JPS6050782A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6050782A JPS6050782A JP15985583A JP15985583A JPS6050782A JP S6050782 A JPS6050782 A JP S6050782A JP 15985583 A JP15985583 A JP 15985583A JP 15985583 A JP15985583 A JP 15985583A JP S6050782 A JPS6050782 A JP S6050782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- magnetic recording
- magnetic
- recording medium
- perfluoroalkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、非磁性支持体上に磁気記録層を設けた磁気デ
ィスク本体を、不織布を内面に貼付したプラスチックケ
ースに挿入した磁気記録媒体に関する。
ィスク本体を、不織布を内面に貼付したプラスチックケ
ースに挿入した磁気記録媒体に関する。
従来技術
垂直磁気記録媒体は、記録媒体面に垂直方向に磁気容易
軸を与えて垂直方向に磁化し記録・再生を行うものであ
って、記録密度が高まるほど記録媒体内の減磁界が減少
するため、高密度記録に適している。そしてこのタイプ
の記録媒体の磁気記録層は、Ｃｏ系、Ｃｏ−Ｐ系等の金
属磁性薄膜からなシ、単層もしくは多層に組み合わせた
ものが多く提案されている。
軸を与えて垂直方向に磁化し記録・再生を行うものであ
って、記録密度が高まるほど記録媒体内の減磁界が減少
するため、高密度記録に適している。そしてこのタイプ
の記録媒体の磁気記録層は、Ｃｏ系、Ｃｏ−Ｐ系等の金
属磁性薄膜からなシ、単層もしくは多層に組み合わせた
ものが多く提案されている。
しかしながら、上記金属磁性薄膜は高密度記録に適して
いるものの、硬度が大きく磁気ヘッドを摩耗させ、また
金属性薄膜自体キズつきやすく摩耗しやすいという欠点
を有する。
いるものの、硬度が大きく磁気ヘッドを摩耗させ、また
金属性薄膜自体キズつきやすく摩耗しやすいという欠点
を有する。
このため、従来よシ金属磁性薄膜表面に保護膜を形成し
たものが多く提案されてきた。例えば高級脂肪酸の非常
に薄い被膜を金属磁性薄膜上に付着させたものである。
たものが多く提案されてきた。例えば高級脂肪酸の非常
に薄い被膜を金属磁性薄膜上に付着させたものである。
付着は各種潤滑剤を水や有機溶剤等の溶媒に接着剤と共
に混合溶解し分散せしめた塗布液を磁性膜面に塗布する
ことによってなされる。だが、塗布ムラを生じやすく、
環境の変化、例えば高温度による乾燥により性能が低下
する欠点を有していた。また、耐擦傷性や耐摩耗性も十
分には向上し得なかった。
に混合溶解し分散せしめた塗布液を磁性膜面に塗布する
ことによってなされる。だが、塗布ムラを生じやすく、
環境の変化、例えば高温度による乾燥により性能が低下
する欠点を有していた。また、耐擦傷性や耐摩耗性も十
分には向上し得なかった。
目 的
本発明の目的は、上記の欠点を解決して耐擦傷性や耐摩
耗性に優れた磁気記録媒体を提供す″る所にある。
耗性に優れた磁気記録媒体を提供す″る所にある。
構成
本発明は、非磁性支持体上に磁気記録層を設けた磁気デ
ィスク本体を、不織布を内面に結句したプラスチックケ
ースに挿入し、〃５つ、磁気記録層が不織布と接して磁
気ディスク本体が回転する手段を有する磁気記録媒体に
おいて、前記不織布に次の一般式 （式中、ｎは１０〜５０の整数を表わｔ、）で表わされ
るパーフルオロアルキルポリエーテルを含有せしめたこ
とを特徴とするものである。
ィスク本体を、不織布を内面に結句したプラスチックケ
ースに挿入し、〃５つ、磁気記録層が不織布と接して磁
気ディスク本体が回転する手段を有する磁気記録媒体に
おいて、前記不織布に次の一般式 （式中、ｎは１０〜５０の整数を表わｔ、）で表わされ
るパーフルオロアルキルポリエーテルを含有せしめたこ
とを特徴とするものである。
本発明に使用される不織布としては、レーヨン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル等である。
ロピレン、ポリエステル等である。
厚みは５０〜５００μが好ましい。
プラスチックケースには、例えば塩化ビニル樹脂が使用
できる。ケースの肉厚は特に限定されず、フレキシブル
なケースでも変形の少ないハードケースと言われるもの
でも良い。
できる。ケースの肉厚は特に限定されず、フレキシブル
なケースでも変形の少ないハードケースと言われるもの
でも良い。
パーフルオロアルキルポリエーテルを不織布に含有させ
るには、パーフルオロアルキルポリエーテルを水や有機
溶剤等の溶媒に混合・溶解した液に不織布を浸漬すれば
良い。この際、上記溶解液に結合剤やその他の添加物を
加えても良いし、またパーフルオロアルキルポリエーテ
ルを周知のカプセル化によシ包んだ後に同様にして不織
布に浸漬・付着させても良い。パーフルオロアルキルエ
ーテルの使用量は、不織布１００重景部当り０．０１〜
１重量部が適当である。
るには、パーフルオロアルキルポリエーテルを水や有機
溶剤等の溶媒に混合・溶解した液に不織布を浸漬すれば
良い。この際、上記溶解液に結合剤やその他の添加物を
加えても良いし、またパーフルオロアルキルポリエーテ
ルを周知のカプセル化によシ包んだ後に同様にして不織
布に浸漬・付着させても良い。パーフルオロアルキルエ
ーテルの使用量は、不織布１００重景部当り０．０１〜
１重量部が適当である。
磁気記録層は、金属磁性薄膜からなυ、Ｃｏ−Ｐ系、Ｃ
ｏ系、Ｃｏ −Ｆｅ系、Ｃｏ −Ｎｉ系、Ｃｏ −Ｃｒ
系、Ｆｅ −Ｎｉ系等の公知のものを単層又は多層に組
合わせて使用される。
ｏ系、Ｃｏ −Ｆｅ系、Ｃｏ −Ｎｉ系、Ｃｏ −Ｃｒ
系、Ｆｅ −Ｎｉ系等の公知のものを単層又は多層に組
合わせて使用される。
本発明の磁気記録媒体を作るには、ポリエステルフィル
ム等の非磁性支持体上に電気メッキ、化学メッキ、真空
蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング等によシ
磁気記録層を設け、所定のサイズに打抜いて磁気ディス
ク本体を作す、パーフルオロアルキルポリエーテルを含
有せしめた不織布を内面に貼付したプラスチックケース
に前記磁気ディスクを挿入すれば良い。
ム等の非磁性支持体上に電気メッキ、化学メッキ、真空
蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング等によシ
磁気記録層を設け、所定のサイズに打抜いて磁気ディス
ク本体を作す、パーフルオロアルキルポリエーテルを含
有せしめた不織布を内面に貼付したプラスチックケース
に前記磁気ディスクを挿入すれば良い。
使用に際しては、磁気記録層が不織布と接して磁気ディ
スク本体が回転し、他方ケースはそのまま静止していて
、磁気記録ヘッドは回転し ５− ているディスクに接触する。
スク本体が回転し、他方ケースはそのまま静止していて
、磁気記録ヘッドは回転し ５− ているディスクに接触する。
効果
本発明によれば、不織布に含有せしめたパーフルオロア
ルキルポリエーテルが長期に渡って安定かつ微量に磁気
記録層表面に供給できるため、磁気記録層の擦傷性や耐
摩耗性が向上し磁気ヘッドの摩耗も低減される。
ルキルポリエーテルが長期に渡って安定かつ微量に磁気
記録層表面に供給できるため、磁気記録層の擦傷性や耐
摩耗性が向上し磁気ヘッドの摩耗も低減される。
以下実施例によシ本発明の効果を具体的に示す。
実施例
先ず、断面が第１図に示した如きの磁気記録媒体を作製
した。即ち、７５μ厚のポリエステルフィルム支持体１
上にスパッタリングによシ、０．５μ厚のＦｅ −Ｎ１
層２を設け、更に０．５μ厚のＣｏ −Ｃｒ層３を設け
た。これを５．２５インチの磁気フレキシブルディスク
のサイズに打抜いて磁気ディスク本体４を作製した。
した。即ち、７５μ厚のポリエステルフィルム支持体１
上にスパッタリングによシ、０．５μ厚のＦｅ −Ｎ１
層２を設け、更に０．５μ厚のＣｏ −Ｃｒ層３を設け
た。これを５．２５インチの磁気フレキシブルディスク
のサイズに打抜いて磁気ディスク本体４を作製した。
次に、３００μ厚のレーヨン（７５％）とポリプロピレ
ン（２５％）からなる不織布を、デ１ポン社製ＫＲＹＴ
ＯＸ １４３ＡＺをトルエンに ６− 溶解した１０％の混合液中に浸漬させた後乾燥させた。
ン（２５％）からなる不織布を、デ１ポン社製ＫＲＹＴ
ＯＸ １４３ＡＺをトルエンに ６− 溶解した１０％の混合液中に浸漬させた後乾燥させた。
この不織布を塩化ビニルからなるプラスチック板に点状
に熱融着させて貼シつけ、二つ折シしてプラスチックケ
ースを作製した。更に不織布５を貼りつけたプラスチッ
クケース６内に、磁気ディスク本体４を挿入して磁気記
録媒体とした。
に熱融着させて貼シつけ、二つ折シしてプラスチックケ
ースを作製した。更に不織布５を貼りつけたプラスチッ
クケース６内に、磁気ディスク本体４を挿入して磁気記
録媒体とした。
次いで第２図に示すような対向した主磁極７（２μ厚の
パーマロイ薄膜をガラス板で挾んだもの）と補助磁極８
（Ｍｎ −Ｚｎフェライト）で磁気ディスク本体４が
接するように上記磁気記録媒体（実施例１）を挾んで記
録・再生を繰返した。比較のために不織布にＫＲＹＴＯ
Ｘ １４３ＡＺを浸漬さぜないもの（比較例１）と、上
記ＫＲＹＴＯＸ １４３ＡＺの混合液に上記金属性薄膜
を直接浸漬させて薄膜表面にＫＲＹＴＯＸＩ４３ＡＺを
付着させたもの（比較例２）を作製し、これらも同様に
して記録・再生を繰返した。
パーマロイ薄膜をガラス板で挾んだもの）と補助磁極８
（Ｍｎ −Ｚｎフェライト）で磁気ディスク本体４が
接するように上記磁気記録媒体（実施例１）を挾んで記
録・再生を繰返した。比較のために不織布にＫＲＹＴＯ
Ｘ １４３ＡＺを浸漬さぜないもの（比較例１）と、上
記ＫＲＹＴＯＸ １４３ＡＺの混合液に上記金属性薄膜
を直接浸漬させて薄膜表面にＫＲＹＴＯＸＩ４３ＡＺを
付着させたもの（比較例２）を作製し、これらも同様に
して記録・再生を繰返した。
記録・再生を繰返してキズが発生するまでの回数と、再
生した時の出力がスタート時の５０％になるまでの回数
を測定した。結果は下表に示す通りであった。
生した時の出力がスタート時の５０％になるまでの回数
を測定した。結果は下表に示す通りであった。
これよシ、本発明の磁気記録媒体は、耐擦傷性や耐摩耗
性が従来より格段に優れていることが判る。
性が従来より格段に優れていることが判る。
第１図は本発明の実施例で使用した磁気記録媒体の概略
断面図であシ、第２図は記録再生部の説明図である。 ４・・・磁気ディスク本体 ５・・・不織布６・・・プ
ラスチックケース
断面図であシ、第２図は記録再生部の説明図である。 ４・・・磁気ディスク本体 ５・・・不織布６・・・プ
ラスチックケース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、非磁性支持体上に磁気記録層を設けた磁気ディスク
本体を、不織布を内面に貼付したプラスチックケースに
挿入し、かつ、磁気記録層が不織布と接して磁気ディス
ク本体が回転する手段を有する磁気記録媒体において、
前記不織布に次の一般式 （式中、ｎは１０〜５０の整数を表わ−Ｊｏ）で表わさ
れるパーフルオロアルキルポリエーテルを含有せしめた
ことを特徴とする磁気記録媒体。 ２、磁気記録層は金属磁性薄膜からなることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15985583A JPS6050782A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15985583A JPS6050782A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6050782A true JPS6050782A (ja) | 1985-03-20 |
Family
ID=15702698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15985583A Pending JPS6050782A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050782A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03176882A (ja) * | 1989-12-01 | 1991-07-31 | Konica Corp | 磁気ディスク |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP15985583A patent/JPS6050782A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03176882A (ja) * | 1989-12-01 | 1991-07-31 | Konica Corp | 磁気ディスク |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Iwasaki | Perpendicular magnetic recording--Evolution and future | |
| US3833412A (en) | Magnetic recording medium | |
| KR920005000B1 (ko) | 기록매체 및 그의 제조방법 | |
| JPS6336044B2 (ja) | ||
| US4578311A (en) | Magnetic recording medium | |
| TW382127B (en) | Magnetic recording medium and cleaning tape | |
| JPH0736216B2 (ja) | 磁気デイスク | |
| JPH0711856B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6050782A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH09255979A (ja) | 潤滑剤、これを用いた磁気記録媒体及び磁気ヘッド | |
| JPS60109076A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH07107735B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6018871A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS60109075A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS63261526A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0770044B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61131224A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP3028970B2 (ja) | フロッピ−ディスク | |
| JP2734508B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61188727A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2781004B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2731828B2 (ja) | フロッピーディスク | |
| JPS61229229A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS5868234A (ja) | 複合磁気記録媒体 | |
| JPS60124021A (ja) | 磁気記録媒体 |