JPS6050566B2 - ボ−ダ−タイル押出し用金型 - Google Patents
ボ−ダ−タイル押出し用金型Info
- Publication number
- JPS6050566B2 JPS6050566B2 JP13278482A JP13278482A JPS6050566B2 JP S6050566 B2 JPS6050566 B2 JP S6050566B2 JP 13278482 A JP13278482 A JP 13278482A JP 13278482 A JP13278482 A JP 13278482A JP S6050566 B2 JPS6050566 B2 JP S6050566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holes
- symmetrical
- tiles
- mold
- border
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は練上を押出してタイルを成形する成形機本体
の前面に取り付けられ、所定形状のポータータイルを集
団的に押し出す金型に関するものである。
の前面に取り付けられ、所定形状のポータータイルを集
団的に押し出す金型に関するものである。
一般にポータータイル（棒状タイル）を成形するには
、１個宛を金型て押出し成形するのが通常てあつた。
、１個宛を金型て押出し成形するのが通常てあつた。
ところが１個１個を成形するのては生産量、窯積み、施
釉等の工程て手間を多く要する問題があり、生産性の向
上は期待できなかつた。また窯積みする際には、ボーグ
ータイル同志間にクツツキ防止剤を塗布して行なつてい
るが、焼成後にタイル同志のクツツキの問題が依然とし
て有り、歩留の低下や製品価値を劣化させる虞れがあつ
た。 そこで本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改
良除去したものであつて、ポータータイルの対称通孔群
が裂状をなして配置され、また両端に位置する対象通孔
群の外側には、練上の押出し速度調整用通孔を設けるこ
とにより、一度に■個等の多くのポータータイルを成形
することが可能で、且つ全体の練上の押出し速度に均一
なものが得られるポータータイル押出し用金型を提供せ
んとするものてある。
釉等の工程て手間を多く要する問題があり、生産性の向
上は期待できなかつた。また窯積みする際には、ボーグ
ータイル同志間にクツツキ防止剤を塗布して行なつてい
るが、焼成後にタイル同志のクツツキの問題が依然とし
て有り、歩留の低下や製品価値を劣化させる虞れがあつ
た。 そこで本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改
良除去したものであつて、ポータータイルの対称通孔群
が裂状をなして配置され、また両端に位置する対象通孔
群の外側には、練上の押出し速度調整用通孔を設けるこ
とにより、一度に■個等の多くのポータータイルを成形
することが可能で、且つ全体の練上の押出し速度に均一
なものが得られるポータータイル押出し用金型を提供せ
んとするものてある。
以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明すると次の通りである。
明すると次の通りである。
第１図乃至第６図はポータータイル■個を一度て成形
するようにした実施例の金型装置１及びポータータイル
２の集合体３を示すものである。
するようにした実施例の金型装置１及びポータータイル
２の集合体３を示すものである。
同図に示すように、金型４は成形機本体５の前面板５ａ
に取付固定されており、ポータータイル２を押し出す対
称通孔６ａ乃至６ｅか群をなして並列的に配置されてい
る。そして、両端に位置する対称通孔６ａ、６ｅの外側
にはこれに連続して練上の押出し速度調整用通孔７ａ、
７ｂが穿設されている。該通孔７ａ、７ｂは、後述する
如く、各連通孔６ａ乃至６ｅより押出される練上の押出
し速度の分布を全体に亘つて均一に保ち、押出し成形さ
れた集合体３の全体の密度を均一ならしめんとするもの
てある。両端の対称通孔６ａ、６ｅと押出し速度調整用
通孔７ａ、７ｂは夫々連続しているので、対称通孔６ａ
、６ｅてはピアノ線８、８を両通孔７ａと６ａ間及ひ７
ｂと６ｅ間に夫々配して、対称通孔群６ａ乃至６ｅと押
出し速度調整用通孔７ａ，７ｂとより押出された練土を
切断分離するようにしている（第３図参照）。また２個
のボーダータイル２を成形する各対称通孔６ａ乃至６ｅ
の中央空間には、第２図に示すように成形機本体の前面
板５ａに固定されてなるステー９に片持支持された抜き
玉１０の先端面が臨んでいる。抜き玉１０は、第３図に
示すように成形された各ホータータイル２の裏面に蟻溝
１１（第６図参照）を構成するための先端拡張部分１２
を有し、また上下面の途中にはボーダータイル２の底面
を構成するための突条１３を有している。又、金型４の
各対称通孔６ａ乃至６ｅを結ぶ縦溝１４の上下左右端に
も同じボーダータイル２の底面を構成するための突条１
５が構成されている。次に以上のように構成されたこの
種設備において、ボーダータイル２の集合体３を製造す
る場合の動作態様について説明する。先づあらかじめ土
練機で混練された練土を真空押出機などで成形機本体５
内へ圧送する。圧送された練土は成形機本体５の前面側
に取付固定された金型４の各対称通孔６ａ乃至６ｅ及ひ
押出し速度調整用通孔７ａ，７ｂとして、縦溝１４を通
つて略々均一な押出し速度で金型４から押し出される。
この時同時にピアノ線８，８によつて対称通孔群を通つ
て押し出，された練土と、押出し速度調整用通孔１ａ，
７ｂとを通つて押し出された練土とが別々に分離され、
第６図に示すようなポータータイル２の集合体３が得ら
れる。尚、練土の流速は、金型４に押出し速度調整用．
通孔７ａ，７ｂがないと、両端側に位置する対称通孔６
ａ，６ｅの上、下端面側を通る練土と金型４の内壁面と
の接触摩擦係数が大きくなるので、この部分で低下する
ことになる。
に取付固定されており、ポータータイル２を押し出す対
称通孔６ａ乃至６ｅか群をなして並列的に配置されてい
る。そして、両端に位置する対称通孔６ａ、６ｅの外側
にはこれに連続して練上の押出し速度調整用通孔７ａ、
７ｂが穿設されている。該通孔７ａ、７ｂは、後述する
如く、各連通孔６ａ乃至６ｅより押出される練上の押出
し速度の分布を全体に亘つて均一に保ち、押出し成形さ
れた集合体３の全体の密度を均一ならしめんとするもの
てある。両端の対称通孔６ａ、６ｅと押出し速度調整用
通孔７ａ、７ｂは夫々連続しているので、対称通孔６ａ
、６ｅてはピアノ線８、８を両通孔７ａと６ａ間及ひ７
ｂと６ｅ間に夫々配して、対称通孔群６ａ乃至６ｅと押
出し速度調整用通孔７ａ，７ｂとより押出された練土を
切断分離するようにしている（第３図参照）。また２個
のボーダータイル２を成形する各対称通孔６ａ乃至６ｅ
の中央空間には、第２図に示すように成形機本体の前面
板５ａに固定されてなるステー９に片持支持された抜き
玉１０の先端面が臨んでいる。抜き玉１０は、第３図に
示すように成形された各ホータータイル２の裏面に蟻溝
１１（第６図参照）を構成するための先端拡張部分１２
を有し、また上下面の途中にはボーダータイル２の底面
を構成するための突条１３を有している。又、金型４の
各対称通孔６ａ乃至６ｅを結ぶ縦溝１４の上下左右端に
も同じボーダータイル２の底面を構成するための突条１
５が構成されている。次に以上のように構成されたこの
種設備において、ボーダータイル２の集合体３を製造す
る場合の動作態様について説明する。先づあらかじめ土
練機で混練された練土を真空押出機などで成形機本体５
内へ圧送する。圧送された練土は成形機本体５の前面側
に取付固定された金型４の各対称通孔６ａ乃至６ｅ及ひ
押出し速度調整用通孔７ａ，７ｂとして、縦溝１４を通
つて略々均一な押出し速度で金型４から押し出される。
この時同時にピアノ線８，８によつて対称通孔群を通つ
て押し出，された練土と、押出し速度調整用通孔１ａ，
７ｂとを通つて押し出された練土とが別々に分離され、
第６図に示すようなポータータイル２の集合体３が得ら
れる。尚、練土の流速は、金型４に押出し速度調整用．
通孔７ａ，７ｂがないと、両端側に位置する対称通孔６
ａ，６ｅの上、下端面側を通る練土と金型４の内壁面と
の接触摩擦係数が大きくなるので、この部分で低下する
ことになる。
そして練土の対称通孔群における押出し速度分布はその
中央（上．下方向において）てある対称通孔６ｃ附近が
最大となり、両端側６ａ，６ｅとの格差が大きくなつて
、押出されたポーダータイル２及びその集合体３の密度
にバラツキを伴い、均一化に悪影響を与える原因となる
。本発明はこれを解決するために・前述の如く、押出し
速度用調整用通孔７ａ，７ｂを設けて、練土の速度分布
格差を少なくし、ボーダータイル２及びその集合体３の
密度を均一ならしめんとしている。然る後は、金型４の
対称通孔群から連続して押出し成形されたボーダータイ
ル２の集合体３を所定寸法て切断し、焼成した後、金型
４の各突条１３，１５によつてこの集合体３に形成され
た割溝１６，１７の部分に衝撃を加え、計１柵のボーダ
ータイル２を得る。
中央（上．下方向において）てある対称通孔６ｃ附近が
最大となり、両端側６ａ，６ｅとの格差が大きくなつて
、押出されたポーダータイル２及びその集合体３の密度
にバラツキを伴い、均一化に悪影響を与える原因となる
。本発明はこれを解決するために・前述の如く、押出し
速度用調整用通孔７ａ，７ｂを設けて、練土の速度分布
格差を少なくし、ボーダータイル２及びその集合体３の
密度を均一ならしめんとしている。然る後は、金型４の
対称通孔群から連続して押出し成形されたボーダータイ
ル２の集合体３を所定寸法て切断し、焼成した後、金型
４の各突条１３，１５によつてこの集合体３に形成され
た割溝１６，１７の部分に衝撃を加え、計１柵のボーダ
ータイル２を得る。
なお上記突条１３，１５の先端部形状を鋭くすることに
より、集合体３からホ】−ダータイル２を分割すること
が容易である。以上説明したように本発明は、練土を押
出してタイルを成形する成形機本体の前面に取り付けら
れ、所定形状のボーダータイルを集団的に押出す金型に
おいて、前記金型を正面視した前面に、前記ボーダータ
イルを押出す通孔を対称して設けた対称通孔群が列状を
なして連続配置され、前記各対称通孔の中央部には、前
記成形機本体内に設置されたステーによつて片持ち支持
された抜き玉の先端面が臨んでおり、前記列状配設され
た対称通孔群のうち、両端に位置する対象通孔の外側に
は練土の押出し速度調整用通孔がそれぞれ同列状に配設
されているから、一度に複数個のボーダータシルよりな
る集合体を供給することができ、集合体は軽い衝撃で個
々に分割することができるので、生産性の著しい向上が
期待てきる。また複数個のポータータイルは１個の集合
体として焼成てき、重ね焼きによるタイル同志のクツツ
キの問題もない。更には全体に亘つて練土の押出し速度
を均一にすることがてきる。要するに、ホータータイル
の非常に卓越した生産か可能となるものてある。
より、集合体３からホ】−ダータイル２を分割すること
が容易である。以上説明したように本発明は、練土を押
出してタイルを成形する成形機本体の前面に取り付けら
れ、所定形状のボーダータイルを集団的に押出す金型に
おいて、前記金型を正面視した前面に、前記ボーダータ
イルを押出す通孔を対称して設けた対称通孔群が列状を
なして連続配置され、前記各対称通孔の中央部には、前
記成形機本体内に設置されたステーによつて片持ち支持
された抜き玉の先端面が臨んでおり、前記列状配設され
た対称通孔群のうち、両端に位置する対象通孔の外側に
は練土の押出し速度調整用通孔がそれぞれ同列状に配設
されているから、一度に複数個のボーダータシルよりな
る集合体を供給することができ、集合体は軽い衝撃で個
々に分割することができるので、生産性の著しい向上が
期待てきる。また複数個のポータータイルは１個の集合
体として焼成てき、重ね焼きによるタイル同志のクツツ
キの問題もない。更には全体に亘つて練土の押出し速度
を均一にすることがてきる。要するに、ホータータイル
の非常に卓越した生産か可能となるものてある。
第１図乃至第６図は本発明に係る一実施例を示すものて
、第１図は成形機及ひ金型の正面図、第２図は成形機及
び金型の要部縦断面図、第３図は金型の各通孔を示す拡
大正面図、第４図は抜き玉の正面図、第５図は抜き玉の
要部断面側面図、第６図はホータータイルの集合体を示
す斜視図てある。 ５・・・成形機、２・・・ホーダタイル、６ａ乃至６ｅ
・・・通孔、９・・・ステー、７ａ，７ｂ・・・練土の
押出し速度調整用通孔、４・・・金型。
、第１図は成形機及ひ金型の正面図、第２図は成形機及
び金型の要部縦断面図、第３図は金型の各通孔を示す拡
大正面図、第４図は抜き玉の正面図、第５図は抜き玉の
要部断面側面図、第６図はホータータイルの集合体を示
す斜視図てある。 ５・・・成形機、２・・・ホーダタイル、６ａ乃至６ｅ
・・・通孔、９・・・ステー、７ａ，７ｂ・・・練土の
押出し速度調整用通孔、４・・・金型。
Claims (1)
- １ 練土を押出してタイルを成形する成形機本体の前面
に取付けられ、所定形状のボーダータイルを集団的に押
出す金型において、前記金型を正面視した前面に、前記
ボーダータイルを押し出す通孔を対称して設けた対称通
孔群が列状をなして連続配設され、前記各対称通孔の中
央部には、前記成形機本体内に設置されたステーによつ
て片持ち支持された抜き玉の先端面が臨んでおり、前記
列状配設された対称通孔群のうち、両端に位置する対象
通孔の外側には練土の押出し速度調整用通孔がそれぞれ
同列状に配設されていることを特徴とするボーダータイ
ル押出し用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13278482A JPS6050566B2 (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | ボ−ダ−タイル押出し用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13278482A JPS6050566B2 (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | ボ−ダ−タイル押出し用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5922706A JPS5922706A (ja) | 1984-02-06 |
| JPS6050566B2 true JPS6050566B2 (ja) | 1985-11-09 |
Family
ID=15089459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13278482A Expired JPS6050566B2 (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | ボ−ダ−タイル押出し用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050566B2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP13278482A patent/JPS6050566B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5922706A (ja) | 1984-02-06 |
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