜C(分解)を示すD(−)−α−(
4−エチルー2,3−ジオキソピペラジノカルボニルア
ミノ)ベンジルペニシリンの1水和物390Tn9(収
率33%)を得る。IR(KBr)Cm−1;νC=0 1775(ラクタム)、1735(−COOH)、NM
R((CD3)るO)τ値; 0.20(1H,d)
、0.76(1H,d)、2.69(5FI,s)、4
.32(1H,d)、4.53(1H,q)、4.64
(1H,d)、5.00(2H,b)、5.83(1H
,s)、6.13(21(,Bs)、6.49(2H,
困)、6.62(2H,q)、8.44(3H,S))
8・58(3119s)、8.91(3H,t)司様に
して次の化合物を得た。 GD(−)−α−(4−メチルー2,3−ジオキソー1
−ピペラジノカルボニルアミノ)ベンジルペニシリンの
1水和物収率24%、融点156〜15rC(分解)I
R(KBr)Cm−1;νC=01775(ラクタム)
、1740(−COOH)、NMR((CD3)2S0
)τ値;0.18(1H,d)、0.77(1H,d)
、2.66t(511,s)、4.30(1H,d)、
4.40(4H,b)、4.48(1H,q)、4.6
5(1H,d)、*5.80(1H,s)、6.12(
2H,bS)、6.45(211,メ)、7.06(3
H,s)、8.48(3H,s)、8.60(3H,s
)尖施例2 D(−)−α一〔β−(N−メトキサリルーN−エチル
アミノ)エチルウレイド〕ベンジルペニシリンのメチル
エステル ( ゛\ / 111y を無水テトラヒドロフラン5wL1に溶解させ、10〜
15゜Cに保ちながら水素化ナトリウム45m9を加え
、1紛間攪拌反応させる。 ついで攪拌下、ジエチルエーテル100m1を加えて析
出する白色粉末を淵取する。この白色粉末を十分水洗冫
した後、アセトンで十分洗浄すれば、融点208゜C(
分解)を示すD(−)−α−(4−メチルー2,3−ジ
オキソピペラジノカルボニルアミノ)ベンジルペニシリ
ンのメチルエステル340m9(36.2%)を得る。
IR(KBr)C7−1;Vc:0 1775(ラクタム)、1735(エステル)、NMR
((CD3)2S0)τ値; 0.19(1H,d)、
0.75(1H,d)、2.68(5FI,s)、4.
31(1H,d)、4.52(1H,q)、4.62(
1H,d)、5.67(1H,s)、6.12(2H,
m)、6.32(舘,s)、6.30〜6.55(4H
,b)、8.48(3FI,s)、8.68(311,
s)、8.92(3H,t)辷施例37−(D−(−)
一α−〔β−(N−p−ニトロベンジルオキシオキサリ
ルーN−エチルアミノ)エチルウレイド〕フェニルアセ
トアミド)一3−アセトキシメチルーΔ3−セフエムー
4−カルボン酸710yを無水テトラヒドロフラン10
m1に溶解4Cさせ、10〜15℃に保ちながらナトリ
ウムエチラー目40mgを加え、2分間攪拌反応させる
。 ついで攪拌下、ジエチルエーテル100m1を加えて析
出する白色粉末を酒取する。この白色粉末を1゛℃H3
)水5mtに溶解させ、希塩酸を加えてPH7.5に調
整し、酢酸エチル5m1で2回洗浄した後、酢酸エチル
30m1およびアセトン3m1を加える。 ついで希塩酸を加えてPH2.Oに調整し、有機層を分
取し、水5m1で2回洗浄する。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去すれば、
融点175℃(分解)を示す7一〔D(−)−α−(4
−メチルー2,3−ジオキソー1−ピペラジノカルボニ
ルアミノ)フェニルアセトアミド〕−3−アセトキシメ
チルーΔ3−セフエムー4−カルボン酸120mg(収
率21%)を得る。IR(KBr)Cn−1;νC=0 1770(ラクタム)、1720〜1650NMR((
CD3)2S0)τ値; ォ 0.23(
1H,d)、0.63(1H,d)、2.66(511
,s)、4.32(1H,q)、4.43(1H,d)
、5.05(1H,d)、5.21(2H,q)、6.
15(2H,比)、6.40(?,メ)、6.57(2
H,bs)、7.0(3H,s)、8.0(3H,s)
ミ施例47−(D(−)一α−〔β一(N−p−ニトロ
ベンジルオキシオキサリルーN−エチルアミノ)エチル
ウレイド〕フェニルアセトアミド)一3−〔2−(5−
メチルー1,3,4−チアジアゾリル)−チオメチル〕
一Δ3−セフエムー4−カルボン酸のベンズヒドリルエ
ステルS〜 1(
/ \νノ
一1.9qを無水テトラヒドロフラン15T
L1に溶解5させ、10〜15℃に保ちながらナトリウ
ムメチラート110mgを加え、3分間攪拌反応させる
。 すいで攪拌下、ジエチルエーテル1007711を加え
て析出する白色粉末を?取する。この白色粉末を塩化メ
チレン10m1に溶解させ、カーボン処理したのち、ア
ニソール1m1を加え、15〜20℃でトリフルオロ酢
酸0.5m1を加え、3時間反応させる。減圧下に溶媒
を留去し、残留物に酢酸エチル10mLを加えて粉末化
し結晶を沖取すれば、融点158〜167C(分解)を
示す7−〔D(−)−α−(4−メチルー2.3−ジオ
キソー1−ピペラジノカルボニルアミノ)フェニルアセ
トアミド〕−3−〔2−(5−メチル)−1,3,4ー
チアジアゾリル)−チオメチル〕−Δ3−セフエムー4
−カルボン酸330mg(収率26%)を得る。IR(
KBr)Cm−1;VC=0 1780(ラクタム)、1650〜1720(−NMR
((CD3)2S0)τ値; 0.2(1H,d)、
0.6(1H,d)、2.60(51(,d)、4.3
5(1H,q)、4.40(1H,d)、5.0(1H
,d)、5.70(2H,q)、6.10(211,b
s)、6.25〜6.55(4H,h)、7.0○H,
s)、7.30(311,s)同様にして、次表に示す
化合物(■)を用いて、対応する目的化合物(1)を得
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、エステル形成基または塩形
成陽イオンを、R^2はヒドロキシル基で置換されても
よいフェニル基を、R^3は低級アルキル基またはp−
ニトロベンジル基を、Aは低級アルキル基を、▲数式、
化学式、表等があります▼は▲数式、化学式、表等があ
ります▼または▲数式、化学式、表等があります▼を示
し、R^4はアルカノイルオキシ基、ピリジン−1−オ
キシド−2−イルチオ基または低級アルキル基で置換さ
れていてもよいチアジアゾリルチオ、テトラゾリルチオ
、オキサジアゾリルチオ、オキサゾリルチオ、チアゾリ
ルチオまたはトリアゾリルチオ基を示す。 〕で示される化合物を塩基の存在下に閉環反応に付すこ
とを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等があります
▼ 〔式中、R^1,R^2,Aおよび▲数式、化学式、表
等があります▼は前記した意味を有する。 〕で示されるペニシリン類およびセフアロスポリン類の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11049575A JPS6050796B2 (ja) | 1975-09-13 | 1975-09-13 | 新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11049575A JPS6050796B2 (ja) | 1975-09-13 | 1975-09-13 | 新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5236684A JPS5236684A (en) | 1977-03-22 |
JPS6050796B2 true JPS6050796B2 (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=14537193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11049575A Expired JPS6050796B2 (ja) | 1975-09-13 | 1975-09-13 | 新規なペニシリン類およびセフアロスポリン類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050796B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS537206A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording medium |
DE2912511C2 (de) * | 1977-06-07 | 1982-06-24 | Pfizer Inc., 10017 New York, N.Y. | Pharmazeutische Zusammensetzung, enthaltend Penicillansäure |
JPS54126735A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-02 | Toyama Chem Co Ltd | Bactericidal composition for medical use |
EP0167011A3 (en) * | 1984-06-12 | 1986-03-19 | Beecham Group Plc | Beta-lactam compounds, intermediates thereof, their use in preparing beta-lactams having a diketopiperazine group |
-
1975
- 1975-09-13 JP JP11049575A patent/JPS6050796B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5236684A (en) | 1977-03-22 |
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