JPS6049779A - 冷凍用お好み焼の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷凍用お好み焼場の製造方法に関するもので
ある。

本発明は、パケットが無端環状に連結されてなるバケッ
トコンベヤで、お好み焼材料を収容する容器を移送する
工程と、該バケットコンベヤに沿って該コンベヤの進行
方向に沿って設けられた容器供給装置にて前記パケット
に容器を供給する工程と、お好み焼材料を充填する充填
装置にてパケット上の容器にお好み焼材料を充填する工
程と、円弧状押圧板及び（又は）平板状の抑圧板で、容
器に入ったお好み焼材料を、特に容器の周縁側に至るに
従って容器内に低く入り且つ中央部が丸く盛り上がった
状態となし、さらに前工程において中央が丸く盛り上が
った状態になしたお好み焼材料を、次に略々密に且つ平
坦にする工程と、シール装置にてお好み焼材料が入った
容器に蓋材をシールする工程とからなることを特徴とし
、冷凍のお好み焼を人手を殆どかけずに、能率よく、し
かも各製品において製品ムラが無く均質に製造すること
ができるお好み焼の製造方法を提供せんとするものであ
る。

以下、本発明を図面に示した実施例に従って詳細に説明
する。

第１図は本発明の一実施例たるお好み焼の製造方法を利
用した製造装置の概略的正面図で、第２図はその側面図
である。

機台（１）の長手方向には、パケット（２）が無端環状
に連結されてなるバケットコンベヤ（３）が設けられ、
該バケットコンベヤ（３）の流れに沿って、前記パケッ
ト（２）にお好み焼材料を入れる容器を供給する容器自
動供給装置（４）、パケット上の容器にお好み焼材料を
充填するお好み焼材料充填装置（５）、お好み焼材料が
入った容器（１０１）に、蓋材をシールするシール装置
（７）が順次設けられている。

バケットコンベヤ（３）は、平面方形でその中央に凹部
（２′）が設けられたパケット（２）を順次チェーン（
８）で連結してなり、ドライビング車の回転に伴い、機
台（１）のレール上を）＜ケラト（２）の−辺の長さ分
だけ間欠的に進行するように形成されている。なお、こ
のスピードは適宜可変できるように形成されている。

そして、該バケットコンベヤ（３）は、適宜な張力で引
伸し張っておくために、機台（１）の前後端に設けられ
た緊張装置（９）により前後に引伸されており、チェー
ン張ハンドル（１０）を回転することによりその張力を
変更できる。

容器自動供給装置（４）は、第１図で示す如く、容器自
動供給部（１１）と真空吸引部（１２）とよりなり、容
器自動供給部（１１）に多数積載された容器（１０１’
）を１コずつ真空吸引部（１２）により真空吸引して引
き落とし、前記バケ・ノ１−コンベヤ（３）のバケソＩ
−（２）に設けられた凹部（２′）内に嵌装し得るよう
に形成されている。真空吸引部（１２）は、真空吸引源
たるブロア（１３）と吸込口（１４）との間に、可撓管
（１５）が連結され、且つ吸込口（１４）には、吸引弁
（１６）が設けられて間欠的に吸引動作を繰り返すよう
に形成してなる。

なお、ここで容器（１０１）について説明すると、容器
（１０１）は、第３図で示す如く、平面丸型の浅い皿状
で収容部（１０２）の上部開口部の周囲につば部（１０
３）が周設されてなり、厚さ０．２１１１ないし０．５
鶴のポリプロピレン等の熱可塑性のプラスチックで形成
されている。

お好み焼材料充填装置（５）は、円錐状のホッパ部（１
７）と、該ホッパ部（１７）の下部に付着されたノズル
部（１８）とよりなり、ホッパ部（１７）内にお好み焼
材料が貯えられ、パケットコンベヤ（３）のパケット（
２）が進行して空の容器（１０１）がノズル部（１８）
の直下に達するとピストン式のポンプで一定量がノズル
部（１８）に圧出され、該ノズル部（１８）が開口して
お好み焼材料がノズル部（１８）から容器（１０１）内
に充填される。

お好み焼材料は、牛肉、豚肉、鶏肉、海老、烏賊、蛸、
かき等の肉及び魚貝類、葱、キャベツ等の野菜類、化学
調味料、卵等を小麦粉及び水で適当に混練してなる。

シール装置（７）は、バケットコンベヤ（３）のパケッ
ト（２）内に、嵌装された容器（１０１）の開口部（１
０４）をポリプロピレン等のプラスチック製シート又は
フィルムからなるフィルム蓋（１０５）で容器（１０１
）をシールする装置であり、フィルム蓋の素材たる中広
で長尺状の蓋材（２６）を順次移送する蓋材供給装置（
２７）と、容器（１０１）に蓋材（２６）を溶着するシ
ール盤（２８）と、容器（１０１）の開口部（１０４）
に溶着された蓋材（２６）の不必要な部分を切取り、所
定形状のフィルム蓋（１０５）のみを容器（１，０１＞
　の開口部（１０４）に残すトリミング盤（２９）と蓋
材（２６）を容器（１０１）に溶着する前に、蓋材（２
６）の上から容器（１０１）に向けて蓋材（２６）を押
圧する。

蓋材供給装置（２７）は、ロール状の蓋材（２６）が捲
装された蓋材ザポー）　（３０）より、蓋材（２６）を
引出し、巻き取りロール（３１）に巻き取られるように
形成されてなる。

かかる蓋材供給装置（２７）により順次移送される蓋材
（２６）は、蓋材（２６）の進行方向を変えるガイドロ
ーラ（３２）　−を経て、バケットコンベヤ（３）と、
同期し且つ一定距離（わずかの間隙）をおいて平行して
進むように形成されている。

シール盤（２８）は、バケット（２）が直下に達すると
下降し、シール盤（２８）の円面に装着されたヒータに
て、容器（１０１）の開口部周縁に形成されたつば部（
１０３）に蓋材（２６）を溶着するように形成されてい
る。

トリミング盤（２９）は、巾広で長尺状の蓋材（２６）
の不要な部分、すなわち容器（１０１）のっぽ部（１０
３）よりはみ出した部分を除去すべく、シール盤（２８
）に隣接して設けられている。

そして、容器（１０１）がトリミング盤（２９）の下に
達すると、トリミング盤（２９）が下降し、トリミング
盤（２９）の刃で容器（１０１）のっぽ部（１０３）の
外周縁に沿って蓋材（２６）を円形に切取り、フィルム
蓋（１０５’）部分のみを容器（１，０１）に残し、蓋
材（２６）の不要な部分は、巻き取りロール（３１）に
巻き取られるように構成されている。

なお、バケットコンベヤ（３）が、下方に折れ曲がる部
分には、排出つき出しシリンダ（３３）が設けられ、バ
ケット（２）の裏面よりバケット（２）の凹部（２′）
の中央部分に穿設された貫通孔から該シリンダ（３３）
の口・ノドにて、容器（１０１）をバケット（２）から
押し出すように形成されている。

そして、該排出つき出しシリンダ（３３）で押し出され
た容器（１０１）が搬送コンベヤ（３５）上に載るよう
に、へケ・ノドコンベヤ（３）の最寒冬端Ｇこ排出ガイ
ド板（３４）が添設されている。

次に、本お好み焼製造装置により冷凍お好み焼を製造す
る方法について説明する。

まず、機台（１）を適宜な場所に移動して、所定の位置
でアンカーポル）　（３６）を延伸して機台（１）を固
定する。

次に、容器自動供給装置（４）に、容器（１０１）を装
填し、且つ、お好み焼材料充填装置（５）のホッパ部（
１７）内に前進したお好み焼材料を、たとえばバケット
エレベータ（３７）にて入れる。

次に、電気制御盤（３８）等を操作して本製造装置を作
動させると、容器自動供給装置（４）の具空吸引部（１
２）の吸引力により容器自動供給装置（４）から１コず
つ容器（１０１）がバケットコンベヤ（３）のバケット
（２）内に装填される。

そして、容器（１０１）が装填されたバケット（２）は
、チェーン（８）の回転により間欠的に進み、お好み焼
材料充填装置（５）の直下に達すると、該充填装置（５
）によりバケット（２）内にお好み焼材料を完膚する。

充填されると、バケット（２）は更に次に間欠的に進行
するが、お好み焼材料はあたかも硬い粘土を絞り出した
ように容器（１０１）内においてうずたかく積もった状
態となり、強制的に押圧しなければならないため、シー
ル装置（７）に至る前に、第４図ないし第６図に示す如
く、お好み焼材料充填装置（５）とシール装置（７）と
の間の押圧部位（６）の場所において、円弧状押圧板（
１９）及び平板状押圧板（２０）にて容器（１０１）に
お好み焼材料を密に且つ平坦に押圧して入れる。すなわ
ち、押圧工程の位置に、お好み焼材料入りの容器（１０
１）が達すると、円弧状抑圧板（１９）にて、お好み焼
材料を容器（１０１）の周縁側に至るに従って容器（１
０１）内に低く入り且つ中央部が丸く盛り上がった状態
に押入し、かかる前工程において中央が丸く盛り上がっ
た状態になしたお好み焼材料を、次に略々密に且つ平坦
にすべく、平板状押圧板（２０）にて、押入する。

なお、かかる円弧状押圧板（１９）は、ステンレス製の
半球状の押圧部（２１）と本円弧状押圧板（１９）を作
業員が手で持つ部位たる把持部（２２）とからなる。

また、平板状押圧板（２０）も、同様にステンレス製で
円板状の押圧部（２３）と本平板状押圧板（２０）を作
業員が手で持つ部位たる把持部（２４）とからなる。

そして、両押圧板（１９）　（２０）の押圧部（２１）
（２３）には、第４図ないし第６図に示す如く、空気抜
きたる孔（２５）が穿設されている。

かかる工程が済むと、再びバケット（２）は１ピツチず
つ間欠的に進み、シール装置（７）の手前側壁に主要自
動供給装置（３９）により、適量ずつ各バケット（２）
の容器（１０１）のお好み焼材料の表面上に振り掛ける
。

主要自動供給装置（３９）は、第８図に示す如く、容体
（４０）内に収容された主要を撹拌棒（４１）でモータ
等にて攪拌し、容体（４０）の底面の右半分に穿設され
た落下孔（４２）より適量ずつ落下させるように形成さ
れている。

次に、バケソＩ−（２）がシール盤（２８）の直下に達
すると、シール盤（２８）が下降し、シール盤（２８）
のヒータにより加熱して容器（１０１）のっぽ部（１０
３）に蓋材（２６）を溶着する。この時に、シール盤（
２８）の中央に設けられた凸部にて蓋材（２６）の上か
らお好み焼材料を押圧して、容器（１０１）内に存する
空気及びお好み焼材料中に存する空気を排除する。

シール盤（２８）により蓋材（２６）が容器（１０１）
のっぽ部（１０３）に溶着されると、バケット（２）は
更に進み、トリミング盤（２９）の側に移動する。そし
て、容器（１０１）がトリミング盤（２９）の直下に達
すると、トリミングＩＩ　（２９）が下降し、該トリミ
ング盤（２９）の刃により蓋材（２６）が切断され、蓋
材（２６）のうち容器（１０１＞に残った部分以外の不
要な部分のみが、巻き取りロール（３１）へ巻き取られ
る。

かかる工程ののち、バケット（２）が更に進むと、排出
つき出しシリンダ（３３）にてお好み焼材料が充填され
た容器（１０１）は、排出ガイド板（３４）の上に押し
出され、搬送コンベヤ（３５）の上に載る。

次に、搬送コンベヤ（３５）によりかかる容器（１０１
）に充填されたお好み焼は、ネットコンベヤ方式の超急
速冷凍装置に搬入され、約３０分ないし６０分間急速冷
凍し、冷凍加工した後超急速冷凍装置より取り出し、直
ちに袋詰装置に送り、ポリエチレン袋等の気密袋内に入
れるとともに、該気密袋の口縁部をシールする。

本発明は、上記実施例に限定されることなく種々変更す
ることができる。例えば蓋材（２６）あるいは容器（１
０１）に接着剤層を設け、シール盤（２８）にて押圧す
るだけで蓋材（２６）と容器（１０１）と接着し得るよ
うになし、溶着しなくてもよいようにしてもよい。

本発明は、上記のように構成されたために、人手を殆ど
かけずに、能率よく、しかも各製品において製品ムラが
無く、均質に冷凍用お好み焼を製造することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例たるお好み焼の製造方法を利
用したお好み焼の製造装置の概略的正面図で、第２図は
その側面図であり、第３図はお好み焼材料の充填状況を
説明する説明図、第４図ないし第６図は、お好み焼材料
を押圧する方法を説明する説明図、第７図はバケットコ
ンベヤの終端付近を示す概略的正面図、第８図は主要自
動供給装置の概略的斜視図である。 （１）−機台、（２）・−・バケット、（３）−パケッ
トコンベヤ、（４）−・容器自動供給装置、（５）・−
お好み焼材料充填装置、（６）・−押圧部位、（７）　
−シール装置、（８）・−チェノ、（９）　−緊張装置
、（１０）・−ハンドル、（１１）　−容器自動供給部
、（１２）　−真空吸引部、（１３）−ブロア、（１４
）　−吸込口、（１５）　−可撓管、（１６）−・・吸
引弁、（１７）　−・ホッパ部、（１８）・・・ノズル
部、（１９）−円弧状押圧板、（２０）　−平板状押圧
板、（２１）（２３）・−・押圧部、（２２）　（２４
）−・−把持部、（２５）・一孔、（２６＞−蓋材、（
２７）−蓋材供給装置、（２８）−・−シール盤、（２
９）　−−−）リミング盤、（３０）−蓋材サポート、
（３１）−・１をき取りロール、（３２）・−ガイドロ
ーラ、（３３）　−排出つき出しシリンダ、（３４）−
・−排出ガイド板、（３５）・−・搬送コンベヤ、（３
６）　−アンカーボルト、（３７）　−バケットエレベ
ータ、（３８）・・・電気制御盤、（３９）　−主要自
動供給装置、（４０）−・・容体、（４１）・−撹拌棒
、（４２）　−落下孔、（１０１）・−容器、（１０２
）−・収容部、（１０３）・一つば部、（１０４）　−
関口部、（１０５）　−フィルム蓋。 第２Ｍ ７７ 第３図 第４図　８ Ｉ５図　第６図 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パケットが無端環状に連結されてなるパケットコンベヤ
   で、お好み焼材料を収容する容器を移送する工程と、該
   バケットコンベヤに沿って該コンベヤの進行方向に沿っ
   て設けられた容器供給装置にて前記パケットに容器を供
   給する工程と、お好み焼材料を充填する充填装置にてパ
   ケット上の容器にお好み焼材料を充填する工程と、円弧
   状押圧板及び（又は）平板状の押圧板で、容器に入った
   お好み焼材料を、特に容器の周縁側に至るに従って容器
   内に低く入り且つ中央部が丸く盛り上がった状態となし
   、さらに前工程において中央が丸く盛り上がった状態に
   なしたお好み焼材料を、次に略々密に且つ平坦にする工
   程と、シール装置にてお好み焼材料が入った容器に蓋材
   をシールする工程とからなることを特徴とする冷凍用お
   好み焼の製造方法。