JPS60501152A - 建材ボ−ド - Google Patents

建材ボ−ド

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JPS60501152A
JPS60501152A JP50124984A JP50124984A JPS60501152A JP S60501152 A JPS60501152 A JP S60501152A JP 50124984 A JP50124984 A JP 50124984A JP 50124984 A JP50124984 A JP 50124984A JP S60501152 A JPS60501152 A JP S60501152A
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curing
resin
acid
continuous
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JP50124984A
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チベンデイル,ジヨン・アンガス
ローレンス,ジエームズ・アルバート
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エイシ−アイ・オ−ストラリア・リミテッド
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 建材ボード 本発明は接合製品の製造に関するものであり、特に従来、加圧下で熱硬化樹脂を 用いるセルロース材料の接合により製造されている種類の接合製品の製造に関す る。
当技術分野では、紙、ウッドチップ、ウッドファイバーおよび類似物の接合樹脂 としてフェノプラスト樹脂が使用されている。フェノプラスト樹脂は比較的安価 な樹脂であり、容易に入手できる。これらフェノプラスト樹脂は、−示度のレジ リエンスと耐水性を付与する。
しかしながらフェノプラスト樹脂は熱硬化が遅く、これがフェノプラスト樹脂を 使用する方法を実質的に制限している。この硬化速度は連続生産ができぬほど遅 い。
更には、フェノプラスト樹脂はアルカリ性条件で硬化される。フェノプラスト樹 脂で接合された材料とアミノプラスト樹脂(酸性条件下で硬化する)で接合され た材料の積層物を製造すると、界面に於ける硬化条件対立のために接合が弱くな る。
本発明の一目的は、フェノプラスト樹脂の有利な諸性質を保持し、一方で前に概 記した型の不利な諸性質の効果を最小にしたフェノプラスト樹脂を用いて接合製 品を製造することである。
積層物の製造では、低分子量フェノプラスト重合物等の低分子量重合物を紙に含 浸させてベースシートにすること、および、メラミンホルムアルデヒド樹脂等の 低分2 子量アミノプラスト樹脂を紙の装飾シートに含浸させることは常法である。次に 該含浸紙を一緒にプレスして加熱し、樹脂を硬化させて層を一緒に接合する。一 般にこのプレス操作では1乃至2時間といった時間が必要であるが、この時間は −プレス開度に於けるシートの数によって異なる。一般に回分法で製品を製造す る必要がある。
本発明の一目的は、積層材料の連続製造法を提供することである。
例えば一般的な一積層方法では、フェノールホルムアルデヒド樹脂または類似物 を含浸したクラフト質紙の一層を付与する。これは積層物に強度を与える。この 層に、メラミンホルムアルデヒド、尿素ホルムアルデヒドまたはその他のアミノ プラスト樹脂等のアミノプラスト樹脂を含浸した装飾紐の紙を積層する。これら の材料を積層するためのプレスには、プレス開度内のシート数に応じて1乃至2 時間程度の時間を要するが、これは樹脂が十分な程度まで硬化するための時間で ある。一般に硬化剤が使用される。アミノプラスト樹脂の硬化は酸性条件下で最 良であり、この目的に酸供与硬化剤が使用される。
フェノプラスト樹脂および類似の縮合重金物の硬化+iアルカリ性条件下で最良 であり、そこでこの目的のために水酸化ナトリウムまたは水酸化カルシウムおよ び類似物等の酸受容体またはアルカリ性硬化剤が使用される。
酸性条件下で硬化する重合物を含浸させた紙とアルカリ性条件下で硬化する重合 物を含浸させた紙の積層物を硬化させると、諸層の界面で問題が生ずることが知 見された。すなわち、層が剥離する傾向またはふくれもしくは強度欠除等その他 の許容不能な欠点が出る傾向がある。
本発明に依れば、フェノプラスト樹脂の硬化速度を劇的に増大させることができ 、含浸前にアミノプラスト樹脂をフ・ニップラスト樹脂と混合する場合には、酸 供与硬化剤が使用される。従って、本発明は一面に於て、1種以上の連続なペー スシート材料に1種以上のフェノプラスト樹脂、1種以上のアミノプラスト樹脂 および1種以上の酸供与硬化剤の混合物を含浸させること、1種以上の連続な装 飾シート材料に1種以上の酸供与硬化剤を含有する1種以上のアミノプラスト樹 脂を含浸させること、前記の装飾シート材料と前記のペースシート材料を昇温硬 化温度で二線にプレスして前記あ樹脂を急速に硬化させ、一体の積層構造物を形 成することの諸工程を包含する積層物の連続的製造方法を提供するものである。
本明細書で使用するアミノプラスト樹脂なる用語は、アミドまたはアミノ基を含 有する化合物とアルデヒドとの反応により製造される樹脂を意味する。ホルムア ルデヒドは一般に使用されるアルデヒドである。アミドtfcはアミノ基を含有 する化合物は、一般に、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、メラミン、ジシアンジ アミド、ペンゾグアナミ/、アセトグアナミンおよび類似物等のアミン類である 。アミノプラスト樹脂が使用される理由は、通常は明色であって比較的透明なフ ィルムを形成するζとができ、そのためそれを含浸する材料の質を示し、明色の 外観を有する材料を製造するからである。しかじながら、アミノプラスト樹脂は 比較的高価であり、製品全体にそれを用いて製造すると脆くなり過ぎる。
本明細書で使用するフェノプラストなる用語は、水酸基含有化合物とアルデヒド との縮合生成物たる樹脂を意味する。ホルムアルデヒドが一般に使用されるアル デヒドであるが、所望ならばフルフラールその他のアルデヒドも使用できる。フ ェノール類が最も一般的なヒドロキシル含有化合物であり、その中にはフェノー ル、クレゾール類、キシレノール類、レゾルシノール、ナフトール類およびタン ニン類ならびにその関連物質等の天然産フェノール類が含まれる。
適当なフェノプラストおよびアミノプラスト樹脂は、いずれも本発明に使用可能 である。しかしながら大部分ノ場合、フェノールホルムアルデヒドが満足でキル フェノプラスト樹脂であり、メラミンホルムアルデヒドまたは尿素ホルムアルデ ヒドが満足できるアミノプラスト樹脂であろう。
フェノプラスト樹脂は適当ないずれかの方法にて調製されるが、触媒量のアルカ リの存在下にフェノールを過剰のホルムアルデヒドと反応させる方法が好適であ る。
メラミンホルムアルデヒド等のアミノプラスト樹脂は、水酸化ナトリウム等のア ルカリの存在下にメラミンとホルムアルデヒドを反応させることにより調製され る。ホルムアルデヒドをモルで過剰に使用することが好ましい。
フェノプラスト樹脂は種々の量のアミノプラスト樹脂とブレンドすることにより 変性される。硬化条件下では、フェノプラスト樹脂のメチロール基は、酸条件下 にあるアミノプラスト樹脂中のアミノまたCjアミド基と反応し、この反応はフ ェノプラスト樹脂の硬化速度と比較して実質的に大である。
フェノプラストとアミノプラスト樹脂の相対量は、製造物品の諸要求ならびに該 プロセスの操作速度に従って変化する。アミノプラスト樹脂100重量部当り、 約5乃至70重量部のメラミン樹脂を使用することが好ましく、20乃至55重 量部が更に好ましい。
本発明に使用される酸供与硬化剤には、例えば酸塩および遊離酸が含まれる。酸 供与硬化剤は、硬化条件下で酸を放出する化合物が好ましい。例えば、硬化温度 下でホルムアルデヒドと反応して遊離酸を放出する化合物である。
この酸は、硬化条件下で例えばpHを5未満、好ましくは約3にする弱酸である 。好適な酸塩には、アンモニア、アミン類、置換アミン類その他樹脂中のホルム アルデヒドと反応して酸成分を遊離する化学物質が含まれる。
塩は例えば塩化物、硫酸塩、酢酸塩、ギ酸塩またはスルホ/酸塩である。酸硬化 剤として特に有用な例は塩化アンモニウムである。好適な遊離酸には、安息香酸 、酢酸硬化温度に達するまで活性化されない酸供与硬化剤を使用する際には、硬 化圧力および温度を加える前のアミノプラストおよびフェノプラスト樹脂の過早 架橋を最小にすることが可能なことが了解されよう。このことは、樹脂が満足に 流動可能なこと、および、被処理紙の貯蔵寿命がより良好になることを意味する 。
従って、本発明は建材ボード製品を製造する秀れた製造方法を提供するものであ る。フェノプラスト樹脂の硬化速度は、110℃乃至2001:、好ましくは1 35℃以上、更には約170℃乃至190℃の温度および1゜乃至30 kg  7cm 2好ましくは15乃至20 kg /CnL2程度の圧力で、30乃至 80秒間に改善される。所望により硬化時間を更に減少させる場合または別法と して更に低樹脂混合物と相溶する酸供与触媒を使用し、酸供与体の触媒作用を受 けた樹脂を含有する製品に積層してもよい。
本発明の一つの積層紙は、約25乃至50重量%の樹脂を含有する。より高い積 層圧力を使用する際には、この量は約25%まで減少する。この含浸紙を当技術 分野で既知の他の支持材料と積層すると商業的装飾積層物となる。硬化時間が短 かい点から、当技術分野で既知の装置を用いる積層製品の連続製造が可能である 。積層物の厚みは、例えば0.3乃至2.0+mといった程度である。
本発明は、ファイバーボード、クーチクルボードおよび類似製品の製造方法にも 関する。ファイバーボードおよびパーチクルボードの製造には、セルロース材料 の接合用に尿素ホルムアルデヒド樹脂および類似の樹脂が使用されている。使用 樹脂の欠点には、耐水性が低いこと、加水分解傾向があって高湿度条件ではボー ドの破壊を惹起することがある。また、一定期間にわたってボードからホルムア ルデヒドが遊離することもあり、用途によってはボードを不満足なものにする臭 気の原因となる。
本発明に依る樹脂混合物を使用することにより、前記の諸欠点を最小にできるこ とが見出された。この面で本発明は、セルロース材料粒子を1種以上のフェノプ ラスト樹脂、1種以上のアミノプラスト樹脂および酸供与体硬化剤からなる接合 樹脂混合物と混合する工程、および、前記の粒子材料を昇温硬化温度でプレスし て前記の樹脂を急速に硬化させ、前記の粒状セルロース材料を接合する工程を包 含する建材ボード材料の製造方法を提供するものである。前記のフェノプラスト 樹脂はいずれも、本発明のこの面に従って使用される。本発明のこの面では、酸 供与体硬化剤は、常温・常圧で実質的に活性を有さす、混合物に施こす昇温硬化 温度で活性化される型のものから選択されることが好ましい。前記の弱酸および 酸塩が本目的に有用である。
ウッドチップまたはウッドファイバーの粒子は、これを−バツチ混合物重量で約 7乃至18%、好ましくは9乃至髭2%量の樹脂で先ず被覆するのが好適である 。それらは、約130℃乃至200℃の温度でプレスに供給翫 される。初期圧力は10乃至60に9/cIn2である。粒塊が固まるにつれて 加圧プラテン間の圧力は減少する。所望の最終用途に従って選択される所望ボー ド厚みで、プラテンを離す工程も付与される。プレス内の滞留時間は10分未満 である。プレスは回分プレスでも、あるいは適当な時間にわたり加圧下硬化状態 にあるよう調節された連続プレスでも可である。
本発明の別の面に従って、セルロース接合材料の装飾ボードを製造する新規かつ 改善された方法が提供される。
本発明のこの面により、本発明にて製造される建材ボードが使用される。別法と して、当技術分野で既知の技術で製造された建材ボードも使用される。すなわち 、尿素ホルムアルデヒドまたは類似の樹脂を用いて建材ボードを製造できる。本 発明のこの面で、1種以上の連続なベースシート材料に1穫以上のフェノプラス ト樹脂、1種以上のアミノプラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤の混合 物を含浸させる工程および前記のベースシート材料と建材ボード材料を昇温硬化 温度で一緒にプレスする工程を包含する積層物の連続的製造方法を提供する。
所望ならば装飾層も付与される。斯くて1種以上の連続な装飾シート材料に、酸 供与体硬化剤を含有する1種以上のアミノプラスト樹脂を含探し、硬化前に該ベ ースシート材料上に貼付ける。
本発明のこの面に従って、前記の型の適当なフェノプラスト樹脂およびアミノプ ラスト樹脂なら、いずれも使用することができる。同様にして、通常条件下では 実質的に活性でなく、硬化条件下で活性化して遊離酸乞製造するような当技術分 野で既知の過当な酸供与体硬化剤は、いずれも使用可能である。
建材ボードの各側に装飾層を積層することが好ましい。
クラフト紙および装飾紙は、前の紙積層物の調製に関する参考文献に記載のよう に含浸され、一般に120秒未満の時間で10乃至30/#/cIn”、好まし くは15乃至25権/cIIL”の圧力、好ましくは150℃乃至200℃の温 度で、ボードにプレスされる。当業者には、加工ならびに製造製品の各種要求に 従って、パラメーターが変更されることが了解されよう。
本発明を以下の実施例で更に説明する。これら実施例に記される詳部は、本発明 を制限するものと解されては以下のものを混合してフェノール樹脂を調製した。
37%ホルムアルデヒド 1900リットル88%フェノール 1380リツト ル 水酸化ナトリウム 13皓 該混合物を85℃の温度で2時間加熱して冷却し、水で固形分50重量%に調整 した。
メラミンホルムアルデヒド樹脂は、以下のものを混合して調製した。
10 37%ホルムアルデヒ)” 13651Jツトル水酸化ナトリウムでpHを9に メラミン 1301g 該混合物を95℃に加熱した。約13A時間後に反応を断続して180リツトル のエチルアルコールを添加し、水で固形分を50重量%に調整した。
フェノールホルムアルデヒド樹脂100重量部をメラミンホルムアルデヒド樹脂 50重量部と混合した。塩化アンモニウムを25%水溶液として約3重量係の量 で添加した。この樹脂混合物を、ヴイツ(Vitg)含浸機で215グラムの連 続クラフト紙に樹脂含量42%まで含浸させた。
メラミンホルムアルデヒドと酸供与体硬化剤の塩化アンモニウムを使用して80 乃至130グラムの連続な装飾紙を樹脂含量65%まで含浸させた。
これらの紙を連続ラミネーターにて圧力15 kg / crn 2および温度 185℃で一緒にした。吐出速度を6乃至8メ一トル/分に調整して0.6乃至 0.8mmの積層物を製造した。
製品の強度、諸特性および外観は満足できるものであった。この樹脂のストロー クキュアは20秒未満であった。
本実施例を繰返して種々の硬化温度に於けるストロークキュアを測足した。図1 にその結果を示す。
種々の量のメラミン樹脂および種々の量の硬化剤を用いて本実施例を繰返しだ。
図2は、硬化剤の量を変え、メラミン樹脂含量を50重量%、25重量嘱、10 重量%およびフェノールホルムアルデヒド樹脂単独の場合のストロークキュア速 度(秒)を示す。硬化温度は135℃であった。
従って本発明に依れば、フェノール樹脂の硬化速度は、通常は約15乃至30分 間程度であるのが、80秒未満になる。すなわち、連続プレスで積層することが 可能である。ペース層と装飾層は適合性がある。使用した酸供与体硬化剤は、含 浸紙が加熱されるまで活性化されず、過早硬化を回避し、かつ、紙の適正な浸透 を確実にして紙を接合する。
実施例2 215グラムのクラフト紙に実施例1の樹脂混合物を含浸させた。該含浸紙を標 準パーチクルボードのコア上に配置させた。
装飾紙に実施例1のようにメラミンホルムアルデヒド樹脂と硬化剤を含浸させ、 これをクラフト紙層上に置いた。
積層物を20IC97Cm2.170℃で80秒間プレスした。
外観は非常に平滑であった。クラフト紙層を使用せずに実験を繰り返した。表面 に不規則性があることが認められた。
試料の各々を更なる時間にわたって水I気処理した。
4ラフト紙層を有さぬボードには、15分後にチップの2 膨潤による凹凸の徴候が認められた。クラフト紙層を有するボードには、更に1 5分間にわたり連続水蒸気処理しても、これ等の徴候は認められなかった。
実施例3 加工ウッドチップを用いてパーチクルボードを製造した。接合剤として実施例1 のフェノールホルムアルデヒド樹脂100重量部と実施例1のメラミンホルムア ルデヒド樹脂50重量部を用いた。0.4重量%の塩化アンモニウムを硬化剤と して添加した。ボード厚みは18mmにして、9重量%の樹脂混合物をコア内に 含有させ、12チを表面に含有させた。
該ボードを150℃で種々の時間にわたりプレスし、内部接合強度を試験した。
該ボードを水中でz時間にわたり沸騰させ、その効果を観察した。結果を、標準 尿素ホルムアルデヒド樹脂を用いて製造した類似のボードと比較した。
標準尿素 6分間 0.45 <2% 標準尿素 9分間 0.48 <2% フェノール/メラミン 6分間 0.43 39%フェノール/メラミン 9分 間 0.52 45%フェノール/メラミン 12分間 α54 46%3 ドが得られた。
実施例4 実施例1のフェノールホルムアルデヒド樹脂100 重量部と実施例1のメラミ ンホルムアルデヒド樹脂50重量部を含浸させたウッドファイバーを用いて、同 様な試験を実施しだ。この樹脂混合物を11重量%使用した。
このボードを170℃で各時間にわたってプレスし、水中で2時間沸騰させた。
標準尿素(11%) 6 分間 %時間で剥離標準尿素(11%)6.5分間  z時間で剥離標準尿素(11%) 7 分間 %時間で剥離フェノール/メラミ ン 6 分間 115%膨潤フエノーノVメラミン 6.5分間 93%膨潤フ ェノール/メラミン 7 分間 75%膨潤フェノール/メラミン 8 分間  88%膨潤フェノール/メラミン 9 分間 90%膨潤すなわち、フェノール メラミンホルムアルデヒド樹脂の最適処理時間は7分間であった。このフェノー ル/メラミンブレンド物は、耐水性付与の点で標準尿素樹脂よりも著るしく秀れ ていた。
実施例5 実施例4のフェノール/メラミンホルムアルデヒド樹脂混合物を用いてウッドチ ップを接合した。硬化剤として飽和塩化アンモニウム1×チを使用した。製品の 厚み14 は16+nmであった。コア内の樹脂の量は9%であり、表面層に於けるそれは 12%であった。該混合物を155℃で各時間にわたりプレスし、尿素ホルムア ルデヒドで接合した類似製品と比較した。
密度(lc9/m’) 680 690 690 700強さくMPα) 18 .9 21.6 22.9 20膨潤率%(2時間) 2.2 2.5 1.3  剥離吸収率 %(2時間) 13.8 10.4 10.1 18湿分% 9 .2 8.7 al 7.4実施例6 メラミンホルムアルデヒド樹脂の代りに尿素ホルムアルデヒド樹脂を用いて実施 例1を繰返しだ。フェノールホルムアルデヒド樹脂100部と、尿素ホルムアル デヒド樹脂を50部、25部、10部および0部含有する混合物に関し、ストロ ークキュアを測定した。硬化温度は135℃で、硬化剤の25%塩化アンモニウ ムは各種量使用した。結果を図3に示す。これらの結果は、尿素ホルムアルデヒ ド樹脂がアミノプラスト樹脂として満足に使用できるものであり、酸条件下でフ ェノールホルムアルデヒド樹脂を急速に硬化させることを示している。
成および配列に多数の修正、変更ならびに付加が可能なることは了解されるであ ろう。
−7積111RGO−591152(7)手続補正書 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 = PCT/AU 84100050 2、発明の名称 建材ボード 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名 称 エイシーアイ・オーストラリア・リミテッド4代理人 5、補正の対象 明細書の〔特許請求の範囲〕と〔発明の詳細な説明〕の欄(別紙) (1)〔請求の範囲〕を下記のとうシに補正する。
1”1.1種以上のベースシート材料に、1種以上のフェノプラスト樹脂、1種 以上のアミノシラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤の混合物を含浸させ る工程、 1種以上の連続な装飾シート材料に、1種以上の酸供与体硬化剤を含有する1種 以上のアミノプラスト樹脂を含浸させる工程、 前記の装飾シート材料および前記のベースシート材料を昇温硬化温度でプレスし て前記の樹脂を急速に硬化させ、一体の積層構造物を形成する工程を包含する積 層物の連続的製造方法。
2.1種以上の連続なば−スシート材料に、1種以上のフェノプラスト樹脂、1 種以上のアミノプラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤を含浸させる工程 、および 前記のば一スシート材料と形成された建材ポードヲ昇温硬化温度でプレスして前 記の樹脂を急速に硬化させて、前記のベースシート材料を前記の建材ボードに接 合させる工程 を包含する積層された建材ボードの製造方法。
3.1種以上の連続な装飾シート材料に、1種以上の酸供与体硬化剤を含有する 1種以上のアミノプラスト樹脂を含浸させる工程1、および前記のプレス前に前 記の装飾シートを前記ベースシート上に貼り付ける工程を包含する請求の範囲第 2項に記載の方法。
4、粒状セルロース材料を、1種以上のフェノプラスト樹脂、1種以上のアミノ プラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤からなる接合樹脂混合物と混合す る工程、および、前記の粒状材料を昇温硬化温度でプレスして前記の樹脂を急速 に硬化させ、前記の粒状セルロース材料を接合させる工程 を包含する建材ボードの製造方法。
5、前記のフェノプラスト樹脂が、ホルムアルデヒドトフェノール、レゾルシノ ール、レゾール、キシレノールおよびナフトールの1種以上との反応生成物から なる群から選択される請求の範囲第1項〜第4項のいずれかの項に記載の方法。
6.同一もしくは相異なる前記のアミノプラスト樹脂がホルムアルデヒド9とメ ラミン、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、ジシアンジアミド、ベンゾグアナミン およびアセトグアナミンの1種以上との反応生成物からなる群から選択される請 求の範囲第1項〜第5項のいずれかの項に記載の方法。
7、前記の酸供与体硬化剤が、前記の昇温硬化温度で活性化して遊離酸を放出で きる硬化剤である請求の範囲第1項〜第6項のいずれかの項に記載の方法。
8、前記の硬化剤が、前記の昇温硬化温度でホルムアルデヒドと反応して遊離酸 を放出するような酸塩である請求の範囲第7項に記載の方法。
9、前記の硬化剤が、アンモニア、アミンまたは置換アミンの酸塩である請求の 範囲第8項に記載の方法。
10、前記の硬化剤が弱酸である請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載 の方法。
11、前記の硬化剤が、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウ ム、ギ酸アンモニウムあるいはスルホン酸アンモニウム、またはトリエタノール アミン、ジェタノールアミン、モノエタノールアミン、モルホリン、グアニジン あるいはメラミンの同様な塩、安息香酸゛、または酢酸からなる群から選択され る請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の方法。
12.5未満のpHで硬化させる請求の範囲第1項〜第11項のいずれかの項に 記載の方法。
13、 pH約3で硬化させる請求の範囲第12項に記載の方法。
14、前記の装飾シート材料および/または前記のベースシート基材が連続した 紙シートである請求の範囲第1項に記載の方法。
15、前記の連続な紙シートがクラフト紙シートである請求の範囲第14項に記 載の方法。
16、゛前記の硬(1,温度が135乃至200 trである請求の範囲第14 項または請求の範囲第15項に記載の方法。
17、前記の硬化温度が170乃至190Cである請求の範囲第16項に記載の 方法。
18、硬化時圧力が10乃至30 kg/−である請求の範囲第14項乃至第1 7項のいずれかに記載の方法。
19、硬化時圧力が15乃至20kg/−である請求の範囲第18項に記載の方 法。
20、 20乃至55重量%の樹脂を前記の材料に含浸させる請求の範囲第14 項乃至第19項のいずれかに記載の方法。
21、積層物の厚みが0.3乃至2.0龍である請求の範囲第14項乃至第20 項のいずれかに記載の方法。
22、連続なは−スシートおよび場合により装飾シートラ、前記の建材ボート9 の1面または両面に積層させる請求の範囲第2項または第3項に記°載の方法。
23、 150乃室2oocの温度で硬化させる請求の範囲第22項に記載の方 法。
24、10乃至30kg/−の圧力で硬化させる請求の範囲第22項または第2 3項に記載の方法。
25、15乃至25kg/−の圧力で硬化させる請求の範囲第24項に記載の方 法。
26、 120秒未満の時間にわたり硬化させる請求の範囲第22項乃至第25 項のいずれかに記載の方法。
27、前記の硬化温度が135乃至2001Z’である請求の範囲第4項に記載 の方法。
28、硬化圧力が10乃至60kg/−である請求の範囲第7項に記載の方法。
29、硬化時にボードが圧縮されるにつれて硬化圧力が次第に減少する請求の範 囲第28項に記載の方法。
30、10分未満の時間にわたり前記の硬化を実施する請求の範囲第27項に記 載の方法。
31、連続法にて前記の硬化を実施する請求の範囲第27項に記載の方法。」 t「44%ホルムアルデヒド1に補正する。
(3)明細書10頁1行の「37%ホルムアルデヒド」を「44%ホルムアルデ ヒド」に補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 本発明を定める請求の範囲は以下の通りである。 1.1種以上のベースシート材料に、1種以上のフェノプラスト樹脂、1種以上 のアミノプラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤の混合物を含浸させる工 程、1種以上の連続な装飾シート材料に、1種以上の酸供与体硬化剤を含有する 1種以上のアミノプラスト樹脂を含浸させる工程、 前記の装飾シート材料および前記のベースシート材料を昇温硬化温度でプレスし て前記の樹脂を急速に硬化させ、一体の積層構造物を形成する工程を包含する積 層物の連続的製造方法。 2.1種以上の連続なベースシート材料に、1種以上のフェノプラスト樹脂、1 種以上のアミノプラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤を含浸させる工程 、および 前記のベースシート材料と形成された建材ボードな昇温硬化温度でプレスして前 記の樹脂を急速に硬化させて、前記のベースシート材料を前記の建材ボードに接 合させる工程 を包含する積層された建材ボードの製造方法。 3.1種以上の連続な装飾シート材料に、1種以上の酸供与体硬化剤を含有する 1種以上のアミノプラスト樹脂を含浸させる工程、および前記のプレス前に前記 の装飾シートを前記ベースシート上に貼り付ける工程を包含す7 る請求の範囲第2項に記載の方法。 4、粒状セルロース材料を、1種以上のフェノプラスト樹脂、1種以上のアミノ プラスト樹脂および1種以上の酸供与体硬化剤からなる接合樹脂混合物と混合す る工程、および、前記の粒状材料を昇温硬化温度でプレスして前記の樹脂を急速 に硬化させ、前記の粒状セルロース材料を接合させる工程 を包含する建材ボードの製造方法。 5、前記のフェノプラスト樹脂が、ホルムアルデヒドとフェノール、レゾルシノ ール、レゾール、キシレノールおよびナフトールの1種以上との反応生成物から なる群から選択される前記の請求の範囲のいずれかの項に記載の方法。 6、同一もしくは相異なる前記のアミノプラスト樹脂が、ホルムアルデヒドとメ ラミン、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、ジシアンジアミド、ベンゾグアナミン およびアセトグアナミンの1種以上との反応生成物からなる群から選択される前 記の請求の範囲のいずれかの項に記載の方法。 7、前記の酸供与体硬化剤が、前記の昇温硬化温度で活性化して遊離酸を放出で きる硬化剤である前記の請求の範囲のいずれかの項に記載の方法。 8、前記の硬化剤が、前記の昇温硬化温度でホルムアルデヒドと反応して遊離酸 を放出するような酸塩である請求の範囲第7項に記載の方法。 l8 9.前記の硬化剤が、アンモニア、アミン丑たは置換アミンの酸塩である請求の 範囲第8漬に記載の方法。 叫、前記の硬化剤が弱酸である請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の 方法。 刀、前記の硬化剤が、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウム 、ギ酸アンモニウムあるいはスルホン酸アンモニウム、またはトリエタノールア ミン、ジェタノールアミン、モノエタノールアミン、モルホリン、グアニジンあ るいはメラミンの同様な塩、安息香酸、または酢酸からなる群から選択される請 求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の方法。 12.5未満のpHで硬化させる前記請求の範囲のいずれかの項に記載の方法。 13、73H約3で硬化させる請求の範囲第12項に記載の方法。 14、前記の装飾シート材料および/または前記のベースシート基材が連続した 紙シートである請求の範囲第1項に記載の方法。 15、前記の連続な紙シートがクラフト紙シートである請求の範囲第14項に記 載の方法。 1G 前記の硬化温度が135乃至200℃である請求の範囲第14項または請 求の範囲第15項に記載の方法。 1z 前記の硬化温度が170乃至190℃である請求の範囲第16項に記載の 方法。 18、硬化時圧力が10乃至30 kg /CIrL2、特許請求の範囲第14 項乃至第17項のいずれかに記載の方法。 1q硬化時圧力が15乃至20に97am2、特許請求の範囲第18項に記載の 方法。 2020乃至55重量ヂの樹脂を前記の材料に含浸させる請求の範囲第14項乃 至第19項のいずれかに記載の方法。 2L 積層物の厚みが0.3乃至2.0mmである請求の範囲第14項乃至第2 0項のいずれかに記載の方法。 22、連続なベースシートおよび場合により装飾シートを、前記の建材ボードの 1面または両面に積層させる請求の範囲第2項または第3項およびそれらに従属 しだいずれかの項に記載の方法。 23150乃至200℃の温度で硬化させる請求の範囲第22項に記載の方法。 24.10乃至301c9/σ2の圧力で硬化させる請求の範囲第22項または 第23項に記載の方法。 25.15乃至25kg/c1n2の圧力で硬化させる請求の範囲第24項に記 載の方法。 26.120秒未満の時間にわたり硬化させる請求の範囲第22項乃至第25項 のいずれかに記載の方法。 2z 前記の硬化温度が135乃至200℃である請求の範囲第4項まだはそれ に関連したいずれかの項に記載の方法。 部、硬化圧力が10乃至60に97cm2、特許請求の範囲第7項に記載の方法 。 2〇 四、硬化時にボードが圧縮されるにつれて硬化圧力が次第に減少する請求の範囲 第28項に記載の方法。 30.10分未満の時間にわたり前記の硬化を実施する請求の範囲第27項に記 載の方法。 31、連続法にて前記の硬化を実施する請求の範囲第27項に記載の方法。 32、実質的に実施例のいずれかに記載のようにボード材料を製造する方法。 お、前記の請求の範囲のいずれかの項に記載の方法により製造されるボード。 34、請求の範囲第1項およびそれに関連したいずれかの項に記載の方法により 製造される積層紙構成物。
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