JPS605058Y2 - 轍掘れ補修敷均し装置 - Google Patents

轍掘れ補修敷均し装置

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JPS605058Y2
JPS605058Y2 JP12093480U JP12093480U JPS605058Y2 JP S605058 Y2 JPS605058 Y2 JP S605058Y2 JP 12093480 U JP12093480 U JP 12093480U JP 12093480 U JP12093480 U JP 12093480U JP S605058 Y2 JPS605058 Y2 JP S605058Y2
Authority
JP
Japan
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blade
asphalt
chevron
mixture
leveling
Prior art date
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Expired
Application number
JP12093480U
Other languages
English (en)
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JPS5746607U (ja
Inventor
由孝 石黒
健 渡辺
虎之助 高野
康次 中原
Original Assignee
福田道路株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 福田道路株式会社 filed Critical 福田道路株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アスファルト混合物を移送する装置を装備
するアスファルトフィニッシャ−のような機械に装着し
て使用される轍掘れ補修敷均し装置に関するものである
近年、自動車台数の激増と自動車の大型化に伴い舗装の
破損度、殊に轍掘れによる破損が激しく、それに対処す
べき能率的でかつ経済的な補修装置が切望されている。
轍掘れの窪みイは第7図のように彎曲面であるという特
殊性からアスファルトフィニッシャ−のような既成の舗
装機械を用いて第7図Aの如く全体的に平らな埋戻し面
へを形成した場合、この埋戻し面には転圧後第7図Bに
示す如き窪み口が生じてしまうという難点がある。
そこでこの考案は、上記の難点を一掃して能率的、かつ
、経済的に轍掘れ部の補修を威し得る轍掘れ補修敷均し
装置を提供することを目的とする。
次にこの考案の構成および作用を図面の実施例により説
明する。
1はアスファルトフィニッシャ−のようなアスファルト
混合物2の移送装置3を装備する機械であり、そのアス
ファルト混合物2の排出口4後力にアーム5,5aのよ
うな連結部材を介してやや前傾のブレード6が装着され
ている。
アーム5゜5aは外アーム5に内アーム5aが摺動自在
に挿入している。
7は外アーム5と内アーム5aを連結してブレード6を
適宜な接地圧で常時下方へ押圧している押圧弾機である
この弾機に代えてジヤツキ、シリンダー等を用いてもよ
い。
8はブレード6の山型部にヒーターパイプ9を固設して
形成される山型敷物し部であり、ヒーターパイプ9の両
側にはバーナー10が臨設している。
この敷均し部8の山型形状は彎曲のもの又は左右傾斜面
より形成されるもの又は中央が水平で左右が傾斜をなす
もの等のものを言う。
11はブレード6の両端に敷均し方向と平行に設けられ
たエンドプレートであり、このエンドプレート11の下
端はヒーターパイプ9の下端と同位置に設けられている
12はエンドプレート11の下端にエンドプレート11
と同方向に設けられた先端が彎曲するスキーであり、ヒ
ーターパイプ9の下端より下方に位置している。
このスキー12の板厚はアスファルト混合物6の粒子の
径例えば3m/m〜7風/汎位が望ましい。
13は中央のブレード6と分割された左右のブレード6
を連結する止着部であり、中央のブレード6にはアーム
5,5aと弾機7が取付けてあり、左右のブレード6に
はバーナー10が設けであるが、この左右のブレード6
を轍掘れ部の巾に応じて適宜な巾のものに代えることが
可能である。
14は上下端が枢着して取付けであるブレード6昇降用
シリンダーであり、アーム5の枢着部15を中心にブレ
ード6を昇降するものである。
而して、押圧弾機7の弾発力による適宜接地圧でスキー
13を接地させた状態においてバーナー10に着火して
アスファルトフィニッシャ−のような機械1を前進する
ならば、アスファルト混合物2は排出口4よりブレード
6の前方のエンドプレート11内に排出され、轍掘れ窪
みイに盛上げられる。
同時に山型敷物し部8のヒーターパイプ9によって第7
図Cの如く、アスファルト混合物2を轍掘れ窪みイに山
型に盛上げるものである。
この場合、ブレード6の下端にはヒーターパイプが付設
してあり、このヒーターパイプ9がバーナー10の火焔
により加熱されているから、第2図に示すように、アス
ファルト混合物2はヒーターパイプ9の加熱した彎曲面
により引き擦れることなくスムースに敷均されるもので
ある。
又左右のスキー12によってアスファルト混合物2を切
断しながら進行するとともにヒーターパイプ9はスキー
13の板厚分だけ路面二より上方に位置しているため、
第7図Cの様にアスファルト混合物2はスキー12の板
厚分だけ立上り部16を形成しながら山型に敷均される
さらに弾機7によってブレード6は常に下方へ押圧して
いるため接地状態にあるスキー12は路面二の凹凸に沿
って進行し、アスファルト混合物2は全体的に均一な立
上り高さと盛り上り高さで敷均されるから転圧後は第7
図りのように路面二と平らな理想的な埋戻し施工が可能
となるをのである。
このようなスキー12による立上り高さは敷均しに余裕
を与え、敷均し面がきれいなものになる。
尚、この考案装置をアスファルトフィニッシャ−に装着
する場合はスクリードを取り外す必要がある。
又第4図の平面図のようにこの考案装置を左右に装置す
る場合にはアスファルト混合物2を左右に送るシュート
又はスクリューを取付けるとよ(、又その中央部に混合
物排除用敷板17を延設するのが望ましい。
又パイプ9を設けるかわりに、第5図と第6図Cに示す
ように、ブレード6aの下端を後方へ屈曲して水平部6
bを形成するとともに、この水平部6bを山型に屈曲成
形して山型敷物し部8aを形成してもよく、ブレード6
aに接地圧を付与するかわりにバイブレータ−18を設
けてバイブレーションを付与してもよい。
なお、パイプ9は第6図Aのようにブレード6aの下端
前方に溶着してもよく、第6図Bのようにブレード6a
の下端に溶着してもよい。
又ブレード6aは板厚を厚くして下端に彎曲部を形成す
ることにより均し曲面を設けてもよい。
この考案は上記の如くしてなるから、混合物移送装置3
を装備するアスファルトフィニッシャ−のような機械1
を前進させながら、その直後に転圧ローラーで締固めす
ることが出来、アスファルトフィニッシャ−の前進によ
って第7図Cに示すよな山型敷物し面ホが形成されるか
らアスファルトの加熱状態で直ちに第7図りに示す理想
的な締固め施工が可能となる。
又アスファルト混合物2をブレード6とエンドプレート
11の型にはめて敷均しするので人力によって両端すり
均し部分を手均しするだけですみやかな締固め作業が可
能となる。
又弾機7のような加圧部材により接地圧をブレード6に
付与しているため、平担性が良好で表面のきめも密とな
り一様に滑らかに仕上がる。
さらに詳述するならば、出願人は轍掘れ補修のために、
先ずダンプから排出されたアスファルト混合物2を人力
のみによって敷均し締固めていたが、これは非常な労力
と長期に亘る工期を要した。
このような工期が長期に及ぶことはその作業が車輌通行
止めを余儀無くするため困難である。
又ダンプから排出されて人力によって締固めるまでに時
間がかかりすぎるためアスファルトが冷えてしまい締固
めが悪い。
因みに人力による施工は工費285万円、延人員121
人、1日当りの施工量20tであった。
そこで出願人はダンプから排出したアスファルト混合物
2をモーターグレーダによって敷均してみたが、この場
合は転圧後轍掘れ部の両端をきれいに切断整備する必要
がある。
又路面の凹凸によって締均し面をさらに人力で削ったり
盛り上げたりする煩わしさもある。
その上第7図Bのように転圧後に窪みを生じるためこの
窪みをさらに埋戻さねばならない。
このような人力による整備を容易にするためアスファル
トフィニッシャ−を用いアスファルトフィニッシャ−か
ら轍掘れ部に沿って排出されたアスファルト混合物をさ
らにモーターグレーダのブレードに装着した山型敷物し
部によって敷均して山型敷物し部を形成して、敷均し後
人力によって整備することを試みたが、これは人力のみ
の場合と同条件において延人員140人位、1日当りの
施工量40tであったがアスファルトフィニッシャ−と
モーターグレーダの大型機械2台を必要とするため工費
が非常に高くなった。
そこでアスファルトフィニッシャ−等に山型敷物し部を
有するブレード6を装着せしめて、敷均し部8が山型を
なすブレード6に接地圧を付与しながら又はバイブレー
ションを加えながら舗装用混合物2を轍掘れ部イに敷均
するようにしたから工費218万円、延人員33人、1
日当りの施工量100t、、工期が人力のみの173と
なり作業性、経済性に秀れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例であり、第1図は斜視図、第2
図は同上縦断面図、第3図は同上縦断正面図、第4図は
平面図、第5図は他の実施例を示す斜視図、第6図A、
B、 Cは敷均し部の断面図、第7図A、 B、 C
,Dは説明図である。 2・・・・・・舗装用混合物、3・・・・・・移送装置
、4・曲・排出口、5・・・・・・アーム、6・・・・
・・ブレード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 混合物の移送装置を装備した機械の舗装用混合物排出口
    の後方に適宜連結部材を介してブレードを装着し、この
    ブレードの下端に山型敷物し部を形成し、このブレード
    に接地圧を付与する加圧部材又はバイブレータ−を装備
    せしめたことを特徴とする轍掘れ補修敷均し装置。
JP12093480U 1980-08-26 1980-08-26 轍掘れ補修敷均し装置 Expired JPS605058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12093480U JPS605058Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 轍掘れ補修敷均し装置

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JP12093480U JPS605058Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 轍掘れ補修敷均し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746607U JPS5746607U (ja) 1982-03-15
JPS605058Y2 true JPS605058Y2 (ja) 1985-02-15

Family

ID=29481619

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JPS5746607U (ja) 1982-03-15

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