JPS60500776A - 動物又は植物材料の乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動物又は植物材料の乾燥装置 この発明は動物又は植物材料を乾燥させるための装置に関し、２段階又は多数段 階の熱処理のための装置、好ましくは、材料の連続的熱処理のための別個の複数 の装置から構成される装置に関する。

産業の様々な分野では、最初の熱処理装置からの廃熱−再圧縮された排出蒸気の 形をとる−を、後続の熱処理装置内で使用することが良く知られている。公知の ′方法においてそれらの廃熱は一般に第１の装置からキャリーオーバーされた不 純物を含む排気ガス又は不純物を含む工程中の排出蒸気の形で使用され、従って 、かような既知の第２の熱媒、すなわち、第１の熱処理装置からの排出蒸気又は 排気ガスは、不純物を含む結果として、圧縮機及び前記後続の熱処理装置を成す 残余の処理装置に対して、高度な材料技術への対応を余儀なくさせる。これらの 高度な対応には、必然的に複雑で、高価な装置を伴うこととなる。

本発明による装置の主な目的は、圧縮機及び使用されるその他の装置を簡単で、 且つ廉価なものとし得る可能性を獲得することにある。

本発明による装置の特徴は、第１の熱処理装置に続く、第２の熱処理装置におい て使用される熱媒が、閉回路内を循環する汚染されていない水／蒸気から成り、 すなわち、この閉回路は第１装置の熱媒及び第２装置の処理材料から分離され、 第１装置からの排気ガス／排出蒸気から熱源が供給され、第２装置内の加熱面を 介して熱交換面へ戻される該熱交換面から延びる回路と、前記閉回路が、それ自 体は公知の手段により閉回路の熱媒を第２の装置の加熱面に供給する前に、該熱 媒を作用蒸気圧に迄上昇せしめる、１又は２息上の蒸気圧縮機を含むことにある 。

本発明に従った使用によれば、汚染されてし）なし）水を基礎とする閉回路内を 循環する第２の熱媒回路は、第１の熱処理装置からの排出蒸気又は排気ガス内の 不純物による問題が回避され、それによって慣用的な構造材料、例えば軟鋼から 成る器具が第２の装置内で使用可能となる。すなわち、前記構造材料の腐蝕は、 それぞれ汚染されていない水又は水蒸気に対して露出しているにすぎない表面に おいては回避されることになる。加えて、工程に関連した弊害、すなわち、キャ リーオーバーされる微片、キャリーオーバーされる汚染された流体のしずく、浮 遊物層及びこれらの類似物に起因する弊害が回避される。

たとえ、本装置が閉回路内のポンプ及び圧縮機の作動のための余分なエネルギー を要求するとしても、前記閉回路で汚染されていない水／蒸気を使用する有利さ を考慮するとき作業上、経済上好まし゛い結果を獲得できる。

本発明は、本発明に従った工程図を示す添附の図面に沿って以下の記載により更 に説明される。

本発明による装置は、添附の図面において、実例で説明されるように、２つの熱 処理装置１及び２から構成される装置１内で処理されるべき材料用の供給管３と 、装置１と排出管５を備える材料のための装置２の間に設けた材料用の移送管４ が破線によって、それぞれ示されている。仮に必要があれば、装置２に連続して 、あるいは装置１に連続して１又は複数の付加的な装置（図示せず）を設けても よい。装置２及び設置可能な他の複数の装置は装置１からの廃熱によって材料又 は後者の一部の加熱を行う。

装置１からの排気ガス又は排出蒸気あるいは排気ガス及び排出蒸気の混合物用の 導管６が実施例において図示され、この導管６は上記ガス／蒸気を熱交換器８内 の一部ダクト７を介して、図示せざる回収部へ至る排出管９へ導く。

熱交換器８は二次ダクト１０を有し、このダクト１゜は、汚染されていない水／ 水蒸気のための独立の閉回路中に含まれ、この水／水蒸気は、熱交換器８におい て、−次側のガス／蒸気の廃熱ダクトから熱が供給される。

熱交換器８内の二次ダクト１０からは、導管１１が延び、この導管１１に調節バ ルブ１２が介設され、そして、熱交換器内で加熱された水がフラッシュタンク１ ３の上部へ供給される。フラッシュタンク１３の底部からは戻り管１４が延び、 ポンプ１５を経て、熱交換器１８内の二次ダクト１０へ戻り、その結果タンク１ ３から熱交換ダクト１０への水の反覆循環によって、前記循環する水の温度は上 昇する。フラッシュタンクの上部からζよ水蒸気が外部へ抜き取られ、導管１６ を経て、圧縮機１７に至り、この圧縮機１７が水蒸気の圧力を１．５バール（絶 対圧）以下から作用蒸気圧にまで高める。

熱処理装置１と熱交換器間の導管乙における排気ガスの温度は、０．８から１． ５バールの圧力で８０℃から１００℃の間とする（熱処理装置１内で乾燥する媒 体により左右される）。これに相応してフラッシュタンク１３と圧縮機間の導管 １６においては６０℃から１００℃の間の温度で０．２バールから１バールの圧 力とする。圧縮機１７と第２の熱処理装置２間の導管１８においては、圧縮機の 仕様及び台数に依存するが、１．０バールから４．０バールの圧力となっている 。

作用蒸気圧における水蒸気ζよ、このように圧縮機から導管１８を経て、熱処理 装置２へ導かれ−未だ水蒸気は閉回路内にある一装置２を通って後者から排出蒸 気及び凝縮物の形態で外方へ出て、導管１９を経てタンク１３に戻る。・熱媒の 閉回路、すなわち汚染されていない水及び蒸気がそれぞれ循環する閉回路によっ て、導管１１．１４．１６．１８．１９またバルブ１２、タンク１３、ポンプ１ ５、圧縮機１７は慣用的な構造材料（例えば軟鋼）により製造が可能である。一 方、熱交換器８及び装置２における金属又は接触面は、それぞれ−次ダクト７内 での熱媒との接触及び装置２内で熱処理される材料との接触に関して特殊な構造 とすることも出来る。

２０は通気管でこの通気管２０に（よ通気バルブ２１が結合されており、本装置 の二次熱媒回路の換気のためのものである。

ＦＩＧ。

市

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 動物又は植物材料の乾燥装置であって、２段階又は多数段階の熱処理装置、好ま しくは、材料の連続的熱処理のため別々の装置１，２から構成される装置であっ て、第１の熱処理装置に続く、第２の熱処理装置において使用される熱媒が、閉 回路内を循環する汚染されていない水／蒸気から成り、すなわち、この閉回路は 第１装置の熱媒及び第２装置の処理材料から分離され、第１装廣からの排気ガス ／排出蒸気から熱源が供給され、第２装置内の加熱面を介して熱交換面へ戻され る該熱交換面から延びる回路と、 前記閉回路が、それ自体は公知の手段により、閉回路の熱媒を第２の装置の加熱 面に供給する前に該熱媒を作用蒸気圧に迄上昇せしめる、１又は２以上の蒸気圧 縮機を含むことを特徴とする。