JPS6049509B2 - 排尿・排便処理具 - Google Patents

排尿・排便処理具

Info

Publication number
JPS6049509B2
JPS6049509B2 JP56028686A JP2868681A JPS6049509B2 JP S6049509 B2 JPS6049509 B2 JP S6049509B2 JP 56028686 A JP56028686 A JP 56028686A JP 2868681 A JP2868681 A JP 2868681A JP S6049509 B2 JPS6049509 B2 JP S6049509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urine
bag
diaper
urination
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56028686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57143502A (en
Inventor
誠郎 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honshu Paper Co Ltd filed Critical Honshu Paper Co Ltd
Priority to JP56028686A priority Critical patent/JPS6049509B2/ja
Publication of JPS57143502A publication Critical patent/JPS57143502A/ja
Publication of JPS6049509B2 publication Critical patent/JPS6049509B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排尿・排便処理具に関し、さらに詳しくは利用
者が移動せすにその場で快適に排尿・排便することので
きるものに関する。
健康な成人の1日の排尿回数は、暖い季節(4〜9月)
に於ては、男性で4〜5回、女性5〜6回と言われ、寒
い季節(10〜3月)には、男女共1〜2回、回数がふ
えると言う。
一方、排便回数は、健康状態なら1日1回が正常な回数
である。老人の場合は、1回の排尿量が成人に比し少い
反面、排尿回数は多くなる傾向(2〜3回増)が見られ
るが、排便の方は便秘に罹り易く、1日1回の便通はな
かなか望めない。赤ちやんの場合は、月令によつても異
なるが、新生児(1〜2ケ月)のおむつ交換頻度は1日
12回(病院等の標準交換回数)、3ケ月以降は月令が
ふえるに従つて減少するが10〜7回が通常であり、排
便回数は、3ケ月迄は不定、3ケ月以降は、下痢をしな
ければ1日1回が普通である。
斯様に、排便と排尿は、回数に於て著しい差があるにも
拘らず、おむつは、大便と尿の区別なく、全く同一のも
のが使用されており、排便・排尿の排泄態様の違いや排
出物の違いに対応したものが無いのが実状である。然る
に、下腹部から尻迄、腰全体を覆う現在のおむつは、排
便・排尿の夫々に対して最適な処理方法とは云えず、又
、費用負担も軽からず、大便、尿共、排泄されたものを
単に受け止めるのみで、排泄後は、膚は大便や尿により
汚れ、特に大便と尿が同時に排泄された場合は、特に汚
れがひどく、おむつ使用本人の不快感は勿論、皮膚に与
える影響も好ましくなく、又、看護者にとつても、おむ
つ交換は心理的な忌避惑を抱かせる素となつている。
すなわち、おむつは、本来、排尿・便を受け止めるため
に出現し、排尿・便による衣服・夜具等の汚れを防ぐ事
を目的としており、従つて、排尿・便に対する作用効果
は、排泄された1便や尿を物理的に受け止め、又は吸収
するだけのものであり、排泄された便と尿を別々に処理
したり、膚への接触を防ぐという機能は持つていない。
従つて、排尿後、おむつを交換することなく長・時間放
置すれば、尿がアンモニア分解によりアンモニアを発生
してアンモニア皮膚炎を誘発したり、寝た切り老人の尊
瘉を悪化させる原因となり、特に、便と尿とが同時に排
泄された場合の弊害は顕著である。
本発明は叙上問題点を解消したものであり、排泄頻度の
高い尿と、低い便とを夫々専用の排尿袋およびおむつで
処理できるようにしたことを特徴とする。
以下図面に基ついて本発明の実施の一例を詳細に説明す
る。
排尿・排便処理具Aは、排尿袋1とおむつ10とサポー
ター20とで構成する。
排尿袋1は、略倒台形状の合成樹脂フィルム製袋2内に
筒状の吸収体3を略V字状にその折曲部3aを下側とし
て収容する、と共に吸収体で囲む略V字状の空間室aを
形成し、且つ該空間室a上部に対応する袋正面部に開口
4を設け、開口4周縁に遮蔽枠5を沿着して成形する。
さらに排尿袋は開口4と相対する空間室a内における袋
面に浸透体6を沿接設ける。袋2は非透水性で且つ柔軟
性を有する合成樹脂フィルム製で、この袋2は、袋内に
吸収体3を収容し且つ略■字状空間室aを形成可能な所
定の形態、すなわち下部が巾狭まくて上部が巾広い略倒
台形状に成形する。
具体的には下部は装着時、股間に位置するので、フイツ
ト性を良くし且つ異物感を除去するために、巾は25=
〜4−が適当であり、上部は、吸収体3の両先端を左右
に開かせて空間室aを確保する必要から、80Tm1n
〜120順の巾が適当である。
(いずれも吸収体装填時の寸法)長さは、尿を吸収する
ために必要な吸収体3を袋2内に格納するスペース、男
性局部挿入時及び女性局部に当てがう時に、適当な空間
室容積を造る必要性、及び装着適性の諸点から、100
wL〜200?が適当である。
斯る寸法は乳幼児から老人迄を包含し且つ男女の差異を
含めたをのて、年代および性別に対応して選択される。
袋2の略■字状空間室aは、特に男性局部が開口4を通
じて室内に挿入可能な容積に形成し、且つ開口4から所
要の奥行を持つよう形成する。
袋2の開口4は性別により、開口位置と大きさに差を設
ける。具体的に男性用では、吸収体で囲まれた略V字状
空間室aに男性局部を挿入し易いように、開口上辺が袋
表面中央の最上端に接するか又は上部から3CymJf
L下方迄の間に位置するように設けるのが望ましく、形
状は丸型、楕円型、多角形のいずれでも良く、大きさは
、内径2h〜45順が適当である。又、女性用では、開
口上辺が袋表面中央の中心から上方4h〜6−に位置す
るよう設けるのが望ましく、形状は、縦長の楕円形、長
方形のいずれでも良く、大きさは、巾が25瓢〜40?
、長さは4−〜8『が適当である。略v字状の吸収体3
はバルブ、薄葉紙、綿、親水性繊維から成る不織布の単
体或いはこれらの複合体とし、且つスターチ、アクリル
系、PVA等の高分子からなる高吸収性能ポリマーを含
有せしめる等して形成する。
この吸収体3の形態は、尿を吸収し袋外に洩出せしめな
いために必要な吸収機の量的な問題と、■字型の最適角
度、ペニス挿入に必要な奥行寸法等により決定され、具
体的には、バルブ又は綿に高吸収性能ポリマーを加えて
棒状にして薄葉紙又は不織布で巻き、成形するか、或い
は表面にクレーブ加工を施した薄葉紙又は親水性繊維か
ら成る不織布を、単体又は数枚重合し、高吸収性能ポリ
マーを加えて棒状に巻き成形し、棒中央より折曲げて略
V字状に成形する。又、折曲げ角度は男性用が200〜
40形、女性用が100〜30度の範囲に設定するのが
適当であり、径は157〜4『、長さは袋2内の上縁部
を除く右縁部から下縁部そして左縁部にかけてこれら全
域を占め得る大きさにし、略V字状空間室aを囲み得る
ようにする。遮蔽枠5は柔軟性を有するウレタン、発泡
スチロール、等の疎水性の合成樹脂、又は厚板紙、厚地
の不織布等の親水性のもので形成し、開口4を縁取るよ
うに突出状に設ける。
これにより、開口4口縁が補強され、且つ男性局部の挿
入或いは女性局部への装着を視覚、触覚により確認し易
い。浸透体6は吸水性に富む部材、たとえば薄葉紙か親
水性繊維から成る不織布でシート状に成形し、開口4と
相対する袋内全面に沿接すると共に吸収体3下に潜り込
ませる。これにより浸透体6は吸収体3に張り渡された
状態を呈して、袋内面への密接状態が良好となり、空間
室aスペースは減少されず且つ尿の吸収体3への迅速な
毛管移動が約束される。又、浸透体6は吸収体3の一部
で同一体に成形してもよく、この場合、浸透体を別成型
する手間が省かれ有用である。おむつ10は吸水性に富
む周知の布おむつ或いは裏側に防洩材(主としてポリエ
チレンフイルム)を用いている使い捨ておむつであり、
臀部のみ又は図面に示す様に排尿袋1を含めた局部をも
覆い得る形態に成形する。
サポーター20の腰ベルト21は、皮膚に強い刺激を与
えす且つ保形性を失なわぬ程度の柔軟性を有し、両先端
にはベルト閉じ用のベルクロフアスナー25,25を備
えると共に腹側相当個所にベルクロフアスナー26,2
6を設ける。
この腰ベルト21の腰側両脇には二本の締付バンド22
,22基端を逆ハ字状に縫着する。左右の締付バンド2
2,22は、臀部側間に臀部抑え23を縫着して張設す
ると共に局部側間に局部抑え24を取り付ける。
又、両締付バンド22は復部側の一部を長さ調整且つ伸
縮自在な調整部22aとし、且つバンド先端にはベルク
ロフアスナー27を設けて、腰ベルト21におけるベル
クロフアスナー26に掛止自在にする。臀部抑え23は
通気性に優れるメッシュその他の素地で、臀部を覆い得
る大きさに形成する。
局部抑え24は幾分の柔軟性を持つ半硬質性部材て下部
よりも上部が巾広い倒台形状(装着状態)に成形し、左
右側縁近くには上記締付バンド22が貫通する孔28,
28を夫々開口し、バンド22,22に沿い移動調整自
在にする。これにより局部抑え24は、排尿袋1を局部
に適確に位置させて且つ密着せしめ得る。次に本発明の
装着状態について説明すると、先ず排尿袋1の開口4に
局部を当てがう。
男性の場合は、開口に局部を挿入し、女性の場合は、局
部特に尿道口が開口の中央に位置するように当てがつた
後、おむつ10を通常の方法で排尿袋1上から臀部にか
けて当てがう。尚、おむつ10は便に備えて、裏側に防
洩材を使用しているたとえば使い捨ておむつを選択する
のが望ましい。斯くしたる後、おむつ上からサポーター
20で装着して、臀部抑え23によりおむつ10を臀部
に当てがい保持すると共に局部抑え24にて排尿袋1を
局部に密着状に固定する。したがつて、尿は排尿袋1に
吸収され、そして便はおむつ10に受け止められて、夫
々別々に処理された。又、上記実施例において、尿の大
部分、具体的には85%以上を排尿袋1で吸収して、残
る15%以下をおむつ10で吸収処理するようにしても
良く、この場合排尿袋の構造および使用方法も簡便化さ
れ費用負担も軽減され、またおむつに吸収される量は微
量で不快感を憶える程ではなく、排尿後に排尿袋1のみ
交換すれは良く、おむつ10は継続使用できる。
上記実施例1こより、排尿袋1は、袋が倒台形状を呈し
て股間に装着し易く且つ異物感もやわらげられ、使い心
地に優れるものである。
さらに吸収体を筒状にして■字状に折曲げて成形したこ
とにより、吸収体は袋内に在つて、常に折曲け部を支点
として左右に広がり戻ろうと反撥し、そして斯る復元力
が、折曲げたことによる要素と、折曲げられたものが筒
状であることの要素との相乗力により極めて強力である
ため、袋内には吸収体で囲む略■字状空間室を形成保持
でき、同空間室に男性局部を挿入安定せしめ得て、外部
への洩出なく安心して排尿処理することができる。
さらに又、女性が利用する場合では、尿が空間室を過ぎ
て後に袋内面に衝突し、同内面を伝つて吸収体に吸収さ
れ易い、一方同内面で撥ね返える一部尿は吸収体の径方
向の曲面に衝突し吸収されるため、局部への撥ね返りや
袋外への洩出が生ぜず実用的である。
又、吸収体は、高吸収性能ポリマーが尿を吸収して膨潤
し、寒天状となつても水分を吐き出さぬため、使用中、
使用後も尿の袋からの洩出がなく、安心して使え、事後
の取扱いも簡便であつた。
そして、浸透体は、利用者が抑向けに寝ている場に、排
泄された尿を受止めて、素早く吸収体に毛管移行せしめ
るため、尿の局部への戻りがなく、不快感を抱かせず、
袋外への洩出危惧も生じなく、男性および特に女性用に
好適である。
本発明は以上のように、排泄頻度が高い尿と低い便とを
夫々専用の排尿袋およびおむつで処理することができ、
しかも尿を局部に触れさせずに吸収処理できて、従来の
ように尿を吸収してやわらかくなつた便が臀部に付着す
る不快感や、おむつからはみ出して衣服や夜具を汚すこ
とが解消された。それにより排尿時には排尿袋のみを、
排便時にはおむつを夫々交換して、常に快適に利用でき
る有用性がある。そして、サポーターが、臀部抑えで便
専用のおむつを臀部に所定ホールドすると共に局部抑え
にて尿専用の排尿袋を局部に当てがい密着状に定せしめ
るため、尿や便の洩れがなく、衣服や夜具を汚す心配も
ない。
さらに、人体に対しての被覆部分が両抑えだけに限定さ
れて、通気性に富み、ムレがなく、皮膚衛生上極めて有
効である。
さらに又、二本の締付バンドを掛外し操作するだけで、
.おむつおよび排尿後を迅速且つ容易に交換できるもの
であり、その取扱いが簡便である効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明処理具の一実施例を示す縦断側面図。 第2図は分解斜視図、第3図はおむつの縮小正面図。第
4図は排尿袋の拡大正面図。第5図はサポーターの展開
図である。図中1は排尿袋、2は袋、3は吸収体、4は
開口、10はおむつ、20はサポーター、21は腰ベル
ト、22は締付バンド、23は臀部抑え、24は局部抑
えを夫々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂フィルム製袋内に吸収体を収容すると共に
    、袋正面部に開口を設けた排尿袋と、吸水性に富むおむ
    つと、腰ベルトに、同ベルトの腰側両脇から股間を通り
    腹側に着脱自在に達する二本の締付バンドを設け、該両
    バンドの臀部側間に上記おむつの臀部抑えを張設すると
    共に局部側間に上記排尿袋の局部抑えをバンドに沿い移
    動自在に取付けたサポーターとからなる排尿・排便処理
    具。
JP56028686A 1981-02-28 1981-02-28 排尿・排便処理具 Expired JPS6049509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56028686A JPS6049509B2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28 排尿・排便処理具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56028686A JPS6049509B2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28 排尿・排便処理具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143502A JPS57143502A (en) 1982-09-04
JPS6049509B2 true JPS6049509B2 (ja) 1985-11-02

Family

ID=12255364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56028686A Expired JPS6049509B2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28 排尿・排便処理具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6049509B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564806U (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 第一電子工業株式会社 光モジュール

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3478569B2 (ja) * 1993-10-13 2003-12-15 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て吸収性パッド
AU685833B2 (en) * 1993-10-15 1998-01-29 Uni-Charm Corporation Disposable absorbent pad

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564806U (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 第一電子工業株式会社 光モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57143502A (en) 1982-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200179156A1 (en) Urinary incontinence device
US5074853A (en) Male incontinence diaper
US5876395A (en) Adjustable athletic support garment and incontinence pad holder
US4338939A (en) Incontinence pants
US5370632A (en) Diaper with integral overflow reservoir
KR100221391B1 (ko) 흡수 가멘트용 고정식 벨트
US6635038B2 (en) Disposable incontinence device
KR100457292B1 (ko) 남성 착용자용 일회용 흡수 기구
US7066920B1 (en) Urine absorbent pouch for male incontinence
US4573987A (en) Reusable multi-layered diaper with wicking action
US4813950A (en) Sanitary menses panty
US5707364A (en) Tailored and protective undergarments
US6423047B1 (en) Diapers
US20060058767A1 (en) Diapers with improved leak prevention
JPS6244485B2 (ja)
US20110077610A1 (en) Male incontinence absorbent pouch
US20170165100A1 (en) Urinary Absorbent and Retention Pouch for Male Incontinence
US5462539A (en) Hygiene (incontinence) pad for catheter users
EP2858617B1 (en) Men's briefs with separate space for penis comprising removable incontinence absorbent receptacle
US20060058768A1 (en) Diapers with improved leak prevention
US20150164706A1 (en) Anti-irritant disposable diaper
US3225765A (en) Menstrual pad and holder
US5921976A (en) Protective undergarment for incontinence
US3916901A (en) Adult undergarment
US3550590A (en) Surgical bandage